JP2013223189A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】より短時間でキャリブレーション動作を完了する。
【解決手段】プルアップ出力部のレプリカであるプルアップインピーダンスコード発生部120と、プルダウン出力部のレプリカであるプルダウンインピーダンスコード発生部130とを備え、これらコード発生部120,130を用いたキャリブレーション動作を並列且つ互いに無関係に実行する。これにより、短時間でキャリブレーション動作を完了することが可能となる。このため、使用するクロック信号の周波数が高い場合や、制御コードのビット数が大きい場合であっても、定められた期間内にキャリブレーション動作を正しく完了させることが可能となる。
【選択図】図2
【解決手段】プルアップ出力部のレプリカであるプルアップインピーダンスコード発生部120と、プルダウン出力部のレプリカであるプルダウンインピーダンスコード発生部130とを備え、これらコード発生部120,130を用いたキャリブレーション動作を並列且つ互いに無関係に実行する。これにより、短時間でキャリブレーション動作を完了することが可能となる。このため、使用するクロック信号の周波数が高い場合や、制御コードのビット数が大きい場合であっても、定められた期間内にキャリブレーション動作を正しく完了させることが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は半導体装置に関し、特に、出力バッファのインピーダンスを調整するキャリブレーション回路を備えた半導体装置に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置においては、出力バッファのインピーダンスを調整するキャリブレーション回路が設けられていることがある(特許文献1,2参照)。出力バッファはプルアップ出力部とプルダウン出力部を有しており、これらのインピーダンスは、キャリブレーション回路によって生成されるプルアップインピーダンスコード及びプルダウンインピーダンスコードに基づいてそれぞれ制御される。
しかしながら、特許文献1,2に記載された半導体装置では、まずプルアップインピーダンスコードを生成し、次に、プルアップインピーダンスコードを基準としてプルダウンインピーダンスコードを生成しているため、キャリブレーション動作に時間がかかるという問題があった。
特に、キャリブレーション動作に割り当てられる期間がクロック信号のサイクル数によって定義される場合、使用するクロック信号の周波数が高いほどキャリブレーション動作に割り当てられる時間が短くなるため、場合によってはキャリブレーション動作を正しく完了することができないというケースも生じうる。また、より高精度なインピーダンス調整を行うためには、インピーダンスコードのビット数をより大きくする必要があるが、特許文献1,2に記載された半導体装置では、インピーダンスコードのビット数が大きいと定められた期間内にキャリブレーション動作が完了しないおそれもあった。
このような背景から、より短時間でキャリブレーション動作を完了することが可能な半導体装置が望まれている。
本発明の一側面による半導体装置は、データ端子と、第1導電型である複数の第1の出力トランジスタを含む第1の出力部及び第2導電型である複数の第2の出力トランジスタを含む第2の出力部を備え、前記データ端子と接続される出力バッファと、前記出力バッファに含まれる前記第1及び第2の出力部のインピーダンスを其々調整する第1及び第2の制御コードを出力するキャリブレーション回路と、を備え、前記キャリブレーション回路は、第1のリファレンス部のインピーダンスを基準としたキャリブレーション動作によって前記第1の制御コードを生成する第1のコード発生部と、前記第1の制御コードに関わらず第2のリファレンス部のインピーダンスを基準としたキャリブレーション動作によって前記第2の制御コードを生成する第2のコード発生部と、を含み、前記第1のコード発生部において実行される前記キャリブレーション動作の期間及び前記第2のコード発生部において実行される前記キャリブレーション動作の期間は互いに重複することを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置は、データ端子と、第1及び第2の電源配線と、前記第1の電源配線と前記データ端子との間に接続され、第1の制御コードによってインピーダンスが制御される第1の出力部と、前記第2の電源配線と前記データ端子との間に接続され、第2の制御コードによってインピーダンスが制御される第2の出力部と、前記第1及び第2の制御コードをそれぞれ生成する第1及び第2のコード発生部と、を備え、前記第1のコード発生部は、前記第1の電源配線と前記第2の電源配線との間に直列接続された第1のインピーダンス調整部及び第1のリファレンストランジスタを含み、前記第1のインピーダンス調整部と前記第1のリファレンストランジスタとの接続点の電位が基準電位と一致するよう、前記第1の制御コードによって前記第1のインピーダンス調整部のインピーダンスが調整され、前記第2のコード発生部は、前記第1の電源配線と前記第2の電源配線との間に直列接続された第2のインピーダンス調整部及び第2のリファレンストランジスタを含み、前記第2のインピーダンス調整部と前記第2のリファレンストランジスタとの接続点の電位が前記基準電位と一致するよう、前記第2の制御コードによって前記第2のインピーダンス調整部のインピーダンスが調整されることを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2の制御コードの生成を並列に実行できることから、より短時間でキャリブレーション動作を完了することが可能となる。このため、使用するクロック信号の周波数が高い場合や、制御コードのビット数が大きい場合であっても、定められた期間内にキャリブレーション動作を正しく完了させることが可能となる。
本発明の実施形態について説明する前に、本発明の好ましい実施形態の概要について説明する。
