JP2000216594A - 基板搬送方法及び装置 - Google Patents

基板搬送方法及び装置

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JP2000216594A
JP2000216594A JP11016878A JP1687899A JP2000216594A JP 2000216594 A JP2000216594 A JP 2000216594A JP 11016878 A JP11016878 A JP 11016878A JP 1687899 A JP1687899 A JP 1687899A JP 2000216594 A JP2000216594 A JP 2000216594A
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昌弘 谷口
Wataru Hirai
弥 平井
Kimihito Kuwabara
公仁 桑原
Koichi Nagai
耕一 永井
Masaru Nonomura
勝 野々村
Toshihiro Abe
俊宏 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板処理装置の入口・出口付近での基板の搬
送速度を、基板処理装置の搬送速度に強制的に同期させ
ることによって、搬入間隔を保つための乗り継ぎ部が不
要となると共に、所定の処理時間を確保して搬出するこ
とのできる基板搬送方法及び装置を提供する。 【解決手段】 搬入コンベヤ1上にある基板5を装置内
コンベヤ4上に乗り継がせつつ移送する際には、基板処
理装置2の入口近傍に設けた速度同期手段8により、基
板5の移送速度を搬入コンベヤ1より遅い装置内コンベ
ヤ4の搬送速度に強制的に同期させる一方、装置内コン
ベヤ4上にある基板5を搬出コンベヤ3上に乗り継がせ
つつ移送する際には、基板処理装置2の出口近傍に設け
た速度同期手段8により、基板5の移送速度を搬出コン
ベヤ3より遅い装置内コンベヤ4の搬送速度に強制的に
同期させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント回
路基板に電子部品を半田リフローによって固定するリフ
ロー装置等の基板処理装置における基板搬送方法および
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント回路基板に電子部品を半田リフ
ローによって固定するリフロー装置における基板搬送方
法としては、チェーンベルトで構成されるリフロー装置
内のコンベヤに搬入・搬出される搬入コンベヤないし搬
出コンベヤをタイミング制御して基板をリフロー装置内
に搬入ないしリフロー装置から搬出する方法がある。そ
の1つは、基板をリフロー装置へ搬入ないしリフロー装
置から搬出する基板搬入・搬出速度を、リフロー装置で
の所定の基板搬送速度に合わせた状態で、リフロー装置
から搬入コンベヤに受け入れ許可信号を所定の間隔で出
し、その信号に基いて3つの各コンベヤを制御する基板
搬送方法である。もう1つは、シリンダー等で構成され
たストッパー等の速度同期手段で一旦、搬入コンベヤか
らリフロー装置へ乗り継がせつつ移送される基板をリフ
ロー装置の入口近傍に停止させる方法である。
【0003】この従来の基板搬送方法を具現化した基板
搬送装置を図4に示す。
【0004】この装置は、搬入コンベヤ1とリフロー装
置2と搬出コンベヤ3とから構成される。4は装置内コ
ンベヤである。搬入コンベヤ1と装置内コンベヤ4と搬
出コンベヤ3はそれぞれ異なる搬送速度で駆動されるチ
ェーンベルトから構成される。
【0005】搬入コンベヤ1とリフロー装置2との間に
は乗り継ぎ部21が、リフロー装置2と搬出コンベヤ3
との間には乗り継ぎ部22が設けられている。搬入コン
ベヤ1は基板5を取り込んで、リフロー装置2へ搬入す
る。リフロー装置2に乗り継ぎ部21を経て移送されて
きた基板5は、半田リフローすることによって電子部品
が固定される。そして電子部品が固定された基板5は、
乗り継ぎ部22を経て搬出コンベヤ3へ移送される。
【0006】搬入コンベヤ1は、リフロー装置2から受
け入れ許可信号を受けると、基板5をリフロー装置2へ
搬入する。搬入コンベヤ1のチェーンベルトの速度は、
乗り継ぎ部21で基板5が引っかかってスムーズな乗り
継ぎがされないことを想定して、リフロー装置2におけ
る装置内コンベヤ4の搬送速度より速く設定してある。
逆に基板5がスムーズにリフロー装置2へ乗り継いだ場
合には、設定されている所定の時間間隔より短くリフロ
ー装置2に基板5が搬入されることになるので、リフロ
ー装置2の入口近傍に基板ストッパー23を設置してい
る。
【0007】リフロー装置2に搬入されてきた基板5
は、基板ストッパー23で確実に所定の時間間隔を置い
て加熱部6へ搬送される。所定の加熱工程を終えた基板
5は、冷却部7を通過する間冷却される。
【0008】搬出コンベヤ3のチェーンベルトの速度
は、乗り継ぎ部22で基板5が引っかかってスムーズな
乗り継ぎがされないことを想定して、リフロー装置2に
おける装置内コンベヤ4の搬送速度より速く設定してあ
る。逆に基板5がスムーズに搬出コンベヤ3へ乗り継い
だ場合には、設定されている所定の時間間隔より短く搬
出コンベヤ3に基板5が搬出されて引張り出されること
