JP4073799B2 - メモリシステム - Google Patents

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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不揮発性のメモリシステムに関し、例えばフラッシュメモリカード及びハードディスク互換のフラッシュディスクなどに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュメモリに代表される電気的に書換え可能な不揮発性メモリに対する記憶情報の書き換えではメモリセルに電気的なストレスがかり、書き換え回数が増すに従ってメモリセルの特性が劣化する。このため、前記不揮発性メモリには特性を保証することができる書換え可能回数を定めるのが一般的である。書き換えは一部のデータブロックに局在化する場合が有り、一部のデータブロックが書換え可能回数に達したら、当該データブロックを代替エリアに有る未使用メモリブロックと入れ替える技術が提供されている(特許文献1,2参照)。
【0003】
また、各データブロックにおけるECCによる訂正回数をカウントし、ある一定値に達したらそのデータブロックを代替エリアに有る未使用データブロックと入れ替える技術が有る(特許文献3参照)。
【0004】
また、局所的に書き込みが集中すると一部のデータブロックだけ特性劣化が著しくなるので、ある一定の書き換え回数に至ると、自動的に書き換え回数の少ない領域との間でデータとアドレスの入れ替えを行って、不揮発性メモリの書き換え回数寿命を延ばすようにした技術が有る。例えば書き込み回数が規定値を超えるとデータブロックのアドレス割り当てを変更する(特許文献4参照)。またECCエラー回数が規定値を超えるとデータブロックのアドレス割り当てを変更する(特許文献5参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平08−96589
【特許文献2】
特開平2001−229069
【特許文献3】
WO 01/22232
【特許文献4】
特開平04−503720
【特許文献5】
特開平02−118997
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにおけるデータブロックの代替処理について検討した。特に、本発明者はフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを適用した大容量且つ高速のフラッシュメモリカードやフラッシュディスクといったハードディスク互換の大容量ストレージについて検討した。
【0007】
第1は、不揮発性メモリのデータブロックに対する代替処理の適正化である。データブロックの書き換え回数が保証値を超えても、必ずメモリセルに特性劣化を生ずるというわけではないから、特許文献1,2のように単に書き換え回数だけでデータブロックの代替を行うと、まだ使用可能なデータブロックを無駄に代替する虞がある。要するに、プロセスバラツキなどによって書換え可能回数には個体差がある。
【0008】
第2は、情報記憶の高信頼性である。特許文献3のようにECCによる訂正回数が規定値に達した場合にデータブロックの代替を行うと、例えば30万回書換え回数を保証しているフラッシュメモリに対して、書換え回数が50万回を超えて始めてECCの訂正が発生してもそのデータブロックには継続して書き換えが可能になる。要するに、特性劣化が進んだ状態で依然として書き換え可能な状態に放置されるデータブロックが存在することになり、情報記憶に対する信頼性を低下させる虞がある。例えば、特性劣化によりECC回路で訂正可能な誤りの発生が頻発すると、これに加えてディスターブなどの影響によるデータ化けを生ずれば、ECC回路による訂正可能なビット数を超えてしまうことが予想され、最早ECC回路の能力では誤りの訂正を行うことができず、記憶データを保護することができなくなる。
【0009】
誤りデータが音声や画像データの場合にはその一部のデータ誤りは他の処理に影響を与えることは少ない。これに対し、演算処理データやプログラムの場合には一部のデータ誤りが他の処理に与える影響が比較的大きく、データ処理の性質によっては致命的な欠陥を生ずる場合もある。従って、ハードディスク互換のフラッシュメモリカードやフラッシュディスク等には特に情報記憶に対する高信頼性が要求される。
【0010】
第3は、高速アクセス処理である。ハードディスク互換のフラッシュメモリカードやフラッシュディスク等に演算処理データやプログラムを格納する場合を想定すると、データ処理を高速化するには、フラッシュメモリカード等は高速アクセス処理が可能でなければならない。書き換え回数寿命を延ばすのにアクセス処理に付随してテーブル参照などが毎回必要になれば、大容量故に、その参照処理がオーバーヘッドになる。例えば特許文献4,5の技術では、データブロックに対するアドレス割り当てを示す対応テーブルをアクセス毎に毎回読み込まなければならない。
【0011】
本発明の目的は、書換え回数寿命を伸ばすのに使用可能なデータブロックを無駄に代替することを抑制可能なメモリシステムを提供することにある。換言すれば、書換え回数寿命を伸ばすのに用意すべき代替用のメモリブロックを少なくすることができるメモリシステムを提供することにある。
【0012】
本発明の別の目的は、特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、情報記憶に対する信頼性を向上させることができるメモリシステムを提供することにある。
【0013】
本発明の更に別の目的は、書き換え回数寿命を延ばすのにアクセス処理に付随して毎回テーブル参照などを行わずに済み、高速アクセスを保証して書き換え回数寿命を延ばすことができるメモリシステムを提供することにある。
【0014】
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0016】
〔1〕本発明の第1の観点は読み出し動作時における代替制御である。この観点によるメモリシステムは、所定の物理アドレス単位に複数のデータブロックを有する不揮発性メモリと、外部からのアクセス要求に応答して前記不揮発性メモリを制御するコントローラとを有する。前記データブロックは夫々のデータ領域に対する書き換え回数とエラー検査情報を保持する領域(31,32)を有する。前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する読み出し動作において、読み出し対象領域のデータに対しエラー検査情報によるエラー検査を行い、エラーがあるとき、書き換え回数が所定値を超えていれば別のデータブロックへの代替、超えていなければエラーに係るデータブロック上のデータを訂正する。
【0017】
