JP4199789B2 - 半導体装置の出力回路調整方法 - Google Patents

半導体装置の出力回路調整方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体装置の出力回路に関し、特に、出力インピーダンスの切り替えが可能な出力回路に関する。
近年、半導体装置間(CPUとメモリ間など)におけるデータ転送には、非常に高いデータ転送レートが要求されており、これを実現するため、入出力信号の振幅はますます小振幅化されている。入出力信号が小振幅化すると、出力バッファのインピーダンスに対する要求精度は非常に厳しくなる。
出力バッファのインピーダンスは、製造時のプロセス条件によってばらつくのみならず、実使用時においても、周辺温度の変化や電源電圧の変動の影響を受ける。このため、出力バッファに高いインピーダンス精度が要求される場合には、インピーダンス調整機能を持った出力バッファが採用される(特許文献1〜4参照)。このような出力バッファに対するインピーダンスの調整は、一般に「キャリブレーション回路」と呼ばれる回路を用いて行われる。
特許文献3,4に記載されているように、キャリブレーション回路には出力バッファと同じ構成を有するレプリカバッファが含まれている。そして、キャリブレーション動作を行う場合、キャリブレーション端子に外部抵抗を接続した状態で、キャリブレーション端子に現れる電圧と基準電圧とを比較し、これによってレプリカバッファのインピーダンスを調整する。そして、レプリカバッファの調整内容を出力バッファに反映させることによって、出力バッファのインピーダンスを所望の値に設定する。
他方、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような半導体装置においては、出力回路のインピーダンスが切り替え可能であることが要求される。このような要求を満たすためには、インピーダンスの異なる複数の出力バッファを用意しておくことが考えられる。しかしながら、この方法では、出力回路全体の回路規模が非常に大きくなるばかりでなく、出力バッファごとにキャリブレーション回路を設けなければならなくなる。
このような問題を解決するためには、インピーダンスの異なる複数の出力バッファを用意しておくのではなく、互いに同一の構成を持った単位バッファを複数個用意しておき、指定されたインピーダンスに応じて、並列に使用する単位バッファの数を変えればよい。この方法によれば、一つの単位バッファのインピーダンスをXとすると、Y個の出力バッファを並列に使用することによって出力インピーダンスをX/Yとすることが可能となる。
特開2002−152032号公報 特開2004−32070号公報 特開2006−203405号公報 特開2005−159702号公報
しかしながら、単位バッファを並列に使用する方法について本発明者らが検討を行ったところ、並列に使用する単位バッファの数が多くなるに連れて、出力インピーダンスの誤差が大きくなることが判明した。
したがって、本発明の目的は、単位バッファを並列に使用することにより出力インピーダンスの切り替えが可能な出力回路のインピーダンス精度を高めることである。
本発明者らは、並列に使用する単位バッファの数が多くなるに連れて出力インピーダンスの誤差が増大する原因について鋭意検討を重ねたところ、電源端子と出力回路との間に存在する電源抵抗が主な原因であることを見いだした。本発明は、このような技術的知見に基づきなされたものである。
本発明の一側面による出力回路は、電源端子と出力端子との間に直列接続されたトランジスタ及び抵抗を有する単位バッファが、複数個並列に接続された半導体装置の出力回路であって、複数の単位バッファに含まれるトランジスタのオン抵抗値が互いに実質的に同一であり、複数の単位バッファのうち、少なくとも2つの単位バッファに含まれる抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする。
本発明の他の側面による出力回路は、トランジスタ及び抵抗の直列回路を有する1個の単位バッファからなる第1の出力バッファと、それぞれトランジスタ及び抵抗の直列回路を有する個の単位バッファが並列接続された第2の出力バッファと、それぞれトランジスタ及び抵抗の直列回路を有する個の単位バッファが並列接続された第3の出力バッファとを備え、第1乃至第3の出力バッファに含まれるトランジスタのオン抵抗値が互いに実質的に同一であり、第2の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値が互いに実質的に同一であり、第3の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値が互いに実質的に同一であり、第1乃至第3の出力バッファに含まれる少なくとも2つの抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする。
本発明において、第1の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値と、第3の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値が互いに異なっていても構わないし、第2の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値と、第3の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値が互いに異なっていても構わない。この場合、第3の出力バッファに含まれる抵抗の抵抗値は、第1及び第2の出力バッファに含まれる抵抗の少なくとも一方の抵抗値よりも低く設定する。
そして、m=2,n=3とすれば、1個の単位バッファを使用する場合には第1の出力バッファを選択し、2個の単位バッファを使用する場合には第2の出力バッファを選択し、3個の単位バッファを使用する場合には第1及び第2の出力バッファを同時に選択し、4個の単位バッファを使用する場合には第1及び第3の出力バッファを同時に選択し、5個の単位バッファを使用する場合には第2及び第の出力バッファを同時に選択し、6個の単位バッファを使用する場合には第1乃至第3の出力バッファを同時に選択すればよい。
