JP4618602B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置の出力回路及びこれを備える半導体装置に関し、特に、インピーダンス調整が可能な出力バッファを有する出力回路及びこれを備える半導体装置に関する。また、本発明は、出力回路の特性調整方法に関し、出力回路に含まれる出力バッファのインピーダンスを調整する方法に関する。
近年、半導体装置間(CPUとメモリ間など)におけるデータ転送には、非常に高いデータ転送レートが要求されており、これを実現するため、入出力信号の振幅は年々小振幅化されている。入出力信号が小振幅化すると、出力バッファのインピーダンスに対する要求精度は非常に厳しくなる。出力バッファのインピーダンスは、製造時のプロセス条件によってばらつくのみならず、実使用時においても、周辺温度の変化や電源電圧の変動の影響を受けるため、インピーダンスに高い精度が要求される場合には、インピーダンス調整機能を持った出力バッファが採用される(特許文献1,2参照)。このような出力バッファに対するインピーダンスの調整は、通常、キャリブレーション回路と呼ばれる回路を用いて行われる。
一方、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のように、外部バス上に複数のチップが並列接続される場合、出力バッファがハイインピーダンス状態(Hi−Z)となっているチップによって、信号の反射が生じることがある。このような信号の反射が生じると外部バス上の信号品質が低下することから、DDR2型のSDRAM(Synchronous DRAM)のように高いデータ転送レートが要求される半導体装置においては、出力回路を終端抵抗として機能させるODT(On Die Termination)機能が備えられていることがある(特許文献3参照)。
半導体装置にODT機能を持たせれば、マザーボード上に終端抵抗器を設ける必要がなくなるため、部品点数を削減することができるとともに、信号の反射をより効果的に防止することができることから、外部バス上の信号品質を高めることが可能となる。
特開2002−152032号公報 特開2004−32070号公報 特開2003−133943号公報
しかしながら、通常、ODT動作時にはデータ出力時とは異なるインピーダンスが求められることから、出力回路にODT機能を持たせた場合、インピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路は、データ出力時のインピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路と、ODT動作時のインピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路の2つが必要となり、回路規模が大きくなるという問題が生じてしまう。
また、キャリブレーション動作についても、データ出力時のインピーダンスを調整する作業と、ODT動作時のインピーダンスを調整する作業を別々に行う必要があることから、キャリブレーション動作に時間がかかるという問題も生じる。この問題は、電源投入時やリセット時にのみキャリブレーション動作を行う仕様であればさほど大きな問題とはならないが、実使用時にキャリブレーション動作を定期的に実行する仕様である場合には大きな問題となる。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、キャリブレーション動作に必要な回路規模を低減することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、キャリブレーション動作にかかる時間を低減することである。
本発明による半導体装置の出力回路は、データピンに接続され、少なくともデータ出力時に活性化される第1の出力バッファと、前記データピンに接続され、少なくともODT動作時に活性化される第2の出力バッファと、キャリブレーション用ピンに接続され、前記第1及び第2の出力バッファのインピーダンスを共通に設定するキャリブレーション回路とを備えることを特徴とする。また、本発明による半導体装置は、このような出力回路を備えていることを特徴とする。
第1及び第2の出力バッファは、1又は並列接続された2以上の単位バッファによって構成されており、単位バッファは、互いに実質的に同一の回路構成を有していることが好ましい。また、キャリブレーション回路には、単位バッファと実質的に同じ回路構成を有するレプリカバッファが含まれていることが好ましい。
本発明による出力回路の特性調整方法は、少なくともデータ出力時に活性化される第1の出力バッファ及び少なくともODT動作時に活性化される第2の出力バッファとを有する出力回路の特性調整方法であって、キャリブレーション回路を用いたキャリブレーション動作により、インピーダンス制御信号を生成し、前記インピーダンス制御信号を前記第1及び第2の出力バッファに対して共通に適用することを特徴とする。
本発明によれば、キャリブレーション動作によって第1及び第2の出力バッファのインピーダンスを共通に設定することが可能であることから、データ出力時のインピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路と、ODT動作時のインピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路を別個に設ける必要がなく、キャリブレーション回路の回路規模を低減することが可能となる。
