JP3076195B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP3076195B2
JP3076195B2 JP8927894A JP8927894A JP3076195B2 JP 3076195 B2 JP3076195 B2 JP 3076195B2 JP 8927894 A JP8927894 A JP 8927894A JP 8927894 A JP8927894 A JP 8927894A JP 3076195 B2 JP3076195 B2 JP 3076195B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体記憶装置
に関し、特に冗長メモリセル行をもつフラッシュ型EE
PROM方式の不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュ型EEPROMは電気的に書
込み/消去が繰り返し行える不揮発性半導体記憶装置の
一種である。これは、従来のEEPROMに比べ、消去
動作を複数のメモリセルに対する一括消去に制限するこ
とにより、構造を単純にし大容量化に適すという特徴を
もつ。
【0003】フラッシュ型EEPROMは通常、1つの
浮遊ゲート型トランジスタよりなるメモリセルで1ビッ
トのデータを記憶する。このメモリセルは、電気的に絶
縁された浮遊ゲートに蓄積された電荷量によりしきい値
電圧が変化することを利用してデータを記憶する。そし
て、このメモリセルの記憶するデータの読出しは、制御
ゲートに所定の電圧を印加したときに、このメモリセル
を形成するトランジスタ(以下、メモリセルトランジス
タという)のソース・ドレイン関に電流が流れるか否か
で記憶データの内容を判定する。
【0004】浮遊ゲートに蓄積する電荷量の調節は、デ
ータの読出に用いるときの電圧より高い電圧を使い、浮
遊ゲートとソース・ドレイン間の基板との間で電荷をや
りとりすることにより行う。
【0005】図4に従来のこの種の典型的な不揮発性半
導体記憶装置のブロック図を示す。
【0006】この不揮発性半導体記憶装置は、浮遊ゲー
トをもつトランジスタで形成され、行,列マトリクス状
に配置された複数のメモリセルMC、これら複数のメモ
リセルMCの各行それぞれと対応して配置され対応する
行の各メモリセルそれぞれのトランジスタのゲートと接
続する複数のワード線WL,複数のメモリセルMCの各
列それぞれと対応して配置され対応する列の各メモリセ
ルそれぞれのトランジスタのドレインと接続する複数の
ディジット線DL,及び複数のメモリセルMCの各列そ
れぞれと対応して配置され対応する列の各メモリセルそ
れぞれのトランジスタのソースと接続しかつ互いに接続
する複数のソース線SLを備えたセルアレイ1と、外部
からの列アドレス信号ADc及び行アドレス信号ADr
それぞれを保持し出力する列アドレスバッファ回路4及
び行アドレスバッファ回路5と、消去信号EEがアクテ
ィブレベルの消去動作時にはセルアレイ1の全ワード線
WLを接地電位とし消去動作以外の書込み動作,読出し
動作等のときは行アドレスバッファ回路5からの行アド
レス信号ADrに従って複数のワード線WLのうちの1
本を選択してその動作時の選択電圧(電源電圧を5Vと
したとき、通常、書込み動作時、12V、読出し動作
時、5V)を供給する行デコーダ10xと、消去動作時
には複数のソース線SL全てに消去電圧(通常12V)
を供給し消去動作以外のときには複数のソース線SL全
てを接地電位とするソース電圧切換回路3と、列アドレ
スバッファ回路4からの列アドレス信号ADcに従って
複数のディジット線DLのうちの1本を選択する列セレ
クタ12と、書込み動作時には入力データDiと対応し
た書込み用電圧(6〜7V)を選択されたディジット線
DLに供給し読出し動作時には選択されたディジット線
DLに流れる電流を検出して増幅し出力(Do)する書
込み・読出し回路13と、書込み動作,読出し動作時に
ディジット線DL及びワード線WLに供給する電圧を発
生し書込み・読出し回路13及び行デコーダ10xに供
給する電圧切換回路14xとを有する構成となってい
る。
【0007】なお、ここでは、ソース線SL全てを共通
に接続してセルアレイ1全体を一括消去する例を示した
が、大容量の場合には複数の単位に分割して各単位ごと
に一括消去が行なわれている。この消去単位は通常、数
万〜数十万ビット程度である。
【0008】メモリセルMCの記憶するデータの読出し
は、ソース線SLを接地し、行デコーダ10より選択ワ
ード線に電源電圧、非選択ワード線に接地電位を印加
し、列セレクタ12により1本のディジット線DLを選
択し、書込み・読出し回路13よりディジット線DLを
流れる電流を検出することにより行われる。一般に電流
が検出された場合に値“1”、電流が検出されなかった
場合に値“0”を割り当てる。