規定の書き換え回数になっても、素性の良い不揮発性メモリであればまだ書き換えを行うことができる。その指標としてデータブロックのデータ誤り発生状況とその時の書き換え回数とを考慮する。データブロックからの読み出しデータにデータエラーがある時に書き換え回数が所定回数に達していなければECCなどによるエラー訂正を行う。一般にフラッシュメモリなどの不揮発性メモリは、保証する書換え回数の限度内では、メモリ開発メーカが推奨又は指示するエラー訂正能力(エラー訂正可能なビット数)を持てば、訂正不可能な状況は発生しない為、ECC等でエラー訂正されたデータを当該データブロックに書き戻してもデータ信頼度の点では問題ないと考えられるからである。一方、前記データエラーがある時に書き換え回数が所定の回数に達していれば、ECCのエラー訂正能力を超えたビット数のエラーを生ずる虞がそれ以降顕在化すると考えられるので、データブロックを代替し、代替先の新たなデータブロックに訂正データを保持させて利用する。
【0018】
したがって、上記代替手法によれば、ECCとの組み合わせにより書き換え回数が保証限度を超えても代替でき、結果として、単に規定の書き換え回数だけを指標として代替を行う場合に比べて、1データブロックアドレス当たりの平均書換え回数を増やすことができる。このことにより、過剰に代替エリアを持たなくてもよく、また代替処理にかかる処理オーバヘッドを抑制することが出来ることから、高速アクセスを保証することが可能となる。
【0019】
更に、専らECCによるエラー発生回数をデータブロック代替の指標とする場合のように特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、情報記憶に対する信頼性を向上させることができる。
【0020】
本発明の具体的な形態として、前記データブロックはその物理アドレスに対応させる論理アドレスの情報保持に利用することが可能なアドレス情報保持領域(30)を有する。このとき、前記コントローラは論理アドレスを物理アドレスとしてデータブロックを選択し、選択したデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記アドレス情報保持領域が保有する情報との一致により当該データブロックが代替されていないと判定する。したがって、選択したデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記アドレス情報保持領域が保有する情報との不一致を判別したときだけ、代替先を調べるためのテーブル参照等を行えばよい。アクセス処理に付随して毎回テーブル参照などを行わずに済み、高速アクセスを保証して書き換え回数寿命を延ばすことができる。
【0021】
代替先を調べるためのテーブルとして、前記不揮発性メモリは例えば代替先テーブルを有する。前記代替先テーブルは、物理アドレスの配列順に則して対応する論理アドレス情報の保持に利用されるテーブル情報保持領域(40)を有する。前記コントローラは論理アドレスを物理アドレスとして選択したデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記アドレス情報保持領域が保有する情報との不一致を判別したとき、物理アドレスに対応するテーブル情報保持領域を参照して、論理アドレスがどのデータブロックで代替されているかを判定することができる。
【0022】
新たな代替先の判別の為に、前記テーブル情報保持領域は論理アドレスの割り当てが行なわれていないデータブロックに対応して未使用コード(USFLG)が格納される。前記コントローラはデータブロックの代替を行うとき前記代替先テーブルを参照し、前記未使用コードに応ずるデータブロックを新たな代替先として判別する。
【0023】
前記アドレス情報保持領域に対して、前記コントローラは論理アドレスの割り当てが行なわれていないデータブロックのアドレス情報保持領域を論理アドレス以外の無効コードにより初期化する。更に前記コントローラはデータブロックの代替を行なうとき、代替元データブロックのアドレス情報保持領域に代替先データブロックの物理アドレスを保持させる。また、前記コントローラは書き換え失敗のデータブロックを消去状態にする。代替されたデータブロックのアドレス情報保持領域に対する取扱を統一し、また、障害発生時などにデータブロックの情報から代替履歴を参照可能にするためである。
【0024】
本発明の具体的な別の形態として、前記複数のデータブロックのうち特定のデータブロックは書き換え閾値回数データ(TDAT)の記憶領域を有する。前記コントローラは、前記書き換え閾値回数データに一致する書き換え回数を前記書き換え回数の所定値と判定する。書き換え可能な回数は半導体製造プロセスに応じてばらつきがあるから、それに則して書き換え回数寿命を伸ばすことが可能になる。
【0025】
不揮発性メモリは例えばフラッシュメモリである。前記論理アドレス情報は32ビット以上である。フラッシュメモリの記憶容量をギガ・ビット以上の大容量化することができる。前記エラー検査情報にはECCコード、CRCコード、パリティコード、及び総積和(SUM値)コードを用いてよい。
【0026】
前記コントローラは、例えば外部インタフェース回路、バッファ、CPU、ECC回路、及びメモリインタフェース回路によって構成すればよい。
【0027】
〔2〕本発明の第2の観点は書き換え動作時における代替制御である。この観点によるメモリシステムでは、前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する書き換え動作において、書き換え対象のデータブロックに対する書き換えに失敗したときは書き換え回数が所定値を超えていれば別のデータブロックへの代替、超えていなければ失敗に係るデータブロックに対する再書き換えを行う。前記再書き換えに失敗したときは別のデータブロックへの代替を行う。
【0028】
本発明の第3の観点は書き換え動作時における別の代替制御である。この観点によるメモリシステムは、所定の物理アドレス単位に複数のデータブロックを有する不揮発性メモリと、外部からのアクセス要求に応答して前記不揮発性メモリを制御するコントローラとを有し、前記データブロックはデータ領域に対する書き換え回数とエラー訂正フラグを保持する領域(31,33)を有する。前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する書き換え動作において、書き換え対象のデータブロックに対する書き換え回数が所定値を超えていないとき当該データブロックに対する書き換え処理を行い、書き換え回数が所定値を超えているときは当該データブロックのエラー訂正フラグがエラー訂正済みを示していれば別のデータブロックへの代替、エラー訂正済みを示していなければ当該データブロックに対する書き換え処理を行う。前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する書き換え処理において、書き換え対象のデータブロックに対する書き換えに失敗したときは書き換え回数が所定値を超えていれば別のデータブロックへの代替、超えていなければ失敗に係るデータブロックに対する再書き換えを行なってよい。前記エラー訂正フラグは例えばエラー訂正が行なわれたか否かを示す1ビット以上のフラグ情報である。
