JP4232997B2 - 自動二輪車の操舵装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動二輪車の操舵装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の自動二輪車の操舵装置の概念図である。
操舵装置100は、ヘッドパイプ101にトップブリッジ102を回転自在に取付け、トップブリッジ102にバーハンドル103をハンドルホルダ104,104並びにボルト105・・・にて取付けるものである。106,106は左右のフロントフォーク、107,107はグリップである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年は自動二輪車をより快適に運転するために、車体振動を吸収してバーハンドル103の防振効果を高めた操舵装置100の要望が強く、改良を求められている。防振効果を高めるには、操舵装置100に緩衝材を設けることが考えられる。
しかし、上記従来の技術に単に緩衝材を設けたのでは、防振効果は十分ではない。また、従来のバーハンドルを用いたり、任意のバーハンドルに交換することは容易ではなく、操舵装置の設計の自由度は低い。さらには、運転者から緩衝材が見えるので、外観性の点で改良の余地がある。
【0004】
そこで本発明の目的は、防振効果を高めるとともに、設計の自由度を高め、外観性を高めた操舵装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、ヘッドパイプにトップブリッジを回転自在に取付けた自動二輪車の操舵装置において、前記トップブリッジに上下貫通した緩衝材取付孔を形成し、前記緩衝材取付孔の長手途中に段部を形成し、前記緩衝材取付孔に、両端の開口から上下一対の緩衝材を、該緩衝材の一端面が前記段部に当たるように嵌め込み、前記上下一対の緩衝材を貫通したボルトで、トップブリッジに緩衝材を介してハンドルブラケットを取付け、前記緩衝材は、前記緩衝材取付孔に嵌合する外筒と、ボルトを挿通する内筒と、これら内・外筒間に介在させて焼付け固定した緩衝部とからなり、前記内筒は、外周面をテーパー状にしたものであるとともに、前記上下一対の緩衝材は、内筒の先細り端面が対向し合うようにして配置され、前記内筒の長さは、前記外筒及び前記緩衝材の長さよりも長く設定され、前記内筒の末広がり端面が、取付状態でトップブリッジよりも上方に突出するとともに、該端面がハンドルブラケットと接触するようにしたことを特徴とする。
【0006】
緩衝材にて浮かせた状態のハンドルブラケットを、トップブリッジに結合させたので、操舵装置の防振効果は高い。比較的大重量のハンドルブラケットを使用し、緩衝材に作用する荷重を増すことで固有振動数を下げれば、操舵装置の防振効果は一層高まる。ハンドルブラケットに左右のバーハンドルを取付けるのであるから、緩衝材を有するにもかかわらず、従来のバーハンドルを取付けたり、任意のバーハンドルに簡単に交換することができる。トップブリッジに取付けた緩衝材は、ハンドルブラケットにて覆われるので、運転者から見えない。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0008】
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ12に取付けた操舵装置13と、操舵装置13のフロントフォーク54の下部に取付けた前輪14と、車体フレーム11の前下部に取付けたパワーユニット16(前部のエンジン17と後部の変速機18の組合せ構造)と、車体フレーム11の後下部のスイングアーム用ピボット19に取付けたリヤスイングアーム21と、リヤスイングアーム21に取付けた後輪22と、車体フレーム11の後部上部にリヤスイングアーム21を懸架するリヤサスペンション23と、車体フレーム11の後部上部にシートレール24を介して取付けたシート25とを主要構成とし、パワーユニット16にてドライブチェーン26を介して後輪22を駆動するようにしたものである。
【0009】
エンジン17は、前上方へ傾斜した水冷式4気筒エンジンであり、ケースが変速機用ケースを兼ねる。
