JP5929456B2 - 記憶制御装置、記憶装置、情報処理システム、および、それらにおける処理方法 - Google Patents
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Description
1.第1の実施の形態(検証実行回数と検出エラー数を履歴情報に含む例)
2.第2の実施の形態(複数のNVMを組み合わせて使用する例)
3.第3の実施の形態(検証実行回数と印加パルスの開始レベルを履歴情報に含む例)
[情報処理システムの構成]
図1は、本技術の第1の実施の形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。この情報処理システムは、ホストコンピュータ100と、記憶制御部200と、不揮発性メモリ(NVM:Non-Volatile Memory)300とから構成される。記憶制御部200および不揮発性メモリ300はストレージシステムを構成する。
図2は、本技術の第1の実施の形態における記憶制御部200の機能構成例を示す図である。ここでは、記憶制御部200の機能構成として、アドレス変換テーブル221と、履歴情報管理テーブル222と、ステータス取得部211と、ページ選択部212と、パラメータ指定部213とが示されている。なお、ここでは、実施の形態に関連性のある機能にフォーカスして示しており、通常のメモリアクセスに関する機能については省略している。
図3は、本技術の第1の実施の形態における不揮発性メモリ300の一構成例を示す図である。この不揮発性メモリ300は、メモリアレイ310と、データバッファ320と、検証部330と、検証回数カウンタ340と、検証成否判定部350と、検出エラー数カウンタ360と、許容エラー数レジスタ370と、制御部390とを備えている。
図4は、本技術の第1の実施の形態における不揮発性メモリ300に記憶されるデータ構成例を示す図である。不揮発性メモリ300にアクセスするホストコンピュータ100からのコマンドの単位は物理ページ単位である。この例では、物理ページが512バイト(4096ビット)であることを想定している。また、ECC処理部240は、512バイトのデータに対して52ビットのエラー訂正コードを生成する。したがって、物理ページの全体の長さは4148ビットになる。このエラー訂正コードは、512バイトのデータにおいて4ビットの訂正能力があることを想定している。
図5は、本技術の第1の実施の形態におけるアドレス変換テーブル221の一構成例を示す図である。このアドレス変換テーブル221では、論理ページの論理アドレスに関連付けて、それぞれデータフラグおよび物理ページアドレスが保持されている。
図6は、本技術の第1の実施の形態における履歴情報管理テーブル222の一構成例を示す図である。この履歴情報管理テーブル222は、不揮発性メモリ300の状態およびライト処理の履歴情報を、不揮発性メモリ300の物理ページアドレス毎に関連付けて保持する。
図7は、本技術の第1の実施の形態における記憶制御部200のライトコマンド処理手順の一例を示す流れ図である。ここでは、ホストコンピュータ100から記憶制御部200にライトコマンドが発行された際の、記憶制御部200の動作を示している。このライトコマンドによって、記憶制御部200は、先頭論理アドレス、データサイズ、および、ライトデータを受信する。このうち、ライトデータはRAM220に一時的に保持される。
X1=「1回前のプログラム動作時の検出エラー数」×3
+「2回前のプログラム動作時の検出エラー数」×2
+「3回前のプログラム動作時の検出エラー数」×1
状態が「空き」である物理ページアドレスが「k+1」、「k+2」、「k+3」のみである場合、プロセッサ210は「k+2」の物理ページアドレスを選択する。
X2=「1回前のプログラム動作時の検証実行回数」×3
+「2回前のプログラム動作時の検証実行回数」×2
+「3回前のプログラム動作時の検証実行回数」×1
状態が「空き」である物理ページアドレスが「k+1」、「k+2」、「k+3」のみである場合、プロセッサ210は「k+1」の物理ページアドレスを選択する。
[情報処理システムの構成]
図12は、本技術の第2の実施の形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。この第2の実施の形態の情報処理システムは、第1の実施の形態のものと異なり、2つの不揮発性メモリ301および302を備える。これに対応して、記憶制御部200にも、それぞれNVMインターフェース204および205が設けられている。
図13は、本技術の第2の実施の形態における不揮発性メモリ301および302に記憶されるデータ構成例を示す図である。上述のように、不揮発性メモリ300にアクセスするホストコンピュータ100からのコマンドの単位は物理ページ単位であり、この実施の形態においても、物理ページが512バイト(4096ビット)であることを想定している。
図14は、本技術の第2の実施の形態におけるアドレス変換テーブル221の一構成例を示す図である。このアドレス変換テーブル221では、論理ページの論理アドレスに関連付けて、それぞれデータフラグ、第1物理ページアドレスおよび第2物理ページアドレスが保持されている。第1物理ページアドレスは不揮発性メモリ301における物理ページアドレスを示し、第2物理ページアドレスは不揮発性メモリ302における物理ページアドレスを示す。すなわち、物理ページの前半のデータが記憶される不揮発性メモリ301の物理アドレスが第1物理ページアドレスとして示され、物理ページの後半のデータが記憶される不揮発性メモリ302の物理アドレスが第2物理ページアドレスとして示される。