【0029】
第2及び第3の観点による発明の具体的な形態として上記第1の観点の発明と同じ手段を採用して良い。
【0030】
第2及び第3の観点による発明も上記第1の観点の発明と同様に、ECCとの組み合わせにより書き換え回数が保証限度を超えても代替でき、過剰に代替エリアを持たなくても済み、更に、専らECCによるエラー発生回数をデータブロック代替の指標とする場合のように特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、情報記憶に対する信頼性を向上させることができる。そして、コントローラは論理アドレスを物理アドレスとしてデータブロックを選択するから、アクセス処理に付随して毎回テーブル参照などを行わずに済み、高速アクセスを保証して書き換え回数寿命を延ばすことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
《フラッシュメモリカード》図1には本発明のメモリシステムの一例であるフラッシュメモリカードが示される。同図に示されるフラッシュメモリカード1は、所定のケーシングに、所定の物理アドレス単位に複数のデータブロック2を有する不揮発性メモリ例えばフラッシュメモリ3と、外部情報処理装置4からのアクセス要求に応答して前記フラッシュメモリ3を制御するコントローラ5とを有する。所定のケーシングは例えばPCカード又は1.8インチのハードディスクのケーシングなどである。外部情報処理装置4はパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、又はディジタルカメラなどのホスト装置である。データブロック2はデータ領域2Dと管理領域2Cに大別される。
【0032】
前記フラッシュメモリ2は、特に図示はしないが、電気的に消去及び書き込み可能なフラッシュメモリセルをマトリクス配置したメモリセルアレイを有する。このメモリセルアレイに前記複数のデータブロックが構成される。各データブロックは1024ビットのような一定の記憶容量を有し、複数個のフラッシュメモリセルから成る。
【0033】
フラッシュメモリセルには、特に制限されないが、チャンネル領域の上に絶縁膜で分離された導体としてのフローティングゲートに電荷を注入可能にするフローティングゲート構造、或はシリコン窒化膜などの電荷トラップ領域に電荷を局在的に注入可能にする電荷トラップ構造などを採用することができる。例えばフローティングゲート構造の場合には電荷の注入状態と放出状態の閾値電圧の相違に応じて記憶情報の論理値を決める。電荷トラップ構造においては電荷のトラップ位置やトラップ電荷の極性に応じて多値の情報記憶を行なうことが容易である。そのようなフラッシュメモリセルに対するデータの記憶は、例えばメモリセルが保持する電荷を初期的状態にする第1処理(例えばイレーズ処理若しくは消去処理)、初期的状態から電荷状態を変更する第2処理(例えばプログラム処理若しくは書き込み処理)によって行なわれる。例えばフローティングゲート型のフラッシュモリセルのドレインはビット線に、ソースはソース線に、コントロールゲートはワード線に接続される。イレーズ処理はソース線に高電圧を印加して電子をソース線に引き抜く。プログラム処理はワード線に高電圧を印加してドレインからフローティングゲートにホットエレクトロンを注入する。特に制限されないがイレーズ処理はデータブロック単位とされる。
【0034】
前記コントローラ5は、特に制限されないが、外部装置インタフェース回路10、フラッシュメモリインタフェース回路11、マイクロコンピュータ(MPU)12、RAM(ランダムアクセスメモリ)から成るバッファ13、ECC(エラーコレクティングコード)回路14、及び内部バス15を有する。外部装置インタフェース回路10は外部情報処理装置4とのインタフェース制御を行う。例えば外部とのインタフェース仕様は、ハードディスク互換を考慮すればIDE(Integrated Device Electronics)等とされる。フラッシュメモリインタフェース回路11は、フラッシュメモリ3のコマンド及びデータアクセス仕様を満足するフラッシュメモリインタフェース制御を行う。MPU12は中央処理装置(CPU)、CPUのワークRAM、及びCPUの制御プログラムROM等を有し、CPUが制御プログラムを実行して、外部装置インタフェース回路10による外部インタフェース制御、フラッシュメモリインタフェース回路11によるメモリインタフェース制御等を行う。バッファ13は外部情報処理装置4からの書込みデータ、外部情報処理装置4への読み出しデータを一時的に蓄える。
【0035】
本発明の実施形態では、コントローラとメモリを分離しているが、その2つ及び周辺部品を1つにした混載半導体としてもかまわない。
【0036】
外部情報処理装置4から外部装置インタフェース回路10にデータアクセス要求があると、MPU12はアクセス対象データの物理アドレスであるセクタアドレス及びアクセスコマンド等をフラッシュメモリインタフェース回路6からフラッシュメモリ2に与え、フラッシュメモリ2のデータ書き換え動作及びデータ読み出し動作等を制御する。データ書き換え動作は前記イレーズ処理とプログラム処理によって行なわれる。書き換え動作では外部情報処理装置4から供給された書き込みデータがフラッシュメモリ3に与えられる。読み出し動作ではフラッシュメモリ3から読み出されたデータが外部情報処理装置11に出力される。
【0037】
フラッシュメモリ3の各データブロック(例えばセクタとも称する)2にはデータブロックの物理的な配置である物理アドレス(セクタアドレスとも称する)が割当てられる。要するに、アドレス信号をデコードしてデータブロックを選択するためのアドレスデコーダのデコード論理にそのアドレス割り当てが組み込まれている。前記物理アドレスのビット数は例えば32ビットである。外部情報処理装置4はデータブロックの論理的な配置を論理アドレスで管理する。MPU12は外部情報処理装置4が指定する論理アドレスを物理アドレスとしてフラッシュメモリ3のアクセスに利用する。要するに、MPU12は論理アドレスと物理アドレスの対応テーブルを常時参照することを要しないということである。
【0038】
《フラッシュメモリのデータ構造》図2にはフラッシュメモリ3のデータブロックによるデータ構造が例示される。図2ではデータブロック2として例えば物理アドレス0〜zまでのデータブロック2(0)〜2(z)を有し、物理アドレス0〜n−1までのデータブロック2(0)〜2(n−1)はユーザデータ領域20、物理アドレスn〜z−1までのデータブロック2(n)〜2(z−1)は代替領域21、物理アドレスzのデータブロック2(z)は代替先テーブルの形成領域22とされる。各データブロック2には前述の通り物理アドレスが割り当てられ、管理領域2Cとして、論理アドレス領域30、書換え回数領域31、ECCコード領域32を有する。
