JP2006332276A - 終端回路、および終端回路を備える半導体装置 - Google Patents

終端回路、および終端回路を備える半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006332276A
JP2006332276A JP2005152817A JP2005152817A JP2006332276A JP 2006332276 A JP2006332276 A JP 2006332276A JP 2005152817 A JP2005152817 A JP 2005152817A JP 2005152817 A JP2005152817 A JP 2005152817A JP 2006332276 A JP2006332276 A JP 2006332276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
node
transistor
termination
wiring layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005152817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4577689B2 (ja
Inventor
Hajime Koshida
元 越田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2005152817A priority Critical patent/JP4577689B2/ja
Priority to US11/434,715 priority patent/US7482832B2/en
Publication of JP2006332276A publication Critical patent/JP2006332276A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4577689B2 publication Critical patent/JP4577689B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0298Arrangement for terminating transmission lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0278Arrangements for impedance matching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】
配線層抵抗およびトランジスタのオン抵抗の抵抗値のばらつきに対し、所望の終端抵抗値になるように調整する。
【解決手段】
入力回路18を接続する入力端子30と第1のノードとの間に配線層抵抗10を、第1のノードと接地との間にトランジスタ群12を、第1のノードと第2のノードとの間に配線層抵抗11を、第2のノードと接地との間にトランジスタ群13を、接続する。さらに、入力端子30と第3のノードとの間に配線層抵抗14を、第3のノードと電源VDDとの間にトランジスタ群16を、第3のノードと第4のノードとの間に配線層抵抗15を、第4のノードと電源VDDとの間にトランジスタ群17をさらに接続する。トランジスタ群12、13、16、17は、それぞれ制御信号BN1〜4、BN5〜8、BP1〜4、BP5〜8によってオンオフされる1または複数のトランジスタから構成される。
【選択図】
図1

Description

本発明は、終端回路、および終端回路を備える半導体装置に係り、特に、抵抗値を調整可能とする終端回路、およびこの終端回路を備える半導体装置に係る。
半導体装置等の間をインタフェースする際に、信号の反射などを防ぐように終端抵抗を含む終端回路によってインピーダンス整合を取ることが行われる。この場合、終端抵抗が必要か否かによって、オン・オフ機能を持つ終端回路が用いられることがある。最も簡単なオン・オフ機能を持つ終端回路の構成例を図6に示す。図6において、入力端子120に入力される信号は、入力回路108に供給されると共に、終端回路110によって終端される。終端回路110は、配線層抵抗100、102と、それぞれに縦続に接続されるトランジスタTN100、TP100とによって構成される。トランジスタTN100、TP100は、それぞれ制御用信号BN1、BP1によってオンオフされる。ところで、図6に示す回路構成では、配線層抵抗、トランジスタのオン抵抗などの製造ばらつきが有った場合に、特に抵抗値を調整できるようにしていないため、製造ばらつきがそのまま終端抵抗値に反映されてしまう。
