JP5595240B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に、ポイントシフト型FIFO回路を用いたアドレスカウンタを備える半導体装置に関する。
シンクロナスDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)に代表される同期式メモリ装置は、パーソナルコンピュータのメインメモリなどに広く利用されている。同期式メモリ装置は、コントローラより供給されるクロック信号に同期してデータを入出力することから、より高速なクロックを使用することによって、データ転送レートを高めることが可能である。
しかしながら、シンクロナスDRAMにおいても、DRAMコアはあくまでアナログ動作であり、極めて微弱な電荷をセンス動作により増幅する必要がある。そのため、リードコマンドが発行されてから、最初のデータを出力するまでの時間を短縮することはできず、リードコマンドが発行されてから所定の遅延時間が経過した後、外部クロックに同期して最初のデータが出力される。
リード動作時におけるこの遅延時間は一般に「CASレイテンシ」と呼ばれ、クロック周期の整数倍に設定される。例えば、CASレイテンシが5(CL=5)であれば、外部クロックに同期してリードコマンドを取り込んだ後、5周期後の外部クロックに同期して最初のデータが出力される。つまり、5クロックサイクル後に最初のデータが出力されることになる。
このような遅延は、ライト動作時においても必要である。ライト動作時においては、ライトコマンドが発行された後、所定の遅延時間が経過してから、外部クロックに同期してデータを連続的に入力する必要がある。ライト動作時におけるこの遅延時間は一般に「CASライトレイテンシ」と呼ばれ、クロック周期の整数倍に設定される。例えば、CASライトレイテンシが5(CWL=5)であれば、外部クロックに同期してライトコマンドを取り込んだ後、5クロックサイクル後の外部クロックに同期して最初のデータを入力する必要がある。
さらに、DDR2(Double Data Rate 2)型以降のSDRAMでは、コントローラがリードコマンドやライトコマンドを本来の発行タイミングよりも先行して同期式メモリ装置へ発行することが可能なポステッドCAS方式が採用されている。先行する時間、つまり、リードコマンドやライトコマンドを発行すべき本来のタイミングと、先行して実際にリードコマンドやライトコマンドを発行するタイミングとの差は、アディティブレイテンシ(AL)と呼ばれる。したがって、例えばリード動作においては、リードコマンドが発行されてからリードデータの出力が開始されるまでの期間は、AL+CLで定義される。
ポステッドCAS方式を用いる場合、カラムアドレスの入力タイミングもリードコマンドやライトコマンドの発行タイミングに合わせて先行される。このため、入力されたカラムアドレスは、アディティブレイテンシが経過するまで半導体装置(同期式メモリ装置)の内部で保持しておく必要がある。このような目的から、DDR2以降のSDRAMにおいては、アドレス信号を所定の時間だけ遅延させるFIFO回路が用いられる。このようなFIFO回路は、一般に「アドレスカウンタ」と呼ばれる。
アドレス信号を遅延させる最も簡単な方法は、アドレス信号そのものをシフトレジスタに投入し、アドレス信号そのものを順次シフトするシフトレジスタ型のFIFO回路を用いることである。しかしながら、この方法ではシフトレジスタの必要段数がレイテンシに比例することから、レイテンシが大きくなればなるほど、回路規模がそのまま増大するという問題があった。レイテンシは、クロックの周波数が高くなるほど大きくなる傾向があることから、同期式メモリ装置の高速化に伴うレイテンシの増大は避けられない。
シフトレジスタ型よりも回路規模の小さいFIFO回路としては、特許文献1に記載されたポイントシフト型FIFO回路が知られている。ポイントシフト型FIFO回路とは、それぞれが入力ゲート及び出力ゲートを備える複数のラッチ回路が並列接続された構造を有し、複数の入力ゲートのいずれか及び複数の出力ゲートのいずれかを電気的に導通させることによって、リードコマンドやライトコマンドの発行タイミングに合わせてラッチしたアドレス信号を後段の内部回路へ出力するタイミングを任意に設定することが可能なFIFO回路である。
ポイントシフト型FIFO回路に必要なラッチ回路の数は、レイテンシの値と同数ではなく、遅延させるアドレス信号の最大蓄積数によって定義されるため、シフトレジスタを用いる場合よりも回路規模を小さくすることが可能である。
特開2009−15952号公報
特許文献1に記載されたアドレスカウンタにおいては、複数の入力ゲートを制御する入力ポインタ信号を生成する入力ポインタ回路と、複数の出力ゲートを制御する出力ポインタ信号を生成する出力ポインタ回路がいずれもシフトレジスタ形式の回路によって構成されている。シフトレジスタ形式の回路は、クロック信号に同期したポインタの変化を高速に行うことができることから、ラッチ回路に入力されるアドレス信号やラッチ回路から出力されるアドレス信号に不確定データ(不確定なアドレス情報)を示すノイズ(ハザード)が生じないという優れた特徴を有している。その反面、シフトレジスタ回路から出力される信号のビット数(信号線の数)は、入力ゲート及び出力ゲートの数と同数となることから、必要な配線本数が多くなる。
本発明の一側面による半導体装置は、アドレス信号が供給される外部端子と、それぞれの入力ノードが入力選択回路を介して前記外部端子に接続され、それぞれの出力ノードが出力選択回路を介して内部回路に接続された複数のアドレスラッチ回路と、前記入力選択回路及び前記出力選択回路を制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記入力選択回路を制御する複数の第1の制御信号を生成するシフトレジスタ形式の第1の回路及び前記出力選択回路を制御する複数の第2の制御信号を生成するバイナリ形式の第2の回路を含み、前記入力選択回路は、前記複数の第1の制御信号の値に基づいて前記複数のアドレスラッチ回路が有する複数の前記入力ノードのいずれかを選択し、前記出力選択回路は、前記複数の第2の制御信号の値に基づいて前記複数のアドレスラッチ回路が有する複数の前記出力ノードのいずれかを選択し、前記第1の回路は、外部から時系列に供給される外部コマンドに応答して前記複数の第1の制御信号が示す値を更新し、前記第2の回路は、前記外部コマンドが供給されてから同期信号の1サイクルを1レイテンシとして所定のレイテンシが経過したことに応答して前記複数の第2の制御信号が示す値を更新する、ことを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置は、一つの信号入力ラインと、一つの信号出力ラインと、それぞれが入力ノード及び出力ノードを有する2個(nは2以上の整数)のラッチ回路と、前記信号入力ラインと前記2個のラッチ回路のそれぞれの前記入力ノードとの間に接続された入力選択回路と、前記2個のラッチ回路のそれぞれの前記出力ノードと前記信号出力ラインとの間に接続された出力選択回路と、を備え、前記入力選択回路は、前記信号入力ラインと前記2個のラッチ回路が有する複数の前記入力ノードとの間にそれぞれ接続された2個の入力ゲートを含み、前記出力選択回路は、前記2個のラッチ回路が有する複数の前記出力ノードと前記信号出力ラインとの間に縦続に接続されたn段の出力ゲート段を含み、前記n段の出力ゲート段のうちi段目(iは1〜nの整数)の出力ゲート段は、2n+1−i個の出力ゲートを含み、1段目の前記出力ゲート段に含まれる2個の出力ゲートが有する複数の入力ノードは、それぞれ対応する前記2個のラッチ回路のそれぞれの前記出力ノードに接続され、前記n段の出力ゲート段のうちi段目の出力ゲート段に含まれる2n+1−i個の出力ゲートは、それぞれが2個の出力ゲートからなる2n−i個の出力ゲートペアを構成し、前記n段の出力ゲート段のうちj段目(jは1〜n−1の整数)の出力ゲート段に含まれる2n−j個の出力ゲートペアの出力ノードは、j+1段目の出力ゲート段に含まれる2n−j個の出力ゲートの入力ノードにそれぞれ接続され、n段目の出力ゲート段に含まれる1個の出力ゲートペアの出力ノードは、前記信号出力ラインに接続され、前記出力ゲートペアを構成する2個の出力ゲートは、互いの出力ノードが接続され、一方が電気的に導通状態となり他方が非導通状態となる、ことを特徴とする。
本発明によれば、入力選択回路においては、シフトレジスタ形式の第1の回路が生成する不確定データを有しない複数の第1の制御信号によって、複数のアドレスラッチ回路に供給するアドレス信号に不確定データ(不確定なアドレス情報)を示すノイズ(ハザード)の発生を防止しつつ、出力選択回路の制御に必要な複数の第2の制御信号に関連する複数の信号配線の数をバイナリ形式の第2の回路により削減することが可能となる。
