JP3298238B2 - 薄板の整列投入装置 - Google Patents

薄板の整列投入装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プリント基板などの薄
板を,所定の位置に整列して次工程に送出する薄板の整
列投入装置に関する。
【0002】
【従来技術】プリント基板などの薄板を位置決めした
後,次工程に次々と送出する整列投入装置は様々の分野
で用いられている。例えば,図4に示すように,プリン
ト基板85を一定間隔で次々と投入し,プリント基板8
5の上下両面に,圧着ローラ91によって接着剤フィル
ム92を押圧し,プリント基板85の表面に接着剤層8
6を形成する接着剤貼着装置90がある。
【0003】上記装置90は,接着剤フィルム92の表
面に予めマスキングテープ81を貼着し,該マスキング
テープ81が隣接するプリント基板85の端部851,
852を覆うことにより,上記端部851,852に接
着剤が転写されないようにする。そして,次工程におい
て,接着剤フィルム92をプリント基板85から剥離す
れば,プリント基板85上には接着剤層86が形成され
る。そして,接着剤フィルム92のベースフィルム92
1とマスキングテープ81とは,プリント基板85から
分離,回収される。
【0004】上記装置90においては,マスキングテー
プ81を所定の間隔で精度良く接着剤フィルム92に貼
着すると共に,プリント基板85の位置決めを精度良く
行ない,所定の間隔で次々と整列投入する必要がある。
なお,図4において符号922は,接着剤フィルム92
の保護フィルムであり,接着剤フィルム92にマスキン
グテープ81を貼着する前に除去される。
【0005】図5は,上記装置90の具体例の正面図で
あり,符号93はプリント基板85の整列投入装置,符
号94は接着剤フィルム92をプリント基板85に圧着
するフィルムラミネート装置,符号95は接着剤層をプ
リント基板85に定着させる熱処理搬送部,符号96は
ベースフィルム921とマスキングテープ81をプリン
ト基板85から剥離するフィルム剥離装置である。
【0006】なお,図5において,プリント基板85の
整列投入装置93の入口側に配置されたローラは,プリ
ント基板85を両面から挟持,搬送し,その表面からゴ
ミなどの異物を除去する粘着ローラ97である。整列投
入装置93は,図6に示すように,プリント基板85を
所定の位置に整列させる整列部98と,プリント基板8
5を次工程に送り出す投入ローラ991と,プリント基
板85を所定のタイミングで整列部98から投入ローラ
991に移送する投入クランプ992,993とを有し
ている。
【0007】そして,上記整列部98は,プリント基板
85を前方に向かって搬送するロールコンベア981
と,該ロールコンベア981の前方に配設され,プリン
ト基板85の前端面を当接させる前端ストッパ982
と,プリント基板85を左右両端面から押圧して,プリ
ント基板85を左右の中心位置に位置合わせする一対の
押さえ板983とを有している。
【0008】整列部98は,プリント基板85をロール
コンベア981が前方に搬送して前端ストッパ982に
当接させ,プリント基板85の前端面の位置を合わせ
る。次いで,押さえ板983がプリント基板85を左右
両側から同時に押圧し,プリント基板85を中心位置に
位置合わせする。
【0009】このように前後左右の位置合わせをした,
整列状態のプリント基板85は,所定のタイミングによ
り投入クランプ992,993に挟持されて投入ローラ
991に移送される。そして,投入ローラ991に搬送
されプリント基板85は次工程に送出される。
【0010】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のプ
リント基板の整列投入装置には次のような問題がある。
第1の問題点は,押さえ板983がプリント基板85を
左右両側から同時に押圧すると図7に示すようにプリン
ト基板85に曲がりが生ずる。そして,押さえ板983
を元の位置に戻したとき,プリント基板85に曲がりが
残ってしまうことがある。
【0011】また,押さえ板983を元の位置に戻した
とき,曲がりの生じたプリント基板85が弾性復元力に
より平板状に復元運動する際,プリント基板85の中心
位置にずれが生ずることがある。即ち,押さえ板983
