JP2005225163A - 液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニング方法 - Google Patents

液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 クリーニングで吐出されたインク等がノズル内へ逆流することを防止する液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニング方法を提供する。
【解決手段】 記録ヘッド20のノズル形成面21をキャップ41にて封止し、キャップ41内を吸引ポンプ45にて減圧してノズル22から増粘したインク等をキャップ41内に吐出させた後に、加圧ポンプ32によりインクカートリッジ15内に空気を導入してノズル22から噴射されるインクが吐出方向に正圧が加えられた状態でキャップ41内を大気圧に開放するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニング方法に関する。
従来、液体噴射装置としてインクジェット式プリンタ(以下、単にプリンタという)が知られる。プリンタは、液体貯留手段としてのインクカートリッジと、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドを備える。記録ヘッドの下面であるノズル形成面には複数の噴射ノズル(以下、単にノズルという)が設けられ、そのノズルがインクカートリッジから供給されるインクをインク滴としてターゲットとしての印刷用紙に噴射して印刷を行っている。
一般に、上記プリンタでは、インクの噴射不良を低減するために、記録ヘッドのノズルから気泡や増粘したインク等を排出させるクリーニングが適宜行われる。クリーニングは、ノズル形成面をキャップで封止し、キャップと連通する吸引ポンプを駆動してノズル形成面とキャップとで形成される空間(キャップ内)を減圧することによって行われる。減圧されるキャップ内には、ノズルから増粘したインクや気泡等が吐出される。吐出されたインク等は、吸引ポンプにより吸引されて廃液タンクに排出される。
クリーニングを終了するときには、吸引ポンプを停止し、キャップ内を所定の時間放置させる。これによって、キャップ内は、記録ヘッドのノズルから導出されるインク等で満たされ、負圧が緩和される。この放置をした後に、キャップ内と連通する開放バルブを開弁すると、キャップ内は大気開放される。このとき、この大気開放をする前に負圧が緩和されているため、開放バルブを開弁するときや後にキャップをノズル形成面から離間するときに、大きな圧力変動がない。そのため、メニスカスを破壊することなくノズル形成面をキャップから離間させることができる。そして、キャップを離間させた後に再度吸引を開始すると、キャップ内を満たしたインク等は、廃液タンクに排出され、クリーニングは終了する。
上記構成によるクリーニングは、メニスカスを保護するために、開放バルブを開弁した状態でキャップを離間させ、キャップ内にあるインク等を再度吸引している。そのため、開放路から供給される空気がキャップ内にあるインクを泡立て、その泡(気泡)がノズル形成面上に付着する問題があった。そこで、気泡を形成させない位置に開放路を設けて気泡の付着を解消する提案がされている(例えば、特許文献1)。また、この特許文献1では、キャップをノズル形成面から離間するときにノズル形成面に付着するインク等を、シリコンゴム等の弾性板で払拭する、所謂、ワイピングによって除去させている。そのワイピングは、ノズル形成面に付着するインク等を除去すると共にメニスカスを整えている。そしてワイピングをした後に、印刷と無関係の駆動信号を記録ヘッドに印加してノズル内の混色したインクを適宜吐出させる、所謂、フラッシングが施され、クリーニングによるインクの混色や気泡の混入の防止効果を向上させている。
特開平10−323998
ところが、インク等で満たされるキャップをノズル形成面から離間させるとき、キャップ内のインク等は、インクの付着力や凝集力、さらにはノズル内の負圧により、ノズル内へ流入(逆流)する現象がある。そのため、この現象により、逆流するインク等がノズル内のインクを混色させると共にメニスカスを不揃いにし、逆流と共に流入する空気がノズル内に気泡を形成させてしまう問題がある。
上記混色するインクは、フラッシングにより吐出して排出させることが可能であるが、混色するインクを全て排出させるため、フラッシングに伴うインクの消費量を著しく増加させることになる。また、上記不揃いとなるメニスカスは、ノズル内に気泡が混入するために、ワイピングにより整えることが不可能である。
