JP2005064455A - 半導体集積回路及び信号送受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数特性とDC特性との双方が良好な終端抵抗を内蔵する信号送信用又は信号受信用の半導体集積回路を提供する。
【解決手段】信号送信用又は信号受信用の半導体集積回路に内蔵される終端抵抗は、周波数特性の良いポリシリコン抵抗素子1と、P型MOSトランジスタ2との並列回路で構成される。ポリシリコン抵抗素子1の抵抗値は、接続される伝送路の特性インピーダンスにほぼ等しい抵抗値に設定される。P型MOSトランジスタ2のゲート電圧はゲートバイアス電圧調整回路3により制御され、P型MOSトランジスタ2の抵抗値を可変に調整される。ポリシリコン抵抗素子1の抵抗値の製造ばらつきの変動は、前記P型MOSトランジスタ2の抵抗値の可変調整によって吸収され、ポリシリコン抵抗素子1とP型MOSトランジスタ2との合成抵抗は前記伝送路の特性インピーダンスに高精度に調整される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、信号送信用又は信号受信用の半導体集積回路に関し、特に、信号伝送路の送信端や受信端に終端抵抗を配置する場合の構造に関する。
従来、信号の送受信システムでは、送信側と受信側とを伝送路で接続する場合に、この伝送路の信号送信端や受信端に終端抵抗を接続し、その抵抗値を伝送路の特性インピーダンスに応じた値に設定して、信号の送信端や受信端での反射を低減するように対策される。
昨今、信号の高速伝送に伴い、信号の送信端や受信端の終端抵抗の抵抗値をより一層精度良く設定して、信号の反射をより一層に低減することが望まれている。
しかし、前記従来の終端抵抗では、伝送路の信号送信端や受信端に配置されるものの、信号送信回路から信号送信側終端抵抗の配置位置まで、及び信号受信側終端抵抗の配置位置から信号受信回路までには、実際上、ある程度の距離の伝送経路が存在し、このため、伝送信号が送信回路から信号送信側終端抵抗の位置まで伝送される間や、信号受信側終端抵抗の位置から受信回路で受信されるまでの間に寄生容量が存在して、受信回路での波形品質が低下するという問題がある。また、終端抵抗を伝送路の送信端や受信端に外付けで配置する構成では、製造コストが高くつくという欠点もある。
そこで、従来、例えば、非特許文献1では、半導体LSIの内部に終端抵抗を内蔵する内蔵型終端抵抗を備えている。この内蔵型終端抵抗は、前記非特許文献1では、終端抵抗をMOSトランジスタで構成している。このMOSトランジスタは、半導体LSIとして内部に備えるべき多数のトランジスタ素子などと同一の製造プロセスで同時に作り込まれるものである。
IEEE JSSC VOL.30 NO.4 APRIL 1995 p353〜363 「A CMOS Serial Link for Fully Duplexed Data Communication」Kyeongho Lee et al.
前記のように内蔵MOSトランジスタを終端抵抗として使用する場合には、その製造プロセス、周囲温度、印加電圧等によって、その抵抗値は大きく変動するが、そのMOSトランジスタのゲートバイアス電圧を調整すれば、MOSトランジスタの抵抗値を所定の一定値に保持することが可能である。
ところで、信号の一層の高速伝送化が要求される今日では、信号の送信端や受信端の終端抵抗としては、その周波数特性が良好であることが望まれる。
しかし、この周波数特性の観点から前記内蔵型終端抵抗をみると、MOSトランジスタで構成されるために、抵抗としての非線形性やMOSトランジスタの寄生成分に起因して、周波数特性が劣化して、期待するほど良好な周波数特性を得ることが困難である。また、リニア領域(非飽和領域)で動作させる関係上、動作範囲が狭くなるという問題もある。
そこで、例えば、半導体基板上にポリシリコンや拡散層を用いて抵抗素子を形成し、この抵抗素子を終端抵抗として使用することが考えられる。この抵抗素子は、本発明者等が実験したところ、周波数特性は良好であった。しかし、この抵抗素子は、MOSトランジスタと同様に、その製造プロセス、周囲温度、印加電圧等によって、その抵抗値は大きく変動する傾向があるため、所望抵抗値としての高精度な抵抗素子を得ることは困難である。
