JP5059524B2 - メモリ制御回路、半導体集積回路、不揮発性メモリのベリファイ方法 - Google Patents

メモリ制御回路、半導体集積回路、不揮発性メモリのベリファイ方法 Download PDF

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Description

本発明は、メモリ制御回路、半導体集積回路、不揮発性メモリのベリファイ方法に関する。
近年、半導体集積回路に関する技術の進展が著しい。半導体集積回路の高機能化に伴って、電気的に信号の消去又は書き込みが可能な半導体記憶装置(以下、メモリと呼ぶ)の高機能化も強く求められている。
上述のメモリとしては、不揮発性のメモリ(以下、不揮発性メモリと呼ぶ)が広く知られている。不揮発性メモリにおいては、メモリセルごとに設けられたフローティングゲートに電荷を注入することで、0又は1のデジタル信号の書込が行われる。また、メモリセルごとのフローティングゲートに蓄積された電荷量の検出に基づいて、0又は1のデジタル信号の読み出しが行われる。なお、フローティングゲートに電荷が蓄積された状態を1とするのか、0とするのかは任意である。
不揮発性メモリにおいては、保持される信号の信頼性を確保するため、信号の書込後に書き込まれた信号の読み出しを行い、読み出された信号(読出信号)が書き込まれた信号(期待値信号)と等しいか判定する。読出信号が期待値信号と一致しない場合(書込失敗の場合)、再度、期待値信号の書込が実行される。そして、再度、読出信号が期待値信号と一致するのかを判定する。なお、読出信号が期待値信号と一致するのかは、複数ビット単位で行われたりする。なお、読出信号が期待値信号と一致するかどうかを判定することを、単にベリファイするということもある。
ところで、同一列又は同一行のメモリセルは、共通の配線(例えば、ソース配線)に接続される。従って、書込成功と判定されたメモリセルであっても、改めて判定すると書込失敗となる場合がある。
特許文献1では、ある記憶素子に対する書込回数に応じて書込成功又は失敗の判定基準を緩和している。具体的には、判定時に用いる閾値電圧のレベルを書込回数に応じて低下させている。
特開2000−90675号公報
特許文献1の場合、1回目の判定で書込成功とするためには、1回目の判定時に用いられる閾値電圧の電圧レベルを考慮して、メモリセルに印加される信号書込用電圧を設定する必要がある。すなわち、1回目の判定で書込成功とするためには、1回目の判定で用いられる高い閾値電圧に応じて、メモリセルに印加される信号書込用電圧を高く設定する必要がある。しかしながら、メモリセルに高電圧を印加すると、メモリセルの絶縁膜(フローティングゲートの直下の絶縁膜)の品質を劣化させ、不揮発性メモリの信頼性を劣化させてしまうおそれがある。
すなわち、従来、不揮発性メモリの信頼性を劣化させることなく、判定結果が覆ることに対処することは困難であった。
本発明にかかるメモリ制御回路は、複数の期待値信号を含む期待値信号列の入力に基づいて不揮発性メモリの複数のメモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれたかどうかを、複数の前記メモリセルそれぞれから読み出された複数の読出信号を含む読出信号列が前記期待値信号列と一致するかどうかに基づいて判定するメモリ制御回路であって、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定する。
本発明にかかる半導体集積回路は、複数の期待値信号を含む期待値信号列の入力に基づいて複数のメモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれる不揮発性メモリと、複数の前記メモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれたかどうかを、複数の前記メモリセルそれぞれから読み出された複数の読出信号を含む読出信号列が前記期待値信号列と一致するかどうかに基づいて判定するメモリ制御回路と、を備える半導体集積回路であって、前記メモリ制御回路は、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定する。
本発明にかかる不揮発性メモリのベリファイ方法は、複数の期待値信号を含む期待値信号列の入力に基づいて不揮発性メモリの複数のメモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれたかどうかを複数の前記メモリセルそれぞれから読み出された複数の読出信号を含む読出信号列が前記期待値信号列と一致するかどうかに基づいて判定する不揮発性メモリのベリファイ方法であって、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定する。