によりプリント基板85を中心位置に合わせるが,押さ
え板983を復元させる際に中心からずれを生ずるとい
うことである。
【0012】第2の問題点は,整列部98において位置
合わせ,整列したプリント基板85を,投入ローラ99
1に載置し次工程に搬送する際に,若干の位置ずれを生
ずることである。即ち,投入ローラ991でロール搬送
し,次工程に投入する際,プリント基板85が前後方向
や左右方向に若干のずれを生じ易いという問題である。
【0013】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みて,
薄板に曲がりなどが生じないように薄板を整列すると共
に,整列した薄板に再び位置ずれが生じないように,精
度良く次工程に投入することのできる薄板の整列投入装
置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題の解決手段】本発明は,後方より搬入された薄板
の前端面及び左右端面を所定の位置に置く整列部と,整
列された上記薄板を次工程に送り出す投入部とを有する
薄板の整列投入装置であって,上記整列部は,薄板を前
方に搬送するロールコンベアと,該ロールコンベアの前
方に配設され,薄板の前端面を当接させ位置決めする前
端ストッパと,該前端ストッパの後方の側部に設けら
れ,薄板の右端面又は左端面のいずれか一方を押圧して
側方に移動させる幅寄せ板と,該幅寄せ板を左右に横行
運動させるアクチュエータとを有しており,一方,上記
投入部は,整列された薄板の左右両端部を上下から挟持
して次工程に送り出すクランプ装置と,整列された薄板
を静止状態に待機させるストッカとを有し,また,上記
クランプ装置は,薄板を整列部からストッカに移送する
第1クランプ装置と,薄板をストッカから次工程に送り
出す第2クランプ装置とを有することを特徴とする整列
投入装置にある。
【0015】本発明において最も注目すべきことの第1
点は,整列部は,ロールコンベアと,薄板の前端面を位
置決めする前端ストッパと,該前端ストッパの後方の側
部に設けた幅寄せ板と,該幅寄せ板を横行運動させるア
クチュエータとを有しており,上記幅寄せ板は,薄板の
一方の端面のみを押圧するように構成してあることであ
る。
【0016】そして,最も注目すべきことの第2点は,
投入部は,クランプ装置を有しており,該クランプ装置
は整列された薄板の左右両端部を上下から挟持して次工
程に送るよう構成してあることである。
【0017】なお,投入部は位置検出センサと接続し,
クランプ装置は位置検出センサと同期を取って所与のタ
イミングで作動するようにすることが好ましい。位置検
出センサには各種のものがあるが,例えば,先行する薄
板の位置を検知して先行する薄板と後続の薄板との間隔
を正確に合わせることができる。
【0018】また,薄板を次工程で他の部材と合体させ
るような場合には,位置検出センサにより合体させる他
の部材の位置を検知して,両者が合体できるようにタイ
ミングを合わせて次工程へ薄板を投入することができ
る。
【0019】また,投入部は,薄板を静止状態に待機さ
せるストッカを有し,クランプ装置には,薄板を整列部
からストッカに移送する第1クランプと,薄板をストッ
カから次工程に送り出す第2クランプとを有するそう
すれば,薄板を一旦ストッカに静止して待機させること
ができるから,待機時間中に薄板がローラにより運動し
位置ずれを生ずるようなことがなくなる
【0020】即ち,従来装置では,薄板はロールコンベ
ア上に載置して待機するが,ロールコンベアは常に回転
運動を行っているから,何らかの原因により薄板の位置
変化を生じ易い。しかしながら上記のように構成すれ
ば,整列された薄板は,直ちにストッカに移送して静止
状態で待機させることができるから,待機中の位置ずれ
は生じない。
【0021】
【作用及び効果】整列部におけるロールコンベアは,薄
板を前方に向かって搬送し,薄板を前端ストッパに当接
させる。即ち,薄板はその前端面を前端ストッパに当接
させ,結果として前後方向の位置決めを行うことができ
る。
【0022】そして,上記薄板の搬送中又は薄板が前端
ストッパに当接した後,幅寄せ板はアクチュエータに駆
動されて側部から中央部に向かって運動し,薄板を中央
方向に向かって押圧し,薄板の左右方向の位置決めを行
う。なお,幅寄せ板は,薄板を所定の位置まで押圧した