このように、本発明によれば、単位バッファに含まれる抵抗の抵抗値を異ならせていることから、電源抵抗に起因するインピーダンスのずれを相殺することが可能となる。これにより、並列に使用する単位バッファの数が多い場合であっても、出力回路のインピーダンスをほぼ所望の値とすることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置の出力回路(入出力回路)100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による出力回路100は、いずれも出力端子DQに接続されたn個の単位バッファ111〜11n及び入力バッファ120と、キャリブレーション端子ZQに接続されたキャリブレーション回路130とを備えている。入力バッファ120は、データ入力時に活性化される回路であるが、その回路構成やデータ入力動作の詳細は、本発明の要旨と直接関係がないため、本明細書での説明は省略する。
図2は、単位バッファ111の回路図である。
図2に示すように、単位バッファ111は、並列接続された複数(本実施形態では5つ)のPチャンネルMOSトランジスタ211〜215と、並列接続された複数(本実施形態では5つ)のNチャンネルMOSトランジスタ221〜225と、これらトランジスタ211〜215とトランジスタ221〜225との間に直列に接続された2つの抵抗R1とを備える。2つの抵抗R1の接続点が出力端子(入出力端子)DQに接続されている。単位バッファ111のうち、PチャンネルMOSトランジスタ211〜215及び抵抗R1からなる部分はプルアップ回路PUを構成しており、NチャンネルMOSトランジスタ221〜225及び抵抗R1からなる部分はプルダウン回路PDを構成している。
トランジスタ211〜215のゲートには、動作信号141Pを構成する5つの動作信号141P1〜141P5が供給されており、トランジスタ221〜225のゲートには、動作信号141Nを構成する5つの動作信号141N1〜141N5が供給されている。これにより、単位バッファ111に含まれる10個のトランジスタは、10本の動作信号141P1〜141P5及び動作信号141N1〜141N5によって、個別にオン/オフ制御を行うことができる。
トランジスタ211〜215からなる並列回路及びトランジスタ221〜225からなる並列回路は、いずれも導通時に所定値rmosとなるように設計されている。しかしながら、トランジスタのオン抵抗は製造条件によってばらつくとともに、動作時における環境温度や電源電圧によって変動することから、必ずしも所望のインピーダンスが得られるとは限らない。このため、実際にインピーダンスを所定値rmosとするためには、オンさせるべきトランジスタの数を調整する必要があり、かかる目的のために、複数のトランジスタからなる並列回路を用いている。
インピーダンスを微細且つ広範囲に調整するためには、並列回路を構成する複数のトランジスタのW/L比(ゲート幅/ゲート長比)を互いに異ならせることが好ましく、2のべき乗の重み付けをすることが特に好ましい。この点を考慮して、本実施形態では、トランジスタ211のW/L比を「1」とした場合、トランジスタ212〜215のW/L比をそれぞれ「2」、「4」、「8」、「16」に設定している(W/L比の値は相対値であり、実際のW/L比を表しているものではない。以下同様)。これにより、動作信号141P,141Nによってオンさせるトランジスタを適宜選択することによって、製造条件によるばらつきや温度変化などにかかわらず、並列回路のオン抵抗をほぼ所定値rmosに固定させることができる。並列回路のオン抵抗rmosとしては、例えば120Ωに設定される。
抵抗R1の抵抗値は、並列回路のオン抵抗rmosとほぼ同じ値、例えば120Ωに設計されている。これにより、プルアップ回路PU及びプルダウン回路PDの少なくとも一方がオン状態となれば、出力端子DQからみた単位バッファ111のインピーダンスは240Ωとなる。抵抗R1としては、例えばタングステン(W)抵抗を用いることができる。
他の単位バッファ112〜11nについても、図2に示した単位バッファ111とほぼ同じ回路構成を有している。但し、動作信号としては、動作信号141P,141Nの代わりに、それぞれ対応する動作信号142P,142N〜14nP,14nNが用いられる。また、抵抗R1の代わりに、それぞれ抵抗R2〜Rnが用いられる。
図3は、単位バッファ111〜11nの等価回路図である。
図3では、各単位バッファ111〜11nに含まれる並列トランジスタを一つのトランジスタとして等価的に表記している。例えば、図3に示すトランジスタ111Pは、単位バッファ111に含まれるトランジスタ211〜215に相当し、図3に示すトランジスタ111Nは、単位バッファ111に含まれるトランジスタ221〜225に相当する。同様に、トランジスタ112P,112Nは、単位バッファ112を構成する2つの並列回路にそれぞれ相当し、トランジスタ11nP,11nNは、単位バッファ11nを構成する2つの並列回路にそれぞれ相当する。
図3に示すように、単位バッファ111〜11nは、いずれも電源端子VDDQと電源端子(グランド端子)VSSQとの間に接続されている。しかしながら、チップ上において、電源端子VDDQと単位バッファ111〜11nとの間、並びに、電源端子VSSQと単位バッファ111〜11nとの間は、ある程度の距離が離れていることから、これらの間には所定の抵抗成分r(電源抵抗)が存在する。もちろん、単位バッファ間にも多少の抵抗成分は存在するが、これら単位バッファ111〜11nはチップ上の一箇所、つまり出力端子DQの近傍に纏めて配置されることから、単位バッファ間の抵抗成分についてはほとんど無視できる。
本実施形態においては、単位バッファ111〜11nにそれぞれ含まれる抵抗R1〜Rnの抵抗値は、
R1>R2>・・・>Rn
に設定されている。上述の通り、抵抗R1の抵抗値は並列回路のオン抵抗rmosとほぼ同じ値に設定されていることから、他の抵抗R2〜Rnの抵抗値はこれよりも少しずつ低く設定されることになる。
具体的には、Rj−R(j+1)の値(jは1〜n−1の整数)が電源抵抗rよりも大きいことが好ましく、電源抵抗rの2倍程度であることが特に好ましい。つまり、
R1≒R2+2r≒R3+4r≒・・・≒Rn+2r(n−1)
に設定することが好ましい。その効果の詳細については後述するが、単位バッファ111〜11nを並列に動作させた場合に生じるインピーダンスのずれを相殺することが可能となる。
図4は、キャリブレーション回路130の回路図である。
図4に示すように、キャリブレーション回路130は、プルアップ回路131,132と、プルダウン回路133と、プルアップ回路131,132の動作を制御するカウンタ134と、プルダウン回路133の動作を制御するカウンタ135と、カウンタ134を制御するコンパレータ136と、カウンタ135を制御するコンパレータ137とを備えている。