本発明にかかるメモリ制御回路は、複数ビットから成るデータのうちの第1論理値を有するビットに対する書き込み処理を実行することによってメモリへの前記データの書き込み処理を行い、当該書き込み処理後に前記データの書き込みが行われた前記メモリ内の所定領域から読み出された値に基づいて前記メモリに書き込まれたデータが正確なものであるか否かの確認を行うためのベリファイ処理を行い、前記データの全てのビットに対して正確な値が書き込まれたことを確認するまで、書き込み処理及びベリファイ処理を繰り返し実行するメモリ制御回路であって、2回目以降に行われるベリファイ処理においては、当該ベリファイ処理の中で行われる読み出し処理によって読み出される値に関わらず、以前に行われたベリファイ処理の結果で1度でも書き込み処理が成功したと判定されたビットに対しては書き込み処理が成功したと判定する。
不揮発性メモリの信頼性を劣化させることなく、判定結果が覆ることに対処することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
〔第1の実施形態〕
第1の実施形態について、図1乃至図18に基づいて説明する。図1は、半導体集積回路の概略的なブロック図である。図2は、メモリセルMCの断面構成を説明するための概略的な模式図である。図3は、メモリ制御回路の概略的なブロック図である。図4は、信号列選択回路の概略的な回路図である。図5は、再書込信号列生成回路の概略的な回路図である。図6は、読出信号列変換回路の概略的な回路図である。図7は、再書込信号生成回路21の真理値表である。図8は、読出信号変換回路31の真理値表である。図9は、不揮発性メモリの制御方法を説明するための概略的なフローチャートである。図10は、各信号列の信号値を示す表である。図11は、信号列選択回路の動作を説明するための表である。図12は、1回目の判定時の再書込信号列生成回路の動作を説明するための表である。図13は、1回目の判定時の読出信号列変換回路の動作を説明するための表である。図14は、1回目の判定時の判定回路の動作を説明するための表である。図15は、2回目の判定時の再書込信号列生成回路の動作を説明するための表である。図16は、2回目の判定時の読出信号列変換回路の動作を説明するための表である。図17は、2回目の判定時の判定回路の動作を説明するための表である。
図1に示すように、半導体集積回路100は、メモリ部(不揮発性メモリ)95、制御部96、演算処理部(CPU(Central Processing Unit))97、バス98を有する。メモリ部95には、制御部96の出力が入力される。制御部96には、メモリ部95の出力が入力される。制御部96は、バス98を介して、CPU97と接続される。メモリ部95も同様に、バス98を介して、CPU97に接続される。なお、バス98のバス幅は、8bitである。
図1に示すように、メモリ部95は、メモリ領域80、Xデコーダ81、Yデコーダ82、書込・読出制御回路83、ソース線制御回路84を有する。メモリ部95は、一括消去型のEEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)であり、ソース線の電位が制御されることで、メモリセルMCに保持されたデータは一括して消去される。
メモリ領域80は、マトリクス状に配置された複数の不揮発性のメモリセルMCを有する。書込・読出制御回路83は、アドレス保持回路91(図1参照)からのアドレス信号に基づいて、Xデコーダ81、Yデコーダ82を制御し、所定のアドレスのメモリセルMCに信号を書き込む。また、同様にして、書込・読出制御回路83は、所定のメモリセルMCから信号を読み出す。ソース線制御回路84は、ソース線87の電位を制御し、メモリセルMCに保持された信号の消去を実行する。なお、メモリ部の具体的な構成は任意である。
図1に示すように、メモリ領域80は、マトリクス状に配置された複数のメモリセルMCを有する。なお、以下のメモリ領域80に関する説明では、適宜、図2も参酌するものとする。
同一行に配置されたメモリセルMCのゲート電極71は、共通のワード線86に接続される。同一列に配置されたメモリセルMCのドレイン領域75は、共通のビット線85に接続される。同一列に配置されたメモリセルMCのソース領域74は、共通のソース線87に接続される。
各ワード線86は、Xデコーダ81に接続され、各ビット線85はYデコーダ82に接続される。Xデコーダ81によって選択されたワード線86に所定の電圧が印加される。同様に、Yデコーダ82によって選択されたビット線85に所定の電圧が印加される。そして、XデコーダとYデコーダによって特定された番地のメモリセルMCに信号が書き込まれる。
各メモリセルMCのフローティングゲート72に電荷を注入するとき、メモリセルMCのドレイン−ソース間に順方向の電圧を印加する。具体的には、ソース74を接地させ、ゲート電極71及びドレイン領域75を高電位に設定する。なお、このとき、ソース線87は接地され、ビット線85及びワード線86は高電位に設定される。
各メモリセルMCのフローティングゲート72から電荷を放出させる場合、メモリセルMCのソース−ゲート間に順方向の電圧を印加する。具体的には、ソース74を高電位に設定し、ゲート電極71を接地させる。なお、このとき、ソース線87は高電位に設定され、ワード線86は接地される。ビット線は開放状態とすればよい。
フローティングゲート72に電荷を蓄積させることで信号の書込が行われ、フローティングゲート72に蓄積された電荷を放出させることで信号の消去が行われる。なお、半導体集積回路100に供給される電源が遮断されたとしても、フローティングゲートには依然として電荷は蓄積される。これによって、メモリ部95の不揮発性が担保される。