本発明の目的は、クリーニングで吐出されたインク等がノズル内へ逆流することを防止する液体噴射装置及び液体噴射装置のクリーニング方法を提供することにある。
本発明の液体噴射装置のクリーニング方法は、液体貯留手段から供給された液体を噴射ノズルから噴射される液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止手段にて封止し、前記封止手段と前記ノズル形成面とで形成される空間を吸引手段にて減圧して前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、前記空間を大気圧に開放するようにした液体噴射装置のクリーニング方法において、前記吸引手段にて前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから噴射される液体が吐出方向に正圧が加えられた状態で前記空間を大気圧に開放するようにした。
本発明の液体噴射装置のクリーニング方法によれば、封止手段によってノズル形成面を封止した後、吸引手段にて前記封止手段と前記ノズル形成面とで形成される空間を減圧にすると、前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体が前記空間に吐出する。その後、液体噴射ヘッドの液体噴射ノズルから噴射される液体に対して吐出方向に正圧を加えた状態にして前記空間を大気圧に開放する。
従って、空間を大気圧に開放する際、噴射ノズルの液体は吐出方向に正圧を加えられ液体噴射ヘッド内の方が空間より正圧に保持されるため、反吐出方向(液体噴射ヘッド内)に逆流することがない。その結果、先に吸引手段にて空間に吐出された液体が噴射ノズルに流入することを抑制することができる。
本発明の液体噴射装置は、液体貯留手段から供給された液体を噴射ノズルから噴射させる液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止する封止手段と、前記封止手段と前記ノズル形成面とで形成される空間を減圧する吸引手段と、前記空間を大気圧に開放する開放手段とからなる液体噴射装置において、前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから噴射される液体に対して吐出方向に正圧を加える加圧手段と、前記加圧手段を、前記吸引手段にて前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、駆動制御する制御手段とを備えた。
本発明の液体噴射装置によれば、吸引手段が前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、制御手段は加圧手段を液体噴射ヘッドの液体に対して吐出方向に正圧を加えるようにした。
従って、空間を大気圧に開放する際、加圧手段は制御手段によって噴射ノズルの液体を吐出方向に正圧を加え、液体噴射ヘッド内の方を空間より正圧に保持させることから、噴射ノズルの液体を反吐出方向(液体噴射ヘッド内)に逆流させることがない。その結果、先に吸引手段にて空間に吐出された液体が噴射ノズルに流入することを抑制することができる。
この液体噴射装置において、前記加圧手段は、前記液体貯留手段に接続された導入路に設けられ、前記液体貯留手段に空気を導入し、前記液体貯留手段に貯留された液体を加圧
する加圧ポンプである。
この液体噴射措置によれば、加圧ポンプは液体貯留手段に空気を導入する。液体貯留手段に貯留された液体は導入された空気にて加圧され前記液体噴射ヘッドに供給される。そのため、噴射ノズルの液体は吐出方向に正圧が加えられる。
この液体噴射装置において、前記加圧手段は、前記液体噴射ヘッドに対して前記液体貯留手段を上下方向に移動可能とする昇降部である。
この液体噴射装置によれば、吸引手段が液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を空間に吐出させた後に、制御手段は昇降部にて液体貯留手段を液体噴射ヘッドの上方位置に移動させる。これによって、より大きな水頭差によって液体貯留手段から液体噴射ヘッドに液体が供給される。そのため、噴射ノズルの液体は吐出方向に正圧が加えられる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1において、液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ11(以下、単にプリンタ11という)は、フレーム12、ガイド部材13、キャリッジ14、液体貯留手段としてのインクカートリッジ15、プラテン16、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド20を備える。
