JP5676858B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを有し、特にインク吐出に不具合を発生させる空気溜まりの除去メカニズムを備えた記録装置に関するものである。
従来、インクジェット記録装置は、記録媒体上を往復移動するキャリッジに搭載されるインクジェット記録ヘッドを備える。記録ヘッドが記録媒体上を往復移動する際に、記録ヘッドの吐出部を駆動して、記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録媒体上にイメージまたは文字を形成する。記録ヘッドへのインクの補給はインク補給容器(以下インクタンク)からおこなわれる。
一部の記録装置においては、インクタンクが記録装置本体に対して着脱自在に配され、インクタンクから記録ヘッドにチューブでインクを供給する構成を有している。
また、一般に、記録媒体に対し重力方向上方の記録ヘッドが下方向にインク滴を吐出する記録装置がある。この場合、記録ヘッド内は大気圧よりも若干負圧に維持され吐出ノズル内のインクは大気との境界にメニスカスを形成することが良いとされる。
記録ヘッド内の空気はインクジェット記録装置に不具合を発生させることがある。記録ヘッド内に空気が存在することにより、記録ヘッドにインクが補給されず、吐出部分に空気が補給された場合インク滴は吐出されずに記録不良となる。記録ヘッド内の空気は周囲温度の変化により体積変化を起こす。記録ヘッド内の空気の体積変化により、大気圧よりも若干負圧に維持された圧力は変化し正圧になることがある。記録ヘッド内が正圧になると、下向きにノズル列の形成された記録ヘッドの場合、メニスカスの維持が困難となりノズルからのインク流出になる場合がある。
記録ヘッド内への空気の混入は以下のような場合に発生する。
インクタンク交換の際にインクタンクと接続されていた供給管のタンク接続部が一時的に大気に開放された際、タンク接続部から供給管に空気が侵入する。すなわち、インクタンクのゴム栓に中空の供給管を刺し込んで接続する構成において、インクタンクの交換時に供給管の開放端が大気に露出する。このとき供給管の開放された端部から空気が混入することがある。そして、インクタンクの再装着により供給管に混入した空気はやがてチューブを経由して記録ヘッドに供給される。
また、インク経路を形成するチューブ自体から長時間かけて空気が透過し、その空気がインクとともに記録ヘッドに送られて記録ヘッド内に滞留することもある。すなわち往復運動をするキャリッジに搭載された記録ヘッドへのインクの補給に使用されるチューブは柔軟性が求められるため、ポリエチレンなどのガス透過性の小さな樹脂材が使用される。しかし、長期間にわたる装置の保存においては若干の空気がチューブを透過する。透過したチューブの空気は記録動作の再開により、記録ヘッドに導かれる。
また、インクそのものに溶存する空気が周囲条件の変化に伴い集積することもある。インク中の溶存空気は吐出に伴う温度変化や圧力変化に伴い、集積して吐出部周辺の泡溜りとなる。
他にも、インク吐出に伴いノズルから空気が侵入する場合や、記録ヘッド内の空気が周囲温度の下降により体積変化を起こし通常の負圧を越えて大きな負圧がメニスカスを破壊した場合にも記録ヘッド内に空気が侵入する。
こうして集積された記録ヘッド内の空気は周囲温度の低下により体積変化を起こし、ノズルからさらに空気を取り込むことになる。
特許文献1には記録ヘッド自体に混入空気を収納するスペースをもち、混入する空気量と不具合発生の時期を鑑みて記録ヘッドの交換時期を設計するという考え方が開示されている。
また、特許文献2には、キャリッジに搭載される記録ヘッドにインクの流入管と流出管とポンプを備え、記録ヘッドとインクタンクとの間を空気が循環することで記録ヘッド内の気泡をインクタンクに追い流す構成が開示されている。
また、特許文献3には、インク流路内に配された異物除去用のフィルタ内の気泡を容易に排出する構成が開示されている。
また、特許文献4には、記録ヘッド内の空気溜りの状態とインク充填や空気溜りの抜き方が開示されている。
特開2001−514985号公報 特開平7−266571号公報 特開2006−159482号公報 特開2002−248792号公報