本発明は斯かる点に鑑み、その目的は、信号送信用や信号受信用の半導体LSI内に備えられる内蔵型終端抵抗として、所望抵抗値となる高精度な抵抗であってDC特性が良く、しかも、周波数特性も良好な終端抵抗を得ることにある。
以上の目的を達成するため、本発明では、信号送信用又は信号受信用の半導体LSI内の内蔵型終端抵抗として、周波数特性が良好なポリシリコンや拡散層を用いて半導体基板上に形成された抵抗素子と、トランジスタとの組合せを使用することとして、そのようなポリシリコン等を用いて半導体基板上に形成された抵抗素子により周波数特性を良好に確保しつつ、そのポリシリコン等を用いて半導体基板上に形成された抵抗素子のバラツキを、トランジスタの制御端子のバイアス調整により微調整して、期待抵抗値に設定し、これにより、伝送信号の送信端や受信端での反射が効果的に少ない半導体LSIを提供する。
また、本発明は、終端抵抗として、良好な周波数特性と良好なDC特性とを併せ持つことが前記の目的であるが、この両特性が良好な抵抗素子であれば、終端抵抗だけでなく、定抵抗素子として広く利用可能である関係から、定抵抗素子として他の用途にも適用することも本発明の更なる目的である。
すなわち、請求項1記載の発明の半導体集積回路は、伝送路を介して信号を送信又は受信する半導体集積回路であって、内部には、前記伝送路の送信側又は受信側の終端抵抗が内蔵されていて、前記終端抵抗は、第1の抵抗素子及び、この第1の抵抗素子に接続された第2の抵抗素子を備え、前記第1の抵抗素子は、半導体基板上に形成された抵抗素子で構成され、前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値は前記伝送路の特性インピーダンスにほぼ等しい抵抗値に設定され、前記第2の抵抗素子は、トランジスタで構成され、前記トランジスタの制御端子には、この制御端子のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路が接続され、前記バイアス電圧調整回路により前記トランジスタの抵抗値を調整して、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値を前記特性インピーダンスに調整することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子と前記トランジスタとは並列に接続されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値のばらつき下限値は、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値の期待値のばらつき下限値以上の抵抗値に設定されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子と前記トランジスタとは直列に接続されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値は、前記トランジスタの抵抗値よりも大きく設定されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子は、第1及び第2の部分抵抗素子を有し、前記第1の部分抵抗素子と前記トランジスタとが直列に接続された直列回路を構成し、前記第2の部分抵抗素子は前記直列回路と並列に接続されることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の半導体集積回路において、前記第2の部分抵抗素子の抵抗値のばらつき下限値は、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値の期待値のばらつき下限値以上の抵抗値に設定されることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1記載の半導体集積回路において、前記バイアス電圧調整回路は、前記終端抵抗の構成と同一構成のレプリカ回路と、前記レプリカ回路に所定の一定電流を与える定電流源と、オペアンプとを備え、前記オペアンプは、前記レプリカ回路で発生した電圧降下量を所定の参照電位にするように、前記トランジスタの制御端子のバイアス電圧をフィードバック制御することを特徴とする。