一般的なキャリブレーション回路は、キャリブレーション端子に接続された外部抵抗のインピーダンスを基準としてプルアップインピーダンスコードを生成し、次に、生成されたプルアップインピーダンスコードを基準として、プルダウンインピーダンスコードを生成する。つまり、プルアップインピーダンスコードが確定しなければ、プルダウンインピーダンスコードの生成を行うことはできない。これに対し、本発明の好ましい実施形態においては、プルアップインピーダンスコードの生成と、プルダウンインピーダンスコードの生成を並列かつ互いに無関係に実行する。このため、これらインピーダンスコードの生成を高速に実行することができるとともに、一方のインピーダンスコードが他方のインピーダンスコードに影響を与えないため、より正確なインピーダンスコードを生成することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10は単一の半導体チップに集積されたDRAMであり、外部基板2に実装されている。外部基板2は、メモリモジュール基板あるいはマザーボードであり、外部抵抗Reが設けられている。外部抵抗Reは、半導体装置10のキャリブレーション端子ZQに接続されており、そのインピーダンスはキャリブレーション回路100の基準インピーダンスとして用いられる。キャリブレーション回路100の詳細については後述する。本実施形態においては外部抵抗Reに電源電位VDDが供給されている。
図1に示すように、半導体装置10はメモリセルアレイ11を有している。メモリセルアレイ11は、複数のワード線WLと複数のビット線BLを備え、これらの交点にメモリセルMCが配置された構成を有している。ワード線WLの選択はロウデコーダ12によって行われ、ビット線BLの選択はカラムデコーダ13によって行われる。また、半導体装置10には、外部端子としてアドレス端子21、コマンド端子22、クロック端子23、データ端子24、電源端子25及びキャリブレーション端子ZQが設けられている。
アドレス端子21は、外部からアドレス信号ADDが入力される端子である。アドレス端子21に入力されたアドレス信号ADDは、アドレス入力回路31を介してアドレスラッチ回路32に供給され、アドレスラッチ回路32にラッチされる。アドレスラッチ回路32にラッチされたアドレス信号ADDは、ロウデコーダ12、カラムデコーダ13又はモードレジスタ14に供給される。モードレジスタ14は、半導体装置10の動作モードを示すパラメータが設定される回路である。
コマンド端子22は、外部からコマンド信号CMDが入力される端子である。コマンド信号CMDは、ロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEなどの複数の信号からなる。ここで、信号名の先頭にスラッシュ(/)が付されているのは、対応する信号の反転信号、或いは、当該信号がローアクティブな信号であることを意味する。コマンド端子22に入力されたコマンド信号CMDは、コマンド入力回路33を介してコマンドデコード回路34に供給される。コマンドデコード回路34は、コマンド信号CMDをデコードすることによって各種内部コマンドを生成する回路である。内部コマンドとしては、アクティブ信号IACT、カラム信号ICOL、リフレッシュ信号IREF、モードレジスタセット信号MRS、キャリブレーション信号ZQCOMなどがある。
アクティブ信号IACTは、コマンド信号CMDがロウアクセス(アクティブコマンド)を示している場合に活性化される信号である。アクティブ信号IACTが活性化すると、アドレスラッチ回路32にラッチされたアドレス信号ADDがロウデコーダ12に供給される。これにより、当該アドレス信号ADDにより指定されるワード線WLが選択される。
カラム信号ICOLは、コマンド信号CMDがカラムアクセス(リードコマンド又はライトコマンド)を示している場合に活性化される信号である。内部カラム信号ICOLが活性化すると、アドレスラッチ回路32にラッチされたアドレス信号ADDがカラムデコーダ13に供給される。これにより、当該アドレス信号ADDにより指定されるビット線BLが選択される。
したがって、アクティブコマンド及びリードコマンドをこの順に入力するとともに、これらに同期してロウアドレス及びカラムアドレスを入力すれば、これらロウアドレス及びカラムアドレスによって指定されるメモリセルMCからリードデータが読み出される。リードデータDQは、FIFO回路15及び入出力回路16を介して、データ端子24から外部に出力される。一方、アクティブコマンド及びライトコマンドをこの順に入力するとともに、これらに同期してロウアドレス及びカラムアドレスを入力し、その後、データ端子24にライトデータDQを入力すれば、ライトデータDQは入出力回路16及びFIFO回路15を介してメモリセルアレイ11に供給され、ロウアドレス及びカラムアドレスによって指定されるメモリセルMCに書き込まれる。FIFO回路15及び入出力回路16の動作は、内部クロック信号LCLKに同期して行われる。内部クロック信号LCLKは、DLL回路38によって生成される。
リフレッシュ信号IREFは、コマンド信号CMDがリフレッシュコマンドを示している場合に活性化される信号である。リフレッシュ信号IREFが活性化するとリフレッシュ制御回路35によってロウアクセスが行われ、所定のワード線WLが選択される。これにより、選択されたワード線WLに接続された複数のメモリセルMCがリフレッシュされる。ワード線WLの選択は、リフレッシュ制御回路35に含まれる図示しないリフレッシュカウンタによって行われる。
モードレジスタセット信号MRSは、コマンド信号CMDがモードレジスタセットコマンドを示している場合に活性化される信号である。したがって、モードレジスタセットコマンドを入力するとともに、これに同期してアドレス端子21からモード信号を入力すれば、モードレジスタ14の設定値を書き換えることができる。
キャリブレーション信号ZQCOMは、コマンド信号CMDがキャリブレーションコマンドを示している場合に活性化される信号である。キャリブレーションコマンドは、半導体装置10の初期化時に発行される他、通常動作時においても定期的に発行される。キャリブレーション信号ZQCOMは、キャリブレーション回路100を活性化させる信号である。キャリブレーション回路100は、キャリブレーション信号ZQCOMに応答してキャリブレーション動作を実行し、これにより入出力回路16に含まれる出力バッファ200のインピーダンスを調整する。キャリブレーション回路100及び出力バッファ200の詳細については後述する。