【0039】
前記論理アドレス領域30は物理アドレスに対応される論理アドレスの情報保持に利用することが可能なアドレス情報保持領域とされる。書換え回数領域31には対応するデータブロック2の書換え回数が保持される。ECCコード領域32は対応するデータブロック2のエラー検査情報としてECCコードを保有する。ECCコードは例えばデータブロック全体に対するECCコードとされる。データ領域だけに対するECCコードであってもよい。論理アドレスの割り当てに利用されていない論理アドレス領域30はコントローラ5により無効コードIVCODが初期的に書込まれる。即ち、物理アドレスzを除く代替領域31の論理アドレス領域30は当初無効コードIVCODを有する。前記物理アドレスzのデータブロック2(z)において論理アドレス領域30にはテーブルフラグが格納され、当該データブロック2(z)のデータ領域には代替先テーブルSTLBが格納される。
【0040】
前記コントローラ5は論理アドレスを物理アドレスとしてデータブロック2を検索し、検索したデータブロック2の物理アドレスと当該データブロックの前記論理アドレス領域30が保有する情報との一致により当該データブロックが代替されていないと判定する。したがって、検索されたデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記論理アドレス領域30が保有する情報との不一致を判別したときだけ、代替先を調べるために代替先テーブルSTLBの参照等を行えばよい。アクセス処理に付随して毎回代替先テーブルSTLBの参照を行わなくてもよい。
【0041】
本発明の実施形態では、毎回代替先テーブルSTLBを参照する方式を説明する。しかし、代替領域を最小限にすることが本発明では可能なので、テーブルSTLB参照をせずに直接代替領域を検索することも可能である。
【0042】
図3には前記代替先テーブルSTLBの一例が示される。代替先テーブルSTLBは、ユーザデータ領域20における不良若しくは書換え寿命が尽きたデータブロック2を代替する代替領域21のデータブロックを調べるためのデータテーブルである。この代替先テーブルSTLBは、物理アドレスの配列順に則してテーブル情報保持領域40、即ち40(0)〜40(z)を有する。テーブル情報保持領域40(0)〜40(z)は物理アドレスの配列順に則して対応する論理アドレス情報の保持に利用される。テーブル情報保持領域40(0)〜40(z)に対応する物理アドレスは当該テーブル情報保持領域のオフセットから得られる。例えば物理アドレス(n−1)に対応する論理アドレス(n−1)は代替先テーブルSTLBのオフセット(n−1)に位置するテーブル情報保持領域40(n−1)から得られる。この代替先テーブルSTLBは、現在の論理アドレスが何処の物理アドレスに割り当てられているか、及び未使用領域は何処にあるのかを示すことができる。
【0043】
前記コントローラ5は論理アドレスを物理アドレスとして検索したデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記論理アドレス領域30が保有する情報との不一致を判別したとき、前記代替先テーブルSTLBの物理アドレスに対応するテーブル情報保持領域40を参照して、論理アドレスがどのデータブロックで代替されているかを判定することができる。例えば図3に従えば、物理アドレス(n)に対応する論理アドレスは、代替先テーブルSTLBのオフセット(n)に位置するテーブル情報保持領域40(n)の情報より、論理アドレス(m)となる。
【0044】
新たな代替先の判別の為に、前記代替先テーブルSTLBのテーブル情報保持領域40(0)〜40(z(―1))は論理アドレスの割り当てが行なわれていないデータブロックに対応して未使用コードとしての未使用フラグUSFLGが格納される。前記コントローラ5はデータブロックの代替を行うとき前記代替先テーブルSTLBを参照し、前記未使用フラグUSFLGに応ずるデータブロックを新たな代替先と判定する。
【0045】
前記代替先テーブルSTLBのオフセット(z)におけるテーブル情報保持領域40(z)は書き換え閾値回数データTDATの記憶領域40(z)として利用される。コントローラ5はデータブロックの代替可否の判別若しくは書換え寿命の判別にその書き換え閾値回数データTDATを利用する。データブロックの書換え可能回数は半導体製造プロセスに応じてばらつきがあるから、それに則して書き換え回数寿命を判定できるようにするためである。
【0046】
《読出し動作時の代替制御》次に前記データブロックに対する読出し動作時における代替制御について説明する。
【0047】
図4にはコントローラによる読出し動作の制御フローが例示される。論理アドレスmのデータ読み出し処理が指示されると、それに応答して物理アドレスmのデータブロックをバッファ13に読み出す(S1)。読み出されたデータブロック2(m)の論理アドレス領域30が保持する論理アドレス情報とデータブロック2(m)の物理アドレスが一致するか否かが判定される(S2)。一致であればデータブロックの代替は行なわれていないと判断される。不一致であればデータブロックの代替が行なわれていると判断され、代替先テーブルSTLBを参照して代替領域21より論理アドレスmのデータブロックを検索して当該データブロックの記憶情報をバッファ13に読み出す(S3)。ステップS2における一致判定に係るデータブロック、又はステップS3で検索された代替データブロックの全データに対してECC回路により誤りの有無を判定する(S4)。本発明では、論理アドレスコードを用いてユーザデータを管理している。しかし、これ以外に例えばS2のチェックでECCコードが訂正無し又は訂正可能であれば、物理アドレスと論理アドレスが一致しているとみなし、訂正不可能であれば代替されているとみなして、代替領域を検索して論理アドレスmを参照する方式でも、本発明を実現することが出来る。誤りがなければコントローラ5は論理アドレスmのユーザデータの転送許可を外部情報処理装置4に要求し(S5)、外部情報処理装置4からの許可を待って論理アドレスmのデータをバッファ13から外部情報処理装置4に転送する(S6)。
【0048】
前記ステップS4の判定にて誤りが有れば、バッファ13上で読み出しデータを訂正する(S7)。そして書き換え回数が書き換え閾値回数データTDATの示す回数(例えばK回)以上であるかの判定が行なわれる(S8)。K回以上でなければバッファ13内の論理アドレスmのデータを訂正して、当該論理アドレスmに対応する物理アドレスのデータブロックに訂正データを書き戻して、フラッシュメモリ3上の対応する記憶データを訂正する。その後、前記ステップS5、S6へ進んで外部情報処理装置4へのデータ転送を行なう。