請求項9記載の発明の信号送受信システムは、請求項1記載の半導体集積回路を信号送信用と信号受信用とに2つ備えると共に、前記信号送信用半導体集積回路と信号受信用半導体集積回路とに接続された伝送路とを備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明の半導体集積回路は、半導体素子により生成された定抵抗素子を内蔵する半導体集積回路であって、前記定抵抗素子は、第1の抵抗素子及び、この第1の抵抗素子に接続された第2の抵抗素子を備え、前記第1の抵抗素子は、半導体基板上に形成された抵抗素子で構成され、前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値は期待値にほぼ等しい抵抗値に設定され、前記第2の抵抗素子は、トランジスタで構成され、前記トランジスタの制御端子には、この制御端子のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路が接続され、前記バイアス電圧調整回路により前記トランジスタの抵抗値を調整して、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値を前記期待値に調整することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1又は10記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子は、ポリシリコン抵抗素子であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1又は10記載の半導体集積回路において、前記半導体基板上に形成された抵抗素子は、拡散抵抗素子であることを特徴とする。
以上により、請求項1〜12記載の発明では、第1の抵抗素子が周波数特性の良いポリシリコン抵抗素子や拡散抵抗素子などのように半導体基板に形成された抵抗素子で構成されていて、且つ、その抵抗値が期待値、例えば伝送路の特性インピーダンスにほぼ等しい値に設定されているので、周波数特性が良好な内蔵型終端抵抗が得られる。しかも、前記ポリシリコン抵抗素子や拡散抵抗素子などのような半導体基板に形成された抵抗素子は、その抵抗値が製造プロセスや周囲温度に応じて変動するものの、その変動分が第2の抵抗素子であるトランジスタの制御端子のバイアス電圧が調整されて、このトランジスタの抵抗値が微調整され、その結果、前記ポリシリコン抵抗素子などのような半導体基板に形成された抵抗素子の抵抗値の変動分が、前記トランジスタの抵抗値の微調整によって吸収されるので、ポリシリコン抵抗素子などのような半導体基板に形成された抵抗素子とトランジスタとの合成抵抗値が期待値(伝送路の特性インピーダンス)に精度良く一致し、良好なDC特性が得られる。従って、内蔵型終端抵抗として、周波数特性とDC特性との双方が良好な終端抵抗が得られる。
以上説明したように、請求項1〜9、11及び12記載の発明によれば、ほぼ期待抵抗値に設定されたポリシリコン抵抗素子や拡散抵抗素子などのような半導体基板に形成された抵抗素子と、抵抗値が微調整可能なトランジスタとの組合せにより内蔵終端抵抗を構成したので、周波数特性が良く且つDC特性の良い信号送信側又は信号受信側の内蔵型終端抵抗を内蔵する信号の送信用又は受信用の半導体集積回路を得ることができる。
また、請求項10〜12記載の発明によれば、周波数特性とDC特性の双方が良い定抵抗素子を内蔵する半導体集積回路を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る信号送受信システムの全体構成を示す。同図において、Aは信号送信用半導体集積回路、Bは信号受信用半導体集積回路、Cは前記信号送信用及び信号受信用の両半導体集積回路A、Bを接続する伝送路であって、差動ケーブルや、プリント基板に形成された配線など(以下、ケーブルで代表する)で構成される。そして、信号送信用半導体集積回路Aに備える出力ドライバaから信号を伝送路Cに伝送して、信号受信用半導体集積回路Bのレシーバbでその信号を受信する。
前記信号送信用半導体集積回路Aには、出力ドライバaの後段に、前記伝送路Cの差動ケーブルを構成する2本のケーブルc1、c2別に内蔵型終端抵抗ZRt1、ZRt2が配置される。また、前記信号受信用半導体集積回路Bには、レシーバbの前段に、前記伝送路Cの差動ケーブルを構成する2本のケーブルc1、c2別に内蔵型終端抵抗ZRr1、ZRr2が配置される。これらの内蔵型終端抵抗ZRt1、ZRt2、ZRr1、ZRr2は、内蔵される出力ドライバaやレシーバbなどを構成する内蔵半導体素子と同一の製造プロセスで同時に製造される。
