JP4105135B2 - インクジェットヘッド装置、インクジェット装置、及びインクジェットヘッド装置のインク供給方法 - Google Patents

インクジェットヘッド装置、インクジェット装置、及びインクジェットヘッド装置のインク供給方法 Download PDF

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Description

本発明は、インクを媒体に吐出するインクジェットヘッド装置及びインクジェット装置、並びにインクジェットヘッド装置に用いるインク供給方法に関するものである。より具体的には、インクタンク、インクジェットヘッド及びキャリッジを備えたインクジェットヘッド装置、及び当該インクジェットヘッド装置を用いたインクジェット装置、並びに当該インクジェットヘッド装置に適用する、インクをインクタンクからインクジェットヘッドに供給するための方法に関するものである。なお、上記インクとは、紙等の媒体に対して印字又は描画を行うものに限定されるものではなく、流体一般を指す。
現在、インクジェット技術を利用した装置としては、例えば、記録紙等の記録媒体にインクを吐出して描画(印字を含む。以下同じ。)を行うインクジェットプリンタや基板上に回路を形成する産業用装置等がある。これらのインクジェット装置は、インクを貯蓄するインクタンクと、インクを調節しながら吐出するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドを移動させるキャリッジとを備えている。
そして、一般に用いられている従来のインクジェット装置では、インクタンクは、キャリッジ上のインクジェットヘッドよりも高い位置に備えられている。このような装置において、インクの供給は、インクタンクとインクジェットヘッドとの間の水頭差を利用することによって行われている。
大型のインクジェットプリンタ又はインクジェット技術を利用した大型の生産装置等では、インクの消費量が必然的に大きくなり、それに伴って大容量のインクタンクが用いられている。この場合、インクタンクとインクジェットヘッドとの間の水頭差がインクの残量によって大きく変化し、それによって問題が発生することがある。
例えば、インクの残量が多いときには、インクタンクとインクジェットヘッドとの間の水頭差が大きくなり、それに伴ってインクジェットヘッドに対してかかる圧力も大きくなる。これにより、インクジェットヘッドにおいてインクを漏出させないための充分な負圧が確保できなくなり、その結果、インクがインクジェットヘッドから漏出してしまうおそれがある。また、逆にインクの残量が少ないときには、インクタンクとインクジェットヘッドとの間の水頭差が小さくなり、それに伴ってインクジェットヘッドにおける負圧が大きくなる。これにより、インクジェットヘッドがエアを吸入し、その結果、インクを吐出することができなくなってしまうおそれがある。
これらの問題を解決するために、インクタンクをキャリッジ上に備える代わりに、本体筐体側における、インクジェットヘッドよりも低い位置に備え、これによって水頭差を無くしたインクジェット装置が知られている。このようなインクジェット装置では、インクの供給は、本体筐体側のインクタンクとキャリッジ上のインクジェットヘッドとを接続するたわみ管を経由して行われている。
また、インクタンクを大容量のメインタンクと小容量のサブタンクとの2つに分割し、メインタンクは本体筐体側に配置し、サブタンクはキャリッジ上に配置しているものも知られている。このようなインクジェット装置では、メインタンクとサブタンクとは、たわみ管で接続されている。そして、通常時にはサブタンクからインクヘッドにインクを供給し、サブタンクのインクが少なくなると、メインタンクからサブタンクにインクが充填される。ここで、メインタンクからサブタンクへのインクの充填は、メインタンクに備えられた加圧手段や、サブタンクに備えられた負圧発生手段が用いられている。上記の構成によれば、キャリッジ上のサブタンクは小容量であり、インクジェットヘッドとの水頭差が小さいため、インクの漏出や不吐出の問題を解決することができる。
特許文献1には、このような本体筐体側のメインタンクとキャリッジ上のサブタンクとを有するインクジェット記録装置が記載されている。このインクジェット記録装置では、サブタンクに負圧背圧発生手段を備えており、これを用いてサブタンクに適切な負圧背圧を発生させることによって、インクジェットヘッドからのインクの漏出や不吐出の問題を解決している。
特開2003−266734公報(平成15年(2003)9月24日公開)
しかしながら、インクタンクを本体筐体側に配置し、たわみ管を経由してキャリッジ上のインクジェットヘッドにインクを供給するという上記従来の構成では、以下の問題が発生する。
上記構成を有するインクジェット記録装置では、本体筐体側のインクタンクからキャリッジ上のインクジェットヘッドにインクを供給するためには、たわみ管がインクで満たされる必要がある。ここで、たわみ管は本体筐体側のインクタンクからキャリッジ上のインクジェットヘッドまで導かれているため、キャリッジ上にインクタンクを備えたインクジェット装置に比べてたわみ管を満たすために必要なインクの量が必然的に多くなる。また、大型の装置ではたわみ管の長さが長くなるために、この問題は一層深刻なものとなる。以上のように、インクタンクをキャリッジ外に備え、たわみ管でインクを供給する従来のインクジェット記録装置では、キャリッジ上にインクタンクを備えたインクジェット装置に比べてインクの消費量が増大するという問題が発生する。
