JP2002152032A - 出力回路および半導体集積回路 - Google Patents

出力回路および半導体集積回路

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JP2002152032A
JP2002152032A JP2000349065A JP2000349065A JP2002152032A JP 2002152032 A JP2002152032 A JP 2002152032A JP 2000349065 A JP2000349065 A JP 2000349065A JP 2000349065 A JP2000349065 A JP 2000349065A JP 2002152032 A JP2002152032 A JP 2002152032A
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control signal
output circuit
gate
impedance
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JP2000349065A
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Kinya Mitsumoto
欽哉 光本
Takeshi Agari
武 上利
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力容量を小さく抑えたまま小さな出力イン
ピーダンスが得られるインピーダンス制御可能な出力回
路を提供することにある。 【解決手段】 各々インピーダンス値が異なりドレイン
が出力端子OUTに接続された複数のPMOS Qp0
〜Qp7と、対応するPMOS Qp0〜Qp7を制御
する信号を生成する複数の論理ゲート10〜17からな
る第1の制御信号生成手段と、各々インピーダンス値が
異なりドレインが出力端子OUTに接続された複数のN
MOS Qn0〜Qn7と、対応するNMOS Qn0
〜Qn7を制御する信号を生成する複数の論理ゲート2
0〜27からなる第2の制御信号生成手段ととを備え、
各論理ゲート10〜17,20〜27の一方の入力端子
には、それぞれ共通にされた出力制御用の信号が入力さ
れ、他方の入力端子には選択信号UP0〜UP7,DN
0〜DN7がそれぞれ入力され、信号出力可能な状態に
選択された論理ゲートから出力制御用の信号が対応する
NチャネルMOSFETおよびPチャネルMOSFET
に出力されるように構成された出力回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
の出力回路に関し、特に高速動作に適した小振幅インタ
ーフェースの出力回路に利用して有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、HSTL(High Speed Transceiv
er Logic)やGTL(Gunning Transceiver Logic)と
いった小振幅のインタフェースが、高速動作を要求され
る半導体集積回路に広く適用されている。このような小
振幅のインターフェースにおいては、出力インピーダン
スの規格も狭い範囲に規定されており、1組の出力MO
SFETにより出力回路を形成したのでは、半導体プロ
セスのばらつきや温度或いは電源電圧の変化によってそ
の出力インピーダンスが規格からズレてしまうことがあ
る。
【0003】このような問題を回避するため、従来、出
力回路にインピーダンス制御可能な可変インピーダンス
出力回路を適用し、半導体プロセスのばらつき或いは温
度や電源電圧の変化によって出力インピーダンスが規定
値からズレてしまう場合でも、出力インピーダンスの制
御により常に出力インピーダンスを規格内の値となるよ
うに調整する技術が提案されている。
【0004】図4には従来の可変インピーダンス出力回
路の一例を示す。
【0005】従来の半導体集積回路に用いられていた可
変インピーダンス出力回路は、図4に示すように、出力
用の信号がそれぞれゲートに入力される2つの出力MO
SFET Qm1,Qm2と、これら出力MOSFET
Qm1,Qm2に直列形態に接続されるインピーダン
ス制御用のMOSFET Qs0〜Qs8,Qu0〜Q
u8等から構成されていた。
【0006】このような出力回路によれば、出力MOS