前記内蔵型終端抵抗ZRt1、ZRt2、ZRr1、ZRr2の各抵抗値をZRとし、伝送路Cの特性インピーダンスをZとすると、抵抗値ZRが特性インピーダンスZに等しくない場合(ZR≠Z)、伝送路Cを伝搬した信号は、その受信端で、次式に示す反射係数Γの割合で反射する。
Γ=(ZR−Z)/(ZR+Z)
前記4つの内蔵型終端抵抗ZRt1、ZRt2、ZRr1、ZRr2は同一の内部構造を有するので、以下、信号受信用半導体集積回路B内の内蔵型終端抵抗ZRr1を代表して、その内部構成を説明する。
図2は、前記内蔵型終端抵抗ZRr1の内部構成を示す。同図において、1はポリシリコンで形成されたポリシリコン抵抗素子(第1の抵抗素子)、2はP型MOSトランジスタ(第2の抵抗素子)である。前記ポリシリコン抵抗素子1は、図3に示すように、例えばn型半導体基板10の上方に酸化膜11を介して形成されたポリシリコンPSにより構成されていて、その抵抗値Rpsは、前記伝送路Cの特性インピーダンスZにほぼ等しい抵抗値に設定される。このポリシリコンPSには、2つの接続ノード1a、1bが設けられている。また、前記P型MOSトランジスタ2は、図4に示すように、n型半導体基板10の上部に形成されたソースS及びドレインDと、このソースS及びドレインD間のチャネルchの上方にゲート酸化膜12を介して配置されたゲート(制御端子)Gとを備えており、前記チャネルchを抵抗として使用される。
図2において、ポリシリコン抵抗素子1は、一端が電源Vttに接続されており、他端がノードn1に接続される。また、前記P型MOSトランジスタ2は、そのソースノードが電源Vttに接続され、そのドレインノードが前記ノードn1に接続されて、前記ポリシリコン抵抗素子1と並列接続される。また、前記P型MOSトランジスタ2のゲートノードは、ゲートバイアス電圧調整回路3の出力ノードに接続されている。前記ゲートバイアス電圧調整回路3は、前記P型MOSトランジスタ2のゲートバイアス電圧を調整して、このP型MOSトランジスタ2の抵抗値を調整する。
前記ポリシリコン抵抗素子1は、半導体の製造プロセスの変動に起因して、抵抗値が大きくばらつくため、それ自身でその抵抗値を伝送路Cの特性インピーダンスZに高精度に等しいように製造することは困難である。このため、ポリシリコン抵抗素子1に並列に接続されたP型MOSトランジスタ2のゲートバイアス電圧をその調整回路3により制御することにより、ポリシリコン抵抗素子1の抵抗値を微調整して、電源Vttとノードn1間の抵抗値、即ち、並列接続されたポリシリコン抵抗素子1とP型MOSトランジスタ2との合成抵抗値を前記伝送路Cの特性インピーダンスZ(期待値)に高精度に調整する。
次に、図2に示したゲートバイアス電圧調整回路3の内部構成を図5に示す。同図において、20は前記図2に示したポリシリコン抵抗素子1とP型MOSトランジスタ2との並列回路より成る内蔵型終端抵抗と同一構成を持つレプリカ回路である。従って、このレプリカ回路20には、ポリシリコン抵抗素子21とP型MOSトランジスタ22との並列回路を有すると共に、前記終端抵抗の図2に示したノードn1と同様のノードDを有する。これらのポリシリコン抵抗素子21及びP型MOSトランジスタ22は、前記終端抵抗を構成するポリシリコン抵抗素子1及びP型MOSトランジスタ2と同一の製造プロセスで同時に製造され、望ましくはこれら素子1、2の近傍に作られる。このポリシリコン抵抗素子21の抵抗値Rpsは前記終端抵抗の一部を構成するポリシリコン抵抗素子1の抵抗値Rpsとほぼ同一値であり、P型MOSトランジスタ22の抵抗値Rtrは前記終端抵抗の一部を構成するP型MOSトランジスタ2の抵抗値Rtrとほぼ同一値である。
更に、図5のゲートバイアス電圧調整回路3において、23はオペアンプ、24は定電流源である。定電流源24は、電源Vttから前記ポリシリコン抵抗素子21及びP型MOSトランジスタ22の並列回路及びノードDを通ってグランドに定電流Irefを流す。前記オペアンプ23は、その−ノードに参照電位Vrefが入力され、その+ノードに前記ノードDの電位が入力され、その出力ノードがレプリカ回路20のP型MOSトランジスタ22のゲートノードに接続されていて、ノードDの電位、即ち、レプリカ回路20で発生した電圧降下量が参照電位Vrefと等しくなるように、P型MOSトランジスタ22のゲートバイアス電圧をフィードバック制御している。このとき、電源VttとノードDとの間の合成抵抗値Rtは、Rt = (Vtt - Vref)/Iref となり、期待値Rtoを得るためには、電源電圧Vtt、参照電位Vref、定電流Irefの値を適切に与えれば良いことが判る。また、ゲートバイアス電圧調整回路3の出力ノードは、前記図2の終端抵抗の一部を構成するP型MOSトランジスタ2のゲートノードにも接続されているので、図2に示した電源Vttとノードn1との間の合成抵抗値も期待値Rtoとなる。このような構成により、内蔵型終端抵抗の抵抗値を自動で期待値Rtoに調整することが可能となる。