また、特許文献1に記載されているような、メインタンク及びサブタンクの2つのインクタンクを備えるインクジェット装置においても、メインタンクとサブタンクとの間を接続するたわみ管がインクで満たされる必要があるために、同様にインクの消費量が増大するという問題が発生する。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、メインタンク及びサブタンクを備えるインクジェットヘッド装置において、インクジェットヘッドが適切な負圧を確保することができ、かつ、インクの消費量が少ないインクジェットヘッド装置及びインクジェット装置、並びにインク供給方法を実現することにある。
本発明に係るインクジェットヘッド装置は上記課題を解決するために、インクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するサブタンクと、前記サブタンクに充填するインクを貯留するメインタンクと、移動可能で前記インクジェットヘッドを搭載するキャリッジと、前記サブタンクに接続され、前記インクジェットヘッドに対する負圧を前記サブタンクに発生させる負圧発生手段とを備え、前記メインタンク及び前記サブタンクが、前記インクジェットヘッドと共にキャリッジに搭載されていることを特徴とする。
上記構成によれば、負圧発生手段を備えていることにより、インクジェットヘッドが適切な負圧を確保することができる。また、この場合、インクを貯留するタンクが、サブタンクとメインタンクとに分かれているので、インクジェットヘッドに対する負圧を変化させるサブタンクの容量を小さくすることができ、貯留インク容量の変化に起因するインクジェットヘッドの負圧の変化を小さくして安定化することができる。また、負圧発生手段にて必要な負圧も小さくできる。
そして、上記構成では、前記メインタンク及び前記サブタンクが、前記インクジェットヘッドと共にキャリッジに搭載されているので、インクジェットヘッドとメインタンクとサブタンクとは、お互いの間の距離が短くなる。これによって、インクジェットヘッドをサブタンクと接続するのに必要とされる管の長さは短くて済む。従って、管内に貯留されるインクの量が少なくなり、メインタンクを外部に備える場合に比べてインクの消費量を少なくすることができる。
本発明に係るインクジェットヘッド装置は、前記サブタンクの容量が前記メインタンクの容量よりも小さいことが好ましい。
インクの貯留タンクを、サブタンクとメインタンクとに分けるにあたり、サブタンクの容量を小さくし、メインタンクの容量を大きくすることで、インクジェットヘッドに対して多くのインクを供給可能な構成としながら、インクジェットヘッドが安定的な負圧を確保することができる。
本発明に係るインクジェットヘッド装置は、前記サブタンクが前記インクジェットヘッドよりも高い位置に設置されると共に、前記メインタンクが前記サブタンクよりも高い位置に設置され、かつ、前記サブタンクと前記メインタンクと前記インクジェットヘッドとを互いに接続する三方に分岐された三方分岐流路と、前記三方分岐流路における分岐点に配された、前記インクジェットヘッドと前記メインタンクとを連通させることなく、前記サブタンクの接続先を前記メインタンクと前記インクジェットヘッドとの間で択一的に切替える流路切替え手段と、前記流路切替え手段を制御する流路制御部とを備えているものであってもよい。
上記構成によれば、サブタンク、インクジェットヘッド及びメインタンクは、それぞれ流路切替え手段に接続されている。これによって、サブタンクがインクジェットヘッドと連通することによってインクの供給を行うことができ、また、サブタンクがメインタンクと連通することにより、インクの充填を行うことができる。この際、インクジェットヘッドとサブタンクとの間の水頭差を利用して、サブタンクからインクジェットヘッドにインクを供給することができ、また、サブタンクとメインタンクとの間の水頭差を利用してメインタンクからサブタンクにインクを充填することもできる。従って、インクの供給及び/又は充填を行うための駆動装置を必要とせず、インクジェット装置の構成を簡略化かつ小型化することができる。
また、ここで、インクジェットヘッド及びメインタンクは互いに連通することがないので、インクの供給及び充填の際に、インクジェットヘッドと大容量のインクを貯留しているメインタンクとの間に水頭差による圧力が発生することを防ぐことができる。従って、インクジェットヘッドは常に適切な負圧を確保することができる。
本発明に係るインクジェットヘッド装置は、前記流路切替え手段が、流路が常に確保されるコモンポートと、前記コモンポートに対して択一的に流路が接続される2つの非コモンポートとを備える三方切替え弁を有しており、前記コモンポートに前記サブタンクが接続され、前記2つの非コモンポートのうちの一方に前記メインタンクが接続され、他方に前記インクジェットヘッドが接続されているものであってもよい。
上記構成によれば、コモンポートは2つの非コモンポートのうちの何れかとしか連通しないので、コモンポートに接続されるサブタンクは、インクジェットヘッド及びメインタンクの一方との間の流路を遮断すると同時に、他方との間の流路を開放することができる。従って、流路を切替えるための制御を別々に行う必要がなく、制御は簡略なものとなる。従って、インクジェットヘッド装置を簡略化かつ小型化することができる。
本発明のインクジェットヘッド装置は、前記サブタンクが、伸縮性を有する袋状のインク貯留部材からなり、前記メインタンクの内圧よりも前記サブタンクの内圧を相対的に高くする相対正圧発生手段と、前記相対正圧発生手段を制御する相対正圧制御部とを備え、前記相対正圧制御部は、前記流路制御手段によって前記流路切替え手段が制御されて前記メインタンクから前記サブタンクにインクが充填されると、所定の時間前記相対正圧発生手段を駆動させるものであってもよい。
上記構成によれば、三方流路切替え手段が電圧未印加の状態でサブタンクとメインタンクとを連通させるので、インクジェットヘッド装置の電源を遮断している間、すなわち使用していない時に、自動的にメインタンクからサブタンクにインクを充填することができる。