しかも、1回のキャリブレーション動作によって、データ出力時のインピーダンス調整とODT動作時のインピーダンス調整を同時に完了できることから、キャリブレーション動作に必要な時間を低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置の出力回路(入出力回路)100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による出力回路100は、データピンDQに接続された第1の出力バッファ110及び第2の出力バッファ120と、キャリブレーション用ピンZQに接続されたキャリブレーション回路130と、データピンDQに接続された入力バッファ170とを備えている。
本実施形態による出力回路(入出力回路)100は、通常のデータ入出力機能の他、ODT機能を有している。ODT機能とは、データピンDQに接続された外部バス上で他の半導体装置がデータ転送を行っている場合に、出力回路を終端抵抗として機能させることによって信号の反射を防止する機能である。本実施形態による出力回路100では、データ出力時には第1の出力バッファ110と第2の出力バッファ120の両方が活性化され、ODT動作時は第2の出力バッファ120のみが活性化される。つまり、ODT動作時には第1の出力バッファ110は非活性化される。尚、入力バッファ170は、データ入力時に活性化される回路であるが、入力バッファ170の構成やデータ入力動作の詳細は、本発明の要旨と直接関係がないため、本明細書での説明は省略する。
図1に示すように、第1の出力バッファ110は並列接続された3つの単位バッファ111〜113によって構成され、第2の出力バッファ110も並列接続された3つの単位バッファ121〜123によって構成されている。これら単位バッファ111〜113,121〜123は互いに同一の回路構成を有しており、一例として、本実施形態ではいずれも240Ω(調整後の値)のインピーダンスを有している。したがって、全ての単位バッファ111〜113,121〜123が活性化されれば、データピンDQからみた出力回路100のインピーダンスは40Ω(=240Ω/6)となる。また、第2の出力バッファ110を構成する3つの単位バッファ121〜123のうち、2つの単位バッファ121,122のみが活性化されれば、データピンDQからみた出力回路100のインピーダンスは120Ω(=240Ω/2)となり、1つの単位バッファ123のみが活性化されれば、データピンDQからみた出力回路100のインピーダンスは240Ωとなる。
単位バッファ111〜113の動作は、前段回路161より供給される動作信号161P,161Nによって制御され、単位バッファ121,122の動作は、前段回路162より供給される動作信号162P,162Nによって制御され、単位バッファ123の動作は、前段回路163より供給される動作信号163P,163Nによって制御される。図1に示すように、前段回路161〜163には、キャリブレーション回路130より供給されるインピーダンス制御信号DRZQが共通に供給されている。
図2は、単位バッファ111の回路図である。
図2に示すように、単位バッファ111は、並列接続された複数(本実施形態では5つ)のPチャンネルMOSトランジスタ211〜215と、並列接続された複数(本実施形態では5つ)のNチャンネルMOSトランジスタ221〜225と、これらトランジスタ211〜215とトランジスタ221〜225との間に直列に接続された抵抗231,232とを備え、抵抗231と抵抗232の接続点がデータピンDQに接続されている。単位バッファ111のうち、PチャンネルMOSトランジスタ211〜215及び抵抗231からなる部分はプルアップ回路PUを構成しており、NチャンネルMOSトランジスタ221〜225及び抵抗232からなる部分はプルダウン回路PDを構成している。
トランジスタ211〜215のゲートには、動作信号161Pを構成する5つの動作信号161P1〜161P5が供給されており、トランジスタ221〜225のゲートには、動作信号161Nを構成する5つの動作信号161N1〜161N5が供給されている。これにより、単位バッファ111に含まれる10個のトランジスタは、10本の動作信号161P1〜161P5及び動作信号161N1〜161N5によって、個別にオン/オフ制御を行うことができる。
トランジスタ211〜215からなる並列回路及びトランジスタ221〜225からなる並列回路は、いずれも導通時に120Ωとなるように設計されている。しかしながら、トランジスタのオン抵抗は製造条件によってばらつくとともに、動作時における環境温度や電源電圧によって変動することから、必ずしも所望のインピーダンスが得られるとは限らない。このため、実際にインピーダンスを120Ωとするためには、オンさせるべきトランジスタの数を調整する必要があり、かかる目的のために、複数のトランジスタからなる並列回路を用いている。インピーダンスを微細且つ広範囲に調整するためには、並列回路を構成する複数のトランジスタのW/L比(ゲート幅/ゲート長比)を互いに異ならせることが好ましく、2のべき条の重み付けをすることが特に好ましい。この点を考慮して、本実施形態では、トランジスタ211のW/L比を「1」とした場合、トランジスタ212〜215のW/L比をそれぞれ「2」、「4」、「8」、「16」に設定している(W/L比の値は相対値であり、実際のW/L比を表しているものではない。以下同様)。これにより、動作信号161P1〜161P5及び動作信号161N1〜161N5によってオンさせるトランジスタを適宜選択することによって、製造条件によるばらつきや温度変化などにかかわらず、並列回路のオン抵抗をほぼ120Ωに固定させることができる。