図15および図16は、本技術の第2の実施の形態における履歴情報管理テーブル222の一構成例を示す図である。第1の実施の形態では1つの不揮発性メモリ300に対して履歴情報を保持したが、この第2の実施の形態では2つの不揮発性メモリ301および302に対してそれぞれ履歴情報を保持する。図15では、不揮発性メモリ301における第1物理ページアドレス毎に関連付けて、不揮発性メモリ301の状態およびライト処理の履歴情報を保持している。図16では、不揮発性メモリ302における第2物理ページアドレス毎に関連付けて、不揮発性メモリ302の状態およびライト処理の履歴情報を保持している。
上述のように、この第2の実施の形態は、2つの不揮発性メモリ301および302を備える点で第1の実施の形態とは異なるが、それ以外の点では第1の実施の形態と同様である。したがって、第2の実施の形態における動作は、2つの不揮発性メモリ301および302に対する処理を行う点を除き、第1の実施の形態と同様である。すなわち、図7、図8、図10および図11の処理手順においては、第1の実施の形態の場合と同様である。
X3=4−
(不揮発性メモリ301のページの)「1回前のプログラム動作時の検出エラー数」
上式における「4」は、ECC処理部240の誤り訂正能力のビット数である。図15に示した例では、不揮発性メモリ301について、物理ページアドレスが「k+3」の物理ページが選択されるため、値X3は「1」となる。そして、図16に示した例では、物理ページアドレスが「j」のエントリが「1」を示しているため、プロセッサ210は「j」の物理ページアドレスを選択する。
上述の第1および第2の実施の形態では、検証による検出エラー数を利用してページを選択し、また、ライト処理のパラメータとして許容エラー数を指定していた。この第3の実施の形態では、不揮発性メモリとしてReRAM(Resistance RAM)を想定し、セルに対してパルスを印加する際の電圧レベルを利用してページを選択し、また、ライト処理のパラメータとして電圧レベルを指定する例について説明する。
図18は、本技術の第3の実施の形態における不揮発性メモリ301または302の一構成例を示す図である。この第3の実施の形態における不揮発性メモリ301または302は、第1または第2の実施の形態の不揮発性メモリにおける検出エラー数カウンタ360および許容エラー数レジスタ370を備えずに、新たに電圧レベルカウンタ380を備える。電圧レベルカウンタ380は、DSIPによりパルスを印加する際の電圧レベルを保持するカウンタである。
本技術の第3の実施の形態における不揮発性メモリ301および302に記憶されるデータ構成は、図13により説明した第2の実施の形態におけるデータ構成と同様である。
本技術の第3の実施の形態におけるアドレス変換テーブル221の構成は、図14により説明した第2の実施の形態におけるアドレス変換テーブル221と同様である。
図19および図20は、本技術の第3の実施の形態における履歴情報管理テーブル222の一構成例を示す図である。図19では、不揮発性メモリ301における第1物理ページアドレス毎に関連付けて、不揮発性メモリ301の状態およびライト処理の履歴情報を保持している。図20では、不揮発性メモリ302における第2物理ページアドレス毎に関連付けて、不揮発性メモリ302の状態およびライト処理の履歴情報を保持している。
本技術の第3の実施の形態における情報処理システムの動作は、基本的には上述の第1または第2の実施の形態のものと同様である。すなわち、記憶制御部200のライトコマンド処理手順は、図7により説明したものと同様である。
X4=(「1回前のプログラム動作時の検証実行回数」
+「1回前のプログラム動作時の開始レベル」)×3
+(「2回前のプログラム動作時の検証実行回数」
+「2回前のプログラム動作時の開始レベル」)×2
+(「3回前のプログラム動作時の検証実行回数」
+「3回前のプログラム動作時の開始レベル」)×1
図19に示した例では、不揮発性メモリ301について、状態が「空き」である物理ページアドレスが「k+1」、「k+2」、「k+3」のみである場合、プロセッサ210は「k+2」の物理ページアドレスを選択する。また、図20に示した例では、不揮発性メモリ302について、状態が「空き」である物理ページアドレスが「j」、「j+2」、「j+3」のみである場合、プロセッサ210は「j+2」の物理ページアドレスを選択する。
X5=「1回前のプログラム動作時の検証実行回数」
+「1回前のプログラム動作時の開始レベル」−1
X6=「1回前の消去動作時の検証実行回数」
+「1回前の消去動作時の開始レベル」−1
ステップS958のプログラム動作後の消去動作であれば、「開始レベル」は「1」が指定される。
(1)メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と
を具備する記憶制御装置。
(2)前記領域選択部は、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検証の実行回数に基づいて領域を選択する
前記(1)に記載の記憶制御装置。
(3)前記領域選択部は、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報において前記検証の実行回数がより少ない領域を選択する
前記(1)または(2)に記載の記憶制御装置。
(4)前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検証において検出されたエラー数を受け取り、
前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検出されたエラー数に基づいて領域を選択する
前記(1)から(3)のいずれかに記載の記憶制御装置。
(5)前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報において前記検出されたエラー数がより少ない領域を選択する