本発明のインクジェットヘッド装置は、前記サブタンクが、伸縮性を有する袋状のインク貯留部材を備えており、前記メインタンクの内圧よりも前記サブタンクの内圧を相対的に高くする相対正圧発生手段と、前記相対正圧発生手段を制御する相対正圧制御部とを備え、前記相対正圧制御部は、前記流路制御手段によって前記流路切替え手段が制御されて前記メインタンクから前記サブタンクにインクが充填されると、所定の時間前記相対正圧発生手段を駆動させる構成とすることが好ましい。
メインタンクからサブタンクへのインクの充填後、サブタンクのインク貯留部材は、その伸縮性により、収縮しようとする力が働く。その結果、サブタンクの内圧が設定以上に高くなり、これが負圧発生手段にてインクジェットヘッドに対して与える負圧に打ち勝つと、インクジェットヘッドに正圧が係り、インク漏れが発生する惧れがある。
上記構成では、メインタンクからサブタンクにインクが充填されると、相対制圧制御部が所定の時間前記相対正圧発生手段を駆動さてメインタンクの内圧よりもサブタンクの内圧を高くするので、サブタンクからメインタンクへとインクが一部排出される。したがって、サブタンクをインクジェットヘッドと連通させたときに、インク貯留部材の縮小作用にてインクジェットヘッドに余分な正力がかかることを防ぐことができ、インクジェットヘッドは、適切な負圧を確保することができる。
また、上記構成によれば、インクをメインタンクに戻されるので、インクの無駄な消費を抑えて消費量を少なくすることができる。
本発明のインクジェットヘッド装置では、前記相対正圧発生手段は、前記サブタンクを加圧することによって当該サブタンクの内圧を前記メインタンクの内圧よりも相対的に高くするものであってもよい。
このような構成とすることで、メインタンクの内圧よりもサブタンクの内圧を簡単に高くして、インクをサブタンクからメインタンクへと戻すことができる。
本発明のインクジェットヘッド装置は、前記負圧発生手段が、負圧を発生させる真空ポンプと、前記サブタンクと前記真空ポンプとの間に配置され、前記真空ポンプによって発生した負圧を調節するレギュレータと、前記サブタンクと前記真空ポンプとの間に配置され、流路の遮断又は開放を行う切替え弁とを備えているものであってもよい。
上記構成によれば、真空ポンプによって発生した負圧をレギュレータによって所望の圧力に調節することができる。これによって、サブタンクに発生させる負圧を適切なものにすることができる。また、切替え弁によって、サブタンクに負圧を発生させている状態と発生させていない状態との間で切替えることができる。従って、インクジェットヘッドは、適切な負圧を確保することができる。
本発明のインクジェットヘッド装置は、前記負圧発生手段が、切替え弁を備えている真空発生器と、前記サブタンクと前記真空発生器との間に配置され、前記真空発生器によって発生した負圧を調節するレギュレータとを備えているものであってもよい。
上記構成によれば、真空発生器によって発生した負圧をレギュレータによって所望の圧力に調節することができる。これによって、サブタンクに発生させる負圧を適切なものにすることができる。また、真空発生器に備えられた切替え弁によって、サブタンクに負圧を発生させている状態と発生させていない状態との間で切替えることができる。従って、インクジェットヘッドは、適切な負圧を確保することができる。
本発明のインクジェット装置は上記課題を解決するために、上記のインクジェットヘッド装置を備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、インクジェットヘッドが適切な負圧を確保することができ、かつ、インクの消費量が少ないインクジェット装置を実現することができる。
本発明のインクジェットヘッド装置のインク供給方法は、上記の課題を解決するために、インクを吐出するインクジェットヘッドと共に、前記インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するサブタンクと、前記サブタンクに充填するインクを貯留するメインタンクとをキャリッジに搭載し、上記サブタンクに伸縮性を有する袋状のインク貯留部材が用いられ、インク漏れのないようにインクジェットヘッドが負圧に制御されるインクジェットヘッド装置のインク供給方法であって、メインタンクからサブタンクへとインクを充填した後で、かつ、サブタンクとインクジェットヘッドとを連通させるよりも前に、サブタンクの内圧をメインタンクの内圧よりも相対的に高くして、サブタンク内のインクをメインタンクに戻すステップを含んでいることを特徴とする。
メインタンクからサブタンクへインクを充填した後、サブタンクは、伸縮性を有しているため水頭差によって伸張し、サブタンク内を加圧する。つまり、サブタンク内には、この伸張した量だけ過剰なインクが貯留している。上記構成によれば、サブタンクの内圧をメインタンクの内圧よりも相対的に高くすることによって、サブタンクから過剰なインクを排出する。これによって、サブタンクをインクジェットヘッドと連通させたときに、インクジェットヘッドにサブタンクの伸張による余分な圧力がかかることを防ぐことができる。従って、インクジェットヘッドは、適切な負圧を確保することができる。
また、上記構成によれば、サブタンクから過剰なインクを排出する際に過剰なインクをメインタンクに戻すことができる。これにより、インクの消費量を少なくすることができる。
本発明に係るインクジェットヘッド装置では、以上のように、メインタンク及びサブタンクは、インクジェットヘッドと共にキャリッジに搭載されているので、インクジェットヘッドが適切な負圧を確保することができ、かつ、インクの消費量を少なくできるという効果を奏する。
