JPH02192099A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH02192099A
JPH02192099A JP1218372A JP21837289A JPH02192099A JP H02192099 A JPH02192099 A JP H02192099A JP 1218372 A JP1218372 A JP 1218372A JP 21837289 A JP21837289 A JP 21837289A JP H02192099 A JPH02192099 A JP H02192099A
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cell array
memory
cell
row
area
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Application number
JP1218372A
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English (en)
Inventor
Masamichi Asano
正通 浅野
Sadayuki Yokoyama
横山 貞幸
Hiroshi Iwahashi
岩橋 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02192099A publication Critical patent/JPH02192099A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電気的にデータ消去が可能な半導体メモリに
係り、特に信頼性の向上を図るために多数決論理構成を
採用したメモリに関する。
(従来の技術) 電気的に記憶内容を消去し、かつ、書換えることが可能
なROM (リード・オンリ・メモリ)は、EEPRO
M (エレクトリカリ・イレーザブル・プログラマブル
ROM)として知られている。
このEEPROMは、紫外線消去型のEFROM(イレ
ーザブル・プログラマブルROM)と比べ、ボード上に
実装した状態で電気信号によりデータの消去が可能であ
るという使い易さから、各種制御用やメモリカード用等
に需要が急増している。
第16図は、このEEPROMの代表的なメモリセルの
構成を示すものであり、第16図(a)はパターン平面
図、第16図(b)は同図(a)のA−A′線に沿った
断面図であり、第16図(c)は同図(a)のB−B’
線に沿った断面図である。第16図において、11は第
1層目の多結晶シリコン層からなる浮遊ゲート、12は
第2層目の多結晶シリコン層からなる消去ゲート、13
は第3層目の多結晶シリコン層からなる制御ゲートであ
り、制御ゲート13はメモリセルのワード線としても使
用される。また、14はP型の基板であり、15及び1
6はこの基板14上に形成されたN+型型数散層らなる
ソースおよびドレイン、17はコンタクトホール、18
はこのコンタクトホール17を介して上記ドレイン16
と接続されるアルミニウム層からなるデータ線である。
さらに、19は浮遊ゲートトランジスタ部のゲート絶縁
膜、20は浮遊ゲート11と消去ゲート12との間に設
けられたゲート絶縁膜、21は浮遊ゲート11と制御ゲ
ート13との間に設けられたゲート絶縁膜であり、この
ゲート絶縁膜21は0−N−0構造(Oxide−Ni
tride−Oxide )の3層構造膜で構成されて
いる。また、22は消去ゲート12と制御ゲート13と
の間に設けられたゲート絶縁膜であり、これも0−N−
0構造のものにされている。
23は第3層目の多結晶シリコン層をゲート電極とする
選択トランジスタ部のゲート絶縁膜である。
また、24はフィールド絶縁膜、25は層間絶縁膜であ
る。
次に、このような構造のメモリセルの基本的な動作を説
明する。第17図は、このメモリセルの基本動作をまと
めて示す図である。まず、データ消去は次のようにして
行われる。メモリセルのソース電位v 1 ドレイン電
位V、及び制御ゲート電位V。6をそれぞれOVにし、
消去ゲート電位VEGを例えば+27Vにする。このと
き、ファウラー・ノルドハイムのトンネル効果により、
浮遊ゲート中の電子が電界放出によって消去ゲートに放
出され、浮遊ゲートは正極性に帯電し、このメモリセル
の閾値電圧は低くなる。この状態をデータ“1″とする
上記のようにデータ“1”に消去され、浮遊ゲートが正
に帯電しているメモリセルにおいて“0”書込みを行う
場合には、制御ゲート電位V。0を+21V、  ドレ
イン電位VDを+IOV、”/−スミ位V8をov、消
去ゲート電位vE6を+5vにそれぞれ設定することに
より行なわれる。これにより、ドレイン近傍にてホット
・エレクトロン効果が起り、インパクト・アイオナイゼ
ーションにより発生した電子が浮遊ゲート中に注入され
、浮遊ゲートが負極性に帯電して、このメモリセルの閾
値電圧は高くなる。この状態をデータ“0”とする。
他方、ドレイン電位V、を+10Vにする代わりにOv
にした場合は、ホット争エレクトロン効果が起こらず、
浮遊ゲートには電子が注入されずに“1”データが保た
れる。従って、ドレインに高電位を印加するか否かによ
って書込みを制御することかできる。
また、上記選択トランジスタ部はエンハンスメント型で
あり、データ消去を行った後に過消去により上記浮遊ゲ
ートトランジスタ部がデプレッション化された場合でも
、この選択トランジスタ部によりメモリセルの選択、非
選択を制御することができる。なお、第16図に示され
るメモリセルの等価回路を第18図に示す。
上記メモリセルは、その構造上から1ビット分を1個の
トランジスタで構成することができるから、チップ面積
が非常に縮小化されたEEPROMが実現できる。例え
ば、2μmのデザインルールを使用した場合、メモリセ
ル1個の占有面積は64μゴとなり、前記した紫外線消
去型EPROMと同サイズにすることができる。
第19図は、上記メモリセルを使用したメモリの一実施
例の構成を示す回路図であり、このメモリは、1ビット
読出し/書込みのEEPROMである。図において30
はそれぞれ第18図のような等価回路で示され、浮遊ゲ
ート、制御ゲート及び消去ゲートを備えた不揮発性トラ
ンジスタで構成されたメモリセルであり、これら複数個
のメモリセル30が行列状にマトリクス配置されてメモ
リセルアレイ31が構成されている。そして、同一行に
配置されたメモリセルの制御ゲートは行デコーダ32で
選択される行線WLI〜W L mのいずれか1本に共
通接続されており、同一列に配置されたメモリセルのド
レインは列線としてのデータ線DL1〜DLnのいずれ
か1本に共通接続されている。また、各メモリセル30
の消去ゲートは、この消去ゲートと同じ材料である多結
晶シリコン層で構成されている消去線ELに共通接続さ
れている。
データ線DL1〜DLnは、列デコーダ33で選択され
る列選択線CLI〜CLnがゲートに接続された列選択
トランジスタ34−1〜34−nを介して共通のバス線
35に接続されている。この列選択トランジスタ34−
1〜34−nは、列選択ゲート回路39を構成している
。バス線35には、外部から入力される書込み用データ
D、にn 応じて設定される高電圧系の“0”もしくは“1”のデ
ータを出力するデータ入力回路36が接続されている。
さらに、バス線35には、行デコーダ32及び列デコー
ダ33によって選択されるメモリセルの記憶データに応
じて、このバス線35に出力される“0”、“1”の読