なお、メモリ領域80を複数のセクターに分割し、セクター単位で、データの書込・消去を実行しても良い。なお、この場合、各セクターには同数のメモリセルMCを配置すると良い。
また、図2に示すように、各メモリセルMC70は、N型のドレイン領域75、ソース領域76が主面に拡散形成されたP型の半導体基板76を有する。半導体基板76の主面には、酸化膜73が形成される。また、この酸化膜73上にはフローティングゲート72が形成される。また、フローティングゲート72上には、ゲート電極71が、酸化膜(不図示)を介して形成される。各メモリセルMC70は、共通のソース領域76又はドレイン領域75を有する。従って、あるメモリセルMC70への信号書込等によって、他のメモリセルMC70が保持する信号値に変動をもたらすことがある。
また、図1に示すように、制御部96は、メモリ制御回路90、アドレス保持回路91、書込データ保持回路92、判定データ保持回路93を有する。制御部96は、メモリ部95に書き込まれる信号を出力する。また、制御部96は、メモリ部95から読み出された信号が書き込まれるべき信号と一致するかを判定する。なお、メモリ制御回路90、アドレス保持回路91、書込データ保持回路92、判定データ保持回路93らは、CPU97とバス98を介して接続され、CPU97からの各種の制御信号に基づいて動作する。
書込データ保持回路92の出力は、メモリ制御回路90の入力aに接続される。メモリ制御回路90の出力cは、メモリ部95に接続される。メモリ部95の出力は、メモリ制御回路90の入力bに接続される。メモリ制御回路90の出力dは、判定データ保持回路93に接続される。なお、アドレス保持回路91の出力は、メモリ部95に接続される。
書込データ保持回路92は、メモリセルMCに書き込まれるべき信号列WS(以下、適宜、期待値信号列WSと呼ぶ)を保持する。書込データ保持回路92は、CPU97による制御に基づいて、所定のタイミングで所定の期待値信号列WSをメモリ制御回路90に出力する。後述の説明からも明らかになるが、期待値信号列WSは、8bitの期待値信号(WS1〜WS8)から構成される信号列である。
判定データ保持回路93は、後述の判定信号JSを保持する。
アドレス保持回路91は、期待値信号列WSが書き込まれるべきメモリセルMCのアドレス信号を保持する。アドレス保持回路91は、CPU97による制御に基づいて、所定のタイミングで所定のアドレス信号をメモリ部95に出力する。
メモリ制御回路90は、上述の期待値信号列WSをメモリ部95に出力する。また、メモリ制御回路90は、メモリ部95から読み出された信号列RS(以下、適宜、読出信号列RSと呼ぶ)が期待値信号列WSと一致するのかを判定する。なお、読出信号列RSは、メモリセルMCから読み出された信号列であって、8bitの読出信号(RS1〜RS8)から構成される。
図3に、メモリ制御回路90の概略的なブロック図を示す。図3に示すように、メモリ制御回路90は、信号列選択回路1、書込信号列保持回路2、再書込信号列生成回路3、再書込信号列保持回路4、読出信号列変換回路5、判定回路6を有する。
信号列選択回路1の入力aは再書込信号列保持回路4の出力に接続され、信号列選択回路1の入力bは書込データ保持回路92の出力に接続される。信号列選択回路1の出力cは、書込信号列保持回路2の入力に接続される。書込信号列保持回路2の出力は、メモリ部95の入力に接続される。再書込信号列生成回路3の入力aはメモリ部95の出力に接続され、再書込信号列生成回路3の入力bは書込信号列保持回路2の出力に接続される。再書込信号列生成回路3の出力cは、再書込信号列保持回路4の入力に接続される。再書込信号列保持回路4の出力は、読出信号列変換回路5の入力aに接続される。読出信号列変換回路5の入力aは再書込信号列保持回路4の出力に接続され、読出信号列変換回路5の入力bは書込データ保持回路92の出力に接続され、読出信号列変換回路5の入力cはメモリ部95の出力に接続される。読出信号列変換回路5の出力dは、判定回路6の入力aに接続される。判定回路6の入力aには読出信号列変換回路5の出力dが接続され、判定回路6の入力bには書込データ保持回路92の出力が接続される。判定回路6の出力は、メモリ制御回路90の出力dに接続される。なお、図3から明らかなように、それぞれは、8bit幅のバスを介して接続される。
信号列選択回路1は、CPU97からのセレクト信号に基づいて、入力a又は入力bに入力された信号のいずれかを出力cから出力する。信号列選択回路1の入力bには、書込データ保持回路92から8ビットの期待値信号列WSが入力される。信号列選択回路1の入力aには、再書込信号列保持回路4から再書込信号列gWSが入力される。なお、再書込信号列gWSは、メモリ部95のメモリセルMCに改めて書き込まれるべき複数の信号を含む信号列であって、ここでは8bitの再書込信号(gWS1〜gWS8)から構成される。
1回目の書込時、信号列選択回路1は入力bに入力された期待値信号列WSを出力cから出力する。書込失敗の判定後の2回目の書込時、信号列選択回路1は入力aに入力された再書込信号列gWSを出力cから出力する。信号列選択回路1の構成、動作については、後述する。