しかしながら、インクジェット記録装置に対しては高精細な記録を高速でしかも大判な記録用紙に行うことが求められてきた。そのためにインクタンクの交換頻度は増大し、インクタンクから記録ヘッドにインクを補給するチューブの長さは増大することになった。その結果、インクタンクの交換に伴う空気の混入や、チューブを透過してインク流路内に混入する空気も増大することになった。また、高速記録のために吐出ノズルが増えることはノズルからの空気の混入を増大させる結果となった。
このように、インクタンクから記録ヘッドへインクを供給するチューブへ混入する空気や、ノズルからヘッドに侵入する空気が増大すると、特許文献1に記載されたように混入空気を記録ヘッド内にとどめる構成だと記録ヘッドの大型化を招くことになり、結果的に装置の大型化を招くことになる。
また、特許文献1に記載された構成で、記録ヘッドを大型化せずに混入空気を記録ヘッド内に保持しようとすると、記録ヘッド自体の交換頻度が高くなってしまう。
また、昨今のインクジェット記録装置においては、記録幅が大きくなり高速供給が必要になったことでインクタンクから記録ヘッドにインクを供給する際、加圧供給を行わないと間に合わない場合がある。記録ヘッドにインクを加圧供給する場合、記録ヘッド自体に負圧発生機構をもちながら混入空気を除去するという必要性も発生してきた。
また、特許文献2に記載の発明は、記録ヘッドに装着されたポンプによりインクを記録ヘッドからインクタンクに戻し、同時に記録ヘッド内に溜まった空気をインクタンクに送る構成である。そのため、特許文献2に記載の発明では空気を記録ヘッドおよび供給系から完全に外部に排出するものではない。
また、特許文献4に記載の発明は、記録ヘッドの吐出口に吸引キャップを当接されて強制吸引することによって記録ヘッドの排出する構成である。そのため、特許文献4に記載の発明では空気とともにインクを吸引してしまうので無駄にインクを排出してしまうという課題があった。
このような事情に鑑みて、本発明の目的は、記録ヘッド内に溜まった空気を除去する際に、空気とともに排出されるインクの量を低減することができる記録装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを吐出する吐出口を有する第1の液室と、該第1の液室とインク流路によって接続され前記第1の液室へ供給されるインクを貯留する第2の液室と、該第2の液室に設けられた供給口によって接続され前記第2の液室へ供給されるインクを貯留するインクタンクと、前記第1の液室内の上部に配され気体が溜まる気体溜め部と、前記吐出口からインクを吸引するための吸引ポンプを備える記録装置において、前記気体溜め部及び前記第2の液室に接続されたポンプ室と、該ポンプ室内の容積を変化させることによって前記ポンプ室内の圧力を変化させる圧力変化手段と、前記第1の液室から前記ポンプ室への流体の移動は許容し前記ポンプ室から前記第1の液室への流体の移動は阻止する第1の一方向弁と、前記ポンプ室から前記第2の液室への流体の移動は許容し前記第2の液室から前記ポンプ室への流体の移動は阻止する第2の一方向弁と、前記吸引ポンプ及び前記第2の液室に接続された気体排出流路を備え、前記圧力変化手段を駆動することによって前記ポンプ室を介して前記気体溜め部に溜まった気体を前記第2の液室へ移動させ、前記吸引ポンプを駆動することによって前記気体排出流路を介して前記第2の液室から気体を排出することを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッド内に溜まった空気を除去する際に、空気とともに排出されるインクの量を低減することができる記録ヘッドを提供することができる。
本発明の第1の実施形態のインク供給系を説明する図である。 第1の実施形態において、記録ヘッドにインクが未充填の状態を示す図である。 第1の実施形態において、記録ヘッドにインクを充填している状態を示す図である。 第1の実施形態において、記録ヘッドへのインク充填が完了した状態を示す図である。 第1の実施形態において、記録ヘッドへのインク充填が完了して記録可能になった状態を示す図である。 第1の実施形態において、第1の液室に空気が溜まった状態を示す図である。 第1の実施形態において、第1の液室に溜まった空気を抜く動作を示す図である。 第1の実施形態において、ポンプ室に溜まった空気を抜く動作を示す図である。 第1の実施形態において、第2の液室に溜まった空気を抜く状態を示す図である。 本発明が適用可能な記録装置を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図10は、本発明を適用可能なインクジェット記録装置500の記録に関する構成を示す斜視図である。