フレーム12は、プリンタ11の装置全体を覆うものである。そのフレーム12には、ガイド部材13が長手方向に沿って架設されている。そのガイド部材13には、キャリッジ14が移動可能に挿通支持されている。そのキャリッジ14は、タイミングベルト17を介してキャリッジモータM1に連結駆動されている。そして、キャリッジモータM1を回転駆動すると、その駆動力はタイミングベルトを介してキャリッジ14に伝達される。この駆動力を受けてキャリッジ14は、ガイド部材13に沿う方向(主走査方向X)に沿って往復移動するようになっている。
フレーム12には、ガイド部材13と平行にプラテン16が架設されている。プラテン16は、ターゲットとしての紙Pを支持する支持台である。そのプラテン16には、図示しない紙送り機構が設けられている。その紙送り機構は、紙送りモータM2を駆動すると、主走査方向Xと直行する方向(副走査方向Y)に沿って紙Pを給送するようになっている。
キャリッジ14の下部にあって紙Pと対向する面には、記録ヘッド20が搭載されている。記録ヘッド20の下面であるノズル形成面21には、図2に示すように、噴射ノズル22(以下、単にノズル22という)が複数備えられている。尚、図2ではキャリッジ14を説明の便宜上省略する。そのノズル22は、インク供給室23と連通されている。キャリッジ14の上部には、図1に示すように、インクカートリッジ15が着脱可能に搭載されている。インクカートリッジ15は、液体としてのインクを収容するインク収容室15aを備え、そのインク収容室15aはインク供給室23に連通されている。そして、インク収容室15aからインク供給室23に供給されるインクはノズル22に供給されている。ノズル22に供給されるインクは、記録ヘッド20に設けた図示しないピエゾ素子を駆動すると、インク滴となってノズル22から吐出されるようになっている。そして、ノズル22からインク滴が吐出されると、インク供給室23がインク収容室15aより負圧になるため、インク収容室15aのインクがインク供給室23に供給される。
従って、紙Pが副走査方向Yに沿って給送され、キャリッジ14が主走査方向Xに往復移動されながら印刷データに基づく駆動信号がピエゾ素子に印加されると、インク滴がノ
ズル22から紙Pに向かって吐出されて印刷は行われる。尚、図2には、1色のインクカートリッジ15に対するインク収容室15aとインク供給室23のみ図示したが、他の3色のインクカートリッジ15に対するインク収容室15aとインク供給室23も同様な構成なので説明の便宜上省略する。
インクカートリッジ15には、加圧手段30が接続されている。加圧手段30は、図2に示すように、導入路としての導入チューブ31、加圧ポンプ32、導入バルブV1及び遮断バルブV2を備える。
導入チューブ31は、空気をインクカートリッジ15のインク収容室15aに供給するチューブであって、一端が大気中に開放され、他端がインクカートリッジ15に設けたインク収容室15aに連通する導入口15bに連結されている。導入チューブ31は、導入口15b側から大気開放側に向かって順に導入バルブV1、加圧ポンプ32及び遮断バルブV2が設けられている。導入バルブV1は、本実施形態では、3方切替電磁バルブであって、導入口15bと加圧ポンプ32の流路を結ぶ流路と、導入口15bと大気を結ぶ流路のいずれか一方の流路に切り替えるバルブである。尚、導入バルブV1が導入口15bと加圧ポンプ32を結ぶ流路を形成しているときを開弁とし、導入口15bと大気を結ぶ流路を形成しているときを閉弁としている。遮断バルブV2は、電磁バルブであって、導入チューブ31の流路を開閉する。
加圧ポンプ32は、加圧ポンプモータM3(図3参照)によって駆動される加圧ポンプである。加圧ポンプ32は、導入バルブV1及び遮断バルブV2が開弁状態にあるときに駆動されると、インクカートリッジ15のインク収容室15aに空気を導入する。インク収容室15aに導入された空気は、インク収容室15a内のインク面Lを加圧する。従って、インク収容室15aとつながるインク供給室23内のインクに吐出方向の正圧を与える。インク収容室15aに導入された空気は、導入バルブV1が閉弁されることにより大気に開放される。つまり、導入バルブV1を閉弁することによりインク供給室23のインクにかかる吐出方向の正圧が解除される。尚、図2には、1色のインクカートリッジ15に対する加圧手段30の構成のみ図示したが、他の3色のインクカートリッジ15に対する加圧手段30も同様な構成なので説明の便宜上省略する。