図5は、プルアップ回路131の回路図である。
図5に示すように、プルアップ回路131は、単位バッファ111に含まれるプルアップ回路PUと実質的に同じ回路構成を有している。つまり、プルアップ回路131は、電源電位VDDに対して並列接続された5つのPチャンネルMOSトランジスタ311〜315と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗R1とを備え、抵抗R1の他端がキャリブレーション端子ZQに接続されている。
プルアップ回路131に含まれるトランジスタ311〜315は、図2に示したトランジスタ211〜215に対応しており、それぞれ同一のインピーダンスを有している。したがって、トランジスタ211〜215のW/L比と同様、トランジスタ311〜315のW/L比もそれぞれ「1」、「2」、「4」、「8」、「16」に設定されている。但し、インピーダンスが実質的に同じである限り、プルアップ回路131に含まれるトランジスタ311〜315と、図2に示すトランジスタ211〜215とが全く同じトランジスタサイズである必要はなく、シュリンクしたトランジスタを用いても構わない。
抵抗R1も、図2に示した抵抗R1に対応しており、したがって、その抵抗値は並列回路のオン抵抗rmosとほぼ同じ値、例えば120Ωに設計されている。
トランジスタ311〜315のゲートには、カウンタ134よりインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5がそれぞれ供給されており、これによってプルアップ回路131の動作が制御される。インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5は、動作信号141P1〜141P5に対応する信号である。
プルアップ回路132についても、抵抗R1の他端が接点Aに接続されている他は、図5に示したプルアップ回路131と同一の回路構成を有している。したがって、プルアップ側132に含まれる5つのトランジスタのゲートには、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5が供給される。
図6は、プルダウン回路133の回路図である。
図6に示すように、プルダウン回路133は、単位バッファ111に含まれるプルダウン回路PDと実質的に同じ回路構成を有している。つまり、プルダウン回路133は、接地電位に対して並列接続された5つのNチャンネルMOSトランジスタ321〜325と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗R1とを備えている。プルダウン回路133に含まれるトランジスタ321〜325は、図2に示したトランジスタ221〜225に対応しており、それぞれ同一のインピーダンスを有している。この点は、プルアップ回路131と同様である。抵抗R1も、図2に示した抵抗R1に対応しており、したがって、その抵抗値は並列回路のオン抵抗rmosとほぼ同じ値、例えば120Ωに設計されている。
トランジスタ321〜325のゲートには、カウンタ135よりインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5がそれぞれ供給されており、これによってプルダウン回路133の動作が制御される。インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5は、動作信号141N1〜141N5に対応する信号である。
このように、プルアップ回路131,132は、いずれも単位バッファ111に含まれるプルアップ回路PUと実質的に同じ回路構成を有しており、プルダウン回路133は、単位バッファ111に含まれるプルダウン回路PDと実質的に同じ回路構成を有している。したがって、プルアップ回路131,132及びプルダウン回路133のインピーダンスは、いずれも例えば240Ωに調整される。
しかしながら、プルアップ回路131は、電源端子VDDQとキャリブレーション端子ZQとの間に接続されているため、図7に示すようにこれらの間には電源抵抗rが存在する。このため、プルアップ回路131を用いたキャリブレーション動作においては、電源抵抗rが含まれた状態で、トランジスタ131Pのインピーダンスの調整が行われることになる。ここで、トランジスタ131Pは、図5に示したトランジスタ311〜315の並列回路を等価的に示すトランジスタである。
尚、キャリブレーション回路130は、単位バッファ111〜11nの近傍に設けられていることから、プルアップ回路131に付加される電源抵抗rの値は、単位バッファ111〜11nに付加される電源抵抗rの値とほぼ一致する。
また、図4に示すプルアップ回路132とプルダウン回路133は、単位バッファ111と実質的に同じ回路構成をもった「レプリカバッファ」を構成する。ここでいう「実質的に同じ」とは、レプリカバッファに含まれるトランジスタがシュリンクされている場合であっても同じとみなす意である。レプリカバッファの出力端である接点Aは、図4に示すように、コンパレータ137の非反転入力端子(+)に接続されている。
カウンタ134は、制御信号ACT1が活性化するとカウントアップ又カウントダウンするカウンタであり、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1がハイレベルである場合にはカウントアップを続け、比較信号COMP1がローレベルである場合にはカウントダウンを続ける。コンパレータ136の非反転入力端子(+)はキャリブレーション端子ZQに接続されており、反転入力端子(−)は電源電位(VDD)とグランド電位(GND)間に接続された抵抗138,139の中点に接続されている。かかる構成により、コンパレータ136は、キャリブレーション端子ZQの電位と中間電圧(VDD/2)とを比較し、前者の方が高ければその出力である比較信号COMP1をハイレベルとし、後者の方が高ければ比較信号COMP1をローレベルとする。
一方、カウンタ135は、制御信号ACT2が活性化するとカウントアップ又カウントダウンするカウンタであり、コンパレータ137の出力である比較信号COMP2がハイレベルである場合にはカウントアップを続け、比較信号COMP2がローレベルである場合にはカウントダウンを続ける。コンパレータ137の非反転入力端子(+)はレプリカバッファの出力端である接点Aに接続され、反転入力端子(−)は抵抗138,139の中点に接続されている。かかる構成により、コンパレータ137は、レプリカバッファの出力電位と中間電圧(VDD/2)とを比較し、前者の方が高ければその出力である比較信号COMP2をハイレベルとし、後者の方が高ければ比較信号COMP2をローレベルとする。