本発明の原理を説明するためのブロック図である。 本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。 アドレスカウンタ90の構成を示すブロック図である。 ビットカウント回路100の回路図である。 ポインタ信号生成回路400の回路図である。 ビットカウント回路100の動作を説明するためのタイミング図であり、カウント数が6である場合(AL=6)の動作を示している。 変形例によるポインタ信号生成回路400の回路図である。 図7に示したポインタ信号生成回路400を用いた場合におけるビットカウント回路100の動作を説明するためのタイミング図である。
本発明の課題を解決する技術思想(コンセプト)の代表的な一例は、以下に示される。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願の請求項に記載の内容であることは言うまでもない。すなわち、本発明は、ポイントシフト型FIFO回路の入力選択回路に供給する入力ポインタ信号についてはシフトレジスタを用いて生成し、出力選択回路に供給する出力ポインタ信号についてはバイナリカウンタを用いて生成することを技術思想とするものである。これにより、入力選択回路の出力にハザードが生じないことから、入力選択回路と出力選択回路の間に並列に配置される複数のラッチ回路は、任意のタイミングで供給されるアドレス信号を正しくラッチすることができるとともに、ポイントシフト型FIFO回路の制御回路は、出力選択回路の制御に必要な信号配線の本数を削減することが可能となる。尚、この明細書において、対象となる信号が不確定な論理状態を示すことを「ハザード」と呼ぶ。対象となる信号がアドレス信号であれば、ハザードはアドレス情報の不確定を示し、対象となる信号がポインタ信号であれば、ハザードはポインタ情報の不確定を示す。
図1は、本発明の原理を説明するためのブロック図である。
図1に示す本発明の原理による半導体装置は、複数のラッチ回路L0〜Lmと、ラッチ回路L0〜Lmの入力ノードNI0〜NImに接続された入力選択回路1と、ラッチ回路L0〜Lmの出力ノードNO0〜NOmに接続された出力選択回路2とを備える。入力選択回路1は、アドレス信号ADDが供給されるアドレス端子3に接続されており、アドレス端子3を介して入力されたアドレス信号ADDをラッチ回路L0〜Lmのいずれかに供給する。出力選択回路2は、ラッチ回路L0〜Lmにラッチされているアドレス信号ADDのいずれかを選択し、選択したアドレス信号ADDを内部回路4に供給する。入力選択回路1、複数のラッチ回路L0〜Lm及び出力選択回路2は、後述するアドレスカウンタ90(図2)に相当する。制御回路6は、後述するポインタ信号生成回路400(図5)に相当する。制御回路6及びコマンドカウンタ8は、後述するレイテンシカウンタ32a(図2)に含まれる。モードレジスタ9は、後述するモードレジスタ56(図2)である。
内部回路4は、アドレス信号ADDに基づいて所定の動作を行う回路であり、例えば、メモリセルアレイのほか、デコーダやデータ入出力回路などメモリセルアレイの周辺回路を含む回路ブロックである。内部回路4にアドレス信号ADDが供給されると、アドレス信号ADDにより指定されるメモリセルがアクセスされる。これにより、リード動作時においてはメモリセルから読み出されたリードデータDQがデータ端子5から出力され、ライト動作時においてはデータ端子5から入力されたライトデータDQがメモリセルに書き込まれる。尚、内部回路4は、不図示のラッチ回路を有し、そのラッチ回路は出力選択回路2が切り替わってから所定のセットアップ期間が経過した後に、出力選択回路2から供給されたアドレス信号ADDをラッチする。
入力選択回路1及び出力選択回路2の動作は、制御回路6(ポインタ信号生成回路400)によって制御される。制御回路6には、第1の回路であるシフトレジスタ6aと第2の回路であるバイナリカウンタ6bが含まれている。シフトレジスタ6aから出力される第1の制御信号(入力ポインタ信号)IPは入力選択回路に供給され、バイナリカウンタ6bから出力される第2の制御信号(出力ポインタ信号)OPは出力選択回路2に供給される。尚、後述するように、第1の制御信号(入力ポインタ信号)IP及び第2の制御信号(出力ポインタ信号)OPは、それぞれ複数の信号で構成される。複数の第2の制御信号(出力ポインタ信号)OPの数は、複数の第1の制御信号(入力ポインタ信号)IPの数よりも少ない数である。シフトレジスタ6aは、コマンド端子7を介して外部から発行されるコマンド信号CMDaに応答してカウントアップ(又はウントダウン)されるカウンタである。一方、バイナリカウンタ6bは、コマンドカウンタ8によって所定のレイテンシ分だけ遅延されたコマンド信号CMDbに応答してカウントアップ(又はウントダウン)されるカウンタである。コマンドカウンタ8による遅延量は、モードレジスタ9の設定値ALによって変化させることができる。
入力選択回路1の動作タイミングはコマンド信号CMDaに同期して行われる。したがって、コマンド信号CMDaが活性化すると、入力選択回路1は入力ポインタ信号IPが示す入力ノードNI0〜NImのいずれかNIi(i=0〜m)にアドレス端子3上のアドレス信号ADDを供給する。これにより、当該ラッチ回路Liにアドレス信号ADDが取り込まれる。また、コマンド信号CMDaの活性化に応答して、シフトレジスタ6aのカウント値が更新される。
一方、出力選択回路2の動作タイミングはコマンド信号CMDbに同期して行われる。したがって、出力選択回路2は、コマンド信号CMDbが活性化した時点における出力ポインタ信号OPが示す出力ノードNO0〜NOmのいずれかNOi(i=0〜m)を介して、当該ラッチ回路Liにストアされているアドレス信号ADDを出力する。これにより、内部回路4にはラッチ回路Liに保持されているアドレス信号ADDが供給される。また、コマンド信号CMDbの活性化に対応して、バイナリカウンタ6bのカウント値が更新される。
ここで、制御信号IPはシフトレジスタ6aからの出力信号であり、m+1ビット構成を有している。制御信号IPを構成するm+1ビットの複数の信号は、1ビットのみが活性レベルとなり、残りのmビットは全て非活性レベルである。このため、入力ノードNI0〜NImは、常にいずれか一つのみが選択されることから、正しいラッチ動作が保証される。
一方、制御信号OPはバイナリカウンタ6bからの出力信号であり、バイナリ形式である。したがって、制御信号OPはm+1未満ビット構成を有する。制御信号OPを構成するm+1未満ビットの複数の信号は、そのバイナリ形式が示す出力ノードNO0〜NOmのいずれかNOi(i=0〜m)が常に選択されている。m+1未満ビット構成の制御信号OPは、シフトレジスタを採用した場合と比べて信号配線の本数が削減される。但し、制御信号OPの値が変化する際にはハザードが生じる。これによる問題は、コマンド信号CMDbの活性化に伴う出力選択回路2の出力動作とバイナリカウンタ6bの更新動作との間に所定の時間差を設けるとともに、出力選択回路2を構成する出力ゲートを単方向の回路、例えばクロックトインバータを用いることで解決することができる。つまり、出力選択回路2の出力動作とバイナリカウンタ6bの更新動作との間に所定の時間差を設ければハザードが内部回路4に出力されることがなく、また、単方向の回路を用いて出力選択回路2を構成すれば、出力選択回路2内における信号の逆流(複数のラッチ回路の複数の信号同士のバスファイト)によるラッチデータの破壊も生じない。
以上により、正しいFIFO動作を確保しつつ、制御信号の配線本数を削減することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10はシンクロナスDRAMであり、外部端子として、クロック端子11a,11b、コマンド端子12a〜12e、アドレス端子13、データ入出力端子14、データストローブ端子15a,15b及び電源端子16a,16bを備えている。その他、キャリブレーション端子やクロックイネーブル端子なども含まれているが、これらについては図示を省略している。
クロック端子11a,11bは、それぞれクロック信号CK,/CKが供給される端子であり、供給されたクロック信号CK,/CKは、クロック入力回路21に供給される。本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はローアクティブな信号であることを意味する。したがって、クロック信号CK,/CKは互いに相補の信号である。クロック入力回路21の出力は、タイミング発生回路22及びDLL回路23に供給される。タイミング発生回路22は内部クロックICLKを生成し、これをデータ出力系の回路を除く各種内部回路に供給する役割を果たす。また、DLL回路23は出力用クロックLCLKを生成し、これをデータ出力系の回路に供給する役割を果たす。
DLL回路23が生成する出力用クロックLCLKは、クロック信号CK,/CKに対して位相制御された信号であり、リードデータDQ(及びデータストローブ信号DQS,/QDS)の位相がクロック信号CK,/CKの位相と一致するよう、クロック信号CK,/CKに対してやや位相が進められる。
