JP2010208188A - 気泡除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッド内に圧力調整弁と液体貯留室とを備える液体噴射装置において、液体貯留室内の気泡を除去する。
【解決手段】液体を貯留する液体貯留室と、可撓性及び気体透過性を有する第1の隔壁部を介して液体貯留室に隣接する第1の圧力調整室と、第1の隔壁部の変位に応じて液体貯留室の流入口を開放又は封止する圧力調整弁と、第1の圧力調整室に接続された切替弁と、切替弁に接続された減圧ポンプと、液体貯留室の下流に配置された液体の噴射口と、を有する液体噴射装置において、液体に含まれる気泡を除去するための気泡除去方法であって、(a)切替弁を制御して、第1の圧力調整室と減圧ポンプとを連通させる工程と、(b)減圧ポンプを駆動し、第1の圧力調整室を減圧する工程と、(c)切替弁を制御して、第1の圧力調整室を密閉する工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体噴射装置内を流通する液体から気泡を除去する技術に関する。
インクカートリッジがプリンター本体に装着されるオフキャリッジタイプのインクジェット式プリンターにおいて、ヘッド(ノズルプレート)がインクカートリッジよりも低い位置に配置されたレイアウトを採用する場合、水頭差によるノズルからのインク漏れを抑制する必要がある。そこで、ヘッド内のインク流路を減圧してインク漏れを抑制すると共に、ノズルからインクが吐出された場合に吐出した分量のインクをヘッドに供給するプリンターが提案されている。例えば、ヘッド内にインク貯留室を設け、このインク貯留室の入口に圧力調整弁(インク吐出によってインク貯留室内の圧力が低下すると開き、吐出した分量のインクが流入して貯留室内の圧力が上昇すると閉じる弁)を配置したプリンターが提案されている(特許文献1)。
特開2005−186344号公報
上記圧力調整弁を用いる技術においては、圧力調整弁の構造の複雑さに起因して、圧力調整弁付近においてインク内の気泡が滞留し易い。それゆえ、印刷が行われずしばらく放置された場合などに、気泡が成長してインク貯留室に大きな気泡が存在し得る。この場合、印刷時においてインクと共に大きな気泡がノズルに流入し、ドット抜けなどの印刷不良を招くおそれがある。なお、上記問題は、インクジェット式プリンターに限らず、潤滑油や樹脂液等の任意の液体を噴射する液体噴射装置において起こり得る。
本発明は、液体貯留室の入口に圧力調整弁を備える液体噴射装置において、液体貯留室内の気泡を除去することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]液体を貯留する液体貯留室と、可撓性及び気体透過性を有する第1の隔壁部を介して前記液体貯留室に隣接する第1の圧力調整室と、前記第1の隔壁部の変位に応じて前記液体貯留室の流入口を開放又は封止する圧力調整弁と、前記第1の圧力調整室に接続された切替弁と、前記切替弁に接続された減圧ポンプと、前記液体貯留室の下流に配置された前記液体の噴射口と、を有する液体噴射装置において、前記液体に含まれる気泡を除去するための気泡除去方法であって、(a)前記切替弁を制御して、前記第1の圧力調整室と前記減圧ポンプとを連通させる工程と、(b)前記減圧ポンプを駆動し、前記第1の圧力調整室を減圧する工程と、(c)前記切替弁を制御して、前記第1の圧力調整室を密閉する工程と、を備える、気泡除去方法。
適用例1の気泡除去方法では、第1の圧力調整室と減圧ポンプとを連通させて減圧ポンプを駆動した後、第1の圧力調整室を密閉するので、第1の圧力調整室の減圧状態を維持させることができる。したがって、継続的に液体貯留室内の気泡を第1の隔壁部を透過させ、第1の圧力調整室に流出させて除去することができる。
[適用例2]請求項1に記載の気泡除去方法において、さらに、(d)前記噴射口を吸引する工程と、(e)前記第1の圧力調整室を大気開放する工程と、を備える、気泡除去方法。
このような構成により、第1の圧力調整室を密閉して減圧した状態のまま噴射口を吸引し、その後、第1の圧力調整室を大気開放するので、第1の隔壁部を液体貯留室側に急激に変位させ、また、圧力調整弁よりも下流側の液体に対して第1の圧力調整室方向に加わる力を低下させることができる。したがって、第1の隔壁部の変位及び噴射口の吸引力により、圧力調整弁よりも下流側の液体を噴射口に向かって勢い良く流動させることができ、噴射口に残存する液体や気泡を多量に排出させることができる。