抵抗231,232の抵抗値は、いずれも120Ωに設計されている。これにより、トランジスタ211〜215からなる並列回路及びトランジスタ221〜225からなる並列回路の少なくとも一方がオン状態となれば、データピンDQからみた単位バッファ111のインピーダンスは240Ωとなる。抵抗231,232としては、例えばタングステン(W)抵抗を用いることができる。
第1の出力バッファ110を構成する他の単位バッファ112,113も、図2に示す単位バッファ111と同じ回路構成を有し、且つ、同じ動作信号161P1〜161P5及び動作信号161N1〜161N5によって制御される。一方、第2の出力バッファ120を構成する他の単位バッファ121〜123は、図2に示す単位バッファ111と同じ回路構成を有しているものの、単位バッファ121,122の動作は動作信号162P,162Nによって制御され、単位バッファ123の動作は動作信号163P,163Nによって制御される。動作信号162P,162,163P,163Nについても、それぞれ5つの動作信号によって構成されており、それぞれ対応するプルアップ回路PU又はプルダウン回路PDを制御する。
図3は、キャリブレーション回路130の回路図である。
図3に示すように、キャリブレーション回路130は、プルアップ回路131,132と、プルダウン回路133と、プルアップ回路131,132の動作を制御するカウンタ134と、プルダウン回路133の動作を制御するカウンタ135と、カウンタ134を制御するコンパレータ136と、カウンタ135を制御するコンパレータ137とを備えている。
図4は、プルアップ回路131の回路図である。
図4に示すように、プルアップ回路131は、単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルアップ回路PUと実質的に同じ回路構成を有している。つまり、プルアップ回路131は、並列接続された5つのPチャンネルMOSトランジスタ311〜315と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗331とを備え、抵抗331の他端がキャリブレーション用ピンZQに接続されている。プルアップ回路131に含まれるトランジスタ311〜315は、図2に示すトランジスタ211〜215に対応しており、それぞれ同一のインピーダンスを有している。したがって、トランジスタ211〜215のW/L比と同様、トランジスタ311〜315のW/L比もそれぞれ「1」、「2」、「4」、「8」、「16」に設定されている。但し、インピーダンスが実質的に同じである限り、プルアップ回路131に含まれるトランジスタ311〜315と、図2に示すトランジスタ211〜215とが全く同じトランジスタサイズである必要はなく、シュリンクしたトランジスタを用いても構わない。
抵抗331も、図2に示す抵抗231に対応しており、したがって、その抵抗値は120Ωに設定されている。
トランジスタ311〜315のゲートには、カウンタ134よりインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5がそれぞれ供給されており、これによってプルアップ回路131の動作が制御される。インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5は、動作信号161P1〜161P5に対応する信号である。
プルアップ回路132も、図4に示すプルアップ回路131と同一の回路構成を有しており、プルアップ回路132に含まれる5つのトランジスタのゲートには、同じくインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5が供給される。
図5は、プルダウン回路133の回路図である。
図5に示すように、プルダウン回路133は、単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルダウン回路PDと実質的に同じ回路構成を有している。つまり、プルダウン回路133は、並列接続された5つのNチャンネルMOSトランジスタ321〜325と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗332とを備えている。プルダウン回路133に含まれるトランジスタ321〜325は、図2に示すトランジスタ221〜225に対応しており、それぞれ同一のインピーダンスを有している。この点は、プルアップ回路131と同様である。抵抗332も、図2に示す抵抗232に対応しており、したがって、その抵抗値は120Ωに設定されている。
トランジスタ321〜325のゲートには、カウンタ135よりインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5がそれぞれ供給されており、これによってプルダウン回路133の動作が制御される。インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5は、動作信号161N1〜161N5に対応する信号である。
このように、プルアップ回路131,132は、いずれも単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルアップ回路PUと実質的に同じ回路構成を有しており、プルダウン回路133は、単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルダウン回路PDと実質的に同じ回路構成を有している。したがって、プルアップ回路131,132及びプルダウン回路133のインピーダンスは、いずれも240Ω(調整後の値)である。このうち、プルアップ回路132とプルダウン回路133は、「レプリカバッファ」を構成しており、したがって、レプリカバッファは単位バッファ111〜113,121〜123と実質的に同じ回路構成を有していることになる。ここでいう「実質的に同じ」とは、レプリカバッファに含まれるトランジスタがシュリンクされている場合であっても同じとみなす意である。レプリカバッファの出力端である接点Aは、図3に示すように、コンパレータ137の非反転入力端子(+)に接続されている。