【0009】メモリセルMCへのデータ書込みは、行デ
コーダ10より選択されたワード線WL(制御ゲート)
に12V程度、書込み・読出し回路13からディジット
線DL(ドレイン)に7V程度を印加し、メモリセルト
ランジスタの浮遊ゲートにホットエレクトロンを注入す
ることにより行われる。これにより、メモリセルトラン
ジスタのしきい値電圧は、読出し時のゲート電圧より高
く(7V程度)なる。
【0010】消去は、全ワード線WLを接地電位とし、
ソース線SLに高電圧(12V程度)を印加し、セルア
レイ1の全メモリセルトランジスタの浮遊ゲートからF
−Nトンネリング効果にて電子をソースに引き抜くこと
により行われる。これにより、メモリセルトランジスタ
のしきい値電圧は、読出し時のゲート電圧以下に一括し
て下がる。
【0011】一般に、フラッシュ型EEPROMの個々
のメモリセルは、製作工程中に受ける微小なばらつきを
もつため、一括消去後のしきい値電圧分布のばらつきが
避けられない。消去されたメモリセルのしきい値電圧の
分布の上限は、値“1”として読み出される必要がある
ために、読出し時に制御ゲートに印加される電圧より低
く下げる必要がある。また、しきい値電圧の分布の下限
は、0V以上である必要がある。その理由は、消去後の
しきい値電圧のばらつきが大きく、しきい値電圧が0V
を下回るメモリセルトランジスタがある場合、このメモ
リセルは、読出し時にワード線が非選択(接地電位印
加)であってもソース・ドレイン間に電流が流れるた
め、このメモリセルとディジット線を共有するメモリセ
ルはすべて、それぞれのしきい値電圧に関わらず値
“1”が誤って読出されるためである。また書込み時
に、このメモリセルによりディジット線・接地電位点間
にリーク電流が流れ、十分な書込み特性が得られない原
因ともなる。以下、メモリセルトランジスタのしきい値
電圧が接地電位を下回る不良を「メモリセルの低しきい
値電圧不良」と呼ぶ。消去後のメモリセルトランジスタ
のしきい値電圧のばらつきを小さくしてこの不良を避け
るため、一般にフラッシュ型EEPROMでは、一括消
去前に全てのメモリセルに値“0”を書込み、しきい値
電圧を7V程度にそろえる必要がある。これを「消去前
書込み」と呼ぶ。
【0012】一方、大規模アレイを有するRAM等の半
導体記憶装置では、冗長メモリセル行をあらかじめ用意
し、不良の発生した通常のメモリセル行と置き換える不
良救済方式が、メモリセルアレイの不良、とりわけワー
ド線関連に発生する不良を救済し、歩留まりの向上に有
効であることが知られている。このとき冗長メモリセル
行は通常のメモリセル行と同一のアレイ内に配置し、デ
ィジット線を共有し回路の増加を抑えるのが一般的であ
る。
【0013】フラッシュ型EEPROMでも大容量化に
伴い、メモリセルトランジスタの微細化、セルアレイ面
積の増大による、不良メモリセルの出現がコストに与え
る影響は無視できなくなってきている。特に、隣接ワー
ド線の短絡のような不良を救済し歩留まりを向上するに
は、ワード線方向の冗長メモリセル行の採用が必要不可
欠である。ここで、フラッシュ型EEPROMにこのワ
ード線方向の冗長メモリセル行を採用した場合の一般的
な例を図5に示す。
【0014】この例が、図4に示された不揮発性半導体
記憶装置と相違する点は、通常のセルアレイ1と隣接し
て設けられ、メモリセルMCと同一構造のトランジスタ
で形成され行方向にセルアレイ1の各列それぞれと対応
して配置されてドレイン及びソースを対応する列のディ
ジット線DL及びソース線SLと隣接する複数の冗長メ
モリセルRMCを含む冗長メモリセル行、及びこの冗長
メモリセル行と対応して配置され各冗長メモリセRM
Cそれぞれのトランジスタの制御ゲートと隣接する冗長
ワード線RWLを備えた冗長セルアレイ2と、この冗長
セルアレイ2の冗長メモリセル行と対応して設けられ通
常のセルアレイ1中に不良のメモリセルが存在してこの
不良のメモリセルが存在する行に代えて上記冗長メモリ
セル行を使用するときこの冗長メモリセル行の使用を示
すデータ及び上記不良のメモリセルが存在する行のアド
レスのそれぞれを記憶する不揮発性の冗長行使用フラグ
6及び不良行アドレス記憶部7と、行アドレス信号AD
rの指定するアドレスと不良行アドレス記憶部7の記憶
アドレスとが一致し冗長行使用フラグ6の記憶データが
冗長メモリセル行の使用を示すときアクティブレベルの
置換信号CXを発生する行アドレス比較回路部8と、消
去動作以外の書込み動作,読出し動作のときに置換信号
CXがアクティブレベルで冗長行使用フラグ6の記憶デ
ータが冗長メモリセル行の使用を示すとき、冗長ワード
線RWLにその動作時の選択電圧を供給し、それ以外の
ときは冗長ワード線RWLを接地電位とする冗長行デコ
ーダ11xとを設け、行デコーダ10yを、冗長行使用
フラグ6の記憶データが冗長メモリセル行の使用を示す
とき、不良行アドレス記憶部7の記憶アドレスのワード