後は,アクチュエータに駆動されて側方の原位置に復帰
する。
【0023】上記のように,幅寄せ板は薄板を一方から
押圧するのみであり,薄板を両側から曲げるようには作
動しない。それ故,従来の整列投入装置のように薄板に
曲がりが生じたり,曲げの復元力により位置ずれが生ず
ることもない。
【0024】一方,投入部のクランプ装置は,薄板の両
側部を上下からしっかり挟持して薄板を移動させるか
ら,ローラに載置して移送する場合のように移動に伴う
位置ずれが生じない。上記のように,本発明によれば,
薄板に曲がりが生じないように薄板を整列すると共に,
整列した薄板に位置ずれが生じないように精度良く次工
程に投入することのできる薄板の整列投入装置を提供す
ることができる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例にかかるプリント基板の整列
投入装置について図1〜図3を用いて説明する。本例
は,図4に示したプリント基板85の表面に接着剤層8
6を形成する接着剤貼着装置90に用いる整列投入装置
である。本例は,図1,図2に示すように,後方より搬
入された薄板としてのプリント基板85の前端面853
及び左右端面854,855を所定の位置に置く整列部
20と,整列された薄板のプリント基板85を次工程に
送り出す投入部30とを有する整列投入装置10であ
る。
【0026】整列部20は,薄板のプリント基板85を
前方に搬送するロールコンベア21と,ロールコンベア
21の前方に配設され,プリント基板85の前端面85
3を当接させ位置決めする前端ストッパ23と,前端ス
トッパ23の後方の側部に設けられ,プリント基板85
の右端面855又は左端面854のいずれか一方を押圧
して側方に移動させる幅寄せ板25と,幅寄せ板25を
左右に横行運動させるアクチュエータとしての幅寄せシ
リンダ26とを有している。
【0027】一方,投入部30は,整列されたプリント
基板85の左右両端部を上下から挟持して次工程に送り
出すクランプ装置31,32を有している。また,投入
部30は,位置検出センサ35と接続されており,クラ
ンプ装置31,32は,位置検出センサ35と同期を取
り,所与のタイミングで作動する。
【0028】また,投入部30は,整列された薄板のプ
リント基板85を静止状態に待機させるストッカ36を
有し,クランプ装置31,32は,プリント基板85を
整列部20からストッカ36に移送する第1クランプ装
置31と,プリント基板85をストッカ36から次工程
に送り出す第2クランプ装置32とを有する。
【0029】以下それぞれについて詳説する。本例は,
図3に示す,プリント基板85の接着剤貼着装置1に用
いる整列投入装置10である。即ち,粘着ローラ97に
おいて表面からゴミなどの異物を取り除かれたプリント
基板85は,整列投入装置10において位置決め,整列
した後,次工程のフィルムラミネート装置94に所定の
タイミングで投入される。
【0030】ここで所定のタイミングとは,先行するプ
リント基板85と後続のプリント基板85の間隔が一定
となるようなタイミングである。上記フィルムラミネー
ト装置94は,図4,図5に示したようにマスキングテ
ープ81を一定の間隔で貼着した接着剤フィルム92を
プリント基板85に熱圧着する。そして,上記マスキン
グテープ81が,隣接するプリント基板85の端部間を
またがって覆うように位置せしめるものである。
【0031】そして,次工程の熱処理搬送部95は,冷
却しながら搬送し,接着剤をプリント基板85に定着せ
しめるものである。そして,最終工程のフィルム剥離装
置96において,プリント基板85からベースフィルム
921とマスキングテープ81とを剥離,除去し,定着
された接着剤はプリント基板85上に残留する(図4参
照)。
【0032】なお,フィルム剥離装置96のベースフィ
ルム921(図4)の巻取りロール961は,図3に示
すように,プリント基板85の進行方向に対して約45
°傾いた方向に配置されている。そのため,ベースフィ
ルム921は,プリント基板85の進行方向に対して傾
斜して剥離される。即ち,ベースフィルム921がプリ
ント基板85から剥離を開始する剥離の境界線は,プリ
ント基板85の前端面に約45°の角度を有する。
【0033】図1,図2に示すように,整列部20の,