クロック端子23は、外部クロック信号CK,/CKが入力される端子である。外部クロック信号CKと外部クロック信号/CKは互いに相補の信号であり、いずれもクロック入力回路36に供給される。クロック入力回路36は、外部クロック信号CK,/CKに基づいて内部クロック信号ICLKを生成する。内部クロック信号ICLKは、タイミングジェネレータ37に供給され、これによって各種内部クロック信号が生成される。タイミングジェネレータ37によって生成される各種内部クロック信号は、アドレスラッチ回路32やコマンドデコード回路34などの回路ブロックに供給され、これら回路ブロックの動作タイミングを規定する。タイミングジェネレータ37によって生成される内部クロックには、更新タイミング信号TZQが含まれる。更新タイミング信号TZQは、キャリブレーション回路100に供給される。また、内部クロック信号ICLKはDLL回路38にも供給され、上述した内部クロック信号LCLKが生成される。
電源端子25は、電源電位VDD,VSSが供給される端子である。電源端子25に供給される電源電位VDD,VSSは内部電源発生回路39に供給される。内部電源発生回路39は、電源電位VDD,VSSに基づいて各種の内部電位VPP,VOD,VARY,VPERIや、基準電位ZQVREFを発生させる。内部電位VPPは主にロウデコーダ12において使用される電位であり、内部電位VOD,VARYはメモリセルアレイ11内のセンスアンプにおいて使用される電位であり、内部電位VPERIは他の多くの回路ブロックにおいて使用される電位である。
一方、基準電位ZQVREFは、キャリブレーション回路100にて使用される基準電位である。基準電位ZQVREFは、入出力データDQの論理値を判定する基準電位であり、そのレベルは動作モードによって切り替えることができる。例えば、入出力データDQの論理値がVDD/2を基準として判定される場合には、基準電位ZQVREFのレベルもVDD/2に設定され、入出力データDQの論理値が0.8VDDを基準として判定される場合には、基準電位ZQVREFのレベルも0.8VDDに設定される。
図2は、第1の実施形態によるキャリブレーション回路100のブロック図である。
図2に示すように、本実施形態によるキャリブレーション回路100は、レプリカ電源発生部110と、プルアップインピーダンスコード発生部120と、プルダウンインピーダンスコード発生部130とを備えている。レプリカ電源発生部110は、基準電位ZQVREFに基づいて、制御信号であるバイアス電位VNA,VPAを生成する回路である。バイアス電位VNAはプルアップインピーダンスコード発生部120に供給され、バイアス電位VPAはプルダウンインピーダンスコード発生部130に供給される。これらの回路110,120,130はいずれもキャリブレーション信号ZQCOMを基準として活性化されるが、バイアス電位VNA,VPAが安定するまでの時間を確保すべく、プルアップインピーダンスコード発生部120及びプルダウンインピーダンスコード発生部130については、遅延回路140によって遅延されたキャリブレーション信号DZQCOMに応答して活性化される。
図3は、レプリカ電源発生部110の回路図である。
図3に示すように、レプリカ電源発生部110は、比較回路111,112を備えている。比較回路111は、キャリブレーション端子ZQに現れる電位と基準電位ZQVREFとを比較することによってバイアス電位VNAを生成する回路である。より具体的に説明すると、比較回路111の反転入力ノード(−)には基準電位ZQVREFが供給され、非反転入力ノード(+)はキャリブレーション端子ZQに接続されている。比較回路111の出力ノードは、バイアストランジスタ113のゲート電極に接続される。バイアストランジスタ113は、接地電位VSSが供給される電源配線とキャリブレーション端子ZQとの間に接続されたNチャンネル型のMOSトランジスタである。かかる構成により、キャリブレーション端子ZQに現れる電位が基準電位ZQVREFと一致するよう、バイアストランジスタ113のインピーダンスが制御される。
また、比較回路112は、中間ノードAに現れる電位と基準電位ZQVREFとを比較することによってバイアス電位VPAを生成する回路である。より具体的に説明すると、比較回路112の反転入力ノード(−)には基準電位ZQVREFが供給され、非反転入力ノード(+)は中間ノードAに接続されている。比較回路112の出力ノードは、バイアストランジスタ114のゲート電極に接続される。バイアストランジスタ114は、電源電位VDDが供給される電源配線と中間ノードAとの間に接続されたPチャンネル型のMOSトランジスタである。また、中間ノードAと接地電位VSSが供給される電源配線との間には、Nチャンネル型のMOSトランジスタからなるバイアストランジスタ115が接続されており、そのゲート電極にはバイアス電位VNAが供給される。かかる構成により、中間ノードAに現れる電位が基準電位ZQVREFと一致するよう、バイアストランジスタ114のインピーダンスが制御される。
これら比較回路111,112は、いずれもキャリブレーション信号ZQCOMに基づいて活性化される。このため、キャリブレーション動作を行わない期間においてはレプリカ電源発生部110による消費電流が削減される。
このように、本実施形態においては、互いに独立したバイアス電位VNA,VPAが生成され、これらがそれぞれプルアップインピーダンスコード発生部120及びプルダウンインピーダンスコード発生部130に供給される。このことは、プルアップインピーダンスコード発生部120とプルダウンインピーダンスコード発生部130が互いに独立に動作可能であることを意味する。
図4は、プルアップインピーダンスコード発生部120の回路図である。
図4に示すように、プルアップインピーダンスコード発生部120は、電源電位VDDが供給される電源配線と接地電位VSSが供給される電源配線との間に直列接続されたインピーダンス調整部121及びリファレンストランジスタ122を備える。インピーダンス調整部121は、出力バッファ200に含まれる後述するプルアップ出力部のレプリカ回路であり、並列接続された複数のPチャンネル型のMOSトランジスタRP0〜RPnによって構成される。これらトランジスタRP0〜RPnのゲート電極には、対応するプルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnがそれぞれ供給され、これにより個別にオンオフ制御される。本発明においては、プルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnを「第1の制御コード」と呼ぶことがある。