FET Qm1,Qm2と直列形態に設けられたMOS
FET Qs0〜Qs7,Qu0〜Qu7を制御信号U
P0〜UP7,DN0〜DN7によりオン状態又はオフ
状態に制御することで、出力インピーダンスを増減する
ことが出来る。例えば、オン・オフ制御可能な全てのイ
ンピーダンス制御用のMOSFET Qs0〜Qs7,
Qu0〜Qu7をオン状態に制御することで出力インピ
ーダンスは最小になり、オン・オフ制御可能な全てのM
OSFET Qs0〜Qs7,Qu0〜Qu7をオフ状
態にし、MOSFET Qs8,Qu8のみオン状態と
することで出力インピーダンスは最大になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の可変インピ
ーダンス出力回路では、出力MOSFET Qm1,Q
m2とインピーダンス制御用MOS Qs0〜Qs8,
Qu0〜Qu8とが直列形態に接続されているため、全
体的なインピーダンスを小さくして小振幅インターフェ
ースの規格に適合させるためには、出力MOSFET
Qm1,Qm2やインピーダンス制御用MOS Qs0
〜Qs8,Qu0〜Qu8のゲート幅を長くして、これ
らMOSFETの抵抗を小さくしてやる必要があった。
【0008】しかしながら、抵抗を小さくするためにゲ
ート幅を広げると、ソース・ドレインと基板間の接合容
量、並びに、ゲート容量がそのゲート幅に比例して大き
くなるという課題が生じる。このように出力回路を構成
するMOSFETの容量により出力容量が大きくなる
と、図5に示すように、信号の立上りや立下りの部分で
一時的にインピーダンス不整合となり、反射波などが信
号に乗ってしまうので好ましくない。
【0009】この発明の目的は、出力容量を小さく抑え
たまま小さな出力インピーダンスが得られるインピーダ
ンス制御可能な出力回路、並びに、そのような出力回路
を搭載した半導体集積回路を提供することにある。
【0010】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0012】すなわち、各々インピーダンス値が異なり
互いにソース・ドレイン経路が並列接続されるとともに
ドレインが出力端子に接続された複数のNチャネルMO
SFETと、これら複数のNチャネルMOSFETにそ
れぞれ対応して設けられ対応するNチャネルMOSFE
Tのゲートを制御する信号を生成する複数の論理ゲート
からなる第1の制御信号生成手段と、各々インピーダン
ス値が異なり互いにソース・ドレイン経路が並列接続さ
れるとともにドレインが上記出力端子に接続された複数
のPチャネルMOSFETと、これら複数のPチャネル
MOSFETにそれぞれ対応して設けられ対応するPチ
ャネルMOSFETのゲートを制御する信号を生成する
複数の論理ゲートからなる第2の制御信号生成手段とを
備え、上記第1の制御信号生成手段と第2の制御信号生
成手段の各論理ゲートの一方の入力端子には、それぞれ
共通にされた出力制御用の信号が入力され、他方の入力
端子には各論理ゲートの状態を上記出力制御用の信号を
後段に出力可能な状態又は出力不可の状態に選択する選
択信号がそれぞれ入力され、出力可能な状態に選択され
た第1の制御信号生成手段の論理ゲートと第2の制御信
号生成手段の論理ゲートとから上記出力制御用の信号に
基づく信号が対応するNチャネルMOSFETおよびP
チャネルMOSFETに出力されるように構成した出力
回路である。
【0013】このような手段によれば、上記選択信号に
よって動作するNチャネルMOSFETとPチャネルM
OSFETとを選択し、それにより出力回路の出力イン
ピーダンスを増減することが出来るので、例えばプロセ
スばらつき或いは温度や電源電圧の変化により出力イン
ピーダンスが規定値からズレそうな場合でも、インピー
ダンスを制御して規定値に収まるように調整することが
出来る。
【0014】さらに、信号出力するための各Nチャネル
MOSFETとPチャネルMOSFETとがそれぞれ並
列接続されているので、出力MOSとインピーダンス制
御用MOSとが直列形態に接続される従来例の出力回路
と較べて、同程度のインピーダンスに設定した場合でも
本発明に係る出力回路の方が出力容量を小さくすること
が出来る。また、本発明に係る出力回路の方が素子サイ
ズを小さくできるので、該出力回路を搭載した半導体集
積回路のチップサイズの縮小も図れる。
【0015】望ましくは、上記複数のNチャネルMOS
FETはゲート幅が2倍ずつ異なるようにそれぞれ構成