インクジェット記録装置500は、装置本体に対して着脱可能なインクタンク200と、インクタンク200とチューブ250を介して接続される記録ヘッド100を備える。加圧ポンプ210によりインクタンク200から押し出されたインクはチューブ250を経由して記録ヘッド100に供給される。
記録ヘッド100はキャリッジ410に搭載される。キャリッジ410は、スライド軸420に案内されて移動可能に配される。記録ヘッド100を搭載したキャリッジ410は、プーリ440に巻き掛けられたCRベルト430に連結される。キャリッジモータ450によってCRベルト430を駆動することにより、キャリッジ410は記録紙601の記録面と対向してスライド軸420に案内されて往復移動する。
記録紙が搬送される領域の外側に、チューブポンプ(不図示)などの吸引手段によって記録ヘッド100からインクを吸い出して記録ヘッド100の吐出性能を維持する回復系300が配されている。回復系300は、吸引キャップ310を記録ヘッドの吐出口面に当接させ、吸引手段の発生する負圧により吐出口(不図示)からインクを吸引する。回復系300による吸引によって、吐出口内の増粘インクや泡が吸い出され、吐出不良等の不具合を解消する。
記録装置の下方に回転自在に支持されたロール状の記録媒体600は、搬送ガイド460および搬送ローラ群470によりプラテン490の上面に搬送される。プラテン490の上面が記録位置であり、記録媒体に対向する記録ヘッドが記録媒体上を往復移動しながらインクを吐出するとともに、搬送ローラ群470が記録媒体600を間欠搬送することにより記録媒体に画像が形成される。
図1は本発明の第1の実施形態のインク供給系を説明する図である。
インクタンク200は、柔軟部材で形成された袋体202と、インク導出口を密閉するゴム栓201、および袋体202を密閉するケース205で構成される。チューブ250の一方の端部には先端が鋭利な中空管であるインク針203が設けられている。インク針203がゴム栓201に差し込まれることでインクタンク200からチューブ250へのインクの導出が可能となる。
インク針203のゴム栓への差込みの際に加圧ポンプ210が密閉ケース205に接続される。
加圧ポンプ210は密閉ケース205内に空気を送ることで袋体202の周囲を加圧する。袋体202に収容されたインクおよびチューブ250内のインクは密閉ケース205内の空気によって加圧状態となる。
加圧ポンプ210、密閉ケース205、袋体202、チューブ250等はインクを記録ヘッド100に加圧供給する供給手段を構成する。
記録ヘッド100は、重力方向下向きに開口した複数の吐出口105Aを有するオリフィスプレート105を有する重力方向下方の第1の液室101と、重力方向において第1の液室101の上方に配され負圧発生手段を備えた第2の液室110を有している。
第2の液室110は、チューブ250からのインクの流入口である供給口113を有している。
また、第2の液室110は、内部にフィルタを備えたインク流路102によって、第1の液室101に接続される。第2の液室110からインク流路102を介して第1の液室101にインクを供給する。
負圧発生手段は、液室ダイヤフラム111と、液室ダイヤフラム111を変形させるように付勢するダイヤフラムバネ112を有している。
液室ダイヤフラム111は第2の液室110を形成する隔壁の一部を構成し、外側の面は大気に露出されている。
ダイヤフラムバネ112は液室ダイヤフラム111を大気側に膨らむ方向に付勢している。
ダイヤフラムバネ112が、液室ダイヤフラム111を第2の液室110内の容積を増加させる方向に付勢することによって、第2の液室110内は大気圧より若干負圧状態(大気圧よりも約80mmAq低い負圧)になる。この負圧状態を第1の負圧状態という。
第2の液室110内を第1の負圧状態にすると、気密状態で第2の液室110に接続された第1の液室101も第1の負圧状態となる。第1の液室101内が第1の負圧状態となることによって、吐出口105Aに良好なメニスカスを形成する。
供給口113と、供給口113を開閉する供給制御弁160は供給制御手段を構成する。
供給制御弁160は負圧発生手段と連動して供給口を開閉する。供給制御弁160は、アーム161を介して液室ダイヤフラム111と一体的に動作し、ダイヤフラムバネ112によって付与されたバネ力を受け供給口113を閉塞する。