ロールコンベア21は,図示しないコンベアモータに駆
動されて回転し,載置されたプリント基板85を前方に
向かって搬送する。前端ストッパ23は,ストッパシリ
ンダ24(図2)に連結されており,上下方向に駆動さ
れ,上方位置にある通常時においては,ロールコンベア
21上に載置されたプリント基板85を停止せしめる。
【0034】ストッパシリンダ24は,後述する第1ク
ランプシリンダ312と同期を取って作動するよう図示
しないコントローラと接続されている。第1クランプ装
置31は,整列部20の左右両側部に配設されており,
プリント基板85を挟持する第1クランプアーム311
と,第1クランプアーム311を前方に移動する第1ク
ランプシリンダ312と,クランプアーム311がプリ
ント基板85を挟持するよう駆動する第1挟持シリンダ
313とを有している。
【0035】また,整列部20の右側方には,幅寄せ板
25が配設されている。上記,幅寄せ板25と,第1ク
ランプ装置31とは,左右に横行運動可能なベース台2
9に取付けられており,ベース台29は,横行駆動する
幅寄せシリンダ26に連結されている。また,整列部2
0の左側部には,プリント基板85の脱落防止用の側部
ストッパ28(図1)が固定されている。
【0036】一方,投入部30は,図1,図2に示すよ
うに,4本の静止ローラからなるストッカ36と,プリ
ント基板85を挟持し移送する第2クランプ装置32
と,先行するプリント基板85の後端部を検出する位置
検出センサ35とを有している。
【0037】第2クランプ装置32は,ガイドレール3
3上に配設されており,ガイドレール33上を転動する
転動輪を有するクランプボディ34と,プリント基板8
5を挟持する第2クランプアーム321と,第2クラン
プアーム321がプリント基板85を挟持するよう駆動
する第2挟持シリンダ322とを有している。
【0038】クランプボディ34の転動輪は,図2に示
すように,ベルト342を経てクランプモータ343と
連結されており,該クランプモータ343は,位置検出
センサ35と電気的に接続されている。また,上記クラ
ンプモータ343は,前記フィルムラミネート装置94
(図3)の駆動モータに協調して駆動されている。
【0039】次に,本例の整列投入装置10の作用効果
について述べる。整列投入装置10の前方の粘着ローラ
97(図3)から送出されたプリント基板85は,ロー
ルコンベア21に載置され前方に向かって搬送される。
同時に幅寄せシリンダ26が作動してベース台29が左
方に移動し,プリント基板85は幅寄せ板25に押圧さ
れて左方の所定の位置まで移行する。
【0040】そして,プリント基板85は,前端ストッ
パ23に当接する。次いで,第1クランプ装置31の挟
持シリンダ313が作動し,左右のクランプアーム31
1が,プリント基板85を上下から挟持する。次いで,
ストッパシリンダ24(図2)が作動し,前端ストッパ
23が下降する。
【0041】そして,第1クランプシリンダ312が作
動し,クランプアーム311をストッカ36まで移動さ
せる。ストッカ36に移動した後,挟持シリンダ313
が再び作動し,クランプアーム311のプリント基板8
5の挟持状態を解除し,プリント基板85をストッカ3
6上に載置する。
【0042】次いで,第1クランプシリンダ312が作
動して,クランプアーム311が原位置に復元すると共
に,ストッパシリンダ24が作動し,前端ストッパ23
が再び通常位置まで上昇する。
【0043】一方,ストッカ36上に載置されたプリン
ト基板85は,第2挟持シリンダ322が作動し,第2
クランプアーム321にしっかりと挟持される。そし
て,位置検出センサ35が先行するプリント基板85の
後端部を検出し,検出信号を発するとクランプモータ3
43(図2)が作動する。
【0044】そして,クランプボディ34の転動輪がガ
イドレール33上を転動し,クランプボディ34を前方
に移動させる。そして,ガイドレール33の前端まで移
動したプリント基板85は,次工程の熱圧着ローラ91
(図3,図4)に挟持され,一方,第2挟持シリンダ3
22は,第2クランプアーム321のプリント基板85
の挟持を解除する。
【0045】なお,先行するプリント基板85の後端と
後続のプリント基板85の前端とは,10mmの間隔と
なるように,クランプボディ34の前進速度は制御され