カウンタ134は、制御信号ACT1が活性化するとカウントアップ又カウントダウンするカウンタであり、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1がハイレベルである場合にはカウントアップを続け、比較信号COMP1がローレベルである場合にはカウントダウンを続ける。コンパレータ136の非反転入力端子(+)はキャリブレーション用ピンZQに接続されており、反転入力端子(−)は電源電位(VDD)とグランド電位(GND)間に接続された抵抗138,139の中点に接続されている。かかる構成により、コンパレータ136は、キャリブレーション用ピンZQの電位と中間電圧(VDD/2)とを比較し、前者の方が電位が高ければその出力である比較信号COMP1をハイレベルとし、後者の方が電位が高ければ比較信号COMP1をローレベルとする。
一方、カウンタ135は、制御信号ACT2が活性化するとカウントアップ又カウントダウンするカウンタであり、コンパレータ137の出力である比較信号COMP2がハイレベルである場合にはカウントアップを続け、比較信号COMP2がローレベルである場合にはカウントダウンを続ける。コンパレータ137の非反転入力端子(+)はレプリカバッファの出力端である接点Aに接続され、反転入力端子(−)は抵抗138,139の中点に接続されている。かかる構成により、コンパレータ137は、レプリカバッファの出力電位と中間電圧(VDD/2)とを比較し、前者の方が電位が高ければその出力である比較信号COMP2をハイレベルとし、後者の方が電位が高ければ比較信号COMP2をローレベルとする。
そして、カウンタ134,135は、制御信号ACT1,ACT2が非活性化するとカウント動作を停止し、現在のカウント値を保持する。上述のとおり、カウンタ134のカウント値はインピーダンス制御信号DRZQPとして用いられ、カウンタ135のカウント値はインピーダンス制御信号DRZQNとして用いられる。そして、これらの総称であるインピーダンス制御信号DRZQは、図1に示す前段回路161〜163に共通に供給される。
図6は、前段回路161の回路図である。
図6に示すように、前段回路161は、5つのOR回路411〜415と、5つのAND回路421〜425によって構成されている。OR回路411〜415には、出力制御回路150からの選択信号151Pが共通に供給されているとともに、キャリブレーション回路130からのインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5がそれぞれ供給されている。一方、AND回路421〜425には、出力制御回路150からの選択信号151Nが共通に供給されているとともに、キャリブレーション回路130からのインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5がそれぞれ供給されている。
OR回路411〜415の出力である動作信号161P1〜161P5(動作信号161Pを構成する)、並びに、AND回路421〜425の出力である動作信号161N1〜161N5(動作信号161Nを構成する)は、図1に示すように、単位バッファ111〜113に共通に供給され、それぞれ対応するトランジスタを制御する。
他の前段回路162,163も、図6に示す前段回路161と同様の回路構成を有しているが、前段回路162に含まれるOR回路及びAND回路には、出力制御回路150からの選択信号152P,152Nがそれぞれ共通に供給され、前段回路163に含まれるOR回路及びAND回路には、出力制御回路150からの選択信号153P,153Nがそれぞれ共通に供給されている。
以上が、本実施形態による出力回路100の構成である。次に、本実施形態による出力回路100の動作について、キャリブレーション動作、データ出力動作、及びODT動作の順に説明する。
まず、キャリブレーション動作について説明する。
キャリブレーション動作は、上述のとおり、出力バッファ110,120のインピーダンスを調整するために行う動作であり、製造時のプロセス条件によるインピーダンスのばらつきを修正するのみならず、周辺温度の変化や電源電圧の変動によるインピーダンスの変化を修正するために行う。したがって、高い精度が要求される場合には、電源投入時やリセット時などの初期設定時に1回だけキャリブレーション動作を行うのではなく、実際の動作時においても定期的に実行することが好ましく、本実施形態による出力回路100は、このように実際の動作時において定期的にキャリブレーション動作を実行する場合に特に有効である。以下、具体的に説明する。
キャリブレーション動作を行う場合には、あらかじめ、キャリブレーション用ピンZQに外部抵抗R(図1、図3参照)接続しておく必要がある。外部抵抗Rとしては、単位バッファ111〜113,121〜123の目的とするインピーダンス(=レプリカバッファのインピーダンス)と同じインピーダンスを持つ抵抗を用いる必要がある。したがって、本実施形態では、240Ωの外部抵抗Rが用いられる。
図7は、キャリブレーション動作を説明するためのフローチャートである。