出し電位を検出するセンス増幅回路37が接続されてい
る。そして、センス増幅回路37の検出データはデータ
出力回路38に供給され、読出しデータD  は、この
ut データ出力回路38からメモリ外部に出力される。
次に、上記のように構成されたメモリの動作を説明する
。データの書込みは、行デコーダ32及び列デコーダ3
3によってメモリセルアレイ31内の1個のメモリセル
を選択して行われる。このとき、行デコーダ32で選択
された行線WLは+21vの電位に設定される。さらに
“0”書込みの場合には、データ入力回路36から+1
. OVの高電位が出力され、この電位が列デコーダ3
3の出力により選択的にオン状態にされている列選択ト
ランジスタ34及び選択されたデータ線DLを介して、
選択されたメモリセル30のドレインに印加される。こ
のときは、第17図で説明したようにホット・エレクト
ロン効果により、選択メモリセルの浮遊ゲートに電子が
注入され、“0”書込みが行われる。他方、“1”書込
みの場合には、データ入力回路36からOvの電位が出
力されるので、選択メモリセルにおける電子の移動はな
く、“1”データがそのまま保たれる。
次に、データ消去動作を説明する。このデータ消去時に
は、図示しない昇圧回路で昇圧された高電位、例えば+
27Vの電位が印加される。また、行デコーダ32の出
力はいずれもOvにされ、かつデータ入力回路36の出
力もOVにされる。これにより、消去線ELが接続され
ている各メモリセルではそれぞれ、ソース電位VsがO
Vl ドレイン電位V がOV1制御ゲート電位V。G
がOv1消去ゲート電位VEGが+27Vとなる。これ
により、第17図で説明したように、各メモリセルでフ
ァウラー・ノルドハイムのトンネル効果により、浮遊ゲ
ート中の電子が電界放出によって消去ゲートに放出され
、浮遊ゲートは正極性に帯電し、閾値電圧が低くなって
消去が行われる。尚、このメそりでは、全てのメモリセ
ルが一括して消去される。
このようなメモリは、メモリセルを縮小化できるので、
大容量化に適しており、例えばフロッピーディスクの置
き換え用としても期待されている。ここで、第21図に
、汎用パーソナルコンピュータ等によく用いられるフロ
ッピーディスクのメモリ空間(領域)を示す。通常、両
面倍密度倍トラツクのフロッピーディスクの場合、最少
単位を1セクタ(512バイト)として総セクタ数12
80 (640にバイト)の記憶容量がある。
そして、このメモリ空間は、システムコントロール用の
メモリ領域、例えば電源投入時にシステムを起動するブ
ートロードプロダラム領域(1セクタ分)Bと、領域割
付けのためのメモリ領域であるファイルアロケーション
テーブル(FileAllocation Table
 )  (2セクタ分)FATと、ファイル名やファイ
ルサイズ等のファイル情報を記憶するためのメモリ領域
であるディレクトリ−エントリー領域(Directo
ry Entry )  (4セクタ分)DEと、−膜
内なデータを記憶するデータ記憶領域DATAとから構
成される。この中で、ブW/E)する回数も非常に少な
いが、FAT領域はDATA領域の使用状態等を記録し
ておくものであり、W/Eの回数も多く、また、不良の
メモリ領域の場所を記憶してこの不良領域を使用しない
ように制御するものであり、非常に重要な領域であり、
高信頼性が要求される。
ところで、第19図に示すようなメモリは、W/E回数
が10〜104回可能であ、るが、このメモリを上記し
たようなフロッピーディスクの置き換え用として使用す
る場合、W/E回数が増加すると、偶発的に発生した欠
陥により、消去時に前記酸化膜(第16図の符号20)
が破壊したり、また、書込み時に前記ゲート絶縁膜(第
16図の符号19)のドレイン16近傍に電子がトラッ
プされたりして書込み不良が起る等、少数ビット性の不
良がある確率で発生する(殆んどが1ビット程度の不良
であり、不良発生率は100 ppm〜1000 pp
mのオーダである)。
このような少数ビット性の不良が前記DATA領域で発
生した場合には、不良となった場所をFAT領域に記憶
してこの不良場所をしようしないように制御するので、
上記程度の不良発生率に十分対応できる。
しかし、上記したような少数ビット性の不良がFAT領
域で発生した場合には、上記程度の不良発生率に十分対
応できない。従って、第19図に示したようなメモリを
上記した様なフロッピーディスクの置き換え用としてそ
のまま使用することはできず、ユーザ側で複雑な不良救
剤システムを作らなければならず、利用し難い面があっ
た。
また、上記したような問題は、第20図に示すようにメ
モリセルの消去ゲートを列方向に共通接続し、メモリセ
ル領域を行方向に1個のブロックに分割した従来のメモ
リにおいても、同様に発生する。ここで、30・・・は
メモリセル、31はメモリセルアレイ、32は行デコー
ダ、33は列デコーダ、34−1〜34−nは列選択ト
ランジスタ、35は共通のバス線、36はデータ入力回
路、37はセンス増幅回路、38はデータ出力回路、W
L1〜WLmは行線、DL1〜DLnはデータ線、EL
I〜ELiは消去ゲート信号の信号線である。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記した従来のメモリではビット不良がある
確率で発生すると、特に高信頼性が要求される特定のメ
モリ領域を有する例えばフロッピーディスクの置き換え
用メモリとしてそのまま使用することはできないという
問題がある点に鑑みてなされたもので、ビット不良があ
る確率で発生しても、特定のメモリ領域の信頼性を大幅
に改善し得る半導体メモリを提供することを目的とする
また、本発明は、特定のメモリ領域の高信頼性が要求さ
れる場合と大きなメモリ容量を必要とする場合とに応じ
て選択的に機能を切換えることが可能になる半導体メモ
リを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) 本発明の半導体メモリは、特定のメモリ領域を3つ以上
設け、この複数の特定のメモリ領域の各出力の多数決論
理をとって出力するようにしてなることを特徴とする。
また、本発明の半導体メモリは、特定のメモリ領域を3
つ以上設け、この複数の特定のメモリ領域の各出力の多
数決論理をとって出力する多数決論理モード、または、
上記複数の特定のメモリ領域のうちの一部を拡張メモリ
領域として使用する拡張メモリモードを切換え選択し得
るようにしてなることを特徴とする。
(作用) 特定のメモリ領域にビット不良がある確率で発生しても
、複数の特定のメモリ領域の各出力の多数決論理をとっ
て出力するので、特定のメモリ領域の不良発生率が飛躍
的に減少し、特定のメモリ領域の信頼性が大幅に改善さ
れる。
また、特定のメモリ領域の高信頼性が要求される場合に
は多数決論理モードとし、大きなメモリ容量を必要とす
る場合には拡張メモリモードとすることにより、用途に
応じて選択的に機能を切換えることが可能になる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図に示す不揮発性半導体メモリは、第19図を参照
して前述した従来の不揮発性半導体メモリと比べて、次
に述べる各点(1)〜(5)が異なり、その他は同一で
あるので、第19図中と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略する。(1)行デコーダは、行線WLI
〜WLkを出力する行デコーダ32−1と、行線W L
 k +1〜W L mを出力する行デコーダ32−4