一例として、実際の抵抗値を本実施の形態に当てはめて例示する。内蔵型終端抵抗の期待する抵抗値Rtoを50Ω±10%、ポリシリコン抵抗素子1の製造プロセス変動を±15%とした場合、ポリシリコン抵抗素子1の抵抗値を53Ω(ばらつき範囲(53Ω±15%)とすると、P型MOSトランジスタ2の抵抗値を277Ω〜∞の範囲内で調整可能になるように、P型MOSトランジスタ2のサイズとゲートバイアス電圧調整回路3の動作範囲を設定すれば、期待の抵抗値Rtoを実現できる。また、期待の抵抗値Rtoが50Ω±5%の場合、ポリシリコン抵抗素子1の抵抗値を56Ω(ばらつき範囲(56Ω±15%)とすると、P型MOSトランジスタ2の抵抗値を217Ω〜∞の範囲内に設定にすれば良い。
以上の例示の場合に、ポリシリコン抵抗素子1とP型MOSトランジスタ2とでは、期待の抵抗値50Ωに対して、ポリシリコン抵抗素子1の抵抗値の方が支配的であるので、P型MOSトランジスタ2単体で終端抵抗を実現した場合に比べて、P型MOSトランジスタ2の寄生成分の影響が抑制されるので、内蔵型終端抵抗ZRr1の周波数特性が向上する。更に、P型MOSトランジスタ2の抵抗値を調整することにより、デバイス抵抗の製造プロセスの変動の影響を吸収することが可能である。加えて、ポリシリコン抵抗素子1のばらつき下限値が、期待の抵抗値Rtoのばらつき下限値の付近以上になるようにポリシリコン抵抗素子1の抵抗値を設計しているので、P型MOSトランジスタ2のサイズを小さくすることができる。よって、P型MOSトランジスタ2の影響が少なくなり、終端抵抗の周波数特性が更に向上する。
(内蔵型終端抵抗の第1の変形例)
続いて、内蔵型終端抵抗の第1の変形例を図6を用いて詳細に説明する。
同図は、本変形例の内蔵型終端抵抗を示す。同図において、31はポリシリコン抵抗素子、32はP型MOSトランジスタ、33は前記P型MOSトランジスタ32のゲートバイアス電圧を調整制御するゲートバイアス電圧調整回路である。
前記P型MOSトランジスタ32は、そのソースノードが電源Vttに接続され、そのドレインノードがポリシリコン抵抗素子31の一端に接続され、そのゲートノードがゲートバイアス電圧調整回路3の出力ノードに接続されている。前記ポリシリコン素子31の他端は、ノードn2に接続されている。前記ゲートバイアス電圧調整回路33は、電源Vttとノードn2との間の抵抗値を、期待抵抗値Rtoにするように、P型MOSトランジスタ32のゲートバイアス電圧を制御する。前記実施の形態と同様に、ポリシリコン抵抗素子31の抵抗値が製造プロセスの変動に起因してばらつくため、P型MOSトランジスタ32のゲートバイアス電圧をその調整回路33により制御して、P型MOSトランジスタ32の抵抗値を調整する。ここで、ゲートバイアス電圧調整回路33は、図5に示した調整回路3と同様の構成のもので実現できる。但し、レプリカ回路20は、図6に示した終端抵抗を構成するポリシリコン抵抗素子31とP型MOSトランジスタ32との直列回路に置換される。
例えば、終端抵抗としての期待の抵抗値が50Ω±10%、ポリシリコン抵抗素子31の製造プロセスの変動が15%であるとすると、ポリシリコン抵抗素子31を40Ω(ばらつき範囲40Ω±15%)に設定すると、P型MOSトランジスタ32の抵抗値を最低9Ω〜16Ωの範囲で制御可能なように、P型MOSトランジスタ32のサイズとゲートバイアス電圧調整回路33の動作範囲とを設計すれば良い。また、ゲートバイアス電圧調整回路33の製造プロセスの変動を考慮に入れて、終端抵抗の期待抵抗値を50Ω±5%とした場合には、P型MOSトランジスタ32の抵抗値の制御可能範囲を6.5Ω〜16Ωに設定すれば良く、設計可能な範囲である。