線を常に非選択レベルとする回路とした点にある。
【0015】この不揮発性半導体記憶装置においては、
消去単位内に含まれる全てのメモリセルMCのソース線
SLに高電圧を印加し一括して消去を行う。そのため
長メモリセル行に置き換えられたセルアレイ1の不良の
メモリセル行、あるいは、置き換える必要のない冗長メ
モリセル行といった、使用しないメモリセル行のトラン
ジスタは、常に非選択状態となっており、消去前書込み
でも書き込まれることなく消去の動作だけが繰り返し行
われ、しきい値電圧が0V以下になる。この使用しない
メモリセルトランジスタのドレインも使用するメモリセ
ルトランジスタと同じディジット線につながるため、低
しきい値電圧不良を起こしているメモリセルのために、
前述したような誤読出し,書込み不良が発生する。
【0016】使用しないメモリセルの低しきい値電圧不
良を回避するため、通常の使用するセルトランジスタと
同様に、消去前書込みを施すことが考えられる。しか
し、この不良のため冗長メモリセル行に切り換えられた
通常のメモリセル行では、書き込めないという不良、あ
るいは、異常に速く消去される不良等の不良が多いた
め、低しきい値不良を避けられない。低しきい値不良を
回避するもう一つの手段として、ワード線を切り換える
行単位にメモリセルトランジスタのソースを分割する手
法が考えられる。これにより、一括消去時に使用しない
メモリセルのソースに高電圧が印加されないようにし、
しきい値電圧の低下を避けることができる。しかしなが
ら、ソースを分割するにはセルアレイ面積を増大が避け
られず、この手段は、コストを改善する現実的な解とは
なり得ない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の冗長メ
モリセル行を有する不揮発性半導体記憶装置は、冗長メ
モリセル行に置換された不良の通常のメモリセル行や、
置換の必要がなく使用しない冗長メモリセル行は、常に
非選択状態となっており消去前書込みも行われないた
め、これら使用しないメモリセル行のメモリセルは低し
きい値電圧不良となり、誤読出しや書込み不良が発生す
るという問題点がある。
【0018】また、使用しないメモリセル行に対しても
消去前書込みを行って低しきい値電圧不良を回避しよう
としても、不良のメモリセル行には書込めないという不
良や異常に速く消去される不良等があるため、この方法
による低しきい値電圧不良は避けられず、更に、行単位
にメモリセルトランジスタのソースを分割して一括消去
時に使用しないメモリセルのソースに高電圧が印加され
ないようにする方法は、セルアレイの面積増大となるた
め現実的ではない。
【0019】従って本発明の目的は、チップ面積が増大
するのを抑えつつ低しきい値電圧不良の発生を防止でき
ることができる不揮発性半導体記憶装置を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、浮遊ゲートをもつトランジスタで形成され
行,列マトリクス状に配置された複数のメモリセル、こ
れら複数のメモリセルの各行それぞれと対応して配置さ
れ対応する行の各メモリセルそれぞれのトランジスタの
制御ゲートと接続する複数のワード線、前記複数のメモ
リセルの各列それぞれと対応して配置され対応する列の
各メモリセルそれぞれのトランジスタのドレインと接続
する複数のディジット線、及び前記複数のメモリセルそ
れぞれのトランジスタのソースと接続しかつ互いに接続
する複数のソース線を備えた通常のセルアレイと、浮遊
ゲートをもつトランジスタで形成され行方向に前記通常
のセルアレイの各列それぞれと対応して配置されてドレ
イン及びソースを対応する列のディジット線及びソース
線と接続する複数の冗長メモリセルを含む冗長メモリセ
ル行、及びこの冗長メモリセル行と対応して配置されこ
の冗長メモリセル行の各冗長メモリセルそれぞれのトラ
ンジスタの制御ゲートと接続する冗長ワード線を備えた
冗長セルアレイと、この冗長セルアレイの冗長メモリセ
ル行と対応して設けられ前記通常のセルアレイ中に不良
のメモリセルが存在してこの不良のメモリセルが存在す
る行に代えて前記冗長メモリセル行を使用するときこの
冗長メモリセル行の使用を示すデータ及び前記不良のメ
モリセルが存在する行のアドレスのそれぞれを記憶する
不揮発性の第1及び第2の記憶部と、行アドレス信号の
指定するアドレスと前記第2の記憶部の記憶アドレスと
が一致し前記第1の記憶部の記憶データが冗長メモリセ
ル行の使用を示すときアクティブレベルの置換信号を発
生する行アドレス比較部と、消去動作時には前記第2の
記憶部の記憶アドレスの信号を選択し消去動作以外のと
きには前記行アドレス信号を選択して出力する行アドレ
ス選択回路と、消去動作時に前記第1の記憶部の記憶デ
ータが冗長メモリセル行の使用を示すときには前記行ア
ドレス選択回路の出力アドレス信号に従って前記通常の
セルアレイのワード線を選択して所定のレベルの消去阻