そして、カウンタ134,135は、制御信号ACT1,ACT2が非活性化するとカウント動作を停止し、現在のカウント値を保持する。上述のとおり、カウンタ134のカウント値はインピーダンス制御信号DRZQPとして用いられ、カウンタ135のカウント値はインピーダンス制御信号DRZQNとして用いられる。そして、これらの総称であるインピーダンス制御信号DRZQは、図1に示す前段回路141〜14nに対して共通に供給される。
図8は、前段回路141の回路図である。
図8に示すように、前段回路141は、5つのOR回路411〜415と、5つのAND回路421〜425によって構成されている。OR回路411〜415には、出力制御回路150からの選択信号151Pが共通に供給されているとともに、キャリブレーション回路130からのインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5がそれぞれ供給されている。一方、AND回路421〜425には、出力制御回路150からの選択信号151Nが共通に供給されているとともに、キャリブレーション回路130からのインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5がそれぞれ供給されている。
OR回路411〜415の出力である動作信号141P1〜141P5(動作信号141Pを構成する)、並びに、AND回路421〜425の出力である動作信号141N1〜141N5(動作信号141Nを構成する)は、図2に示したように、単位バッファ111に供給され、それぞれ対応するトランジスタを制御する。
他の前段回路142〜14nも、図8に示す前段回路141と同様の回路構成を有しているが、図1に示すように、前段回路142〜14nに含まれるOR回路及びAND回路には、出力制御回路150からの選択信号152P,152N〜15nP,15nNがそれぞれ供給される。
以上が、本実施形態による出力回路100の構成である。次に、本実施形態による出力回路100の動作について、キャリブレーション動作及びデータ出力動作の順に説明する。
まず、キャリブレーション動作について説明する。
キャリブレーション動作は、単位バッファ111〜11nのインピーダンスを調整するために行う動作であり、製造時のプロセス条件によるインピーダンスのばらつきを修正するのみならず、周辺温度の変化や電源電圧の変動によるインピーダンスの変化を修正するために行う。したがって、高い精度が要求される場合には、電源投入時やリセット時などの初期設定時に1回だけキャリブレーション動作を行うのではなく、実際の動作時においても定期的に実行することが好ましい。以下、具体的に説明する。
キャリブレーション動作を行う場合には、あらかじめ、キャリブレーション端子ZQに外部抵抗Re(図4参照)接続しておく必要がある。外部抵抗Reとしては、単位バッファ111〜11nの目標値(=レプリカバッファのインピーダンス)と同じインピーダンスを持つ抵抗を用いる。したがって、単位バッファ111〜11nの目標値が240Ωであれば、240Ωの外部抵抗Reが用いられる。
図9は、キャリブレーション動作を説明するためのフローチャートである。
まず、外部コマンドなどによってキャリブレーション動作が指示されると(ステップS11:YES)、制御信号ACT1を活性化させ、キャリブレーション回路130に含まれるカウンタ134のカウント動作を開始させる(ステップS12)。
したがって、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1がローレベルであるとすると、カウンタ134は制御信号ACT1に連動してカウントダウンを進め、これに連動してトランジスタ311〜315のオン/オフ状態を切り替える。上述の通り、本実施形態ではトランジスタ311〜315のW/L比はそれぞれ「1」、「2」、「4」、「8」、「16」に設定されていることから、カウンタ134の最下位ビット(LSB)がインピーダンス制御信号DRZQP1に割り当てられ、カウンタ134の最上位ビット(MSB)がインピーダンス制御信号DRZQP5に割り当てられる。これにより、プルアップ回路131のインピーダンスを最小ピッチで変化させることができる。
このようなカウントダウンが進むに連れて、プルアップ回路131のインピーダンスは徐々に低下し、図10に示すように、キャリブレーション端子ZQの電位は徐々に上昇する。そして、プルアップ回路131のインピーダンスが目的とするインピーダンスRe(例えば240Ω)未満まで低下すると、キャリブレーション端子ZQの電位が中間電圧(VDD/2)を超えることから、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1はハイレベルに反転する。これに応答してカウンタ134はカウントアップを進め、今度はプルアップ回路131のインピーダンスを上昇させる。
一方、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1がハイレベルであるとすると、カウンタ134は制御信号ACT1に連動してカウントアップを進め、これに連動してトランジスタ311〜315のオン/オフ状態を切り替える。このようなカウントアップが進むに連れて、プルアップ回路131のインピーダンスは徐々に上昇し、図11に示すように、キャリブレーション端子ZQの電位は徐々に低下する。そして、プルアップ回路131のインピーダンスが目的とするインピーダンスRe(例えば240Ω)未満まで低下すると、キャリブレーション端子ZQの電位が中間電圧(VDD/2)を超えることから、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1はローレベルに反転する。これに応答してカウンタ134はカウントダウンを進め、今度はプルアップ回路131のインピーダンスを低下させる。