コマンド端子12a〜12eは、それぞれロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、チップセレクト信号/CS、及びオンダイターミネーション信号ODTが供給される端子である。これらのコマンド信号は、コマンド入力回路31を介してコマンドデコーダ32に供給される。コマンドデコーダ32は、内部クロックICLKに同期して、コマンド信号の保持及びデコードなどを行うことによって、各種内部コマンドICMDを生成する回路である。コマンドデコーダ32にはレイテンシカウンタ32aが含まれており、生成された内部コマンドICMDのうちカラム系のコマンドは、レイテンシカウンタ32aによってアディティブレイテンシALがカウントされた後に出力される。レイテンシカウンタ32aは、図1におけるコマンドカウンタ8及び制御回路6(シフトレジスタ6aとバイナリカウンタ6bを含むポインタ信号生成回路400)を含む。レイテンシカウンタ32aによってカウントされた後に出力される内部コマンドICMDに関連する複数の制御信号としては、タイミング信号MDCAYST及びタイミング信号MDCADQTが含まれる。これらのタイミング信号は、アドレスカウンタ90に供給される。レイテンシカウンタ32aがこれらタイミング信号を出力するタイミングは、モードレジスタ56に設定された設定値ALによって変化させることができる。レイテンシカウンタ32aは、更にタイミング信号MDCAT0,タイミング信号MDCAT1も生成し、アドレスカウンタ90に供給する。タイミング信号MDCAT0は、アディティブレイテンシALがゼロ(AL=0)に設定されている場合に活性化される信号である。タイミング信号MDCAT1は、外部から供給されるコマンドに対応して活性化される信号である。その他、生成された内部コマンドは、ロウ系制御回路51、カラム系制御回路52、リード制御回路53、ライト制御回路54、FIFOカウンタ55、モードレジスタ56及びアドレスカウンタ90などに供給される。
FIFOカウンタ55は、リードコマンド又はライトコマンドが発行された後、カラム系の各回路ブロックが所定のタイミングで動作するよう、各種タイミング信号を生成する回路である。
アドレス端子13は、アドレス信号ADDが供給される端子であり、供給されたアドレス信号ADDのうちロウアドレスについては、アドレス入力回路41を介してロウ系救済回路61に供給される。アドレス入力回路41は、例えばカレントミラー型の回路構成であり、主にアドレス端子13に供給された信号の「1」と「0」の判定を行う。一方、アドレス入力回路41から供給されたアドレス信号ADDのうちカラムアドレスについては、アドレス入力回路41を介してアドレスカウンタ90に供給される。また、ロウ系救済回路61には、リフレッシュカウンタ63によって生成されるロウアドレスも供給される。さらに、モードレジスタセットにエントリーしている場合には、アドレス信号ADDはモードレジスタ56に供給される。アドレスカウンタ90は、カラムアドレスが入力されてから所定レイテンシが経過した後に、カラムスイッチ用のアドレス信号CAYST及びデータ入出力用のアドレス信号CADQTとして出力する回路である。カラムスイッチ用のアドレス信号CAYSTについてはカラム系救済回路62に供給され、データ入出力用のアドレス信号CADQTについてはリード制御回路53及びライト制御回路54に供給される。アドレスカウンタ90の詳細については後述する。尚、アドレス入力回路41については本願と直接関連しないので、本明細書においては、アドレス端子13に供給された信号を、アドレスカウンタ90への入力信号として扱う。
ロウ系救済回路61は、欠陥のあるワード線を示すロウアドレスが供給された場合、本来のワード線ではなく冗長ワード線に対して代替アクセスを行うことによって、当該ロウアドレスを救済する回路である。ロウ系救済回路61の動作は、ロウ系制御回路51によって制御され、その出力はロウデコーダ71に供給される。ロウデコーダ71は、メモリセルアレイ70に含まれるいずれかのワード線WLを選択する回路である。図2に示すように、メモリセルアレイ70においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図2においては、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ビット線BLは、それぞれ対応するセンスアンプ73に接続されている。
カラム系救済回路62は、欠陥のあるビット線を示すカラムアドレスが供給された場合、本来のビット線ではなく冗長ビット線に対して代替アクセスを行うことによって、当該カラムアドレスを救済する回路である。カラム系救済回路62の動作は、カラム系制御回路52によって制御される。
アドレスカウンタ90は、リードコマンド又はライトコマンドに同期してカラムアドレスが入力されてから、あらかじめ設定されたアディティブレイテンシALが経過した後に各回路へ出力されるよう、カラムアドレスを遅延させる機能を含む。アドレスカウンタ90によって遅延されたカラムアドレスのうち、カラムスイッチ用のアドレス信号CAYSTについてはカラムデコーダ72に供給され、データ入出力用のアドレス信号CADQTについてはリード制御回路53及びライト制御回路54に供給される。後述するように、アドレスカウンタ90はポイントシフト型のFIFO回路構成を有している。
カラムデコーダ72は、アドレス信号CAYSTに基づき、メモリセルアレイ70に含まれるいずれかのセンスアンプ73を選択する回路であり、本発明のデータ選択回路に相当する。カラムデコーダ72によって選択されたセンスアンプ73は、リード動作時にはリードアンプ74に接続され、ライト動作時にはライトアンプ75に接続される。リードアンプ74の動作はリード制御回路53によって制御され、ライトアンプ75の動作はライト制御回路54によって制御される。
データ入出力端子14は、リードデータDQの出力及びライトデータDQの入力を行うための端子であり、データ出力回路81及びデータ入力回路82に接続されている。データ出力回路81は、FIFO回路83を介してリードアンプ74に接続されており、これにより、プリフェッチされた複数のリードデータDQがデータ入出力端子14からバースト出力される。また、データ入力回路82は、FIFO回路84を介してライトアンプ75に接続されており、これにより、データ入出力端子14からバースト入力された複数のライトデータDQがメモリセルアレイ70に同時に書き込まれる。
データストローブ端子15a,15bは、それぞれデータストローブ信号DQS,/DQSの入出力を行うための端子であり、データストローブ信号出力回路85及びデータストローブ信号入力回路86に接続されている。
図2に示すように、データ出力回路81及びデータストローブ信号出力回路85には、DLL回路23によって生成される出力用クロックLCLKと、FIFOカウンタ55によって生成されるタイミング信号が供給される。
電源端子16a,16bは、それぞれ電源電位VDD,VSSが供給される端子であり、内部電圧発生回路87に接続されている。内部電圧発生回路87は、各種内部電圧を生成する回路である。
以上が本実施形態による半導体装置10の全体構成である。次に、半導体装置10に含まれるアドレスカウンタ90について説明する。
図3は、アドレスカウンタ90の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、アドレスカウンタ90は、アドレス信号ADDの各ビットPAB0〜PAB15に対応して設けられたビットカウント回路100〜115からなる。これらアドレス信号ADDの各ビットPAB0〜PAB15は、例えば、カラムアドレスY0〜Y12,BA0〜BA2に相当する。ポインタ信号生成回路400は、レイテンシカウンタ32aに含まれるので、参考として記載し、点線の表記としている。タイミング信号MDCAYST、タイミング信号MDCADQT、タイミング信号MDCAT0及びタイミング信号MDCAT1、並びに入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及びCDQ0〜CDQ2は、レイテンシカウンタ32a(図2)で生成され、それら信号はアドレスカウンタ90の各ビットカウント回路100〜115へそれぞれ供給される。
ビットカウント回路100〜115には、信号入力ライン100I〜115Iを介してそれぞれアドレス信号ADDの各ビットPAB0〜PAB15が入力され、入力された各ビットPAB0〜PAB15はビットカウント回路100〜115内にラッチされる。そして、所定のレイテンシが経過した後、ビットカウント回路100〜115の信号出力ライン100OYS〜115OYS及び100ODQ〜115ODQからは、アドレス信号CAYSTの各ビットCAYST0〜CAYST15及びアドレス信号CADQTの各ビットCADQT0〜CADQT15が出力される。これらビットカウント回路100〜115は互いに同じ回路構成を有している。少なくとも一つの課題を解決する本願の視点においては、アドレス信号CAYST及びアドレス信号CADQTの少なくともいずれか一方を生成する回路構成で良いことに注意が必要である。以下、代表してビットカウント回路100の具体的な回路構成について説明する。