本発明の脱泡機構としてのキャリッジ100を備えたプリンター500の概略構成を示す説明図である。 インク噴射時及びインク供給後のキャリッジ100及び記録ヘッド150の詳細構成を示す説明図である。 プリンター500において実行される脱泡処理の手順を示すフローチャートである。 脱泡処理におけるステップS110及びS115を実行する際のキャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示す説明図である。 第2の実施例におけるプリンターの概略構成を示す説明図である。 第2の実施例における脱泡処理の手順を示すフローチャートである。 ステップS125を実行した後のキャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示す説明図である。 第3の実施例におけるキャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示す説明図である。
A.第1の実施例:
A1.装置構成:
図1は、本発明の脱泡機構としてのキャリッジ100を備えたプリンター500の概略構成を示す説明図である。このプリンター500は、4色(ブラック,シアン,マゼンダ,イエロー)のインクを吐出可能なインクジェット式プリンターである。プリンター500は、ブラックインクのインクカートリッジIC1と、シアンインクのインクカートリッジIC2と、マゼンダインクのインクカートリッジIC3と、イエローインクのインクカートリッジIC4と、キャリッジ100と、記録ヘッド150と、4つのインク供給用ポンプ220a,220b,220c,220dと、減圧用ポンプ300と、ガイドロッド260と、プラテン270と、制御基板400とを備えている。
プリンター500は、4つのインクカートリッジIC1〜IC4がプリンター本体に装着される、いわゆるオフキャリッジタイプのプリンターである。インクカートリッジIC1は、チューブt1とインク供給用ポンプ220aとチューブt11とを介してキャリッジ100に接続されている。同様に、インクカートリッジIC2はチューブt2とインク供給用ポンプ220bとチューブt12とを介して、インクカートリッジIC3はチューブt3とインク供給用ポンプ220cとチューブt13とを介して、インクカートリッジIC4はチューブt4とインク供給用ポンプ220dとチューブt14とを介して、それぞれキャリッジ100に接続されている。減圧用ポンプ300はチューブt5を介してキャリッジ100に接続されている。なお、各インクカートリッジIC1〜IC4は、図示しないカートリッジホルダによってプリンター500の本体フレーム(図示省略)に装着されている。
インク供給用ポンプ220aは、インクカートリッジIC1内のブラックインクをキャリッジ100に加圧供給する。同様に、インク供給用ポンプ220bはインクカートリッジIC2内のシアンインクを、インク供給用ポンプ220cはインクカートリッジIC3内のマゼンダインクを、インク供給用ポンプ220dはインクカートリッジIC4内のイエローインクを、それぞれキャリッジ100に加圧供給する。減圧用ポンプ300は、駆動した状態においてチューブt5を介した吸引動作を行う。なお、チューブt5は、第1の減圧用ポンプ300が停止した状態において大気開放される。この減圧用ポンプ300は、各色(ブラック,シアン,マゼンダ,イエロー)に共通して用いられる。
ガイドロッド260は、プラテン270の上方において、プラテン270の長手方向(Z軸方向)に沿って配置されている。キャリッジ100は、ガイドロッド260に沿ってプラテン270の長手方向に移動可能に支持され、キャリッジモータ(図示省略)によりタイミングベルト(図示省略)を介して駆動される。記録ヘッド150は、キャリッジ100の底面に配置され、キャリッジ100の長手方向の往復運動に伴い多数のノズル(図示省略)からインク滴を下方に吐出する。このとき、図示しない紙送り機構によって記録用紙Pがプラテン270上を搬送されることにより、記録用紙Pに画像等が形成される。
制御基板400は、CPU(Central Processing Unit)410とメモリー420とを備えている。制御基板400は、キャリッジ100や、減圧用ポンプ300等の各種ポンプと電気的に接続されている。メモリー420には、印刷制御用プログラム及び脱泡制御用プログラムが記憶されており、CPU410は、印刷制御用プログラムを実行することにより、印刷制御部411として機能する。印刷制御部411は、記録ヘッド150や、4つのインク供給用ポンプ220a,220b,220c,220dを制御して、インクの吐出を制御する。同様に、CPU410は、脱泡制御用プログラムを実行することにより、脱泡制御部412として機能する。脱泡制御部412は、後述する脱泡処理を実行する。