そこで、終端抵抗値の製造ばらつきを抑えるために、図7に示すような回路構成が考えられている。図7では、終端抵抗を、配線層で形成された配線層抵抗100、102と、それぞれに縦続に接続されるトランジスタ群121、122の抵抗との組み合わせで形成している。ここでトランジスタ群121は、図2に示されるような並列接続のトランジスタTN1〜4で構成される。トランジスタTN1〜4は、ソースを共通として接地し、ドレインを共通として配線層抵抗100に接続し、ゲートにそれぞれ制御信号BN1〜4を供給する。トランジスタTN1〜4のWサイズ(チャネル幅)は、それぞれ異なるように構成され、制御信号BN1〜4をハイ/ローレベルとすることで、トランジスタ群121が可変抵抗部となる。
トランジスタ群122も、図3に示されるような並列接続のトランジスタTP1〜4で構成される。トランジスタTP1〜4は、ソースを共通として電源VDDに接続し、ドレインを共通として配線層抵抗102に接続し、ゲートにそれぞれ制御信号BP1〜4を供給する。トランジスタTP1〜4のWサイズ(チャネル幅)は、それぞれ異なるように構成され、制御信号BP1〜4をハイ/ローレベルとすることで、トランジスタ群122が可変抵抗部となる。
以上の例ではトランジスタを4個並べており、このときトランジスタのWサイズは、それぞれ倍、倍になるように(TN2(TP2)はTN1(TP1)の2倍、TN3(TP3)はTN2(TP2)の2倍というように)構成する。このように構成することで、2−1=15通りの抵抗値を生み出すことができる。製造後に実際の抵抗値を測定しながらトランジスタのWサイズを選択することで、抵抗値を合わせこむ事が可能である。
図7に示す構成の終端回路は、トランジスタの製造ばらつきに対して柔軟に対応できる。例えば製造標準で出来上がったときに抵抗の可変値すなわちトランジスタのWサイズを15通り中の7番目を使用するように設計しておく。この場合、単位あたりのトランジスタ抵抗が製造標準より2倍高くなったとしても、可変値を最大、すなわちWサイズが最大のトランジスタを選択すれば、トランジスタのオン抵抗の値は、設計目標値とほぼ等しくすることができる。逆に、単位あたりのトランジスタ抵抗が製造標準より低くなった場合には、トランジスタのWサイズの小さいものを選択することで対応可能である。
以上ではトランジスタの製造ばらつきに関し、製造標準の200%までトランジスタ抵抗がばらついても問題ないことを説明したが、実際には配線層抵抗の製造ばらつきも存在する。配線層抵抗が製造工程で±10%ばらついた場合、配線層抵抗とトランジスタ抵抗値とをどのように定めるべきかについて、以下、具体的な数値を用いて説明する。
まず、終端抵抗値、すなわち配線層抵抗とトランジスタの抵抗の和の目標値を300Ωとした場合について考察する。この300Ωという値は、DDR(Double Data Rate)2型シンクロナスDRAMにおけるJEDEC(Joint Electron Device Engineering Council、電子デバイス技術合同協議会)標準で仕様として定義されている値であり、終端抵抗の値としては、ごく一般的なものである。
以下に、各抵抗値を決定する際に満たすべき式を導出する。ここでは、配線層抵抗100とトランジスタ群121とについて説明する。配線層抵抗100の抵抗値をr20、トランジスタ群121の抵抗値をr21とし、単位をΩとする。なお、配線層抵抗102とトランジスタ群122についても同様に扱うことができる。
まず、抵抗値r21の最小値r21(min)は、調整範囲を広げることのみ考えれば可能な限り低く出来るほうがよい。しかし、実際にはトランジスタのWサイズが大きくなってしまうことから、素子部の素子面積および入力端子容量に対して影響が出てくる。DDR2型シンクロナスDRAMのJEDEC標準の例で考えるならば、入出力端子容量は、4.0pF以内と制限されている。入出力端子容量の制限とトランジスタ能力などを考慮すると、以下の式(1)を満たす範囲でr21(min)を決定することが好ましい。
r21(min)≧25 ・・・式(1)
また、配線層抵抗については、配線抵抗値が製造ばらつきで最大のときでもトランジスタ可変抵抗と合わせて300Ωになるように設定しなければならない。抵抗値r20の製造標準時の値をX0とすると、式(2)を満たす必要がある。
X0×1.10+r21(min)≦300 ・・・式(2)
もうひとつ決定されるべき項目として、抵抗値r21と抵抗値r20の比率がある。トランジスタ部の抵抗比率が大きすぎると実仕様上適さない。当然ながら終端抵抗は、電圧依存・温度依存を含めて一定であることが望ましい。ここで、配線層抵抗の抵抗値は、一般に電圧依存、温度依存が小さいので問題ない。ところが、トランジスタによる抵抗は、電圧依存、温度依存が大きい。例えばDDR2型シンクロナスDRAMのJEDEC標準の例で考えると、電圧仕様1.8v±0.1v、温度仕様0〜85℃の製品であり、この範囲でトランジスタ抵抗値は、電圧と温度によって±20%以上の変動が生じる。従って、トランジスタ抵抗の終端抵抗全体に占める割合が大きいと、電圧、温度変化により終端抵抗値全体のばらつきが大きくなるという問題が生じる。製品仕様を考慮すると、電圧・温度依存を考慮しても全体の終端抵抗値を、目標値の±5%以内に抑えることが好ましい。これらの条件から以下の式(3)、(4)を満たす必要がある。
r20+r21×1.2≦300×1.05 ・・・式(3)