との2つに分けられている。(2)メモリセルアレイは
、行デコーダ32−1および32−4に対応して、k行
×n列のセルアレイ31−1と、m−(k+1)行×n
列のセルアレイ31−4との2つに分けられて構成され
ている。このセルアレイ31−1および31−4には、
それぞれ独立した消去ゲームが設けられ、それぞれに対
応して消去ゲート信号EL1およびEL2が供給される
。(3)セルアレイ31−1および31−4のうちの一
方のセルアレイ(特定のメモリセル領域)31−1と同
一の構成を有することで同一の大きさのメモリセル領域
を有する少なくとも2つ以上(本列では2つ)のセルア
レイ31−2および31−3が設けられており、これら
に付随して、行デコーダ32−2および32−3、列デ
コーダ33−2および33−3、データ入力回路36−
2および36−3、センス増幅回路37−2および37
−3、列選択ゲ−ト39−2および39−3が設けられ
ている。
また、セルアレイ31−2および31−3の消去ゲート
には、前記特定のメモリ領域であるセルアレイ31−1
と同一の消去ゲート信号ELIが共通に供給される。(
4)上記同一の大きさのメモリセル領域を有する3つの
セルアレイ31−1〜31−3のそれぞれのセンス増幅
回路37−1〜37−3から出力された読出し信号SA
I〜SA3を比較して多数決論理をとり、その出力をデ
ータ出力回路38へ供給する比較回路43が設けられて
いる。(5)前記特定のメモリ領域となるセルアレイ3
1−1に対応する行デコーダ32−1へ入力される行ア
ドレスバッファ40からのアドレス信号は、セルアレイ
31−2および31−3に付随して設けられている行デ
コーダ32−2および32−3にも共通に入力されると
共に、マルチ選択制御回路42へ入力されている。そし
て、このマルチ選択制御回路42の出力(マルチ選択制
御信号MSおよびその反転信号MS)は比較回路43、
セルアレイ31−2および31−3に付随して設けられ
ている列デコーダ33−2および33−3、データ入力
回路36−2および363に入力されている。
また、前記特定のメモリ領域となるセルアレイ31−1
に対応する列デコーダ33−1へ入力される列アドレス
バッファ41からのアドレス信号は、セルアレイ31−
2および31−3に付随して設けられている列デコーダ
32−2および32−3にも共通に入力されている。
次に、上記メモリの動作を説明する。行デコーダ32−
1および列デコーダ33−1によって選択されるセルア
レイ31−1は、特に高信頼性が要求される領域である
。このセルアレイ31−1と同一の大きさのメモリセル
領域を有する2つのセルアレイ31−2および31−3
は、セルアレイ31−1と同一の行アドレス、列アドレ
スにより、メモリセル31−1に対する選択と同時に選
択され、セルアレイ31−1と同一のデータの書込み/
読出しが行われる。また、セルアレイ31−2および3
1−3の消去に際しては、セルアレイ31−1と共通の
消去ゲート信号EL1により、セルアレイ31−1に対
する消去と同時に消去される。
いま、上記した同一の大きさのメモリセル領域を有する
3つのセルアレイ31−1〜31−3が選択されている
場合は、この時の行アドレスがマルチ選択制御回路42
k入力し、これによりマルチ選択制御信号MSおよび反
転信号MSはそれぞれ“1”0”となり、マルチ選択状
態となる。
これにより、比較回路43は、セルアレイ31−1〜3
1−3からのそれぞれの読出し信号SA1〜SA3の多
数決論理をとる。即ち、読出し信号SAI〜SA3の0
”   ”1’データについて少なくとも2つの同じデ
ータがあれば、そのデータを出力する。そして、この比
較回路43の出力はデータ出力回路38を経て外部へ出
力される。
一方、行デコーダ32−4によってセルアレイ31−4
が選択されている場合は、行デコーダ32−1〜32−
3は非選択状態になっており、行デコーダ32−4に入
力する行アドレスと同一の行アドレスがマルチ選択制御
回路42k入力し、これによりマルチ選択制御信号MS
およびその反転信号MSはそれぞれ“0”1“となり、
非マルチ選択状態となる。これにより、比較回路43は
、行デコーダ32−4によって選択されるセルアレイ3
1−4からの読出し信号のデータのみを出力する。
なお、上記実施例では、非マルチ選択状態のマルチ選択
制御信号MSおよびその反転信号MSにより、セルアレ
イ31−2および31−3に付随して設けられている列
デコーダ33−2および33−3、データ入力回路36
−2および363を禁止状態とし、書込みストレス等の
軽減を図っているが、この列デコーダ33−2および3
33、データ入力回路36−2および36−3を必ずし
も禁止状態とするように制御しなくてもよい。
上記実施例の構成によれば、特定のメモリ領域31−1
を選択した場合、同時に選択されるメモす領域31−2
および31−3からの読出し信号SA2およびSA3と
上記特定のメモリ領域31−1からの読出し信号SAI
との3つの信号の多数決論理をとって出力データを決定
するので、1つのメモリ領域のセルが不良となっても、
他の2つのメモリ領域のセルがそれぞれ良ければ、正し
いデータが出力される。この場合、不特定の1ビツトの
セルが不良となる確率が100 ppmであれば、相異
なるメモリ領域における同一アドレスのセルの2ビツト
が同時に不良となる確率は0.Olppm  (0,0
00001%)となり、飛躍的な高信頼性が得られる。
第2図は、第1図中の比較回路43の一具体例を示して
おり、■ は電源電位、■ は接地電位CCSS であり、MOSトランジスタはエンハンスメント型(E
型)が用いられている。この比較回路43において、そ
れぞれのソースがV 電位に接続さSS れているNチャンネルトランジスタ80〜82の各ゲー
トに対応して読出し信号SAI〜SA3がそれぞれ入力
される。このNチャンネルトランジスタ80〜82の各
ドレインに対応してNチャンネルトランジスタ83〜8
5の各ソースが接続されている。このトランジスタ83
〜85のうち、トランジスタ84および85はそれぞれ
ゲートにマルチ選択制御信号MSが入力され、トランジ
スタ83のゲートにはV 電位が与えられている。
C 各トランジスタ83〜85の各ドレインは一括接続され
ており、この−括接続点と■ 電位とのC 間にNチャンネルトランジスタ87が接続され、このト
ランジスタ87のソースにNチャンネルトランジスタ8
8の一端が接続され、トランジスタ87のソースにフィ
トバック用インバータ86の入力端が接続され、このイ
ンバータ86の出力端はトランジスタ87および88の
各ゲートに接続されている。このインバータ86とNチ
ャンネルトランジスタ87および88によりバイアス回
路が構成されている。89−1〜89−3はゲート・ド
レイン相互が接続された負荷用のPチャンネルトランジ
スタ89−1〜89−3であり、それぞれのゲート・ド
レイン相互接続点はトランジス夕88の他端に接続され
ている。そして、トランジスタ89−1〜89−3のう
ち、トランジスタ89−3のソースはV 電位に接続さ
れ、トランC ジスタ89−1〜89−2のソースは一括接続され、こ
の−括接続点とV 電位との間にマルチ選C 択制御用のPチャンネルトランジスタ92が接続され、
このトランジスタ92のゲートにマルチ選択制御信号の
反転信号MSが入力される。以上の各トランジスタ80
〜85.87〜89−3.92およびインバータ86に
より本体側回路が構成されている。
一方、90は上記本体側回路とほぼ同様の構成を有する
基準電圧発生回路である。この基準電圧発生回路90は