図2(A)は、インク噴射時のキャリッジ100及び記録ヘッド150の詳細構成を示す説明図である。図2(B)は、インク供給後のキャリッジ100及び記録ヘッド150の詳細構成を示す説明図である。図2(A),(B)では、キャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示している。なお、プリンター500が載置された状態において鉛直方向上向きが+Y方向と一致する。図2(A),(B)では、ブラックインクに関わる機能部を示しているが、他色のインクに関わる機能部についても同様である。
図2(A)に示すように、キャリッジ100は、第1大気室78と、第1隔壁部88aと、第1圧力室77と、バルブ室70と、第1調圧バルブ71と、脱泡室92と、脱泡用隔壁部90と、減圧室80と、第2圧力室89と、第2隔壁部88bと、第2大気室87と、第2調圧バルブ81と、2つのインク流路69,79と、2つの負圧供給路67,68と、切替弁200とを備えている。
第1大気室78は、底部分に第1隔壁部88aが配置され、第1隔壁部88aと対向する天井部分に気体流通孔96を備えている。第1隔壁部88aは、気体透過性及び可撓性を有するシート状部材と、このシート状部材と共に変位可能な片持ちの薄板部材(図示省略)とを備えている。シート状部材としては、例えば、ポリアセタールやポリプロピレンやポリフェニレンエーテル等の薄膜を採用することができる。第1隔壁部88aは、第1大気室78の底面を形成すると共に、第1圧力室77の天井面を形成する。
第1圧力室77は、脱泡室92に供給されるブラックインクを一時的に溜める。第1圧力室77は、インク流路79を介して脱泡室92と連通している。また、第1圧力室77は、インク流入口76を備えており、このインク流入口76を介して後述するバルブ室70と連通している。バルブ室70は、第1調圧バルブ71を収容し、インク流路69と連通している。
第1調圧バルブ71は、ブラックインクの流量と圧力とを調整するために用いられる。この第1調圧バルブ71は、圧力調整バネ73と、弁体72と、シール部材75と、支持ロッド74とを備えている。圧力調整バネ73は、バルブ室70の底面と弁体72の下面とに接続され、弁体72をバルブ室70の天井面に当接させる方向に付勢する。弁体72は、圧力調整バネ73の伸縮に応じて、第1圧力室77とバルブ室70とを連通状態とする開放位置と、非連通状態とする封止位置との間で変位可能である。具体的には、第1圧力室77からインクが排出されることにより、弁体72を押し下げる力(隔壁部88aによる支持ロッド74の押圧力及び第1圧力室77内の圧力)が、弁体72を押し上げる力(バルブ室70内の圧力及び圧力調整バネ73の付勢力)よりも大きくなった場合に開放位置に向かって変位する。また、第1圧力室77にインクが流入されることにより、弁体72を押し下げる力が弁体72を押し上げる力よりも小さくなった場合に封止位置に向かって変位する。なお、図2(A)の例では、弁体72は開放位置に位置し、図2(B)の例では、弁体72は封止位置に位置している。シール部材75は、弁体72の上面に配置されており、弁体72が封止位置に配置された際にインクがバルブ室70から第1圧力室77に流通しないように封止する。支持ロッド74は、バルブ室70と第1圧力室77とに亘って配置されており、一端は弁体72と接合され、他端は隔壁部88aと接合されている。したがって、第1隔壁部88aの上下の変位に伴い支持ロッド74が上下に変位することにより、第1調圧バルブ71はインク流入口76を開放又は封止する。
脱泡室92は、インク流路79から流入したインクを一時的に貯留して、インク中の気泡を後述の脱泡用隔壁部90に集める。脱泡室92は、内部にフィルタ93を備えており、このフィルタ93よりも上方においてインク流路79と連通している。また、脱泡室92は、インク流路95とも連通している。フィルタ93は、インク中の不純物をろ過すると共に、記録ヘッド150への大きな気泡の流入を抑制する。
脱泡用隔壁部90は、気体透過性を有するシート状部材で構成されており、脱泡室92に捕捉された気泡を透過させて減圧室80に流入させる。脱泡用隔壁部90は、縁部分が脱泡室92の上端の側面に接着されており、脱泡室92の天井面を形成すると共に減圧室80の底面を形成する。
減圧室80は、脱泡用隔壁部90を透過した気泡(気体)を受け入れる部屋である。減圧室80は、脱泡用隔壁部90を介して脱泡室92の上方において隣接している。減圧室80は、天井面(脱泡用隔壁部90が配置された面とは反対の面)80aに連通孔86を備え、この連通孔86を介して第2圧力室89と連通している。