が起こる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリフロー装
置における基板搬送方法及び装置では、リフロー装置2
への基板5の搬入間隔を保持するために、リフロー装置
2の入口近傍に設けた基板ストッパー23で基板5を1
枚分停止させておくスペースが必要である。例えば、基
板5の長さが330mmまで対応する場合には、スペー
スも330mmまで確保する必要があり、その分装置が
大型化してしまうという問題がある。
【0010】またリフロー装置2の出口では、基板5の
搬送方向の前方部分は、リフロー装置2の冷却部7で所
定の時間冷却されるが、搬出コンベヤ3に基板5が半分
程度乗り移った時点で、基板5が高速の搬出コンベヤ3
に引き出されるため、リフロー装置2の冷却部7での所
定の冷却時間が確保できないという問題がある。
【0011】そこで本発明は上記のような問題点を解決
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1発明の基板搬送
方法は上記目的を達成するため、基板を基板処理装置へ
搬入する搬入コンベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速
度の装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処
理を施す基板処理装置とにおける基板搬送方法におい
て、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上に乗
り継がせつつ移送する際に、基板処理装置の入口近傍に
設けた速度同期手段により、基板の移送速度を装置内コ
ンベヤの搬送速度に強制的に同期させることを特徴とす
る。
【0013】この第1発明によれば、基板処理装置の入
口近傍に設けた速度同期手段によって、搬入コンベヤか
ら基板処理装置に乗り継ぐ基板の移送速度を基板処理装
置における装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期さ
せるので、所定の搬入間隔をおいて基板処理装置に基板
を搬入することができ、従来のように基板を停止させる
ための停止部が不要となって、装置のコンパクト化を可
能にすることができる。
【0014】本願第2発明の基板搬送方法は上記目的を
達成するため、装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板
に所定の処理を施す基板処理装置と、処理された基板を
基板処理装置から装置内コンベヤより速い搬送速度で基
板を搬出する搬出コンベヤとにおける基板搬送方法にお
いて、装置内コンベヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に
乗り継がせつつ移送する際に、基板処理装置の出口近傍
に設けた速度同期手段により、基板の移送速度を装置内
コンベヤの搬送速度に強制的に同期させることを特徴と
する。
【0015】この第2発明によれば、基板処理装置の出
口近傍に設けられた速度同期手段によって、基板処理装
置から搬出コンベヤに乗り継ぐ基板の移送速度を基板処
理装置における装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同
期させるので、所定の搬出間隔をおいて基板処理装置か
ら基板を搬出することができ、基板処理装置における所
定の処理時間、例えば、リフロー装置での半田リフロー
による電子部品の固定においては、その冷却部での所定
の冷却時間を十分に確保できるようになる。
【0016】本願第3発明の基板搬送方法は上記目的を
達成するため、基板を基板処理装置へ搬入する搬入コン
ベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベ
ヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理
装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コン
ベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤと
における基板搬送方法において、搬入コンベヤ上にある
基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に
は、基板処理装置の入口近傍に設けた速度同期手段によ
り、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制
的に同期させる一方、装置内コンベヤ上にある基板を搬
出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際には、基板処
理装置の出口近傍に設けた速度同期手段により、基板の
移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期さ
せることを特徴とする。
【0017】本願第4発明の基板搬送装置は上記目的を
達成するため、基板を基板処理装置へ搬入する搬入コン
ベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベ
ヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理