吐出口からインクを吐出することで記録ヘッド内のインクが減少すると第2の液室110内部は減圧される。第2の液室110内部が前述の第1の負圧状態よりさらに減圧されると、大気圧がダイヤフラムバネ112の付勢力に打ち勝って、液室ダイヤフラム111を容積が小さくなる方向に変形させる。液室ダイヤフラム111の変形はアーム161を介して供給制御弁160を開放する方向に移動させる。
供給制御弁160が供給口113を開放すると、チューブ250より加圧されたインクが第2の液室110内に流入する。記録ヘッド内のインク量が増加することにより記録ヘッド内の圧力が増加し、再び第1の負圧状態となると液室ダイヤフラム111は変形前の状態に戻り、供給制御弁160は閉じる。
吐出口からインクを連続的に吐出する連続記録動作においては、供給制御弁160は間欠的な開閉動作を繰返し、インクタンク200からチューブ250を介して記録ヘッドにインクが安定的に供給される。
供給口105Aの配列方向を長手方向とすると、第1の液室101の長手方向の一方の端部には供給フィルタを備えたインク流路102に接続されたインクの流入口が形成されている。一方、第1の液室101の長手方向の他方の端部には排出フィルタ103Aを備えた第1の排出口103が形成されている。
第1の液室101内の上部は傾斜面が形成されている。オリフィスプレート105の上方に傾斜面104を天井面の一部にもつ一方向流路を形成し、重力方向で傾斜面104の低い側に供給側の流路102に接続されたインクの流入口が形成されている。傾斜面104の高い側には気体溜め部101Aが形成されその上方に排出フィルタ103Aを備えた第1の排出口103が形成されている。
第1の液室101と第2の液室110はインク流路102で接続される以外にポンプ室120を経由して接続されている。ポンプ室120内の圧力を第1の液室101内の圧力より低くすることにより、第1の排出口103を介して第1の液室からポンプ室120に流体を吸い出す流体吸引室を形成する。また、ポンプ室120は第1の液室101から第2の液室110にインクを戻す循環経路を形成する。
第1の液室101に溜まった空気を第2の液室110に送る手段はダイヤフラムポンプである。
ダイヤフラムポンプは循環経路の容積を繰返し拡大縮小させるポンプ室ダイヤフラム121を備えている。ポンプ室ダイヤフラム121は柔軟部材で形成され、ポンプ室120の容積を増加させる方向または減少させる方向に変形する。ポンプ室ダイヤフラム121により、ポンプ室内の圧力を第1の液室内の圧力よりも低くすることができる。
第2の一方向弁130はポンプ室120から第2の液室110へのインクの流れを許容し、第2の液室110からポンプ室120へのインクの流れを阻止する。第1の一方向弁131は、第1の液室101からポンプ室120へのインクの流れを許容し、ポンプ室120から第1の液室へのインクの流れを阻止する。
これら、ポンプ室120、ポンプ室ダイヤフラム121、第2の一方向弁130、第1の一方向弁131は第1の排出口103からインクや気泡などの流体を第2の液室110に戻す環流手段を構成する。
181は、第2の液室110から気泡を排出する排出流路を形成する空気抜き流路181である。
空気抜き流路181は、第2の排出口114を介して第2の液室110に接続されている。
180は、空気抜き流路181を圧力差に応じて開閉する第2の排出制御弁であるところの傘バルブである。傘バルブ180は通常閉塞状態にあり第1の液室101と第2の液室110を大気から離隔している。
傘バルブ180は、第2の液室110に対して空気抜き流路181の圧力が低いとき第2の排出口114から液体が排出することを許容する。一方、第2の液室110に対して空気抜き流路181の圧力が高いときは、傘バルブ180は空気抜き流路181から第2の排出口114に向かう流体の流れを阻止する。
第2の排出口114は気液分離手段であるところのフロート弁150で間欠的に開閉される。フロート弁150は第1の排出制御弁として機能する。フロート弁150の開閉動作はインク液面の上下に応じて上下するフロート140によって行われる。
フロート弁150は軸145を中心に回動するL字型リンク部材145Aの一方の端部に設けられている。L字型リンク部材145Aの他端にはフロート140が設けられている。