止電圧を供給し冗長メモリセル行の使用を示さないとき
はこの第1の記憶部と対応する冗長ワード線を選択して
前記消去阻止電圧を供給し、消去動作以外のときには前
記置換信号がアクティブレベルならば前記第1の記憶部
と対応する冗長ワード線を選択して所定のレベルの選択
電圧を供給しインアクティブレベルならば前記行アドレ
ス選択回路の出力アドレス信号に従って前記通常のセル
アレイのワード線を選択して前記選択電圧を供給する通
常の行デコーダ及び冗長行デコーダと、前記消去阻止電
圧及び選択電圧を発生する電圧発生切換え手段とを有し
ている。また、行アドレス信号を第1及び第2のアドレ
ス信号に分割して第2の記憶部に前記第1のアドレス信
号と対応する所定のアドレスを記憶し、行アドレス比較
部を、前記第1のアドレス信号のアドレスと前記第2の
記憶部の記憶アドレスとを比較する回路とし、行アドレ
ス選択回路を、前記第1のアドレス信号及び前記第2の
記憶部の記憶アドレスの信号のうちの一方を選択する回
路とし、行デコーダ及び冗長行デコーダそれぞれを、前
記第1及び第2のアドレス信号と対応する第1及び第2
の行デコーダ及び冗長行デコーダに分割し、冗長セルア
レイに複数の冗長メモリセル行及び冗長ワード線を設
け、前記第1の行デコーダ及び冗長行デコーダを、前記
行アドレス選択回路の出力アドレス信号,冗長行使用フ
ラグの記憶データ及び置換信号に従って通常のセルアレ
イの複数本ずつのワード線及び冗長セルアレイの複数本
の冗長ワード線を選択する回路とし、前記第2の行デコ
ーダ及び冗長行デコーダを、消去動作以外のときは前記
第1の行デコーダ及び冗長デコーダにより選択された複
数本のワード線及び冗長ワード線のうちの1本を前記第
2の行アドレス信号に従って選択し、消去動作時には前
記第1の行デコーダ及び冗長行デコーダで選択された複
数本のワード線及び冗長ワード線をそのまま選択する回
路として構成される。
【0021】また、第1及び第2の記憶部並びに冗長セ
ルアレイの冗長メモリセル行それぞれを互いに対応する
複数ずつ設け、行アドレス比較部を、これら第2の記憶
部の記憶アドレスのうちに行アドレス信号のアドレスと
一致するものがありかつ対応する第1の記憶部の記憶デ
ータが冗長メモリセル行の使用を示すときアクティブレ
ルの置換信号を発生する回路とし、行アドレス選択回
路を、消去動作時には前記複数の第1の記憶部のうちの
冗長メモリセル行使用を示す記憶データの第1の記憶部
と対応する第2の記憶部の記憶アドレスの信号を順次選
択し消去動作以外のときには行アドレス信号を選択して
出力する回路とし、行デコーダ及び冗長デコーダを、
消去動作時には前記行アドレス選択回路の出力アドレス
信号に従って通常のセルアレイのワード線を選択して消
去阻止電圧を供給し前記複数の第1の記憶部のうちの冗
長メモリセル行使用を示さない記憶データの第1の記憶
部と対応する冗長ワード線を選択して前記消去阻止電圧
を供給する回路とし、消去動作時には前記行デコーダ及
び冗長行デコーダにより選択されたワード線及び冗長ワ
ード線に供給された消去阻止電圧を保持するラッチ回路
を設けて構成され、更に、行アドレス信号を第1及び第
2のアドレス信号に分割して行デコーダ及び冗長行デコ
ーダをこれら第1及び第2のアドレス信号と対応する第
1及び第2の行デコーダ及び冗長行デコーダに分割し、
第1及び第2の記憶部,行アドレス比較部,行アドレス
選択回路並びに前記第1の行デコーダ及び冗長行デコー
ダを前記第1のアドレス信号に係る処理を行う回路と
し、冗長セルアレイに前記第1及び第2の記憶部の1組
に対応して複数の冗長メモリセル行及び冗長ワード線を
設け、第2の行デコーダ及び冗長行デコーダを、前記第
1の行デコーダ及び冗長行デコーダにより選択された複
数本のワード線及び冗長ワード線のうちの1本を前記第
2のアドレス信号に従って選択する回路とし、前記第1
の行デコーダ及び冗長行デコーダと第2の行デコーダ及
び冗長行デコーダとの間にラッチ回路を設けてこのラッ
チ回路を、消去動作以外のときには第1の行デコーダ及
び冗長行デコーダの出力をそのまま第2の行デコーダ及
び冗長行デコーダに伝達する回路として構成される。
【0022】
【作用】本発明においては、冗長メモリセル行に置換さ
れて使用しなくなった不良の通常のメモリセル行や、置
換の必要がなく使用されない冗長メモリセル行等の使用
しないメモリセル行のワード線に対し、消去動作時、所
定のレベルの消去防止電圧を印加してこれら使用しない
メモリセル行の各メモリセルの消去動作が行なわれない
ようにしているので、過剰消去とはならず、低しきい値
電圧不良の発生を防止することができる。しかも、通常
のセルアレイ及び冗長セルアレイは従来例と変らずこれ
らセルアレイの面積の増大はなく、かつ新たに付加され
た回路はわずかであるので、チップ面積が増大するのを
抑えることができる。