され、上記複数のPチャネルMOSFETもゲート幅が
2倍ずつ異なるようにそれぞれ構成すると良い。このよ
うな構成により、少ないMOSFETで多段のインピー
ダンス設定が可能となる。
【0016】さらに望ましくは、上記複数の論理ゲート
は、対応するNチャネルMOSFET又はPチャネルM
OSFETのゲートの容量に応じて、対応するMOSF
ETのゲート駆動時間が等しくなるように、各素子のサ
イズを異ならせて構成すると良い。
【0017】MOSFETのインピーダンスを異ならせ
ることでMOSFETのゲート容量も異なってくるが、
全ての論理ゲートの駆動力が等しいとMOSFETのゲ
ート駆動時間がばらついてしまい出力信号もその立上り
や立下り時に不安定な状態になる恐れがある。そこで、
上記のような構成により、動作する各MOSFETのゲ
ート駆動時間を揃えて立上りや立下り時にも安定した出
力信号を得ることが出来る。
【0018】具体的には、上記第1の制御信号生成手段
の複数の論理ゲートはNAND回路から、上記第2の制
御信号生成手段の複数の論理ゲートはNOR回路から構
成されるとともに、第1の制御信号生成手段の複数の論
理ゲートに入力される選択信号と第2の制御信号生成手
段の複数の論理ゲートに入力される選択信号とが逆相の
信号として対応付けられるように構成すると良い。
【0019】このような構成によれば、第1の制御信号
生成手段の選択信号と第2の制御信号生成手段の選択信
号とが逆相の信号として対応付けられているので、それ
により動作させるNチャネルMOSFETの選択とPチ
ャネルMOSFETの選択とが連動され、インピーダン
ス制御を容易に行うことが出来る。また、NAND回路
とNOR回路により論理ゲートを構成することで出力回
路に必要な素子数を最小にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明を適用して好適な出力回路
の実施例を示す回路図である。
【0022】この実施例の出力回路は、例えば高速動作
が要求されるSSRAM(Synchronous Static Random
Access Memory)に搭載されるHSTL規格やGTL規
格の小振幅インタフェースの出力回路であり、MOSF
ETのプロセスばらつき、或いは、温度や電源電圧の変
化に応じて出力インピーダンスを増減させ、常に、一定
の出力インピーダンスを維持することの出来る可変イン
ピーダンス出力回路である。
【0023】図1において、Qp0〜Qp8とQn0〜
Qn8はインピーダンス制御に使用されるとともに、ド
レインが直接に出力端子OUTに接続され信号出力のた
めにスイッチング動作を行うPチャネルMOSFET
(以後PMOSと略す)とNチャネルMOSFET(以
後NMOSと略す)、10〜18は上記PMOS Qp
0〜Qp8に対応して設けられ第2の制御信号生成手段
を構成するPチャネル側の論理ゲート、20〜28は上
記NMOS Qn0〜Qn8に対応して設けられ第1の
制御信号生成手段を構成するNチャネル側の論理ゲー
ト、UP0〜UP7はスイッチング動作させるPMOS
Qp0〜Qp7を選択する選択信号、DN0〜DN7
はスイッチング動作させるNMOS Qn0〜Qn7を
選択する選択信号である。
【0024】上記の選択信号UP0〜UP7,Dn0〜
Dn7は、例えば、温度や電源電圧、或いは、プロセス
ばらつきに関する設定値が記憶されたレジスタの値など
に応じて、半導体集積回路の内部制御回路により生成さ
れるものである。Pチャネル側の選択信号UP0〜UP
7とNチャネル側の選択信号DN0〜DN7とは、同数
ビットの信号同士が互いに逆相になるように対応されて
いる。
【0025】また、30,31,32は、イネーブル信
号DOCがハイレベルのときに外部出力するための出力
制御用信号となるデータ信号INを論理ゲート10〜1
8,20〜28に伝達する一方、イネーブル信号DOC
がロウレベルのときには伝達させないようにする論理回
路である。
【0026】インピーダンス制御用のMOSFETのう
ち、PMOS Qp0〜Qp7とNMOS Qn0〜Q
n7は選択信号UP0〜UP7,DN0〜DN7によっ
てスイッチング動作を行ったり行わなかったり制御され
るものであるが、PMOSQp8とNMOS Qn8は
常に動作するように設けられている。このように構成し
た理由は、信号出力時には少なくとも1組のPMOSと
NMOSを動作させる必要があり、且つ、インピーダン