一方、リファレンストランジスタ122は、バイアストランジスタ113と実質的に同じ特性を有するNチャンネル型のMOSトランジスタからなり、そのゲート電極にはバイアス電位VNAが供給される。リファレンストランジスタ122は、接地電位VSSが供給される電源配線と接続ノードBとの間のインピーダンスを定義する第1のリファレンス部として機能する。図4に示すように、インピーダンス調整部121とリファレンストランジスタ122との接続ノードBの電位は、比較回路123によって基準電位ZQVREFと比較される。比較の結果生成されるアップダウン信号PUDは、カウンタ回路124に供給される。カウンタ回路124は、アップダウン信号PUDに基づいてカウントアップ又はカウントダウンされる回路であり、そのカウント値はプルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnとして用いられる。カウント値の更新は、更新タイミング信号TZQに同期して行われる。
したがって、キャリブレーション信号DZQCOMに基づいて比較回路123が活性化されると、更新タイミング信号TZQが活性化する度にカウンタ回路124のカウント値が更新される。これにより、接続ノードBの電位が基準電位ZQVREFと一致するよう、インピーダンス調整部121のインピーダンスが制御される。本発明においては、プルアップインピーダンスコード発生部120を「第1のコード発生部」と呼ぶことがある。
図5は、プルダウンインピーダンスコード発生部130の回路図である。
図5に示すように、プルダウンインピーダンスコード発生部130は、接地電位VSSが供給される電源配線と電源電位VDDが供給される電源配線との間に直列接続されたインピーダンス調整部131及びリファレンストランジスタ132を備える。インピーダンス調整部131は、出力バッファ200に含まれる後述するプルダウン出力部のレプリカ回路であり、並列接続された複数のNチャンネル型のMOSトランジスタRN0〜RNnによって構成される。これらトランジスタRN0〜RNnのゲート電極には、対応するプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnがそれぞれ供給され、これにより個別にオンオフ制御される。本発明においては、プルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnを「第2の制御コード」と呼ぶことがある。
一方、リファレンストランジスタ132は、バイアストランジスタ114と実質的に同じ特性を有するPチャンネル型のMOSトランジスタからなり、そのゲート電極にはバイアス電位VPAが供給される。リファレンストランジスタ132は、電源電位VDDが供給される電源配線と接続ノードCとの間のインピーダンスを定義する第2のリファレンス部として機能する。図5に示すように、インピーダンス調整部131とリファレンストランジスタ132との接続ノードCの電位は、比較回路133によって基準電位ZQVREFと比較される。比較の結果生成されるアップダウン信号NUDは、カウンタ回路134に供給される。カウンタ回路134は、アップダウン信号NUDに基づいてカウントアップ又はカウントダウンされる回路であり、そのカウント値はプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnとして用いられる。カウント値の更新は、更新タイミング信号TZQに同期して行われる。
したがって、キャリブレーション信号DZQCOMに基づいて比較回路133が活性化されると、更新タイミング信号TZQが活性化する度にカウンタ回路134のカウント値が更新される。これにより、接続ノードCの電位が基準電位ZQVREFと一致するよう、インピーダンス調整部131のインピーダンスが制御される。本発明においては、プルダウンインピーダンスコード発生部130を「第2のコード発生部」と呼ぶことがある。
図6は、出力バッファ200の一部を示す回路図である。図6に示す単位バッファは、出力バッファ200に含まれる複数の単位バッファのうち、入出力データDQkに対応する単位バッファである。したがって、実際には図6に示す単位バッファが少なくともデータ端子24の数だけ設けられている。
図6に示すように、出力バッファ200は、電源電位VDDが供給される電源配線とデータ端子24との間に接続されたプルアップ出力部201と、接地電位VSSが供給される電源配線とデータ端子24との間に接続されたプルダウン出力部202とを備える。プルアップ出力部201は、並列接続された複数のPチャンネル型のMOSトランジスタP0〜Pnからなり、そのゲート電極にはそれぞれ対応するORゲート回路GP0〜GPnを介してプルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnが供給される。ORゲート回路GP0〜GPnは、一方の入力ノードに出力データPDATAが共通に供給され、他方の入力ノードにプルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnがそれぞれ供給される。これにより、出力データPDATAがローレベルに活性化している場合、プルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnに基づいてトランジスタP0〜Pnが個別にオンオフ制御される。本発明においては、これらトランジスタP0〜Pnを「第1の出力トランジスタ」と呼ぶことがある。
同様に、プルダウン出力部202は、並列接続された複数のNチャンネル型のMOSトランジスタN0〜Nnからなり、そのゲート電極にはそれぞれ対応するANDゲート回路GN0〜GNnを介してプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnが供給される。ANDゲート回路GN0〜GNnは、一方の入力ノードに出力データNDATAが共通に供給され、他方の入力ノードにプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnがそれぞれ供給される。これにより、出力データNDATAがハイレベルに活性化している場合、プルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnに基づいてトランジスタN0〜Nnが個別にオンオフ制御される。本発明においては、これらトランジスタN0〜Nnを「第2の出力トランジスタ」と呼ぶことがある。