まず、外部コマンドなどによってキャリブレーション動作が指示されると(ステップS11:YES)、制御信号ACT1を活性化し、キャリブレーション回路130に含まれるカウンタ134のカウント動作を開始させる(ステップS12)。電源投入後などの初期状態においては、カウンタ134のカウント値は、一例としてオール1(本例では、「11111」)にリセットされており、そのため、カウンタ134の出力であるインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5は、いずれもハイレベルである。したがって、プルアップ回路131に含まれるトランジスタ311〜315は全てオフ状態となり、その結果、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1はローレベルとなる。
このため、カウンタ134はカウントダウンを進め、これに連動してトランジスタ311〜315のオン/オフ状態が切り替わる。具体的には、トランジスタ311〜315のW/L比がそれぞれ「1」、「2」、「4」、「8」、「16」に設定されていることから、カウンタ134の最下位ビット(MLB)がインピーダンス制御信号DRZQP1に割り当てられ、カウンタ134の最上位ビット(MSB)がインピーダンス制御信号DRZQP5に割り当てられる。これにより、プルアップ回路131のインピーダンスを最小ピッチで変化させることができる。
このようなカウントダウンが進むに連れて、プルアップ回路131のインピーダンスは徐々に低下し、図8に示すように、キャリブレーション用ピンZQの電位は徐々に上昇する。そして、プルアップ回路131のインピーダンスが目的とするインピーダンス(240Ω)未満まで低下すると、キャリブレーション用ピンZQの電位が中間電圧(VDD/2)を超えることから、コンパレータ136の出力である比較信号COMP1はハイレベルに反転する。これに応答してカウンタ134はカウントアップを進め、今度はプルアップ回路131のインピーダンスを上昇させる。
このような動作を繰り返すことにより、キャリブレーション用ピンZQの電位は中間電圧(VDD/2)近傍で安定する。その後、制御信号ACT1を非活性化し、カウンタ134のカウント動作を停止させる(ステップS13)。これにより、カウンタ134のカウント値は固定され、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5のレベルが確定する。
以上の動作により、プルアップ回路131,132のインピーダンスが240Ωに調整される。尚、カウンタ134の初期値をオール1ではなく、設計値で240Ωとなるような値とし、比較信号COMP1のレベルに応じてカウントアップ又カウントダウンすることにより、調整を行っても構わない。
次に、制御信号ACT2を活性化し、キャリブレーション回路130に含まれるカウンタ135のカウント動作を開始させる(ステップS14)。初期状態においては、カウンタ135のカウント値は、一例としてオール0(本例では、「00000」)にリセットされており、そのため、カウンタ135の出力であるインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5は、いずれもローレベルである。したがって、プルダウン回路133に含まれるトランジスタ321〜325は全てオフ状態となり、その結果、コンパレータ137の出力である比較信号COMP2はハイレベルとなる。
これに応答してカウンタ135はカウントアップを進め、これに連動して、トランジスタ321〜325のオン/オフ状態が切り替わる。この場合も、トランジスタ321〜325のW/L比がそれぞれ「1」、「2」、「4」、「8」、「16」に設定されていることに対応して、カウンタ135の最下位ビット(MLB)がインピーダンス制御信号DRZQN1に割り当てられ、カウンタ135の最上位ビット(MSB)がインピーダンス制御信号DRZQN5に割り当てられる。これにより、プルダウン回路133のインピーダンスを最小ピッチで変化させることができる。
このようなカウントアップが進むに連れて、プルダウン回路133のインピーダンスは徐々に低下し、図9に示すように、接点Aの電位は徐々に低下する。そして、プルダウン回路133のインピーダンスが目的とするインピーダンス(240Ω)未満まで低下すると、接点Aの電位は中間電圧(VDD/2)を下回るため、コンパレータ137の出力である比較信号COMP2はローレベルに反転する。これに応答してカウンタ135はカウントダウンを進め、今度はプルダウン回路133のインピーダンスを上昇させる。
このような動作を繰り返すことにより、接点Aの電位は中間電圧(VDD/2)近傍で安定する。その後、制御信号ACT2を非活性化し、カウンタ135のカウント動作を停止させる(ステップS15)。これにより、カウンタ135のカウント値は固定され、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5のレベルが確定する
以上の動作により、プルダウン回路133のインピーダンスも240Ωに調整される。この場合も、カウンタ135の初期値をオール0ではなく、設計値で240Ωとなるような値とし、比較信号COMP2のレベルに応じてカウントアップ又カウントダウンすることにより、調整を行っても構わない。
そして、ステップS11に戻り、外部コマンドなどによるキャリブレーション動作の指示を待ち、キャリブレーション動作が指示されると(ステップS11:YES)、上記一連の動作を再び実行する。