また、本発明に係るインクジェット装置は、上記のインクジェットヘッド装置を備えているため、インクジェットヘッドが適切な負圧を確保することができ、かつ、インクの消費量が少ないインクジェット装置を実現することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るインク供給方法は、以上のように、水頭差を用いてメインタンクからサブタンクへとインクを充填した後で、かつ、サブタンクとインクジェットヘッドとを連通させるよりも前に、サブタンクの圧力をメインタンクの圧力よりも相対的に高くして、サブタンク内のインクをメインタンクに戻すステップを含んでいるので、インクジェットヘッドが適切な負圧を確保することができ、かつ、インクの消費量を少なくできるという効果を奏する。
本発明の実施の形態について、図1乃至図4に基づいて説明すると以下の通りである。なお、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施の一形態を示すものであり、インクジェット装置に搭載されたインクジェットヘッド装置1の主要な構成の概要を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態のインクジェットヘッド装置1は、主としてインクジェットヘッド11、サブタンク13、メインタンク14、三方切替え弁(流路切替え手段)15、インク管(三方分岐流路)24a・24b・24c、キャリッジ16、相対正圧発生手段18、負圧発生手段19、及び制御部(流路制御部、相対正圧制御部、負圧制御部)28を備えている。
ここで、インクジェットヘッド11、サブタンク13、及びメインタンク14は、移動可能なキャリッジ16に搭載されている。また、キャリッジ16において、サブタンク13はインクジェットヘッド11よりも高い位置に設置され、メインタンク14はサブタンク13よりも高い位置に設置されている。
インクジェットヘッド11は、記録媒体10と対向し、キャリッジ16の移動に伴って記録媒体10の記録面に対して平行に走査し、走査中にインク12の量を調節しつつ記録媒体10に吐出するものである。
サブタンク13は、インクジェットヘッド11に対して供給するインク12を貯留している。また、サブタンク13はタンクボックス17に格納されている。タンクボックス17は、気密性が高く、かつ、伸張及び収縮をしない構成になっている。なお、サブタンク13は伸縮性を有すると共に袋状に形成されていることが好ましい。
タンクボックス17には、キャリッジ外に設けられた相対正圧発生手段18及び負圧発生手段19がそれぞれ別々のたわみ管を経由して接続されている。
相対正圧発生手段18は、たわみ管を経由してタンクボックス17内を加圧することによって、サブタンク13の内圧をメインタンク14の内圧に対して正圧にすることができる。
負圧発生手段19は、たわみ管を経由してタンクボックス17内を減圧することによって、インクジェットヘッド11に対する負圧をサブタンク13に発生させることができる。なお、相対正圧発生手段18と負圧発生手段19とは同時に機能することは無い。
メインタンク14は、サブタンク13に充填するインク12を貯留している。なお、本実施の形態のインクジェットヘッド装置1では、サブタンク13の容量がメインタンク14の容量よりも小さくなっている。
三方切替え弁15は電磁弁を有し、コモンポート(COM)25、ノーマリーオープンポート(NO)26、及びノーマリークローズポート(NC)27を備えている。ここで、NO26及びNC27は非コモンポートである。
三方切替え弁15は、電磁弁によって電圧印加時と電圧未印加時とで流路を切替えることができる。通常時、すなわち電圧未印加時において、COM25はNO26と連通している。そして、所定の電圧、例えば24Vを印加すると電磁弁が作動し、COM25はNC27と連通すると共にNO26とは不通となる。
インクジェットヘッド11はインク管24aによって三方切替え弁15のNC27に接続されており、サブタンク13はインク管24bによって三方切替え弁15のCOM25に接続されており、メインタンク14はインク管24cによって三方切替え弁15のNO26に接続されている。
ここで、COM25は常にNO26又はNC27の何れか一方と連通しており、また、NO26及びNC27は互いに連通することはない。すなわち、インクジェットヘッド11とメインタンク14とは互いに連通することはない。これによって、メインタンク14とインクジェットヘッド11との間に水頭差による圧力は発生せず、インクジェットヘッド11は、安定した負圧を維持することができる。以上の構成によれば、インクジェットヘッド11とインク容量の大きいメインタンク14との間の水頭差に起因して、インクジェットヘッドからのインクの漏出を防ぐことができる。
なお、三方切替え弁15は薬液用のものであり、接液部及びインク管24a・24b・24cとの接続部は、耐薬品性の高いテフロン(登録商標)樹脂で形成されていることが好ましい。また、インク管24a・24b・24cは、テフロン(登録商標)チューブ及び/又はカルレッツチューブで形成されていることが好ましい。
制御部28は、三方切替え弁15を制御する流路制御部と、相対正圧発生手段18を制御する相対正圧制御部と、負圧発生手段19を制御する負圧制御部とを兼ねている。なお、流路制御部と相対正圧制御部と負圧制御部とは、それぞれ個別の制御部であってもよい。
制御部28は、流路制御部として三方切替え弁15に電圧を印加し、三方切替え弁における流路の切替えを制御する。サブタンク13からインクジェットヘッド11にインクを供給する際には、制御部28は三方切替え弁15に電圧を印加することによってCOM25とNC27とを連通させ、サブタンク13とインクジェットヘッド11とを連通させる。また、メインタンク14からサブタンク13にインクを充填する際には、制御部28は三方切替え弁15に電圧を印加しないことによってCOM25とNO26とを連通させ、サブタンク13とメインタンク14とを連通させる。