出力データPDATA,NDATAは、出力すべきリードデータDQkがハイレベルであればいずれもローレベルとなり、出力すべきリードデータDQkがローレベルであればいずれもハイレベルとなる内部信号である。かかる構成により、出力データPDATA,NDATAがローレベルになればプルアップ出力部201が活性化され、プルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnによって指定されるインピーダンスでデータ端子24がハイレベルに駆動される。一方、出力データPDATA,NDATAがハイレベルになればプルダウン出力部202が活性化され、プルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnによって指定されるインピーダンスでデータ端子24がローレベルに駆動される。
また、ライト動作時においては、データ端子24に入力されるライトデータDQkが入力バッファ210に供給される。入力バッファ210は、これに基づいて入力データDINを生成し、図1に示したFIFO回路15に出力する。
上述の通り、図4に示したインピーダンス調整部121はプルアップ出力部201のレプリカ回路であり、互いに同じプルアップインピーダンスコードPCODE0〜PCODEnが供給される。このため、プルアップインピーダンスコード発生部120によって調整されたプルアップインピーダンスは、プルアップ出力部201にそのまま反映される。同様に、図5に示したインピーダンス調整部131はプルダウン出力部202のレプリカ回路であり、互いに同じプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEnが供給される。このため、プルダウンインピーダンスコード発生部130によって調整されたプルダウンインピーダンスは、プルダウン出力部202にそのまま反映される。
図7は、本実施形態によるキャリブレーション回路100の動作を説明するためのタイミング図である。
図7に示す例では、時刻t1にキャリブレーション信号ZQCOMが活性化している。これに応答してレプリカ電源発生部110が活性化されるが、バイアス電位VNA,VPAが安定するまでにはある程度の時間が必要であり、図7では時刻t2においてバイアス電位VNA,VPAが安定している。時刻t1から時刻t2までの期間T1は遅延回路140の遅延時間であり、したがって時刻t2にキャリブレーション信号DZQCOMが活性化する。これに応答してプルアップインピーダンスコード発生部120及びプルダウンインピーダンスコード発生部130が活性化される。
キャリブレーション信号DZQCOMが活性化すると、更新タイミング信号TZQに同期してコード発生部120,130によるキャリブレーション動作が並列に実行される。図7に示す例では、更新タイミング信号TZQに同期してカウンタ回路124のカウント値がA1,A2,A3・・・と更新され、キャリブレーション信号ZQCOMが非活性化する時刻t3においてカウント値がA6となる。同様に、更新タイミング信号TZQに同期してカウンタ回路134のカウント値がB1,B2,B3・・・と更新され、時刻t3においてカウント値がB6となる。時刻t2から時刻t3までの期間T2はキャリブレーション期間であり、この期間においてコード発生部120,130によるキャリブレーション動作を並列に実行していることから、キャリブレーション動作を高速に完了することが可能となる。
つまり、キャリブレーション動作に割り当てられる期間は、多くの場合、外部クロック信号CK,/CKのサイクル数によって定義されるため、使用する外部クロック信号CK,/CKの周波数が高いほどキャリブレーション動作に割り当てられる時間が短くなる。しかしながら、本実施形態では、コード発生部120,130によるキャリブレーション動作を並列に実行していることから、外部クロック信号CK,/CKの周波数が高い場合であっても、キャリブレーション動作を正しく完了することが可能となる。また、より高精度なインピーダンス調整を行うためには、インピーダンスコードPCODE0〜PCODEn,NCODE0〜NCODEnのビット数をより大きくする必要があるが、本実施形態では、インピーダンスコードPCODE0〜PCODEn,NCODE0〜NCODEnのビット数が大きい場合であっても、定められた期間内にキャリブレーション動作を正しく完了することが可能となる。しかも、本実施形態では、コード発生部120,130の一方のキャリブレーション動作が他方のキャリブレーション動作に影響を与えないことから、並列なキャリブレーション動作を正確に実行することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図8は、第2の実施形態によるキャリブレーション回路100のブロック図である。
図8に示すように、本実施形態によるキャリブレーション回路100は、プルアップインピーダンスコード発生部160と、プルダウンインピーダンスコード発生部170とを備えている。本実施形態においては、図2に示した遅延回路140やレプリカ電源発生部150が設けられていない。このため、第1の実施形態によるキャリブレーション回路100よりも回路規模が小さく、且つ、消費電流も少ないという特長を有している。
図9は、プルアップインピーダンスコード発生部160の回路図である。
図9に示すように、プルアップインピーダンスコード発生部160は、図4に示したプルアップインピーダンスコード発生部120と類似の回路構成を有しており、電源電位VDDが供給される電源配線とキャリブレーション端子ZQとの間に接続されたインピーダンス調整部161を備える。本実施形態では、キャリブレーション端子ZQが接地電位VSSに接続されている。図4に示したリファレンストランジスタ122は設けられていない。インピーダンス調整部161は、出力バッファ200に含まれるプルアップ出力部201のレプリカ回路であり、図4に示したインピーダンス調整部121と同様の機能を有する。
図9に示すように、本実施形態では、比較回路163によってキャリブレーション端子ZQの電位と基準電位ZQVREFが比較される。比較の結果生成されるアップダウン信号PUDは、カウンタ回路164に供給される。カウンタ回路164は、図4に示したカウンタ回路124と同様の機能を有する。
図10は、プルダウンインピーダンスコード発生部170の回路図である。