このような動作を繰り返すことにより、キャリブレーション端子ZQの電位は中間電圧(VDD/2)近傍で安定する。その後、制御信号ACT1を非活性化し、カウンタ134のカウント動作を停止させる(ステップS13)。これにより、カウンタ134のカウント値は固定され、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5(=DRZQP)のレベルが確定する。インピーダンス制御信号DRZQPは、プルアップ回路132にも供給されていることから、プルアップ回路131とプルアップ回路132は同じインピーダンスとなる。
以上の動作により、プルアップ回路131に含まれるトランジスタ311〜315(図7に示すトランジスタ131P)のオン抵抗rmosは、理想的には、
mos=Re−R1
となるはずである。したがって、外部抵抗Reを240Ω、抵抗R1を120Ωとすると、オン抵抗rmosは120Ωとなるはずである。
しかしながら、図7を用いて説明したように、電源端子VDDQとプルアップ回路131との間には電源抵抗rが存在する。このため、キャリブレーション後におけるトランジスタ131Pの実際のオン抵抗rmosは、
mos=Re−R1−r
となる。したがって、外部抵抗Reを240Ω、抵抗R1を120Ω、電源抵抗rを1.4Ωとすると、オン抵抗rmosは118.6Ωとなる。つまり、プルアップ回路131のインピーダンス(=rmos+R1)は、目標値である240Ωではなく、238.6Ω(=Re−r)に調整されたことになる。
このようにしてインピーダンス制御信号DRZQPのレベルが確定すると、次に、制御信号ACT2を活性化させる(ステップS14)。これにより、キャリブレーション回路130に含まれるカウンタ135のカウント動作が開始する。
これにより、今度は、プルダウン回路133のインピーダンスをプルアップ回路132のインピーダンスに近づける動作を行う。その後、制御信号ACT2を非活性化し、カウンタ135のカウント動作を停止させる(ステップS14)。これにより、カウンタ135のカウント値は固定され、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5(=DRZQ)のレベルが確定する。
この動作により、プルダウン回路133のインピーダンス(=rmos+R1)は、プルアップ回路132のインピーダンス(Re−r)とほぼ一致することになる。したがって、上記の例のように、プルアップ回路132のインピーダンスが目標値である240Ωではなく、238.6Ωであるとすると、プルダウン回路133についても目標値である240Ωではなく、238.6Ωに調整されることになる。
そして、ステップS11に戻り、外部コマンドなどによるキャリブレーション動作の指示を待ち、キャリブレーション動作が指示されると(ステップS11:YES)、上記一連の動作を再び実行する。
以上がキャリブレーション動作である。このようなキャリブレーション動作によって確定したインピーダンス制御信号DRZQは、図1に示す前段回路141〜14nに共通に供給される。このため、単位バッファ111〜11nに含まれるトランジスタ並列回路のオン抵抗rmosは、プルアップ回路131,132又はプルダウン回路133に含まれるトランジスタ並列回路のオン抵抗rmosと一致することになる。
次に、データ出力動作について説明する。
データ出力動作は、上述したキャリブレーション動作を少なくとも1回実行した後に行う必要があり、これによって、正しいインピーダンスで動作することが可能となる。
本実施形態による出力回路100は、電源抵抗rを含めた単位バッファ111のインピーダンスをXとすると、i個(iは1〜nの整数)の単位バッファ111〜11iを並列に使用する。つまり、より高い抵抗を有する単位バッファを優先的に選択する。これにより、出力インピーダンスをX/iとすることが可能となる。
具体的には、X=240Ωとすると、出力インピーダンスを240Ωとする場合には(i=1)、単位バッファ111のみを動作させる。単位バッファ111のインピーダンスは、キャリブレーション回路130に含まれるレプリカバッファのインピーダンス(Re−rmos=238.6Ω)と同じであることから、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスは正確に240Ωとなる。
また、出力インピーダンスを120Ωとする場合には(i=2)、単位バッファ111,112を同時に動作させる。上述の通り、単位バッファ112に含まれる抵抗R2は、単位バッファ111に含まれる抵抗R1よりも低く、好ましくは、
R2≒R1−2r
である。したがって、電源抵抗rが1.4Ωであれば、単位バッファ112のインピーダンスは235.8Ωとなる。この場合、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスは、ほぼ120Ωとなり、目標値であるX/2の値とほぼ一致する。
これに対し、従来の出力回路のように、単位バッファ111と単位バッファ112が全く同じ構成であるとすると、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスは、120.7Ωとなり、目標値であるX/2の値から僅かにずれてしまう。このような誤差を補正すべく、本実施形態では、R1>R2に設定しているのである。
さらに、出力インピーダンスを80Ωとする場合には(i=3)、単位バッファ111〜113を同時に動作させればよい。単位バッファ113に含まれる抵抗R3は、単位バッファ112に含まれる抵抗Rよりも低く、好ましくは、
R3≒R2−2r
である。したがって、電源抵抗rが1.4Ωであれば、単位バッファ113のインピーダンスは233Ωとなる。この場合、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスは、ほぼ80Ωとなり、目標値であるX/3の値とほぼ一致する。
この場合も、従来の出力回路のように、単位バッファ111〜113が全く同じ構成であると、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスは、80.9Ωとなり、目標値であるX/3の値から僅かにずれてしまう。このような誤差は、並列に使用する単位バッファの数(=i)が多くなればなるほど大きくなり、例えばi=7とすると、誤差率は4.4%にも達する。
以下同様にして、出力インピーダンスをX/iに設定する場合、i個の単位バッファ111〜11iを並列に使用することにより、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスを目標値であるX/iの値とほぼ一致させることが可能となる。