【0023】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0024】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0025】この実施例が図5に示された従来の不揮発
性半導体記憶装置と相違する点は、消去動作時には不良
行アドレス記憶部7の記憶アドレスの信号を選択し消去
動作以外のときには行アドレスバッファ回路5からの行
アドレス信号ADrを選択して出力する行アドレス選択
回路9を設け、行デコーダ10及び冗長行デコーダ11
を、消去動作時に、冗長行使用フラグ6の記憶データが
冗長メモリセル行の使用を示すときには行アドレス選択
回路9の出力アドレス信号に従って通常のセルアレイ1
のワード線WLを選択して所定のレベルの消去阻止電圧
を供給し、冗長メモリセル行の使用を示さないときには
冗長行使用フラグ6と対応する冗長ワード線RWLを選
択して上記消去阻止電圧を供給し、消去動作以外のとき
には置換信号CXがアクティブレベルならば冗長行使用
フラグ6と対応する冗長ワード線RWLを選択して所定
のレベルの選択電圧を供給し、インアクティブレベルな
らば行アドレス選択回路9の出力アドレス信号に従って
セルアレイ1のワード線WLを選択して所定のレベルの
選択電圧を供給する回路とし、電圧切換回路14を、消
去動作時の消去阻止電圧及び消去動作以外のときの書込
み用電圧,読出し用電圧,書込み動作時及び読出し動作
時の選択電圧を発生して行デコーダ10,冗長行デコー
ダ11及び書込み・読出し回路13に供給する回路とし
た点にある。
【0026】消去防止電圧としては、電源電圧を5V、
ソース線SLへの消去用電圧を12Vとしたとき、5〜
12V程度であり、消去用電圧の12Vをそのまま使用
することもできる。
【0027】次にこの実施例の動作について説明する。
【0028】消去動作以外の書込み動作及び読出し動作
は、行アドレス選択回路9によって行アドレス信号AD
rが選択され行デコーダ10に供給される以外、図5に
示された従来例と変らないので、その説明は省略する。
【0029】消去動作時には、冗長メモリセル行が使用
されるとき、不良行アドレス記憶部7の記憶アドレスの
ワード線WL、すなわち、置換されて使用しなくなった
セルアレイ1の不良のメモリセル行のワード線WLが選
択されて消去阻止電圧が供給され、また、冗長メモリセ
ル行が使用されないとき、この使用されない冗長メモリ
セル行の冗長ワード線RWLが選択されて消去阻止電圧
が供給される。
【0030】従って、これら使用されないメモリセル
行,冗長メモリセル行に対する消去動作が行なわれない
ので、これら使用されないメモリセル行,冗長メモリセ
ル行の各メモリセル(MC,RMC)は過剰消去とはな
らず、低しきい値電圧不良となるのを防止することがで
きる。
【0031】一方、使用されるメモリセル行,冗長メモ
リセル行のワード線WL,冗長ワード線RWLは非選択
電圧の接地電位となっており、ソース電圧切換回路3に
よって共通のソース線SLに消去用電圧が印加されて、
これら使用されるメモリセル行,冗長メモリセル行に対
し消去動作が行なわれる。これら使用されるメモリセル
行,冗長メモリセル行に対しては、通常、消去前書込み
が行なわれているので、消去動作後のこれらメモリセル
行,冗長メモリセル行の各メモリセル(MC,RMC)
は予め定められた範囲内のしきい値電圧をもつ消去状態
となる。
【0032】この実施例においては、セルアレイ1及び
冗長セルアレイ2は図5に示された従来例と変らないの
で、これらセルアレイの面積の増大はなく、また、本発
明により付加される回路は他の回路と比較すると極めて
わずかであるので、この付加された回路によるチップ面
積の増大は、あったとしても極めてわずかである。
【0033】図2は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0034】この実施例は、行アドレス信号ADrを第
1及び第2のアドレス信号ADr1,ADr2に分割し
て不良行アドレス記憶部7に第1のアドレス信号ADr
1と対応する所定のアドレスを記憶し、行アドレス比較
回路8を、第1のアドレス信号ADr1と不良行アドレ
ス記憶部7の記憶アドレスとを比較する回路とし、行ア
ドレス選択回路9を、第1のアドレス信号ADr1及び
不良行アドレス記憶部7の記憶アドレスの信号のうちの
一方を選択する回路とし、行デコーダ及び冗長行デコー
ダそれぞれを、第1及び第2のアドレス信号ADr1,
ADr2と対応する第1及び第2の行デコーダ10a,
10b及び冗長行デコーダ11a,11bに分割し、冗
長セルアレイ2aに複数(例えば2,4等)の冗長メモ
リセル行及び冗長ワード線を設け、第1の行デコーダ1
0a及び冗長行デコーダ11aを、行アドレス選択回路
9の出力アドレス信号,冗長行使用フラグ6の記憶デー
タ及び置換信号CXに従ってセルアレイ1の複数本(例