r20+r21×0.8≧300×0.95 ・・・式(4)
式(3)、(4)よりr20、r21は、式(5)、(6)を満たす必要がある。
r21≦75 ・・・式(5)
r20≧225 ・・・式(6)
式(6)は、配線層抵抗の製造範囲で最小となる場合でも満たさなければならないので、式(7)が導かれる。
X0×0.90≧225 ・・・式(7)
よって、式(1)、(2)、(7)より、X0は以下の式(8)の範囲で設定しなければならない。
247.5≦X0≦250 ・・・式(8)
また、r21は、以下の式(9)の範囲で調整できるように設定しなければならない。
25≦r21≦75 ・・・式(9)
一方、上述した終端抵抗の調整手段と類似の手段を有する半導体集積回路装置が特許文献1において開示されている。この半導体集積回路装置は、外部端子から供給される入力信号を受ける入力回路に対して、上記外部端子に接続され、並列形態にされた複数からなるMOSFETを備えた終端回路を設け、第3制御手段により上記複数のMOSFETのうちオン状態にされる数を調整して終端抵抗の抵抗値の調整を行う終端回路を備えている。この半導体集積回路装置は、並列形態にされた複数からなるMOSFETおよびそれに接続される抵抗素子を含んだ終端回路を設けているために、信号伝送線路に整合させた終端回路を簡単に構成することができる。
特開2004−327602号公報(図43)
背景技術において各抵抗値の適切な値について説明してきた。ところが、配線層抵抗のばらつきは、先の計算で仮定した±10%ではなく、実際には量産仕様を考慮すると、±30%程度は、ばらついてしまうことがある。ここまでばらついてしまうと、先に述べた従来例の終端回路では、適切な終端抵抗値を実現することができなくなる。
式(8)より、適切な配線層抵抗値X0を約250Ωと求めたが、配線層抵抗が+30%ばらついてしまうと、r20=250×1.3=325Ωとなる。r21はどんなに低くしても25Ωであるから、r20+r21=350Ωとなり、目標値300Ωから大きく外れてしまう。
また、配線層抵抗が−30%ばらつくと、r20=250×0.70=175Ωとなる。r21は125Ωに調整しなければならず、式(9)を満たさない。
仮にr21を125Ωに調整したとすると、r21は電圧・温度依存で±20%、すなわち100Ω〜150Ωまで変化する。したがって、全体の抵抗値としては、275Ω〜325Ωまで±25Ωも変動してしまうことになる。
以上のように、従来の回路構成では、量産仕様を考慮した配線抵抗の製造ばらつきに対して対応できず、終端抵抗の目標とする範囲に抵抗値を設定することが困難となる虞がある。
一方、特許文献1における終端回路は、終端抵抗の目標とする範囲に抵抗値を設定することは、簡単である。しかしながら、終端抵抗の抵抗値をある程度正確に調整しようとすれば、並列形態にされた複数からなるMOSFETおよびそれに接続される抵抗素子の数を多くしなければならず、終端回路の面積が大きくなってしまう。また、外部端子の浮遊容量も大きくなってしまい、好ましくない。
したがって、本発明の目的は、量産仕様を考慮した配線抵抗の製造ばらつきに対して、終端抵抗の抵抗値を目標とする範囲に設定でき、面積の小さな終端回路およびこの終端回路を備える半導体装置を提供することにある。
本発明の1のアスペクトに係る終端回路は、入力回路を接続する入力端子と第1のノードとの間に接続される第1の抵抗素子と、第1のノードと第1の電源との間に接続される第1のスイッチ群と、第1のノードと第2のノードとの間に接続される第2の抵抗素子と、第2のノードと前記第1の電源との間に接続される第2のスイッチ群と、を備える。
本発明によれば、異なる2つのノードにそれぞれ接続されるスイッチ群によって終端抵抗の抵抗値を可変とするように調整する。したがって、スイッチ群を構成するトランジスタのオン抵抗および配線層抵抗に共にばらつきが発生した場合にあっても、所望の終端抵抗値の範囲内に調整することが可能である。
本発明の実施形態に係る終端回路は、入力回路(図1の18)を接続する入力端子(図1の30)と第1のノード(図1のN1)との間に接続される第1の配線層抵抗(図1の10)と、第1のノードと接地との間に接続される第1のトランジスタ群(図1の12)と、第1のノードと第2のノード(図1のN2)との間に接続される第2の配線層抵抗(図1の11)と、第2のノードと接地との間に接続される第2のトランジスタ群(図1の13)と、を備える。さらに、入力端子と第3のノード(図1のN3)との間に接続される第3の配線層抵抗(図1の14)と、第3のノードと電源VDDとの間に接続される第3のトランジスタ群(図1の16)と、第3のノードと第4のノード(図1のN4)との間に接続される第4の配線層抵抗(図1の15)と、第4のノードと電源VDDとの間に接続される第4のトランジスタ群(図1の17)と、をさらに備える。第1〜4のトランジスタ群は、それぞれ制御信号(図1のBN1〜4、BN5〜8、BP1〜4、BP5〜8)によってオンオフされる1または複数のトランジスタから構成される。