図4は、ビットカウント回路100の回路図である。
図4に示すように、ビットカウント回路100は、8個のラッチ回路L0〜L7と、信号入力ライン100Iとラッチ回路L0〜L7の入力ノードNI0〜NI7との間に接続された入力選択回路200と、ラッチ回路L0〜L7の出力ノードNO0〜NO7と信号出力ライン100OYS,100ODQとの間に接続された出力選択回路300とを備える。タイミング信号MDCAYST及びタイミング信号MDCADQTはコマンド信号CMDb(図1)に関連し、タイミング信号MDCAT0及びタイミング信号MDCAT1はコマンド信号CMDaに関連し、入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7は入力ポインタ信号IP(図1)に関連し、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及びCDQ0〜CDQ2は出力ポインタ信号OP(図1)に関連する。
入力選択回路200は、信号入力ライン100Iとバッファ201との間に接続された入力ゲート210と、バッファ201の出力ノードに共通接続された8個の入力ゲート220〜227とを含む。入力ゲート210は、信号入力ライン100Iから供給されるアドレス信号ADDのビットPAB0を、外部から供給されるコマンドに対応して活性化されるタイミング信号MDCAT1の立ち上がりエッジに同期して通過させるゲート回路である。入力ゲート210を通過したビットPAB0は、バッファ201を介して入力ゲート220〜227に共通に供給される。入力ゲート201,220〜227は、いずれもパスゲート型の回路である。図4において丸の中に×印で示すシンボルは、該回路がパスゲートであることを意味する。
入力ゲート220〜227は、それぞれ対応する入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7に応答してビットPAB0を通過させるゲート回路である。入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7は、いずれか一つのみが活性レベルとなり、残りは全て非活性レベルとなる信号である。このため、入力ゲート210を通過したビットPAB0は、入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7の値に基づき、ラッチ回路L0〜L7のいずれか一つの入力ノードに供給されることになる。
入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7は、後述するシフトレジスタによって生成される。
出力選択回路300は、ラッチ回路L0〜L7の出力ノードNO0〜NO7と信号ライン301,302との間に縦続接続された3段の出力ゲート段310,320,330を含む。信号ライン301は、カラムスイッチ用のビットCAYS0を伝送するための信号ラインであり、信号ライン302は、データ入出力用のビットCADQ0を伝送するための信号ラインである。信号ライン301は、出力ゲート303及びバッファ305を介して信号出力ライン100OYSに接続される。信号ライン302は、出力ゲート306及びバッファ308を介して信号出力ライン100ODQに接続される。
出力ゲート303は、タイミング信号MDCAYSTの立ち上がりエッジに同期してビットCAYS0を通過させ、バッファ305を介してビットCAYST0として出力する。同様に、出力ゲート306は、タイミング信号MDCADQTの立ち上がりエッジに同期してビットCADQ0を通過させ、バッファ308を介してビットCADQT0として出力する。バッファ305,308の入力ノードは、それぞれ出力ゲート304,307を介して信号入力ライン100Iにも接続されている。出力ゲート304,307は、タイミング信号MDCAT0に応答して導通するゲート回路である。タイミング信号MDCAT0は、アディティブレイテンシALがゼロ(AL=0)に設定されている場合に活性化される信号である。したがって、AL=0の場合は、入力選択回路200、ラッチ回路L0〜L7及び出力選択回路300は全てバイパスされ、信号入力ライン100Iに供給されるビットPAB0はそのまま直接的にビットCAYST0,CADQT0として信号出力ライン100OYS,100ODQに出力される。
出力ゲート段310は、アドレス信号CAYSTに関連する8個の出力ゲート340〜347と、アドレス信号CADQTに関連する8個の出力ゲート350〜357からなる。出力ゲート340〜347の入力ノードは、ラッチ回路L0〜L7のそれぞれ対応する出力ノードNO0〜NO7に接続されている。同様に、出力ゲート350〜357の入力ノードは、ラッチ回路L0〜L7のそれぞれ対応する出力ノードNO0〜NO7に接続されている。これら8個の出力ゲート340〜347及び8個の出力ゲート350〜357は、2個ずつ組となって出力ゲートペアを構成する。例えば、出力ゲート340と出力ゲート341が出力ゲートペアである。出力ゲートペアを構成する2つの出力ゲートの出力ノードは短絡される。出力ゲート340〜347,350〜357は、いずれもクロックトインバータからなる。図4において二重丸で示すシンボルは、該回路がクロックトインバータであることを意味する。クロックドインバータとは、例えば、所謂クロックドゲートと呼ばれ、伝送すべき入力信号を第1のトランジスタのゲート電極に供給し、制御信号を第2のトランジスタのゲート電極に供給する。第1と第2のトランジスタは直列に接続され、制御信号により出力ノード(ドレイン電極)から入力信号に対応する出力信号を出力する。
出力ゲート段320は、4個の出力ゲート360〜363と、4個の出力ゲート370〜373からなる。出力ゲート段320は、パスゲート型の回路である。パスゲートとは、例えば、所謂トランスファーゲートと呼ばれ、伝送すべき信号をトランジスタのソース電極とドレイン電極間で通過させるか否かを制御する。出力ゲート360〜363の入力ノードは、出力ゲート段310内の出力ゲート340〜347によって構成される出力ゲートペアの出力ノードにそれぞれ接続されている。同様に、出力ゲート370〜373の入力ノードは、出力ゲート段310内の出力ゲート350〜357によって構成される出力ゲートペアの出力ノードにそれぞれ接続されている。これら4個の出力ゲート360〜363及び4個の出力ゲート370〜373についても、2個ずつ組となって出力ゲートペアを構成する。例えば、出力ゲート360と出力ゲート361が出力ゲートペアである。出力ゲートペアを構成する2つの出力ゲートの出力ノードは短絡される。
出力ゲート段330は、2個の出力ゲート380,381と、2個の出力ゲート390,391からなる。出力ゲート段330は、パスゲート型の回路である。出力ゲート380,381の入力ノードは、出力ゲート段320内の出力ゲート360〜363を構成する出力ゲートペアの出力ノードにそれぞれ接続されている。同様に、出力ゲート390,391の入力ノードは、出力ゲート段320内の出力ゲート370〜373を構成する出力ゲートペアの出力ノードにそれぞれ接続されている。これら2個の出力ゲート380,381の出力ノードは短絡されて信号ライン301に共通接続される。同様に、これら2個の出力ゲート390,391の出力ノードは短絡されて信号ライン302に共通接続される。
出力ゲート段310に含まれる8個の出力ゲート340〜347には、出力ポインタ信号のビットCYS0が供給され、8個の出力ゲート350〜357には、出力ポインタ信号のビットCDQ0が供給される。出力ポインタ信号のビットCYS0は、出力ゲート340〜347を構成する各出力ゲートペアのいずれか一方を導通させるための1ビットの信号である。同様に、出力ポインタ信号のビットCDQ0は、出力ゲート350〜357を構成する各出力ゲートペアのいずれか一方を導通させるための1ビットの信号である。したがって、8個のラッチ回路L0〜L7の出力は、出力ポインタ信号のビットCYS0及びCDQ0によってそれぞれ4つが選択され、これらがそれぞれ次の出力ゲート段320に供給されることになる。
出力ゲート段320に含まれる4個の出力ゲート360〜363には、出力ポインタ信号のビットCYS1が供給され、4個の出力ゲート370〜373には、出力ポインタ信号のビットCDQ1が供給される。出力ポインタ信号のビットCYS1は、出力ゲート360〜363を構成する各出力ゲートペアのいずれか一方を導通させるための1ビットの信号である。同様に、出力ポインタ信号のビットCDQ1は、出力ゲート370〜373を構成する各出力ゲートペアのいずれか一方を導通させるための1ビットの信号である。したがって、出力ゲート段310によって選択された8個のラッチ回路L0〜L7のうちの4つの出力は、出力ポインタ信号のビットCYS1及びCDQ1によってそれぞれ2つが選択され、これらがそれぞれ次の出力ゲート段330に供給されることになる。