また、制御部28は、相対正圧制御部として相対正圧発生手段18を制御し、相対正圧発生手段18が所定の時期に所定の圧力で所定の時間加圧するよう制御している。その詳細については後述する。
また、制御部28は、負圧制御部として、負圧制御手段19が所定の時期に所定の負圧を発生させるよう制御している。その詳細については後述する。
次にインクジェットヘッド装置1の動作について説明する。
まず、インクジェットヘッド装置1が描画を行う場合について説明する。
インクジェットヘッド装置1が描画を行うに先立って、制御部28によって三方切替え弁15に所定の電圧が印加される。これによって、COM25とNC27とが連通する。即ち、サブタンク13とインクジェットヘッド11とが連通する。ここで、サブタンク13は、インクジェットヘッド11よりも高い位置に設置されているので、水頭差による圧力によって、サブタンク13からインクジェットヘッド11にインク12が供給される。
また上記の状態、すなわちサブタンク13とインクジェットヘッド11とが連通している状態においては、インクジェットヘッド11とサブタンク13との間の水頭差によって、インクジェットヘッド11から外部にインク12が漏出するおそれがある。これを防ぐために、制御部28は、負圧発生手段19がタンクボックス17内に負圧を発生させるよう制御する。以下にその詳細について述べる。
本実施の形態のインクジェットヘッド装置1において、インクジェットヘッド11とサブタンク13との間の水頭差は10cmである。水頭差10cmは1kPaの圧力を発生させるので、仮にサブタンク13にかかる圧力、すなわちタンクボックス17内の圧力が大気圧と等しく、キャリッジ16が静止している状態であれば、インクジェットヘッド11には、大気圧よりも1kPa大きい圧力がかかることになる。すなわち、インクジェットヘッド11は、外部に対して1kPa正圧になる。この1kPaがインク漏れの原因となる。また、キャリッジ16が移動している間は、キャリッジ16の加減速によってインクジェットヘッド11がさらに大きい正圧となる場合もある。
そこで、本実施の形態のインクジェットヘッド装置1では、負圧発生手段19がサブタンク13に負圧を発生させることにより、この水頭差及びキャリッジ16の加減速による正圧を打ち消している。具体的には、負圧発生手段19は、気密性の高いタンクボックス17内を吸引することによって減圧している。減圧の際の圧力は、サブタンク13とインクジェットヘッド11との間の水頭差によって発生する圧力及びキャリッジ16の走査時の加減速に伴う圧力を考慮した圧力である。即ち、減圧する圧力は、サブタンク13とインクジェットヘッド11との間の水頭差によって発生する圧力と、キャリッジ16の加減速に伴ってインクジェットヘッド11に発生する最大正圧とを加算した圧力よりも大きければよい。本実施の形態のインクジェットヘッド装置1では、水頭差による圧力が1kPaであるので、キャリッジ16の移動に伴う圧力変化を考慮して、さらに1kPa加えた2kPaで減圧している。
以上のように、本実施の形態のインクジェットヘッド装置1において、制御部28は、サブタンク13とインクジェットヘッド11とが連通している状態において、負圧発生手段19がタンクボックス17内を2kPaで減圧するよう制御している。これによって、インクジェットヘッド11は、サブタンク13との間の水頭差や、キャリッジ16の加減速に伴う圧力変化に打ち勝ち、インクジェットヘッドを安定的に負圧に保つことができる。
また、サブタンク13は容量が小さいため、インク12の残量が多い状態と少ない状態との間で水頭差に大きな変化はなく、水頭差による圧力にも大きな変化はない。従って、負圧発生手段19が一定の圧力で減圧するものであっても、インク12の残量が少なくなったときにインクジェットヘッド11において過剰な負圧が発生することはない。以上のことから、インク残量が少ないときにインクジェットヘッド11がエアを吸入することによって発生するインク不吐出の問題を回避することができる。
次に、サブタンク13にメインタンク14からインク12を充填する場合について説明する。なお、インク12の充填は、インクジェットヘッド装置1が大量に描画を行った後やメンテナンス作業後等においてインク12が所定量よりも減少したとき、及び電源が遮断されているときに行われる。
サブタンク13内のインク12が所定の量以下に減少したり、インクジェットヘッド装置1の電源が遮断されると、三方切替え弁15に印加されていた電圧が解除され、三方切替え弁15は電圧未印加状態となる。これによって、COM25とNO26とが連通する。即ち、サブタンク13とメインタンク14とが連通する。ここで、メインタンク14は、サブタンク13よりも高い位置に設置されているので、水頭差による圧力によってメインタンク14からサブタンク13にインク12が充填される。なお、インク充填の間、制御部28は負圧発生手段19が減圧するのを停止するよう制御する。
本実施の形態のインクジェットヘッド装置1では、サブタンク13とメインタンク14との間の水頭差は20cmから30cmの間であり、これによって生じる圧力は2kPaから3kPaの間である。また、サブタンク13の容量は20ccである。なお、上記の水頭差による圧力によってサブタンク13が空の状態から満杯の状態になるまでに、約40秒を要することを確認している。
上述したインク12の充填後、仮に他の操作を行うことなく三方切替え弁15に電圧を印加して、インクジェットヘッド11とサブタンク13とを連通させると、以下の問題が発生する。