第2圧力室89は、減圧用ポンプ300から供給される負圧を減圧室80に供給するために用いられる。第2圧力室89は、減圧室80の上方に配置されており、負圧供給路67を介してチューブt5に接続されている。第2圧力室89は、天井部分を形成する隔壁部88bを介して第2大気室87と隣接して配置されている。第2隔壁部88bは、前述の第1隔壁部88aと同様な構成を有している。第2大気室87は、底部分に第2隔壁部88bが配置され、第2隔壁部88bと対向する天井部分に大気連通孔99を備えている。
第2調圧バルブ81は、第2圧力室89及び減圧室80に内包されており、第2圧力室89と減圧室80との間を連通状態又は非連通状態にする。第2調圧バルブ81は、前述の第1調圧バルブ71と同様な構成を有している。すなわち、第2調圧バルブ81は、弁体82と、圧力調整バネ83と、シール部材85と、支持ロッド84とを備えている。弁体82は、第2圧力室89と減圧室80とを連通状態とする開放位置と、非連通状態とする封止位置との間で変位可能であり、圧力調整バネ83により封止位置側に付勢されている。図2(A),(B)の例では、弁体82は、封止位置に配置されている。シール部材85は、弁体82が封止位置に配置された際に、連通孔86を封止して減圧室80内の圧力を維持する。支持ロッド84は、一端が弁体82と接合されており、他端が隔壁部88bと接合されている。
切替弁200は、三方電磁弁であり、第1の接続口は気体流通孔96を介して第1大気室78と接続され、第2の接続口は負圧供給路68を介して減圧用ポンプ300と接続され、第3の接続口は大気開放されている。切替弁200は、弁の開閉動作によって第1大気室78の連通状態を切り替える。具体的には、切替弁200は、第1大気室78を、大気と連通された状態と、減圧用ポンプ300と連通された状態と、密閉された状態との合計3つの状態とのうち、任意の状態に切り替える。なお、切替弁200における弁の開閉動作は、印刷制御部411又は脱泡制御部412によって制御される。
記録ヘッド150は、キャリッジ100の底面に配置されており、記録用紙P(図1)に向けてインクを噴射する。この記録ヘッド150は、ノズルプレート152と、インク吐出流路154とを備えている。インク吐出流路154は、キャリッジ100のインク流路95と連通しており、脱泡室92から排出されたインクをノズルプレート152へと導く。ノズルプレート152は、多数のノズル(図示省略)を備えている。
前述の第1圧力室77は、請求項における液体貯留室に相当する。また、第1隔壁部88aは請求項における第1の隔壁部に、第1大気室78は請求項における第1の圧力調整室に、第1調圧バルブ71は請求項における圧力調整弁に、ノズルプレート152の有するノズルは請求項における噴射口に、それぞれ相当する。
A2.インク供給動作:
以下、図2(A),(B)を用いてキャリッジ100へのインク供給動作について説明する。第1大気室78が大気と連通された状態において、ノズルプレート152に設けられたノズル(図示省略)からインクが噴射されてインクが消費されると、図2(A)に示すように第1圧力室77のインク量が減少するため、第1圧力室77の圧力が低下する。すると、第1圧力室77の圧力は大気室87の圧力(大気圧)よりも低くなり、この圧力差によって隔壁部88bが第1圧力室77の内側に撓んで下方に変位する。これに伴い、弁体72は、支持ロッド74を介して押し下げられる。そして、圧力調整バネ73の付勢力に打ち勝って弁体72が開放位置に位置すると、インク流入口76が開放されてインクが第1圧力室77に流入する。
第1圧力室77にインクが流入してその室圧が高まると、図2(B)に示すように隔壁部88bは上方に変位する。これに伴って弁体72が再び封止位置に移動すると、第1圧力室77へのインクの流入は停止し、記録ヘッド150へのインクの供給が停止する。このように、プリンター500では、インクの消費に応じて第1調圧バルブ71が開閉動作することで、消費した分量のインクが記録ヘッド150に適宜流入するように構成されている。
A3.脱泡処理:
図3は、プリンター500において実行される脱泡処理の手順を示すフローチャートである。プリンター500は、電源がオフされる際に脱泡処理を実行する。なお、脱泡処理の開始時において、第1調圧バルブ71及び第2調圧バルブ81は、いずれも閉じた状態となっている。まず、脱泡制御部412は、切替弁200を制御して、第1大気室78を減圧用ポンプ300と連通させる(ステップS105)。次に、脱泡制御部412は、減圧用ポンプ300を駆動し、第1大気室78及び第2圧力室89を減圧する(ステップS110)。
図4(A)は、ステップS110を実行する際のキャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示す説明図である。図4(A)では、図2(A),(B)と同様に、プリンター500が載置された状態において鉛直方向上向きが+Y方向と一致し、また、ブラックインクに関わる機能部を示しているが、他色のインクに関わる機能部についても同様である。