出力ゲート段330に含まれる2個の出力ゲート380,381には、出力ポインタ信号のビットCYS2が供給され、2個の出力ゲート390,391には、出力ポインタ信号のビットCDQ2が供給される。出力ポインタ信号のビットCYS2は、出力ゲート380,381のいずれか一方を導通させるための1ビットの信号である。同様に、出力ポインタ信号のビットCDQ2は、出力ゲート390,391のいずれか一方を導通させるための1ビットの信号である。したがって、出力ゲート段310,320によって選択された8個のラッチ回路L0〜L7のうちの2つの出力は、出力ポインタ信号のビットCYS2及びCDQ2によってそれぞれ1つが選択され、これらがそれぞれ信号ライン301,302に供給されることになる。
このように、出力選択回路300は入力選択回路200とは異なり、3ビットのバイナリ信号である複数の出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及び複数の出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2によって選択を行うデコード回路構成を有している。これにより、8個のラッチ回路L0〜L7の出力を選択するために必要な信号配線の本数は3本(YS用とDQ用の合計で6本)となり、配線の本数及びアドレスカウンタ90のパターンレイアウトに関連する配線密度を緩和することができる。他方で、入力選択回路200を制御する複数の入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7を、出力選択回路300を制御する複数の出力ポインタ信号CYS0〜CYS2と同様に3ビットのバイナリ信号の形式に変更することは、カウンタ回路90の(入力選択回路200)の冗長を招く。具体的には、入力ゲート220〜227と入力ゲート220〜227にそれぞれ対応するラッチ回路L0〜L7とのそれぞれの間に、ハザード防止用の出力ゲート303に相当する追加ゲートを直列に付加しなければならない。更に、その追加ゲートを制御するタイミング信号MDCAYSTに相当する追加制御信号を新たに生成しなければならない。よって、入力側のゲートを制御する複数の入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7を、バイナリ信号の形式に変更することは得策ではない。更に、特性の視点においても得策ではない。信号入力ライン100Iとラッチ回路L0〜L7とのそれぞれの間のゲート段数が、入力ゲート210、入力ゲート220〜227及び追加ゲートの3段と増加し、クリティカルパスが冗長になるからである。この点に対して、出力側の施策は一つの信号出力ライン(アドレス信号CAYST)において出力ゲート303(306)を追加するのみであり、面積的なデメリットよりも複数の出力ポインタ信号CYS0〜CYS2の本数の削減メリットの方が上回る。特性の視点においても、出力ポインタ信号の値が正しく更新されてから次にタイミング信号MDCAYST,MDCADQTが活性化されるまでの時間を示すセットアップ時間に大きな影響を及ぼさないから、問題ない。これらの視点において、出力ゲート側のみをバイナリ化された制御信号で制御することは、効果を有する。
図5は、ポインタ信号生成回路400の回路図である。
ポインタ信号生成回路400は図1に示した制御回路6に相当する回路であり、レイテンシカウンタ32aに含まれる。ポインタ信号生成回路400は図5に示すように、入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7を生成するシフトレジスタ410と、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2を生成するバイナリカウンタ420と、出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2を生成するバイナリカウンタ430とを備えている。
シフトレジスタ410は、8個のラッチ回路411〜418が循環接続された回路構成を有しており、各ラッチ回路411〜418の出力がそれぞれ入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7として用いられる。これらラッチ回路411〜418のクロックノードには、タイミング信号MDCAT1をインバータ419によって反転させた信号が供給されており、これによりタイミング信号MDCAT1の非活性化(ハイレベルからローレベルへの変化)に同期してシフト動作が行われる。これら8個のラッチ回路411〜418は、いずれ一つのみがアクティブレベルをラッチし、他の7個のラッチ回路は非アクティブレベルをラッチする。このため、タイミング信号MDCAT1が非活性化するとアクティブレベルをラッチするラッチ回路が1個ずれるため、入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7の値が更新される。
バイナリカウンタ420は、前段のラッチ回路の出力が後段のラッチ回路のクロックノードに入力される3個のラッチ回路421〜423を備え、各ラッチ回路421〜423の出力がそれぞれ出力ポインタ信号CYS0〜CYS2として用いられる。初段のラッチ回路421のクロックノードには、タイミング信号MDCAYSTをインバータ424によって反転させた信号が供給されており、これによりタイミング信号MDCAYSTの非活性化(ハイレベルからローレベルへの変化)に同期してカウントアップ動作が行われる。このため、タイミング信号MDCAYSTが非活性化するとバイナリ形式の出力ポインタ信号CYS0〜CYS2の値が更新される。
バイナリカウンタ430は、初段のラッチ回路431のクロックノードにインバータ434によって反転させたタイミング信号MDCADQTが入力される他は、バイナリカウンタ420と同じ回路構成を有している。各ラッチ回路431〜433の出力はそれぞれ出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2として用いられる。したがって、タイミング信号MDCADQTが非活性化するとバイナリ形式の出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2の値が更新される。
このように、出力ポインタ信号を生成する回路はバイナリカウンタからなることから、タイミング信号MDCAYST又はタイミング信号MDCADQTの非活性化によって、バイナリ形式の出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2の値が更新される際には、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2にハザードが生じる。つまり、バイナリカウンタ420,430は、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTが非活性化すると、出力ポインタ信号の値が下位ビットから順次更新されるため、更新過程においてハザードが生じる。このようなハザードは、シフトレジスタ410においては生じないものである。
出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2にハザードが生じると、出力選択回路300の動作が一時的に不定状態となる。具体的には、図4において、意図しないラッチ回路L0〜L7からの出力が信号ライン301,302に現れたり、或いは、あるラッチ回路から出力されたデータが他のラッチ回路に逆流したりする現象が生じる。
意図しないラッチ回路L0〜L7からの出力が信号ライン301,302に現れる現象は、出力ゲート303,306(図4)によって解決される。つまり、出力ゲート303,306は、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの活性化(ローレベルからハイレベルへの変化)に同期して信号ライン301,302上のデータをそれぞれ対応するバッファ305及びバッファ308の入力側へ通過させるため、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの非活性化(ハイレベルからローレベルへの変化)によって、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2がそれぞれ示す不確定データであるハザードが所定期間にそれぞれ発生し、それらのハザードに対応してアドレス信号CAYS0及びアドレス信号CADQ0に意図しないハザードが信号ライン301,302に現れても、これが出力ゲート303,306を通過することはないからである。