、Nチャンネルトランジスタ80′〜85’   87
’   88’  と、Pチャンネルトランジスタ89
−1’ 〜89−6’ と、インバータ86′とが、図
示の如く接続されてなり、前記本体側回路と比べて、N
チャンネルトランジスタ80′〜84′の各ゲートにV
 電位が与えC られており、マルチ選択制御用のPチャンネルトランジ
スタ92が省略され、負荷用のPチャンネルトランジス
タ8’ll’ 〜8’16’が多く(例えば6個)設け
られている点が異なる。なお、本体側回路の各トランジ
スタと基準電圧発生回路90の各トランジスタとの大き
さ(サイズ)は全て同一である。
98はカレントミラー型センスアンプであり、入力用の
一対のPチャンネルトランジスタ95および96と、負
荷用の一対のNチャンネルトランジスタ93および94
と、活性化制御信号PDがゲートに入力する活性化制御
用のPチャンネルトランジスタ97とからなる。そして
、比較入力用のトランジスタ95のゲートには前記本体
側回路のトランジスタ88の他端の電圧(比較電圧出力
)COMPが入力され、基準入力用のトランジスタ96
のゲートには前記基準電圧発生回路90の基準電圧出力
VREFが入力されている。
次に、上記比較回路43の基本動作を説明する。
先ず、マルチ選択状態となっている場合、読出し信号S
AI〜SA3が全て“1”ならば、前記水体側回路では
、トランジスタ80〜82が全てオンし、これによりト
ランジスタ83〜85もオンし、負荷用のトランジスタ
89−1〜89−3を流れる電流とトランジスタ80〜
85を流れる電流との比率で決まる比較電圧COMPが
出力する。
この場合の比較電圧出力を、COMP (1,1゜1)
と表わす。
同様に、読出し信号SAI〜SA3のうちの2つが“1
“の場合の比較電圧出力を、COMP(0,1,1)と
表わす。同様に、読出し信号SA1〜SA3のうちの1
つのみが“1″の場合の比較電圧出力を、COMP (
0,0,1)と表わす。同様に、読出し信号SAI〜S
A3の全てが“0”の場合の比較電圧出力を、COMP
 (0゜0.0)と表わす。この時の比較電圧出力CO
MPのV 電圧依存性を第3図に示している。COC MP (0,0,0)のレベルが最も高く、COMP 
C0,0,1) 、COMP (0,1,1) 、CO
MP (1,1,1)の順にレベルが下がってくる。
一方、基準電圧発生回路90の基準電圧出力VREFは
、負荷用の6つのトランジスタ89−1’〜89−6”
を流れる電流とトランジスタ80′〜85′を流れる電
流との比率で決まるので、比較電圧出力COMP (0
,1,1)およびCOMP (0,0,1)の中間のレ
ベルになる。従って、比較電圧出力COMPと基準電圧
出力VREFとのレベル差をカレントミラー型センスア
ンプ98で増幅すると、読出し信号SAI〜SA3のう
ちの少なくとも2つが“0“であれば、VREFよりC
OMPの方がレベルが高くなり、センスアンプ98の出
力は“0”となる。これに対して、読出し信号SAI〜
SA3のうちの少なくとも2つが“1″であれば、VR
EFよりCOMPの方がレベルが低くなり、センスアン
プ98の出力は1″となる。
第4図は、第1図中のマルチ選択制御回路42の一具体
例を示しており、■ は電源電位、VSSC は接地電位であり、MOS)ランジスタはエンハンスメ
ント型(E型)が用いられている。この7ルチ選択制御
回路42は、第1図中の行アドレスバッファ40からの
行アドレス信号の各ビットRAI〜RAρが入力するナ
ントゲート(9個のPチャンネルトランジスタ71−1
〜71−gと9個のNチャンネルトランジスタ72−1
〜72−gとからなる)70と、このナントゲート70
の出力である反転信号MSが入力してマルチ選択制御信
号MSを出力するインバータ73とからなる。従って、
マルチ選択状態では、各ビットRAI〜RAΩが“1“
となり、反転信号MSが“0”、マルチ選択制御信号M
Sが“1“となり、非マルチ選択状態では、反転信号M
Sが“1”マルチ選択制御信号MSが“0”となる。
第5図は、本発明の他の実施例に係る不揮発性半導体メ
モリを示しており、これは、第1図に示した実施例の不
揮発性半導体メモリと比べて、特定のメモリセル領域3
1−1と同一の大きさのメモリセル領域を有する2つの
セルアレイ31−5および31−6の構成が主として異
なり、その他は同一であるので、第1図中と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。即ち、前記実
施例では2つのセルアレイ31−2および313の構成
がk×n列であったが、実際にチップ上に配置する場合
には、セルアレイ31−2および31−3のうちで比較
回路43から遠い位置に配置されるセルアレイ31−3
からの読出し信号SA3の信号線が長くなってしまい、
セルアレイの配置が困難になる。
そこで、第5図では、セルアレイ31−5および31−
6の構成が2k行×n/2列(それぞれ特定のメモリセ
ル領域31−4と同一の大きさのメモリセル領域を有す
る)として行方向に並べて配置し、これらを行デコーダ
32−5により共通に選択し、セルアレイ31−5およ
び31−6に対応する2つの列選択ゲート39−4およ
び395を列デコーダ33−4により共通に選択し、こ
の列選択ゲート39−4および39−5に対応してデー
タ入力回路36−2および36−3、センス増幅回路3
7−2および37−3を接続するように構成している。
これにより、セルアレイ31−5および31−6の行方
向長さが前記特定のメモリセル領域となるセルアレイ3
1−1のほぼ列方向ピッチ内に入り、セルアレイ31−
5および31−6のセンス増幅回路37−2および37
−3からの読出し信号SA2およびSA3の信号線を同
一方向へ出力し易くなるので、セルアレイの配置が、容
易になる。なお、特定のメモリセル領域となるセルアレ
イ31−1に対応する列デコーダ33−1に入力する列
アドレス信号の一部を、行デコーダ32−5に入力する
必要がある。
同様に、列アドレス信号の一部を、マルチ選択制御回路
42−1に入力する必要がある。
第6図は、本発明のさらに他の実施例に係る不揮発性半
導体メモリを示しており、これは、第5図の不揮発性半
導体メモリと比べて、次の点が異なり、その他は同一で
あるので、第5図中と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
即ち、セルアレイ31−4およびこれに対応する行デコ
ーダ32−4を、それぞれ行方向に複数個(i−1)の
セルアレイ31−42〜3l−4iおよび行デコーダ3
2−42〜32−4iにブロック分けし、セルアレイ3
1−42〜3l−4iにそれぞれ独立した消去ゲートを
設け、それぞれに対応して消去ゲート信号EL2〜EL
iを供給している。従って、セルアレイ31−42〜3
141および前記特定領域のセルアレイ(311,31
−5,3l−6)をブロック毎に消去可能になっている
。なお、消去ゲート信号ELI〜ELiは、図示しない
消去電圧昇圧回路および消去電圧選択出力回路(デコー
ダ)により、行デコーダ(32−1,32−5,32−
6,3242〜32−4i)の中で選択されたデコーダ
と同じブロックに対応するものが供給される。
例えば1Mビット(128にワード×8ビット構成)の
メモリの場合、上記第6図では1ビツト出力分のみを図
示しているが、実際には8ビツト出力分あり、k−32
、m= 1024、n=128.1−248とする。こ
の場合、k=32であるので、高信頼性となる特定のメ
モリセル領域は、 k×n−32X128=4096バイトであり、1=2