図中、31はメータ、32はヘッドランプ、33はフロントフェンダ、34は燃料タンク、35はエアクリーナ、36は気化器、37はラジエータ、38は排気管、39はマフラ、41はサイドカバー、42はステップ用ブラケット、43は運転者用ステップ、44は乗員用ステップ、45はメインスタンド、46はテールランプ、47はリヤカバー、48はリヤフェンダ、99はハンドルグリップである。
【0010】
図2は本発明に係る操舵装置の側面断面図である。
操舵装置13は、ヘッドパイプ12に縦向きのステアリングステム51を左右回転可能に取付け、ステアリングステム51の上部にトップブリッジ52を取付け、ステアリングステム51の下部にボトムブリッジ53を取付け、これらのトップ・ボトムブリッジ52,53にフロントフォーク54の上端部を取付けたものである。このため、ヘッドパイプ12は、トップ・ボトムブリッジ52,53を回転自在に取付けたことになる。トップブリッジ52の上部周りはハンドルカバー55で覆っている。図中、56は下部軸受である。
【0011】
図3は図2の3矢視図であり、上記ハンドルカバー55を外した状態の操舵装置13の平面構造を示す。
後述するバーハンドル91,91は、左右分割ハンドルである。図中、57,57はトップブリッジ締付ボルト、58,58はハンドルカバー取付孔である。
【0012】
図4は図3の4−4線断面図であり、操舵装置13の背面断面構造を示す。なお、この図では操舵装置13の幅を、背面から見たときの寸法に合せて表した。操舵装置13は、トップブリッジ52に左右2個ずつの緩衝材81・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を介して、ハンドルブラケット88を取付け、さらに、ハンドルブラケット88に左右のバーハンドル91,91を取付けたことを特徴とする。
ハンドルブラケット88は、比較的剛性が大きい1個の略平板状の部材であり、トップブリッジ52の上に若干の隙間を空けて重ねて取付けるものである。バーハンドル91は、ハンドルブラケット88の上面に直接重ねてボルト92にて取付けるハンドル基体93と、ハンドル基体93の先端部94に取付けるパイプ状のハンドル部95とからなる。ハンドル基体93,93の取付け位置、すなわち、左右のバーハンドル91,91の取付け位置は、左右のフロントフォーク54,54の各中心上にある。図中、96,96はキャップである。
【0013】
ところで、左右のバーハンドル91,91の位置は、緩衝材81・・・から離れた位置にある。緩衝材81・・・の最適位置とバーハンドル91,91の最適位置とが、常に同一であるとは限らないからである。
左右の緩衝材81・・・の位置は、(1)自動二輪車の車種毎の振動特性、(2)緩衝材81のばね定数、(3)ハンドルブラケット88の材質、大きさ、剛性、重量等を考慮して、車体振動を遮断するのに最適な位置に自由に設定することができる。
一方、左右のバーハンドル91,91の取付け位置は、自動二輪車の種類やハンドルの型式等に合せ、自動二輪車の外観性やバーハンドル91,91の操作性等を考慮して、最適な位置に自由に設定することができる。
このように、互いに分離している緩衝材81・・・の位置とバーハンドル91,91の取付け位置とを、別々に設定することができる。
【0014】
図5は本発明に係る操舵装置の要部拡大断面図である。
ステアリングステム51の上部取付け構造は、ヘッドパイプ12に上部軸受61を介してステアリングステム51を支承し、ステアリングステム51にねじ込んだナット62にてステアリングステム51の軸方向移動を規制し、さらに、ロックワッシャ63並びにロックナット64にてロックしたものである。
トップブリッジ52の取付け構造は、ロックナット64から上方へ突出したステアリングステム51の上端にトップブリッジ52の取付孔71を嵌合し、上記ロックナット64とナット72とによって挟み込むことで、ステアリングステム51の上端にトップブリッジ52を取付けたものである。
【0015】
ハンドルブラケット88の取付け構造は、トップブリッジ52に上下貫通した緩衝材取付孔74を形成し、緩衝材取付孔74の長手途中に段部75を形成し、緩衝材取付孔74に両端の開口から上下2個の緩衝材81,81を嵌め込み、これら2個の緩衝材81,81を貫通したボルト83にて、トップブリッジ52に緩衝材81,81を介してハンドルブラケット88を取付けたものである。