このように構成される終端回路は、第1〜4のトランジスタ群によって終端抵抗の抵抗値を可変とするように調整される。すなわち、接地側においては、第1、2のトランジスタ群すなわち2つのスイッチ群によって終端抵抗の抵抗値を可変とする。また、電源VDD側においては、第3、4のトランジスタ群すなわち2つのスイッチ群によって終端抵抗の抵抗値を可変とする。したがって、トランジスタ群を構成するトランジスタのオン抵抗および配線層抵抗に共に製造ばらつきが発生した場合であっても、所望の終端抵抗値の範囲内に調整することが可能である。また、配線層抵抗は、接地側、電源VDD側にそれぞれ2個ずつ配置するだけでよく、終端回路の面積が小さい。以下、実施例に即し、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る終端回路の構成を示すブロック図である。図1において、終端回路20は、配線層抵抗10、11、14、15、トランジスタ群12、13、16、17を備える。配線層抵抗10、14のそれぞれの一端は、共通とされ、入出力端子30に接続される。配線層抵抗10の他端(ノードN1)は、トランジスタ群12の一端および配線層抵抗11の一端に接続される。トランジスタ群12の他端は、接地され、制御端には、制御信号BN1〜4が与えられる。配線層抵抗11の他端(ノードN2)は、トランジスタ群13の一端に接続される。トランジスタ群13の他端は、接地され、制御端には、制御信号BN5〜8が与えられる。トランジスタ群12、13は、それぞれ先に説明した図2のような並列接続のトランジスタTN1〜4で構成され、それぞれ制御信号BN1〜4、BN5〜8によってオンオフ制御される。
一方、配線層抵抗14の他端(ノードN3)は、トランジスタ群16の一端および配線層抵抗15の一端に接続される。トランジスタ群16の他端は、電源VDDに接続され、制御端には、制御信号BP1〜4が与えられる。配線層抵抗15の他端(ノードN4)は、トランジスタ群17の一端に接続される。トランジスタ群17の他端は、電源VDDに接続され、制御端には、制御信号BP5〜8が与えられる。トランジスタ群16、17は、それぞれ先に説明した図3のような並列接続のトランジスタTP1〜4で構成され、それぞれ制御信号BP1〜4、BP5〜8によってオンオフ制御される。
入出力端子30に入力される入力信号は、終端回路20でインピーダンスが終端され、入力回路18に供給される。また、出力回路19は、出力端が入力回路18の入力端と共通であって、入出力端子30に信号を出力する。なお、出力回路19は、半導体装置において不要である場合には、存在しない。
本発明の構成では、大きく分けて2種類の終端抵抗構成をとることが出来る。以下、GND側と電源側の構成は、同じであるので、GND側について、終端抵抗の状態を説明する。ここで、配線層抵抗10の抵抗値をr10、配線層抵抗11の抵抗値をr11、トランジスタ群12のオン抵抗をr12、トランジスタ群13のオン抵抗をr13とする。
終端抵抗の一番目の構成は、配線層抵抗10、11、トランジスタ群12、13を全て使用する構成である。このとき終端抵抗Z1は、以下の式(11)で表される。
Z1=r10+r12×(r11+r13)/(r11+r12+r13) ・・・式(11)
二番目の構成は、トランジスタ群12のトランジスタを全てオフする、すなわち制御信号BN1〜4を全てLレベルにし、トランジスタ群12のオン抵抗を使用しない場合である。この場合、終端抵抗Z2は、以下の式(12)で表される。
Z2=r10+r11+r13 ・・・式(12)
本実施例では、配線層抵抗10、11の製造ばらつきに応じて、抵抗の構成を変化させることで、終端抵抗を一定値に保つことを狙っている。式(11)、(12)によれば、Z2がZ1より大きいのは明らかである。そこで、配線層抵抗が製造中心より高い方になった場合には式(11)となる構成を採り、低い方になった場合には式(12)となる構成を採るように選択することができる。
次に配線層抵抗10、11、トランジスタ群12、13の各抵抗値をどのような値に設定するかについて説明する。以下、背景技術において説明したと同様に、具体的な数値を用いて説明する。終端抵抗の目標値を300Ωとし、配線層抵抗の製造ばらつきを±30%まで考慮する。
最初に、トランジスタ群12、13について考える。最大値については、トランジスタのWサイズを減らすことで、いくらでも大きくすることが可能なのは自明である。トランジスタ群12、13のオン抵抗の最小値設定に関し、調整範囲を広くすることを考えれば出来るだけ小さい値とすることが望ましいが、それではトランジスタのサイズを大きくすることに他ならない。したがって、トランジスタ群12、13の素子面積及び入力端子容量の制限との兼ね合いになる。DDR2型シンクロナスDRAMのJEDEC標準の例で考えるならば、入出力端子容量は4.0pF以内と制限されている。背景技術で述べたと同様に、これらの事情を考慮すると、トランジスタ群12、13のオン抵抗の最小値をそれぞれr12(min)、r13(min)とし、式(1)と同条件で、以下の式(13)を満たす範囲で設定する。
1/r12(min)+1/r13(min)≦1/25 ・・・式(13)