また、あるラッチ回路から出力されたデータが他のラッチ回路に逆流する現象については、出力選択回路300を構成する出力ゲートのうち、出力ゲート段310を構成する出力ゲート340〜347,350〜357にクロックトインバータを使用することにより防止できる。クロックトインバータは単方向の回路であり、出力ノード側からラッチデータを反転させることはできない。このため、出力ゲート段310を構成する出力ゲートにクロックトインバータを使用すれば、データの逆流を防止することが可能となる。
図6は、ビットカウント回路100の動作を説明するためのタイミング図であり、カウント数が6である場合(AL=6)の動作を示している。
図6に示す例では、外部クロック信号CKのアクティブエッジ0,4に同期してリードコマンドが発行されている。本例では、カラム系コマンドの最短発行間隔tCCDが4クロックサイクルであり、したがって図6には最短間隔でリードコマンドが連続発行されたケース(AL=6によるt0のリードコマンド及びt4のリードコマンド)が示されている。
まず、外部クロック信号CKのアクティブエッジ0に同期してリードコマンドが発行されると、コマンドデコーダ32によってタイミング信号MDCAT1が活性化される。これにより、外部クロック信号CKのアクティブエッジ0に同期して入力されたアドレス端子13上のアドレス信号ADDのビットPAB0がアドレスカウンタ90(図2)のビットカウント回路100(図3)にラッチされる。ラッチされる位置は入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7の値によって決まる。図6に示す例では、入力ポインタ信号CCMD0が活性化しており、したがって、アドレス信号ADDのビットPAB0は、ビットカウント回路100内のラッチ回路L0(図6)にラッチされる。アドレス信号ADDの他のビットPAB1〜PAB15についても、それぞれ対応するビットカウント回路101〜115内のラッチ回路L0にラッチされる。その後、タイミング信号MDCAT1が非活性化され、入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7の値が更新される。つまり、入力ポインタ信号CCMD1が活性化する。
次に、外部クロック信号CKのアクティブエッジ4に同期して2回目のリードコマンドが発行されると、コマンドデコーダ32によって再びタイミング信号MDCAT1が活性化される。これにより、外部クロック信号CKのアクティブエッジ4に同期して入力されたアドレス端子13上のアドレス信号ADDがアドレスカウンタ90のビットカウント回路100にラッチされる。ラッチされる位置は、ビットカウント回路100〜115内のラッチ回路L1である。その後、タイミング信号MDCAT1が非活性化され、入力ポインタ信号CCMD2が活性化する。
一方、1回目のリードコマンドの発行からアディティブレイテンシ(AL=6)が経過すると、レイテンシカウンタ32aによってタイミング信号MDCAYST,MDCADQTが活性化される。これにより、信号ライン301,302上のビットPAB0が出力ゲート303,306及びバッファ305,308を介し、アドレス信号CAYST0,CADQT0として信号出力ライン100OYS,100ODQに出力される。信号ライン301,302上のビットPAB0は、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及び出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2によって選択されたラッチ回路L0〜L7からの出力である。当該タイミングにおいては出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及び出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2の値はいずれも「0」であり、したがって、ラッチ回路L0にラッチされているビットPAB0が信号出力ライン100OYS,100ODQに出力される。これにより、6クロックサイクル前にラッチしたビットPAB0が出力されることになる。他のビットカウント回路101〜115についても同様であり、それぞれ対応するビットPAB1〜PAB15を出力する。
その後、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTが非活性化されると、非活性化から所定時間後に出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及び出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2の値が更新され、その値はいずれも「1」となる。上述の通り、出力ポインタ信号はバイナリカウンタ420,430によって生成されるため、値の更新にはある程度の時間がかかる。当該時間はホールド時間である。出力ポインタ信号の値がハザード状態(情報の不確定状態)を経て「1」に更新されると、次のラッチ回路L1にラッチされているアドレス信号ADDが信号ライン301,302に出力され、信号出力ライン100OYS,100ODQに出力される準備が整う。したがって、出力ポインタ信号の値が正しく更新されてから、次にタイミング信号MDCAYST,MDCADQTが活性化されるまでの時間は、セットアップ時間である。尚、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの活性から非活性までの時間であるHigh期間の時間は、バッファ305,308をそれぞれ介して後段の内部回路がアドレス信号をラッチするまでの期間必要である。この点において、前記High期間の短縮化には限界がある。よって、ハザード状態(情報の不確定状態)を含む出力ポインタ信号の値の更新は、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの非活性から始まるので、ホールド時間は長くなる傾向となる。後段の内部回路が、アドレスカウンタ90が所定のアディティブレイテンシ(AL)後に出力したアドレス信号をラッチするまで、ハザード状態(情報の不確定状態)を含む出力ポインタ信号の値の更新は、抑制されなければならないからである。
以上がビットカウント回路100の動作である。
このように、本実施形態によれば、出力選択回路300を制御するための出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2をバイナリカウンタ420,430によって生成していることから、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2のビット数が削減される。これにより、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2を伝送するための信号配線の本数が削減されるため、配線密度を緩和することが可能となる。
また、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの活性化に応答して出力ゲート303,306を活性化させ、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの非活性化に応答して出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2の値を更新していることから、出力ポインタ信号CYS0〜CYS2,CDQ0〜CDQ2のハザードによって意図しないアドレス信号ADDが信号出力ライン100OYS,100ODQに出力されることがない。しかも、出力ゲート段310を構成する出力ゲート340〜347,350〜357にクロックトインバータを使用していることから、データの逆流によってラッチデータが破壊されることもない。
さらに、入力選択回路200については、シフトレジスタ410によって生成された入力ポインタ信号CCMD0〜CCMD7を用いていることから、ハザードは発生しない。これにより、アドレス信号ADDを所望のラッチ回路L0〜L7に正しく保持させることができるとともに、保持されたアドレス信号ADDが破壊されることもない。
図7は、変形例によるポインタ信号生成回路400の回路図である。
図7に示すポインタ信号生成回路400は、図5に示したバイナリカウンタ420,430に備えられていたインバータ424,434が、それぞれディレイ回路425,435に置き換えられている。ディレイ回路425,435のそれぞれの入力端と出力端は、同相である。その他の点については、図5に示したポインタ信号生成回路400と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
かかる構成により、バイナリカウンタ420,430の動作タイミング(更新タイミング)は、タイミング信号MDCAYST,MDCADQT非活性化(ハイレベルからローレベルへの変化)ではなく、活性化(ローレベルからハイレベルへの変化)に同期することになる。