書込信号列保持回路2は、メモリセルMCに書き込まれる信号列を保持する。書込信号列保持回路2は、8bitの信号を保持することができるラインメモリである。書込信号列保持回路2は、信号列選択回路1から出力された信号sWSを保持すると共に、信号sWSを出力する。
再書込信号列生成回路3は、入力a及び入力bに入力された信号に基づいて再書込信号列gWSを生成する。なお、再書込信号列生成回路3の入力aには、メモリ部95から出力された読出信号列RSが入力される。再書込信号列生成回路3の入力bには、書込信号列保持回路2から出力された信号列sWSが入力される。
1回目の書込後にメモリセルMCから信号を読み出す時、再書込信号列生成回路3は、上述の再書込信号列gWSを生成する。なお、再書込信号列生成回路3の構成、動作については、後述する。
再書込信号列保持回路4は、上述の再書込信号列gWSを保持し、出力する。再書込信号列保持回路4は、8bitの信号を保持することができるラインメモリである。
読出信号列変換回路5は、入力a〜cに入力された信号に基づいて、判定回路6の入力aに入力される判定用読出信号列gRSを生成する。
1回目の信号の読出時、読出信号列変換回路5は、メモリ部95からの読出信号列RSをそのまま判定用読出信号列gWSとして判定回路6の入力aに出力する。1回目の判定が失敗した場合、2回目の信号の書込が実行される。そして、2回目の読出時、1回目に読出信号が期待値信号と一致したメモリセルMCから改めて読み出された読出信号が期待値信号と一致しない場合、読出信号列変換回路5は、次のように動作する。すなわち、読出信号列変換回路5は、そのメモリセルMCから読み出された読出信号の値を反転させ、その読出信号を期待値信号に変換する。換言すると、読出信号列変換回路5は、そのメモリセルMCから読み出された読出信号を当該読出信号に対応する期待値信号に設定する。そして、読出信号列変換回路5は、読出信号列RSが変換された後の読出信号列cRSを判定用読出信号列gRSとして出力する。
このようにすることで、2回目の判定時に、読出信号の信号値が反転したことに起因して、読出信号列が期待値信号列と一致するかどうかの判定結果が覆ることが抑制される。つまり、不揮発性メモリの信頼性を劣化させることなく、判定結果が覆ることに対処することができる。
尚、不揮発性メモリの信頼性自体は、他の信頼性試験で十分に確保される。読出信号列変換回路5の構成、動作については、後述する。
判定回路6は、入力aに入力された判定用読出信号列gRS(読出信号列RS又は変換後の読出信号列cRS)と、入力bに入力された期待値信号列WSと、が一致するのかを判定する。それらが一致する場合、判定回路6は1を出力する。それらが一致しない場合、判定回路6は0を出力する。判定回路6の出力は、判定データ保持回路93で保持される。
ここで、図4に、上述の信号列選択回路1の概略的な回路図を示す。図5に、上述の再書込信号列生成回路3の概略的な回路図を示す。図6に、上述の読出信号列変換回路5の概略的な回路図を示す。また、図7に、再書込信号列生成回路3の真理値表を示す。図8に、読出信号列変換回路5の真理値表を示す。
以下の説明では、期待値信号が0のときメモリセルMCに信号に書き込まれ、期待値信号が1のときメモリセルMCに信号が書き込まれないものとする。読出信号が0のときメモリセルMCに信号が書き込まれているものとし、読出信号が1のときメモリセルMCに信号が書き込まれていないものとする。なお、メモリセルMCのフローティングゲート72に電荷が蓄積された状態を書き込み状態とする。
図4に示すように、信号列選択回路1は、バス幅に対応して8つの選択回路11〜18を有する。なお、セレクト信号がローレベル(以下、Lレベルと表記する)のとき、信号列選択回路1は期待値信号列WSを信号列sWSとして出力する。セレクト信号がハイレベル(以下、Hレベルと表記する)のとき、信号列選択回路1は再書込信号列gWSを信号列sWSとして出力する。なお、信号列選択回路1から出力される信号列sWSは、8ビットの信号sWS1〜8から構成される信号列である。
選択回路11は、AND回路1(AND1)、AND回路2(AND2)、OR回路(OR)を有する。AND回路1には、再書込信号列保持回路4から出力された再書込信号gWS1、セレクト信号が入力される。AND回路2には、書込データ保持回路92から出力された期待値信号WS1、セレクト信号が入力される。OR回路には、AND回路1の出力、AND回路2の出力が入力される。OR回路の出力は、書込信号列保持回路2に接続される。他の選択回路12〜18の構成は、選択回路11と同様であるから、重複する説明は省略する。
セレクト信号がLレベルのとき、選択回路11は期待値信号WS1を出力する。セレクト信号がHレベルのとき、選択回路11は再書込信号gWS1を出力する。他の選択回路についても同様である。このようにして、信号列選択回路1は、セレクト信号がLレベルのとき期待値信号列WSを信号列sWSとして出力し、セレクト信号がHレベルのとき再書込信号列gWSを信号列sWSとして出力する。
図5に示すように、再書込信号列生成回路3は、バス幅に対応して8つの再書込信号生成回路21〜28を有する。尚、上述のように、再書込信号列生成回路3は、入力aに入力された読出信号列RS及び入力bに入力された信号列sWSに基づいて再書込信号列gWSを生成する。
