JPH05290585A - 電気的に書き込み可能な不揮発性メモリ - Google Patents

電気的に書き込み可能な不揮発性メモリ

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JPH05290585A
JPH05290585A JP9259892A JP9259892A JPH05290585A JP H05290585 A JPH05290585 A JP H05290585A JP 9259892 A JP9259892 A JP 9259892A JP 9259892 A JP9259892 A JP 9259892A JP H05290585 A JPH05290585 A JP H05290585A
Authority
JP
Japan
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data
writing
circuit
write
rewrite
Prior art date
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Pending
Application number
JP9259892A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Kamoshita
誠二 鴨志田
Koji Hara
功次 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Computer Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Priority to JP9259892A priority Critical patent/JPH05290585A/ja
Publication of JPH05290585A publication Critical patent/JPH05290585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、複数データビットデータ入出
力の電気的に書き込みが可能な不揮発性メモリーにおい
て、再書き込み時、書き込みが完了したメモリセルに対
しては再書き込みをしないことにより、メモリセルへの
書き込み回数を低減でき、高寿命なEPROMを提供す
ることにある。 【構成】メモリセルからの読み出しデータと書き込みデ
ータを比較し、一致している場合は動作を終了し、不一
致の場合は、再書き込みが必要なメモリセルだけを再書
き込みすることでありメモリセルへの書き込み回数を低
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性メモリに関し、
特に複数ビットデータ入出力の電気的に書き込み可能な
不揮発性メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気的に書き込み可能な不揮発性
メモリ(以下、単にEPROM:Ela-sable and Progra
mmable Read Only Memoryと略す)において、通常記憶
データの読み出し機能、消去機能、書き込み機能の他に
ユーザが書き込みを簡単な動作で行えるように高機能の
書き込み機能が付加されている。この高機能の書き込み
機能は、書き込み後通常行う確認読み出し(ベリファ
イ)をEPROM内部で行なえることはよく知られてい
る。従来の書き込み動作はEPROMを消去後、書き込
みを行い外部でベリファイ時の確認読み出しデータと書
き込みデータを比較しメモリセル書き込みが完了してい
なければn回(メモリ−個々で異なる)この書き込み、
比較という動作を繰り返している。次に具体的なデータ
を使って説明する。4ビットのデータ幅をもつD0〜D
3について書き込みデータD0〜D3が“1”、
“0”、“1”、”0”である場合、初めにEPROM
メモリセル群の全てを消去する。(仮にこの状態で読み
出し動作を行ったとすると出力D0〜D3には全て
“1”が出力される。)次に書き込み動作によりD1,
D3のデータが書き込まれた状態に変化するが、確認読
み出しデータを外部で書き込みデータと比較し、メモリ
セルへの書き込みが完了していなければD1,D3共に
再書き込みを行う。こうしてn回(メモリ個々に異な
る)この書き込み、比較という動作を繰返し書換え動作
を完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
書き込み動作は充分な書き込み動作が行われる反面、再
書き込み時、書き込みが完了したメモリセルに対しても
過剰な書き込みが行われる。周知のようにEPROMは
書き込み回数に制限があるため、この過剰書き込みによ
りEPROMの寿命が短くなるという欠点がある。
【0004】この主原因として図4を用いて説明する。
図4にEPROMメモリセルの断面構造を示す図であ
り、2層の多結晶シリコンによるコントロールゲート