次に、配線層抵抗10、11について考える。配線層抵抗10、11の製造ばらつきの中央値における抵抗値をそれぞれX、Yとする。製造ばらつきが最大の30%ずれた場合を考えると、式(11)となる抵抗構成をとることが適切である。その場合でも目標300Ωを達成できるように計算式を組み立てると、式(11)から式(14)を得る。
Z1=1.3X+r12×(1.3Y+r13)/(r12+1.3Y+r13)≦300 ・・・式(14)
一方、配線層抵抗が製造ばらつきの最小にずれた場合について考えると、式(12)の構成をとることが適切である。式(12)から式(15)を得る。
Z2=0.7*X+0.7×Y+r13(min)≦300 ・・・式(15)
また、トランジスタ抵抗成分と配線層抵抗成分の比は、従来例で述べたように電圧・温度依存を考慮すると、できるだけ配線層抵抗の割合を上げた方がよい。式(5)、(6)より、1:3以上であることが必要条件である。この条件と式(15)から式(16)を得る。
0.7X+0.7Y>3×r13(min) ・・・式(16)
式(13)、(14)、(15)、(16)を満たすX、Y、r12、r13の解の一例は、以下の式(17)のようになる。
X=200Ω、Y=150Ω、r12≧47Ω、r13≧55Ω ・・・式(17)
式(17)の設計値にすることで、従来例では実現できなかった配線層抵抗が製造ばらつきで高い側に30%ばらついても、式(11)の抵抗構成をとることで、電圧・温度条件中央で300Ωに調整できる。また、そこから電圧変動、温度変動によりトランジスタ抵抗部が±20%変動した場合についても特に問題にならない。まず+20%変動した場合であるが、そのときの抵抗Z1は、
Z1=1.3X+1.2×r12×(1.3Y+1.2×r13)/(1.2×r12+1.3Y+1.2×r13)=306.4Ω
となる。
トランジスタ抵抗部が−20%が変動したとしても、
Z1=1.3X+0.8×r12×(1.3Y+0.8×r13)/(0.8×r12+1.3Y+0.8×r13)=292.5Ω
である。
以上のように電圧・温度変動込みでも全体の抵抗は、300±8Ω以内の変動で収まる。
次に、配線層抵抗が製造ばらつきによって低い側に−30%ばらついたときについても同様にして計算して行く。この場合、式(12)の抵抗構成をとることで300Ωに調整できる。
さらに、そこから電圧変動、温度変動によりトランジスタ抵抗部が+20%変動した場合は、
Z2=0.7×X+0.7×Y+1.2×r13(min)=311Ω
となる。
また、トランジスタ抵抗部が−20%変動したとしても、
Z2=0.7×X+0.7×Y+0.8×r13(min)=289Ω
となる。
したがって、全体の抵抗は、300±11Ωの変動内で収まる。従来例と比べて、電圧・温度変動による終端抵抗のばらつきを約1/2以下、300Ωの目標値に対して±5%以下におさえることができ、実用的なものとなっている。
以上、説明したように本実施例の終端回路では、2つのトランジスタ群であるスイッチ群によって抵抗回路の構成を変化させる。このような構成によって、配線層抵抗の製造ばらつきが±30%あり、トランジスタ群のオン抵抗の変動が±20%あった場合であっても、終端抵抗値の目標値に充分近い値に容易に調整可能である。
第2の実施例として、150Ωの終端抵抗を構成する場合を挙げる。この150Ωという数字も、DDR2型シンクロナスDRAMにおけるJEDEC標準で仕様として定義されている数字であり、終端抵抗の数字としては一般的なものである。第1の実施例としてあげた300Ωの抵抗を2本並列にして構成するのが最も単純であり、そのように構成してもよい。ただし、この場合、入力端子容量に与える影響と、素子面積への影響も大きくなる。ここでは、図1で示した回路構成で150Ωを作る場合の数値を考える。
150Ω形成時は、トランジスタ群のオン抵抗12、13のそれぞれのオン抵抗の値r12、r13を作るために許される素子面積及びそれによる入力容量条件は、300Ωの終端抵抗の形成時より緩和せざるを得ないので、式(13)の条件を変更し、式(18)とする。
1/r12(min)+1/r13(min)≦1/20 ・・・式(18)
また、式(14)、(15)は、以下の条件に変更される。
Z1=1.3X+r12×(1.3Y+r13)/(r12+1.3Y+r13)≦150 ・・・式(19)
Z2=0.7×X+0.7×Y+r13(min)≦150 ・・・式(20)
式(16)、(18)、(19)、(20)を満たす解を求めると、式(21)となる。
X=90Ω、Y=70Ω、r12≧44Ω、r13≧37Ω ・・・式(21)
この設定値では、配線層抵抗が製造標準より+30%ばらついたとしても、式(19)から150Ωに設定できる。また、電圧・温度依存によるトランジスタ抵抗変動±20%を考えても、終端抵抗は144Ω〜155Ωの範囲で収まる。逆に配線層抵抗が製造標準より−30%ばらついたとしても式(20)よって150Ωに設定でき、また、電圧・温度依存によるトランジスタ抵抗変動±20%を考えても、終端抵抗は、142Ω〜158Ωの範囲で収まる。