前記(4)に記載の記憶制御装置。
(6)前記メモリに対して新たなライトを行う際には前記履歴情報に従ってパラメータを指定するパラメータ指定部をさらに具備する前記(1)から(5)のいずれかに記載の記憶制御装置。
(7)前記パラメータ指定部は、ライト後の検証において許容されるエラー数を前記パラメータとして指定する
前記(6)に記載の記憶制御装置。
(8)前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検証において検出されたエラー数を受け取り、
前記パラメータ指定部は、前記履歴情報に含まれる前記検出されたエラー数に従って前記許容されるエラー数を前記パラメータとして指定する
前記(7)に記載の記憶制御装置。
(9)前記パラメータ指定部は、ライトの際に前記メモリにおいて印加すべきパルスの電圧レベルの初期値を前記パラメータとして指定する
前記(6)に記載の記憶制御装置。
(10)前記履歴情報保持部は、前記パラメータとして指定した電圧レベルの初期値を前記履歴情報として保持し、
前記パラメータ指定部は、前記履歴情報に含まれる前記電圧レベルの初期値に従って新たなライトの際に前記メモリにおいて印加すべきパルスの電圧レベルの初期値を前記パラメータとして指定する
前記(9)に記載の記憶制御装置。
(11)メモリアレイと、
前記メモリアレイにおけるライト後の検証を実行する検証部と、
前記検証の実行回数を計数する検証回数カウンタと、
前記検証の実行回数を含むステータスを取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリアレイの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリアレイにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と
を具備する記憶装置。
(12)前記検証において検出されたエラー数を計数する検出エラー数カウンタをさらに具備し、
前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検出されたエラー数を受け取り、
前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報において前記検出されたエラー数がより少ない領域を選択する
前記(11)に記載の記憶装置。
(13)メモリアレイと、
前記メモリアレイにおけるライト後の検証を実行する検証部と、
前記検証の実行回数を計数する検証回数カウンタと、
前記検証の実行回数を含むステータスを取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリアレイの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリアレイにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と、
前記メモリアレイに対するライトコマンドを発行するホストコンピュータと
を具備する情報処理システム。
(14)メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得手順と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて履歴情報保持に保持させる履歴情報保持手順と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択手順と
を具備する記憶制御方法。
200 記憶制御部
201 ホストインターフェース
203〜205 NVMインターフェース
210 プロセッサ
211 ステータス取得部
212 ページ選択部
213 パラメータ指定部
220 RAM
221 アドレス変換テーブル
222 履歴情報管理テーブル
230 ROM
240 ECC処理部
300〜302 不揮発性メモリ(NVM)
309 制御インターフェース
310 メモリアレイ
320 データバッファ
330 検証部
340 検証回数カウンタ
350 検証成否判定部
360 検出エラー数カウンタ
370 許容エラー数レジスタ
380 電圧レベルカウンタ
390 制御部
Claims (12)
- メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と
を具備し、
前記領域選択部は、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検証の実行回数に基づいて領域を選択する
記憶制御装置。 - 前記領域選択部は、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報において前記検証の実行回数がより少ない領域を選択する
請求項1記載の記憶制御装置。 - メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と
を具備し、
前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検証において検出されたエラー数を受け取り、
前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検出されたエラー数に基づいて領域を選択する
記憶制御装置。 - 前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報において前記検出されたエラー数がより少ない領域を選択する
請求項3記載の記憶制御装置。 - メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と、