実際に各単位バッファ111〜11nを動作させるためには、出力制御回路150の出力である選択信号151P,151N〜15nP,15nNを所定の論理レベルに設定する。
具体的には、ハイレベルの信号を出力する場合には、動作させる単位バッファ111〜11nに対応した選択信号151P,151N〜15nP,15nNをローレベルに設定する。これにより、当該単位バッファに含まれるプルアップ回路PUがオンすることから、出力端子DQからはハイレベルの信号が出力される。一方、ローレベルの信号を出力する場合には、動作させる単位バッファ111〜11nに対応した選択信号151P,151N〜15nP,15nNをハイレベルに設定する。これにより、当該単位バッファに含まれるプルダウン回路PDがオンすることから、出力端子DQからはローレベルの信号が出力される。
出力時に動作させない単位バッファ111〜11nについては、対応する選択信号151P〜15nPをハイレベルとし、対応する選択信号151N〜15nNをローレベルとする。これにより、当該単位バッファに含まれるプルアップ回路PU及びプルダウン回路PDともオフすることから、当該単位バッファはハイインピーダンス状態となる。
また、出力回路100を終端抵抗として用いるODT(On Die Termination)機能を使用する場合には、要求されるODTインピーダンスに応じ、動作させる単位バッファ111〜11nに対応する選択信号151P〜15nPをローレベルとし、選択信号151N〜15nNをハイレベルとする。これにより、当該単位バッファに含まれるプルアップ回路PU及びプルダウン回路PDともオンすることから、終端抵抗として機能する。
以上説明したように、本実施形態による出力回路100は、電源抵抗rを考慮して、単位バッファ111〜11nに含まれる抵抗R1〜Rnの抵抗値に差を設けていることから、電源抵抗rを含めた出力インピーダンスを目標値(X/i)とほぼ一致させることが可能となる。
尚、上記実施形態による出力回路100においては、単位バッファ111〜11nに含まれる全ての抵抗R1〜Rnの抵抗値に差を設けることによって、より正確な出力インピーダンスを得ているが、要求される出力インピーダンス精度によっては、単位バッファ111〜11nに含まれる一部の抵抗R1〜Rnの抵抗値を一致させても構わない。以下、単位バッファに含まれる一部の抵抗の抵抗値を一致させた例について説明する。
図12は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置の出力回路(入出力回路)500の構成を示すブロック図である。図12において、図1に示した出力回路100と同一の構成要素については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図12に示すように、本実施形態による出力回路500は、いずれも出力端子DQに接続された7個の単位バッファ510,521,522,531〜533,540を備えている。これら単位バッファの構成は、入力される信号及び挿入される抵抗が異なる他は、図2に示したとおりである。
これら単位バッファのうち、2つの単位バッファ521,522は、出力バッファ520を構成し、3つの単位バッファ531〜533は出力バッファ530を構成している。単位バッファ510,540についてはグループ化されていないが、単位バッファ510,540についても出力バッファ510,540と呼ぶことがある。
本実施形態では、出力バッファ510,520,530,540ごとに1つの前段回路610,620,630,640が設けられている。したがって、出力バッファ520に含まれる2つの単位バッファ521,522は、1つの前段回路620によって共通に制御され、出力バッファ530に含まれる3つの単位バッファ531〜533は、1つの前段回路630によって共通に制御される。前段回路610,620,630,640の回路構成は、選択信号151P,151Nの代わりに、出力制御回路700よりそれぞれ選択信号701P,701N〜704P,704Nが供給される他は、図8に示した前段回路141と同様である。
図13は、出力バッファ510,520,530,540の等価回路図である。図3と同様、図13においても、各単位バッファに含まれる並列トランジスタを一つのトランジスタとして等価的に表記している。
図13に示すように、本実施形態においては、単位バッファ510,521,522にはいずれも抵抗R1が設けられ、単位バッファ531〜533にはいずれも抵抗R2が設けられ、単位バッファ540には抵抗R3が設けられている。ここで、電源抵抗rが1.4Ωであるとすると、抵抗R1〜R3の抵抗値は、
R1=120Ω
R2=110Ω
R3=100Ω
に設定される。単位バッファ510,521,522に設けられた抵抗R1は、キャリブレーション回路130内のレプリカバッファに設けられた抵抗R1と同じ抵抗値である。
図14は、目的とする出力インピーダンスと動作させる出力バッファとの関係を示す表である。図14には、実際に得られる出力インピーダンス、並びに、全ての単位バッファに含まれる抵抗をR1(=120Ω)に設定した場合(従来)の出力インピーダンスについても併せて表記されている。
本実施形態による出力回路500は、7つの単位バッファを有していることから、7種類の出力インピーダンスのいずれかに設定可能である。つまり、240Ω、120Ω、80Ω、60Ω、48Ω、40Ω、34Ωの7種類のいずれかに設定することができる。
具体的に説明すると、出力インピーダンスを240Ωに設定する場合には、図14に示すように、出力バッファ510のみを活性化させる。上述の通り、出力バッファ(単位バッファ)510に含まれる抵抗R1は、レプリカバッファに設けられた抵抗R1と同じ抵抗値であることから、実際に得られる出力インピーダンスも240Ωとなる。
出力インピーダンスを120Ωに設定する場合には、出力バッファ520のみを活性化させる。これにより、実際に得られる出力インピーダンスは、120.7Ωとなる。目的とする出力インピーダンスからは多少ずれているが、その誤差は僅かである。
出力インピーダンスを80Ωに設定する場合には、出力バッファ510,520を同時に活性化させる。これにより、実際に得られる出力インピーダンスは、80.9Ωとなる。目的とする出力インピーダンスからのずれは増えているが、その誤差はまだ1%程度である。
出力インピーダンスを60Ωに設定する場合には、出力バッファ510,530を同時に活性化させる。これにより、実際に得られる出力インピーダンスは、59.2Ωとなる。図14に示すように、全ての単位バッファに含まれる抵抗をR1とした場合に得られる出力インピーダンスは61.1Ωであり、本実施形態の方が誤差が少ない。