次に、終端回路の各抵抗値がどのような範囲で決定されるか述べ、各抵抗値が一意に決まるわけではないことを示す。式(21)の値は、式(18)を受けて決定したが、トランジスタの総Wサイズを決定する式(18)の右辺の値は、前述したように製品の入力端子容量及び素子サイズとの兼ね合いで決定される。また同様に、式(16)についても、電圧・温度依存による終端抵抗値の変動をどこまで許容するかによって決定される。つまり、製品事情によって式(16)、(18)は、異なるので、それに応じて各抵抗値は決定されるべきである。
最後に、トランジスタの抵抗分(トランジスタの面積)と終端抵抗値(全体終端抵抗)の関係について例を挙げて説明する。まず、式(21)で求めた抵抗値r12、r13に対応するトランジスタサイズよりも面積を大きくとった場合、あるいは小さくとった場合について、そのときの各抵抗値X、Y、r12、r13はどのように求められるかについて計算した。さらに、そのときのX、Y、r12、r13より全体抵抗値の温度・電圧依存がどうなっていくかを計算し、その結果を図4、図5に示す。図4は、配線層抵抗が製造標準より+30%大きくなった場合について、式(19)を満たすように各X、Y、r12、r13を求め、そのとき温度・電圧依存でトランジスタ抵抗成分が±20%ばらついたときの全体終端抵抗へ与える影響を示したものである。横軸のトランジスタ抵抗部面積とは、r12、r13の素子面積を規格化したものであり、式(21)で求めた値を基準値1としている。このグラフから分かるように、トランジスタ抵抗部面積を大きくし、トランジスタ抵抗値を小さくするようにすると、電圧・温度依存を受けにくい。逆に、トランジスタ抵抗部面積を小さくし、トランジスタ抵抗値が大きい値しかとれないような場合では、電圧・温度依存を受けやすいことが示される。
また、図5も図4と同様にして、配線層抵抗が製造標準より−30%ばらついて、式(20)を満たすように計算した場合のグラフである。図4と同様に、トランジスタ抵抗面積と終端抵抗値の電圧・温度依存関係が見られる。トランジスタ抵抗素子面積をどう設定するかについては、図4、図5で示したグラフ特性を考慮しながら決定されることが望ましい。
以上までの説明から分かるように、終端回路における各々の抵抗値は、個々の製品事情を考慮して決定される項目であり、実施例であげた式(17)、(21)の値に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明の実施例に係る終端回路の回路図である。 トランジスタ群の回路図である。 他のトランジスタ群の回路図である。 トランジスタ抵抗部面積と全体終端抵抗の値との関係を示す第1の図である。 トランジスタ抵抗部面積と全体終端抵抗の値との関係を示す第2の図である。 従来の終端回路の回路図である。 従来の他の終端回路の回路図である。
符号の説明
10、11、14、15 配線層抵抗
12、13、16、17 トランジスタ群
18 入力回路
19 出力回路
20 終端回路
30 入出力端子
BN1〜4、BN5〜8、BP1〜4、BP5〜8 制御信号
N1〜4 ノード
TN1〜4、TP1〜4 トランジスタ

Claims (6)

  1. 入力回路を接続する入力端子と第1のノードとの間に接続される第1の抵抗素子と、
    前記第1のノードと第1の電源との間に接続される第1のスイッチ群と、
    前記第1のノードと第2のノードとの間に接続される第2の抵抗素子と、
    前記第2のノードと前記第1の電源との間に接続される第2のスイッチ群と、
    を備えることを特徴とする終端回路。
  2. 前記入力端子と第3のノードとの間に接続される第3の抵抗素子と、
    前記第3のノードと第2の電源との間に接続される第3のスイッチ群と、
    前記第3のノードと第4のノードとの間に接続される第4の抵抗素子と、
    前記第4のノードと前記第2の電源との間に接続される第4のスイッチ群と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の終端回路。
  3. 前記第1〜4の抵抗素子は、それぞれ配線層抵抗であることを特徴とする請求項2記載の終端回路。
  4. 前記第1〜4のスイッチ群は、それぞれ制御信号によってオンオフされる1または複数のトランジスタから構成されることを特徴とする請求項2記載の終端回路。
  5. 前記入力端子は、出力回路をさらに接続する入出力端子であることを特徴とする請求項2記載の終端回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか一に記載の終端回路を備えることを特徴とする半導体装置。
JP2005152817A 2005-05-25 2005-05-25 終端回路、および終端回路を備える半導体装置 Expired - Fee Related JP4577689B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005152817A JP4577689B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 終端回路、および終端回路を備える半導体装置