【0049】
前記ステップS8の判定により書き換え回数がK回以上の場合、代替先テーブルSTLBを参照して代替領域21より未使用のデータブロックを検索する(S9)。検索された未使用データブロックを論理アドレスmの新たなデータブロックとする代替処理を行なう(S10)。この代替処理では、第1に、前記検索された前記未使用データブロックの論理アドレス領域に論理アドレスmの情報を格納し、前記未使用データブロックのデータ領域にユーザデータmを格納し、また、代替前の論理アドレスmのデータブロックの論理アドレス領域に前記未使用データブロックの物理アドレス情報を格納する。第2に、前記代替先テーブルSTLB上のテーブル情報保持領域40に対し、未使用データブロックの物理アドレスに応ずるオフセット位置に論理アドレスmの情報を格納する。その後、前記ステップS5、S6へ進んで外部情報処理装置4へのデータ転送を行なう。
【0050】
図5には図4の読み出し制御を用いてフラッシュメモリカード1からデータを読み出す動作の全体的なフローチャートが例示される。同図の動作では、読み出し前のフラッシュメモリ3の状態は図2の状態とされ、読み出し後のフラッシュメモリ3の状態は図6の状態、読み出し後の代替先テーブルSTLBの状態は図3の状態とされる。書き換え閾値回数はK回とする。
【0051】
外部情報処理装置4がユーザデータ領域20の特定のデータブロック、例えば論理アドレスmのデータ読み出し要求をコントローラ5に指示する(T1)。これを受けてコントローラ5は、物理アドレスmのデータブロックのデータをフラッシュメモリ3から受取る(T2)。コントローラ5は受取った読み出しデータに対して図4の処理を行なう。この例では、図2の通り、データブロック2(m)の論理アドレス領域30の論理アドレスは物理アドレスmに等しく、また、そのデータブロック2(m)のデータにはECCコードによって訂正可能な誤りが発生しているものとする。更に、データブロック2(m)の書き換え回数は上限K回を超えてK+1回とされている。コントローラ5は代替領域21の未使用データブロックを検索するために物理アドレスzの代替先テーブルSTLBをフラッシュメモリ3から読み込む(T3)。コントローラ5は代替先テーブルSTLBから未使用フラグ(USFLG)を保有するテーブル情報保持領域を検索して、例えばテーブル情報保持領域40(n)を得る。この領域40(n)のオフセットに基づいてコントローラ5は物理アドレス(n)のデータテーブルの情報を読出し、その論理アドレス領域30に無効コードIVCODが格納されていること、ECCコード領域のECCコードに基づいてエラーが無いことを確認する。(T4)。無効コードが格納されていなかったり、ECCコードによる誤りがある場合にはT3,T4の処理を繰り返す。
【0052】
処理T4において無効コードが確認され、ECCコードによる誤りのないことが確認された場合には、代替前の論理アドレスmのデータブロックの論理アドレス領域をアドレス情報nに書き換え(T5)、物理アドレスnのデータブロックの論理アドレス領域に論理アドレスmの情報を格納すると共にそのデータ領域にユーザデータmを書込み(T6)、物理アドレスnに応ずるオフセット位置に論理アドレスmの情報を格納するように前記代替先テーブルSTLBを書き換える(T7)。
【0053】
この後コントローラ5は読出しデータの転送許可を外部情報処理装置4に要求し(T8)、外部情報処理装置4からの許可を待って論理アドレスmのデータ(ユーザデータm)を外部情報処理装置4に転送する(T9)。転送の後、コントローラ5は外部情報処理装置4に読出し処理終了を通知する(T10)。
【0054】
上記読出し動作時の代替制御では、規定の書き換え回数になっても、素性の良い不揮発性メモリであればまだ書き換えを行うことができる、という点に着目している。その指標としてデータブロックのデータに対するECCエラーチェックの結果と書き換え回数とを考慮する。データブロックからの読み出しデータにデータエラーがある時に書き換え回数が規定の閾値に達していなければECCなどによる訂正を行う。一般にフラッシュメモリなどの不揮発性メモリは、保証する書換え回数の限度内では、メモリ開発メーカが推奨又は指示するエラー訂正能力(エラー訂正可能なビット数)を持てば、訂正不可能な状況は発生しない為、ECC等でエラー訂正されたデータを当該データブロックに書き戻してもデータ信頼度の点では問題ないと考えられるからである。一方、前記データエラーがある時に書き換え回数が規定の閾値を超えていれば、ECCのエラー訂正能力を超えたビット数のエラーを生ずる虞がそれ以降顕在化すると考えられるので、データブロックを代替し、代替先の新たなデータブロックに訂正データを保持させて利用する。
【0055】
したがって、上記代替手法によれば、ECCとの組み合わせにより書き換え回数が保証限度を超えても代替でき、結果として、単に規定の書き換え回数だけを指標として代替を行う場合に比べて、1データブロックアドレス当たりの平均書換え回数を増やすことができる。このことにより、過剰に代替エリアを持たなくてもよい。
【0056】
更に、専らECCによるエラー発生回数をデータブロック代替の指標とする場合のように特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、情報記憶に対する信頼性を向上させることができる。
【0057】
《書換え動作時における代替制御》次に前記データブロックに対する書換え動作時における代替制御について説明する。
【0058】
図7にはコントローラによる書換え動作の制御フローが例示される。論理アドレスmのデータ書換え処理が指示されると、それに応答してコントローラ5は外部情報処理装置4に論理アドレスmに対する書き換えデータ(ユーザデータmの書き換えデータ)の転送許可を通知する(S11)。コントローラ5はこの許可を受けて外部情報処理装置4が出力する前記書き換えデータを受取ってバッファ13に格納する(S12)。コントローラ5は物理アドレスmのデータブロックをバッファ13に読み出す(S13)。読み出されたデータブロック2(m)の論理アドレス領域30が保持する論理アドレス情報とデータブロック2(m)の物理アドレスが一致するか否かが判定される(S14)。一致であればデータブロックの代替は行なわれていないと判断され、論理アドレスmに応ずる物理アドレスmのデータブロック2(m)におけるデータ領域をバッファ13内のデータで書換える(S15)。不一致であればデータブロックの代替が行なわれていると判断され、代替先テーブルSTLBを参照して論理アドレスmが代替されているデータブロックを検索し(S16)、その代替されているデータブロックにおけるデータ領域をバッファ13内のデータで書換える(S15)。ステップS15の書き換えにおいて、コントローラ5はフラッシュメモリ3より書換え失敗の通知の有無を判定する(S17)。失敗がなければその書き換え処理は終了される。失敗が有るときは、コントローラ5は、そのときの書き換え回数が書き換え閾値回数データTDATの示す回数(例えばK回)以上であるかの判定が行なわれる(S18)。