第2の液室110のインク液面が上昇すると、フロート140に浮力が作用する。この浮力が、L字型リンク145Aを回転軸145を中心に図1の反時計回りに回動させるモーメントを発生させる。インクの液面が第2の排出口114の高さよりも所定量低い位置まで上昇すると、このモーメントによりフロート弁150は第2の液室110の壁面に押し付けられ、第2の排出口114を閉塞する。
記録動作により第2の液室110内からインクが減った場合、インク液面の下降によりフロート140は下がり、L字型リンク145Aは回転軸145を中心に時計回りに回動する。これにより、フロート弁150は第2の排出口114を開放し、第2の液室110は空気抜き流路181と連通した状態となる。
空気抜き流路181の下流側に配された空気抜き口182には空気抜きキャップ320が当接する。
回復系300は、吐出口の不具合を回復するための吸引キャップ310と、記録ヘッド内の空気を排出するための空気抜きキャップ320と、ポンプ330と、吸引キャップ310とポンプ330を接続する第1の流路311および第1の開閉弁312と、空気抜きキャップ320とポンプ330を接続する第2の流路321および第2の開閉弁322と、で構成される。ポンプ330は、チューブポンプで構成される。
次に記録動作におけるインクの流れと各部の動作を説明する。
(初期充填動作)
図2は第1の実施形態において、記録ヘッドにインクが未充填の状態を示す図である。
初期充填時に、チューブ250、第1の液室101、第2の液室110にインクはない。インクタンク200をインク針203に接続する。加圧ポンプ210により袋体周囲を加圧し、インク供給状態にする。
吸引キャップ310をオリフィスプレート105のあると記録ヘッドの吐出口面に当接させ、空気抜きキャップ320を空気抜き口182に当接させる。第1の開閉弁312は閉じ、第2の開閉弁322は開放する。ポンプ330は、前述の第1の負圧状態(大気圧―80mmAq)よりも大きい負圧(大気圧―2000mmAq)を発生する。この負圧を第2の負圧という。ポンプ330が発生する負圧により空気抜きキャップ320内が負圧状態となり傘バルブ180が下方に移動する。これにより、傘バルブ180が空気抜き流路181の内周面に沿って設けられているシール部材180Aから離れて開放状態となる。傘バルブ180は、第2の排出制御弁として機能する。
第2の液室110にはインクがないため、フロート140は下がった状態にあり、フロート弁150は排出口114を開放する。傘バルブ180の開放により、第2の液室110内も第2の負圧状態となり、液室ダイヤフラム111は収縮して供給制御弁160を開放する。そして、チューブ250内も負圧になることでインクタンク200のインクは第2の液室110内に導かれる。第2の液室110に導かれたインクは重力方向下方に位置する第1の液室101に流れ込む。
第2の液室110内のインク量が増加するのに伴いフロート140が浮き上がり、やがて図3に示すようにフロート弁150が第2の排出口114を閉塞する。
図3に示す状態では第1の液室101内に空気が残っている。次に、空気抜き動作を実行することによって、第1の液室101内の空気を第2の液室110に送る。
空気抜き動作については後に詳述するのでここでは簡単に説明する。
空気抜き動作は図示しない駆動手段によりポンプ室ダイヤフラム121を上下に変形させ、ポンプ室120の容積を図7のように増加させたり、図8のように減少させたりを繰り返すことによって行われる。
図7のようにポンプ室ダイヤフラム121を上方に変形させるとポンプ室120の圧が下がり第1の液室101内の空気が第1の排出口103を通ってポンプ室120に吸い込まれる。空気が減った分第1の液室101に第2の液室110からインクが供給される。
図8のようにポンプ室ダイヤフラム121を下方に変形させるとポンプ室120の圧が上がり、第2の一方向弁130を開いてポンプ室120から空気が第2液室110に押し出される。それと同時に、第2の液室110から第1の液室101にインクが供給される。
これを繰り返すことにより、第1の液室101はインクで満たされる。
さらに空気抜き動作を続けると第1の液室101に満たされたインクがポンプ室120に流れるようになる。図4に示すようにポンプ室120に所定量のインクが貯まった時点で空気抜き動作を終了する。
次に第1の開閉弁312を所定時間開き、各吐出口105Aから若干量のインクが排出されるまでノズルを吸引する。これにより複数の各吐出口105Aにインクのメニスカスが形成される。