フレーム12の右端にある非印刷領域(ホームポジション)には、ケース42(図2参照)が設けられている。ケース42は、図示しない昇降機構がキャップモータM4(図3参照)にて作動されると同昇降機構によって上下方向に移動可能となる。ケース42内には、封止手段としてのキャップ41が収容されている。キャップ41は、シリコンゴム等の弾性材料であって、図1に示すように、上側が開口する略箱体形状に形成されている。キャップ41の内部には、インク吸収材41a(図2参照)が備えられている。インク吸収材41aは、多孔質素材で形成され、ノズル22から吐出されるインクを吸収するようにされている。そして、ホームポジションにある記録ヘッド20(ノズル形成面21)に対してケース42を上動すると、キャップ41はノズル形成面21を封止する。
キャップ41の下面右側には、図2に示すように、同キャップ41及びケース42を貫通する吸引口41bが設けられている。その吸引口41bには、吸引チューブ43の一端が接続されている。吸引チューブ43は、インク等を吸引する流路であって、他端がプラテン16の下側にある廃液タンク44に配設されている。吸引チューブ43は、一端から他端に向かって吸引バルブV3、吸引手段としての吸引ポンプ45が設けられている。吸引バルブV3は電磁バルブであって、吸引チューブ43の流路を開閉する。吸引ポンプ45は、吸引ポンプモータM5(図3参照)によって駆動されるポンプである。従って、吸引ポンプ45は、吸引バルブV3が開弁状態にあるときに駆動されると、ノズル形成面21を封止するキャップ41内をノズル22内に対して負圧にする。すると、ノズル22か
ら増粘したインクや気泡等がキャップ41内に吐出される。そして、吸引ポンプ45は、キャップ41内に吐出されたインク等を吸引して廃液タンク44に排出させる。廃液タンク44の内部には、廃液吸収材44aが積層して備えられている。廃液吸収材44aは多孔質素材で形成され、吸引ポンプ45により排出されるインク等を吸収する。
キャップ41の下面左側には、図2に示すように、同キャップ41及びケース42を貫通する開放口41cが設けられている。その開放口41cには開放チューブ46の一端が接続されている。開放チューブ46は、空気を送入する流路であって、その他端が大気に開放されている。開放チューブ46には、開放手段としての開放バルブV4が設けられている。開放バルブV4は電磁バルブであって、開放チューブ46の流路を開閉する。そして、開放バルブV4を開弁すると、キャップ41内は大気と連通するようになっている。従って、開放バルブV4は、減圧されたキャップ41内と大気とを連通することによって、キャップ41内を大気圧にする。尚、本実施形態において、導入バルブV1、遮断バルブV2、吸引バルブV3及び開放バルブV4は通電されるときに開弁し、通電されないとき(印刷をするとき)に閉弁する電磁バルブとする。
キャップ41の左側には、図1に示すように、ワイピング部材47が設けられている。ワイピング部材47は、シリコンゴム等の弾性材料であって略直方体形状に形成されている。ワイピング部材47は、ノズル形成面21に対して上下動可能に配置されている。そして、ワイピング部材47上をキャリッジ14が主走査方向Xに沿って横切ると、ワイピング部材47はノズル形成面21を払拭するようにされている。
プラテン16の左端には、図1に示すように、フラッシングボックス48が設けられている。フラッシングボックス48は、プラテン16の上下方向を貫通して廃液タンク44と連通している。そして、キャリッジ14をフラッシングボックス48上に移動させて、印刷と無関係の駆動信号を記録ヘッド20に設けたピエゾ素子に印加すると、ノズル22からインクが噴射される。そして、ノズル22から噴射されるインクは、フラッシングボックス48を介して廃液タンク44に排出されるようになっている。
次に、以上のように構成されたプリンタ11の電気的構成について図3に従って説明する。
図3に示すように、プリンタ11は、加圧制御手段を構成するCPU51、ROM52、RAM53を備えている。
CPU51は、プリンタ11に設けた図示しない入力装置からの各種操作信号が入力される。また、CPU51は、バス60を介して各種駆動回路に各種制御信号を出力する。即ち、CPU51は、それぞれキャリッジモータ駆動回路61及び紙送りモータ駆動回路62を介して対応するキャリッジモータM1及び紙送りモータM2をそれぞれ駆動制御する。また、CPU51は、それぞれ加圧ポンプモータ駆動回路63、キャップモータ駆動回路64及び吸引ポンプモータ駆動回路65を介して対応する加圧ポンプモータM3、キャップモータM4及び吸引ポンプモータM5をそれぞれ駆動制御する。さらに、CPU51は、それぞれ導入バルブ駆動回路66、遮断バルブ駆動回路67、吸引バルブ駆動回路68及び開放バルブ駆動回路69を介して対応する導入バルブV1、遮断バルブV2、吸引バルブV3及び開放バルブV4をそれぞれ開閉制御する。さらにまた、CPU51は、記録ヘッド駆動回路70を介して記録ヘッド20(ピエゾ素子)を駆動制御する。