図10に示すように、プルダウンインピーダンスコード発生部170は、図5に示したプルダウンインピーダンスコード発生部130と類似の回路構成を有しており、接地電位VSSが供給される電源配線と電源電位VDDが供給される電源配線との間に直列接続されたインピーダンス調整部171及びリファレンストランジスタ172を備える。インピーダンス調整部171は、出力バッファ200に含まれるプルダウン出力部のレプリカ回路ではなく、プルアップ出力部を構成するいずれかのPチャンネル型のMOSトランジスタのインピーダンスを目標値とする可変インピーダンス回路である。インピーダンス調整部171は、並列接続された複数のNチャンネル型のMOSトランジスタRN0〜RNmによって構成される。これらトランジスタRN0〜RNmのゲート電極には、対応するプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEmがそれぞれ供給され、これにより個別にオンオフ制御される。プルダウンインピーダンスコードのビット数(=m)は、プルアップインピーダンスコードのビット数(=n)と一致している必要はない。
リファレンストランジスタ172は、プルアップインピーダンスコード発生部160内のインピーダンス調整部161を構成するいずれかのPチャンネル型のMOSトランジスタRP0〜RPnのレプリカである。トランジスタRP0〜RPnは、プルアップ出力部201を構成するPチャンネル型のMOSトランジスタP0〜Pnのレプリカであることから、リファレンストランジスタ172についても、プルアップ出力部201を構成するいずれかのPチャンネル型のMOSトランジスタP0〜Pnのレプリカであると言える。
リファレンストランジスタ172のゲート電極は接地電位VSSに固定されている。これにより、リファレンストランジスタ172は常にオン状態であり、そのインピーダンスはプルアップ出力部201を構成するいずれかのPチャンネル型のMOSトランジスタP0〜Pnのインピーダンスと一致する。
図10に示すように、本実施形態ではインピーダンス調整部161とリファレンストランジスタ172との接続ノードDの電位は、比較回路173によって基準電位ZQVREFと比較される。比較の結果生成されるアップダウン信号NUDは、カウンタ回路174に供給される。カウンタ回路174は、アップダウン信号NUDに基づいてカウントアップ又はカウントダウンされる回路であり、そのカウント値はプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEmとして用いられる。カウント値の更新は、更新タイミング信号TZQに同期して行われる。
したがって、キャリブレーション信号DZQCOMに基づいて比較回路173が活性化されると、更新タイミング信号TZQが活性化する度にカウンタ回路174のカウント値が更新される。これにより、接続ノードDの電位が基準電位ZQVREFと一致するよう、インピーダンス調整部171のインピーダンスが制御される。
図11は、本実施形態による出力バッファ200の一部を示す回路図である。図11に示す単位バッファは、図6と同様、出力バッファ200に含まれる複数の単位バッファのうち、入出力データDQkに対応する単位バッファである。したがって、実際には図11に示す単位バッファが少なくともデータ端子24の数だけ設けられている。
図11に示すように、本実施形態による出力バッファ200は、プルダウン出力部202がプルダウン出力部203に置き換えられている点において、図6に示した出力バッファ200と相違している。プルアップ出力部201の回路構成は図6と同じである。プルダウン出力部203は、並列接続された複数のユニットU0〜Unからなる。各ユニットU0〜Unは、それぞれ対応するPチャンネル型のMOSトランジスタP0〜Pnのインピーダンスと一致している。したがって、トランジスタP0〜Pnのインピーダンスに重み付がされている場合には、ユニットU0〜Unのインピーダンスについても同様の重み付がされる。
図12は、ユニットU0の回路図である。
図12に示すように、ユニットU0は、接地電位VSSが供給される電源配線とデータ端子24との間に並列接続されたNチャンネル型のMOSトランジスタN00〜N0mを備え、そのゲート電極にはそれぞれ対応するANDゲート回路GN00〜GN0mを介してプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEmがそれぞれ供給される。ANDゲート回路GN00〜GN0mは3入力であり、第1の入力ノードには出力データNDATAが共通に供給され、第2の入力ノードにはプルアップインピーダンスコードPCODE0の反転信号が共通に供給され、第3の入力ノードにはプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEmがそれぞれ供給される。これにより、出力データNDATA及びプルアップインピーダンスコードPCODE0の反転信号がいずれもハイレベルに活性化している場合、プルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEmに基づいてトランジスタN00〜N0mが個別にオンオフ制御される。
他のユニットU1〜Unについても、プルアップインピーダンスコードPCODE1〜PCODEnの反転信号が供給される他は、図12に示したユニットU0と同じ回路構成を有している。かかる回路構成により、出力データNDATAがハイレベルとなった場合、プルアップインピーダンスコードPCODE1〜PCODEnに基づいて活性化するユニットU0〜Unが選択され、活性化されたユニットU0〜Unに含まれるトランジスタNi0〜Nim(i=0〜n)についてはプルダウンインピーダンスコードNCODE0〜NCODEmに基づいて活性化される。
これにより、プルダウン出力部203のインピーダンスは、プルアップ出力部201のインピーダンスと一致するため、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。つまり、プルアップインピーダンスコード発生部160によるキャリブレーション動作と、プルダウンインピーダンスコード発生部170によるキャリブレーション動作と並列且つ互いに無関係に実行することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記の各実施形態においては、プルアップインピーダンスコード発生部120,160によるキャリブレーション動作と、プルダウンインピーダンスコード発生部130,170によるキャリブレーション動作を同時に開始し、同時に終了しているが、本発明がこれに限定されるものではなく、これらのキャリブレーション動作の期間が少なくとも一部重複しているだけであっても構わない。