本変形例においては、期待抵抗値Rtoに対して、ポリシリコン抵抗素子31の抵抗値をP型MOSトランジスタ32の抵抗値よりも大きく設定することにより、ポリシリコン抵抗素子31の抵抗値が終端抵抗の抵抗値の全体に対して支配的となるので、P型MOSトランジスタ単体で終端抵抗を実現した場合に比べて、P型MOSトランジスタ32の寄生成分の影響を抑制できる。従って、終端抵抗の周波数特性が向上すると共に、P型MOSトランジスタ32の抵抗値を調整することにより、デバイス抵抗の製造プロセスの変動の影響を吸収することが可能となる。
また、前記実施の形態の内蔵型終端抵抗と比較して、P型MOSトランジスタ32のソース-ドレイン間にかかる電圧が小さくなるので、P型MOSトランジスタ32が飽和領域になり難く、DC的なV-I特性(抵抗値の線形性)が改善する。しかし、期待の抵抗値が数十Ωの場合には、P型MOSトランジスタ32の抵抗値を数Ω程度と低くする必要があって、そのトランジスタサイズを大きくする必要があるため、面積の増加が発生する。また、AC的な特性の劣化が発生する可能性もある。
(内蔵型終端抵抗の第2の変形例)
次に、内蔵型終端抵抗の第2の変形例を図7を用いて詳細に説明する。
同図は、本変形例の内蔵型終端抵抗を示す。同図において、41及び42は第1及び第2のポリシリコン抵抗素子(第1の抵抗素子を構成する第1及び第2の部分抵抗素子)、43はP型MOSトランジスタ(第2の抵抗素子)、44は前記P型MOSトランジスタ43のゲートバイアス電圧を調整制御するゲートバイアス電圧調整回路である。前記P型MOSトランジスタ43は、そのソースノードが電源Vttに接続され、そのドレインノードが第1のポリシリコン抵抗素子41の一端に接続されて第1のポリシリコン抵抗素子41と直列に接続され、そのゲートノードが前記ゲートバイアス電圧調整回路44の出力ノードに接続される。前記第1のポリシリコン素子41の他端はノードn3に接続されている。また、第2のポリシリコン抵抗素子42は、その一端が電源Vttに接続され、その他端はノードn3に接続されていて、前記P型MOSトランジスタ43と前記第1のポリシリコン抵抗素子41との直列回路に対して並列に接続される。また、前記ゲートバイアス電圧調整回路44は、電源Vttとノードn3との間の抵抗値が期待の抵抗値Rto(即ち、特性インピーダンスZ)になるように、P型MOSトランジスタ43のゲートバイアス電圧を調整制御する。
前記実施の形態と同様に、2つのポリシリコン抵抗素子41、42の各抵抗値がその製造プロセスの変動に起因してばらつくため、P型MOSトランジスタ43のゲートバイアス電圧を調整回路44で調整制御することにより、P型MOSトランジスタ43の抵抗値を調整して、電源Vttとノードn3との間の抵抗値を期待値Rtoに高精度に調整する。本第2の変形例におけるゲートバイアス電圧調整回路44も、前記実施の形態のバイアス電圧制御回路3(図5参照)と同様の構成で実現される。但し、レプリカ回路20は、図7に示した内蔵型終端抵抗と同一の構成、即ち、P型MOSトランジスタ43と第1のポリシリコン抵抗素子41との直列回路に対して第2のポリシリコン抵抗素子42が並列に接続された構成に置換される。
本変形例では、例えば、内蔵型終端抵抗の期待する抵抗値が50Ω±10%、ポリシリコン抵抗素子41、42の製造プロセスの変動が±15%である場合を考えると、第2のポリシリコン抵抗素子42の抵抗値を53Ω(ばらつき範囲(53Ω±15%)とすると、P型MOSトランジスタ43と第1のポリシリコン抵抗素子41との直列抵抗値を277Ω〜∞で調整可能になるように、前記第1の変形例と同様な方法により、第1のポリシリコン抵抗素子41の抵抗値と、P型MOSトランジスタ43のサイズと、ゲートバイアス電圧調整回路44の動作範囲とを適切に設定すれば、期待の抵抗値を実現できる。
また、期待の抵抗値が50Ω±5%の場合には、第2のポリシリコン抵抗素子42の抵抗値を56Ω(ばらつき範囲(56Ω±15%))とすると、P型MOSトランジスタ43と第1のポリシリコン抵抗素子41との直列抵抗値を273Ω〜∞に設定すれば良い。