そして、CPU51は、ROM52に記憶されたクリーニングプログラム、ワイピングプログラム、フラッシングプログラムに基づいて各種駆動回路を駆動制御するための各種制御信号を出力するとともに、演算処理結果等をRAM53に一時記憶するようになっている。
クリーニングプログラムは、記録ヘッド20をクリーニングさせるために、CPU51が実行するプログラムである。ワイピングプログラムは、記録ヘッド20のノズル形成面21をワイピングするために、CPU51が実行するプログラムである。フラッシングプログラムは、記録ヘッド20をフラッシングさせるために、CPU51が実行するプログラムである。
次に、以上のように構成されたプリンタ11のクリーニング動作について図4〜図5に示すフローチャートに従って説明する。
CPU51がクリーニングモードになると、CPU51はクリーニングプログラムに従って動作する。まず、CPU51は、記録ヘッド20が印刷領域にあるか否かを判別する(S11)。尚、本実施形態では、記録ヘッド20の位置検出はキャリッジモータM1のステップ数をキャリッジモータ駆動回路61を介して判断するが、特に限定しない。また、この時点では、吸引バルブV3及び開放バルブV4はともに開弁状態になっている。さらに、導入バルブV1及び遮断バルブV2もともに閉弁状態になっている。
記録ヘッド20が印刷領域にあるとき(S11においてYES)、CPU51は、キャリッジモータ駆動回路61を介してキャリッジモータM1を駆動制御して記録ヘッド20(ノズル形成面21)をホームポジションへ移動させる(S12)。記録ヘッド20がホームポジションに移動すると、CPU51は、キャップモータ駆動回路64を介してキャップモータM4を駆動制御して記録ヘッド20を封止する封止位置にキャップ41を移動させる(S13)。これによって、ノズル形成面21はキャップ41により封止される。尚、クリーニングモードになったときに既に記録ヘッド20がホームポジションにあると(S11においてNO)、CPU51は、直ちにキャップ41を封止位置に移動させる(S13)。
ノズル形成面21を封止する封止段階を終了すると、CPU51は、インク排出処理動作を実行する(S14)。
インク排出処理動作では、図5に示すように、まず、CPU51は、吸引ポンプモータ駆動回路65を介して吸引ポンプモータM5を駆動制御して吸引ポンプ45を駆動させ、あわせて吸引バルブ駆動回路68及び開放バルブ駆動回路69を介しそれぞれ吸引バルブV3を開弁させ、開放バルブV4を閉弁させる(S21)。これによって、ノズル形成面21を封止しているキャップ41内が負圧になる。その結果、ノズル22内にある増粘したインクや気泡は、ノズル22からキャップ41内に吐出され、吸引口41bを介して吸引ポンプ45に吸引され、廃液タンク44に排出される。そして、CPU51は、吸引ポンプ45による吸引動作を予め設定した第1の基準時間T1継続する(S22)
吸引ポンプ45による吸引動作を開始して第1の基準時間T1経過すると(S22においてYES)、CPU51は吸引動作を終了させる。CPU51は、吸引ポンプモータ駆動回路65を介して吸引ポンプモータM5を駆動制御して吸引ポンプ45を停止させる(S23)。吸引ポンプ45が停止すると、吸引ポンプ45によるキャップ41内の吸引が終了する。
吸引動作を終了すると、CPU51は、加圧ポンプモータ駆動回路63を介して加圧ポンプモータM3を駆動制御して加圧ポンプ32を駆動させ、あわせて導入バルブ駆動回路66及び遮断バルブ駆動回路67を介して導入バルブV1及び遮断バルブV2をそれぞれ開弁させる(S24)。導入バルブV1及び遮断バルブV2が開弁し加圧ポンプ32が駆動すると、インク収容室15aには空気が導入される。その結果、記録ヘッド20のインク供給室23のインクに吐出方向の正圧が加えられる。
そして、CPU51は、インク収容室15aへの空気の導入を予め設定した第2の基準
時間T2継続する(S25)。このとき、キャップ41は、吸引動作が停止された状態で封止位置に保持される。そのため、加圧ポンプ32によりインクには吐出方向の正圧が加え続けられる。その結果、ノズル22内に供給されるインクはキャップ41内に徐々に吐出され、キャップ41内の負圧がさらに緩和される。
そして、第2の基準時間T2経過すると(S25においてYES)、CPU51は、開放バルブ駆動回路69を介して開放バルブV4を開弁させる(S26)。開放バルブV4が開弁すると、キャップ41内には空気が導入される。このとき、キャップ41内の負圧が緩和されているため、キャップ内は圧力変動よる衝撃を生じることなく大気圧となる。開放バルブV4が開弁されると、CPU51は、キャップモータ駆動回路64を介してキャップモータM4を駆動制御して、キャップ41をノズル形成面21から離間する開放位置に移動させる(S27)。
