JP4681927B2 - シフトレバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シフトレバー装置に関し、ノブの高さ寸法を小さくしたものである。
近年、車の減速比を自動的に切り換える機能を搭載したAT(オートマチック)車が多くなっている。シフトレバーのレンジを切り換えるシフトレバー装置には、ノブボタンを押してロッドを持ち上げながらレンジを切り換えるプルロッドタイプのものと、ノブボタンを押してロッドを押し下げながらレンジを切り換えるプッシュロッドタイプのものとがある。
前記プルロッドタイプの従来のシフトレバー装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このシフトレバー装置の一部であるノブの近傍の詳細は図9のようになっている。ノブ1の下部には金属管2が挿入されて結合されており、ノブ1と一体の樹脂管3が金属管2の外周面を被っている。ノブ1と金属管2とが掛かり代Aの範囲で結合されている。金属管2の内部には断面形状がほぼ十字形のロッド4が挿入され、該ロッド4の上端にはプルブロック5が該プルブロック5の結合部5cを介して結合されている。プルブロック5は上下方向に沿うガイド孔に沿って移動自在に設けられ、プルブロック5には上向テーパ面5aと下向テーパ面5bとが形成されている。一方、水平方向に沿うガイド孔に沿って移動自在なノブボタン6が設けられ、ノブボタン6には下向テーパ面6aと上向テーパ面6bとが設けられている。ロッド4には外径寸法の大きいばね受け部4aが形成され、該ばね受け部4aと図9(b)に示すノブ1の段部下面1eとの間にはロッド4を押し下げる方向へ付勢するばね7が設けられている。
ノブボタン6を図9(a)中の右方へ付勢する図示しないばねと、前記ばね7とによりプルブロック5は下方へ付勢されており、ノブボタン6を押すとこれらのばねの付勢力に抗してプルブロック5が上方へ引き上げられる。
特開2002−283866号公報
近年はインストルメントパネルにシフトレバー装置を配置する場合も増加しており、そのためにノブについても小型化が要求されている。ところが、従来のノブの構造では、ノブ1と金属管2との掛かり代Aと、プルブロック5とロッド4との連結代Bと、テーパ面のはみ出し代Cと、ノブボタン6の占有代Dと、ノブボタン6の頭部肉厚Eとを合計した全長Fが必要になり、ノブ1の高さ寸法が大きいので、小型化が困難である。
そこで本発明は、上記の課題を解決したシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体に固定されたハウジングにシフトレバーの基端部が揺動自在に支持され、該シフトレバーを構成する筒状部材の先端部に第1連結部を介してノブが結合されており、該ノブには上下方向の第1ガイド孔が形成されると共に該第1ガイド孔の上方であって該第1ガイド孔と直交する水平方向に第2ガイド孔が形成され、前記第1ガイド孔に前記筒状部材の先端部が挿入される一方、前記第2ガイド孔にはノブボタンが移動自在に設けられ、前記筒状部材の内部には前記筒状部材の下方から挿入されたロッドが移動自在に設けられ、該ロッドを下方へ付勢する付勢手段が前記筒状部材の内部に設けられ、該ロッドの先端部に第2連結部を介してプルブロックが結合され、前記ノブボタンの移動を前記プルブロックの昇降に変換する変換手段が設けられ、前記ノブボタンを押すと前記プルブロックを介して前記ロッドが前記付勢手段の付勢力に抗して引き揚げられ、前記ロッドと前記ハウジングとの係合が外れて前記シフトレバーのシフトが可能になるシフトレバー装置において、前記プルブロックの下部に一体形成された結合部が前記ロッドの先端部に結合されて前記第2連結部が構成され、前記第2連結部は、前記付勢手段の付勢力により前記筒状部材の内部に引き込まれ、前記プルブロックが前記筒状部材の先端部に当接して停止することにより、前記筒状部材の内部に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、第2連結部を筒状部材の内部に配置したことから、第2連結部が第1連結部と重なり合い、第1連結部と第2連結部とを加えた長さが第1連結部の長さのみとなり、第2連結部の長さ分だけノブの全長が短くなる。また、従来は第2連結部が筒状部材の外部に出ていたので、ノブが装着されない状態ではプルブロックがロッドから外れる虞があったが、第2連結部が筒状部材の内部に収容されるので、プルブロックがロッドから外れる虞が少ない。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記筒状部材の上部の前記第1連結部と対応する部分の径寸法を、前記筒状部材の下部の径寸法よりも大きくしたことを特徴とする。