インクの充填は、サブタンク13とメインタンク14との間の水頭差に基づいて行われるため、充分な時間をかけてインクを充填した後、伸縮性を有するサブタンク13は伸張し、上記水頭差によって生じる圧力と等しい圧力でタンク内を加圧している。ここで、三方切替え弁15に電圧を印加してCOM25とNC27とを連通させると、負圧発生手段19が2kPaの負圧を発生させても、サブタンク13の伸張による加圧によって、インクジェットヘッド11における圧力が外部に対して正圧となってしまう。これによって、インクジェットヘッド11からインク12が漏出してしまうという問題が発生する。
そこで、本実施の形態のインクジェットヘッド装置1では、インクを充填した後に、COM25とNC27とを連通させる前に、以下に説明するインク戻し操作のステップを含んでいる。なお、電源を遮断している間にインク12を充填した場合、インク戻し操作は、電源投入直後に行われることとなる。
図4に手順を示すように、まず、メインタンクとサブタンクとを連通させ、水頭差を利用してメインタンクからサブタンクにインクを充填させる(ステップS1)。本実施の形態において、このステップは、制御部28が流路切替え手段15への印加電圧を解除することによって行われる。
次に、タンクボックス17内を所定の圧力で所定の時間加圧し、過剰なインクをサブタンク13からメインタンク14に戻す(ステップS2)。本実施の形態において、このステップは、制御部28が相対正圧発生手段18を制御してタンクボックス17内を加圧することによって行われる。このとき、サブタンク13とメインタンク14とは連通し、サブタンク13とインクジェットヘッド11とは連通していない。これによって、加圧されたサブタンク内のインクは、インクジェットヘッド11から排出される代わりに、メインタンク14に戻される。従ってインクの消費を少なくすることができる。
ここで加圧する圧力は、サブタンク13とメインタンク14との間の水頭差による圧力を上回る圧力であればよい。また、加圧する時間は、サブタンクの容量、伸縮性、及びサブタンクとメインタンクとの間の水頭差に基づいて設定すればよい。本実施の形態では、
、相対正圧発生手段18がタンクボックス17内を10kPaで5秒間加圧することによって行う。上記の条件下でインク戻し操作を行うことによって、過剰なインク12をメインタンク14に戻すことができる。
次に、サブタンク13とメインタンク14とを遮断する(ステップS3)。続いて、サブタンク13とインクジェットヘッド11とを連通させる(ステップS4)。本実施の形態において、ステップS3及びステップS4は同時に行われ、制御部28が流路制御手段15へ電圧を印加し、流路制御手段15がCOM25とNO26とを遮断すると共にCOM25とNC27とを連通させることによって行われる。
以上のステップS2からステップS4がインク戻し操作に相当する。
ステップS4終了後、過剰なインク12はメインタンク14に戻されている。従って、本発明のインクジェットヘッド装置では、インクジェットヘッド11からのインクの漏出を防ぐことができる。
そして、制御部28は、負圧発生手段を制御してタンクボックス17内を減圧することにより、インクジェットヘッド11に対する負圧をサブタンク13に発生させ、描画等を行う。
次に、サブタンク13に負圧を発生させる負圧発生手段19について説明する。
図2は、本発明に係る実施の一形態を示すものであり、負圧発生手段19の主要な構成の概要を示す模式図である。図2に示すように、本実施の形態の負圧発生手段19は、真空ポンプ20、レギュレータ21及び切替え弁を備え、サブタンク13に接続されている。これらの部材は、サブタンク13側から、切替え弁22、レギュレータ21、真空ポンプ20の順で直列に配管されている。
本実施の形態において、負圧発生手段19は、真空ポンプ20によって負圧を発生させる。また、真空ポンプ20で発生した負圧は、レギュレータ21によって適切な圧力に調節される。切替え弁22は、流路の開放及び遮断を切替える電磁弁であり、レギュレータ21によって適切な圧力に調節された負圧を用いてサブタンク13を減圧するか否かを制御している。切替え弁22は、電圧未印加時には流路を遮断し、電圧印加時には流路を開放する。従って負圧発生手段19は、切替え弁22が電圧未印加時には減圧を行わず、電圧印加時において減圧を行う構成となっている。
なお、本実施の形態の負圧発生手段19において、レギュレータ21の位置と二方切替え弁22の位置とは入れ替わっていてもよい。すなわち、サブタンク13側から、レギュレータ21、二方切替え弁22、真空ポンプ20の順に直列に配管されていてもよい。
また、負圧発生手段19は以下に説明する構成であってもよい。
図3は、本発明に係る実施の別の形態を示すものであり、負圧発生手段19の主要な構成の概要を示す模式図である。図3に示すように、本実施の形態の負圧発生手段19は、レギュレータ21及び真空発生器23を備え、サブタンク13に接続されている。これらの部材は、サブタンク13側から、レギュレータ21、真空発生器23の順で直列に配管されている。
真空発生器23は、圧縮空気を供給することによって負圧を発生する。そして、真空発生器23で発生した負圧は、レギュレータ21によって適切な圧力に調節される。そして、レギュレータ21によって調節された適切な圧力によって、タンクボックス17内を減圧する。なお、真空発生器23は、流路の開放及び遮断を切替える図示しない電磁弁を備えており、レギュレータ21に負圧を供給するか否かを制御している。真空発生器23に備えられた電磁弁は、電圧未印加時には流路を遮断し、電圧印加時には流路を開放する。従って負圧発生手段19は、電圧未印加時には減圧を行わず、電圧印加時において減圧を行う構成となっている。
なお、本実施の形態の負圧発生手段19は、真空発生器23に備えられた電磁弁を機能させずに、すなわち常時開放とし、切替え弁をさらに備える構成であってもよい。この場合、切替え弁は、レギュレータ21とサブタンク13との間に設置させるか、又は、レギュレータ21と真空発生器23との間に設置されていればよい。