また、第1の実施形態においては、外部抵抗Reを電源電位VDDに接続しているが、外部抵抗Reを接地電位VSSに接続しても構わない。第1の実施形態において外部抵抗Reを電源電位VDDに接続しているのは、外部抵抗Reを基準としてバイアス電位VNAを生成し、バイアス電位VNAを基準としてバイアス電位VPAを生成しているためである。したがって、これとは逆に、外部抵抗Reを基準としてバイアス電位VPAを生成し、バイアス電位VPAを基準としてバイアス電位VNAを生成する構成であれば、外部抵抗Reを接地電位VSSに接続すればよい。
2 外部基板
10 半導体装置
11 メモリセルアレイ
12 ロウデコーダ
13 カラムデコーダ
14 モードレジスタ
15 FIFO回路
16 入出力回路
21 アドレス端子
22 コマンド端子
23 クロック端子
24 データ端子
25 電源端子
31 アドレス入力回路
32 アドレスラッチ回路
33 コマンド入力回路
34 コマンドデコード回路
35 リフレッシュ制御回路
36 クロック入力回路
37 タイミングジェネレータ
38 DLL回路
39 内部電源発生回路
100 キャリブレーション回路
110,150 レプリカ電源発生部
111,112 比較回路
113〜115 バイアストランジスタ
120,160 プルアップインピーダンスコード発生部
121,131,161,171 インピーダンス調整部
122,132,172 リファレンストランジスタ
123,133,163,173 比較回路
124,134,164,174 カウンタ回路
130,170 プルダウンインピーダンスコード発生部
140 遅延回路
200 出力バッファ
201 プルアップ出力部
202,203 プルダウン出力部
210 入力バッファ
A 中間ノード
B〜D 接続ノード
NCODE プルダウンインピーダンスコード
PCODE プルアップインピーダンスコード
Re 外部抵抗
U0〜Un ユニット
VDD 電源電位
VNA,VPA バイアス電位
VSS 接地電位
ZQ キャリブレーション端子
ZQVREF 基準電位
10 半導体装置
11 メモリセルアレイ
12 ロウデコーダ
13 カラムデコーダ
14 モードレジスタ
15 FIFO回路
16 入出力回路
21 アドレス端子
22 コマンド端子
23 クロック端子
24 データ端子
25 電源端子
31 アドレス入力回路
32 アドレスラッチ回路
33 コマンド入力回路
34 コマンドデコード回路
35 リフレッシュ制御回路
36 クロック入力回路
37 タイミングジェネレータ
38 DLL回路
39 内部電源発生回路
100 キャリブレーション回路
110,150 レプリカ電源発生部
111,112 比較回路
113〜115 バイアストランジスタ
120,160 プルアップインピーダンスコード発生部
121,131,161,171 インピーダンス調整部
122,132,172 リファレンストランジスタ
123,133,163,173 比較回路
124,134,164,174 カウンタ回路
130,170 プルダウンインピーダンスコード発生部
140 遅延回路
200 出力バッファ
201 プルアップ出力部
202,203 プルダウン出力部
210 入力バッファ
A 中間ノード
B〜D 接続ノード
NCODE プルダウンインピーダンスコード
PCODE プルアップインピーダンスコード
Re 外部抵抗
U0〜Un ユニット
VDD 電源電位
VNA,VPA バイアス電位
VSS 接地電位
ZQ キャリブレーション端子
ZQVREF 基準電位
Claims (15)
- データ端子と、
第1導電型である複数の第1の出力トランジスタを含む第1の出力部及び第2導電型である複数の第2の出力トランジスタを含む第2の出力部を備え、前記データ端子と接続される出力バッファと、
前記出力バッファに含まれる前記第1及び第2の出力部のインピーダンスを其々調整する第1及び第2の制御コードを出力するキャリブレーション回路と、を備え、
前記キャリブレーション回路は、第1のリファレンス部のインピーダンスを基準としたキャリブレーション動作によって前記第1の制御コードを生成する第1のコード発生部と、前記第1の制御コードに関わらず第2のリファレンス部のインピーダンスを基準としたキャリブレーション動作によって前記第2の制御コードを生成する第2のコード発生部と、を含み、
前記第1のコード発生部において実行される前記キャリブレーション動作の期間及び前記第2のコード発生部において実行される前記キャリブレーション動作の期間は互いに重複することを特徴とする半導体装置。 - 前記キャリブレーション回路はレプリカ電源発生部をさらに備え、
前記レプリカ電源発生部は、前記第1のリファレンス部のインピーダンスを決定する第1の制御信号を前記第1のリファレンス部に出力し、前記第2のリファレンス部のインピーダンスを決定する第2の制御信号を前記第2のリファレンス部に出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記複数の第1の出力トランジスタのそれぞれは、前記第1の制御コードの対応するビットに基づいて活性化され、
前記複数の第2の出力トランジスタのそれぞれは、前記第2の制御コードの対応するビットに基づいて活性化されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。 - 前記キャリブレーション回路は、前記第1のリファレンス部のインピーダンスを決定する第1の制御信号を前記第1のリファレンス部に出力するレプリカ電源発生部をさらに備え、
前記第2のリファレンス部は、前記第1の出力トランジスタのレプリカであり前記第2のリファレンス部のインピーダンスを決定するレプリカトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記第2の出力部のインピーダンスは、前記第1及び第2の制御コードの両方に基づいて調整されることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