第1大気室78が負圧となると、第1隔壁部88aに加わる上向き(第1圧力室77から第1大気室78に向かう方向)の力が増し、第1調圧バルブ71は閉じた状態を維持する。これに対し、第2調圧バルブ81は、第2圧力室89が負圧となるため、下方(第2圧力室89から減圧室80に向かう方向)に押し下げられて開いた状態となる。したがって、減圧室80は、連通孔86を介して減圧される。
図3に戻って、脱泡制御部412は、切替弁200を制御して、第1大気室78を密閉状態とし(ステップS115)、減圧用ポンプ300を停止させる(ステップS120)。
図4(B)は、ステップS115を実行する際のキャリッジ100及び記録ヘッド150を示す説明図である。第1大気室78は、減圧された後に密閉されるので負圧に維持されている。したがって、第1圧力室77内の気泡BL2は、第1隔壁部88aを透過して第1大気室78へと流出することとなる。また、減圧用ポンプ300が停止すると第2圧力室89の圧力は大気圧となるため、弁体82は封止位置に位置し、減圧室80は密閉される。したがって、減圧室80は負圧に維持されるので、脱泡室92内の気泡BL1は、脱泡用隔壁部90を介して減圧室80へと流出することとなる。
以上説明したように、第1の実施例のプリンター500では、切替弁200を制御して、第1大気室78を減圧用ポンプ300によって減圧した後に密閉して負圧に維持するので、プリンター500の電源オフの状態において第1圧力室77に留まる気泡を継続的に第1大気室78に流出させて除去することができる。プリンター500の電源オフの状態ではインクの流通が長期間行われないことから第1圧力室77において気泡が大きく成長し得る。しかしながら、第1圧力室77内の気泡を継続的に除去するので、気泡の成長を抑制できる。それゆえ、その後プリンター500の電源がオンしてインクを噴射する際に、大きな気泡がノズルに供給されてドット抜けが発生することを抑制できる。
また、脱泡室92の上流に配置された第1圧力室77において脱泡できるので、脱泡室92を小型化することができる。また、1台の減圧用ポンプ300によって、減圧室80と第1大気室78とを減圧するので、それぞれの部屋を減圧するために2台のポンプを備える構成に比べてプリンター500の製造コストを抑えることができる。
B.第2の実施例:
図5は、第2の実施例におけるプリンターの概略構成を示す説明図である。図6は、第2の実施例における脱泡処理の手順を示すフローチャートである。
第2の実施例におけるプリンター500aは、吸引回復用キャップ450と吸引回復用ポンプ452とを備えている点と、脱泡処理においてステップS125,S130を追加して実行する点とにおいてプリンター500(図1〜4)と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
吸引回復用キャップ450(図5)は、キャリッジ100のホームポジションに配置されており、記録ヘッド150を下方からキャップして記録ヘッド150から排出されるインクを受ける。記録ヘッド150内には、ウレタンフォーム等のインク吸収材(図示省略)が配置されており、このインク吸収材において記録ヘッド150から排出されたインクを吸収する。また、吸引回復用キャップ450の上端にはエラストマー等のシール部材(図示省略)が配置されており、吸引回復用キャップ450が記録ヘッド150をキャップした際に、吸引回復用キャップ450と記録ヘッド150との間は気密に保たれる。吸引回復用ポンプ452は、吸引回復用キャップ450と接続されており、吸引回復用キャップ450内を吸引する。
吸引回復用キャップ450及び吸引回復用ポンプ452は、記録ヘッド150のノズル(図示省略)からインクを吸引除去するために用いられる。このインクの吸引除去は、ノズル内のインクを排出することにより、残留インクの乾燥による増粘化の抑制やノズル内の気泡除去を目的とする。
第2の実施例の脱泡処理(図6)において、脱泡制御部412は、上述したステップS105〜S120の実行後、記録ヘッド150を吸引回復用キャップ450によってキャップし、吸引回復用ポンプ452を駆動して記録ヘッド150を吸引する(ステップS125)。