装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コン
ベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤと
からなる基板搬送装置において、基板処理装置の入口近
傍には、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上
に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置
内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる速度同期手
段を設け、基板処理装置の出口近傍には、装置内コンベ
ヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送
する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度
に強制的に同期させる速度同期手段を設けたことを特徴
とする。
【0018】上記第3発明によれば、第1発明と第2発
明の基板搬送方法を併せた作用を奏することができ、第
4発明によってその作用を具現化することができる。
【0019】上記第1〜第4発明の方法および装置にお
いて、速度同期手段を、装置内コンベヤによって駆動さ
れ装置内コンベヤと同一の速度で回転する回転体とし、
装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟むものと構
成とすると好適であり、回転体の駆動源を装置内コンベ
ヤの直線運動から採ることによって、基板の搬入・搬出
の際の移送速度を基板処理装置を駆動する装置内コンベ
ヤの搬送速度に容易に同期させることができ、搬送速度
の変更にも簡単に追随することができる。また、装置内
コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む回転体が、従来
例で示した基板へのストッパーの役割を果たし、所定の
基板搬送間隔を保持することができる。
【0020】尚、回転体の回転軸を圧縮バネ等を用いて
上下動自由にすることも可能になり、そうすることによ
って、回転体をさまざまな基板の厚みに柔軟に対応する
ようにすることもできる。
【0021】更に上記速度同期手段において、回転体の
周縁に弾性ゴム体を取付けるように構成することによっ
て、回転体によって基板を挟み易くすると共に、一旦挟
み込んだ基板が空滑りするのを防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の基板搬送装置の一
実施形態について、図1から図3を参照しながら説明す
る。
【0023】この装置の全体構成は図4に示した従来例
と同様であるので、図1に表れない構成部分は図4を併
せて参照する。本実施形態では基板処理装置であるプリ
ント回路基板に電子部品を固定するリフロー装置2と、
その出入口近傍にそれぞれ設けられる速度同期手段8を
主として説明する。
【0024】本実施形態の基板搬送装置は、搬入コンベ
ヤ1とリフロー装置2と搬出コンベヤ3とから構成さ
れ、各部が異なる搬送速度で駆動されるチェーンベルト
をそれぞれ備えている。リフロー装置2内のチェーンベ
ルトは、搬入コンベヤ1や搬出コンベヤ3より遅い速度
で駆動される装置内コンベヤ4を構成する。
【0025】搬入コンベヤ1は上流工程より搬送される
基板5を取り込んだ後、リフロー装置2へ搬入する。そ
の際、基板5は搬入コンベヤ1上から装置内コンベヤ4
上に乗り継がせつつ移送される。リフロー装置2では搬
入された基板5を、搬入コンベヤ1より遅い速度で装置
内コンベヤ4で搬送しつつ半田付けによって電子部品を
固定する。搬出コンベヤ3は電子部品が固定された基板
5を、装置内コンベヤ4上から乗り継がせつつ移送した
後、搬入コンベヤ1より速い速度で基板5を搬出する。
【0026】搬入コンベヤ1は、リフロー装置2から受
け入れ許可信号を受けると、基板5をリフロー装置2へ
送り出す。搬入コンベヤ1からリフロー装置2に搬入さ
れた基板5は、その入口近傍に設けられた速度同期手段
8によって確実に所定の時間間隔を置いて加熱部6へ搬
送される。所定の加熱工程を終えた基板5は、冷却部7
を通過する間冷却される。リフロー装置2から搬出コン
ベヤ3へ搬出される基板5は、その出口近傍に設けられ
た速度同期手段8によって冷却部7での冷却時間を確保
される。
【0027】図2及び図3は速度同期手段8と基板5及
び装置内コンベヤ4との関係を示しており、図2はその
縦断側面図、図3(a)はその横断平面図、図3(b)
はその縦断側面図、図3(c)は速度同期手段8の後面
図である。
【0028】速度同期手段8は、装置内コンベヤ4に設
けられて基板5の下面を支える支持ピン部9と、基板5
の上面を挟み込む回転体8aと、装置内コンベヤ4の直
線運動を回転運動に変換して回転体8aに伝えるスプロ
ケット8bと、回転体8aの回転軸8hの変動を上下方
向にだけ自由にする規制ブロック8cと、その上下方向
の変動を調整する圧縮バネ8d及びストッパー8eと、
スプロケット8bと回転体8aとを連結する自在ジョイ
ント8fとから構成される。スプロケット8bは管状の
スプロケット軸8jを備え、そのスプロケット軸8j
が、スプロケット8bの回転を前記自在ジョイント8f