US11/434,715 US7482832B2 (en) 2005-05-25 2006-05-17 Termination circuit and semiconductor device comprising that termination circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005152817A JP4577689B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 終端回路、および終端回路を備える半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006332276A true JP2006332276A (ja) 2006-12-07
JP4577689B2 JP4577689B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=37462562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005152817A Expired - Fee Related JP4577689B2 (ja) 2005-05-25 2005-05-25 終端回路、および終端回路を備える半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7482832B2 (ja)
JP (1) JP4577689B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289144A (ja) * 2007-05-07 2008-11-27 Natl Semiconductor Corp <Ns> ガラス上の差動信号に対する終端補償
US8264252B2 (en) 2008-03-31 2012-09-11 Fujitsu Limited Termination circuit, semiconductor device, and electronic device
JP2014187162A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Toshiba Corp 半導体装置とそのトリミング方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8570063B2 (en) * 2011-10-25 2013-10-29 Micron Technology, Inc. Methods and apparatuses including an adjustable termination impedance ratio
KR101588489B1 (ko) * 2012-10-29 2016-01-25 주식회사 엘지화학 차동 입력 방식 통신의 종단 저항 발생 장치 및 차동 입력 방식 통신 장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06260884A (ja) * 1993-03-09 1994-09-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JP2002152032A (ja) * 2000-11-16 2002-05-24 Hitachi Ltd 出力回路および半導体集積回路
JP2004096759A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Hynix Semiconductor Inc 抵抗補正回路
JP2004146485A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2004327602A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP2006203405A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Elpida Memory Inc 半導体装置の出力回路及びこれを備える半導体装置、並びに、出力回路の特性調整方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10318523B4 (de) * 2003-04-24 2012-02-02 Qimonda Ag Verfahren zum Einstellen einer Terminierungsspannung und eine Eingangsschaltung
KR100543197B1 (ko) * 2003-08-25 2006-01-20 주식회사 하이닉스반도체 데이터 출력드라이버