【0016】
緩衝材81は、緩衝材取付孔74に嵌合する外筒82と、ボルト83を挿通する内筒84と、これらの外・内筒82,84間に介在させて焼付け固定した緩衝部85とからなる。
外筒82は、一端面が段部75に当るように、緩衝材取付孔74に嵌合したものである。内筒84は、外周面をテーパ状にしたものである。上下一対の緩衝材81,81は、内筒84,84の先細り端面が対向し合うように配置したものである。緩衝部85は、振動を吸収するクッション部材(弾性ブッシュ)であって、例えばラバー製品である。
一方の内筒84の端面にハンドルブラケット88を当て、他方の内筒84の端面にワッシャ86を当て、ボルト83とナット87で締め付けることにより、各緩衝部85,85の振動吸収特性を、極めて容易に且つ適切に調整することができる。
図中、66はダストシール、67はダストカバーである。
ところで、図5で明示されている通り、内筒84の長さは、外筒82及び緩衝部85(緩衝材)の長さよりも長く設定されている。そして、内筒84の末広がり端面が、取付状態でトップブリッジ52よりも上方に突出するとともに、内筒84端面が、ハンドルブラケット88の下面と接触している。
【0017】
図6は図3の6−6線断面図であり、ハンドル基体93にハンドルブラケット88に沿って延びる脚部97を備え、この脚部97をハンドルブラケット88にボルト98にて止めることにより、バーハンドル91の回り止めをなすことを示す。
【0018】
ここで一旦、図3に戻って説明を続けると、ハンドルブラケット88は、トップブリッジ52の上面をほぼ覆うように延びた大きさの部材である。トップブリッジ52に取付けた緩衝材81・・・(図4参照)を、ハンドルブラケット88によって覆うことができる。従って、緩衝材81・・・が運転者から見えず、ハンドル周りがすっきりした外観となり、自動二輪車の外観性が高まる。
【0019】
次に、上記構成の操舵装置13の作用を図4に基づき説明する。
トップブリッジ52に緩衝材81・・・を介して、ハンドルブラケット88を取付けることにより、ハンドルブラケット88はトップブリッジ52に浮いた状態で結合(フローティング結合)している。
緩衝材81・・・は、トップブリッジ52からハンドルブラケット88へ伝わる、車体振動を吸収する。このような振動吸収作用によって、ハンドルブラケット88に取付けたバーハンドル91,91に伝わる振動は、減衰されることになる。従って、操舵装置13の防振効果が高まるので、操舵フィーリング(操舵感覚)は良好になり、運転者は快適に運転することができる。
【0020】
また、トップブリッジ52に緩衝材81・・・を介して、左右のバーハンドル91,91を直接取付ける場合には、左右の緩衝材81・・・は互いに独立して、振動吸収作用をなす。
これに対して、本発明は、左右に配置した緩衝材81・・・にて、比較的剛性が大きい1個のハンドルブラケット88を支承し、このハンドルブラケット88に左右のバーハンドル91,91を取付けたものである。このため、左右の緩衝材81・・・は互いに関連し合って、振動吸収作用をなす。このように、左右の緩衝材81・・・は複合的な作用をなすので、操舵装置13の防振効果は一層高まる。
【0021】
操舵装置13の防振効果を高めるには、緩衝材81・・・のばね定数を低減させるか、緩衝材81・・・に作用する重量を増加することによって、固有振動数を下げればよい。緩衝材81・・・のばね定数が一定であるときには、緩衝材81・・・に作用する重量が増加することによって、固有振動数は下がる。本発明においては、比較的重量が大きいハンドルブラケット88を使用することによって、少なくとも、上側の緩衝材81,81に作用する荷重は増す。この結果、固有振動数が下がるので、操舵装置13の防振効果は、より一層高まる。
【0022】
トップブリッジ52に緩衝材81・・・を介してバーハンドル91,91を取付けるにもかかわらず、ハンドルブラケット88の上面に、左右のバーハンドル91,91を単にボルト止めすればよい。このため、従来のバーハンドル91,91を何等変更することなく取付けることができる。また、任意の形式や材質のバーハンドル91,91に、簡単に交換することができるので、より簡便にハンドルの多用化を図れる。
【0023】