また、相対正圧発生手段18は特に限定されるものではないが、上述した負圧発生手段19における真空ポンプ20又は真空発生器23の代わりに、公知の圧縮機を用いたものであってもよい。また、相対正圧発生手段18は、本実施の形態ではサブタンク13を加圧する構成となっているが、メインタンク14に接続され、メインタンク14を減圧するものであってもよい。後者の場合、相対正圧発生手段18は、上述した負圧発生手段と同様な部材が用いられ、メインタンク14に接続される。
また、本発明のインクジェットヘッド装置は、記録媒体との間に一定のギャップを有し、前記記録媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、所定容量のインクを貯留し、前記インクジェットヘッドに印字に使用するインクを供給する小容量のサブタンクと、前記サブタンクにインクを充填する大容量のメインタンクとを有し、前記インクジェットヘッドと前記サブタンクと前記メインタンクとが前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとのギャップを一定に保ったまま水平方向に走査するキャリッジ上に搭載されたインクジェットヘッド装置において、前記サブタンクを前記インクジェットヘッドよりも高い位置に設置し、かつ前記メインタンクを前記サブタンクよりも高い位置に設置し、前記サブタンクにはヘッドに対して負圧を発生させる負圧発生手段と前記サブタンクを加圧する正圧発生手段とが接続されていてもよい。
また、本発明のインクジェットヘッド装置では、前記メインタンクと前記サブタンクと前記インクジェットヘッドとは、互いに互いに連結部より三方に分岐したチューブにより連結され、前記連結部には三方の切替弁が接続され、少なくとも装置の電源が遮断されている場合は、前記メインタンクと前記サブタンクとが連通しているものであってもよい。
また、本発明のインクジェットヘッド装置では、インク吐出時には前記サブタンクと前記インクジェットヘッドとが連通し、前記負圧発生手段により前記インクジェットヘッドに対して負圧を発生させ、その際には前記メインタンクと前記インクジェットヘッドとが連通することがないものであってもよい。
また、本発明のインクジェットヘッド装置では、前記メインタンクから前記サブタンクへのインク供給は、前記メインタンクを前記サブタンクよりも高い位置に設置することにより生じる水頭差により行うものであってもよい。
また、本発明のインクジェットヘッド装置では、前記サブタンクは伸縮性を有した袋状の部材により構成され、前記メインタンクよりインクが充填された場合には、以後に前記正圧発生手段を用いて前記サブタンクを加圧することにより前記メインタンクに所定量のインクを戻すものであってもよい。
また、本発明のインクジェットヘッド装置では、前記負圧発生手段は、負圧を発生させる真空ポンプと、前記真空ポンプと前記サブタンクとの間に位置し、前記真空ポンプにより発生した負圧を所定の圧力に調整するレギュレータと、同じく前記真空ポンプと前記サブタンクとの間に位置し、前記サブタンクへの負圧印加・未印加を切り替える切替弁を有するものであってもよい。
また、本発明のインクジェットヘッド装置では、前記負圧発生手段は、負圧の発生をコントロールできる電磁弁を内蔵した真空発生器と、前記真空発生器と前記サブタンクとの間に位置し、前記真空発生器により発生した負圧を所定の圧力に調整するレギュレータを有するものであってもよい。
また、本発明のインク供給方法は、記録媒体との間に一定のギャップを有し、前記記録媒体に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、所定容量のインクを貯留し、前記インクジェットヘッドに印字に使用するインクを供給する小容量のサブタンクと、前記サブタンクにインクを充填する大容量のメインタンクとを有し、前記インクジェットヘッドと前記サブタンクと前記メインタンクとが前記記録媒体と前記インクジェットヘッドとのギャップを一定に保ったまま水平方向に走査するキャリッジ上に搭載されたインクジェットヘッド装置のインク供給方法であって、前記サブタンクを前記インクジェットヘッドよりも高い位置に設置し、かつ前記メインタンクを前記サブタンクよりも高い位置に設置し、前記サブタンクには前記インクジェットヘッドに対して負圧を発生させる負圧発生手段と前記サブタンクを加圧する正圧発生手段とが接続され、前記メインタンクと前記サブタンクとの水頭差により前記メインタンクから前記サブタンクへとインクを供給する工程と、伸縮性を有した袋状の部材により構成された前記サブタンクを前記正圧発生手段により加圧することにより前記メインタンクに所定量のインクを戻す工程を有したものであってもよい。
なお、本発明において「インクジェットヘッド装置」とは、インクを貯蓄するインクタンクと、インクを調節しながら吐出するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドを移動させるキャリッジとを備え、キャリッジに備えられたインクジェットヘッドが走査を行うと共に媒体に対してインクを吐出するものを指し、その他の構成については特に限定されるものではない。ここで「インク」とは、紙等の記録媒体に対して印字又は描画を行うものに限定されるものではなく、流体一般を指す。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のインクジェットヘッド装置、インクジェット装置、及びインク供給方法は、紙等の記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置や基板上の配線を行う産業装置を含む生産装置等に適用できる。