【0059】
前記ステップS18の判定により書き換え回数がK回以上の場合、代替先テーブルSTLBを参照して代替領域21より未使用のデータブロックを検索する(S19)。検索された未使用データブロックを論理アドレスmの新たなデータブロックとする代替処理を行なう(S20)。この代替処理では、第1に、前記検索された前記未使用データブロックの論理アドレス領域に論理アドレスmの情報を格納し、前記未使用データブロックのデータ領域にバッファ13上の書換え用ユーザデータmを格納し、また、代替前の論理アドレスmのデータブロックの論理アドレス領域に前記未使用データブロックの物理アドレス情報を格納する。第2に、前記代替先テーブルSTLB上のテーブル情報保持領域40に対し、未使用データブロックの物理アドレスに応ずるオフセット位置に論理アドレスmの情報を格納する。コントローラ5は当該代替処理に対してフラッシュメモリ3より書き換え失敗通知が有るか否かを判定し(S21)、なければその書き換え処理を終了する。書き換え失敗であれば再度ステップS19,S20の処理を繰返す。ステップS20の代替処理に対してはリトライ回数の制限、又は書き換え回数によって制限を付しても良く、制限回数に足したときはエラー終了とされる。
【0060】
前記ステップS18の判定により書き換え回数がK回以上でなければコントローラ5はバッファ13内の書換え用ユーザデータmで論理アドレスmのデータ領域に対して再度書き込み処理を行なう(S22)。この書き込みに対してもステップS21で書き込み失敗通知の有無を判定し、失敗であればステップS19,S20の処理が行なわれる。
【0061】
図8には書き換え処理要求に応答するフラッシュメモリの書換えが失敗したときの動作フローチャートが示される。同図の書き換えでは、書き換え前のフラッシュメモリ3の状態は図2の状態とされ、書き換え後のフラッシュメモリ3の状態は図9の状態とされる。書き換え閾値回数はK回とする。
【0062】
外部情報処理装置4から論理アドレスmのデータ書換え処理(T11)、それに応答するコントローラ5から外部情報処理装置4への書き換えデータ(ユーザデータm書き換えデータ)の転送許可通知(T12)、外部情報処理装置4からコントローラ5への前記ユーザデータm書き換えデータの転送処理(T13)が行なわれる。コントローラ5は物理アドレスmのデータブロックをフラッシュッメモリ3から読み出し(T14)、論理アドレスmのデータブロックが代替されていないことを確認して当該物理アドレスmのデータブロックをユーザデータm書き換えデータにより書き換える(T15)。このとき、例えばフラッシュメモリ3は書き換え失敗通知をコントローラ5に発行する(T16)。書き換え回数は上限回数Kを超えているから、データブロックを代替するためにデータブロック2(z)の代替先テーブルSTLBをフラッシュメモリ3から読み出す(T17)。コントローラ5は代替先テーブルSTLBを検索して代替先としてアドレスnのデータブロックを認識し、今度は当該物理アドレスnのデータブロックをフラッシュメモリ3から読み出す(T18)。読み出した物理アドレスnのデータブロックに対してエラー検出などを行ない、正常であればこの物理アドレスnのデータブロックを代替に用いるため、コントローラ5は前述の通り其の代替を反映するために代替先テーブルSTLBを書き換え(T19)、物理アドレスnのデータブロックをユーザデータm書き換えデータで書き換える(T20)。最後にコントローラ5は外部情報処理装置4に処理の終了を通知する(T21)。
【0063】
図8の動作による書き換え処理結果を示す図9において、図2の初期状態のフラッシュメモリの物理アドレスmに対し、図6と比べると、物理アドレスmの書換えが失敗している為、全てのデータが無効になっている。ここでいう無効とは例えば全データが消去状態又はECC訂正不可状態等になっていることを意味する。
【0064】
読み出し動作ではECCエラーが有ったときに書き換え回数を参照してそれが上限を超えている場合にデータブロックの代替を行なった。書き換えの場合は、書き換えに失敗したときに書き換え回数を参照してそれが上限を超えている場合にデータブロックの代替を行なう。これはメモリセルの特性が劣化するに従って書き換え失敗の確率も高くなると考えられるからであり、書き換え失敗のときに書き換え回数が上限を超えていればメモリセルの書き換え回数寿命が尽きるのも真近であると考える。これは、読み出し動作時にECCエラーが有ったとき書き換え回数が上限を超えている場合にはメモリセルの書き換え回数寿命が尽きるのも真近であると考えるのと同様である。したがって、書き換えの場合にも読み出しの場合と同様に、ECCとの組み合わせにより書き換え回数が保証限度を超えても代替でき、過剰に代替エリアを持たなくても済み、更に、専らECCによるエラー発生回数をデータブロック代替の指標とする場合のように特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、情報記憶に対する信頼性を向上させることができる。そして、コントローラは論理アドレスを物理アドレスとしてデータブロックを選択するから、アクセス処理に付随して毎回テーブル参照などを行わずに済み、高速アクセスを保証して書き換え回数寿命を延ばすことができる。
【0065】
《書換え動作時における別の代替制御》次に前記データブロックに対する書換え動作時における代替制御の別の例について説明する。
【0066】
図10にはフラッシュメモリ3のデータ構造の別の例が示される。図2のデータ構造との相違点は各データブロック2にECC訂正フラグ領域33を追加したことである。ECC訂正フラグ領域33は対応するデータブロックをリードした時、1回でもECC訂正を行ったことがある場合に訂正有りフラグが立てられる。訂正がなければ訂正無しフラグが立てられている。代替領域21において代替される前のECC訂正フラグ領域33は無効データ、即ち、消去状態にされている。図10の例では、物理アドレスmに以前ECCによる訂正が発生していたことを表している。
【0067】
図11には図10のデータ構造に対するコントローラによる書換え動作の制御フローが例示される。論理アドレスmのデータ書換え処理が指示されると、それに応答してコントローラ5は外部情報処理装置4に論理アドレスmに対する書き換えデータ(ユーザデータmの書き換えデータ)の転送許可を通知する(S30)。コントローラ5はこの許可を受けて外部情報処理装置4が出力する前記書き換えデータを受取ってバッファ13に格納する(S31)。コントローラ5は論理アドレスmのデータブロックを読み出し(S32)、当該データブロックの書き換え回数が上限のK回以上であるか否かを判定する(S33)。K回に達していなければバッファ13が保有するユーザデータm書き換えデータによって論理アドレスmのデータブロックのデータ領域を書き換える(S34)。書き換え回数がK回以上であるときは、その論理アドレスmのデータブロックにECC訂正フラグが立っているか否かを判定する(S35)。ECC訂正フラグが立っていなければステップS34の書き換え処理を行なう。ECC訂正フラグが立っているときはその論理アドレスmのデータブロックを未使用データブロックに代替し、代替先にユーザデータm書き換えデータを書き込む(S36)。