48で在るので、行線は4本毎にブロック化され、1つ
のブロックのメモリ領域は、4×n=4X128=51
2バイト となる。この構成であれば、前述したフロッピーディス
クと容易に置換えることが可能になる。勿論、高信頼性
領域の配分や1つのブロックのメモリ領域の容量等は用
途に応じたメモリ容量に分割するのは容易である。
なお、上記した第6図のようにブロック毎に消去可能と
する構成は、第1図の不揮発性半導体メモリにも適用し
てもよい。
第7図は、本発明のさらに他の実施例に係る不揮発性半
導体メモリを示しており、これは、メモリセルの消去ゲ
ートを列方向に共通接続し、メモリセル領域を列方向に
i個のブロックに分割したメモリに対して本発明を適用
したものである。即ち、メモリセル領域は、それぞれ消
去ゲートが列方向に共通接続され、列方向にi個のブロ
ックに分割されたセルアレイ31−1.31−42〜3
1−41と、このセルアレイ31−1.3142〜3l
−4iのうちの高信頼性を保証するためのメモリ領域を
有するセルアレイ31−1に対して、同一の構成を有す
ることで同一の大きさのメモリセル領域を有する少なく
とも2つ以上(車列では2つ)のセルアレイ31−7お
よび31−8とが設けられている。32は各セルアレイ
31−1.31−7.31−8.31−42〜3141
に共通の行線WL1〜W L mを選択する行デコーダ
、39−1はセルアレイ31−1.3142〜3l−4
iに対応して設けられた列選択ゲート、39−2および
39−3はセルアレイ31−7および31−8に対応し
て設けられた列選択ゲートである。
列選択ゲート39−1は、列デコーダ33により選択制
御され、列選択ゲート39−2および39−3は列デコ
ーダ33の出力の一部により選択制御される。37−1
〜37−3は各列選択ゲ−)39−1〜39−3に対応
して設けられたセンス増幅回路、40は行アドレスバッ
ファ、41は列アドレスバッファ、42−2はマルチ選
択制御回路、43は比較回路、38はデータ出力回路で
あり、各列選択ゲート39−1〜39−3に対応してデ
ータ入力回路(図示せず)が設けられている。
第7図のメモリ構成によれば、各セルアレイが行方向に
並んでいるので、その配置が容易になる。
なお、第6図および第7図では、ブロック毎に消去可能
なメモリを示たが、例えばシステムコントロール用のプ
ログラム領域等は最も重要な領域であり、また、このプ
ログラム領域等は、データを一旦書込めば、殆ど書換え
を行うことはない。
そこで、このようなプログラム領域等に対応する一部の
ブロックについては消去不可能な領域として設定しても
よい。この場合には、この消去不可能とするブロックの
消去ゲートを削除しておく、あるいは、−旦書込みをし
た後にそのブロックを書込み禁止にするような機能(例
えばEEFROMに情報を書込んで消去禁止モードにす
る、あるいは、フェーズ等によるプログラムを行って消
去禁止状態にする)を設けてもよい。
以上の各実施例は、−括消去、あるいは、ブロック消去
の方式のメモリを示したが、本発明は、これに限らず、
ビット毎、あるいは、バイト毎に書き込み、消去を行う
方式のメモリに適用してもよい。
第8図は、ビット毎、あるいは、バイト毎に消去、書込
みを行う方式のEEPROMの代表的なメモリセルの素
子構造を示す断面図であり、第9図はその等価回路図で
ある。第8図において、例えばP型の基板51上にはN
型拡散領域52゜53及び54が設けられている。N型
拡散領域52.53相互間の基板上には、絶縁膜55を
介して第1層目の多結晶シリコン層で構成された浮遊ゲ
ート56が設けられている。また、この浮遊ゲート56
は絶縁膜55の薄膜部55Aを介してN型拡散領域53
と重なっている。浮遊ゲート56上には、絶縁膜57を
介して第2番目の多結晶シリコン層で構成された制御ゲ
ート58が設けられている。また、N型拡散領域53.
54相互間の基板上には、絶縁膜59を介して第1番目
の多結晶シリコン層で構成された制御ゲート60が設け
られている。
第8図の素子は第9図の等価回路に示すように、N型拡
散領域52をソースSSN型拡散領域53をドレインD
1浮遊ゲート57を浮遊ゲートFG。
制御ゲート58を制御ゲートCGとする浮遊ゲートトラ
ンジスタ61と、N型拡散領域53をソースSSN型拡
散領域54をデータ線DL、制御ゲート60をワード線
WLとするエンハンスメント型の選択トランジスタ62
を直列接続した構成にされている。
第10図は第9図の等価回路で示されるメモリセルの動
作モードをまとめて示す図である。このメモリセルでは
データ消去、“0”書込み、“1″書込み、読出しの4
つの動作モードがあり、以下、これらのモードについて
説明する。
消去モードでは、ワード線WL及び制御ゲートCGが選
択状態になり、ワード線電位vvL及び制御ゲート電位
V。0としてそれぞれ高電位H1例えば+20Vが印加
され、データ線電位vDLとしてOVが印加される。こ
のとき、浮遊ゲート電位VP6は制御ゲートCGとの間
の容量結合により高電位H1例えば+12V程度になる
。また、選択トランジスタ62がオンしており、浮遊ゲ
ートトランジスタ61のドレイン電位がOVになってい
るので、第8図中の薄膜部55Aを介して、row 1
er−NoldheiIll(ファウラーeノルドハイ
ム)のトンネル効果により浮遊ゲートトランジスタ61
のドレインから浮遊ゲートFGに電子が注入される。
この動作を消去動作と称しており、消去後のデータを“
1″としている。
データの書込みモードは2つあり、両モードともワード
線電位VWLは高電位Hに、制御ゲート電位vcGはO
vにそれぞれされ、ソース電位vsは高電位H1例えば
+5vにされる。この状態で、一方の書込みモードのと
きにはデータ線電位VD+、が高電位(書込みデータ“
0″)にされ、浮遊ゲートFGは制御ゲートCGとの間
の容量結合によって低電位りにされる。このとき、前記
のファウラー・ノルドハイムのトンネル効果により、薄
膜部55Aを介して、浮遊ゲートトランジスタ6]の浮
遊ゲートFGからドレインに電子が放出される。この動
作を“0”書込みと称している。
他方の書込みモードのときには、データ線電位vDLが
OV(書込みデータ“1”)にされ、浮遊ゲートFGと
制御ゲートCGとの間の電位差がほとんど「0」にされ
る。この場合には電子の移動がなく、以前に消去された
データ“1”を保っている。この動作を“1”書込みと
称している。
データの読出しモードでは、ワード線WLが選択されて
その電位vwLが高電位H1例えば+5Vにされ、かつ
データ線電位VDLが+1V程度にされる。このとき、
制御ゲート電位V。0をOVにしておけば、浮遊ゲート
FGにおける蓄積電荷の種類、すなわち電子もしくは正
孔の区別に応じて浮遊ゲートトランジスタ61のオン、
オフが決定される。例えば、記憶データが“1”であり
、浮遊ゲートFGに電子が蓄積されている状態では、浮
遊ゲートFGが負に帯電しているためにトラツプスタ6
1はオフ状態になる。このとき、セル電流は流れない。
他方、記憶データが“0”であり、浮遊ゲートFGに正
孔が蓄積されている状態では、浮遊ゲートFGが正に帯
電している。このときは、トランジスタ61がオンして
セル電流が流される。
このデータ読出し時に、セル電流の有無に応じてデータ
の検出が図示しないセンス増・幅回路で行われる。
また、上記各実施例では、不揮発性メモリについて説明
したが、本発明は、ダイナミックRAM(ランダム争ア
クセスφメモリ)やスタティックRAMにも適用するこ
とができる。従来、例えばダイナミックRAMや高抵抗