図7は、ステップS125を実行した後のキャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示す説明図である。図7に示すように、吸引回復用キャップ450は、ノズルプレート152を下方から覆うように配置される。ステップS115において切替弁200は第1大気室78を密閉しているため、第1大気室78は負圧に維持されている。したがって、記録ヘッド150が吸引されてノズルプレート152に負圧が供給された場合、第1調圧バルブ71よりも下流側のインクには、第1大気室78方向に引かれる力と吸引回復用キャップ450方向に引かれる力とが加わる。本実施例のプリンター500aでは、吸引回復用ポンプ452の吸引力は、記録ヘッド150を吸引した場合に、第1調圧バルブ71が開放しない程度の力となるように、予め実験により求めて設定されている。したがって、ステップS125を実行した場合、インクの噴射は起こらない。このとき、第1調圧バルブ71よりも下流側にある気泡は、第1大気室78方向に引かれる力と吸引回復用キャップ450方向に引かれる力とにより伸張される。
次に、脱泡制御部412は、切替弁200を制御して、第1大気室78を大気開放状態とする(図6:ステップS130)。第1大気室78が大気開放されると、図2(A)と同様に、第1隔壁部88aは下方に変位し、第1調圧バルブ71は開放されて第1圧力室77内にインクが勢い良く流入する。このとき、第1調圧バルブ71よりも下流側のインクは、第1隔壁部88aの押し下げ力と吸引回復用ポンプ452の吸引力とによって吐出方向に流動し、記録ヘッド150のノズルから勢い良くインクが噴射される。第1大気室78が大気開放されると、第1調圧バルブ71よりも下流側にある気泡は伸張された形から元の形に戻るように変形する。このように、気泡自体が変形するので、インク流路79の継ぎ手部分や脱泡室92の角等の気泡が留まり易い部分に滞留する気泡も、変形による気泡自体の動きによって移動し易くなるため、インクの流れに従って吐出方向に向かう。こうして、ステップS130により、ノズル内のインクや気泡が吸引回復用キャップ450内に排出される。
以上の構成を有する第2の実施例のプリンター500aは、第1の実施例のプリンター500と同様な効果を有する。加えて、第1大気室78を負圧に維持した状態で記録ヘッド150を吸引し、その後、第1大気室78を大気開放するので、第1調圧バルブ71よりも下流側のインクを勢い良く噴射させることができ、ノズル内のインクや気泡を多量に排出することができる。また、第1調圧バルブ71よりも下流側にある気泡を圧力の変動により変形させるので、留まり易い部分に滞留する気泡を移動し易くでき、より多くの気泡を除去することができる。
C.第3の実施例:
図8は、第3の実施例におけるキャリッジ100及び記録ヘッド150の断面を模式的に示す説明図である。第3の実施例におけるプリンター(図示省略)は、第1大気室78を減圧するための専用の第2の減圧用ポンプ301を備えている点においてプリンター500(図1〜4)と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
第2の減圧用ポンプ301は負圧供給路68を介して切替弁200と接続されている。この第2の減圧用ポンプ301は前述の減圧用ポンプ300(便宜上、第1の減圧用ポンプと呼ぶ)と同様に、脱泡制御部412により制御される。なお、第3の実施例では、第1の減圧用ポンプ300は、減圧室80の減圧専用のポンプとして用いられる。
以上の構成を有する第3の実施例のプリンターは、第1の実施例のプリンター500と同様な効果を有する。また、減圧室80の減圧専用のポンプと、第1大気室78の減圧専用のポンプとを備えるので、いずれか一方のポンプが故障した場合であっても、キャリッジ100内において脱泡を行うことができる。
D.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上述した各実施例では、プリンター500,500aは、第1大気室78の下流側に脱泡機構(脱泡室92と減圧室80と第2圧力室89と第2隔壁部88bと第2大気室87と第2調圧バルブ81とからなる機構)を備えていたが、脱泡機構を備えない構成とすることもできる。この場合においても、第1大気室78において脱泡を行うので、第1大気室78内における気泡の成長を抑制することができる。なお、第1大気室78の下流側に代えて、または、第1大気室78の下流側に加えて第1大気室78の上流側に脱泡機構を備える構成とすることもできる。
D2.変形例2:
上述した各実施例では、脱泡処理は、プリンター500,500aの電源をオフにする際に実行されていたが、これに代えて、他のタイミングに実行することもできる。例えば、電源がオンの状態において定期的に実行することもできる。また、例えば、インクカートリッジを交換した後に実行することもできる。また、例えば、ユーザがプリンター500,500aの図示しない操作パネルを操作して脱泡処理の開始を指示することにより、任意のタイミングで実行することもできる。
D3.変形例3:
上述した各実施例では、プリンター500,500aが吐出するインクの種類は4色であったが、これに代えて任意の種類のインクを吐出する構成とすることができる。また、各実施例のプリンター500,500aはオフキャリッジタイプのプリンターであったが、これに代えて、インクカートリッジをキャリッジに搭載するいわゆるオンキャリッジタイプのプリンターを採用することもできる。
D4.変形例4:
上述した第2の実施例では、第1の減圧用ポンプ300とは別に吸引回復用ポンプ452を用意していたが、これに代えて、第1の減圧用ポンプ300を用いて吸引回復用キャップ450内を吸引することもできる。この場合、第1の減圧用ポンプ300の連通先を切り替える弁を設けることが好ましい。
D5.変形例5:
上述した各実施例では、切替弁200の開閉動作は印刷制御部411又は脱泡制御部412により制御されていたが、これに代えて、ユーザがマニュアルで切替弁200の開閉動作を行う構成とすることもできる。
D6.変形例6:
上述した各実施例では、インクジェット式プリンターについて説明したが、本発明は、これに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の液体噴射装置に適用することができる。例えば、ファクシミリ装置等の画像記録装置や、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッドや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレーや、面発光ディスプレー (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置や、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置や、精密ピペットとしての試料噴射装置や、潤滑油の噴射装置や、樹脂液の噴射装置等にも適用できる。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これら微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置のうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
IC1〜IC4…インクカートリッジ、67,68…負圧供給路、69,79,95…インク流路、70…バルブ室、71…第1調圧バルブ、72…弁体、73…圧力調整バネ、74…支持ロッド、75…シール部材、76…インク流入口、77…第1圧力室、78…第1大気室、80…減圧室、80a…天井面、81…第2調圧バルブ、82…弁体、83…圧力調整バネ、84…支持ロッド、85…シール部材、86…連通孔、87…第2大気室、88a…第1隔壁部、88b…第2隔壁部、89…第2圧力室、90…脱泡用隔壁部、92…脱泡室、93…フィルタ、96…気体流通孔、99…大気連通孔、100…キャリッジ、150…記録ヘッド、152…ノズルプレート、154…インク吐出流路、200…切替弁、220a〜220d…インク供給用ポンプ、260…ガイドロッド、270…プラテン、300…第1の減圧用ポンプ、301…第2の減圧用ポンプ、400…制御基板、410…CPU、411…印刷制御部、412…脱泡制御部、420…メモリー、450…吸引回復用キャップ、452…吸引回復用ポンプ、500,500a…プリンター、P…記録用紙、t1〜t5,t11〜t14…チューブ、BL1,BL2…気泡

Claims (2)

  1. 液体を貯留する液体貯留室と、可撓性及び気体透過性を有する第1の隔壁部を介して前記液体貯留室に隣接する第1の圧力調整室と、前記第1の隔壁部の変位に応じて前記液体貯留室の流入口を開放又は封止する圧力調整弁と、前記第1の圧力調整室に接続された切替弁と、前記切替弁に接続された減圧ポンプと、前記液体貯留室の下流に配置された前記液体の噴射口と、を有する液体噴射装置において、前記液体に含まれる気泡を除去するための気泡除去方法であって、
    (a)前記切替弁を制御して、前記第1の圧力調整室と前記減圧ポンプとを連通させる工程と、
    (b)前記減圧ポンプを駆動し、前記第1の圧力調整室を減圧する工程と、
    (c)前記切替弁を制御して、前記第1の圧力調整室を密閉する工程と、
    を備える、気泡除去方法。
  2. 請求項1に記載の気泡除去方法において、さらに、
    (d)前記噴射口を吸引する工程と、
    (e)前記第1の圧力調整室を大気開放する工程と、
    を備える、気泡除去方法。
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