このとき、ノズル形成面21から離間するキャップ41内は、吸引段階にて吐出されたインク等が残っている。そのため、キャップ41を離間するときに、キャップ41内に残ったインク等にはノズル22内に向かって流動する付着力や凝集力等が生じる。しかし、ノズル22内には、加圧ポンプ32によって吐出方向の正圧が加え続けられているため、キャップ41を離間するときにノズル形成面21に付着するインク等が反吐出方向(ノズル22内)に逆流することがない。
キャップ41がノズル形成面21から離間すると、CPU51は、吸引ポンプモータ駆動回路65を介して吸引ポンプモータM5を駆動制御して吸引ポンプ45を駆動させる(S28)。吸引ポンプ45が駆動すると、キャップ内に残っていたインク等は、吸引ポンプ45を介して廃液タンク44に排出される。
そして、キャップ41内のインク等が排出されると、CPU51は、導入バルブ駆動回路66及び遮断バルブ駆動回路67を介して導入バルブV1及び遮断バルブV2を閉弁させ、あわせて加圧ポンプモータ駆動回路63を介して加圧ポンプモータM3を停止させて加圧ポンプ32を停止させる(S29)。導入バルブV1が閉弁すると、インク収容室15a内は大気と連通して大気圧となり、インク供給室23のインクに加えられる吐出方向の正圧が解除される。
正圧が解除されると、CPU51は、吸引バルブ駆動回路68を介して吸引バルブV3を閉弁させ、あわせて吸引ポンプモータ駆動回路65を介して吸引ポンプモータM5を駆動制御して吸引ポンプ45を停止させる(S30)。これによって、インク排出処理動作が終了して、クリーニング動作が終了する。
クリーニング動作が終了(吸引ポンプモータM5が停止)すると、CPU51は、ワイピングプログラムを実行する。CPU51は、ワイピング部材47を上動して、ノズル形成面21にワイピング部材47上を横切るようにキャリッジ14を移動させる。ワイピング部材47上をノズル形成面21が横切ると、ノズル形成面21上に付着するインク等は、ワイピング部材47に払拭されて除去され、この時、ノズルにメニスカスが形成される。
そして、ワイピング動作が終了すると、CPU51は、フラッシングプログラムを実行する。CPU51は、キャリッジモータ駆動回路61を介してキャリッジ14(記録ヘッド20)を駆動制御し、記録ヘッド20をフラッシングボックス48上に移動させる。記録ヘッド20がフラッシングボックス48上に移動すると、CPU51は、印刷と無関係の信号を図示しないピエゾ素子に出力してノズル22内のインクを吐出させる。吐出するインクは、フラッシングボックス48を介して廃液タンク44へ排出される。
従って、上記実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態によれば、インク収容室15a内に空気を導入する導入チューブ31に導入バルブV1、加圧ポンプ32及び遮断バルブV2を設けた。そして、ノズル形成面21を開放する前に、加圧ポンプ32によりインク収容室15a内に空気を導入するようにした。従って、開放する段階において、インク収容室15a内のインク面Lを加圧することができ、インク供給室23のインクに吐出方向の正圧を加えて保持させることができる。その結果、キャップ41を離間するときにノズル形成面21に付着するインク等が反吐出方向(ノズル22内)に逆流することを防止することができる。
(2)本実施形態によれば、クリーニングを終了した後にワイピングとフラッシングとを連続して行うようにした。従って、ノズル形成面21に付着するインク等がノズル22内へ逆流することを防ぐことができると共に、ノズル形成面21に付着するインク等を払拭でき、さらにノズル22内にあるインクを噴射して排出することができる。その結果、ノズル22内のインクの混色や気泡の混入の防止効果をより向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を、図6〜図8に従って説明する。尚、この第2実施形態では、第1実施形態におけるインクカートリッジ15と加圧手段30とを変更したものであり、その他の点では第1実施形態と同一の構成になっている。そのため以下では、インクカートリッジ15と加圧手段30とについて詳細に説明することとし、第1実施形態と共通する構成部分については図面上に同一符号を付すことにして重複した説明を省略する。