負荷型メモリセルを用いたスタティックRAMでは、微
少なリーク電流でメモリセルのデータが破壊してしまい
、またα線照射等によるランダムなビット不良等が発生
することもよく知られており、また、連続使用に際して
、通常は1000〜100 Fft程度のエラ(ビット
不良)が発生する。このような場合にも、本発明を適応
すれば、高信頼性が得られる。
なお、本実施例では、行デコーダ32(32−1〜32
−4.32−4i等)は1つにまとめて示しているが、
高速化を達成する目的で、これらの行デコーダをそれぞ
れ複数個設け、行線を分割して通常ポリシリコンから成
る行線の抵抗を小さくして、C−Hによる遅延時間を小
さくすることは、当然、本発明に含まれるものである。
以上の各実施例では、多数決論理をとるために第2のセ
ルアレイ31−2.31−3を用いたメモリを示したが
、第2のセルアレイ31−2.31−3を、多数決論理
用と、メモリ領域拡張用とに役割を切換えるようにして
もよい。
以下、多数決論理モードと拡張メモリモードとの2つの
機能の切換えが可能なEEPROMの一例について説明
する。第11図に示すEEFROMは、第1図を参照し
て前述したEEPROMと比べて、以下の各点が異なり
、その他は同じであるので第1図中と同一符号を付して
その説明を省略する。
即ち、(1)特定のメモリ領域31−1および第1のセ
ルアレイ31−4を選択するためのアドレス領域を越え
る拡張されたアドレス領域を指定するための付加行アド
レスバッファ40−2が付加されており、この付加行ア
ドレスバッファ4〇−2のアドレス信号出力は第2のセ
ルアレイ31−2.31−3を選択するために使用され
る。
(2)多数決論理モードまたは拡張メモリモードの指定
信号を出力する拡張メモリ切換回路(モード切換回路)
50が付加されている。このモード切換回路50のモー
ド指定信号出力EXMは、例えば多数決論理モード/拡
張メモリモードの指定時に対応して“0”/″1”にな
る。(3)このモード切換回路50からのモード指定信
号EXMに応じて、行アドレスバッファ40の出力また
は付加行アドレスバッファ40−2の出力を切換え選択
して第2の行デコーダ32−2.32−3に各対応して
入力するアドレス切換回路51−1および51−2が付
加されている。(4)マルチ選択制御回路42′は、モ
ード切換回路50からのモード指定信号EXM、行アド
レスバッファ40からのアドレス信号出力、および付加
行アドレスバッファ40−2からのアドレス信号出力に
応じて、複数のマルチ選択制御信号MSI〜MS3を同
時または選択的に出力する。(5) 第2のセルアレイ
31−2.31−3の列線を選択するための第2の列デ
コーダ33−2.33−3は、マルチ選択制御回路42
′から各対応してマルチ選択制御信号MS2、MS3が
活性化制御信号として与えられる。(6)比較回路43
′は、マルチ選択制御回路42′からのマルチ選択制御
信号MSI〜MS3に基ずいて、多数決論理モードの時
には、第1図を参照して前述したEEPROMと同様に
、特定のメモリ領域31−1および第2のセルアレイ3
1−2.31−3の各出力の多数決論理をとって出力し
、または、第1のセルアレイ31−4の出力を出力し、
拡張メモリモードの時には、特定のメモリ領域31−1
あるいは第1のセルアレイ31−4からの読出し出力ま
たは第2のセルアレイ31−2からの読出し出力または
31−3からの読出し出力を出力する。
以下、アドレス切換回路51−1および51−2、モー
ド切換回路50、マルチ選択制御回路42′、比較回路
43′について具体的に説明する。
第12図は、アドレス切換回路51−1および51−2
の1ビット分を取出して一具体例を示しており、行アド
レスバッファ40の出力RA、l/が入力する第1のト
ランスファゲート101と、付加行アドレスバッファ4
0−2の出力RAkが入力する第2のトランスファゲー
ト102と、モード切換回路50からの指定信号出力E
XMの“0”1″レベルに応じて第1のトランスファゲ
ート101または第2のトランスファゲート102をオ
ン状態に制御する第1のインバータ103および第2の
インバータ104とからなる。
第13図(a)および(b)は、それぞれモード切換回
路50の具体例を示している。即ち、第13図(a)の
モード切換回路は、パッド111に外部から入力するモ
ード指定制御信号を二段のインバータ112.113で
受けてモード指定信号EXMを作るものである。従って
、外部入力によるメモリの機能選択が可能になる。
また、第13図(b)のモード切換回路は、Vcc電位
とVss電位との間にPチャネルトランジスタ121お
よびフユーズ素子122が直列に接続され、この直列接
続点とVcc電位との間に容量123が接続され、上記
直列接続点の電位がインバータ124に入力し、このイ
ンバータ124の出力がPチャネルトランジスタ121
のゲートに与えられている。従って、フユーズ素子12
2がオン状態の時には、インバータ124の入力は低レ
ベル、インバータ124の出力は1″になる。逆に、フ
ユーズ素子122がオフ状態の時には、インバータ12
4の入力は高レベル、インバータ124の出力は“01
になる。
なお、容量123は、フユーズ素子122がオフされて
いる状態の場合にVcc電源がオンになった時にインバ
ータ124の入力を高レベルに初期設定するために設け
られている。
また、フユーズ素子123としてポリシリコン配線を用
いる場合には、そのオフ状態の設定に際してレーザー光
線で溶断すればよく、フユーズ素子としてEPROM等
の不揮発性セルを用いる場合には、セルに対する書込み
データに応じてオン、オフ状態を設定すればよく、フユ
ーズ素子122として各種の素子を利用できる。これに
より、プログラムによるメモリの機能選択が可能になる
第14図は、マルチ選択制御回路42′の出力信号MS
1〜MS3およびAの波形例を示しており、換言すれば
、マルチ選択制御回路42′は、行アドレスバッファ4
0からのアドレス信号と付加行アドレスバッファ40−
2からのアドレス信号とモード切換回路50からのモー
ド指定信号EXMとに応じて、第14図に示すように信
号MSI〜MS3、A(=MS2・MS 3)を発生す
るように論理回路が組まれている。
即ち、モード指定信号EXMとして“0“が与えられる
多数決論理モードの期間中は、第1のマルチ選択信号M
SIを“1”にし、この多数決論理モードの期間で特定
のメモリ領域31−1に対する選択時には、第2のマル
チ選択信号MS2および第3のマルチ選択信号MS3も
それぞれ“1”にすると共に信号Aを“0”にし、この
多数決論理モードの期間で第1のセルアレイ31−4に
対する選択時には、第2のマルチ選択信号MS2および
第3のマルチ選択信号MS3をそれぞれ“0”にすると
共に信号Aを“1”にする。
これに対して、モード指定信号EXMとして“1”が与
えられる拡張メモリモードの期間中は、特定のメモリ領
域31−1および第1のセルアレイ31−4に対する選
択時には、第1のマルチ選択信号MSIのみを“1″に
し、第2のセルアレイ31−2k対する選択時には、第
2のマルチ選択信号MS2のみを“1″にし、第2のセ
ルアレイ31−3に対する選択時には、第3のマルチ選
択信号MS3のみを“1”にする。なお、拡張メモリモ
ードの期間中は、信号Aを“1“にする。
第15図は、比較回路43′の一具体例を示しており、
第2図を参照して前述した比較回路43と比べて、(1
)トランジスタ83〜85の各ゲ一トに対応して第1の
マルチ選択信号MS1〜第3のマルチ選択信号MS3が