この発明によれば、第1連結部と対応する部分の前記筒状部材の径寸法を大きくしたので、筒状部材の内部に位置する第2連結部を大きくして強度を大きくすることが可能となり、プルブロックを引き上げる際に第2連結部に大きな引張り荷重が加わっても、破壊する虞がない。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記ロッドの先端部に一対の挟持部が形成され、該一対の挟持部の間に前記プルブロックの下部に一体形成された結合部が嵌め込まれ、該一対の挟持部と該結合部とに形成された孔にピンが嵌合されて前記第2連結部が構成される一方、前記筒状部材の先端近傍にスリットが形成され、該スリットの部分から前記ピンが挿入されて前記孔に嵌合され、前記プルブロックと前記ロッドとが前記第2連結部で連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、組み立ての際にプルブロックとロッドとを連結するピンを筒状部材のスリットの部分から挿入できるので、ロッドの先端を筒状部材の外部まで挿入することなく組み立てが行え、作業性が良い。そして、ノブを装着することなくシフトレバー装置を納入する場合でも、ピンが筒状部材の内部で保持されるので、プルブロックがロッドから外れる虞れがない。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記筒状部材の内部には、前記筒状部材の軸方向における前記第2連結部の下方に、前記付勢手段の上端部を受けるばね受け筒が設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記プルブロックの結合部に下方へ向って開口する一対のフックが形成される一方、前記ロッドの先端部に一対の顎部を有する頭部が形成され、前記ロッドを前記筒状部材の下方から挿入させて前記頭部を前記筒状部材の上部から突出させた状態で、前記頭部を前記ロッドの軸心と直角な方向から前記一対のフックの間に嵌め込むことにより、前記第2連結部が構成されていることを特徴とする。
本発明に係るシフトレバー装置によれば、第2連結部を筒状部材の内部に配置したので、第2連結部が第1連結部と重なり合って、第2連結部の長さ分だけノブが短くなる。これにより、第1連結部の長さを十分に確保して強度の低下を防止しつつ、ノブの小型化を図ることができる。また、第2連結部が筒状部材の内部に収容されるので、プルブロックがロッドから外れる虞が少ない。
以下、本発明によるシフトレバー装置の実施の形態を説明する。
(a)実施の形態1
図4に示すように、シフトレバー装置は、車体に固定されたハウジング12と、該ハウジング12に対して回動するシフトレバー11とによって構成されている。
シフトレバー11は、前記ハウジング12に揺動自在に支持される軸部ユニット13と、該軸部ユニット13に立設されたロッド部14と、該ロッド部14の上端に設けられたノブ1とにより構成されている。
前記軸部ユニット13の下端部には、左右に突出する軸13aが一体形成されている。この軸13aは、ハウジング12に形成された一対の軸受部12aに回転自在に支持されている。
前記ロッド部14は、筒状部材としての金属管2と、該金属管2を被うと共にノブ1と一体形成されている樹脂管3とにより構成され、金属管2の内部には、樹脂製のロッド4が軸部ユニット13の下方から挿入されている。
ノブ1には、上下方向に形成された第1ガイド孔1aに沿って昇降自在にプルブロック5が設けられている。また、該第1ガイド孔1aの上方であって該第1ガイド孔1aと直交する水平方向に第2ガイド孔1bが形成され、該第2ガイド孔1bの内部には摺動自在にノブボタン6が設けられている。そして、ノブボタン6の移動をプルブロック5の昇降に変換する変換手段が設けられている。即ち、プルブロック5の上下位置には上向テーパ面5aと下向テーパ面5bとが相互に平行に形成される一方、ノブボタン6には、プルブロック5の上向テーパ面5a及び下向テーパ面5bと夫々摺接する下向テーパ面6a,上向テーパ面6bが形成されている。また、ノブボタン6の背面側には、軸方向に収容孔が形成され、該収容孔の底面と第2ガイド孔1bの底面との間には、ノブボタン6を外部へ向かって付勢するばね19が設けられている。
図1に示すように、ノブ1は、第1連結部21を介して金属管2の上部に結合されている。ノブ1と金属管2とが相対的に回るのを防止するために、金属管2の上部には、軸方向に長いスリット2aが円周方向に沿って複数形成されており、ノブ1における第1ガイド孔1aの内周面に形成された凸部1cがスリット2aに入り込んでいる。