再書込信号生成回路21は、OR回路(OR)を有する。OR回路には、所定のメモリセルMCから読み出された読出信号RS1が反転された上で入力される。また、OR回路には、書込信号列保持回路2から出力された信号sWS1が入力される。OR回路から出力された再書込信号gWS1は、再書込信号列保持回路4に入力される。他の再書込信号生成回路22〜28の構成は、再書込信号生成回路21と同様であるから、重複する説明は省略する。
図6に示すように、読出信号列変換回路5は、バス幅に対応して8つの読出信号変換回路31〜38を有する。尚、上述のように、読出信号列変換回路5は、入力a〜cに入力された信号に基づいて、判定回路6の入力aに入力される判定用読出信号列gRSを生成する。
読出信号変換回路31は、AND回路1(AND1)、AND回路2(AND2)を有する。AND回路1には、再書込信号列保持回路4から出力された再書込信号gWS1が入力される。また、AND回路1には、期待値信号WS1が反転されたうえで入力される。AND回路2には、読出信号RS1が入力される。また、AND回路2には、AND回路1の出力が反転されたうえで入力される。AND回路2の出力は、判定回路6の入力aに接続される。読出信号変換回路32〜38の構成は、読出信号変換回路31と同様であるから、重複する説明は省略する。
図7に、再書込信号生成回路21の真理値表を示す。図7に示すように、再書込信号生成回路21は、所定のメモリセルMCにおいて、期待値信号WS1と読出信号RS1とが一致する場合、再書込信号gWS1を1に設定する。すなわち、再書込信号生成回路21は、期待値信号と読出信号が一致したメモリセルMCには再度の書込が実行されないように再書込信号を設定する。他方、共通のメモリセルMCにおいて、期待値信号と読出信号とが一致しない場合、再書込信号を書込信号と等しい信号に設定する。
図8に、読出信号変換回路31の真理値表を示す。図8に示すように、読出信号変換回路31は、gWS1=1、WS1=0の場合、RS=1をRS=0に変換する。換言すると、読出信号変換回路31は、gWS1=1、WS1=0の場合、読出信号RS1の値を0に固定する。なお、その他の場合は、gRS1=RS1である。
ここで、図9乃至図17を参照して、メモリ制御回路90の動作について説明する。
なお、上述のように、期待値信号が0のときメモリセルMCに信号に書き込まれ、期待値信号が1のときメモリセルMCに信号が書き込まれないものとする。読出信号が0のときメモリセルMCに信号が書き込まれているものとし、読出信号が1のときメモリセルMCに信号が書き込まれていないものとする。なお、メモリセルMCのフローティングゲート72に電荷が蓄積された状態を書き込み状態とする。
図9に、不揮発性メモリの制御方法を説明するための概略的なフローチャートを示す。図9に示すように、まず所定の8bitのメモリセルMCのそれぞれに期待値信号列WSを書き込む(S1)。
ここでは、図10に示すように、8bitのメモリセルMCに書き込まれるべき期待値信号列WSは、0101010101とする。
S1のとき、図11に示すように、セレクト信号はLレベルである。そして、信号列選択回路1は、期待値信号列WSをそのまま出力する。書込信号列保持回路2は、信号列選択回路1からの期待値信号列WSを保持し、保持した期待値信号列WSを出力する。そして、メモリ制御回路90の出力cからは期待値信号列WSが出力される。そして、メモリ部95に期待値信号列WSが入力される。このとき、8bitのメモリセルMCのアドレス信号がアドレス保持回路91からメモリ部95に入力される。メモリ部95は、入力された期待値信号列WS、アドレス信号に基づいて、8bitのメモリセルMCに信号の書込を実行する。
S1後、信号が書き込まれたメモリセルMCから信号の読み出しを行う(S2)。そして、メモリ部95からメモリ制御回路90の入力bには、メモリセルMCから読出信号列RSが入力される。なお、図10に示すように、1回目の読出信号列RSは、01111101である。
S2のとき、再書込信号列生成回路3は、図12のように動作する。すなわち、図12に示すように、読出信号列RSと期待値信号列WSとに基づいて、再書込信号列gWSを生成する。なお、書込信号列保持回路2から再書込信号列生成回路3に入力される信号列は、期待値信号列WSである。
再書込信号列生成回路3は、読出信号が期待値信号と一致する場合、再書込信号の値を1に設定する。これによって、正常に書き込まれたメモリセルMCに再度改めて信号が書き込まれることが回避される。また、このように設定することで、一度、書込成功と判定されたメモリセルMCの情報を記憶することができる。なお、図12から明らかなように、ここでは、再書込信号列gWSは、3bit目と5bit目のメモリセルMCが再書き込み(リトライ)の対象となり、他のメモリセルMCは再書き込みされない(マスク)の対象となる。
S2の後、読出信号列RSが期待値信号列WSと一致するのかベリファイする(S3)。
このとき、読出信号列変換回路5は、図13のように動作する。すなわち、入力cに入力された読出信号列RSをそのまま判定用読出信号列gRSとして出力する。
そして、判定回路6は、図14に示すように、書込失敗を示す判定信号JS=0を判定データ保持回路93に出力する。この場合、3bit目のメモリセルMCと5bit目のメモリセルMCで書込が失敗(FAIL)しているため、判定回路6は、書込失敗を示す判定信号JS=0を判定データ保持回路93に出力する。