えば、2本,4本等)ずつのワード線及び冗長セルアレ
イ2aの複数本ずつの冗長ワード線を選択する回路と
し、第2の行デコーダ10b及び冗長行デコーダ11b
を、消去動作以外のとき、第1の行デコーダ10a及び
冗長行デコーダ11aによって選択された複数本のワー
ド線及び冗長ワード線のうちの1本を第2の行アドレス
信号ADr2に従って選択し、消去動作時には第1の行
デコーダ10a及び冗長行デコーダ11aで選択された
複数本のワード線及び冗長ワード線をそのまま選択する
回路とし、不良のメモリセル不良のメモリセル行を複数
行単位で冗長メモリセル行を置換するようにしたもので
ある。
【0035】この実施例は、隣接する複数のメモリセル
行に不良のメモリセルが存在することが予想される場合
に有利である。その他の基本的な動作及び効果は第1の
実施例と同様である。
【0036】図3は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0037】この実施例が図2に示された第2の実施例
と相違する点は、冗長セルアレイ2bに複数の冗長メモ
リセル行及び冗長ワード線から成る置換単位を複数設
け、これら複数の置換単位それぞれと対応して複数の冗
長行使用フラグ6a〜6d及び不良行アドレス記憶部7
a〜7dを設け、行アドレス選択回路9aを、消去動作
時には複数の冗長行使用フラグ6a〜6dのうちの冗長
メモリセル行使用を示す記憶データのものと対応する不
良行アドレス記憶部(7a〜7d)の記憶アドレスの信
号を順次選択して出力する回路とし、第1及び第2の冗
長行デコーダ11c,11dを上記置換単位と対応する
構成とすると共に、第1の行デコーダ10a及び冗長行
デコーダ11cと第2の行デコーダ10b及び冗長行デ
コーダ11dとの間に、消去動作時には第1の行デコー
ダ10a及び冗長行デコーダ11cの出力信号を保持
し、消去動作以外のときは第1の行デコーダ10a及び
冗長行デコーダ11cの出力信号をそのまま第2の行デ
コーダ10b及び冗長行デコーダ11dに伝達するラッ
チ回路15,16を設けた点にある。
【0038】すなわち、この実施例においては、第2の
実施例と同様に置換単位が複数行となっているほか、冗
長セルアレイ2aに複数の置換単位が設けられており、
この複数の置換単位と対応して、冗長行使用フラグ、不
良行アドレス記憶部、行アドレス選択回路、第1及び第
2の冗長行デコーダが第2の実施例と相違しており、か
つラッチ回路15,16が設けられている。
【0039】次にこの実施例の動作について説明する。
【0040】消去動作以外の書込み動作及び読出し動作
においては、まず、行アドレス比較回路8aで第1の行
アドレス信号Adr1のアドレスと不良行アドレス記憶
部7a〜7d全ての記憶アドレスとが比較され、一致す
る記憶アドレスがありその記憶アドレスと対応する冗長
行使用フラグの記憶データが冗長メモリセル行使用を示
せば、アクティブレベルの置換信号CXが出力される。
この置換信号CX及び対応する冗長行使用フラグの出力
データに従って冗長行デコーダ11cは冗長セルアレイ
2bの対応する置換単位を選択し、更に冗長行デコーダ
11dにより選択された置換単位のうちの1本の冗長ワ
ード線が選択されてその動作時の選択電圧が供給され
る。このとき、通常のセルアレイ1のワード線は全て非
選択電圧(接地電位)となる。
【0041】一致する記憶アドレスがないときには、ま
ず行アドレス選択回路9aで選択された第1の行アドレ
ス信号ADr1によって通常のセルアレイ1の1つの置
換単位が選択され、続いて第2の行アドレス信号ADr
2によって選択された置換単位のうちの1本のワード線
が選択され、その動作時の選択電圧が供給される。この
とき、冗長セルアレイ2bの全ての冗長ワード線は非選
択電圧(接地電位)となる。
【0042】消去動作時においては、まず、冗長行使用
フラグ6a〜6dのうちの不良行アドレス記憶部(7a
〜7d)の記憶アドレスの信号が順次行アドレス選択回
路9aから出力される。行デコーダ10aは、冗長行使
用フラグ6a〜6dの出力信号と行アドレス選択回路9
aの出力アドレス信号とから、冗長メモリセル行使用を
示す記憶データの冗長行使用フラグと対応する行アドレ
ス選択回路9aの出力アドレス信号のアドレスのセルア
レイ1の置換単位を選択し、冗長行デコーダ11cは、
冗長メモリセルアレイ行使用を示さない記憶データの冗
長行使用フラグと対応する冗長セルアレイ2bの置換単
位を選択する。そして、選択された置換単位の行デコー
ダ10a及び冗長行デコーダ11cの出力信号は消去動
作の期間ラッチ回路15,16に保持され、行デコーダ
10b及び冗長行デコーダ11dに伝達され、行デコー
ダ10b及び冗長行デコーダ11bは、ラッチ回路1
5,16から伝達された信号に従って、選択された置換
単位の複数本のワード線及び冗長ワード線に消去阻止電
圧を供給する。
【0043】従って、この実施例においては、第1及び