本発明に係る実施の一形態を示すものであり、インクジェットヘッド装置の主要な構成の概要を示す模式図である。 上記インクジェットヘッド装置に搭載される一負圧発生手段の主要な構成の概要を示す模式図である。 上記インクジェットヘッド装置に搭載される他の負圧発生手段の主要な構成の概要を示す模式図である。 本発明に係る実施の一形態を示すものであり、インクジェットヘッド装置のインク供給方法を示すフロー図である。
符号の説明
1 インクジェットヘッド装置
11 インクジェットヘッド
12 インク
13 サブタンク
14 メインタンク
15 三方切替え弁(流路切替え手段)
16 キャリッジ
18 相対正圧発生手段
19 負圧発生手段
20 真空ポンプ
21 レギュレータ
22 切替え弁
23 真空発生器
24a・24b・24c インク管(三方分岐流路)
25 コモンポート
26 ノーマリーオープンポート(非コモンポート)
27 ノーマリークローズポート(非コモンポート)
28 制御部(流路制御部・相対正圧制御部・負圧制御部)

Claims (10)

  1. インクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するサブタンクと、
    前記サブタンクに充填するインクを貯留するメインタンクと、
    移動可能で前記インクジェットヘッドを搭載するキャリッジと、
    前記サブタンクに接続され、前記インクジェットヘッドに対する負圧を前記サブタンクに発生させる負圧発生手段とを備え、
    前記メインタンク及び前記サブタンクが、前記インクジェットヘッドと共にキャリッジに搭載されており、
    前記サブタンクが前記インクジェットヘッドよりも高い位置に設置されると共に、前記メインタンクが前記サブタンクよりも高い位置に設置され、かつ、
    前記サブタンクと前記メインタンクと前記インクジェットヘッドとを互いに接続する三方に分岐された三方分岐流路と、
    前記三方分岐流路における分岐点に配された、前記インクジェットヘッドと前記メインタンクとを連通させることなく、前記サブタンクの接続先を前記メインタンクと前記インクジェットヘッドとの間で択一的に切替える流路切替え手段と、
    前記流路切替え手段を制御する流路制御部とを備えていることを特徴とするインクジェットヘッド装置。
  2. 前記流路切替え手段が、流路が常に確保されるコモンポートと、前記コモンポートに対して択一的に流路が接続される2つの非コモンポートとを備える三方切替え弁を有しており、
    前記コモンポートに前記サブタンクが接続され、
    前記2つの非コモンポートのうちの一方に前記メインタンクが接続され、他方に前記インクジェットヘッドが接続されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド装置。
  3. 前記流路切替え手段は、印加される電圧に応じて前記サブタンクの接続先を切替えるものであり、電圧を印加されていない状態においては前記サブタンクの接続先を前記メインタンクとし、前記サブタンクと前記メインタンクとを互いに連通させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド装置。
  4. 前記サブタンクが、伸縮性を有する袋状のインク貯留部材からなり、
    前記メインタンクの内圧よりも前記サブタンクの内圧を相対的に高くする相対正圧発生手段と、
    前記相対正圧発生手段を制御する相対正圧制御部とを備え、
    前記相対正圧制御部は、前記流路制御手段によって前記流路切替え手段が制御されて前記メインタンクから前記サブタンクにインクが充填されると、所定の時間前記相対正圧発生手段を駆動させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド装置。
  5. 前記相対正圧発生手段は、前記サブタンクを加圧することによって当該サブタンクの内圧を前記メインタンクの内圧よりも相対的に高くすることを特徴とする請求項4に記載のインクジェットヘッド装置。
  6. 前記サブタンクの容量が前記メインタンクの容量よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド装置。
  7. 前記負圧発生手段が、負圧を発生させる真空ポンプと、前記サブタンクと前記真空ポンプとの間に配置され、前記真空ポンプによって発生した負圧を調節するレギュレータと、前記サブタンクと前記真空ポンプとの間に配置され、流路の遮断又は開放を行う切替え弁とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド装置。
  8. 前記負圧発生手段が、切替え弁を備えている真空発生器と、前記サブタンクと前記真空発生器との間に配置され、前記真空発生器によって発生した負圧を調節するレギュレータとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のインクジェットヘッド装置を備えていることを特徴とするインクジェット装置。
  10. インクを吐出するインクジェットヘッドと共に、前記インクジェットヘッドに供給するインクを貯留するサブタンクと、前記サブタンクに充填するインクを貯留するメインタンクとをキャリッジに搭載し、上記サブタンクに伸縮性を有する袋状のインク貯留部材が用いられ、インク漏れのないようにインクジェットヘッドが負圧に制御されるインクジェットヘッド装置のインク供給方法であって、
    メインタンクからサブタンクへとインクを充填した後で、かつ、サブタンクとインクジェットヘッドとを連通させるよりも前に、サブタンクの内圧をメインタンクの内圧よりも相対的に高くして、サブタンク内のインクをメインタンクに戻すステップを含んでいることを特徴とするインクジェットヘッド装置のインク供給方法。
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