以上で、初期充填が完了する。
図5のように空気抜きキャップ320を空気抜き口182から外し、吸引キャップ330を吐出口面から外して、記録可能な状態となる。
なお、吐出口からのインクの吸引は図3の段階または空気抜き動作中に行っても良い。
(空気の混入)
記録ヘッド100は半永久的なインクの吐出を期待されている。インクタンク200のインクがチューブ250を経由して記録ヘッド100の吐出口101からすべて吐出されても、インクタンク200を交換することで再度インクの吐出を行うことが可能となる。
インクタンク200の交換の際、ゴム栓201との接続を解除されたインク針203の開放端が大気に触れることにより、インク針203の内部に空気が侵入する。そして、新たなインクタンクがインク針203に接続されてインクの供給が再開されると、インクタンク交換の際にインク針203に侵入した空気は気泡となってチューブ250を通じて記録ヘッド側へ送り込まれる。
また、チューブ250の壁面から内部に透過した空気は記録動作に伴ってインクとともに記録ヘッド100へ送り込まれ、微小な空気は第1の液室101まで入り込むことになる。
図6に示すように、第1の液室101内には、インク供給系で侵入して記録ヘッドに送られてくる気泡の他、インク吐出動作においてオリフィスプレート105の吐出口105Aから吸い込まれた気泡や、インク内の溶存空気が凝集して発生した泡などがたまる。これらの泡は、傾斜面104の下側を通って第1の排出口103の下方の気体溜め部101Aに集積する。
(空気抜き動作)
図7、図8を用いで第1の液室101から空気を抜く動作を説明する。
第1の液室101から空気を抜く動作は第1の液室101と第2の液室110とポンプ室120のインクの循環によりおこなう。
インクの循環が行われるときオリフィスプレート105の吐出口105Aのメニスカスが破壊しないように吸引キャップ310を吐出口面に当接させる。
図7に示すように、吸引キャップ310を吐出口面に当接させ、空気抜きキャップ320を空気抜き口182に当接させる。
回復系の駆動によりアーム400を上下方向の往復移動させてポンプ室ダイヤフラム121を変形させる。すなわち、ポンプ室120と接続する駆動源を駆動する。ポンプ室ダイヤフラム121が変形することにより、ポンプ室120が体積変化するとともにポンプ室120内部の圧力が変化する。
図7に示すように、不図示のカムによりアーム400が上昇するとポンプ室ダイヤフラム121がポンプ室120の容積を増加させる方向に変形する。すると、ポンプ室120の圧力が低下し、第2の一方向弁130は閉塞し、第1の一方向弁131は開放する。ポンプ室120内は前述の第1の負圧状態よりも圧力が低下するため、第1の排出口103の排出フィルタ103A下方のインクは開放した第1の一方向弁131からポンプ室120に移動する。このとき排出フィルタ103Aの下方の気体溜め部101Aに空気が溜まっている場合は、インクの代わりに空気がポンプ室120に移動する。
次に図8に示すように、不図示のカムによりアーム400が下降するとポンプ室ダイヤフラム121がポンプ室120の容積を減少させる方向に変形する。すると、ポンプ室120内の圧力が増加し、第1の一方向弁131は閉塞し、第2の一方向弁130は開放してポンプ室120内のインクまたは空気が第2の液室110に移動する。
再度アーム400が下降することでポンプ室120の圧力が高まったとき、第1の一方向弁131は閉じ、第1の液室101から移動してきた空気は第2の一方向弁130が開放することで第2の液室に移動する。
このように、第1の液室101、ポンプ室120、第2の液室110、第1の液室101というようにインクが循環することで、インクとともに移動した空気は第2の液室内の上方に蓄積される。
ポンプ室ダイヤフラム121の上下動を繰り返すと、第2の液室110では空気の移動により次第にインクの液面が下がる。そして、図9に示すように、フロート140が下降してフロート弁150が開放する。
ここで第2の開閉弁322を開き、ポンプ330を駆動すると、空気抜きキャップ320に接続された空気抜き口182が負圧となり、傘バルブ180が下がって開く。空気抜き流路181が負圧状態の空気抜きキャップ320と連通し、第2の液室110内の空気は空気抜き流路181、キャップ320、第2の流路321を通って排出される。
空気抜きキャップ320を介した吸引によって空気が排出されると第2の液室110内が負圧状態になり、液室ダイヤフラム111が変形して供給制御弁160が開き、インクタンク200から第2の液室110にインクが供給される。
(第2の実施形態)
図11は第2の実施形態を説明する図でである。
記録ヘッドの第1の液室101には滞留した空気を排出するための第1の排出口701が配されている。また、第2の液室110には滞留した空気を排出するための第2の排出口702が配されている。
第1の排出口701および第2の排出口702には、気液分離手段である第1のフロート弁および第2のフロート弁が備えられている。
第1のフロート弁は、第1の排出口701の開口部周縁に形成されたシール面と、インクの浮力によりシール面に押し付けられて第1の排出口701を閉塞する第1のフロート部材711によって構成される。
第2のフロート弁は、第2の排出口702の開口部周縁に形成されたシール面と、インクの浮力によりシール面に押し付けられて第2の排出口702閉塞する第2のフロート部材712によって構成される。
フロート弁は、インク量が増大して空気を排出口701と702から排出しながらインク液面が上昇するとき、インク液面が排出口701と702の高さまで上昇する前におのおのの排出口を閉塞する。フロート弁は、空気を排出口701と702から排出する際に同時に排出される記録ヘッド内のインク量を低減する。
気泡の蓄積によって第2の液室110、および、第1の液室101の上方の排出フィルタ103Aを備えた第1液室排出流路720の液面が低下したら空気抜きを行う。
空気抜きキャップ320を空気抜き口182に当接させるとともに、吸引キャップ310を吐出口面に当接させる。この状態で、ポンプ330を駆動することにより空気抜き口182から空気を吸引する。排出流路181を排出方向に流体が流れるのを許容するために排出制御弁である傘バルブ180が開き、空気抜き流路181内が減圧される。すなわち、排出流路内には、第2の排出口からポンプへの流体の移動は許容し、ポンプから第2の排出口への流体の移動は阻止する第2の排出制御弁である傘バルブ180が配される。
インク液面が低下しているために、フロート弁711、712は排出口701と702を開いており、第1の液室101内および第2の液室110内も減圧される。
第2の液室110が減圧されることによって液室ダイヤフラム111は第2の液室110の容積を小さくする方向に収縮し、液室ダイヤフラム111の変形とともに移動するアーム161によって供給制御弁160は開く。
供給制御弁160が開くことによりチューブ250から第2の液室110、および第1の液室101内にインクが供給される。それと同時に、排出口701と702からは空気が排出される。インクが供給されるに伴ってインク液面が上昇し、フロート部材711、712も上昇する。フロート部材711、712が排出口701と702のシール面に密着し、排出口701と702を閉じるまで上昇すると空気の排出は止まり、インクの排出は阻止される。このようにして空気のみを排出し、インクの排出は防止される。
(第3の実施形態)
図12は第3の実施形態を説明した図である。
第3の実施形態では、気液分離手段としてフロート弁に代えて半透膜を使用している。
第1の液室101に配された第1の排出口801、および第2の液室110に配された第2の排出口802は、それぞれ第1の半透膜811(第1の気液分離膜)および第2の半透膜812(第2の気液分離膜)で塞がれている。半透膜は気体を透過するが、液体を透過させない性質を有するものである。
第3の実施形態においても第2の液室110内、および第1の液室101内に空気がたまったら空気抜きキャップ320を用いて空気抜き口182から空気を吸引する。傘バルブ180が開き、空気抜き流路181が減圧される。
半透膜は空気を透過させるので、空気抜き流路181が減圧されると第2の液室110、および第1の液室101から空気が空気抜き流路181に排出され、第2の液室110、および第1の液室101内も減圧される。
第2の液室110内、および第1の液室101内が減圧されると液室ダイヤフラム111が変形し、供給制御弁160が開き、供給制御弁160、チューブ250を介してインクタンク200から加圧されたインクが供給される。
インクの供給により、インク液面が排出口801と802を覆う半透膜811、812まで上昇すると、半透膜は液体を透過させないため、流体の排出は止まる。