7、フローティングゲート8を有している。上部ゲート
はコントロールゲート7と呼ばれ、下部をフローティン
グゲート8と呼ばれる。フローティングゲート8はどこ
にも接続されていない。このメモリセルへの書き込みは
基板及びソース10を接地し、ドレイン11及びコント
ロールゲート7に高電圧をかける。これによりソース1
0−ドレイン11間に電圧勾配が生じる。この電圧勾配
により電子が加速され酸化膜9-2の障壁エネルギ−を
越えるいわゆるホットエレクトロンが発生し、このホッ
トエレクトロンがコントロールゲート7の電位にひっぱ
られてフローティングゲート8にとびこむ。フロ−ティ
ングゲート8中に蓄えられた電子は、酸化膜9-1,9-
2の障壁エネルギーに取り囲まれそこで安定に存在す
る。従ってフローティングゲート8を取り囲む酸化膜9
-1,9-2の膜質が記憶データ保持特性に大きな影響を
与える。この酸化膜9-1,9-2のブレークダウン(デ
ータ保持能力の低下)や電子の酸化膜9-1,9-2中へ
のトラップアップ(VTシフト量の低下)により回路の
寿命が短くなる。前記いずれも書換え回数が増加すると
発生率が高くなる。
【0005】本発明の目的は、再書き込み時、書き込み
が完了したメモリセルに対しては再書き込みをしないこ
とにより、メモリセルへの再書き込み回数を低減するこ
とである。これにより高寿命なEPROMを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、過剰書き込
みを抑制する回路を単一チップ内に設けることで達成で
きる。
【0007】上記目的は、メモリセルからの読み出しデ
ータと書き込みデータを比較し、一致している場合は動
作を終了し、不一致の場合は、再書き込みが必要なメモ
リセルだけを再書き込みする手段を有する事であり、本
発明の書き込み動作は、再書き込みが必要でないメモリ
セルに対し過剰な再書き込みを排除し、必要なメモリセ
ルだけを再書き込みすることで達成できる。
【0008】
【作用】本発明によれば、上述の問題点は、再書き込み
が必要でないメモリセルに対し過剰な再書き込みを排除
し、必要なメモリセルだけを再書き込みすることで解決
できる。これにより、再書き込みが必要なメモリセルの
み再書き込みを行うことで、メモリセルへの過剰な再書
き込みを防止できる。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を用いて具体的
に説明する。図1は本発明の一実施例を示す書き込み制
御ブロック図、図2は図1の実施例の動作例を示した
図、図3はEPROMへの書き込みフローチャートを示
した図である。
【0010】本発明の実施例において説明をを簡単にす
るためアドレスを1アドレス、ビット数を4ビットとす
るがこれに限るものではない。また、本実施例では書き
込み動作前(消去後)のメモリセルの状態は全て“1”
とし、書き込み時には入力デー“0”のビットのみ電圧
が印加されるものとする。図1において、制御回路5は
書き込み動作を制御する回路であり、メモリ回路1、書
き込みデータレジスタ3、切替回路2を制御している。
切替回路2は入力データと再書き込みデータどちらかを
出力する。書き込みデータレジスタ3は書き込みデータ
Aを保持しメモリ回路1と演算器6-1,6-2,6-
3,6-4に書き込みデータA’を出力する。メモリ回
路1は制御回路5の制御により、書き込みデータA’を
メモリセルに書き込み、またメモリセルの読み出しデー
タを演算器6-1,6-2,6-3,6-4に出力する。演
算器6-1,6-2,6-3,6-4は読み出しデータと書
き込みデータA’を入力し再書き込みデ−タを出力す
る。検出器4は再書き込みデ−タを入力し、制御回路5
に書き込み終了検出を出力する。次に図1の動作例を説
明する。制御回路5は書き込み動作信号が活性化される
と切替回路2の入力を入力データ側に切り替え、入力デ
ータを書き込みデータAに出力する。制御回路5はさら
に書き込みデータレジスタ3に取り込み指示を送出し書
き込みデータA’を設定し、書き込みデータA’をメモ
リ回路1に書き込む。この時書き込みデータA’が
“0”のビットにのみ電圧が印加される。次にメモリ回
路1よりデータを読み出す。読み出しデータと書き込み
データA’は演算器6-1,6-2,6-3,6-4で演算
され、再書き込みデータが生成される。検出器4は、再
書き込みデータが全て“1”であると書き込み終了検出
を“1”とし、制御回路5に出力する。検出器4の書き
込み終了検出が“0”の場合、制御回路5は切替回路2
の入力を再書き込みデータに側切り替え、書き込みデー
タレジスタ3に再書き込みデータを保持する。以下、上
記と同様に書き込み,読み出しを行い、検出器4の書き
込み終了検出が“0”の場合、再書き込み動作を繰り返
す。制御回路5は再書き込み動作をn回(メモリ個々で
異なる)繰り返すか、または検出器4の書き込み終了検
出が“1”の場合、書き込み動作を終了する。
【0011】次に図1の動作例を図2を用いて説明す