出力インピーダンスを48Ωに設定する場合には、出力バッファ520,530を同時に活性化させる。これにより、実際に得られる出力インピーダンスは、47.9Ωとなる。全ての単位バッファに含まれる抵抗をR1とした場合に得られる出力インピーダンスは49.1Ωであり、本実施形態の方が誤差が少ない。
出力インピーダンスを40Ωに設定する場合には、出力バッファ510〜530を同時に活性化させる。これにより、実際に得られる出力インピーダンスは、40.3Ωとなる。全ての単位バッファに含まれる抵抗をR1とした場合に得られる出力インピーダンスは41.2Ωであり、本実施形態の方が誤差が少ない。
そして、出力インピーダンスを34Ωに設定する場合には、全ての出力バッファ510〜540を同時に活性化させる。これにより、実際に得られる出力インピーダンスは、34.4Ωとなる。全ての単位バッファに含まれる抵抗をR1とした場合に得られる出力インピーダンスは35.5Ωであり、本実施形態の方が誤差が少ない。
このように、本実施形態においては、単位バッファ510,521,522,531〜533,540に含まれる一部の抵抗の抵抗値を一致させていることから、電源抵抗rの補正精度については多少低下するものの、前段回路610〜640の数を大幅に減らすことができる。このため、回路規模の増大を防止しつつ、電源抵抗rに起因する出力インピーダンスのずれを補正することが可能となる。したがって、本実施形態による出力回路500は、回路規模の縮小が求められる現実の半導体装置において、大きな効果を発揮する。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、第1の実施形態においては、図3に示したように、プルアップ側のトランジスタ111P〜11nPと出力端子DQとの間、並びに、プルダウン側のトランジスタ111N〜11nNと出力端子DQとの間に抵抗R1〜Rnを挿入し、これら抵抗R1〜Rnの抵抗値を互いに相違させている。しかしながら、本発明がこれに限定されるものではなく、図15に示すように、これらトランジスタと出力端子DQとの間の抵抗をRnに統一し、トランジスタと電源端子VDDQ及び電源端子VSSQとの間に別の抵抗R11,R12・・・・を挿入しても構わない。
この場合、抵抗R11、R12・・・の抵抗値としては、
R11>R12>・・・
に設定することにより、
Rn+R11=R1
Rn+R12=R2
・・・
という関係が満たされれば、上記第1の実施形態と同じ効果を得ることが可能となる。この方法によれば、トランジスタと出力端子DQとの間の抵抗をRnに統一することができることから、回路設計が容易となる。
また、第2の実施形態では、出力バッファ520を構成する2つの単位バッファ521,522がそれぞれ独立した回路を構成し、同様に、出力バッファ530を構成する3つの単位バッファ531〜533についてもそれぞれ独立した回路を構成している。しかしながら、これらが完全に独立した回路であることは必須でなく、個々の単位バッファがレプリカバッファと同一視できる限りにおいて、図16に示すように、内部で相互接続されていても構わない。
図16は、出力バッファ530を構成する3つの単位バッファ531〜533を内部で相互接続した例を示しており、本例では、プルアップ回路PUに含まれるPチャンネルMOSトランジスタと抵抗との接点を相互接続し、プルダウン回路PDに含まれるNチャンネルMOSトランジスタと抵抗との接点を相互接続している。このような場合であっても、個々の単位バッファ531〜533は、レプリカバッファと同一視することができることから、本発明において「単位バッファの並列接続」とは、このようなケースも含まれる。
本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置の出力回路(入出力回路)100の構成を示すブロック図である。 単位バッファ111の回路図である。 単位バッファ111〜11nの等価回路図である。 キャリブレーション回路130の回路図である。 プルアップ回路131の回路図である。 プルダウン回路133の回路図である。 プルアップ回路131の等価回路図である。 前段回路141の回路図である。 キャリブレーション動作を説明するためのフローチャートである。 キャリブレーション端子ZQの電位変化の一例を示すグラフである。 キャリブレーション端子ZQの電位変化の他の例を示すグラフである。 本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置の出力回路(入出力回路)500の構成を示すブロック図である。 出力バッファ510,520,530,540の等価回路図である。 目的とする出力インピーダンスと動作させる出力バッファとの関係を示す表である。 変形例による単位バッファ111〜11nの等価回路図である。 単位バッファ531〜533を内部で相互接続した例を示す回路図である。
符号の説明
100,500 出力回路(入出力回路)
111〜11n,510,521,522,531〜533,540 単位バッファ
111P〜11nP,111N〜11nN,131P トランジスタ
120 入力バッファ
130 キャリブレーション回路
131,132 プルアップ回路
133 プルダウン回路
134,135 カウンタ
136,137 コンパレータ
138,139 抵抗
141〜14n,610,620,630,640 前段回路
150 出力制御回路
211〜215,311〜315 Pチャンネル型MOSトランジスタ
221〜225,321〜325 Nチャンネル型MOSトランジスタ
510,520,530,540 出力バッファ
411〜415 OR回路
421〜425 AND回路

Claims (17)

  1. 電源端子と出力端子との間に直列接続されたトランジスタ及び抵抗を有するインピーダンス調整可能な単位バッファが、複数個並列に接続された半導体装置の出力回路であって、
    前記複数の単位バッファに含まれる前記トランジスタのオン抵抗値が互いに実質的に同一であり、前記複数の単位バッファのうち、少なくとも2つの単位バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする半導体装置の出力回路。
  2. 使用する前記単位バッファを選択する出力制御回路をさらに備え、前記出力制御回路は、前記抵抗の抵抗値がより高い単位バッファを優先的に選択することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の出力回路。
