JP2010120296A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体噴射装置の吸引動作において、密閉空間の大気開放に必要とされる時間を短くすると共に、必要とされる液体の使用量を低減する。
【解決手段】液体噴射ヘッド7とキャップ部材12との間に形成される密閉空間Kの気圧が相対的に高い場合に気体流路15、63、70の開度が相対的に大きくなり、密閉空間Kの気圧が相対的に低い場合に気体流路15、63、70の開度が相対的に小さくなるように、密閉空間Kの気圧に応じて気体流路15、63、70の開度を調節する開度調節手段60、70を備える
【選択図】図2

Description

本発明は、液体噴射装置に関するものである。
液体を噴射する液体噴射装置として、例えばインクジェットプリンタなどが知られている。インクジェットプリンタは、記録媒体に文字や画像等を記録する装置であり、記録ヘッド(液体噴射ヘッド)に設けられたノズル列から記録媒体にインク(液体)を選択的に噴射する構成になっている。
このようなインクジェットプリンタでは、ノズルの目詰まりや、ゴミの混入、インクの増粘、気泡の混入等によるインクの噴射の不具合等を防止するため、いわゆる吸引動作を行う。
この吸引動作では、記録ヘッドのノズルの形成領域を囲うようにキャップ部材を当接させることによって形成されたキャップ部材と記録ヘッドとの間の密閉空間を減圧することで、ノズルからインクを強制排出する。
ところで、吸引動作ではキャップ部材と記録ヘッドとの間の密閉空間が減圧されるため、キャップ部材と記録ヘッドとの密着力が強く、この状態でキャップ部材と記録ヘッドとを離間させると、キャップ部材や記録ヘッドに大きな負荷がかかることなる。
このため、従来の液体噴射装置においては、上記密閉空間を大気開放するための大気開放バルブが気体流路となるチューブを介してキャップ部材と接続されている。
特開2005−225163号公報
しかしながら、密閉空間の真空度が高い状態で大気開放バルブを開放すると、密閉空間の気圧が急激に変化し、メニスカスの破壊や記録ヘッドへのインク付着等の不具合が生じる。
このため、従来のインクジェットプリンタでは、大気開放バルブを開放する前に、吸引ポンプの駆動を停止した状態で、記録ヘッドから密閉空間にインクの噴射を行って密閉空間のインク容量を増加させることによって密閉空間の気体容積を減少させ、これによって密閉空間の気圧を大気圧に近づけている。
ところが、単位時間あたりに記録ヘッドから噴射可能なインク量は、密閉空間にインクを貯留させるという観点からするとごく微量である。このため、記録ヘッドから噴射したインクで密閉空間の気体容積を減少させる場合には、密閉空間に必要量のインクが貯留されるまでの時間が長く確保する必要が生じる。したがって、従来のインクジェットプリンタにおいては、密閉空間を大気開放するまでの時間を長く確保する必要がある。
また、上述のように記録ヘッドから噴射したインクで密閉空間の気体容積を減少させる場合には、記録ヘッドから噴射したインクは密閉空間の大気開放後に廃棄されるのみであり、インクカートリッジに収容されるインクのうち印刷に用いられるインクが減少し、インクカートリッジの交換頻度が高くなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、液体噴射装置の吸引動作において、密閉空間の大気開放に必要とされる時間を短くすると共に、必要とされる液体の使用量を低減することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用する。
第1の発明は、ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッドと、上記ノズル開口から噴射された上記液体を受けかつ貯留可能な貯留領域を有すると共に上記ノズル開口の形成領域を囲って上記液体噴射ヘッドに当接可能なキャップ部材と、該キャップ部材の上記貯留領域に接続される吸引ポンプと、上記キャップ部材の上記貯留領域と大気開放バルブとを繋ぐ気体流路とを備える液体噴射装置であって、上記液体噴射ヘッドと上記キャップ部材との間に形成される上記貯留領域を含む密閉空間の気圧が相対的に高い場合に上記気体流路の開度が相対的に大きくなり、上記密閉空間の気圧が相対的に低い場合に上記気体流路の開度が相対的に小さくなるように、上記密閉空間の気圧に応じて上記気体流路の開度を調節する開度調節手段を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する本第1の発明によれば、大気開放バルブと貯留領域(すなわち密閉空間)とを繋ぐ気体流路の開度が、開度調節手段によって密閉空間の気圧に応じて調節される。より詳細には、密閉空間の気圧が相対的に高い場合には気体流路の開度が相対的に大きくなり、密閉空間の気圧が相対的に低い場合には気体流路の開度が相対的に小さくなるように、開度調節手段によって気体流路の開度が調節される。
大気開放バルブを開放するタイミングは、密閉空間に吐出された液体を吸引ポンプによって密閉空間の外部に排出した後であるため、最も密閉空間の気圧が低い状態となる。このため、大気開放バルブの開放直後は、開度調節手段によって気体流路の開度が小さくなるように調節される。したがって、密閉空間に供給される気体の流量が少量となり、密閉空間の気圧が緩やかに上昇する。
そして、大気開放バルブが開放されてから時間が経つと密閉空間の気圧が上昇し、開度調節手段によって気体流路の開度が大きくなるように調節される。したがって、密閉空間に供給される気体の流量が多量となり、密閉空間の気圧が素早く上昇する。
つまり、本第1の発明によれば、密閉空間の大気開放にあたり、大気開放バルブの開放直後の密閉空間の気圧が低い場合には密閉空間の気圧が緩やかに上昇され、密閉空間の気圧上昇に伴って密閉空間の気圧上昇速度が速まって密閉空間の気圧が素早く上昇される。
したがって、このような本第1の発明によれば、密閉空間が一気に大気開放されることを防止し、密閉空間の急激な気圧変動を防止することができるため、密閉空間の気圧が急激に変化することよるメニスカスの破壊や液体噴射ヘッドへの液体付着等の不具合の発生を防止することができる。
そして、本第1の発明によれば、大気開放バルブから連続的に気体が密閉空間に供給されることによって密閉空間が大気開放されることから、密閉空間に液体噴射ヘッドから供給される液体によって密閉空間の気圧を上昇させてから大気開放バルブを開放することで密閉空間の大気開放を行う場合と比較して、短時間で密閉空間の大気開放を行うことができる。
さらに、本第1の発明によれば、密閉空間に液体噴射ヘッドから液体を密閉空間に供給することなく密閉空間の大気開放が行われるため、吸引動作における液体の使用量を低減することができる。
このように本第1の発明によれば、液体噴射装置の吸引動作において、密閉空間の大気開放に必要とされる時間を短くすると共に、必要とされる液体の使用量を低減することが可能となる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記開度調節手段が、上記密閉空間の気圧の変動に応じて往復方向に移動する移動部と、該移動部に固定されると共に移動位置に応じて上記気体流路の開度を規定する開度規定部とを備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する本第2の発明によれば、移動部の往復移動位置が密閉空間の気圧に応じた位置となるため、移動部に固定される開度規定部の移動位置も密閉空間の気圧に応じた位置となる。つまり、開度規定部の移動位置を密閉空間の気圧に応じて変化させることができる。
したがって、本第2の発明によれば、移動部及び開度規定部によって、密閉空間の気圧に応じて気体流路の開度を調節することが可能となる。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記気体流路と別体であると共に上記密閉空間の気相領域に接続される第2の気体流路と、該第2の気体流路に接続される接続空間とを備え、上記移動部が上記接続空間の形成する壁部の少なくとも一部であるという構成を採用する。
このような構成を採用する本第3の発明によれば、接続空間が気体流路とは別体の第2の気体流路に接続され、接続空間を形成する壁部の少なくとも一部が移動部とされている。このため、接続空間の気圧が気体流路の気体の流れに影響を受けることを抑制し、移動部を密閉空間の気圧に対して正確に従動させることが可能となる。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記気体流路よりも流路面積が小さく、かつ上記開度調節手段が上記気体流路を閉鎖した場合に上記大気開放バルブから上記密閉空間へ気体を供給可能なバイパス流路を備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する本第4の発明によれば、密閉空間の気圧が非常に低くなり、開度調節手段によって気体流路が閉鎖されてしまった場合であっても、大気開放バルブを開放した際にバイパス流路を介して密閉空間に気体を供給することが可能となる。したがって、第4の発明によれば、密閉空間を確実に大気開放することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る液体噴射装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。また、以下の説明においては、液体噴射装置の一例であるインクジェットプリンタを挙げて説明する。
図1は、本実施形態のインクジェットプリンタIJの要部斜視図であり、本来インクジェットプリンタIJが備える外部カバーを除いた斜視図である。また、図2は、インクジェットプリンタIJが備えるメンテナンス機構9を模式的示した断面図である。
図1に示すように、インクジェットプリンタIJには、フレーム1が備えられ、このフレーム1にはプラテン2が架設されている。プラテン2上には、図示しない紙送り機構によりターゲットとしての記録紙Pが搬送される。また、フレーム1には、プラテン2の長手方向と平行にガイド部材3が架設され、このガイド部材3にはキャリッジ4が摺動可能に支持されている。キャリッジ4は、キャリッジモータ5によりタイミングベルト6を介して、記録紙Pの搬送方向に交差する方向(図中X方向)に往復移動可能となっている。
このキャリッジ4の下面には、記録ヘッド7が搭載されている。記録ヘッド7は、図2に示すように、複数のノズル7aを有している。そして各ノズル7aの開口(以下、ノズル開口7bと称する)は、記録ヘッド7の下面(以下、ノズル開口形成面7cと称する)に形成されている。そして、記録ヘッド7は、ノズル開口形成面7cが搬送された記録紙Pに対向するようにキャリッジ4に支持されている。
また、記録ヘッド7は、各ノズル7aに対して設置される圧電素子7dを備えている。そして、圧電素子7dが駆動されることで、ノズル7aから記録紙Pに向かってインク滴が吐出される。
また、キャリッジ4上には、内部にインクを収容したインクカートリッジ8が着脱可能に取着されている。キャリッジ4に配設されたインクカートリッジ8は、その下方に配設された記録ヘッド7にインクを供給する。供給されたインクは、印刷データに基づいた圧電素子7dの駆動によって、ノズル7aを介して記録紙Pに吐出される。
フレーム1の一側部には、ホームポジションが設けられており、このホームポジションにはメンテナンス機構9が配設されている。このホームポジションは、非印刷時あるいは保管時等のプリンタが印刷休止状態にあるときに、キャリッジ4が配置される領域である。
メンテナンス機構9は、キャップユニット10と、吸引ポンプ20(図2参照)と、大気開放バルブ30と、調節機構60とを備えている。また、キャップユニット10、吸引ポンプ20及び大気開放バルブ30の駆動源である図示しない駆動モータと、この駆動モータの動力をキャップユニット10、吸引ポンプ20及び大気開放バルブ30に伝達する図示しない動力伝達機構を備えている。
図2に示すように、キャップユニット10は、キャップホルダ11とキャップ部材12とを備えている。キャップホルダ11は、上側が開口した箱状に形成されており、この開口が記録ヘッド7のノズル開口形成面7cを向くように配設されている。キャップ部材12は、エラストマ等の可撓性材質からなり、キャップホルダ11の内壁面によって支持されている。このキャップ部材12は、その上端縁がキャップホルダ11の上端縁よりも上方に突出している。
キャップホルダ11は、駆動モータの駆動により上下方向に移動可能とされている。そして、キャップユニット10は、キャップ部材12が記録ヘッド7に当接するキャッピング位置と、キャップ部材12が記録ヘッド7から離間した退避位置との間を往復移動可能となっている。
そして、キャップユニット10がキャッピング位置に移動されている場合には、キャップ部材12がノズル開口領域を囲うように記録ヘッド7のノズル開口形成面7cと当接され、キャップ部材12と記録ヘッド7との間に密閉空間Kが形成される。
キャップ部材12の底面と内側面とによって囲われた領域は、記録ヘッド7から噴射あるいは吸引されたインクを受けると共に一時的にインクを貯留する貯留領域Rとして構成されている。
なお、貯留領域Rには、必要に応じてインクを吸収するためのシート状の吸収材を収容しても良い。
そして、貯留領域Rにインクを貯留した状態で上記密閉空間Kを形成することによって、密閉空間Kを高湿状態に保つことが可能となり、ノズル7a内のインクが乾燥することを抑止することができる。
また、キャップホルダ11及びキャップ部材12の底部には、インク排出口13が貫通形成され、当該インク排出口13に排出チューブ40が接続されている。
そして、キャップ部材12の貯留領域Rに噴射あるいは吸引されたインクは、インク排出口13を介して、排出チューブ40内の流路に流入する。この排出チューブ40は、キャップユニット10の下方で引き回され、吸引ポンプ20側へ延設されている。
なお、排出チューブ40は、廃棄されるインクが収容されるインクタンクTと接続されている。
排出チューブ40の途中部位には、吸引ポンプ20が配置されている。この吸引ポンプ20は、ノズル7a内のインクを吸引する吸引動作を行うためのものである。吸引動作は、インクジェットプリンタIJが長期間印刷を休止した後で印刷を再開する場合等において、インクジェットプリンタIJの図示しない制御部により実行命令が送出されることによって行われる。なお、上記吸引動作については、後に詳説する。
また、キャップホルダ11及びキャップ部材12の底部には、貯留領域Rからキャップホルダ11の底部に抜ける貫通孔を備える大気連通部14が設置されている。この大気連通部14は、貯留領域R内に突出するように配置されており、突出された先端に入口14aを備えている。なお、ここで言う入口14aは、貯留領域Rから見た場合における大気連通部14の入口を意味するものであり、外気やインク等の流体の流れ方向に対する入口を意味するものではない。
また、キャップホルダ11及びキャップ部材12の底部には、後述する調節機構60のダイアフラム設置部屋62に接続される貫通孔を備えるダイアフラム連通部15が設置されている。このダイアフラム連通部15も、上記大気連通部14と同様に、突出された先端に入口15aを備えている。
なお、大気連通部14の入口14a及びダイアフラム連通部15の入口15aの上方には、入口14a,15aの内部にインクが流れ込むことを防止するためのカップ部材90が支持部材91に支持されて配置されている。
調節機構60は、筐体61によって囲まれることによって形成されるダイアフラム設置部屋62と、大気開放バルブ接続部屋63とを備えている。
そして、ダイアフラム設置部屋62は、自らを形成する壁部の一部である天井部がダイアフラム64(移動部)とされており、これによってダイアフラム64が設置されて構成されている。また、ダイアフラム設置部屋62は、ダイアフラム連通チューブ70(第2の気体流路)によってダイアフラム連通部15と接続されており、これによって内部空間(本発明における接続空間)が密閉空間Kに接続されている。このため、密閉空間Kの気圧変動に応じてダイアフラム設置部屋62の気圧も変動し、ダイアフラム設置部屋62の気圧変動に応じてダイアフラム64が上下の往復方向に移動する。
より詳細には、密閉空間Kの気圧が高い場合には、ダイアフラム設置部屋62の気圧が大気圧より高くなり、ダイアフラム64が上方に膨らむように移動する。また、密閉空間Kの気圧が低い場合には、ダイアフラム設置部屋62の気圧が大気圧より低くなり、ダイアフラム64が下方に膨らむように移動する。ただし、本実施形態のインクジェットプリンタIJでは、密閉空間Kの気圧が大気圧よりも高くなることはないため、ダイアフラム64は、平坦な状態と下方に膨らんだ状態との間にて移動することなる。
大気開放バルブ接続部屋63は、ダイアフラム設置部屋62の直下に形成されており、底部に形成された開口部63aが大気開放バルブ30によって開閉可能とされている。また、大気開放バルブ接続部屋63は、大気連通チューブ50によって上記大気連通部14と接続されている。
そして、大気開放バルブ30によって大気開放バルブ接続部屋63、大気連通チューブ50及び大気連通部14を介して密閉空間K(すなわち貯留領域R)と接続されている。つまり、本実施形態のインクジェットプリンタIJにおいては、本発明におけるキャップ部材12の貯留領域Rと大気開放バルブ30とを繋ぐ気体流路が、大気開放バルブ接続部屋63、大気連通チューブ50及び大気連通部14によって構成されている。
また、調節機構60は、ダイアフラム64に固定されて上下動されるニードル65と、該ニードル65を弾性支持するためのリターンバネ66とを備えている。
ニードル65は、ダイアフラム設置部屋62からダイアフラム設置部屋62の底部(大気開放バルブ接続部屋63の天井部)を抜け、下方に向く先端部65aが大気開放バルブ接続部屋63に位置するように配置されている。そして、ニードル65は、ダイアフラム64の移動に伴って上下動させる。なお、ダイアフラム設置部屋62と大気開放バルブ接続部屋63との間におけるシール性が確保され、かつ、ニードル65が移動可能なようにニードル65が抜ける貫通孔が形成されている。
そして、大気開放バルブ接続部屋63は、ニードル65の尖った先端部65aが嵌合可能な貫通孔を有する突出部63bを備えており、ニードル65の上下動によって突出部63bとニードル65の先端部65aとの離間距離が変化し、これによって大気開放バルブ接続部屋63における気体の流路面積が変化される。つまり、ニードル65と突出部63bとが、気体流路の開度を調節する絞り弁として機能することとなる。
このような本実施形態のインクジェットプリンタIJにおいては、ニードル65の移動位置に応じて、気体流路の開度が変化する。そして、ニードル65は、密閉空間Kの気圧に応じて移動するダイアフラム64に固定されている。このため、ニードル65の移動位置は、密閉空間Kに応じて変化する。したがって、本実施形態のインクジェットプリンタIJにおいては、密閉空間Kの気圧が相対的に高い場合に気体流路の開度が相対的に大きくなり、密閉空間Kの気圧が相対的に低い場合に気体流路の開度が相対的に小さくなるように、密閉空間Kの気圧に応じて気体流路の開度が調節されることとなる。
なお、リターンバネ66は、ダイアフラム設置部屋62において、ニードル65の頭部とダイアフラム設置部屋62の底部との間に介装されており、密閉空間Kが大気圧開放された場合に、ニードル65が上方に移動して大気開放バルブ接続部屋63における気体の流路が確実に確保されるように、ニードル65を上方に付勢する。
このように、本実施形態のインクジェットプリンタIJにおいては、本発明の開度調節手段が、調節機構60、ダイアフラム連通チューブ70及びダイアフラム連通部15によって構成されている。
また、本実施形態のインクジェットプリンタIJにおいては、図3の拡大図に示すように、ニードル65の先端部65aに、ニードル65が突出部63bと当接して気体流路が閉鎖された場合に、大気開放バルブ30から大気連通チューブ50を介して密閉空間Kに気体を供給するためのバイパス流路80が形成されている。なお、このバイパス流路80は、密閉空間Kへの気体の急激な流入を避けるために突出部63bに形成された貫通孔よりも流路面積が極めて小さく設定されている。
次に、本実施形態のインクジェットプリンタIJの動作の一実施例について吸引動作を中心に説明する。なお、本実施形態のインクジェットプリンタIJの動作を制御しているのは、不図示の制御部である。
吸引動作は、記録ヘッド7のノズル7aからインクを強制排出するクリーニング動作であり、キャリッジ4がホームポジションに移動され、記録ヘッド7にキャップユニット10のキャップ部材12が当接された状態を主として行われる。
そして、本実施形態のインクジェットプリンタIJでは、吸引動作において、吸引ポンプ20を駆動させてインクを強制排出する吸引工程と、記録ヘッド7とキャップ部材12との間に形成された密閉空間Kを大気開放する大気開放工程を行うものとする。
吸引工程では、大気開放バルブ30が閉鎖された状態で、吸引ポンプ20が駆動されることによって、密閉空間Kが減圧されて記録ヘッド7のノズル7aからインクが吸引される。また、記録ヘッド7のノズル7aから吸引されたインクは、インク排出口13及び排出チューブ40を介してインクタンクTに収容される。
このように吸引工程において吸引ポンプ20が駆動されると、上述のように密閉空間Kが減圧されるため、密閉空間Kに接続されるダイアフラム設置部屋62が気圧も密閉空間Kに応じて低下する。このため、ダイアフラム64に対してダイアフラム設置部屋62に引き込む力が作用し、ダイアフラム64が下方に湾曲するように移動し、さらにダイアフラム64に固定されたニードル65が下方に移動する。この結果、ニードル65と突出部63bが接近し、大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路の開度が小さくなる。
続く大気開放工程では、大気開放バルブ30が開けられる。この際、ニードル65が下方に移動することによって大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路の開度が小さくなっているため、密閉空間Kに供給される気体の流量が少量となり、密閉空間Kの気圧が緩やかに上昇する。
このため、密閉空間Kに接続されるダイアフラム設置部屋62が気圧も密閉空間Kに応じて緩やかに上昇する。この結果、ダイアフラム64に対してダイアフラム設置部屋62に引き込む力が徐々に弱まり、ダイアフラム64が緩やかに上昇すると共にニードル65も緩やかに上昇し、大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路の開度が徐々に大きくなる。
なお、大気開放工程の開始時に、大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路の開度が極限まで小さくなって閉鎖された状態となっている場合には、バイパス流路80を介して大気開放バルブ30から密閉空間Kに気体が供給され、密閉空間Kの気圧が上昇する。
そして、大気開放バルブ30が開放されてから時間が経つと、密閉空間の気圧が十分に上昇し、大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路の開度が大きくなるため、密閉空間Kの気圧が素早く上昇する。
以上のような本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、大気開放バルブ30と密閉空間Kとを繋ぐ気体流路の開度が、密閉空間Kの気圧に応じて調節される。より詳細には、密閉空間Kの気圧が相対的に高い場合には気体流路の開度が相対的に大きくなり、密閉空間Kの気圧が相対的に低い場合には気体流路の開度が相対的に小さくなるように、気体流路の開度が調節される。
大気開放バルブ30を開放するタイミングは、密閉空間Kに吐出されたインクを吸引ポンプ20によって密閉空間Kの外部に排出した後であるため、最も密閉空間Kの気圧が低い状態となる。このため、大気開放バルブ30の開放直後は、気体流路の開度が小さくなるように調節される。したがって、密閉空間Kに供給される気体の流量が少量となり、密閉空間Kの気圧が緩やかに上昇する。
そして、大気開放バルブ30が開放されてから時間が経つと密閉空間Kの気圧が上昇し、気体流路の開度が大きくなるように調節される。したがって、密閉空間Kに供給される気体の流量が多量となり、密閉空間Kの気圧が素早く上昇する。
つまり、本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、密閉空間の大気開放にあたり、大気開放バルブ30の開放直後の密閉空間Kの気圧が低い場合には密閉空間Kの気圧が緩やかに上昇され、密閉空間Kの気圧上昇に伴って密閉空間Kの気圧上昇速度が速まって密閉空間Kの気圧が素早く上昇される。
したがって、このような本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、密閉空間Kが一気に大気開放されることを防止し、密閉空間Kの急激な気圧変動を防止することができるため、密閉空間Kの気圧が急激に変化することよるメニスカスの破壊や記録ヘッド7へのインク付着等の不具合の発生を防止することができる。
そして、本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、大気開放バルブ30から連続的に気体が密閉空間Kに供給されることによって密閉空間Kが大気開放されることから、密閉空間Kに記録ヘッド7から供給されるインクによって密閉空間Kの気圧を上昇させてから大気開放バルブ30を開放することで密閉空間Kの大気開放を行う場合と比較して、短時間で密閉空間Kの大気開放を行うことができる。
さらに、本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、密閉空間Kに記録ヘッド7からインクを密閉空間Kに供給することなく密閉空間Kの大気開放が行われるため、吸引動作におけるインクの使用量を低減することができる。
このように本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、吸引動作において、密閉空間Kの大気開放に必要とされる時間を短くすると共に、必要とされるインクの使用量を低減することが可能となる。
また、本実施形態のインクジェットプリンタIJにおいては、密閉空間Kの気圧の変動に応じて往復方向に移動するダイアフラム64と、該ダイアフラム64に固定されると共に移動位置に応じて気体流路の開度を規定するニードル65によって、密閉空間Kの気圧変動に応じて気体流路の開度が調節される。そして、ダイアフラム64が、大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路とは別体で設けられたダイアフラム設置部屋62に配置されている。
ダイアフラム設置部屋62は、大気開放バルブ30から密閉空間Kに繋がる気体流路とは別体で設けられているため、ダイアフラム設置部屋62の気圧が気体流路の気体の流れに影響を受けることを抑制し、ダイアフラム64を密閉空間Kの気圧に対して正確に従動させることが可能となる。
また、本実施形態のインクジェットプリンタIJは、気体流路よりも流路面積が小さく、かつニードル65によって気体流路が閉鎖した場合に、大気開放バルブ30から密閉空間Kへ気体を供給可能なバイパス流路80を備える。
このような本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、密閉空間Kの気圧が非常に低くなり、気体流路が閉鎖されてしまった場合であっても、大気開放バルブ30を開放した際にバイパス流路80を介して密閉空間Kに気体を供給することが可能となる。したがって、本実施形態のインクジェットプリンタIJによれば、密閉空間Kを確実に大気開放することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態においては、本発明の開度調節手段が、ダイアフラム64(移動部)及びニードル65(開度規定部)を有する調節機構60を含む構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成を用いて気体流路の開度を調節するようにしても良い。例えば、ダイアフラム64に換えて、可撓性を有する膜部材等を用いても良い。
また、上記実施形態においては、ニードル65の先端部65aが尖っている構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ニードル65の先端部が突出部63bの貫通孔を塞げるように平坦形状であっても良い。
また、上記実施形態においては、バイパス流路80がニードル65の先端部65aの内部に形成される構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ニードル65の径を突出部63bの貫通孔の径よりも小さく形成し、ニードル65と突出部63bの内面との間に形成される隙間をバイパス流路とすることも可能である。
また、上記実施形態においては、ダイアフラム連通部15の入口15aと大気連通部14の入口14aとが共に同一のカップ部材90内に配置された構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばダイアフラム連通部15の入口15aを他のカップ部材内に配置したり、ダイアフラム連通部15をキャップ部材12の側部から挿入して入口15aを水平方向に開口させるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、大気連通部14とダイアフラム連通部15とが別体である構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、大気連通部14とダイアフラム連通部15とを一体化し、二又に分かれたチューブを用いてダイアフラム設置部屋62と、大気開放バルブ接続部屋63とに接続するように構成しても良い。
また、上記実施形態においては、本発明の液体噴射装置をいわゆるシリアル方式のインクジェットプリンタIJに適応した場合を例示して説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の液体噴射装置をいわゆるライン方式のインクジェットプリンタに適応することも可能である。
また、上記実施形態においては、本発明の液体噴射装置をインクジェットプリンタIJに適用した場合を例示して説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。
また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクまたは液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。
液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。
さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。
本発明の一実施形態であるインクジェットプリンタの概略構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態であるインクジェットプリンタが備えるメンテナンス機構を模式的示した断面図である。 本発明の一実施形態であるインクジェットプリンタが備えるニードルの先端部近傍の拡大図である。
符号の説明
IJ……インクジェットプリンタ(液体噴射装置)、R……貯留領域、K……密閉空間、7……記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、7a……ノズル、7b……ノズル開口、12……キャップ部材、14……大気連通部、14a……入口、15……ダイアフラム連通部(開度調節手段)、15a……入口、20……吸引ポンプ、30……大気開放バルブ、50……大気連通チューブ、60……調節機構(開度調節手段)、62……ダイアフラム設置部屋(接続空間)、63……大気可能バルブ接続部屋、64……ダイアフラム(移動部)、65……ニードル(開度規定部)、66……リターンバネ、70……ダイアフラム連通チューブ(開度調節手段、第2の気体流路)、80……バイパス流路

Claims (4)

  1. ノズル開口から液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記ノズル開口から噴射された前記液体を受けかつ貯留可能な貯留領域を有すると共に前記ノズル開口の形成領域を囲って前記液体噴射ヘッドに当接可能なキャップ部材と、該キャップ部材の前記貯留領域に接続される吸引ポンプと、前記キャップ部材の前記貯留領域と大気開放バルブとを繋ぐ気体流路とを備える液体噴射装置であって、
    前記液体噴射ヘッドと前記キャップ部材との間に形成される前記貯留領域を含む密閉空間の気圧が相対的に高い場合に前記気体流路の開度が相対的に大きくなり、前記密閉空間の気圧が相対的に低い場合に前記気体流路の開度が相対的に小さくなるように、前記密閉空間の気圧に応じて前記気体流路の開度を調節する開度調節手段を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記開度調節手段は、
    前記密閉空間の気圧の変動に応じて往復方向に移動する移動部と、
    該移動部に固定されると共に移動位置に応じて前記気体流路の開度を規定する開度規定部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の液体噴射装置。
  3. 前記気体流路と別体であると共に前記密閉空間の気相領域に接続される第2の気体流路と、該第2の気体流路に接続される接続空間とを備え、前記移動部が前記接続空間の形成する壁部の少なくとも一部であることを特徴とする請求項2記載の液体噴射装置。
  4. 前記気体流路よりも流路面積が小さく、かつ前記開度調節手段が前記気体流路を閉鎖した場合に前記大気開放バルブから前記密閉空間へ気体を供給可能なバイパス流路を備えることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012111159A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012116001A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Seiko Epson Corp クリーニング方法、クリーニング装置及び液体噴射装置
US10234751B2 (en) 2015-09-17 2019-03-19 Fujifilm Corporation Projector, and image deterioration prevention method

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