スを多段階に設定可能な構成にする場合には、動作させ
る1組のMOSを他の1組のMOSに切り換えてインピ
ーダンスを変化させるよりも、1組のMOSは常に動作
するようにしておき、他のMOSをその動作に加えたり
加えなかったりすることでインピーダンスを変化させる
ようにした方が、より多段で細かなインピーダンス設定
が可能になるからである。従って、このような構成が不
要であれば、常に動作するMOS Qp8,Qn8やそ
れに対応する論理ゲート18,28を設けずに、動作制
御可能なMOS Qp0〜Qp7,Qn0〜Qn7とそ
れに対応する論理ゲート10〜17,20〜27のみで
出力回路を構成することも出来る。
【0027】論理ゲート10〜18,20〜28は、動
作制御されるPMOS Qp0〜Qp7に対応して設け
られたNANDゲート10〜17と、動作制御されるN
MOS Qn0〜Qn7に対応して設けられたNORゲ
ート20〜27と、常に動作するMOS Qp8,Qn
8に対応して設けられたNOTゲート18,28とから
なる。
【0028】NANDゲート10〜17の一方の入力端
子には選択信号UP0〜UP7が入力され、他方の入力
端子にはデータ信号INの反転信号が入力される。従っ
て、選択信号UP0〜UP7がハイレベルにされている
NANDゲートのみ対応するPMOSにデータ信号IN
を伝達し、選択信号がローレベルにされているNAND
ゲートはデータ信号INを伝達せずに常に対応するPM
OSにハイレベルの信号を出力してこのPMOSをオフ
状態にする。
【0029】NORゲート20〜27の一方の入力端子
には選択信号DN0〜DN7が入力され、他方の入力端
子にはデータ信号INの反転信号が入力される。従っ
て、選択信号DN0〜DN7がローレベルにされている
NORゲートのみ対応するNMOSにデータ信号INを
伝達し、選択信号がハイレベルにされているNANDゲ
ートはデータ信号INを伝達せずに常に対応するNMO
Sにロウレベルの信号を出力してこのNMOSをオフ状
態にする。
【0030】NOTゲート18と28にはデータ信号I
Nの反転信号が入力されて、対応するMOS Qp8,
Qn8にデータ信号INを伝達する。
【0031】図2には、出力回路を構成するMOSFE
Tの詳細なレイアウト図を示す。図2(a)はその平面
図、(b)は横断面図である。
【0032】インピーダンス制御用のMOS Qp0〜
Qp8,Qn0〜Qn8は、それぞれゲート幅Wを異な
らせることでそのインピーダンスが異なるように形成さ
れている。図1中のMOSFETの右横にそのゲート幅
長(単位はμm)を記す。
【0033】具体的には、動作制御されるPMOS Q
p0〜Qp7はゲート幅を2倍ずつ異ならせて形成さ
れ、常に動作するPMOS Qp8のゲート幅は、上記
PMOS Qp0〜Qp7の中で最も小さなPMOS
Qp0と同じゲート幅に形成される。同様に、動作制御
されるNMOS Qn0〜Qn7はゲート幅を2倍ずつ
異ならせて形成され、常に動作するNMOS Qn8の
ゲート幅は、上記NMOS Qn0〜Qn7の中で最も
小さなNMOS Qn0のゲート幅と同じに形成され
る。その他、ドレインやソースの長さaやゲート長は同
様に形成されるので、各MOS Qp0〜Qp8,Qn
0〜Qn8の抵抗はゲート幅に反比例して異なった値と
なる。
【0034】また、この実施例では、PチャネルMOS
FETとNチャネルMOSFETの駆動力比が2:1に
なるように構成されているので、対応するPMOSとN
MOSのゲート幅長の比は2:1に形成されている。こ
こで対応するPMOSとNMOSとは、Pチャネル側と
Nチャネル側とで対応付けられた2つの選択信号により
選択される2つのMOS(PMOS QniとNMOS
Qpi;i=0〜8)のことである。
【0035】このようにインピーダンス制御用のMOS
Qp0〜Qp8,Qn0〜Qn8を形成することで、
全てのMOSをスイッチング動作させて最小インピーダ
ンスとする設定から、MOS Qp8,Qn8のみスイ
ッチング動作させて最大インピーダンスとする設定ま
で、2通りの設定が可能となる。しかも、インピーダ
ンスの値はPチャネル側でZ/1,Z/2,Z/3,
…,Z/255,Z/256、Nチャネル側で2Z/
1,2Z/2,2Z/3,…,2Z/255,2Z/2
56のように少しずつずれた値で設定可能となる。ここ
で、Zはゲート幅1μm当たりの単位インピーダンスを
表している。