さて、図6において、インクカートリッジ15の上部には、供給チューブ81が接続されている。供給チューブ81は、インクカートリッジ15内に収容される図示しないインク収容体からインクを記録ヘッド20のインク供給室23に供給するチューブである。その供給チューブ81の一端は記録ヘッド20上部に連結され、他端はインクカートリッジ15に連結されている。
インクカートリッジ15の下側には、加圧手段としての昇降部82が設けられている。昇降部82は、インクカートリッジ15を上下動可能に支持している。そして、インクカートリッジ15は、昇降モータM6(図7参照)を回転駆動して昇降部82を下動させると、インクカートリッジ15の高さ位置とノズル形成面21の高さ位置が水頭差H1となる負圧位置K1に配置される。また、インクカートリッジ15は、昇降モータM6を回転駆動して昇降部82を上動させると、インクカートリッジ15の高さ位置とノズル形成面21の高さ位置が水頭差H2(図6に示す2点鎖線)となる正圧位置K2に配置される。CPU51は、昇降モータ駆動回路83(図7参照)を介してその昇降モータM6を駆動制御する。
次に、以上のように構成されたプリンタ11のクリーニング動作について図4及び図8に示すフローチャートに従って説明する。
まず、CPU51は、第1実施形態と同様な封止段階を行う(S11,S12,S13)。この時点では、吸引バルブV3及び開放バルブV4はともに開弁状態になっている。さらに、インクカートリッジ15は負圧位置K1に配置されている。
そして、封止段階を終了すると、CPU51は、インク排出処理動作を実行する(S14)。
インク排出処理動作における吸引段階を終了すると(S21,S22,S23)、CPU51は、昇降モータ駆動回路83を介して昇降モータM6を駆動制御して、インクカートリッジ15を正圧位置K2に配置させる(S24a)。インクカートリッジ15が正圧
位置K2に配置されると、記録ヘッド20内のインクには、水頭差H2と相対する吐出方向の正圧が加えられる。
記録ヘッド20内のインクに吐出方向の正圧が加えられ、予め定めた第2の基準時間T2経過すると(S25)、CPU51は、開放動作を行う(S26,S27)。従って、キャップ41がノズル形成面21から離間するときに、記録ヘッド20内のインクには吐出方向の正圧が加え続けられる。その結果、キャップ41を離間するときにノズル形成面21に付着するインク等が反吐出方向(ノズル22内)に逆流することがない。
開放動作を終了すると、CPU51は、吸引ポンプモータ駆動回路65を介して吸引ポンプモータM5を駆動制御して吸引ポンプ45を駆動させる(S28)。これによって、キャップ41内に残ったインク等が廃液タンク44に排出される。
キャップ41内のインク等が排出されると、CPU51は、昇降モータ駆動回路83を介して昇降モータM6を駆動制御して、インクカートリッジ15を負圧位置K1に配置させる(S29a)。これによって、昇降部82により加えられた吐出方向の正圧が解除される。
インクカートリッジ15が負圧位置K1に移動すると、CPU51は、吸引バルブ駆動回路68を介して吸引バルブV3を閉弁し、あわせて吸引ポンプモータ駆動回路65を介して吸引ポンプモータM5を停止させて吸引ポンプ45を停止させる(S30)。これによって、インク排出処理動作が終了して、クリーニング動作が終了する。
従って、上記実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態によれば、インクカートリッジ15を上下動させる昇降部82を設け、インクカートリッジ15とノズル形成面21との水頭差を変更可能にした。そして、ノズル形成面21を開放する前に、昇降部82によりインクカートリッジ15を正圧位置に配置するようにした。従って、開放する段階において、記録ヘッド20内のインクに水頭差H2に相対する吐出方向の正圧を加えて保持させることができる。その結果、キャップ41を離間するときにノズル形成面21に付着するインク等が反吐出方向(ノズル22内)に逆流することを防止することができる。
(2)本実施形態によれば、インクカートリッジ15を上動させたときの水頭差により記録ヘッド20内のインクに吐出方向の正圧を加えた。従って、正圧を加えるためのポンプやバルブ等を付与することのない簡単に構成により、ノズル形成面21に付着したインク等のノズル22内への逆流を防止できる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記第1実施形態では、インクカートリッジ15をキャリッジ14に搭載されたオンキャリッジタイプのインクジェット式プリンタに具体化したが、これに限らず、オフキャリッジタイプのインクジェット式プリンタに変更してもよい。
○上記実施形態では、開放段階の前に吐出方向の正圧を加えたが、吸引段階前に吐出方向の正圧を加えてもよい。