図8は、図7に示したポインタ信号生成回路400を用いた場合におけるビットカウント回路100の動作を説明するためのタイミング図である。コマンドの入力タイミングやレイテンシの設定などは図6と同じである。
図8に示すように、本例では、タイミング信号MDCAYST,MDCADQTの活性化によって、アドレス信号CAYST,CADQTが信号出力ライン100OYS,100ODQに出力された後、ディレイ回路425,435によるディレイ時間が経過したタイミングで出力ポインタ信号CYS0〜CYS2及び出力ポインタ信号CDQ0〜CDQ2の値が更新される。このため、ディレイ回路425,435によるディレイ時間を十分に短く設定すれば、セットアップ時間を拡大することが可能となる。
その分、ホールド時間については減少するが、ディレイ回路425,435によるディレイ時間は固定された所定の値でありクロック信号の周波数に依存しないため、最適値に設計することができる。これに対し、セットアップ時間は、クロック信号の周波数が高くなるほど短くなるため、実際に使用するクロック信号の周波数によっては不足するおそれが生じる。カラム系コマンドの最短発行間隔tCCDはクロック信号の周波数に対応し、クロック信号の周波数が高くなれば、セットアップ時間の絶対値は小さくなるからである。また、クロック信号の周波数が一定であっても、カラム系コマンドの最短発行間隔tCCDが4クロックサイクルから3クロックサイクルと小さくなっても同様に、セットアップ時間の絶対値は小さくなる。これに対し、本例では、後段の内部回路が、アドレスカウンタ90が所定のアディティブレイテンシ(AL)後に出力したアドレス信号をラッチするまで、ハザード状態(情報の不確定状態)を含む出力ポインタ信号の値の更新を、ディレイ回路425,435によって抑制しつつも、ディレイ回路425,435のディレイ時間を短く設定することによって、セットアップ時間を十分に確保することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、ビットカウント回路100〜115にそれぞれ8個のラッチ回路L0〜L7を設けた場合を例に説明したが、各ビットカウント回路に設けるラッチ回路の数はこれに限定されない。各ビットカウント回路には2個(nは2以上の整数)のラッチ回路を設けることができ、この場合、入力選択回路200には、一つの信号入力ラインと2個のラッチ回路の入力ノードのそれぞれとの間に2個の入力ゲートをそれぞれ設ければ良く、出力選択回路300には、2個のラッチ回路の出力ノードのそれぞれと一つの信号出力ラインとの間に縦続に接続されたn段の出力ゲート段を設ければよい。すなわち、上記実施形態はn=3の例を示している。
各ビットカウント回路のそれぞれに2個(nは2以上の整数)のラッチ回路を設けた場合、n段の出力ゲート段のうちi段目(iは1〜nの整数)の出力ゲート段は、2n+1−i個の出力ゲートを含むことになる。また、n段の出力ゲート段のうちi段目の出力ゲート段に含まれる2n+1−i個の出力ゲートは、それぞれが2個の出力ゲートからなる2n−i個の出力ゲートペアを構成している。n段の出力ゲート段のうちj段目(jは1〜n−1の整数)の出力ゲート段に含まれる2n−j個の出力ゲートペアの出力ノードは、j+1段目の出力ゲート段に含まれる2n−j個の出力ゲートの入力ノードにそれぞれ接続されることになる。出力ゲートペアを構成する2個の出力ゲートがそれぞれ有する2個の出力ノードは、互いに接続している。出力ゲートペアを構成する2個の出力ゲートがそれぞれ有する2個の入力ノードは、互いに異なるノードに接続している。
但し、本発明においてビットカウント回路に設けるラッチ回路の数が2のべき乗であることは必須でなく、2+αであってもよい。この場合、2+α回のカウントでカウント値が一周するよう、バイナリカウンタの構成を変更すればよい。
本願の技術思想は、様々な回路形式(CMOS型、カレントミラー型等)の入力回路(アドレス入力回路41)に適用できる。更に、図面で開示した各回路ブロック内の回路形式、その他の制御信号を生成する回路は、実施例が開示する回路形式限られない。
本発明の半導体装置の技術思想は、様々な半導体装置に適用することができる。例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)、メモリ(Memory)等の半導体装置全般に、本発明を適用することができる。このような本発明が適用された半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)などが挙げられる。これらの任意の製品形態、パッケージ形態を有する半導体装置に対して本発明を適用することができる。
また、トランジスタとして電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor; FET)を用いる場合には、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。更に、装置内に一部のバイポーラ型トランジスタを有しても良い。
更に、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 入力選択回路
2 出力選択回路
3 アドレス端子
4 内部回路
5 データ端子
6 制御回路
6a シフトレジスタ
6b バイナリカウンタ
7 コマンド端子
8 コマンドカウンタ
9 モードレジスタ
10 半導体装置
11a,11b クロック端子
12a〜12e コマンド端子
13 アドレス端子
14 データ入出力端子
15a,15b データストローブ端子
16a,16b 電源端子
21 クロック入力回路
22 タイミング発生回路
23 DLL回路
31 コマンド入力回路
32 コマンドデコーダ
32a レイテンシカウンタ
41 アドレス入力回路
42 アドレスラッチ回路
51 ロウ系制御回路
52 カラム系制御回路
53 リード制御回路
54 ライト制御回路
55 FIFOカウンタ
56 モードレジスタ
61 ロウ系救済回路
62 カラム系救済回路
63 リフレッシュカウンタ
70 メモリセルアレイ
71 ロウデコーダ
72 カラムデコーダ
73 センスアンプ
74 リードアンプ
75 ライトアンプ
81 データ出力回路
82 データ入力回路
83,84 FIFO回路
85 データストローブ信号出力回路
86 データストローブ信号入力回路
87 内部電圧発生回路
90 アドレスカウンタ
100〜115 ビットカウント回路
100I〜115I 信号入力ライン
100OYS,100ODQ 信号出力ライン
200 入力選択回路
201 バッファ
210 入力ゲート
220〜227 入力ゲート
300 出力選択回路
301,302 信号ライン
303,304,306,307 出力ゲート
305,308 バッファ
310,320,330 出力ゲート段
340〜347,350〜357,360〜363,370〜373,380,381,390,391 出力ゲート
400 ポインタ信号生成回路
410 シフトレジスタ
411〜418,421〜423,431〜433 ラッチ回路
419,424,434 インバータ
420,430 バイナリカウンタ
425,435 ディレイ回路

Claims (21)

  1. アドレス信号が供給される外部端子と、
    それぞれの入力ノードが入力選択回路を介して前記外部端子に接続され、それぞれの出力ノードが出力選択回路を介して内部回路に接続された複数のアドレスラッチ回路と、
    前記入力選択回路及び前記出力選択回路を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記入力選択回路を制御する複数の第1の制御信号を生成するシフトレジスタ形式の第1の回路及び前記出力選択回路を制御する複数の第2の制御信号を生成するバイナリ形式の第2の回路を含み、
    前記入力選択回路は、前記複数の第1の制御信号の値に基づいて前記複数のアドレスラッチ回路が有する複数の前記入力ノードのいずれかを選択し、
    前記出力選択回路は、前記複数の第2の制御信号の値に基づいて前記複数のアドレスラッチ回路が有する複数の前記出力ノードのいずれかを選択し、
    前記第1の回路は、外部から時系列に供給される外部コマンドに応答して前記複数の第1の制御信号が示す値を更新し、
    前記第2の回路は、前記外部コマンドが供給されてから同期信号の1サイクルを1レイテンシとして所定のレイテンシが経過したことに応答して前記複数の第2の制御信号が示す値を更新する、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記出力選択回路は、前記複数の第2の制御信号を構成する複数のビットによってそれぞれ制御され、前記複数の出力ノードと前記内部回路との間に縦続に接続された複数の出力ゲート段を含み、