このようにして、1回目の書込、判定が実行される。今回の場合、書込失敗のため、S3の後、S4に進む。S4で、書込、判定の回数が予め設定された最大回数に達していないかを判断する。今回は1回目であるから、S1に戻り、改めて信号の書込が実行される。
2回目の書込時には、再書込信号列保持回路4に保持された再書込信号列gWSがメモリセルMCに書き込まれる。2回目のS1の前、CPU11によりセレクト信号はLレベルからHレベルに切り替えられる。そして、図11に示すように、信号列選択回路1からは再書込信号列gWSが出力される。そして、書込信号列保持回路2は、信号列選択回路1からの再書込信号列gWSを保持し、保持した再書込信号列gWSを出力する。そして、メモリ制御回路90の出力cからは再書込信号列gWSが出力される。そして、メモリ部95に再書込信号列gWSが入力される。そして、1回目の場合と同様に、メモリ部95は、入力された再書込信号列gWS、アドレス信号に基づいて、8bitのメモリセルMCに信号の書込を実行する(S1)。なお、上述のように、3bit目と5bit目のメモリセルMCにのみ信号の書込が実行される。
2回目のS1後、信号が書き込まれたメモリセルMCから信号の読み出しを行う(S2)。そして、メモリ部95からメモリ制御回路90の入力bには、メモリセルMCから読み出された読出信号列RSが入力される。なお、図10に示すように、2回目の読出信号列RSは、01010111である。
図10から明らかなように、3bit目の読出信号は、それに対応する期待値信号と一致している。5bit目の読出信号について同様である。但し、1回目に書込成功した7bit目の読出信号の値が0から1になっている。
2回目のS2のとき、再書込信号列生成回路3は、図15のように動作する。すなわち、図15に示すように、読出信号列RSと1回目の再書込信号列gWSとに基づいて、改めて再書込信号列gWSを生成する。上述と同様に、読出信号が期待値信号と一致する場合、書込信号の値を1に設定する。3bit目と5bit目のメモリセルMCについては書込が成功している。従って、3回目の再書き込みが行われないように、改めて生成される再書込信号列gWSは11111111となる。なお、この信号は、書込終了を示す信号(書込終了信号)として把握することができる。
2回目のS2の後、読出信号列RSが期待値信号列WSと一致するのかベリファイする(S3)。本実施形態においては、S3のとき、読出信号列変換回路5は、図16のように動作する。すなわち、RS1のうち、1回目の判定で成功判定であって7bit目の読出信号の値を反転させる。そして、図10の変換後の読出信号列cRS(01010101)を判定用読出信号列gRSとして出力する。
また、判定回路6は、図17のように動作する。すなわち、読出信号列変換回路5から出力された判定用読出信号列gRS(変換後の読出信号列cRS)が期待値信号列WSと一致するのかを判定する。この場合、すべてのbitで判定用読出信号列gRSは期待値信号列WSと一致している。従って、判定回路6は、書込成功を示す判定信号JS=1を判定データ保持回路93に出力する。
このようにして、2回目の書込、書込判定が実行される。2回目の場合、書込成功のため、これにより、対象となった8bitのメモリセルMCへの書込、書込判定の手順は終了する。なお、S4で、最大回数となった場合、書込NGとして処理は終了する。書込NGの場合、処理対象となった半導体集積回路は不良品となる。なお、最大回数として設定される回数は任意である。
上述の説明から明らかなように、本実施形態においては、一度、読出信号が期待値信号と一致したメモリセルMCについては、次回以降の判定時に読出信号が期待値信号と一致しなくなったとしても、強制的に読出信号を期待値信号に設定したうえで読出信号列が期待値信号列と一致するかどうかを判定する。これにより、期待値信号と一致していた読出信号の値が反転することに起因して、判定結果自体が覆されることが抑制される。そして、不揮発性メモリの信頼性を劣化させることなく、判定結果が覆ることに対処することが実現される。
本発明の技術的範囲は、上述の実施の形態に限定されない。すなわち、書込単位は8bitに限定されない。32bit、64bit、128bit等であっても良い。メモリセルMCの具体的な構成は任意である。メモリ制御回路90の具体的な構成は任意である。不揮発性メモリの具体的な構造は任意である。
半導体集積回路の概略的なブロック図である。 メモリセルMCの断面構成を説明するための概略的な模式図である。 メモリ制御回路の概略的なブロック図である。 信号列選択回路の概略的な回路図である。 再書込信号列生成回路の概略的な回路図である。 読出信号列変換回路の概略的な回路図である。 再書込信号生成回路21の真理値表である。 読出信号変換回路31の真理値表である。 不揮発性メモリの制御方法を説明するための概略的なフローチャートである。 各信号列の信号値を示す表である。 信号列選択回路の動作を説明するための表である。 1回目の判定時の再書込信号列生成回路の動作を説明するための表である。 1回目の判定時の読出信号列変換回路の動作を説明するための表である。 1回目の判定時の判定回路の動作を説明するための表である。 2回目の判定時の再書込信号列生成回路の動作を説明するための表である。 2回目の判定時の読出信号列変換回路の動作を説明するための表である。 2回目の判定時の判定回路の動作を説明するための表である。
符号の説明
1 信号列選択回路
2 書込信号列保持回路
3 再書込信号列生成回路
4 再書込信号列保持回路
5 読出信号列変換回路
6 判定回路
MC メモリセル
WS 期待値信号列
gWS 再書込信号列
RS 読出信号列
cRS 変換後の読出信号列
gRS 判定用読出信号列
JS 判定信号
80 メモリ領域
90 メモリ制御回路
91 アドレス保持回路
92 書込データ保持回路
93 判定データ保持回路
95 メモリ部
96 制御部
100 半導体集積回路

Claims (19)

  1. 複数の期待値信号を含む期待値信号列の入力に基づいて不揮発性メモリの複数のメモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれたかどうかを、複数の前記メモリセルそれぞれから読み出された複数の読出信号を含む読出信号列が前記期待値信号列と一致するかどうかに基づいて判定するメモリ制御回路であって、
    前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、
    以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定する、メモリ制御回路。
  2. 外部から入力された前記期待値信号列を出力すると共に、変換後の前記読出信号列が外部から入力された前記期待値信号列と一致するかを判定することを特徴とする請求項1記載のメモリ制御回路。
  3. 前記読出信号列と前記期待値信号列とが一致しないとき、
    前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルには改めて前記期待値信号の書込が実行されないように設定された再書込信号列を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載のメモリ制御回路。
  4. 前記読出信号列と前記期待値信号列とが一致しないとき、
    前記読出信号と前記期待値信号とが一致しなかった前記メモリセルにのみ前記期待値信号の書込みが実行されるように設定された再書込信号列を出力することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のメモリ制御回路。
  5. 前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、
    以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルを、前記再書込信号列に基づいて特定し、
    前記再書込信号列に基づいて特定された前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、
    前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定することを特徴とする請求項3又は4記載のメモリ制御回路。
  6. 以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列を出力する読出信号列変換回路と、
    前記読出信号列変換回路からの変換後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するかを判定する判定回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のメモリ制御回路。
  7. 前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルには改めて前記期待値信号の書込を実行しないように設定された再書込信号列を出力する再書込信号列生成回路と、
    を更に備えることを特徴とする請求項6記載のメモリ制御回路。
  8. 前記読出信号列変換回路は、以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルを前記再書込信号列に基づいて特定することを特徴とする請求項7記載のメモリ制御回路。
  9. 前記読出信号と前記期待値信号とが一致しなかった前記メモリセルにのみ前記期待値信号の書込みが実行されるように設定された再書込信号列を出力する再書込信号列生成回路と、
    を更に備えることを特徴とする請求項6記載のメモリ制御回路。
  10. 前記読出信号列変換回路は、以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致しなかった前記メモリセルを前記再書込信号列に基づいて特定することを特徴とする請求項9記載のメモリ制御回路。
  11. 前記再書込信号列を保持する第1保持回路と、
    前記第1保持回路から転送された前記再書込信号列を保持する第2保持回路と、
    を更に備え、
    前記読出信号列変換回路は、
    少なくとも前記第1保持回路に保持された前記再書込信号列を利用して、
    以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定することを特徴とする請求項6記載のメモリ制御回路。