第2の実施例と同様の効果があるほか、冗長セルアレイ
2bに複数の置換単位が設けられているため、不良のメ
モリセルが分散して存在するような場合にも適用でき、
救済率が向上するという利点がある。
【0044】なお、この第3の実施例において、行アド
レス信号ADrを分割せず、置換単位を1つのメモリセ
ル行,冗長メモリセル行とすることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冗長メモ
リセル行に置換されて使用されなくなった不良の通常の
メモリセル行や、置換の必要がなく使用されない冗長メ
モリセル行等の使用しないメモリセル行(冗長メモリセ
ル行も含む)のワード線(冗長ワード線も含む)に対
し、消去動作時に消去阻止電圧を印加してこれら使用し
ないメモリセル行の各メモリセルの消去動作を停止する
構成となっているので、これらメモリセルが過剰消去と
なることはなく、従って低しきい値電圧不良の発生を防
止することができ、しかも、通常のセルアレイ及び冗長
セルアレイは従来例と変らず、これらセルアレイの面積
が増大することはなく、新たに付加される回路はわずか
であるので、チップ面積が増大するのを抑えることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来の不揮発性半導体記憶装置の第1の例を示
すブロック図である。
【図5】従来の不揮発性半導体記憶装置の第2の例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 セルアレイ 2,2a,2b 冗長セルアレイ 3 ソース電圧切換回路 4 列アドレスバッファ回路 5,5a,5b 行アドレスバッファ回路 6,6a〜6d 冗長行使用フラグ 7,7a〜7d 不良行アドレス記憶部 8,8a 行アドレス比較回路 9,9a 行アドレス選択回路 10,10a,10b,10x,10y 行デコーダ 11,11a〜11d,11x 冗長行デコーダ 12 列セレクタ 13 書込み・読出し回路 14,14x 電圧切換回路 15,16 ラッチ回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮遊ゲートをもつトランジスタで形成さ
    れ行,列マトリクス状に配置された複数のメモリセル、
    これら複数のメモリセルの各行それぞれと対応して配置
    され対応する行の各メモリセルそれぞれのトランジスタ
    の制御ゲートと接続する複数のワード線、前記複数のメ
    モリセルの各列それぞれと対応して配置され対応する列
    の各メモリセルそれぞれのトランジスタのドレインと接
    続する複数のディジット線、及び前記複数のメモリセル
    それぞれのトランジスタのソースと接続しかつ互いに接
    続する複数のソース線を備えた通常のセルアレイと、浮
    遊ゲートをもつトランジスタで形成され行方向に前記通
    常のセルアレイの各列それぞれと対応して配置されてド
    レイン及びソースを対応する列のディジット線及びソー
    ス線と接続する複数の冗長メモリセルを含む冗長メモリ
    セル行、及びこの冗長メモリセル行と対応して配置され
    この冗長メモリセル行の各冗長メモリセルそれぞれのト
    ランジスタの制御ゲートと接続する冗長ワード線を備え
    た冗長セルアレイと、この冗長セルアレイの冗長メモリ
    セル行と対応して設けられ前記通常のセルアレイ中に不
    良のメモリセルが存在してこの不良のメモリセルが存在
    する行に代えて前記冗長メモリセル行を使用するときこ
    の冗長メモリセル行の使用を示すデータ及び前記不良の
    メモリセルが存在する行のアドレスのそれぞれを記憶す
    る不揮発性の第1及び第2の記憶部と、行アドレス信号
    の指定するアドレスと前記第2の記憶部の記憶アドレス
    とが一致し前記第1の記憶部の記憶データが冗長メモリ
    セル行の使用を示すときアクティブレベルの置換信号を
    発生する行アドレス比較部と、消去動作時には前記第2
    の記憶部の記憶アドレスの信号を選択し消去動作以外の
    ときには前記行アドレス信号を選択して出力する行アド
    レス選択回路と、消去動作時に前記第1の記憶部の記憶
    データが冗長メモリセル行の使用を示すときには前記行
    アドレス選択回路の出力アドレス信号に従って前記通常
    のセルアレイのワード線を選択して所定のレベルの消去
    阻止電圧を供給し冗長メモリセル行の使用を示さないと
    きはこの第1の記憶部と対応する冗長ワード線を選択し
    て前記消去阻止電圧を供給し、消去動作以外のときには
    前記置換信号がアクティブレベルならば前記第1の記憶
    部と対応する冗長ワード線を選択して所定のレベルの選
    択電圧を供給しインアクティブレベルならば前記行アド