    前記複数の出力ゲート段は、それぞれ複数の出力ゲートを含み、
    前記複数の出力ゲートは、前記複数のビットのうち対応する一つのビットの論理レベルに基づき、その半分の出力ゲートが活性化される、ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 同じ出力ゲート段に含まれ、排他的に活性化される2つの出力ゲートのそれぞれの出力ノードは、一つの出力ノードとして互いに接続し、
    前段の出力ゲート段に含まれる前記一つの出力ノードは、後段の出力ゲート段に含まれる前記複数の出力ゲートのいずれかの出力ゲートの入力ノードに接続される、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記入力選択回路は、前記複数のアドレスラッチ回路にそれぞれ対応し、前記複数の入力ノードと前記外部端子との間にそれぞれ接続し、排他的に活性化される複数の入力ゲートを含む、ことを特徴とする請求項2または3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の回路は、前記外部コマンドに応答して生成される第1の内部コマンドが発行された後、所定のタイミングで前記第1の制御信号が示す値を更新する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記第2の回路は、前記外部コマンドが供給されてから前記所定のレイテンシが経過した後に発行される第2の内部コマンドに応答して、前記第2の制御信号が示す値を更新する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記第2の内部コマンドは、所定時間のパルス幅を有するパルスであり、
    前記第2の回路は、前記パルスの最初のエッジから所定の遅延時間が経過したことに応答して前記第2の制御信号が示す値を更新する、ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記出力選択回路は、更に、前記複数の出力ゲート段のうち最後の出力ゲート段と前記内部回路との間に縦続に接続された同期式出力ゲートを含み、
    前記同期式出力ゲートは、前記外部コマンドが供給されてから前記所定のレイテンシが経過した後に発行される第2の内部コマンドに応答して、前記最後の出力ゲート段の出力ノードの信号を前記内部回路に出力する、ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイをさらに備え、
    前記内部回路は、前記メモリセルアレイから読み出され或いは前記メモリセルアレイに書き込むべき複数のデータを選択するためのデータ選択回路を含む、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記データ選択回路は、ロウアクセスによって前記メモリセルアレイから読み出された複数のデータを、前記外部コマンドに同期して外部から供給される前記アドレス信号に基づいて選択するカラムデコーダを含む、ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 一つの信号入力ラインと、
    一つの信号出力ラインと、
    それぞれが、入力ノード及び出力ノードを有する2個(nは2以上の整数)のラッチ回路と、
    前記信号入力ラインと前記2個のラッチ回路のそれぞれの前記入力ノードとの間に接続された入力選択回路と、
    前記2個のラッチ回路のそれぞれの前記出力ノードと前記信号出力ラインとの間に接続された出力選択回路と、を備え、
    前記入力選択回路は、前記信号入力ラインと前記2個のラッチ回路が有する複数の前記入力ノードとの間にそれぞれ接続された2個の入力ゲートを含み、
    前記出力選択回路は、前記2個のラッチ回路が有する複数の前記出力ノードと前記信号出力ラインとの間に縦続に接続されたn段の出力ゲート段を含み、
    前記n段の出力ゲート段のうちi段目(iは1〜nの整数)の出力ゲート段は、2n+1−i個の出力ゲートを含み、
    1段目の前記出力ゲート段に含まれる2個の出力ゲートが有する複数の入力ノードは、それぞれ対応する前記2個のラッチ回路のそれぞれの前記出力ノードに接続され、
    前記n段の出力ゲート段のうちi段目の出力ゲート段に含まれる2n+1−i個の出力ゲートは、それぞれ2個の出力ゲートからなる2n−i個の出力ゲートペアを構成し、
    前記n段の出力ゲート段のうちj段目(jは1〜n−1の整数)の出力ゲート段に含まれる2n−j個の出力ゲートペアの出力ノードは、j+1段目の出力ゲート段に含まれる2n−j個の出力ゲートの入力ノードにそれぞれ接続され、
    n段目の出力ゲート段に含まれる1個の出力ゲートペアの出力ノードは、前記信号出力ラインに接続され、
    前記出力ゲートペアを構成する2個の出力ゲートは、互いの出力ノードが接続され、一方が電気的に導通状態となり他方が非導通状態となる、ことを特徴とする半導体装置。
  12. 前記出力選択回路を構成するn段の出力ゲート段は、nビットからなる複数の出力選択信号がそれぞれ示すビットの論理レベルによって制御される、ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記2個の出力ゲートは、前記複数の出力選択信号のそれぞれのビットの論理レベルに基づいて、一方が電気的に導通状態となり他方が非導通状態となる、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記複数の出力選択信号を生成するバイナリカウンタをさらに備え、前記複数の出力選択信号は、前記バイナリカウンタから出力されるバイナリ形式のカウント値からなる、ことを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装置。
  15. 前記バイナリカウンタのカウント値は、外部コマンドが供給されてから同期信号の1サイクルを1レイテンシとして所定のレイテンシが経過したことに応答して生成される第2の内部コマンドに応答して更新される、ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記出力選択回路は、前記第2の内部コマンドが活性化したことに応答して前記2個のラッチ回路のうち前記複数の出力選択信号が示すラッチ回路に保持されたデータを出力し、
    前記バイナリカウンタのカウント値は、前記出力選択回路が前記ラッチ回路に保持されたデータを出力した後であり、前記第2の内部コマンドが非活性化したことに応答して更新される、ことを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記出力選択回路は、前記第2の内部コマンドが活性化したことに応答して前記2個のラッチ回路のうち前記出力選択信号が示すラッチ回路に保持されたデータを出力し、
    前記バイナリカウンタのカウント値は、前記出力選択回路が前記ラッチ回路に保持されたデータを出力した後であり、前記第2の内部コマンドが活性化してから所定の遅延時間が経過したことに応答して更新される、ことを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  18. 前記入力選択回路を構成する前記2個の入力ゲートは、2ビットからなる複数の入力選択信号がそれぞれ示すビットの論理レベルによって制御される、ことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項に記載の半導体装置。
  19. 前記複数の入力選択信号を生成するシフトレジスタをさらに備え、
    前記シフトレジスタのカウント値である前記2ビットの前記複数の入力選択信号のうち1ビットのみに対応する入力選択信号が活性レベルとなる、ことを特徴とする請求項18に記載の半導体装置。
  20. 前記シフトレジスタのカウント値は、前記活性レベルの入力選択信号に対応する前記ラッチ回路に前記信号入力ライン上の信号が供給された後であり、前記外部コマンドに応答して生成される第1の内部コマンドに応答して更新され、
    前記バイナリカウンタのカウント値は、前記出力選択回路が前記ラッチ回路に保持されたデータを出力した後に更新される、ことを特徴とする請求項19に記載の半導体装置。
  21. 前記出力選択回路は、更に、前記n段の出力ゲート段のうち最後の出力ゲート段と前記信号出力ラインとの間に縦続に接続された同期式出力ゲートを含み、
    前記同期式出力ゲートは、外部コマンドが供給されてから同期信号の1サイクルを1レイテンシとして所定のレイテンシが経過した後に発行される第2の内部コマンドに応答して、前記最後の出力ゲート段の出力ノードの信号を前記信号出力ラインに出力する、ことを特徴とする請求項11乃至19のいずれか一項に記載の半導体装置。
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