【0036】また、図2に示すように、MOSFETの
ソース−基板間やドレイン−基板間には接合容量Cs,
Cdが生じるが、ゲート幅Wのみ異なる構成であれば、
接合容量Cs,Cdはゲート幅Wに比例した値となる。
また、Pチャネル側とNチャネル側とで単位面積当たり
の接合容量が同じだとすれば、Pチャネル側とNチャネ
ル側とを比較しても、接合容量Cs,Cdはゲート幅W
に比例した値となる。
【0037】ここで、実施例の出力回路と図4に示す従
来の出力回路との出力容量の違いを比較する。
【0038】図3には、実施例の出力回路における出力
容量を説明する等価回路図を示す。図中、Cはゲート長
が128μmのドレイン側の容量値を表している。
【0039】図1の出力回路において出力端子OUTに
影響を及ぼす容量は、インピーダンス制御用の全MOS
Qp0〜Qp8,Qn0〜Qn8におけるドレイン側
の接合容量Cdである。ソース側の接合容量Csはソー
ス側の電位が基板電位に接続されているので現れない。
また、各MOS Qp0〜Qp8,Qn0〜Qn8の容
量は、ドレイン−基板間に現れた容量であるので、出力
端子OUTから見たPチャネル側の等価容量は、並列に
接続されたPMOS Qp0〜Qp8の各容量の加算値
2Cとなり、出力端子OUTから見たNチャネル側の等
価容量は、並列に接続されたNMOS Qn0〜Qn8
の各容量の加算値Cとなる。その結果、実施例の出力回
路の出力端子OUTに現れる出力容量は合計値3Cとな
る。
【0040】図4の従来の出力回路においてMOSFE
Tの横に記された値は、設定可能な最小インピーダンス
の値が図1の出力回路と同等で、且つ、出力MOS Q
m1,Qm2のMOSサイズとインピーダンス制御用M
OS Qs0〜Qs8,Qu0〜Qu8の総合のMOS
サイズとの比が1:2になるように形成した場合のゲー
ト幅(単位はμm)を示している。
【0041】すなわち、図4のように構成することで、
インピーダンス制御用の全てのMOS Qs0〜Qs
8,Qu0〜Qu8がオン状態となる最小インピーダン
スの設定では、Pチャネル側の抵抗は、出力MOS Q
m1の抵抗Z/384とインピーダンス制御用MOS
Qs0〜Qs8の合成抵抗Z/768との合計でZ/2
56となる。また、Nチャネル側の抵抗は、出力MOS
Qm2の抵抗Z/192とインピーダンス制御用MO
S Qu0〜Qu8の合成抵抗Z/384との合計で2
Z/256となり、図1の実施例の出力回路と同値にな
る。
【0042】図6は、図4の従来の出力回路において最
小インピーダンスに設定した場合の出力容量を示す等価
回路図である。
【0043】上記の設定において、出力端子OUTに影
響を及ぼす容量は、出力MOS Qm1,Qm2の状態
により異なり、例えば、出力PMOS Qm1がオン状
態で出力NMOS Qm2がオフ状態の場合では、図6
(a)に示すように、出力PMOS Qm1のソース側
とドレイン側の接合容量Cs,Cdと、Pチャネル側の
インピーダンス制御用MOS Qs0〜Qs8のドレイ
ン側の合成容量と、出力NMOS Qm2のドレイン側
の接合容量Cdとである。そして、これらの容量値は、
図6(a)に示すような値となる。また、これらの各容
量は基板との間に現れる容量であるので、合成容量はそ
れらを加算した値13.5Cとなる。
【0044】また、出力PMOS Qm1がオフ状態で
出力NMOS Qm2がオン状態の場合では、図6
(b)に示すように、出力NMOS Qm2のソース側
とドレイン側の接合容量Cs,Cdと、Nチャネル側の
インピーダンス制御用MOS Qu0〜Qu8のドレイ
ン側の合成容量と、出力PMOS Qm1のドレイン側
の接合容量Cdとである。そして、これらの容量値は、
図6(b)に示すような値となり、その合成容量はそれ
らを加算した値9Cとなる。
【0045】従って、図4の従来の出力回路において出
力端子OUTに現れる出力容量は平均で11.25Cと
なり、図1の実施例の出力回路の出力容量3Cと較べる
と、本発明の実施例の出力容量がほぼ1/4倍に低減さ
れているのがわかる。
【0046】この実施例の出力回路においては、論理ゲ
ート10〜18,20〜28を、駆動するMOSFET
のゲート容量に応じて、該MOSFETの反転時間がほ
ぼ同一になるように、その駆動力が異なるように構成さ
れている。具体的には、論理ゲート10〜18,20〜
28を構成するMOSFETのサイズ(例えばゲート
幅)を、駆動するインピーダンス制御用MOSが大きけ