  12. 前記第1保持回路に保持された前記再書込信号列又は前記期待値信号列のいずれかをセレクト信号に基づいて選択して前記第2保持回路に出力する信号列選択回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項11記載のメモリ制御回路。
  13. 前記第1保持回路に保持された前記再書込信号列が書込終了を示すとき、
    前記第2保持回路には前記期待値信号列が設定されることを特徴とする請求項11記載のメモリ制御回路。
  14. 複数の期待値信号を含む期待値信号列の入力に基づいて複数のメモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれる不揮発性メモリと、
    複数の前記メモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれたかどうかを、複数の前記メモリセルそれぞれから読み出された複数の読出信号を含む読出信号列が前記期待値信号列と一致するかどうかに基づいて判定するメモリ制御回路と、
    を備える半導体集積回路であって、
    前記メモリ制御回路は、
    前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、
    以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定する、半導体集積回路。
  15. 前記メモリ制御回路は、外部から入力された前記期待値信号列を出力すると共に、変換後の前記読出信号列が外部から入力された前記期待値信号列と一致するかを判定する、請求項14記載の半導体集積回路。
  16. 複数の期待値信号を含む期待値信号列の入力に基づいて不揮発性メモリの複数のメモリセルそれぞれに前記期待値信号それぞれが書き込まれたかどうかを複数の前記メモリセルそれぞれから読み出された複数の読出信号を含む読出信号列が前記期待値信号列と一致するかどうかに基づいて判定する不揮発性メモリのベリファイ方法であって、
    前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号が改めて書き込まれた後、前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを改めて判定するとき、
    以前の判定時に前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルから読み出された前記読出信号を当該読出信号に対応する前記期待値信号に設定し、前記読出信号が前記期待値信号に変換された後の前記読出信号列が前記期待値信号列と一致するのかを判定する、不揮発性メモリのベリファイ方法。
  17. 前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号を改めて書き込むとき、
    前記期待値信号と前記読出信号とが一致した前記メモリセルには改めて前記期待値信号を書き込まない、請求項16記載の不揮発性メモリのベリファイ方法。
  18. 前記読出信号列が前記期待値信号列と一致せず、前記メモリセルに前記期待値信号を改めて書き込むとき、
    前記読出信号と前記期待値信号とが一致しなかった前記メモリセルにのみ前記期待値信号を書き込む、請求項16記載の不揮発性メモリのベリファイ方法。
  19. 複数ビットから成るデータのうちの第1論理値を有するビットに対する書き込み処理を実行することによってメモリへの前記データの書き込み処理を行い、当該書き込み処理後に前記データの書き込みが行われた前記メモリ内の所定領域から読み出された値に基づいて前記メモリに書き込まれたデータが正確なものであるか否かの確認を行うためのベリファイ処理を行い、前記データの全てのビットに対して正確な値が書き込まれたことを確認するまで、書き込み処理及びベリファイ処理を繰り返し実行するメモリ制御回路であって、
    直前の書き込み処理で使用した第1書き込みデータ及び当該書き込み処理後に前記第1書き込みデータの書き込み処理が行われた前記メモリ内の所定領域から読み出された読み出しデータに基づき、前記第1書き込みデータのうちの書き込み処理が成功したビットのみを第1論理値から第2論理値に変更することによって次の書き込み処理で使用する第2書き込みデータを生成する書き込みデータ生成回路と、
    前記第2書き込みデータ及び前記読み出しデータ並びに最終的に前記メモリの所定領域に書き込まれるべき期待値データに基づいてベリファイデータを生成するベリファイデータ生成回路と、
    前記ベリファイデータと前記期待値データとを比較するベリファイ判定回路と、を備え、
    前記ベリファイデータ生成回路は、前記期待値データのうちの第1論理値を有するビットに対応する前記第2書き込みデータのビットの中から第2論理値になっているビットを特定し、前記読み出しデータのうちの前記特定したビットに対応するビットの値を前記期待値データの値に一致するように変換することによって前記ベリファイデータを生成する、メモリ制御回路。
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