そして、金属管2に挿入されたロッド4の上端は、前記プルブロック5に、第2連結部22を介して連結されている。第2連結部22の構造を以下に説明する。図2に示すように、プルブロック5の下部には結合部5cが一体形成されている。結合部5cには下方へ向かって開口する一対のフック5dが形成される一方、ロッド4の上端には一対の顎部4bを有する頭部4cが形成され、頭部4cが軸心と直角な方向から一対のフック5dの間に嵌合されると、一対の顎部4bが一対のフック5dに引っ掛かるため、一対のフック5dの間に頭部4cが保持され、これらが一体となって昇降する。
前記ロッド4を下方へ付勢するための構成を説明する。前記ロッド4には外径寸法を大きくしたばね受け部4aが形成されており、該ばね受け部4aをシフトレバー11の基端部へ向かって付勢する付勢手段としてのばね7がロッド4を囲繞するように設けられている。このばね7の上端を支持するため、ばね受け筒20が金属管2の内部に設けられている。
ばね受け筒20の構成を図3に示す。ばね受け筒20はほぼ筒形状であり、下面にばね受け面20aを有する。ばね受け筒20が金属管2の内部で移動しないようにするため、外周面上部の相互に180度をなす位置に、一対の凸部20bが形成されている。一方、金属管2の対応する位置には、凸部20bを嵌合させるための凹部として一対の嵌合孔2bが形成され、該嵌合孔2bに凸部20bが嵌合されている。ばね受け筒20の金属管2への挿入を可能にするため、ばね受け筒20に可撓性を持たせる目的で、ばね受け筒20には円周方向に4本のスリット20cが形成されている。また、ばね受け筒20を変形させて金属管2の内部に押し込む際に、凸部20bの部分が金属管2の内部に入り易くするために、凸部20bの下面にはテーパ部20dが形成されている。
前記軸部ユニット13には、ロッド4を昇降自在に案内するガイド孔13bが形成されている。このガイド孔13bから下方へ突出するロッド4の下端には操作部15が設けられている。該操作部15には下方からV溝が形成され、該V溝の傾斜面にディテント係合部16が形成されている。一方、ハウジング12の略中央部には、上方へ突出するディテントプレート17が一体成形されている。該ディテントプレート17には、その上縁部に沿って複数のディテント溝部18が形成されている。
ディテント溝部18には、車両の前から後へ向かって、パーキング用のPレンジ溝部,Rレンジ溝部,Nレンジ溝部,Dレンジ溝部,2レンジ溝部,1レンジ溝部が順次隣接して設けらている。そして、ハウジング12の上部には、前記Pレンジ等を表示した図示しないインディケーターカバーが配置されている。
前記ばね7,19の付勢力に抗してノブボタン6を押圧し、上向テーパ面6b,下向テーパ面5bを介してロッド4を上方へ引き上げることにより、ディテント係合部16がディテント溝部18から引き放される。このため、シフトレバー11のシフト移動が可能となる。
次に、シフトレバー装置の組み立て手順を説明する。図5に示すように、ロッド4を軸部ユニット13のガイド孔13bの下方から挿入する。ロッド4の上端が金属管2の上方から突出したら、ロッド4を囲繞する状態で金属管2の内部に上からばね7を収容する。次に、ばね受け筒20でばね7を上から圧縮しながら金属管2の内部にばね受け筒20を挿入する。すると、ばね受け筒20の凸部20bが嵌合孔2bに嵌合されることにより、ばね受け筒20が金属管2の内部に固定される。そして、ロッド4を下方から押し、金属管2の上部からロッド4の頭部4cを突出させ、この頭部4cに対してプルブロック5をロッド4の軸心とほぼ直角な方向へ移動させ、ロッド4の頭部4cをプルブロック5の一対のフック5dの間へ嵌め込むと、プルブロック5とロッド4とが第2連結部22で結合される。その後、ばね7の付勢力により、第2連結部22は金属管2の内部に引き込まれ、プルブロック5が金属管2の上端に当接して停止する。そしてシフトレバー11をハウジング12に回動可能に軸支させた後、金属管2の上部に、ノブ1を装着すればよい。
次に、シフトレバー装置の作用を説明する。まず、シフトレバー11が例えばPレンジにある場合、図4(a)に示すように、ばね7,19の付勢力がロッド4を下方へ付勢しているため、ディテント係合部16がPレンジのディテント溝部18と係合している。