なお、上記本発明の実施の形態において、緩衝材81・・・は、外・内筒82,84を設けることなく、緩衝部85だけの構成としてもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ヘッドパイプにトップブリッジを回転自在に取付けた自動二輪車の操舵装置において、トップブリッジに上下貫通した緩衝材取付孔を形成し、緩衝材取付孔の長手途中に段部を形成し、緩衝材取付孔に、両端の開口から上下一対の緩衝材を、該緩衝材の一端面が前記段部に当たるように嵌め込み、上下一対の緩衝材を貫通したボルトで、トップブリッジに緩衝材を介してハンドルブラケットを取付け、緩衝材は、緩衝材取付孔に嵌合する外筒と、ボルトを挿通する内筒と、これら内・外筒間に介在させて焼付け固定した緩衝部とからなり、内筒は、外周面をテーパー状にしたものであるとともに、前記上下一対の緩衝材は、内筒の先細り端面が対向し合うようにして配置され、前記内筒の長さは、前記外筒及び前記緩衝材の長さよりも長く設定され、前記内筒の末広がり端面が、取付状態でトップブリッジよりも上方に突出するとともに、該端面がハンドルブラケットと接触するようにしたので、トップブリッジにハンドルブラケットを浮いた状態で結合させることができる。従って、操舵装置の防振効果が高まるので、操舵フィーリング(操舵感覚)が良好になり、快適に運転することができる。
しかも、比較的重量が大きいハンドルブラケットを使用することによって、緩衝材に作用する荷重を増すことができる。この結果、固有振動数が下がるので、操舵装置の防振効果は、より一層高まる。
【0025】
さらに、ハンドルブラケットに左右のバーハンドルを単に取付けるのであるから、緩衝材を有するにもかかわらず、従来のバーハンドルを何等変更することなく取付けることができる。さらには、任意の形式や材質のバーハンドルに、簡単に交換することができるので、より簡便にハンドルの多用化を図ることができる。従って、操舵装置の設計の自由度は高まる。
【0026】
さらにまた、トップブリッジに、トップブリッジの上面をほぼ覆うように略平板状のハンドルブラケットを取付けたので、トップブリッジに取付けた緩衝材を、ハンドルブラケットによって覆うことができる。従って、緩衝材が運転者から見えず、ハンドル周りがすっきりした外観となり、自動二輪車の外観性は高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の左側面図
【図2】本発明に係る操舵装置の側面断面図
【図3】図2の3矢視図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係る操舵装置の要部拡大断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】従来の自動二輪車の操舵装置の概念図
【符号の説明】
10…自動二輪車、11…車体フレーム、12…ヘッドパイプ、13…操舵装置、51…ステアリングステム、52…トップブリッジ、74…緩衝材取付孔、75…段部、81…緩衝材、82…外筒、83…ボルト、84…内筒、85…緩衝部、88…ハンドルブラケット、91…バーハンドル、92…ボルト。
Claims (1)
- ヘッドパイプにトップブリッジを回転自在に取付けた自動二輪車の操舵装置において、
前記トップブリッジに上下貫通した緩衝材取付孔を形成し、
前記緩衝材取付孔の長手途中に段部を形成し、
前記緩衝材取付孔に、両端の開口から上下一対の緩衝材を、該緩衝材の一端面が前記段部に当たるように嵌め込み、
前記上下一対の緩衝材を貫通したボルトで、トップブリッジに緩衝材を介してハンドルブラケットを取付け、
前記緩衝材は、前記緩衝材取付孔に嵌合する外筒と、ボルトを挿通する内筒と、これら内・外筒間に介在させて焼付け固定した緩衝部とからなり、
前記内筒は、外周面をテーパー状にしたものであるとともに、前記上下一対の緩衝材は、内筒の先細り端面が対向し合うようにして配置され、
前記内筒の長さは、前記外筒及び前記緩衝材の長さよりも長く設定され、
前記内筒の末広がり端面が、取付状態でトップブリッジよりも上方に突出するとともに、該端面がハンドルブラケットと接触する、
ようにしたことを特徴とする自動二輪車の操舵装置。
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