前記の例では、期待の抵抗値50Ωに対して第2のポリシリコン抵抗素子42の抵抗値が支配的であるので、P型MOSトランジスタ43単体で終端抵抗を実現する場合に比べて、P型MOSトランジスタ43の寄生成分の影響が抑制されるので、終端抵抗の周波数特性が向上する。また、P型MOSトランジスタ43の抵抗値を調整することにより、デバイス抵抗の製造プロセスの変動の影響を吸収することが可能となる。更に、第2のポリシリコン抵抗素子42のばらつき下限値が、期待の抵抗値Rtoのばらつき下限値の付近になるように、第2のポリシリコン抵抗素子42の抵抗値を設計することにより、P型MOSトランジスタ43の抵抗値可変範囲を小範囲に制限できて、そのトランジスタサイズを小さくすることができる。従って、P型MOSトランジスタ43の影響が少なくなり、終端抵抗の周波数特性が向上する。
特に、本第2の変形例では、前記実施の形態と比べて、P型MOSトランジスタ43のサイズが若干大きくなるものの、前記第1の変形例で説明したように、DC的なV-I特性(抵抗値の線形性)が改善される。
尚、以上の説明では、抵抗値を微調整できるトランジスタ(第2の抵抗素子)として、P型MOSトランジスタを採用したが、N型MOSトランジスタで構成しても良いのは勿論のこと、MOS型でなくても良いのは言うまでもない。
また、以上の説明では、半導体基板10上に形成される第1の抵抗素子として、ポリシリコン抵抗素子1、31、41、42を使用したが、これ等のポリシリコン抵抗素子は、その抵抗値を低減するためにその材料であるポリシリコンPSに金属シリサイドを蒸着したシリサイド化ポリシリコン抵抗素子であっても良いし、そのように金属シリサイドを蒸着しない非シリサイド化ポリシリコン抵抗素子であっても良い。更に、ポリシリコン抵抗素子1、31、41、42は、トランジスタに比べて周波数特性が良好な抵抗素子であるため、このポリシリコン抵抗素子の良好な周波数特性と同等の周波数特性を持つ抵抗素子、例えば拡散抵抗素子など、半導体基板10上に形成される他の抵抗素子と均等であり、置換可能である。
また、本実施の形態では、信号の送信用及び受信用の両半導体集積回路A、Bに対して本発明を適用したが、何れか一方のみに適用しても良いのは勿論である。
更に、本実施の形態では、本発明を信号の送信用及び受信用の両半導体集積回路A、Bに適用した場合を例示したが、本発明は、内蔵型終端抵抗の抵抗値を高精度に期待値に調整できるので、その内蔵型終端抵抗をLSI内蔵型定抵抗回路として応用し、このような定抵抗回路を内蔵する半導体集積回路にも同様に適用できる。
以上説明したように、本発明は、ほぼ期待抵抗値に設定されたポリシリコン抵抗素子や拡散抵抗素子などのような半導体基板に形成された抵抗素子と、抵抗値が微調整可能なMOSトランジスタとを組合せて、内蔵型終端抵抗を構成したので、周波数特性及びDC特性の良い内蔵終端抵抗を得ることができ、このような終端抵抗を内蔵する信号送信用又は信号受信用の半導体集積回路や、このような構成の終端抵抗を定抵抗素子として内蔵する半導体集積回路に適用すると、有用である。
本発明の実施の形態の信号送受信システムの全体概略構成を示す回路図である。 内蔵型終端抵抗の具体的構成を示す回路図である。 ポリシリコン抵抗素子の構成の縦断面図である。 P型MOSトランジスタの構成の縦断面図である。 ゲートバイアス電圧調整回路の内部構成を示す回路図である。 内蔵型終端抵抗の第1の変形例の具体的構成を示す回路図である。 内蔵型終端抵抗の第2の変形例の具体的構成を示す回路図である。
符号の説明
A 信号送信用半導体集積回路
a ドライバ
B 信号受信用半導体集積回路
b レシーバ
C 伝送路
c1、c2 ケーブル
ZRt1、ZRt2
ZRr1、ZRr2 内蔵型終端抵抗
1、31 ポリシリコン抵抗素子(第1の抵抗素子)
2、32、43 P型MOSトランジスタ(第2の抵抗素子)
3、33、44 ゲートバイアス電圧調整回路
10 半導体基板
20 レプリカ回路
23 オペアンプ
24 定電流源
41 第1のポリシリコン抵抗素子
(第1の部分抵抗素子)
42 第2のポリシリコン抵抗素子
(第2の部分抵抗素子)

Claims (12)

  1. 伝送路を介して信号を送信又は受信する半導体集積回路であって、
    内部には、前記伝送路の送信側又は受信側の終端抵抗が内蔵されていて、
    前記終端抵抗は、第1の抵抗素子及び、この第1の抵抗素子に接続された第2の抵抗素子を備え、
    前記第1の抵抗素子は、半導体基板上に形成された抵抗素子で構成され、前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値は前記伝送路の特性インピーダンスにほぼ等しい抵抗値に設定され、
    前記第2の抵抗素子は、トランジスタで構成され、