【0068】
特に図示はしないがステップS34にて書き込み失敗のときはステップS36の処理に進めばよい。また、特に図示はしないが、図7における書き換えを失敗したときの処理と、図11におけるECCエラー訂正フラグの有無に応じた処理の双方を行なうことも可能である。
【0069】
図12には図10のデータ構造のフラッシュメモリ3に対して図11の処理にしたがって代替が行なわれた後におけるフラッシュメモリのデータ構造が例示される。物理アドレスmのデータ領域2Dに記憶されていたユーザデータmは物理アドレスnに代替されている。
【0070】
図11の書き換えの場合は、書き換え回数が上限を超えている場合に一度でもECC訂正が行なわれている場合にはデータブロックの代替を行なって書き換えを行なう。これは、読み出し動作時にECCエラーが有ったとき書き換え回数が上限を超えている場合にはメモリセルの書き換え回数寿命が尽きるのも真近であると考えるのと同様である。したがって、図11の書き換えの場合にも読み出しの場合と同様に、ECCとの組み合わせにより書き換え回数が保証限度を超えても代替でき、過剰に代替エリアを持たなくても済み、更に、専らECCによるエラー発生回数をデータブロック代替の指標とする場合のように特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、情報記憶に対する信頼性を向上させることができる。そして、コントローラは論理アドレスを物理アドレスとしてデータブロックを選択するから、アクセス処理に付随して毎回テーブル参照などを行わずに済み、高速アクセスを保証して書き換え回数寿命を延ばすことができる。
【0071】
最後に高速アクセスの保証という点について説明を加える。図13には以上説明した本発明による読み出し処理と書き込み処理の動作フローの概略が示される。図14にはある一定の書き換え回数に至ると、自動的に書き換え回数の少ない領域との間でデータとアドレスの入れ替えを行って、不揮発性メモリの書き換え回数寿命を延ばすようにした比較例に係る技術による読み出し処理と書き込み処理の動作フローの概略が示される。図14の場合には、読み出しと書き換えの何れにおいても、論理アドレスと物理アドレスの対応を定義した入れ替えテーブルの参照が必須となる。その意味で図14の動作は常時入れ替え先参照方式とされる。これに対し本発明に係る図13の場合には前述の通り論理アドレスを物理アドレスとしてフラッシュメモリのアクセスを行なうから、代替されているときだけ代替先テーブルを参照すれば足りる。本発明の場合にはテーブル参照という点において高速アクセスも保証されている。
【0072】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
【0073】
例えば、不揮発性メモリはフラッシュメモリに限定されない。EEPROM、高誘電体メモリ等であってもよい。代替領域の検索方式として代替先テーブルSTLBのようなテーブルを参照する方式に限定されない。そのようなテーブルを用いる代わりに、直接代替領域の論理アドレス領域30を読み出して検索するようにしてもよい。但し検索時間は増える傾向に有ると考えられる。代替領域の未使用データブロックに対しその論理アドレス領域には無効コードIVCODを保持させることに限定されない。単に無効データ等にしておいてもよい。また、図10のデータ構造においてECC訂正フラグ領域33に訂正有りフラグを立てる条件は上記説明に限定されない。所定の複数回ECCによるエラー訂正を行なったことを条件にしてもよい。
【0074】
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野であるハードディスク互換のフラッシュディスク若しくはフラッシュメモリカードに適用した場合について説明したが、本発明はその他種々のメモリシステムに適用することができる。
【0075】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0076】
すなわち、メモリシステムにおいて書換え回数寿命を伸ばすのに使用可能なデータブロックを無駄に代替することを抑制することができる。換言すれば、書換え回数寿命を伸ばすのに用意すべき代替用のメモリブロックを少なくすることができる。
【0077】
特性劣化が進んだデータブロックが依然として書き換え可能な状態に放置されるのを抑制することができ、メモリシステムの情報記憶に対する信頼性を向上させることができる。
【0078】
メモリシステムの書き換え回数寿命を延ばすのにアクセス処理に付随して毎回テーブル参照などを行わずに済み、高速アクセスを保証して書き換え回数寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリシステムの一例であるフラッシュメモリカードを示すブロック図である。
【図2】フラッシュメモリのデータブロックによるデータ構造を例示する説明図である。
【図3】代替先テーブルの一例を示す説明図である。
【図4】コントローラによる読出し動作の制御フローを例示するフローチャートである。
【図5】図4の読み出し制御を用いてフラッシュメモリカードからデータを読み出す動作を全体的に示すフローチャートである。
【図6】フラッシュメモリカードからデータを読み出したとき図2のフラッシュメモリのデータ構造の変化の一例を示す説明図である。
【図7】コントローラによる書換え動作の制御フローを例示するフローチャートである。
【図8】外部情報処理装置からの書き換え処理要求に応答するフラッシュメモリの書換えが失敗たときの動作を例示するフローチャートである。
【図9】図8の動作による書き換え処理結果を示す説明図である。
【図10】フラッシュメモリ3のデータ構造としてECC訂正フラグ領域を有する例を示す説明図である。
【図11】コントローラによるECC訂正フラグ領域を参照した書換え動作の制御フローを例示するフローチャートである。
【図12】図10のデータ構造のフラッシュメモリに対して図11の処理にしたがって代替が行なわれた後におけるフラッシュメモリのデータ構造を例示する説明図である。
【図13】本発明による読み出し処理と書き込み処理を概略的に示すフローチャートである。
【図14】常時入れ替え先参照方式による比較例に係る読み出し処理と書き込み処理を概略的に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フラッシュメモリカード