○上記実施形態では、第1の基準時間T1経過の後に吸引する段階を終了し、第2の基準時間T2経過の後に開放段階を開始するようにした。これを変更し、吸引段階におけるインクの吸引量やキャップ41内の圧力等によって吸引段階を終了するようにしてもよい。また、ノズル22に供給されるインクの圧力やキャップ41内の圧力によって開放段階を開始するようにしてもよい。
○上記実施形態では、インク供給室23(ノズル22)内のインクがインク収容室15aへ逆流するのを防ぐ逆止弁を設けない構成としたが、これを設けてもよい。また、加圧手段により加えられるインク供給室23内の圧力が、ノズル22内へのインク等の逆流を防ぐ所定の正圧よりも大きいときにインク収容室15aとインク供給室23の間の流路を閉弁する逆止弁を設けてもよい。
○上記第1実施形態では、インク収容室15aと連通する加圧手段を設けた。これに限らず、例えばインク供給室23に設けてもよく、ノズル22にあるインクを吐出方向に正圧を加えられる位置であれば何処でもよい。
○上記第1実施形態では、導入バルブV1は閉弁するときに導入口15bを大気に連通させる3方切替電磁バルブとした。これを変更し、導入バルブV1は閉弁するときに、インク収容室15aに導入された空気を大気に開放するリリーフバルブをインク収容室15aに設けてもよい。
本発明を具体化した第1実施形態のインクジェット式プリンタ内部を示す斜視図。 同じく第1実施形態のインク流路を説明する説明図。 同じく第1実施形態の電気的構成を示すブロック回路図。 同じく第1実施形態のクリーニング動作を説明するフローチャート。 同じく第1実施形態のインク排出処理動作を説明するフローチャート。 本発明を具体化した第2実施形態のインク流路を説明する説明図。 同じく第2実施形態の電気的構成を示すブロック回路図。 同じく第2実施形態のインク排出処理動作を説明するフローチャート。
符号の説明
11…液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ、15…液体貯留手段としてのインクカートリッジ、20…液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド、22…噴射ノズル、30…加圧手段、31…導入路としての導入チューブ、32…加圧ポンプ、41…封止手段としてのキャップ、45…吸引手段としての吸引ポンプ、83…加圧手段としての昇降部。

Claims (4)

  1. 液体貯留手段から供給された液体を噴射ノズルから噴射される液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止手段にて封止し、前記封止手段と前記ノズル形成面とで形成される空間を吸引手段にて減圧して前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、前記空間を大気圧に開放するようにした液体噴射装置のクリーニング方法において、
    前記吸引手段にて前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから噴射される液体が吐出方向に正圧が加えられた状態で前記空間を大気圧に開放するようにしたことを特徴とする液体噴射装置のクリーニング方法。
  2. 液体貯留手段から供給された液体を噴射ノズルから噴射させる液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止する封止手段と、
    前記封止手段と前記ノズル形成面とで形成される空間を減圧する吸引手段と、
    前記空間を大気圧に開放する開放手段と
    からなる液体噴射装置において、
    前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから噴射される液体に対して吐出方向に正圧を加える加圧手段と、
    前記加圧手段を、前記吸引手段にて前記液体噴射ヘッドの噴射ノズルから液体を前記空間に吐出させた後に、駆動制御する制御手段と
    を備えたこと特徴とする液体噴射装置。
  3. 請求項2に記載の液体噴射装置において、
    前記加圧手段は、前記液体貯留手段に接続された導入路に設けられ、前記液体貯留手段に空気を導入し、前記液体貯留手段に貯留された液体を加圧する加圧ポンプであることを特徴とする液体噴射装置。
  4. 請求項2に記載の液体噴射装置において、
    前記加圧手段は、前記液体噴射ヘッドに対して前記液体貯留手段を上下方向に移動可能とする昇降部であることを特徴とする液体噴射装置。
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