以上がキャリブレーション動作である。このようなキャリブレーション動作によって確定したインピーダンス制御信号DRZQは、図1に示す前段回路161〜163に共通に供給されることから、前段回路161〜163によって制御される単位バッファ111〜113,121〜123についても、正確に240Ωのインピーダンスで動作することが可能となる。つまり、複数の単位バッファに対するキャリブレーション動作を一括して行うことができる。次に、データ出力動作及びODT動作について説明する。
データ出力動作及びODT動作は、上述したキャリブレーション動作を少なくとも1回実行した後に行う必要があり、これによって、正しいインピーダンスで動作することが可能となる。
データ出力動作は、データピンDQをハイレベル又はローレベルに駆動し、これによって、データピンDQに接続された外部バス(図示せず)を介してデータを送出する動作である。
データピンDQをハイレベルに駆動する場合、出力制御回路150は、図10に示すように、選択信号151P〜153P,151N〜153Nを全てローレベルとする。これにより、前段回路161〜163に含まれるOR回路(図6参照)のうち、対応するインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5がローレベルとなっているものはローレベルの動作信号を出力し、対応するインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5がハイレベルとなっているものはハイレベルの動作信号を出力することになる。一方、前段回路161〜163に含まれるAND回路は、インピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5のレベルにかかわらず、全てローレベルの動作信号を出力する。その結果、単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルアップ回路PUは、キャリブレーション回路130に含まれるプルアップ回路131,132と同じインピーダンスである240Ωでオンし、プルダウン回路PDは全てオフとなる。つまり、6つの単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルアップ回路PUが全て正確に240Ωでオンすることから、データピンDQは、正確に40Ω(=240Ω/6)のインピーダンスでハイレベル(VDD電位)に駆動されることになる。
同様に、データピンDQをローレベルに駆動する場合、出力制御回路150は、図10に示すように、選択信号151P〜153P,151N〜153Nを全てハイレベルとする。これにより、前段回路161〜163に含まれるAND回路(図6参照)のうち、対応するインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5がローレベルとなっているものはローレベルの動作信号を出力し、対応するインピーダンス制御信号DRZQN1〜DRZQN5がハイレベルとなっているものはハイレベルの動作信号を出力することになる。一方、前段回路161〜163に含まれるOR回路は、インピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5のレベルにかかわらず、全てハイレベルの動作信号を出力する。その結果、単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルダウン回路PDは、キャリブレーション回路130に含まれるプルダウン回路133と同じインピーダンスである240Ωでオンし、プルアップ回路PUは全てオフとなる。したがって、この場合も、6つの単位バッファ111〜113,121〜123に含まれるプルダウン回路PDが全て正確に240Ωでオンすることから、データピンDQは、正確に40Ω(=240Ω/6)のインピーダンスでローレベル(GND電位)に駆動されることになる。
一方、ODT動作時におけるインピーダンスは、仕様によって異なるが、複数種類のインピーダンスに切り替え可能であることが要求される場合がある。本実施形態による出力回路100はこのような要求に対応しており、少なくとも、120Ω及び240Ωのいずれかに設定することが可能である。
まず、120ΩのODT動作を行う場合、出力制御回路150は、図10に示すように、選択信号151P,152N,153Pをハイレベルとし、選択信号151N,152P,153Nをローレベルとする。これにより、前段回路161,163の出力である動作信号161P,161N,163P,163Nは、単位バッファ111〜113,123に含まれる全てのトランジスタをオフさせることから、単位バッファ111〜113,123は非活性状態となる。一方、前段回路162の出力である動作信号162P(162P1〜162P5),162N(162N1〜162N5)については、対応するインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5,DRZQN1〜DRZQN5のレベルと一致する。その結果、単位バッファ121,122に含まれるプルアップ回路PUは、キャリブレーション回路130に含まれるプルアップ回路131,132と同じインピーダンスである240Ωでオンし、プルダウン回路PDは、キャリブレーション回路130に含まれるプルダウン回路133と同じインピーダンスである240Ωでオンする。これにより、データピンDQは、正確に120Ω(=240Ω/2)のインピーダンスでVDD/2電位に終端されることになる。