れば、それに対応させて大きく、小さければそれに対応
させて小さく形成する。実際のゲート幅は実験等でMO
SFETの反転時間がほぼ同一になるように決定され
る。図1には、その一例として、各論理ゲート10〜1
8,20〜28の右横に、各論理ゲートを構成するPチ
ャネルMOSFETのゲート幅とNチャネルMOSFE
Tのゲート幅とを“Pチャネル側のゲート幅/Nチャネ
ル側のゲート幅”のように記している。
【0047】以上のように、この実施例の出力回路によ
れば、選択信号UP0〜UP7によってスイッチング動
作するPMOS Qp0〜Qp7とNMOS Qn0〜
Qn7とを選択し、それにより出力回路の出力インピー
ダンスを増減することが出来るので、例えばプロセスば
らつき或いは温度や電源電圧の変化により出力インピー
ダンスが規定値からズレそうな場合でも、インピーダン
スを制御して規定値を維持することが出来る。また、信
号出力するための各PMOS Qp0〜Qp8とNMO
S Qn0〜Qn8とはそれぞれ並列接続されているの
で、直列形態に出力MOSとインピーダンス制御用のM
OSが接続されている図4の出力回路と較べて、互いに
同程度のインピーダンスに設定した場合でも本実施例の
出力回路の方が出力容量を1/4程度に小さくすること
が出来る。また、本発明に係る出力回路の方が出力MO
Sの素子サイズを小さくできるので、チップ占有面積の
縮小を図れる。
【0048】また、インピーダンス制御用のPMOS
Qp0〜Qp7のゲート幅を2倍ずつ異なるように構成
し、同様に、インピーダンス制御用のNMOS Qn0
〜Qn7のゲート幅も2倍ずつ異なるように構成してい
るのて、少ないMOSFETで多段のインピーダンス設
定が可能となる。
【0049】さらに、論理ゲート10〜18,20〜2
8の素子サイズを異ならせて、インピーダンス制御用M
OS Qp0〜Qp7,Qn0〜Qn7の駆動時間が等
しくなるようにしているので、信号の立上りや立下り時
にも安定した出力信号を得ることが出来る。
【0050】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】例えば、インピーダンス制御用のMOSの
数やそのゲート幅は、実施例のものに限られず、様々な
変更が可能である。また、インピーダンス制御用のMO
Sに対応して設けられた論理ゲートの種類や、出力する
ためのデータ信号INを論理ゲートに伝える論理回路の
構成も様々な変形例がありえる。
【0052】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるSSR
AMにおけるデータ信号の出力回路として説明したが、
この発明はそれに限定されるものでなく、例えば、ワン
チップマイクロコンピュターやDSP(Digital Signal
Processor)、ASIC(Application Specific IC)
やゲートアレイなど、種々の半導体集積回路に広く利用
することができる。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0054】すなわち、本発明に従うと、上記選択信号
によって動作するNチャネルMOSFETとPチャネル
MOSFETとを選択し、それにより出力回路の出力イ
ンピーダンスを増減することが出来るので、例えばプロ
セスばらつき或いは温度や電源電圧の変化により出力イ
ンピーダンスが規定値からズレそうな場合でも、インピ
ーダンス制御により出力インピーダンスを規定値に収ま
るように調整することが出来る。
【0055】それに加えて、信号を出力するためのNチ
ャネルMOSFETとPチャネルMOSFETとがそれ
ぞれ並列接続されているので、直列形態に出力MOSと
インピーダンス制御用MOSとが接続される従来の出力
回路と較べて、同程度のインピーダンスに設定した場合
でも本発明に係る出力回路の方が出力端子から見える出
力容量を大幅に小さくすることが出来る。また、本発明
に係る出力回路の方が素子サイズを小さくできるので、
出力回路の占有面積の低減を図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適な出力回路の実施例を示
す回路図である。
【図2】実施例の出力回路を構成するMOSFETの詳
細を示すもので、(a)はその平面図、(b)は横断面
図である。
【図3】実施例の出力回路において最小インピーダンス
に設定した場合の寄生容量を示す等価回路図である。