- 前記複数の第1の出力トランジスタのそれぞれは、前記第1の制御コードの対応するビットに基づいて活性化され、
前記複数の第2の出力トランジスタは複数のユニットにグループ化され、前記複数のユニットのそれぞれは前記第1の制御コードの対応するビットに基づいて活性化され、活性化されたユニットに含まれる前記複数の第2の出力トランジスタのそれぞれは、前記第2の制御コードの対応するビットに基づいて活性化されることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。 - 前記第1及び第2のリファレンス部は、それぞれ第1及び第2のリファレンストランジスタを含み、
前記第1及び第2のリファレンス部のインピーダンスは、それぞれ前記第1及び第2のリファレンストランジスタのインピーダンスによって定義され、
前記第1のリファレンストランジスタは前記第2の導電型であり、
前記第2のリファレンストランジスタは前記第1の導電型であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記キャリブレーション回路は、第1及び第2のバイアス電位を生成するレプリカ電源発生部をさらに備え、
前記第1のバイアス電位は、前記第1のリファレンストランジスタの制御電極に供給され、
前記第2のバイアス電位は、前記第2のリファレンストランジスタの制御電極に供給されることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。 - キャリブレーション端子をさらに備え、
前記レプリカ電源発生部は、前記キャリブレーション端子に現れる電位と基準電位とを比較することによって前記第1のバイアス電位を生成する第1の比較回路と、第2の電源配線と前記キャリブレーション端子との間に接続され、制御電極に前記第1のバイアス電位が供給される第1のバイアストランジスタとを含み、
前記第1のバイアストランジスタは前記第2の導電型であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。 - 前記レプリカ電源発生部は、中間ノードに現れる電位と前記基準電位とを比較することによって前記第2のバイアス電位を生成する第2の比較回路と、第1の電源配線と前記中間ノードとの間に接続され、制御電極に前記第2のバイアス電位が供給される第2のバイアストランジスタと、前記第2の電源配線と前記中間ノードとの間に接続され、制御電極に前記第1のバイアス電位が供給される第3のバイアストランジスタとを含み、
前記第2のバイアストランジスタは前記第1の導電型であり、前記第3のバイアストランジスタは前記第2の導電型であることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。 - データ端子と、
第1及び第2の電源配線と、
前記第1の電源配線と前記データ端子との間に接続され、第1の制御コードによってインピーダンスが制御される第1の出力部と、
前記第2の電源配線と前記データ端子との間に接続され、第2の制御コードによってインピーダンスが制御される第2の出力部と、
前記第1及び第2の制御コードをそれぞれ生成する第1及び第2のコード発生部と、を備え、
前記第1のコード発生部は、前記第1の電源配線と前記第2の電源配線との間に直列接続された第1のインピーダンス調整部及び第1のリファレンストランジスタを含み、前記第1のインピーダンス調整部と前記第1のリファレンストランジスタとの接続点の電位が基準電位と一致するよう、前記第1の制御コードによって前記第1のインピーダンス調整部のインピーダンスが調整され、
前記第2のコード発生部は、前記第1の電源配線と前記第2の電源配線との間に直列接続された第2のインピーダンス調整部及び第2のリファレンストランジスタを含み、前記第2のインピーダンス調整部と前記第2のリファレンストランジスタとの接続点の電位が前記基準電位と一致するよう、前記第2の制御コードによって前記第2のインピーダンス調整部のインピーダンスが調整されることを特徴とする半導体装置。 - 第1及び第2のバイアス電位を生成するレプリカ電源発生部をさらに備え、
前記第1のバイアス電位は、前記第1のリファレンストランジスタの制御電極に供給され、
前記第2のバイアス電位は、前記第2のリファレンストランジスタの制御電極に供給されることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。 - 前記第1の出力部は、前記第1の電源配線と前記データ端子との間に並列接続された複数の第1の出力トランジスタを含み、
前記第2の出力部は、前記第2の電源配線と前記データ端子との間に並列接続された複数の第2の出力トランジスタを含み、
前記複数の第1の出力トランジスタのそれぞれは、前記第1の制御コードの対応するビットに基づいて活性化され、
前記複数の第2の出力トランジスタのそれぞれは、前記第2の制御コードの対応するビットに基づいて活性化されることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。 - 前記第1の出力部は、前記第1の電源配線と前記データ端子との間に並列接続された複数の第1の出力トランジスタを含み、
前記第2の出力部は、前記第2の電源配線と前記データ端子との間に並列接続された複数のユニットを含み、
前記複数のユニットのそれぞれは、前記第2の電源配線と前記データ端子との間に並列接続された複数の第2の出力トランジスタを含み、
前記複数の第1の出力トランジスタのそれぞれは、前記第1の制御コードの対応するビットに基づいて活性化され、
前記複数のユニットのそれぞれは、前記第1の制御コードの対応するビットに基づいて活性化され、
前記複数の第2の出力トランジスタのそれぞれは、前記第2の制御コードの対応するビットに基づいて活性化されることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。 - 前記第1のリファレンストランジスタの制御電極に第1のバイアス電位を供給するレプリカ電源発生部をさらに備え、
前記第2のリファレンストランジスタは前記第1の出力トランジスタのレプリカであり、その制御電極は前記第2の電源配線に接続されていることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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