前記メモリに対して新たなライトを行う際には前記履歴情報に従ってパラメータを指定するパラメータ指定部と
を具備し、
前記パラメータ指定部は、ライト後の検証において許容されるエラー数を前記パラメータとして指定する
記憶制御装置。 - 前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検証において検出されたエラー数を受け取り、
前記パラメータ指定部は、前記履歴情報に含まれる前記検出されたエラー数に従って前記許容されるエラー数を前記パラメータとして指定する
請求項5記載の記憶制御装置。 - メモリアレイと、
前記メモリアレイにおけるライト後の検証を実行する検証部と、
前記検証の実行回数を計数する検証回数カウンタと、
前記検証の実行回数を含むステータスを取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリアレイの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリアレイにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と
を具備し、
前記領域選択部は、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検証の実行回数に基づいて領域を選択する
記憶装置。 - メモリアレイと、
前記メモリアレイにおけるライト後の検証を実行する検証部と、
前記検証の実行回数を計数する検証回数カウンタと、
前記検証の実行回数を含むステータスを取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリアレイの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリアレイにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と
を具備し、
前記検証において検出されたエラー数を計数する検出エラー数カウンタをさらに具備し、
前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検出されたエラー数を受け取り、
前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報において前記検出されたエラー数がより少ない領域を選択する
記憶装置。 - メモリアレイと、
前記メモリアレイにおけるライト後の検証を実行する検証部と、
前記検証の実行回数を計数する検証回数カウンタと、
前記検証の実行回数を含むステータスを取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリアレイの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリアレイにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と、
前記メモリアレイに対するライトコマンドを発行するホストコンピュータと
を具備し、
前記領域選択部は、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検証の実行回数に基づいて領域を選択する
情報処理システム。 - メモリアレイと、
前記メモリアレイにおけるライト後の検証を実行する検証部と、
前記検証の実行回数を計数する検証回数カウンタと、
前記検証の実行回数を含むステータスを取得するステータス取得部と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリアレイの所定の領域毎に関連付けて保持する履歴情報保持部と、
前記メモリアレイにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択部と、
前記メモリアレイに対するライトコマンドを発行するホストコンピュータと
を具備し、
前記ステータス取得部は、前記ステータスとして前記検証において検出されたエラー数を受け取り、
前記領域選択部は、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検出されたエラー数に基づいて領域を選択する
情報処理システム。 - メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得手順と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて履歴情報保持部に保持させる履歴情報保持手順と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択手順と
を具備し、
前記領域選択手順において、前記条件として高速性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検証の実行回数に基づいて領域を選択する
記憶制御方法。 - メモリにおけるライト後の検証の実行回数を含むステータスを前記メモリから取得するステータス取得手順と、
前記ステータスの履歴を履歴情報として前記メモリの所定の領域毎に関連付けて履歴情報保持部に保持させる履歴情報保持手順と、
前記メモリにおいて新たな領域を使用する際には前記履歴情報に従って条件に合致した領域を選択する領域選択手順と
を具備し、
前記ステータス取得手順において、前記ステータスとして前記検証において検出されたエラー数を受け取り、
前記領域選択部手順において、前記条件として高信頼性が要求されている場合には前記履歴情報における前記検出されたエラー数に基づいて領域を選択する
記憶制御方法。
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