る。書き込み動作前(消去後)のメモリセルの状態D0
〜D3を(a)、入力データを(b)とする。この時、
最初の書き込みデータA’は入力データと同じになり書
き込みデータA’(b)と読み出しデータ(d)よりメ
モリ回路1は(c)にように電圧が印加される。次にメ
モリ回路1より(d)なるデータを読み出したとする。
この時、再書き込みデータ(e)が演算器6-1,6-
2,6-3,6-4より生成される。検出器4の書き込み
終了検出が“0”(f)であるので制御回路5は再書き
込みデータ(e)をもとに再書き込み動作を行う
(g)。次の読み出しデータが(h)となったとすると
再書き込みデータが(i),であるため、書き込み終了
検出が“1”(j)となり制御回路5は最後の動作を終
了する。
【0012】これにより、メモリセルには一度書き込み
が完了すれば動作を終了するため、過剰書き込みをしな
い。過剰書き込みをしないことによりメモリセルへの書
き込み回数を低減できる。さらに、図3はEPROMの
書き込みフローチャートを示した図である。図3に示す
ようにまずEPROMが消去済みであるか確認し、消去
済みであればアドレス,データを設定し書き込み動作を
行う。書き込み動作は前記図1の書き込み制御ブッロク
図を示しているので動作説明は省略する。次にベリファ
イによりEPROMの良品、不良品を判定し一致してい
る場合良品、不一致の場合不良品とする。
【0013】また従来のEPROMを用い、外部からの
書き込み動作をビット単位に書き込み制御することで同
等の効果を得られる。
【0014】以上、本発明を実施例に基ずき具体的に示
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるこ
とは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば書
き込みが必要なメモリセルだけを再書き込みすることに
よりメモリセルあたりの再書き込み回数を低減できる効
果がある。これにより高寿命なEPROMを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す書き込み制御ブロック
図である。
【図2】図1実施例の動作例を示した図である。
【図3】EPROMへの書き込みフローチャートを示し
た図である。
【図4】EPROMの断面構造を示した図である。
【符号の説明】
1…メモリ回路、 2…切替回路、 3…書き込みデータレジスタ、 4…コンパレータ、 5…制御回路、 6-1,6-2,6-3,6-4…演算器、 7…コントロールゲート、 8…フローティングゲート、 9-1,9-2…酸化膜、 10…ソース、 11…ドレイン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数ビットデータ入出力の電気的に書き込
    みが可能な不揮発性メモリにおいて、あるメモリセルに
    データを記憶させる際に該メモリセルの該データを書き
    込む手段と、該メモリセルに記憶されている該データを
    読み出す手段と、再書き込みを制御する手段とを有し、
    書き込みが完了したメモリセルに対し再書き込みを行わ
    ないことを特徴とする電気的に書き込み可能な不揮発性
    メモリ。
JP9259892A 1992-04-13 1992-04-13 電気的に書き込み可能な不揮発性メモリ Pending JPH05290585A (ja)

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JP (1) JPH05290585A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6137717A (en) * 1997-12-05 2000-10-24 Sharp Kabushiki Kaisha Nonvolatile memory and writing circuit for same
US6320791B1 (en) 1998-10-26 2001-11-20 Nec Corporation Writing apparatus for a non-volatile semiconductor memory device
JP2002367394A (ja) * 2001-06-12 2002-12-20 Advantest Corp 半導体メモリ試験装置
JP2009064494A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Nec Electronics Corp メモリ制御回路、半導体集積回路、不揮発性メモリのベリファイ方法
JP2012511789A (ja) * 2008-12-09 2012-05-24 ラムバス・インコーポレーテッド 並行且つパイプライン化されたメモリ動作用の不揮発性メモリデバイス

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