また、240ΩのODT動作を行う場合、出力制御回路150は、図10に示すように、選択信号151P,152P,153Nをハイレベルとし、選択信号151N,152N,153Pをローレベルとする。これにより、前段回路161,162の出力である動作信号161P,161N,162P,162Nは、単位バッファ111〜113,121,122に含まれる全てのトランジスタをオフさせることから、単位バッファ111〜113,121,122は非活性状態となる。一方、前段回路163の出力である動作信号163P(163P1〜163P5),163N(163N1〜163N5)については、対応するインピーダンス制御信号DRZQP1〜DRZQP5,DRZQN1〜DRZQN5のレベルと一致する。その結果、単位バッファ123に含まれるプルアップ回路PUは、キャリブレーション回路130に含まれるプルアップ回路131,132と同じインピーダンスである240Ωでオンし、プルダウン回路PDは、キャリブレーション回路130に含まれるプルダウン回路133と同じインピーダンスである240Ωでオンする。これにより、データピンDQは、正確に240ΩのインピーダンスでVDD/2電位に終端されることになる。
尚、仕様によって仮に80ΩのODT動作が必要であれば、単位バッファ121〜123を全て活性化すればよい。
このように、本実施形態による出力回路100は、互いに同一の回路構成を有する複数の単位バッファ111〜113,121〜123を並列接続し、データ出力時やODT動作時において活性化させる単位バッファを選択することによって、データピンDQのインピーダンスを調整している。このため、キャリブレーション回路130によるキャリブレーション動作を一括して行うことが可能となることから、データ出力時のインピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路と、ODT動作時のインピーダンス調整に用いるキャリブレーション回路を別個に設ける必要がなく、キャリブレーション回路の回路規模を低減することが可能となる。
しかも、1回のキャリブレーション動作によって、データ出力時のインピーダンス調整とODT動作時のインピーダンス調整を同時に完了できることから、キャリブレーション動作に必要な時間を低減することが可能となる。したがって、実使用時にキャリブレーション動作を定期的に実行させる仕様であっても、キャリブレーション動作によるオーバーヘッドを最小限にとどめることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態による出力回路100は、6つの単位バッファを有し、データ出力動作を行う際には6つ全ての単位バッファを活性化し、ODT動作を行う際には1つ又は2つの単位バッファを活性化しているが、単位バッファの全数については2つ以上であれば特に限定されず、また、データ出力時やODT動作時に活性化する単位バッファの数についても特に限定されない。
また、本実施形態による出力回路100では、第1の出力バッファ110を構成する3つの単位バッファ111〜113がそれぞれ独立した回路を構成し、同様に、第2の出力バッファ120を構成する2つの単位バッファ121,122についてもそれぞれ独立した回路を構成しているが、これらが完全に独立した回路であることは必須でなく、個々の単位バッファがレプリカバッファと同一視できる限りにおいて、図11に示すように、内部で相互接続されていても構わない。図11は、第1の出力バッファ110を構成する3つの単位バッファ111〜113を内部で相互接続した例を示しており、本例では、プルアップ回路PUに含まれるPチャンネルMOSトランジスタと抵抗との接点を相互接続し、プルダウン回路PDに含まれるNチャンネルMOSトランジスタと抵抗との接点を相互接続している。このような場合であっても、個々の単位バッファ111〜113は、レプリカバッファと同一視することができることから、本発明において「単位バッファの並列接続」とは、このようなケースも含まれる。
本発明の好ましい実施形態による半導体装置の出力回路100の構成を示すブロック図である。 単位バッファ111の回路図である。 キャリブレーション回路130の回路図である。 プルアップ回路131の回路図である。 プルダウン回路133の回路図である。 前段回路161の回路図である。 キャリブレーション動作を説明するためのフローチャートである。 キャリブレーション動作中におけるキャリブレーション用ピンZQの電位変化を示すグラフである。 キャリブレーション動作中における接点Aの電位変化を示すグラフである。 出力制御回路150の動作を説明する表である。 単位バッファ111〜113を内部で相互接続した例を示す回路図である。
符号の説明
100 出力回路
110 第1の出力バッファ
111〜113,121〜123 単位バッファ
120 第2の出力バッファ
130 キャリブレーション回路
131,132,PU プルアップ回路
133,PD プルダウン回路
134,135 カウンタ
136,137 コンパレータ
138,139,231,232,331,332 抵抗
150 出力制御回路
161〜163 前段回路
170 入力バッファ
211〜215,311〜315 PチャンネルMOSトランジスタ
221〜225,321〜325 NチャンネルMOSトランジスタ
411〜415 OR回路
421〜425 AND回路
DQ データピン
ZQ キャリブレーション用ピン

Claims (14)

  1. データピンと、
    前記データピンに接続された複数の第1の単位バッファであって、各々が、調整可能なインピーダンスを有し、各々が活性化された時に前記データピンを調整されたインピーダンスで第1又は第2の論理レベルに駆動する前記複数の第1の単位バッファと、
    前記データピンに接続された複数の第2の単位バッファであって、各々が、調整可能なインピーダンスを有し、各々が活性化された時に前記データピンを前記調整されたインピーダンスで駆動する前記複数の第2の単位バッファと、