2 データブロック
2C 管理領域
2D データ領域
3 フラッシュメモリ
4 外部情報処理装置
5 コントローラ
10 外部装置インタフェース回路
11フラッシュメモリインタフェース回路
12 マイクロコンピュータ
13 バッファ
20 ユーザデータ領域
21 代替領域
22 代替先テーブルの形成領域
30 論理アドレス領域
31 書き換え回数領域
32 ECCコード領域
IVCOD 無効コード
STLB 代替先テーブル
40 テーブル情報保持領域
USFLG 未使用フラグ
TDAT 書き換え閾値回数データ
33 ECC訂正フラグ領域

Claims (16)

  1. 所定の物理アドレス単位に複数のデータブロックを有する不揮発性メモリと、外部からのアクセス要求に応答して前記不揮発性メモリを制御するコントローラとを有し、
    前記データブロックは夫々のデータ領域に対する書き換え回数とエラー検査情報を保持する領域を有し、
    前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する読み出し動作において、読み出し対象領域のデータに対しエラー検査情報によるエラー検査を行い、エラーがあるとき、書き換え回数が所定値を超えていれば別のデータブロックへの代替、超えていなければエラーに係るデータブロック上のデータを訂正することを特徴とするメモリシステム。
  2. 前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する書き換え動作において、書き換え対象のデータブロックに対する書き換えに失敗したときは書き換え回数が所定値を超えていれば別のデータブロックへの代替、超えていなければ失敗に係るデータブロックに対する再書き換えを行うことを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  3. 前記再書き換えに失敗したときは別のデータブロックへの代替を行うことを特徴とする請求項2記載のメモリシステム。
  4. 所定の物理アドレス単位に複数のデータブロックを有する不揮発性メモリと、外部からのアクセス要求に応答して前記不揮発性メモリを制御するコントローラとを有し、
    前記データブロックはデータ領域に対する書き換え回数とエラー訂正フラグを保持する領域を有し、
    前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する書き換え動作において、書き換え対象のデータブロックに対する書き換え回数が所定値を超えていないとき当該データブロックに対する書き換え処理を行い、書き換え回数が所定値を超えているときは当該データブロックのエラー訂正フラグがエラー訂正済みを示していれば別のデータブロックへの代替、エラー訂正済みを示していなければ当該データブロックに対する書き換え処理を行うことを特徴とするメモリシステム。
  5. 前記コントローラは前記不揮発性メモリに対する書き換え処理において、書き換え対象のデータブロックに対する書き換えに失敗したときは書き換え回数が所定値を超えていれば別のデータブロックへの代替、超えていなければ失敗に係るデータブロックに対する再書き換えを行うことを特徴とする請求項4記載のメモリシステム。
  6. 前記エラー訂正フラグはエラー訂正が行なわれたか否かを示す1ビット以上のフラグ情報であることを特徴とする請求項4又は5記載のメモリシステム。
  7. 前記データブロックはその物理アドレスに対応させる論理アドレスの情報保持に利用することが可能なアドレス情報保持領域を有し、
    前記コントローラは論理アドレスを物理アドレスとしてデータブロックを選択し、選択したデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記アドレス情報保持領域が保有する情報との一致状態により当該データブロックが代替されていないと判定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載のメモリシステム。
  8. 前記不揮発性メモリは代替先テーブルを有し、
    前記代替先テーブルは、物理アドレスの配列順に則して対応する論理アドレス情報の保持に利用されるテーブル情報保持領域を有し、
    前記コントローラは論理アドレスを物理アドレスとして選択したデータブロックの物理アドレスと当該データブロックの前記アドレス情報保持領域が保有する情報との不一致状態を判別したとき、当該物理アドレスに対応するテーブル情報保持領域を参照して、論理アドレスがどのデータブロックで代替されているかを判定することを特徴とする請求項7記載のメモリシステム。
  9. 前記テーブル情報保持領域は論理アドレスの割り当てが行なわれていないデータブロックに対応して未使用コードが格納され、
    前記コントローラはデータブロックの代替を行うとき前記代替先テーブルを参照し、前記未使用コードに応ずるデータブロックを新たな代替先として判別することを特徴とする請求項8記載のメモリシステム。
  10. 前記コントローラは論理アドレスの割り当てが行なわれていないデータブロックのアドレス情報保持領域を論理アドレス以外の無効コードにより初期化することを特徴とする請求項7記載のメモリシステム。
  11. 前記コントローラはデータブロックの代替を行なうとき、代替元データブロックのアドレス情報保持領域に代替先データブロックの物理アドレスを保持させることを特徴とする請求項10記載のメモリシステム。
  12. 前記コントローラは書き換え失敗のデータブロックを消去状態にすることを特徴とする請求項11記載のメモリシステム。
  13. 前記複数のデータブロックのうち特定のデータブロックは書き換え閾値回数データの記憶領域を有し、
    前記コントローラは、前記書き換え閾値回数データに一致する書き換え回数を前記書き換え回数の所定値と判定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のメモリシステム。
  14. 不揮発性メモリはフラッシュメモリであり、前記論理アドレス情報は8ビット以上であることを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項記載のメモリシステム。
  15. 前記エラー検査情報はECCコードであることを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項記載のメモリシステム。
  16. 前記コントローラは外部インタフェース回路、バッファ、CPU、ECC回路、及びメモリインタフェース回路を有することを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項記載のメモリシステム。
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