シフトレバー11をPレンジからDレンジに移動させたい場合は、ノブボタン6を押す。すると、図4(b)に示すように、ばね7,19の付勢力に抗してノブボタン6が押され、その押圧力が上向テーパ面6bと下向テーパ面5bとを介してロッド4へ伝わり、ロッド4が上方へ引き上げられ、ディテント係合部16がディテント溝部18から離れる。その後、シフトレバー11を移動させてノブボタン6を放すと、ばね7,19がロッド4を下方へ付勢し、ディテント係合部16がDレンジのディテント溝部18と係合する。
PレンジからDレンジに移動させる場合について説明したが、他のレンジに移動させる場合についても同様である。
この発明によれば、図1に示すように第2連結部22を金属管2の内部に配置したことから、第2連結部22が第1連結部21と重なり合い、第1連結部21の長さAと第2連結部22の長さBとを加えた長さが第1連結部21の長さAとなり、第2連結部22の長さBの分だけノブ1の全長Fが短くなる。また、従来は第2連結部22が金属管2の外部に出ていたので、ノブ1が装着されていない状態では、図2においてプルブロック5がロッド4の軸心と直角な方向へ移動することが可能であり、頭部4cからフック5dが外れる虞があった。しかし、本発明では第2連結部22が金属管2の内部に収容されるので、プルブロック5がロッド4の軸心と直角な方向へ移動することが不可能であり、プルブロック5がロッド4から外れる虞が少ない。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を図6に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更しただけなので、異なる部分のみを説明する。
実施の形態2は、実施の形態1に対して、第1連結部21と対応する部分の金属管2の径寸法を大きくして略小判形状としたものである。即ち、ノブ1よりも少し下方の位置まで金属管2の径寸法が大きくなっており、これにより樹脂管3の径寸法も大きくなっている。また、金属管2の大径化に伴って、金属管2が挿入される第1ガイド孔1a、金属管2の内部に位置する結合部5c、頭部4cおよびばね受け筒20も大きいものが用いられている。
この発明によれば、第1連結部21と対応する部分の金属管2の径寸法を大きくしたので、結合部5cを大きくして第2連結部22の強度を大きくすることができ、プルブロック5を引き上げる際に第2連結部22に大きな引張り荷重が加わって破壊するのが防止される。
その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので、説明を省略する。
(c)実施の形態3
最後に、実施の形態3を図7に示す。この実施の形態も、実施の形態1の一部を変更しただけなので、異なる部分のみを説明する。
前記のように金属管2の先端近傍にはスリット2aが形成されている。実施の形態3は、図8に示すように、このスリット2aの部分から挿入したピン23を介してプルブロック5の結合部5cとロッド4とを結合するように構成したものである。プルブロック5の結合部5cは1枚の薄板状に形成されて2つの孔5eが形成されている。一方、ロッド4の上部には、頭部4cに代えて二股状の一対の挟持部4dが形成され、夫々の挟持部4dに2つの孔4eが形成されている。一対の挟持部4dの間に結合部5cを嵌め込んで、ピン23を孔4e,5eに圧入することにより、プルブロック5がロッド4の上部に結合されている。
シフトレバー装置の作用を説明する。ロッド4の上部にプルブロック5を連結する際には、ロッド4の上部を金属管3の上端から突出させることなく、プルブロック5の結合部5cを金属管3の上部から金属管3の内部に挿入するようにして、結合部5cをロッド4の一対の挟持部4dの間に嵌め込んで、金属管3の上部に形成したスリット2aの部分から挿入したピン23を孔4e,5eに嵌合すればよい。このスリット2aは金属管3に対するノブ1の回り止めとして機能する。
この発明によれば、シフトレバー装置を組み立てる際に、プルブロック5の結合部5cとロッド4とを連結するためのピン23を金属管2のスリット2aの部分から挿入できるので、ロッド4の先端を金属管2の外部まで押し出すことなく組み立てが行え、作業の自動化が容易にできる。そして、金属管2の先端にノブ1を装着することなくシフトレバー装置を納入する場合でも、ピン23が金属管2の内部で保持されているので、プルブロック5がロッド4の先端から外れる虞れがない。
その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので、説明を省略する。
シフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図(実施の形態1)。 プルブロックとロッドとを示す斜視図(実施の形態1)。 ばね受け筒に係り、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は右側面図(実施の形態1)。 シフトレバー装置の作用説明図(実施の形態1)。 シフトレバー装置の分解斜視図(実施の形態1)。 シフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図(実施の形態2)。 シフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図(実施の形態3)。 プルブロックとロッドとを示す斜視図(実施の形態1)。 従来のシフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図。
符号の説明
1…ノブ
1a…第1ガイド孔
1b…第2ガイド孔
2…金属管(筒状部材)
2a…スリット
4…ロッド
4b…顎部
4c…頭部
4d…挟持部
4e,5e…孔
5…プルブロック
5a,6b…上向テーパ面(変換手段)
5b,6a…下向テーパ面(変換手段)
5c…結合部
5d…フック
6…ノブボタン
7…ばね(付勢手段)
11…シフトレバー
12…ハウジング
20…ばね受け筒
21…第1連結部
22…第2連結部
23…ピン

Claims (5)

  1. 車体に固定されたハウジングにシフトレバーの基端部が揺動自在に支持され、該シフトレバーを構成する筒状部材の先端部に第1連結部を介してノブが結合されており、
    該ノブには上下方向の第1ガイド孔が形成されると共に該第1ガイド孔の上方であって該第1ガイド孔と直交する水平方向に第2ガイド孔が形成され、前記第1ガイド孔に前記筒状部材の先端部が挿入される一方、前記第2ガイド孔にはノブボタンが移動自在に設けられ、前記筒状部材の内部には前記筒状部材の下方から挿入されたロッドが移動自在に設けられ、該ロッドを下方へ付勢する付勢手段が前記筒状部材の内部に設けられ、該ロッドの先端部に第2連結部を介してプルブロックが結合され、前記ノブボタンの移動を前記プルブロックの昇降に変換する変換手段が設けられ、
    前記ノブボタンを押すと前記プルブロックを介して前記ロッドが前記付勢手段の付勢力に抗して引き揚げられ、前記ロッドと前記ハウジングとの係合が外れて前記シフトレバーのシフトが可能になるシフトレバー装置において、
    前記プルブロックの下部に一体形成された結合部が前記ロッドの先端部に結合されて前記第2連結部が構成され、前記第2連結部は、前記付勢手段の付勢力により前記筒状部材の内部に引き込まれ、前記プルブロックが前記筒状部材の先端部に当接して停止することにより、前記筒状部材の内部に配置されていることを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
    前記筒状部材の上部の前記第1連結部と対応する部分の径寸法を、前記筒状部材の下部の径寸法よりも大きくしたことを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
    前記ロッドの先端部に一対の挟持部が形成され、該一対の挟持部の間に前記プルブロックの下部に一体形成された結合部が嵌め込まれ、該一対の挟持部と該結合部とに形成された孔にピンが嵌合されて前記第2連結部が構成される一方、
    前記筒状部材の先端近傍にスリットが形成され、
    該スリットの部分から前記ピンが挿入されて前記孔に嵌合され、前記プルブロックと前記ロッドとが前記第2連結部で連結されていることを特徴とするシフトレバー装置。
  4. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
    前記筒状部材の内部には、前記筒状部材の軸方向における前記第2連結部の下方に、前記付勢手段の上端部を受けるばね受け筒が設けられていることを特徴とするシフトレバー装置。
  5. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、
    前記プルブロックの結合部に下方へ向って開口する一対のフックが形成される一方、前記ロッドの先端部に一対の顎部を有する頭部が形成され、前記ロッドを前記筒状部材の下方から挿入させて前記頭部を前記筒状部材の上部から突出させた状態で、前記頭部を前記ロッドの軸心と直角な方向から前記一対のフックの間に嵌め込むことにより、前記第2連結部が構成されていることを特徴とするシフトレバー装置。
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