【図4】従来のインピーダンス制御可能な出力回路を示
す回路図である。
【図5】出力回路の寄生容量が出力信号に与える影響を
説明するもので、(a)は出力信号の観測点を説明する
図、(b)は観測点における出力信号の波形図である。
【図6】図4の従来の出力回路において最小インピーダ
ンスに設定した場合の寄生容量を示す等価回路図であ
る。
【符号の説明】
10〜17 NANDゲート 20〜27 NORゲート Qp0〜Qp7 PチャネルMOSFET Qn0〜Qn7 NチャネルMOSFET OUT 出力端子 UP0〜UP7 選択信号 DN0〜DN7 選択信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上利 武 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5J056 AA04 BB28 BB38 BB40 BB57 CC00 DD13 DD28 DD52 EE14 FF07 FF08 GG12 HH01 KK01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々インピーダンス値が異なり互いにソ
    ース・ドレイン経路が並列接続されるとともにドレイン
    が出力端子に接続された複数のNチャネルMOSFET
    と、これら複数のNチャネルMOSFETにそれぞれ対
    応して設けられ対応するNチャネルMOSFETのゲー
    トを制御する信号を生成する複数の論理ゲートからなる
    第1の制御信号生成手段と、各々インピーダンス値が異
    なり互いにソース・ドレイン経路が並列接続されるとと
    もにドレインが上記出力端子に接続された複数のPチャ
    ネルMOSFETと、これら複数のPチャネルMOSF
    ETにそれぞれ対応して設けられ対応するPチャネルM
    OSFETのゲートを制御する信号を生成する複数の論
    理ゲートからなる第2の制御信号生成手段とを備え、 上記第1の制御信号生成手段と第2の制御信号生成手段
    の各論理ゲートの一方の入力端子には、それぞれ共通に
    された出力制御用の信号が入力され、他方の入力端子に
    は各論理ゲートの状態を上記出力制御用の信号を後段に
    出力可能な状態又は出力不可の状態に選択する選択信号
    がそれぞれ入力され、出力可能な状態に選択された第1
    の制御信号生成手段の論理ゲートと第2の制御信号生成
    手段の論理ゲートとから上記出力制御用の信号に基づく
    信号が対応するNチャネルMOSFETおよびPチャネ
    ルMOSFETに出力されるように構成されていること
    を特徴とする出力回路。
  2. 【請求項2】 上記複数のNチャネルMOSFETはゲ
    ート幅が2倍ずつ異なるようにそれぞれ構成され、上記
    複数のPチャネルMOSFETもゲート幅が2倍ずつ異
    なるようにそれぞれ構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の出力回路。
  3. 【請求項3】 上記複数の論理ゲートは、対応するNチ
    ャネルMOSFET又はPチャネルMOSFETのゲー
    トの容量に応じて、対応するMOSFETのゲート駆動
    時間が等しくなるように、各素子のサイズが異なって構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    出力回路。
  4. 【請求項4】 上記第1の制御信号生成手段の複数の論
    理ゲートはNAND回路により、上記第2の制御信号生
    成手段の複数の論理ゲートはNOR回路により構成され
    るとともに、第1の制御信号生成手段の複数の論理ゲー
    トに入力される複数の選択信号と第2の制御信号生成手
    段の複数の論理ゲートに入力される複数の選択信号とが
    互いに逆相の信号として対応付けられていることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の出力回路。
  5. 【請求項5】 信号を外部に出力する信号出力部に、上
    記請求項1〜4の何れかに記載の出力回路が設けられて
    いることを特徴とする半導体集積回路。
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