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06260884A (ja) * 1993-03-09 1994-09-16 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JP2002152032A (ja) * 2000-11-16 2002-05-24 Hitachi Ltd 出力回路および半導体集積回路
JP2004096759A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Hynix Semiconductor Inc 抵抗補正回路
JP2004146485A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2004327602A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置
JP2006203405A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Elpida Memory Inc 半導体装置の出力回路及びこれを備える半導体装置、並びに、出力回路の特性調整方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289144A (ja) * 2007-05-07 2008-11-27 Natl Semiconductor Corp <Ns> ガラス上の差動信号に対する終端補償
US8253526B2 (en) 2007-05-07 2012-08-28 Texas Instruments Incorporated Termination compensation for differential signals on glass
US8264252B2 (en) 2008-03-31 2012-09-11 Fujitsu Limited Termination circuit, semiconductor device, and electronic device
JP2014187162A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Toshiba Corp 半導体装置とそのトリミング方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060267628A1 (en) 2006-11-30
US7482832B2 (en) 2009-01-27
JP4577689B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7176710B1 (en) Dynamically adjustable termination impedance control techniques
JP2005217999A (ja) デジタルデータ伝送回路
JP4577689B2 (ja) 終端回路、および終端回路を備える半導体装置
US20140253070A1 (en) Constant voltage circuit
US7088127B2 (en) Adaptive impedance output driver circuit
JP5184670B2 (ja) 差動出力バッファ
JP2003298395A (ja) 差動終端抵抗調整回路
JP2015195508A (ja) 差動増幅回路および半導体集積回路
US20060022701A1 (en) Termination circuit
JPH04293313A (ja) 可変遅延装置
US7508236B2 (en) Line driver device
US6437610B1 (en) High-speed output driver
US8970187B2 (en) Voltage generator
CN110719080B (zh) 放大电路及使用其的接收电路、半导体装置和半导体系统
JP2013150182A (ja) 出力回路
JP2007201882A (ja) 半導体集積回路
JP5000292B2 (ja) シリアル伝送出力装置
JP2014033254A (ja) 電気信号出力装置、差動出力ドライバ、及び出力装置
US20060202710A1 (en) Transmission line termination impedance compensation circuit
JPH0220171B2 (ja)
JP4084266B2 (ja) インピーダンス調整回路
JP2005064455A (ja) 半導体集積回路及び信号送受信システム
JP2004241930A (ja) 出力回路
JP4936128B2 (ja) 損失補償回路
JP2006246046A (ja) オンダイターミネーション回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100817

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees