JP4101703B2 - シフトレバー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シフトレバーの上部にシフトノブを容易に装着可能にして作業効率の向上を図ったシフトレバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シフトレバー装置のディテントを小さくして、シフトレバー装置の小型化を図るために、シフトノブのシフトボタンを押し込んだときにコンプレンションロッドを引き上げて、ディテントロックの解除を行う方式、いわゆる引き上げ式のシフトレバー装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、シフトレバー周りの見映え向上のために、シフトノブをATのシフトレバー装置とは別体とし、シフトレバーを例えば車室のインジケータ部に組み付け後に、シフトノブをシフトレバーに組み付ける例が増えている。
【0004】
この種のシフトレバー装置のシフトノブ部を図17〜図20により説明する。
【0005】
図17において、筒状のシフトレバー1の上部にはシフトノブ2が嵌着されている。このシフトノブ2に内装されているT字状のスリーブ3は、水平部4と垂直部5とを有していて連通口6により連通している。
【0006】
上記シフトレバー1内にはコンプレンションロッド7が上下動可能に収納されていると共に、シフトレバー1の上端板8の上部にはプルブロック9が配置されている。上記コンプレンションロッド7及びプルブロック9は、上端板8を貫通している連結ロッド10により連結されて一体となっている。
【0007】
上記コンプレンションロッド7は、コンプレンションロッド7及び上端板8間に介装された圧縮バネ11により下方に付勢されている。また、プルブロック9には内側の傾斜面12と外側の傾斜面13とがそれぞれ形成されている。
【0008】
前記スリーブ3の水平部4内には、シフトノブ2の開口部14から一部を延出させているシフトボタン15が摺動自在に挿入されている。このシフトボタン15は圧縮バネ16により突出する方向に付勢されている。このシフトボタン15には傾斜面17,18がそれぞれ形成されており、傾斜面17はプルブロック9の傾斜面12に当接し、傾斜面18は傾斜面13に圧接している。
【0009】
上記プルブロック9が図17に示すようにシフトレバー1の上端板8に圧接している状態ではコンプレンションロッド7は下降していてコンプレンションロッド7の下端に設けられている図示しないディテントが図示しない位置決め用のディテントプレートに係合した状態にある。
【0010】
この状態から、シフトボタン15を押し込んでプルブロック9及びこれと一体のコンプレンションロッド7を引き上げることにより、シフトレバー1のディテントが解除されるようになっている。これにより、シフトレバー1の回動操作(変速操作)ができる。
【0011】
ここで、シフトレバー1を車体のインジケータ(又はフロア)に組み付けた後にシフトレバー1にシフトノブ2を組み付ける作用を図18に示す。同図に示すように、シフトボタン15及び圧縮バネ16をシフトノブ2のスリーブ3の水平部4内に挿入した後に、シフトノブ2をシフトレバー1に嵌合させることでシフトノブ2の組み付けが行われる。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−245680号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シフトノブ2にシフトボタン15を組み付けるときにおいて、シフトボタン15には圧縮バネ16が取り付けられているため、シフトボタン15がシフトノブ2から飛び出そうとしている問題がある。また、シフトノブ2に対するシフトボタン15の位置の出代を決めるのは、プルブロック9であるため、現時点ではシフトボタン15を押さえておく必要がある。
【0014】
次に、シフトノブ2をシフトレバー1に組み付けるときには、シフトボタン15を適度な位置まで押し込みながらシフトノブ2を組み付けなければならないという問題がある。
【0015】
図19は、シフトノブ2に対するシフトボタン15の押し込みが不足している状態でシフトノブ2をシフトレバー1の組み付けている状態を示している。この場合には、プルブロック9の上端が圧縮バネ16に当たって圧縮バネ16を損傷する問題がある。
【0016】
また、図20はシフトボタン15の押し込みが過剰である状態でシフトノブ2をシフトレバー1に組み付けている状態を示している。この場合には、プルブロック9の上端がシフトボタン15に当たってシフトノブ2の組み付けが不可能になる問題がある。
【0017】
このように、シフトボタン15を押しながらシフトノブ2をシフトレバー1に取り付けるのは、シフトノブ2に対するシフトボタン15の位置決めが面倒で時間を要することになって、シフトレバー装置の組み立ての作業効率が低下する問題があった。
【0018】
また、シフトレバー1に対するシフトノブ2の組み付けを習熟者以外の作業者が行う場合が多いため、上記組み付け作業を容易にしなければラインの組み付け作業に支承を来す虞があった。
【0019】
本発明は、シフトレバーに対するシフトノブの組み付けを容易にして、シフトレバー装置の組み立ての作業効率の向上を図ったシフトレバー装置を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、請求項1に記載の発明は、車体に回動可能に取り付けられて変速機の変速操作をする筒状のシフトレバーと、前記シフトレバーの変速位置の位置決めをする位置決め手段と、前記シフトレバー内に上下動可能に配置され且つ引き上げられたときに前記位置決め手段による位置決めを解除する操作部材と、前記シフトレバーの上端部に取り付けられ且つ押圧操作により前記操作部材の引き上げ操作をするシフトボタンが設けられたシフトノブと、を備え、
前記操作部材に、係合穴が形成され、
前記シフトノブは、前記シフトレバーの上端部が挿入される取付穴を有するノブ本体と、該ノブ本体に一端部が枢支されたシフトボタンと、前記ノブ本体に一端部が枢支されていると共に前記シフトボタンに連動して前記ノブ本体の中心側に進退可能なボタンリンクと、を備え、
前記ボタンリンクは、前記シフトノブの取付穴に前記シフトレバーの上端部を挿入させ、前記シフトノブをシフトレバーに固定する位置である最終位置の手前に設けた所定位置で、前記係合穴に挿入可能となるように構成され、
前記所定位置で、前記ボタンリンクを前記係合穴に係合させた状態で、前記シフトノブを最終位置に移動させてシフトノブをシフトレバーに装着させたことを特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項1の発明では、シフトノブがシフトレバーの所定位置にある状態で、シフトボタンを押し込むと、シフトノブのボタンリンクが操作部材の係合穴に係合するので、シフトボタンを押しながらシフトノブを組み付ける作業が不要となって、シフトノブをシフトレバーに容易に組み立てすることができ、シフトレバー装置の組み立て作業効率を向上させることができる。
【0022】
また、請求項2記載の発明は、前記取付穴に前記シフトレバーの上端部を挿入させ、前記所定位置に達した時に、前記所定位置シフトレバーへの挿入力を大きくする手段を有することを特徴としている。
【0023】
このように構成された請求項2の発明では、シフトノブの取付穴にシフトレバーを挿入するとき、所定位置に達したときに挿入力を大きくする手段を有することで、シフトノブのボタンリンクが操作部材の係合穴に係合可能であることを知ることができる。
【0024】
また、請求項3に記載の発明は、前記シフトノブ下部の外周の互いに反対側の位置に前記取付穴に開口する係止穴をそれぞれ設け、略半円形の弾性を有する固定ピンの両端部に形成された対向する突部を前記シフトノブの係止穴にそれぞれ係合させて前記取付穴に突出させ、前記シフトレバーに、前記シフトノブの最終位置で前記突部と係合して前記シフトノブを固定する固定穴を形成し、前記挿入力を大きくする手段は、前記シフトレバー上部外周の前記固定穴の上方位置に前記固定ピンの突部をそれぞれガイドさせるガイド溝を形成して、前記シフトノブを前記シフトレバーに挿入するときに前記固定ピンの突部が前記所定位置で前記ガイド溝端部の壁面に当たることにより、挿入力が増大することを特徴としている。
【0025】
このように構成された請求項3の発明では、シフトレバーに対するシフトノブの押し込み時において、固定ピンがガイド溝端部の壁面に当たることで、シフトノブが所定位置にきたことを知ることができ、シフトボタンを押すタイミングを容易に知ることができる。
【0026】
また、請求項4に記載の発明は、前記シフトレバーの前記固定穴と前記壁面との間に段差を形成し、前記固定ピンの突部が前記ガイド溝から前記段差を乗り越えて前記固定穴に係止して前記シフトノブを前記シフトレバーに装着するときに節度感をもたせることを特徴している。
【0027】
このように構成された請求項4の発明では、ガイド溝端部及び固定穴間の段部を固定ピンが乗り越えることで押し込み中のシフトノブに反力を加えて作業者に節度感をもたせることができ、作業者は前記節度感によりシフトボタンを押すタイミングを確実に知ることができる。
【0028】
また、請求項5に記載の発明は、前記シフトノブの前記ボタンリンクは、該ボタンリンクの回動中心側に円弧の凹側を向けた円弧状を成し、且つ前記操作部材の係止穴に係合する円弧状係合部を有していることを特徴としている。
【0029】
このように構成された請求項5の発明では、ボタンリンクの回転方向(前押しボタン式の場合は車体前後方向)の形状を小さくすることができ、ボタン形状をコンパクトにすることができる。
【0030】
また、ボタンリンクを操作部材の係合穴に垂直に挿入できるため、シフトボタン操作時にボタンリンクと操作部材とのガタを減少することができる。
【0031】
さらに、操作部材に対するボタンリンクの引き上げ力を、常に上方向に作用させること(荷重方向の一定化)ができ、操作部材を引き上げるための荷重ロスが低減されるため、シフトボタンの操作力を小さくすることができる。
【0032】
また、請求項6に記載の発明は、前記操作部材の前記係合穴の上部にR形状部を設けて、前記ボタンリンクの前記操作部材への係合時における誘い込みガイドとしていることを特徴としている。
【0033】
このように構成された請求項6の発明では、ボタンリンクを操作部材に挿入する際、操作部材の係合穴のR形状部をボタンリンクを操作部材の所定位置に挿入するための誘い込み用ガイドとして機能させることができる。
【0034】
また、操作部材に対するボタンリンク引き上げ力を常に上方向に作用させることができて操作部材を引き上げるための荷重ロスが低減され、シフトボタンの操作力を小さくすることができる。
【0035】
また、請求項7に記載の発明は、前記操作部材の前記係合穴の前記ボタンリンク側下部に傾斜面を設けて、前記シフトノブの前記ボタンリンクの係合時における誘い込みガイドとしていることを特徴としている。
【0036】
このように構成された請求項7の発明では、ボタンリンクを操作部材の係合穴に挿入する際、ボタンリンクが操作部材の係合穴の所定位置に挿入できるための誘い込み用ガイドとして傾斜面を機能させることができる。
【0037】
また、請求項8に記載の発明は、前記シフトレバーの上部外周と前記シフトノブの下部内周との何れか一方に軸心方向に沿うガイド突部を設け、残りの他方に前記ガイド突部をガイドするガイド溝又はガイドスリットを設けたことを特徴としている。
【0038】
このように構成された請求項8の発明では、シフトレバーに対するシフトノブの嵌合時において、シフトレバーに対するシフトノブの半径方向の位置が規制できて、シフトノブのボタンリンクを操作部材の係合穴に適正に対向させることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0040】
〈実施例1〉
図1は車両20の運転席21を示している。この運転席21内には、ステアリングホィール22とインストルメントパネル23に設けられたメータパネル24及びATフィニッシャ25等が備えられている。
【0041】
ATフィニッシャ25には、カバー26のガイド穴27に沿って車両20の前後方向に回動可能なシフトレバー28を有し、このシフトレバー28の上部にはシフトノブ29が嵌着されている。
【0042】
上記シフトレバー28を車両20に配設するには、図2(a)に示すようにシフトレバー28を車両20に取り付けてから、ATフィニッシャ25及びシフトノブ29を順次組み付けていく構造になっている。
【0043】
上記シフトノブ29の前部側には、図2(b)に示すようにシフトレバー28の位置変更をするときに操作されるシフトボタン30が設けられている。このシフトノブ29には、さらにO/Dsw(オーバードライブスイッチ)31が設けられている。
【0044】
図3は、シフトレバー装置の斜視図を示している。シフトレバー28の基部32は、車体としての支持部材33に車両20の前後方向に回動自在に装着されている。
【0045】
このシフトレバー28の基部32の下部には、シフトレバー28を位置決め固定するディテント34が設けられており、このディテント34は、支持部材33に設けられた位置決め手段としてのディテントプレート35に係脱してシフトレバー28の位置固定及び解除を行う。上記シフトレバー28の変速位置に応じて、変速機36は変速操作される。
【0046】
シフトレバー28が支持部材33に装着された後に、シフトノブ29がシフトレバー28の上部に装着される。このシフトレバー28の上部及びシフトノブ29の詳細を図8により説明する。
【0047】
図8において、筒状のシフトレバー28内にはコンプレンションロッド37が上下動可能に収納されており、このコンプレンションロッド37は、連結ロッド38を介してシフトレバー28上部のプルブロック39に連結されている。
【0048】
上記の一体形成されたコンプレンションロッド37、連結ロッド38及びプルブロック39により操作部材40が構成されている。この操作部材40を構成しているコンプレンションロッド37の下部に前述したディテントプレート35に係脱するディテント34(図3参照)が設けられている。
【0049】
コンプレンションロッド37の上端41とシフトレバー28の上端板42間には圧縮バネ43が介在されていて、この圧縮バネ43の弾性力により操作部材40は下方に(ディテント34がディテントプレート35に係合する向きに)付勢されている。
【0050】
シフトノブ29のノブ本体29aは、シフトレバー28の上端部が嵌着される取付穴29bを有している。シフトノブ29内には、ハウジング44が内設されており、このハウジング44には前記シフトボタン30の一端(本例では下端)は支軸45により枢支されている。上記ハウジング44には、ボタンリンク46の上端が支軸47により枢支されている。
【0051】
上記ボタンリンク46は、平板部48と円弧状係合部49とを一体構成したものからなっていて、支軸47側(図においては略右斜め上方側)に凹状に湾曲した形状をしている。
【0052】
上記ボタンリンク46の先端部には、面取り49aが形成されている。この面取り49aの代わりにR部を形成するか、或いは先端部を半球状に形成してもよい。
【0053】
上記平板部48にはピン50が固定されていて、シフトボタン30に形成された長穴51に係合している。これにより、上記シフトボタン30及びボタンリンク46によりリンク機構52が構成されている。
【0054】
シフトボタン30がシフトノブ29の中心側にあるプルブロック39の移動通路側に押し込まれると、ボタンリンク46が連動して同方向に回動するようになっている。なお、シフトボタン30は、支軸45又は支軸47に設けられた図示しない捩りバネの弾性力により、外側に回動するように付勢されている。
【0055】
前記操作部材40のプルブロック39には、上記ボタンリンク46の円弧状係合部49が係合するための係合穴54が形成されている。
【0056】
この係合穴54の上側はR形状部55が形成されていて、上記ボタンリンク46の円弧状係合部49が係合するときの誘い込み用ガイドとして機能している。さらに、係合穴54の下部には、ボタンリンク46側に対向する向きの傾斜面56が形成されていて、上記ボタンリンク46の円弧状係合部49が係合するときの誘い込み用ガイドとして機能している。
【0057】
シフトノブ29をシフトレバー28に装着させるために、シフトノブ29をシフトレバー28に押し込んでいくとき、ボタンリンク46の円弧状係合部49がプルブロック39の係合穴54に対向した時点でシフトボタン30を押し込む必要がある。
【0058】
このシフトボタン30の押し込み動作の容易化を図った構成を、図4ないし図7に基づいて説明する。
【0059】
図4において、シフトノブ29の下端部には、段部57を介して筒部29cが形成されている。筒部29cの段部57近傍の対向する位置には、図5に示すように係止穴58がそれぞれ形成されている。
【0060】
図5及び図6に示すように、略半円形状の固定ピン59の自由端には対向する突部60がそれぞれ形成されており、この突部60は上記筒部29cの係止穴58にそれぞれ係合していて取付穴29bに突出している(図5参照)。
【0061】
また、シフトレバー28の上端部の対向する位置には、図6に示すように上記固定ピン59の突部60をガイドするためのガイド溝61がそれぞれ形成されている。このガイド溝61の下部には壁面62が設けられており、この壁面62の下部近傍には、対向する位置において固定穴63がそれぞれ形成されている。これにより、上記壁面62と固定穴63間には段差64が形成されている。
【0062】
シフトノブ29の取付穴29bにシフトレバー28の上端部が後述するようにして挿入されるとき、固定ピン59の突部60がガイド溝61の壁面62に当たる所定位置でシフトノブ29の挿入力が大きくされる。
【0064】
次に、上記のように構成されたシフトレバー装置において、シフトレバー28に対するシフトノブ29の組み立て作用について説明する。
【0065】
シフトノブ29をシフトレバー28へ嵌合して押し込んでいく前に、シフトノブ29のガイド突部66をシフトレバー28のガイドスリット65に係合させることで、シフトレバー28に対するシフトノブ29の半径方向の位置が適正に規制される。
【0066】
この状態でシフトノブ29を押し込んでいくとき、シフトノブ29に取り付けられている固定ピン59の突部60は、図7に示すようにシフトレバー28のガイド溝61にガイドされながら下降していく。
【0067】
この固定ピン59の突部60がガイド溝61の壁面62に当接したときには、シフトノブ29がシフトレバー28の上端部の所定位置に挿入されたことを知ることができる。
【0068】
すなわち、シフトノブ29の挿入力を大きくして、シフトボタン30を押圧したときに、ボタンリンク46の円弧状係合部49がプルブロック39の係合穴54に係合可能である (図9参照)。
【0070】
シフトボタン30を押しながらシフトノブ29を下降させていくことにより、ボタンリンク46の円弧状係合部49は、図10に示すようにプルブロック39の係合穴54に係合して組み付く。ボタンリンク46が係合穴54に組み付いた後は、ボタンリンク46の円弧状係合部49の回動軌跡上にプルブロック39があるので、円弧状係合部49がプルブロック39から抜けることはない。
【0071】
シフトノブ29が図9の状態から図10の最終位置に押し込まれると、固定ピン59の突部60がシフトレバー28の段差64を乗り越えてシフトレバー28の固定穴63(図6参照)に係合して固定される。
【0072】
シフトノブ29の押し込みで固定ピン59がシフトレバー28の段差64を乗り越えるために固定ピン59の突部60が拡開する。このため、シフトノブ29の押し込み動作に反力が作用するので、作業者に節度感を与えることができ、シフトボタン30を押し込むタイミングを容易に知ることができる。
【0073】
図10に示すシフトレバー28を、変速位置に設定させるためには、図10に示すシフトボタン30がさらに押し込まれる。これにより、ボタンリンク46がさらに図中反時計方向に回動して、プルブロック39及びこれと一体のコンプレンションロッド37を上昇させる(図11参照)。
【0074】
この結果、コンプレンションロッド37のディテント34(図3参照)がディテントプレート35から外れて、シフトレバー28は選択された変速位置へ回動可能になっている。
【0075】
シフトボタン30の押し込みによるボタンリンク46のプルブロック39及びコンプレンションロッド37の引き上げ時において、ボタンリンク46及び円弧状係合部49が支軸47側に凹状となるように略円弧状の形状をしている。このため、ボタンリンク46の回転方向の形状を小さくできると共に、シフトボタン30をコンパクトにすることができる。
【0076】
また、ボタンリンク46の円弧状係合部49をプルブロック39の係合穴54に略垂直に挿入できるため、シフトボタン30操作時にボタンリンク46とプルブロック39とのガタを減少させることができる。
【0077】
また、プルブロック39に対するボタンリンク46の引き上げ力を常に上方向に作用させることができる(荷重方向の一定化)。このため、コンプレンションロッド37を引き上げるための荷重ロスが低減されて、シフトボタン30の操作力を小さくすることができる。
【0078】
また、プルブロック39の係合穴54の上端部にR形状部55を形成してあるので、プルブロック39の係合穴54に対してボタンリンク46の円弧状係合部49を挿入する際、係合穴54の所定位置へ挿入できるための誘い込み用ガイドとして機能させることができる。
【0080】
また、プルブロック39の係合穴54の下端部に傾斜面56を設けたので、ボタンリンク46をプルブロック39の係合穴54に挿入する際、円弧状係合部49を係合穴54の所定位置に挿入するための誘い込み用ガイドとして傾斜面56を機能させることができる。さらに、シフトレバー28からのシフトノブ29の取り外し時においても、ボタンリンク46の円弧状係合部49の誘い込み用ガイドとして機能させることができる。
【0081】
〈実施例2〉
図12〜図14は、本発明の実施例2に関わるシフトレバー構造を示している。なお、実施例1と同じものは同一符号を付してその説明を省略する。
【0082】
図12において、ボタンリンク46は平板部48の端部に直線状係合部67を設けたものからなっている。上記直線状係合部67の先端部には面取り(又はR部)67aが形成されている。
【0083】
また、プルブロック39に形成されている係合穴54は、実施例1における係合穴54よりも若干大きくなっている。その他のものは、実施例1に示したものと同じ構成になっている。
【0084】
図12のシフトノブ29をシフトレバー28に組み立てるためシフトノブ29をシフトレバー28に押し込んでいくと、実施例1と同様にシフトノブ29の固定ピン59がガイド溝61の壁面62に当接する。このとき、ボタンリンク46の直線状係合部67は、図13に示すようにプルブロック39の係合穴54に対向して係合可能になっている。
【0085】
図13に示すシフトボタン30を押し込みながらシフトノブ29を下降させることにより、ボタンリンク46の直線状係合部67は図14に示すようにプルブロック39の係合穴54に係合する。
【0086】
本実施例のように、ボタンリンク46の自由端側を直線状にしても、シフトレバー28に対するシフトノブ29の取り付けを実施例1と同様に容易行うことができると共に、実施例1のボタンリンク46よりも形状が簡単であるのでシフトノブ29を安価に形成することができる。
【0087】
しかしながら、ボタンリンク46の自由端側を直線状係合部67とした構成では、次のような不具合を生じる虞がある。
【0088】
(1)ボタンリンク46を効率よい位置に設定するために、シフトノブ29が大きくなる。(2)シフトボタン30はリリース側に付勢するように図示しないバネが設定しているため、シフトボタン30を押し始めてからプルブロック39を引っ張り始めるまでのガタが大きい。(3)ボタンリンク46がプルブロック39を引き上げる際の荷重方向が一定にできず、シフトボタン30のボタン操作を重く感じてしまう。
【0089】
したがって、ボタンリンク46の自由端側は、実施例1のような円弧状係合部49に形成することが望ましい。
【0090】
図15は、ボタンリンク46の自由端側を直線状係合部67にすると共に、係合穴54の上端部を直線状にした例であってシフトボタン30を押さない状態を示している。
【0091】
プルブロック39の係合穴54にボタンリンク46の直線状係合部67が係合している状態で、プルブロック39を引き上げるためにシフトボタン30が押される。このとき、直線状係合部67が係合穴54の上端面54aを押すまでのガタ68が大きいので、シフトボタン30を押しても直線状係合部67が作動しない範囲が大きいという問題がある。
【0092】
シフトボタン30を押し込んでプルブロック39を引き上げるとき、直線状係合部67は係合穴54の上端部54aのボタンリンク46側の角部54bを押圧後、上端部54aを押圧し、さらに直線状係合部67と反対側の角部54cを押圧するようになる。
【0093】
すなわち、ボタンリンク46の直線状係合部67とプルブロック39の係合穴54との接触位置が変化すること、及びボタンリンク46の作動方向69とプルブロック39の作動方向70とが異なる不具合がある。この結果、シフトボタン30を押している角度によりプルブロック39の被押圧位置が変化するため、プルブロック39の転びが必要となる不具合がある。
【0094】
したがって、実施例1の図10に示すようにボタンリンク46の自由端側を円弧状係合部49とすると共に、係合穴54の上端部をR形状部55として構成することにより、ボタンリンク46の作動方向とプルブロック39の作動方向とを略同一にできて、シフトボタン30の操作力を一定に保持することができる。
【0095】
以上説明した本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、車体33に回動可能に取り付けられて変速機36の変速操作をする筒状のシフトレバー28と、前記シフトレバー28の変速位置の位置決めをする位置決め手段35と、前記シフトレバー28内に上下動可能に配置され且つ引き上げられたときに前記位置決め手段35による位置決めを解除する操作部材40と、前記シフトレバー28の上端部に取り付けられ且つ押圧操作により前記操作部材40の引き上げ操作をするシフトボタン30が設けられたシフトノブ29を備えている。また、前記シフトノブ29は、前記シフトレバー28の上端部が挿入される取付穴29bを有するノブ本体29aと、該ノブ本体29aに一端部が枢支されたシフトボタン30と、前記ノブ本体29aに一端部が枢支されていると共に前記シフトボタン30に連動して前記ノブ本体29aの中心側に進退可能なボタンリンク46とを備えている。そして、前記取付穴29bに前記シフトレバー28の上端部を所定位置まで挿入した後、前記シフトボタン30を押圧操作することにより前記操作部材40に設けられた係合穴54に前記ボタンリンク46を係合させて前記シフトノブ29を前記シフトレバー28に装着可能にしている。
【0096】
この構成によれば、シフトノブ29がシフトレバー28の所定位置にある状態で、シフトボタン29を押し込むと、シフトノブ29のボタンリンク46が操作部材40の係合穴54に係合するので、シフトボタン30を押しながらシフトノブ29を組み付ける作業が不要となって、シフトノブ29をシフトレバー28に容易に組み立てすることができ、シフトレバー装置の組み立て作業効率を向上させることができる。
【0097】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、前記取付穴29bに前記シフトレバー28の上端部を挿入した時に前記所定位置を検出し、前記シフトレバー28への挿入力を大きくすることにより、前記シフトノブ29の前記ボタンリンク46が前記操作部材40の係合穴54に係合可能な突部60,壁面62を有することを特徴としている。
【0098】
このように構成された本発明の実施の形態のシフトレバー装置では、シフトノブ29の取付穴29bにシフトレバー28を挿入するとき、所定位置まで挿入してから挿入力を大きくすることで、シフトノブ29のボタンリンク46が操作部材40の係合穴54に係合可能であることを検知することができる。
【0099】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、前記シフトノブ29下部の外周に互いに反対側の位置に前記取付穴29bに開口する係止穴58をそれぞれ設け、略半円形の弾性を有する固定ピン59の両端部に形成された対向する突部60を前記のシフトノブ29の係止穴58にそれぞれ係合させて前記取付穴29bに突出させ、且つ前記シフトレバー28上部外周の対向位置に前記固定ピン59の突部60をそれぞれガイドさせるガイド溝61を形成して、前記シフトノブ29を前記シフトレバー28に挿入するときに前記固定ピン59の突部60が前記ガイド溝端部の壁面62に当たるようにしている。
【0100】
この構成によれば、シフトレバー28に対するシフトノブ29の押し込み時において、固定ピン59がガイド溝端部の壁面62に当たることで、シフトノブ29が所定位置にきたことを知ることができ、シフトノブ29の挿入力を大きくすることによりシフトボタン30を押すタイミングを容易に知ることができる。
【0101】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、前記シフトレバー28の前記ガイド溝61より下方の位置に前記固定ピン59の突部60を係止させる固定穴63を形成して該固定穴63及び前記壁面62との間に段差64を形成し、前記固定ピン59の突部60が前記ガイド溝61から前記段差64を乗り越えて前記固定穴63に係止して前記シフトノブ29を前記シフトレバー28に装着するときに節度感をもたせている。
【0102】
この構成によれば、ガイド溝端部の壁面62及び固定穴63間の段部64を固定ピン59が乗り越えることで押し込み中のシフトノブ29に反力を加えて作業者に節度感をもたせることができ、作業者は前記節度感によりシフトボタン29を押すタイミングを確実に知ることができる。
【0103】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、前記シフトノブ29の前記ボタンリンク46は、該ボタンリンク46の回動中心側に円弧の凹側を向けた円弧状を成し、且つ前記操作部材40の係止穴54に係合する円弧状係合部49を有している。
【0104】
この構成によれば、ボタンリンク46の回転方向(前押しボタン式の場合は車体前後方向)の形状を小さくすることができ、ボタン形状をコンパクトにすることができる。
【0105】
また、ボタンリンク46を操作部材40の係合穴54に垂直に挿入できるため、シフトボタン30操作時にボタンリンク46と操作部材40とのガタを減少することができる。
【0106】
さらに、操作部材40に対するボタンリンク46の引き上げ力を、常に上方向に作用させること(荷重方向の一定化)ができ、操作部材40を引き上げるための荷重ロスが低減されるため、シフトボタン30の操作力を小さくすることができる。
【0107】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、前記操作部材40の前記係合穴54の上部にR形状部55を設けて、前記ボタンリンク46の前記操作部材40への係合時における誘い込みガイドとしている。
【0108】
この構成によれば、ボタンリンク46を操作部材40に挿入する際、操作部材40の係合穴54のR形状部55をボタンリンク46を操作部材40の所定位置に挿入するための誘い込み用ガイドとして機能させることができる。
【0109】
また、操作部材40に対するボタンリンク46の引き上げ力を常に上方向に作用させることができて操作部材40を引き上げるための荷重ロスが低減され、シフトボタン30の操作力を小さくすることができる。
【0110】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、前記操作部材40の前記係合穴54の前記ボタンリンク46側下部に傾斜面56を設けて、前記シフトノブ29の前記ボタンリンク46の係合時における誘い込みガイドとしている。
【0111】
この構成によれば、ボタンリンク46を操作部材40の係合穴54に挿入する際、ボタンリンク46が操作部材40の係合穴54の所定位置に挿入できるための誘い込み用ガイドとして傾斜面56を機能させることができる。
【0112】
また、本発明の実施の形態のシフトレバー装置は、シフトレバー28の上部外周と前記シフトノブ29の下部内周との何れか一方に軸心方向に沿うガイド突部66を設け、残りの他方に前記ガイド突部66をガイドするガイド溝又はガイドスリット65を設けている。
【0113】
この構成によれば、シフトレバー28に対するシフトノブ29の嵌合時において、シフトレバー28に対するシフトノブ29の半径方向の位置が規制できて、シフトノブ29のボタンリンク46を操作部材40の係合穴54に適正に対向させることができる。
【0114】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に関わる発明によれば、シフトノブがシフトレバーの所定位置にある状態で、シフトボタンを押し込むと、シフトノブのボタンリンクが操作部材の係合穴に係合するので、シフトボタンを押しながらシフトノブを組み付ける作業が不要となって、シフトノブをシフトレバーに容易に組み立てすることができ、シフトレバー装置の組み立て作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシフトレバー装置が適用されている車両の運転席を示す斜視図である。
【図2】図(a)はシフトレバー、ATフィニッシャ、シフトノブの分解斜視図、図(b)は図(a)のA矢視図である。
【図3】シフトレバー装置の全体斜視図である。
【図4】シフトノブの固定ピン取り付け部を示す側面図である。
【図5】図4におけるC−C線断面矢視図である。
【図6】シフトレバー及び固定ピンの斜視図である。
【図7】シフトレバーに装着されたシフトノブ及び固定ピン部の断面した平面図である。
【図8】シフトレバー及びシフトノブの組み付け前の縦断側面図である。
【図9】図8の装置の作用図である。
【図10】図8の装置の作用図である。
【図11】図8の装置の作用図である。
【図12】本発明の実施例2に関わるシフトレバー及びシフトノブの組み付け前の縦断側面図である。
【図13】図12の装置の作用図である。
【図14】図12の装置の作用図である。
【図15】直線状係合部を有するボタンリンクと、上端部が扁平な係合穴との係合状態を示すシフトノブの縦断側面図である。
【図16】図15の装置の作用図である。
【図17】従来のシフトレバー上部及びシフトノブ部の縦断側面図である。
【図18】図17の装置の組み付け前の縦断側面図である。
【図19】図17の装置の組み付け作用を示す縦断側面図である。
【図20】図17の装置の組み付け作用を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
28 シフトレバー
29 シフトノブ
29a ノブ本体
29b 取付穴
30 シフトボタン
33 支持部材(車体)
35 ディテントプレート(位置決め手段)
36 変速機
37 コンプレンションロッド
39 プルブロック
40 操作部材
46 ボタンリンク
49 円弧状係合部
54 係合穴
55 R形状部
56 傾斜面
58 係止穴
59 固定ピン
60 突部
61 ガイド溝
62 壁面
63 固定穴
64 段差
65 ガイド溝又はガイドスリット
66 ガイド突部
Claims (9)
- 車体に回動可能に取り付けられて変速機の変速操作をする筒状のシフトレバーと、