第2の液室110、および第1の液室101の圧力が所定の負圧まで上昇すると液室ダイヤフラム111の変形が元に戻り、供給制御弁160が閉じ、インクの供給も停止する。
以上説明した実施形態によれば、記録ヘッドの一部に外部と接続する開閉弁を備え、開閉弁と接続可能な吸引手段をもつことで記録ヘッド内に溜まった空気の除去が適時可能となった。この構成により高速・大量の記録に際しても空気混入による記録の不具合を適時排出することで低減可能となり、ヘッドの交換回数を減らすことが可能となった。
また、大きな空気溜まりのスペースを設ける必要がないため、記録ヘッドを大型化することなく省スペースな記録装置を実現することができた。
また本発明によれば第1の液室内と第2の液室内に発生・集積する空気溜まりを両方とも排出可能となったので吐出の不具合も負圧発生の不具合も低減させることが可能となった。
さらには第1の液室と第2の液室の空気溜まりを1箇所に収集して排出することで効率的な排出が可能となったため、メンテナンスの時間短縮にもつながった。
また本発明によれば、記録ヘッド内に気液分離手段をもつことでインクを無駄に排出することなく空気たまりの除去が可能となったのでランニングコストの低減や廃液処理に関する操作の低減が実現しユーザビリティの向上に役だった。
インクを大量に消費する大型高速プリンタには好適な記録ヘッドを実現可能となった。
100 記録ヘッド
101 第1の液室
102 インク流路
103 第1の排出口
105 オリフィスプレート
110 第2の液室
111 液室ダイヤフラム
114 第2の排出口
120 ポンプ室
121 ポンプ室ダイヤフラム
130 第2の一方向弁
131 第1の一方向弁
140 フロート
150 フロート弁
160 供給制御弁
180 傘バルブ
181 空気抜き流路
200 インクタンク
201 ゴム栓
202 袋体
210 加圧ポンプ
250 チューブ
310 吸引キャップ
320 空気抜きキャップ
330 ポンプ
400 アーム
500 インクジェット記録装置

Claims (5)

  1. インクを吐出する吐出口を有する第1の液室と、該第1の液室とインク流路によって接続され前記第1の液室へ供給されるインクを貯留する第2の液室と、該第2の液室に設けられた供給口によって接続され前記第2の液室へ供給されるインクを貯留するインクタンクと、前記第1の液室内の上部に配され気体が溜まる気体溜め部と、前記吐出口からインクを吸引するための吸引ポンプを備える記録装置において、
    前記気体溜め部及び前記第2の液室に接続されたポンプ室と、該ポンプ室内の容積を変化させることによって前記ポンプ室内の圧力を変化させる圧力変化手段と、前記第1の液室から前記ポンプ室への流体の移動は許容し前記ポンプ室から前記第1の液室への流体の移動は阻止する第1の一方向弁と、前記ポンプ室から前記第2の液室への流体の移動は許容し前記第2の液室から前記ポンプ室への流体の移動は阻止する第2の一方向弁と、前記吸引ポンプ及び前記第2の液室に接続された気体排出流路を備え、前記圧力変化手段を駆動することによって前記ポンプ室を介して前記気体溜め部に溜まった気体を前記第2の液室へ移動させ、前記吸引ポンプを駆動することによって前記気体排出流路を介して前記第2の液室から気体を排出することを特徴とする記録装置。
  2. 前記第2の液室内のインク液面に応じてフロートが移動することによって前記第2の液室と前記気体排出流路との連結を制御する第1の制御弁を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記気体排出流路内に配され、前記第2の液室から前記吸引ポンプへ向かう方向の流体の移動は許容し前記吸引ポンプから前記第2の液室へ向かう方向の流体の移動は阻止する第2の制御弁を備えることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第2の制御弁は、前記吸引ポンプを駆動することにより発生する負圧によって移動する傘バルブであることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記圧力変化手段はダイヤフラムであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録装置。
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