入力する点、(2)トランジスタ92のゲートに信号A
が入力する点が異なり、その他は同じであるので第2図
中と同一符号を付してその説明を省略する。
この比較回路43′においては、多数決論理モードの期
間中に特定のメモリ領域31−1および第2のセルアレ
イ31−2.31−3を選択する時には、第1のマルチ
選択信号MS1〜第3のマルチ選択信号MS3がそれぞ
れ“1”、信号Aが“0”であるので、トランジスタ8
3〜85.92がそれぞれオンになり、特定のメモリ領
域31−1および第2のセルアレイ31−2.31−3
からの読出し出力を基準電圧と比較することにより多数
決論理をとって出力する。また、多数決論理モードの期
間中に第1のセルアレイ314を選択する時には、第1
のマルチ選択信号MS1が“1”、第2のマルチ選択信
号MS2および第3のマルチ選択信号MS3がそれぞれ
“0“信号Aが“1”であるので、トランジスタ83が
オン、トランジスタ84および8゛5および92がそれ
ぞれオフになり、第1のセルアレイ31−4からの読出
し出力SAIを基準電圧と比較して出力する。
これに対して、拡張メモリモードの期間中に、特定のメ
モリ領域31−1および第1のセルアレイ31−4を選
択する時には、第1のマルチ選択信号MS1が“1″、
第2のマルチ選択信号MS2および第3のマルチ選択信
号MS3がそれぞれ“0″、信号Aが“1′であるので
、トランジスタ83がオン、トランジスタ84および8
5および92がそれぞれオフになり、特定のメモリ領域
31−1あるいは第1のセルアレイ31−4からの読出
し出力SAIを基準電圧と比較して出力する。
また、拡張メモリモードの期間中に、第2のセルアレイ
31−2を選択する時には、第2のマルチ選択信号MS
2が“1”、第1のマルチ選択信号MSIおよび第3の
マルチ選択信号MS3がそれぞれ“0″、信号Aが“1
”になるので、トランジスタ84がオン、トランジスタ
83および85および92がそれぞれオフになり、第2
のセルアレイ31−2からの読出し出力SA2のみを基
準電圧と比較して出力する。
また、拡張メモリモードの期間中に、第2のセルアレイ
31−3を選択する時には、第3のマルチ選択信号MS
3が“1”、第1のマルチ選択信号MSIおよび第2の
マルチ選択信号MS2がそれぞれ“0”、信号Aが“1
”になるので、トランジスタ85がオン、トランジスタ
83および84および92がそれぞれオフになり、第2
のセルアレイ31−3からの読出し出力SA3のみを基
準電圧と比較して出力する。
なお、信号Aが“1′であってトランジスタ92がオフ
の時に読出し出力SAI、SA2、SA3のうちのいず
れか1つが比較回路43′に入力した場合、この読出し
出力が“1″であれば、トランジスタ80〜82のうち
の対応する1つがオンになり、負荷用のトランジスタ8
9−3とトランジスタ(83,80)または(84,8
1)または(85,82)を流れる電流との比率で決ま
る比較出力が得られるようになり、この比較出力は第3
図中のCOMP (1,1,1)に相当する。逆に、上
記読出し出力が“0”であれば、トランジスタ80〜8
2がオフになり、第3図中のCOMP (0,0,0)
に相当する比較出力が得られるようになる。
次に、上記第11図のEEFROMの動作を説明する。
(A)多数決論理モードの時には、アドレス切換回路5
1−1および51−2は行アドレスバッファ40の出力
を選択する。そして、特定のメモリ領域31−1に対す
る選択時には、この特定のメモリ領域31−1に対する
選択と同様に、第2の行デコーダ32−2.32−3お
よび第2の列デコーダ33−2.33−3が第2のセル
アレイ31−2.31−3の選択を行い、比較回路43
−が上記特定のメモリ領域31−1およびセルアレイ3
1−2.31−3のそれぞれの読出し出力の多数決論理
をとって出力する。なお、第1のセルアレイ31−4に
対する選択時には、比較回路43′が第1のセルアレイ
31−4の読出し出力SAIを基準電圧と比較して出力
する。
(B)拡張メモリモードの時には、アドレス切換回路5
1−1および51−2は付加行アドレスバッファ40−
2の出力(拡張アドレス)を選択する。そして、第2の
セルアレイ31−2k対する選択時には、比較回路43
′が第2のセルアレイ31−2の読出し出力SA2を基
準電圧と比較して出力する。また、第2のセルアレイ3
1−3に対する選択時には、比較回路43′が第2のセ
ルアレイ31−3の読出し出力SA3を基準電圧と比較
して出力する。なお、特定のメモリ領域31−1あるい
は第1のセルアレイ31−4に対する選択時には、比較
回路43′が第1のセルアレイ31−4の読出し出力S
AIを基準電圧と比較して出力する。
即ち、第11図のEEPROMによれば、モード切換手
段を有しており、多数決論理モードの場合は、特定のメ
モリ領域31−1に対する選択時にこの特定のメモリ領
域31−1に対すると同様に第2のセルアレイ31−2
.31−3を選択するように制御すると共に、比較回路
43′で多数決論理をとるように制御し、拡張メモリモ
ードの場合は、付加行アドレスバッファ40−2かう指
定される拡張アドレスにより第2のセルアレイ31−2
または31−3を選択するように制御することが可能に
なっている。従って、高信頼性が要求される場合は多数
決論理モードに設定でき、また、大きなメモリ容量を必
要とする場合は拡張メモリモードに設定できるようにな
り、用途に応じて機能選択が可能なメモリを実現できる
なお、上記したような多数決論理モードと拡張メモリモ
ードとの切換選択を可能とする手法は、第1図に示した
メモリに限らず、第5図乃至第7図に示したようなメモ
リにも適用可能である。
[発明の効果コ 上述したように本発明の半導体メモリによれば、特定の
メモリ領域にビット不良がある確率で発生しても、複数
の特定のメモリ領域の各出力の多数決論理をとって出力
するので、特定のメモリ領域の不良発生率を飛躍的に減
少でき、特定のメモリ領域の信頼性を大幅に改善するこ
とができる。
また、本発明の半導体メモリによれば、高信頼性が要求
される場合は多数決論理モードに設定でき、また、大き
なメモリ容量を必要とする場合は拡張メモリモードに設
定できるので、用途に応じて機能選択が可能なメモリを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体メモリの一実施例に係るEEP
ROMを示す構成説明図、第2図は第1図中の比較回路
の一具体例を示す回路図、第3図は第2図の比較回路の
動作特性を示す図、第4図は第1図中のマルチ選択制御
回路の一興体例を示す回路図、第5図乃至第7図はそれ
ぞれ本発明の他の実施例に係るEEPROMを示す構成
説明図、第8図は本発明のさらに他の実施例に係るEE
PROMのメモリセルの構造の一例を示す断面図、第9
図は第8図のメモリセルの等価回路を示す回路図、第1
0図は第8図のメモリセルの動作モードを示す図、第1
1図は多数決論理モードと拡張メモリモードとの2つの
機能の切換えが可能な本発明のさらに他の実施例に係る
EEPROMを示す構成説明図、第12図は第11図中
のアドレス切換回路の1ビット分を取り出して一興体例
を示す回路図、第13図(a)および(b)はそれぞれ
第11図中のモード切換回路の具体例を示す回路図、第
14図は第11図中のマルチ選択制御回路の出力信号の
波形例を示す図、第15図は第11図中の比較回路の一
具体例を示す回路図、第16図(a)は従来のEEPR
OMのメモリセルの構造を示すパターン平面図、第16
図(b)は同図(a)のA−A’線に沿った断面図、第