    前記複数の第1の単位バッファの夫々のインピーダンスと前記複数の第2の単位バッファの夫々のインピーダンスとを、前記調整されたインピーダンスに調整するキャリブレーション回路と、
    前記複数の第1の単位バッファのうちの選択された1又は複数個の第1の単位バッファを活性化する出力制御回路と、を備え、
    前記選択された1又は複数個の第1の単位バッファが、互いに協同して前記データピンを前記第1又は第2の論理レベルに駆動し、
    出力動作時には、前記出力制御回路によって、前記複数の第2の単位バッファのうちの選択された1又は複数個の第2の単位バッファが、前記選択された1又は複数個の第1の単位バッファに加えて活性化され、前記複数個の第1及び第2の単位バッファによって、前記データピンを前記第1又は第2の論理レベルに駆動し、
    ODT動作時には、前記複数の第1の単位バッファの夫々を非活性化し、前記複数の第2の単位バッファのうちの選択された1又は複数個の第2の単位バッファで前記データピンを所定のインピーダンスで終端する、ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の第1の単位バッファの前記調整されたインピーダンスが互いに実質的に等しいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数の第1の単位バッファの夫々は、互いに並列に接続された複数の第1のトランジスタを含む第1のプルアップ回路と、互いに並列接続された複数の第2のトランジスタを含む第1のプルダウン回路とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記複数の第1のトランジスタの夫々が、第1の導電性を備え、前記複数の第2のトランジスタの夫々が、第2の導電性を備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記複数の第1の単位バッファの夫々は、前記複数の第1のトランジスタのうちの選択された1又は複数個の第1のトランジスタと、前記複数の第2のトランジスタのうちの選択された1又は複数個の第2のトランジスタとが導通状態となり、前記調整されたインピーダンスに調整されることを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置。
  6. 前記複数の第1の単位バッファの夫々は、前記データピンと第1の電源線との間に前記第1のプルアップ回路と直列に接続された第1の抵抗素子と前記データピンと第2の電源線との間に前記第1のプルダウン回路と直列に接続された第2の抵抗素子とを含むことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記複数の第1のトランジスタのうちの少なくとも2つの第1のトランジスタは、ゲート幅とゲート長との比が互いに異なり、前記複数の第2のトランジスタのうちの少なくとも2つの第2のトランジスタは、ゲート幅とゲート長との比が互いに異なることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記複数の第1の単位バッファと前記複数の第2の単位バッファの前記調整されたインピーダンスが互いに実質的に等しいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記複数の第2の単位バッファの夫々は、互いに並列に接続された複数の第3のトランジスタを含む第2のプルアップ回路と、互いに並列接続された複数の第4のトランジスタを含む第2のプルダウン回路とを備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記複数の第3のトランジスタの夫々が、第1の導電性を備え、前記複数の第2のトランジスタの夫々が、第2の導電性を備えることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記複数の第2の単位バッファの夫々は、前記複数の第3のトランジスタのうちの選択された1又は複数個の第3のトランジスタと、前記複数の第4のトランジスタのうちの選択された1又は複数個の第4のトランジスタとが導通状態となり、前記調整されたインピーダンスに調整されることを特徴とする請求項9又は10に記載の半導体装置。
  12. 前記複数の第2の単位バッファの夫々は、前記データピンと第1の電源線との間に前記第2のプルアップ回路と直列に接続された第3の抵抗素子と前記データピンと第2の電源線との間に前記プルダウン回路と直列に接続された第4の抵抗素子とを含むことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記複数の第3のトランジスタのうちの少なくとも2つの第3のトランジスタは、ゲート幅とゲート長との比が互いに異なり、前記複数の第4のトランジスタのうちの少なくとも2つの第4のトランジスタは、ゲート幅とゲート長との比が互いに異なることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 前記キャリブレーション回路は、前記複数の第1の単位バッファの夫々のインピーダンスと前記複数の第2の単位バッファの夫々のインピーダンスとを、実質的に同時に調整することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1つに記載の半導体装置。
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