を介して回転軸8hに伝達して回転体8aを回転させ
る。自在ジョイント8fは前記回転軸8hに遊挿された
ピン8kと球面軸受8mとからなり、前記回転軸8hが
スプロケット軸8jの軸心に対して、自由に傾動するよ
うに両者8h、8jを結合している。尚、支持ピン部9
は、装置内コンベヤ4を構成するチェーンベルトの各チ
ェーンの結合ピンを内側に延出することによって基板5
を支持するように形成したものである。
【0029】速度同期手段8は、リフロー装置2の入口
近傍と出口近傍に設けることによって、その出入口部分
でリフロー装置2と搬入コンベヤ1ないし搬出コンベヤ
3のそれぞれ両方に乗り継いでいる基板5が搬入コンベ
ヤ1や搬出コンベヤ3より遅い装置内コンベヤ4の搬送
速度に強制的に同期させるものである。
【0030】速度同期手段8をリフロー装置2の入口近
傍に設置した場合を例にとり以下、説明する。
【0031】基板5は、搬入コンベヤ1上からリフロー
装置2内の装置内コンベヤ4上へ乗り継がせつつ移送さ
れる際、装置内コンベヤ4の支持ピン部9によってその
下面から両端を支えられて搬入コンベヤ1よりリフロー
装置2へ搬入される。図示しない基板搬送モータによっ
て駆動される装置内コンベヤ4の直線運動は、スプロケ
ット8bで回転運動に変換される。スプロケット8bに
一体化されたスプロケット軸8jの回転運動は、自在ジ
ョイント8fで連結されている回転軸8hに伝達され回
転体8aを回転させる。回転体8aの周辺にはOリング
状のゴム弾性体8gが取付けられており、基板5を挟み
込み易くすると共に、一旦挟み込んだ基板5が空滑りす
ることを防止している。
【0032】回転軸8hは、固定中心点8iを中心に3
60°回転可能なため、規制ブロック8cの拘束部8n
により、その左右方向の動きが拘束され、上下方向にの
み自由になっている。そして基板5を前記支持ピン部9
と協働して回転体8aによって圧接状態で挟み込むため
に、回転軸8hを圧縮バネ8dで押し上げ、その押し上
げ量つまり上下方向の変動量はストッパー8eで調整し
ている。この上下方向の変動の調整によって、さまざま
な基板5の厚みに柔軟に対応できるようになる。
【0033】回転体8aの回転運動の駆動源は装置内コ
ンベヤ4の直線運動から採るので、搬入コンベヤ1とリ
フロー装置2の装置内コンベヤ4の両方にまたがる基板
5の移送速度を、搬入コンベヤ1のチェーンベルトでな
く装置内コンベヤ4のチェーンベルトの速度に容易に同
期させることができ、搬送速度の変更にも簡単に追随す
ることができる。また、回転体8a自体が、従来例で示
したストッパー23の役割を果たし、所定の基板間隔を
保つことができる。
【0034】そして、この速度同期手段8をリフロー装
置2の出口近傍に設ける場合には、リフロー装置2の装
置内コンベヤ4と搬出コンベヤ3の両方にまたがる基板
5の移送速度を、搬出コンベヤ3のチェーンベルトでな
く装置内コンベヤ4のチェーンベルトの速度に容易に同
期させることができるので、リフロー装置2内の冷却部
7での所定の冷却時間を確保できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
フロー装置等の基板処理装置における入口・出口付近
で、搬入コンベヤから基板処理装置へ、および基板処理
装置から搬出コンベヤへとそれぞれに乗り継ぐ基板の搬
入・搬出速度を、それらより遅い基板処理装置の搬送速
度に強制的に同期させることによって、基板処理装置の
入口では基板の搬入間隔を保つことで基板停止スペース
が不要となると共に、基板処理装置の出口ではリフロー
装置における冷却時間等のような所定時間を確保して搬
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部を示し、(a)は平
面図、(b)は縦断側面図。
【図2】同実施形態における速度同期手段を示す縦断側
面図。
【図3】同実施形態における速度同期手段を示し、
(a)は横断平面図、(b)は縦断側面図、(c)はそ
の後面図。
【図4】従来例の概略構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ 2 リフロー装置(基板処理装置) 3 搬出コンベヤ 4 装置内コンベヤ 5 基板 8 速度同期手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 公仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 永井 耕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野々村 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿部 俊宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3F027 AA04 CA02 DA14 DA16 EA01 5E313 AA11 CC07 DD12 FG06 5E319 AC01 BB01 CC36 CD35 GG11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を基板処理装置へ搬入する搬入コン
    ベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベ
    ヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理
    装置とにおける基板搬送方法において、搬入コンベヤ上
    にある基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送す
    る際に、基板処理装置の入口近傍に設けた速度同期手段
    により、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に
    強制的に同期させることを特徴とする基板搬送方法。
  2. 【請求項2】 装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板
    に所定の処理を施す基板処理装置と、処理された基板を
    基板処理装置から装置内コンベヤより速い搬送速度で基
    板を搬出する搬出コンベヤとにおける基板搬送方法にお
    いて、装置内コンベヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に
    乗り継がせつつ移送する際に、基板処理装置の出口近傍
    に設けた速度同期手段により、基板の移送速度を装置内
    コンベヤの搬送速度に強制的に同期させることを特徴と
    する基板搬送方法。
  3. 【請求項3】 基板を基板処理装置へ搬入する搬入コン
    ベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベ
    ヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理
    装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コン
    ベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤと
    における基板搬送方法において、搬入コンベヤ上にある
    基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に
    は、基板処理装置の入口近傍に設けた速度同期手段によ
    り、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制
    的に同期させる一方、装置内コンベヤ上にある基板を搬
    出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際には、基板処
    理装置の出口近傍に設けた速度同期手段により、基板の
    移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期さ
    せることを特徴とする基板搬送方法。
  4. 【請求項4】 速度同期手段は、装置内コンベヤによっ
    て駆動され装置内コンベヤと同一の速度で回転する回転
    体であって、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で
    挟むものである請求項1、2又は3記載の基板搬送方
    法。
  5. 【請求項5】 基板を基板処理装置へ搬入する搬入コン
    ベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベ
    ヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理
    装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コン
    ベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤと
    からなる基板搬送装置において、基板処理装置の入口近
    傍には、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上
    に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置
    内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる速度同期手
    段を設け、基板処理装置の出口近傍には、装置内コンベ
    ヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送
    する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度
    に強制的に同期させる速度同期手段を設けたことを特徴
    とする基板搬送装置。
  6. 【請求項6】 速度同期手段は、装置内コンベヤによっ
    て駆動され装置内コンベヤと同一の速度で回転する回転
    体であって、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で
    挟むものである請求項5記載の基板搬送装置。
  7. 【請求項7】 回転体は、その周縁に弾性ゴム体を取付
    けたものである請求項6記載の基板搬送装置。
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