16図(c)は同図(a)のB−B’線に沿った断面図
、第17図は第16図のメモリセルの動作モードを示す
図、第18図は第16図のメモリセルの等価回路を示す
回路図、第19図は第16図のメモリセルを用いた従来
の一括消去方式のEEPROMを示す構成説明図、第2
0図は従来のブロック消去方式のEEPROMを示す構
成説明図、第21図はフロッピーディスクのメモリ空間
(領域)を示す図である。 WL 1〜WL k、 WL k +1〜WLm、 W
L 1〜WL2k・・・・・・行線、CL1〜CLn・
・・・・・列選択線、DLl 〜DLn、DL1〜DL
n/2−−デタ線、MS、MSI〜MS3.MS・・・
・・・マルチ選択制御信号およびその反転信号、SAI
〜SA3・・・・・・読出し信号、ELI〜ELi・・
・・・・消去ゲート信号、31−1〜31−6.31−
42〜3l−4i・・・・・・セルアレイ、32.32
−1〜32−5.32−41〜32−4i・・・・・・
行デコーダ、33.33−1〜33−4・・・・・・列
デコーダ、36−1〜36−3・・・・・・データ入力
回路、37−1〜37−3・・・・・・センス増幅回路
、38・・・・・・データ出力回路、39−1〜39−
5・・・・・・列選択ゲート、40・・・・・・行アド
レスバッファ、40−2・・・・・・付加行アドレスバ
ッファ、41・・・・・・列アドレスバッファ、42.
42’ 、42−1.42−2・・・・・・マルチ選択
制御回路、43.43’・・・・・・比較回路、51−
1.51−2・・・・・・アドレス切換回路。 第1 図 嬌−一石R替田 J〜す α

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気的に書換えが可能なメモリセルが配列された
    第1のセルアレイと、 この第1のセルアレイの行線および列線をそれぞれ選択
    する第1の行デコーダおよび第1の列デコーダと、 前記第1のセルアレイのうちの特定のメモリ領域を有す
    るセルアレイと同一の大きさのメモリ領域を有する少な
    くとも2つ以上の第2のセルアレイと、 この第2のセルアレイのメモリセルを前記特定のメモリ
    領域を有するセルアレイのメモリセルに対する選択と同
    時に選択する第2の行デコーダおよび第2の列デコーダ
    と、 前記特定のメモリ領域を有するセルアレイおよび上記第
    2のセルアレイからのそれぞれの読出し出力を比較し、
    多数結決論理をとる比較手段とを具備することを特徴と
    する半導体メモリ。
  2. (2)前記特定のメモリ領域を有するセルアレイの構成
    は、k行×n列であり、 前記第2のセルアレイは2つ有り、それぞれの構成は2
    k行×n/2列であって行方向に並べられて配置されて
    おり、 前記2つの第2のセルアレイの行線は共通の第2の行デ
    コーダにより選択され、 前記2つの第2のセルアレイの列線は共通の第2の列デ
    コーダにより選択されるように構成されてなることを特
    徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. (3)前記第1のセルアレイは行方向に複数個のセルア
    レイにブロック分けされ、これに対応して前記第1の行
    デコーダも行方向に複数個にブロック分けされ、前記複
    数個のセルアレイにはそれぞれ独立した消去ゲートが設
    けられ、それぞれ独立した消去ゲート信号が供給される
    ように構成されてなることを特徴とする請求項1または
    2記載の半導体メモリ。
  4. (4)電気的に書換えが可能なメモリセルが配列されて
    なる第1のセルアレイが、列方向に複数個のセルアレイ
    にブロック分けされ、この複数個のセルアレイはそれぞ
    れ独立した消去ゲートが設けられていてそれぞれ独立し
    た消去ゲート信号が供給され、 この第1のセルアレイのうちの特定のメモリ領域を有す
    るセルアレイと同一の大きさのメモリ領域を有する少な
    くとも2つ以上の第2のセルアレイが前記第1のセルア
    レイと行方向に並べられて配置され、 前記第1のセルアレイの打線および第2のセルアレイの
    行線が1つの行デコーダにより共通に選択され、 列デコーダにより前記第1のセルアレイのうちの特定の
    メモリ領域を有するセルアレイの列線および第2のセル
    アレイの列線が同時に選択され、または、その他のセル
    アレイの列線が選択され、前記特定のメモリ領域を有す
    るセルアレイおよび前記第2のセルアレイからのそれぞ
    れの読出し出力が比較手段により比較されて多数決論理
    がとられるように構成されてなることを特徴とする半導
    体メモリ。
  5. (5)電気的に書換えが可能なメモリセルが配列された
    第1のセルアレイと、 この第1のセルアレイの行線および列線をそれぞれ選択
    する第1の行デコーダおよび第1の列デコーダと、 前記第1のセルアレイのうちの特定のメモリ領域を有す
    るセルアレイと同一の大きさのメモリ領域を有する少な
    くとも2つ以上の第2のセルアレイと、 この第2のセルアレイの行線および列線をそれぞれ選択
    する第2の行デコーダおよび第2の列デコーダと、 前記特定のメモリ領域を有するセルアレイおよび前記第
    2のセルアレイからのそれぞれの読出し出力を比較し、
    多数決論理をとる比較手段と、前記第1のセルアレイを
    選択するためのアドレス領域を越える拡張されたアドレ
    ス領域を指定するための付加アドレスバッファと、 前記特定のメモリ領域のメモリセルに対する選択時にこ
    の特定のメモリ領域に対すると同様に前記第2のセルア
    レイのメモリセルを選択するように制御すると共に前記
    比較手段による多数決論理をとるように制御する多数決
    論理モードと、前記付加アドレスバッファから指定され
    る拡張アドレスにより前記第2のセルアレイのメモリセ
    ルを選択するように制御する拡張メモリモードとを切換
    選択するモード切換手段と を具備することを特徴とする半導体メモリ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528787A (ja) * 1991-07-25 1993-02-05 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置の冗長回路
US5535162A (en) * 1992-09-01 1996-07-09 Rohm Co., Ltd. Electrically erasable read only memory
JP4595225B2 (ja) * 2001-03-27 2010-12-08 株式会社デンソー 物理量センサのトリミング回路
US7978515B2 (en) 2007-03-23 2011-07-12 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor storage device and electronic equipment therefor
US9177661B2 (en) 2013-08-02 2015-11-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device

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