    レス選択回路の出力アドレス信号に従って前記通常のセ
    ルアレイのワード線を選択して前記選択電圧を供給する
    通常の行デコーダ及び冗長行デコーダと、前記消去阻止
    電圧及び選択電圧を発生する電圧発生切換え手段とを有
    することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 行アドレス信号を第1及び第2のアドレ
    ス信号に分割して第2の記憶部に前記第1のアドレス信
    号と対応する所定のアドレス信号を記憶し、行アドレス
    比較部を、前記第1のアドレス信号と前記第2の記憶部
    の記憶アドレスとを比較する回路とし、行アドレス選択
    回路を、前記第1のアドレス信号及び前記第2の記憶部
    の記憶アドレスの信号のうちの一方を選択する回路と
    し、行デコーダ及び冗長行デコーダそれぞれを、前記第
    1及び第2のアドレス信号と対応する第1及び第2の行
    デコーダ及び冗長行デコーダに分割し、冗長セルアレイ
    に複数の冗長メモリセル行及び冗長ワード線を設け、前
    記第1の行デコーダ及び冗長行デコーダを、前記行アド
    レス選択回路の出力アドレス信号,冗長行使用フラグの
    記憶データ及び置換信号に従って通常のセルアレイの複
    数本ずつのワード線及び冗長セルアレイの複数本の冗長
    ワード線を選択する回路とし、前記第2の行デコーダ及
    び冗長行デコーダを、消去動作以外のときは前記第1の
    行デコーダ及び冗長デコーダにより選択された複数本の
    ワード線及び冗長ワード線のうちの1本を前記第2の行
    アドレス信号に従って選択し、消去動作時には前記第1
    の行デコーダ及び冗長行デコーダで選択された複数本の
    ワード線及び冗長ワード線をそのまま選択する回路とし
    た請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の記憶部並びに冗長セルア
    レイの冗長メモリセル行それぞれを互いに対応する複数
    ずつ設け、行アドレス比較部を、これら第2の記憶部の
    記憶アドレスのうちに行アドレス信号のアドレスと一致
    するものがありかつ対応する第1の記憶部の記憶データ
    が冗長メモリセル行の使用を示すときアクティブレ
    の置換信号を発生する回路とし、行アドレス選択回路
    を、消去動作時には前記複数の第1の記憶部のうちの冗
    長メモリセル行使用を示す記憶データの第1の記憶部と
    対応する第2の記憶部の記憶アドレスの信号を順次選択
    し消去動作以外のときには行アドレス信号を選択して出
    力する回路し、行デコーダ及び冗長デコーダを、消去
    動作時には前記行アドレス選択回路の出力アドレス信号
    に従って通常のセルアレイのワード線を選択して消去阻
    止電圧を供給し前記複数の第1の記憶部のうちの冗長メ
    モリセル行使用を示さない記憶データの第1の記憶部と
    対応する冗長ワード線を選択して前記消去阻止電圧を供
    給する回路とし、消去動作時には前記行デコーダ及び冗
    長行デコーダにより選択されたワード線及び冗長ワード
    線に供給された消去阻止電圧を保持するラッチ回路を設
    けた請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 行アドレス信号を第1及び第2のアドレ
    ス信号に分割して行デコーダ及び冗長行デコーダをこれ
    ら第1及び第2のアドレス信号と対応する第1及び第2
    の行デコーダ及び冗長行デコーダに分割し、第1及び第
    2の記憶部,行アドレス比較部,行アドレス選択回路並
    びに前記第1の行デコーダ及び冗長行デコーダを前記第
    1のアドレス信号に係る処理を行う回路とし、冗長セル
    アレイに前記第1及び第2の記憶部の1組に対応して複
    数の冗長メモリセル行及び冗長ワード線を設け、第2の
    行デコーダ及び冗長行デコーダを、前記第1の行デコー
    ダ及び冗長行デコーダにより選択された複数本のワード
    線及び冗長ワード線のうちの1本を前記第2のアドレス
    信号に従って選択する回路とし、前記第1の行デコーダ
    及び冗長行デコーダと第2の行デコーダ及び冗長行デコ
    ーダとの間にラッチ回路を設けてこのラッチ回路を、消
    去動作以外のときには第1の行デコーダ及び冗長行デコ
    ーダの出力をそのまま第2の行デコーダ及び冗長行デコ
    ーダに伝達する回路とした請求項3記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
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