    前記トランジスタの制御端子には、この制御端子のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路が接続され、
    前記バイアス電圧調整回路により前記トランジスタの抵抗値を調整して、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値を前記特性インピーダンスに調整する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子と前記トランジスタとは並列に接続される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値のばらつき下限値は、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値の期待値のばらつき下限値以上の抵抗値に設定される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子と前記トランジスタとは直列に接続される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値は、前記トランジスタの抵抗値よりも大きく設定される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子は、第1及び第2の部分抵抗素子を有し、
    前記第1の部分抵抗素子と前記トランジスタとが直列に接続された直列回路を構成し、
    前記第2の部分抵抗素子は前記直列回路と並列に接続される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路において、
    前記第2の部分抵抗素子の抵抗値のばらつき下限値は、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値の期待値のばらつき下限値以上の抵抗値に設定される
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  8. 請求項1記載の半導体集積回路において、
    前記バイアス電圧調整回路は、
    前記終端抵抗の構成と同一構成のレプリカ回路と、
    前記レプリカ回路に所定の一定電流を与える定電流源と、
    オペアンプとを備え、
    前記オペアンプは、前記レプリカ回路で発生した電圧降下量を所定の参照電位にするように、前記トランジスタの制御端子のバイアス電圧をフィードバック制御する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 請求項1記載の半導体集積回路を信号送信用と信号受信用とに2つ備えると共に、
    前記信号送信用半導体集積回路と信号受信用半導体集積回路とに接続された伝送路とを備えた
    ことを特徴とする信号送受信システム。
  10. 半導体素子により生成された定抵抗素子を内蔵する半導体集積回路であって、
    前記定抵抗素子は、第1の抵抗素子及び、この第1の抵抗素子に接続された第2の抵抗素子を備え、
    前記第1の抵抗素子は、半導体基板上に形成された抵抗素子で構成され、前記半導体基板上に形成された抵抗素子の抵抗値は期待値にほぼ等しい抵抗値に設定され、
    前記第2の抵抗素子は、トランジスタで構成され、
    前記トランジスタの制御端子には、この制御端子のバイアス電圧を調整するバイアス電圧調整回路が接続され、
    前記バイアス電圧調整回路により前記トランジスタの抵抗値を調整して、前記第1及び第2の抵抗素子の合成抵抗値を前記期待値に調整する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  11. 請求項1又は10記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子は、ポリシリコン抵抗素子である
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項1又は10記載の半導体集積回路において、
    前記半導体基板上に形成された抵抗素子は、拡散抵抗素子である
    ことを特徴とする半導体集積回路。
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