前記シフトレバーの変速位置の位置決めをする位置決め手段と、
前記シフトレバー内に上下動可能に配置され且つ引き上げられたときに前記位置決め手段による位置決めを解除する操作部材と、
前記シフトレバーの上端部に取り付けられ且つ押圧操作により前記操作部材の引き上げ操作をするシフトボタンが設けられたシフトノブと、
を備えるシフトレバー装置であって、
前記操作部材に、係合穴が形成され、
前記シフトノブは、前記シフトレバーの上端部が挿入される取付穴を有するノブ本体と、該ノブ本体に一端部が枢支されたシフトボタンと、前記ノブ本体に一端部が枢支されていると共に前記シフトボタンに連動して前記ノブ本体の中心側に進退可能なボタンリンクと、を備え、
前記ボタンリンクは、前記シフトノブの取付穴に前記シフトレバーの上端部を挿入させ、前記シフトノブをシフトレバーに固定する位置である最終位置の手前に設けた所定位置で、前記係合穴に挿入可能となるように構成され、
前記所定位置で、前記ボタンリンクを前記係合穴に係合させた状態で、前記シフトノブを最終位置に移動させてシフトノブをシフトレバーに装着させたことを特徴とするシフトレバー装置。 - 前記取付穴に前記シフトレバーの上端部を挿入させ、前記所定位置に達した時に、前記所定位置シフトレバーへの挿入力を大きくする手段を有することを特徴とする請求項1に記載のシフトレバー装置。
- 前記シフトノブ下部の外周の互いに反対側の位置に前記取付穴に開口する係止穴をそれぞれ設け、
略半円形の弾性を有する固定ピンの両端部に形成された対向する突部を前記シフトノブの係止穴にそれぞれ係合させて前記取付穴に突出させ、
前記シフトレバーに、前記シフトノブの最終位置で前記突部と係合して前記シフトノブを固定する固定穴を形成し、
前記挿入力を大きくする手段は、前記シフトレバー上部外周の前記固定穴の上方位置に前記固定ピンの突部をそれぞれガイドさせるガイド溝を形成して、前記シフトノブを前記シフトレバーに挿入するときに前記固定ピンの突部が前記所定位置で前記ガイド溝端部の壁面に当たることにより、挿入力が増大することを特徴とする請求項2に記載のシフトレバー装置。 - 前記シフトレバーの前記固定穴と前記壁面との間に段差を形成し、前記固定ピンの突部が前記ガイド溝から前記段差を乗り越えて前記固定穴に係止して前記シフトノブを前記シフトレバーに装着するときに節度感をもたせることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のシフトレバー装置。
- 前記シフトノブの前記ボタンリンクは、該ボタンリンクの回動中心側に円弧の凹側を向けた円弧状を成し、且つ前記操作部材の係止穴に係合する円弧状係合部を有していることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のシフトレバー装置。
- 前記操作部材の前記係合穴の上部にR形状部を設けて、前記ボタンリンクの前記操作部材への係合時における誘い込みガイドとしていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のシフトレバー装置。
- 前記操作部材の前記係合穴の前記ボタンリンク側下部に傾斜面を設けて、前記シフトノブの前記ボタンリンクの係合時における誘い込みガイドとしていることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のシフトレバー装置。
- 前記シフトレバーの上部外周と前記シフトノブの下部内周との何れか一方に軸心方向に沿うガイド突部を設け、残りの他方に前記ガイド突部をガイドするガイド溝又はガイドスリットを設けたことを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のシフトレバー装置。
- 車体に回動可能に取り付けられて変速機の変速操作をする筒状のシフトレバーと、
前記シフトレバーの変速位置の位置決めをする位置決め手段と、
前記シフトレバー内に上下動可能に配置され且つ引き上げられたときに前記位置決め手段による位置決めを解除する操作部材と、
前記シフトレバーの上端部に取り付けられ且つ押圧操作により前記操作部材の引き上げ操作をするシフトボタンが設けられたシフトノブと、
を備えるシフトレバー装置であって、
前記シフトノブは、前記シフトレバーの上端部が挿入される取付穴を有するノブ本体と、該ノブ本体に一端部が枢支されたシフトボタンと、前記ノブ本体に一端部が枢支されていると共に前記シフトボタンに連動して前記ノブ本体の中心側に進退可能なボタンリンクと、を備え、
前記シフトノブの外周には、係止穴が形成されているとともに、該係止穴から取付穴に突部を突出させて固定ピンが弾性係合され、
前記シフトレバーには、前記取付穴に前記シフトレバーを挿入するときに、前記固定ピンの突部が当接する壁面が形成され、
前記ボタンリンクが前記操作部材に設けられた係合穴に係合可能となる所定位置で、前記固定ピンの突部が前記壁面に当たるように構成されていることを特徴とするシフトレバー装置。
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