  3. 前記少なくとも2つの単位バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値の差が、前記電源端子と前記出力回路との間に存在する電源抵抗の値よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の出力回路。
  4. 前記差が、前記電源抵抗の約2倍であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の出力回路。
  5. 前記単位バッファに含まれるトランジスタはいずれも並列接続された複数のMOSトランジスタからなり、各単位バッファに含まれる前記複数のMOSトランジスタのゲート幅とゲート長との比が互いに異なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の出力回路。
  6. トランジスタ及び抵抗の直列回路を有するインピーダンス調整可能な1個の単位バッファからなる第1の出力バッファと、それぞれトランジスタ及び抵抗の直列回路を有するインピーダンス調整可能なm個の単位バッファが並列接続された第2の出力バッファと、それぞれトランジスタ及び抵抗の直列回路を有するインピーダンス調整可能なn個の単位バッファが並列接続された第3の出力バッファとを備え、
    前記第1乃至第3の出力バッファに含まれる前記トランジスタのオン抵抗値が互いに実質的に同一であり、
    前記第2の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに実質的に同一であり、
    前記第3の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに実質的に同一であり、
    前記第1乃至第3の出力バッファに含まれる少なくとも2つの前記抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする半導体装置の出力回路。
  7. 前記第1の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値と、前記第3の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の出力回路。
  8. 前記第2の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値と、前記第3の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体装置の出力回路。
  9. 前記第3の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値は、前記第1及び第2の出力バッファに含まれる前記抵抗の少なくとも一方の抵抗値よりも低いことを特徴とする請求項7又は8に記載の半導体装置の出力回路。
  10. 前記第1の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値と、前記第2の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに実質的に同一であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置の出力回路。
  11. m=2,n=3であり、1個の単位バッファを使用する場合には前記第1の出力バッファを選択し、2個の単位バッファを使用する場合には前記第2の出力バッファを選択し、3個の単位バッファを使用する場合には前記第1及び第2の出力バッファを同時に選択し、4個の単位バッファを使用する場合には前記第1及び第3の出力バッファを同時に選択し、5個の単位バッファを使用する場合には前記第2及び第3の出力バッファを同時に選択し、6個の単位バッファを使用する場合には前記第1乃至第3の出力バッファを同時に選択することを特徴とする請求項6乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置の出力回路。
  12. トランジスタ及び抵抗の直列回路を有する1個の単位バッファからなる第4の出力バッファをさらに備え、
    前記第1乃至第4の出力バッファに含まれる前記トランジスタのオン抵抗値が互いに実質的に同一であり、
    前記第4の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値と、前記第1乃至第3の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値が互いに異なることを特徴とする請求項6乃至11のいずれか一項に記載の半導体装置の出力回路。
  13. 前記第4の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値は、前記第1乃至第3の出力バッファに含まれる前記抵抗の抵抗値よりも低いことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の出力回路。
  14. 7個の単位バッファを使用する場合には前記第1乃至第4の出力バッファを同時に選択することを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装置の出力回路。
  15. 前記単位バッファに含まれるトランジスタはいずれも並列接続された複数のMOSトランジスタからなり、各単位バッファに含まれる前記複数のMOSトランジスタのゲート幅とゲート長との比が互いに異なることを特徴とする請求項6乃至14のいずれか一項に記載の半導体装置の出力回路。
  16. キャリブレーション端子に接続され、前記単位バッファの少なくとも一つと実質的に同一の構成を有するレプリカバッファをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の半導体装置の出力回路。
  17. 前記レプリカバッファのインピーダンスを調整する手段をさらに備え、前記手段は、前記レプリカバッファに対して適用したインピーダンス制御を、前記単位バッファに対して共通に適用することを特徴とする請求項16に記載の半導体装置の出力回路。
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