る。プリント基板85を次工程に投入すると,クランプ
モータ343が逆回転し,クランプボディ34は元の位
置に復元する。上記のような工程を繰り返すことによ
り,プリント基板85は次々と整列されて次工程に投入
される。
【0046】本例の整列投入装置10の整列部20にお
けるプリント基板85の横(左右)方向の位置合わせ
は,幅寄せ板25がプリント基板85を右から左へ一方
向に押圧することによって行われる。即ち,図7に示す
従来装置のようにプリント基板85を左右両側から挟む
ようなことはない。従って,プリント基板85が曲がる
ことも,曲げられたプリント基板85が復元するときに
位置ずれが生ずることもない。
【0047】また,整列部20において前後左右の位置
合わせのなされたプリント基板85は,直ちに第1クラ
ンプ装置31に挟持されストッカ36に移送される。そ
して,ストッカ36において静止状態で,第2クランプ
装置32によって移送されるまで待機する。即ち,従来
装置のように常時回転するロールコンベア981(図
6)上で待機することはない。従って,待機中にプリン
ト基板85の位置ずれを生ずることがない。
【0048】また,ストッカ36から次工程への移送
は,第2クランプ装置32によってしっかりと挟持して
移送する。即ち,従来装置のように,投入ローラ991
(図6)に載置して移送するのではない。従って,この
移送工程においても移送に伴う位置ずれは生じない。
【0049】上記のように,本例によれば,薄板である
プリント基板85に曲がりなどが生じないようにプリン
ト基板85を整列すると共に,整列したプリント基板8
5に再び位置ずれが生じないように精度良く次工程に投
入することのできるプリント基板85の整列投入装置1
0を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の整列投入装置の平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】実施例の接着剤貼着装置の正面図。
【図4】従来の接着剤貼着装置の説明図。
【図5】従来の接着剤貼着装置の正面図。
【図6】従来の整列投入装置の平面図。
【図7】従来の整列投入装置におけるプリント基板の左
右位置合わせ方法の説明図。
【符号の説明】
10...整列投入装置, 20...整列部, 21...ロールコンベア, 23...前端ストッパ, 25...幅寄せ板, 30...投入部, 31,32...クランプ装置, 35...位置検出センサ, 36...ストッカ, 85...プリント基板,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 9/00 - 9/20 B65H 5/08 B65H 5/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方より搬入された薄板の前端面及び左
    右端面を所定の位置に置く整列部と,整列された上記薄
    板を次工程に送り出す投入部とを有する薄板の整列投入
    装置であって, 上記整列部は,薄板を前方に搬送するロールコンベア
    と,該ロールコンベアの前方に配設され,薄板の前端面
    を当接させ位置決めする前端ストッパと,該前端ストッ
    パの後方の側部に設けられ,薄板の右端面又は左端面の
    いずれか一方を押圧して側方に移動させる幅寄せ板と,
    該幅寄せ板を左右に横行運動させるアクチュエータとを
    有しており, 一方,上記投入部は,整列された薄板の左右両端部を上
    下から挟持して次工程に送り出すクランプ装置と,整列
    された薄板を静止状態に待機させるストッカとを有し, また,上記クランプ装置は,薄板を整列部からストッカ
    に移送する第1クランプ装置と,薄板をストッカから次
    工程に送り出す第2クランプ装置とを有する ことを特徴
    とする整列投入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記投入部は位置検
    出センサと接続されており,上記クランプ装置は上記位
    置検出センサと同期を取り,所与のタイミングで作動す
    ることを特徴とする整列投入装置。
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