JP2002063797A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002063797A
JP2002063797A JP2000250886A JP2000250886A JP2002063797A JP 2002063797 A JP2002063797 A JP 2002063797A JP 2000250886 A JP2000250886 A JP 2000250886A JP 2000250886 A JP2000250886 A JP 2000250886A JP 2002063797 A JP2002063797 A JP 2002063797A
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signal
circuit
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JP2000250886A
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Takahiro Tsuruta
孝弘 鶴田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良率の低い不揮発性半導体記憶装置を提供
する。 【解決手段】 不揮発性半導体記憶装置は、セクタ選択
回路10を備える。アドレス信号X0〜Xnによって良
セクタはが指定されたときスペアデコーダ121,12
2は、NANDゲート111〜11mが良セクタを選択
できる信号を出力し、アドレス信号X0〜Xnによって
不良セクタが指定されたときスペアデコーダ121,1
22は、代替良セクタ1421または1422を活性化
する信号を出力し、アドレス信号X0〜Xnによって代
替良セクタ1421,1422が指定されたときセクタ
<0>〜セクタ<m>を全て非選択にする信号を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置に関し、特に、良セクタへのアクセス率が高い
不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して、従来の不揮発性半導体
記憶装置300は、冗長回路310と、行デコーダ32
0と、ワード線ドライバ330と、メモリセルアレイ3
40と、読出し/書込み回路350とを備える。
【0003】メモリセルアレイ340は、冗長領域34
1と、データ領域342と、管理領域343と、冗長領
域344とから成る。冗長領域341は、データ領域3
42の行方向に配置された複数の行セクタのうち、不良
セクタに代わる良セクタを含む。行セクタとは、データ
領域342の行方向に配置された複数のワード線のう
ち、1つのワード線に接続された複数のメモリセルから
成る「かたまり」を言う。データ領域342は、行方向
と列方向とにアレイ状に配置した複数のメモリセルを含
む。
【0004】管理領域343は、データ領域342の複
数のセクタのうち、どのセクタが不良セクタであるかの
情報を保持する。冗長領域344は、データ領域342
の列方向に配列された複数の列セクタのうち、不良セク
タに代わる良セクタを含む。列セクタとは、データ領域
342の列方向に配置された複数のビット線のうち、1
つのビット線に接続された複数のメモリセルから成る
「かたまり」を言う。
【0005】冗長回路310は、行アドレス信号をデコ
ードした行アドレスによって指定されたデータ領域34
2の行セクタが不良セクタであるとき、その不良セクタ
に代えて冗長領域341中の良セクタを選択する。
【0006】行デコーダ320は、外部から入力された
行アドレス信号をデコードし、そのデコードした行アド
レスを冗長回路310と、ワード線ドライバ330へ出
力する。
【0007】ワード線ドライバ330は、行デコーダ3
20からの行アドレスによって指定された行セクタを活
性化する。また、ワード線ドライバ330は、冗長回路
310からの選択信号に基づいて、データ領域342中
の不良セクタに代えて冗長領域341中の良セクタを選
択する。
【0008】読出し/書込み回路350は、ワード線と
ビット線とによって指定されたメモリセルへのデータの
書込み/読出しを行なう。
【0009】図8を参照して、冗長回路310は、スペ
アデコーダ311,312と、ANDゲート313とか
ら成る。図8は、2つの良セクタ3411,3412が
冗長領域341に含まれる場合を示す。スペアデコーダ
311,312は、アドレス信号X0〜Xnをデコード
し、そのデコードした行アドレスが不良セクタであると
き、データ領域342中の複数のセクタを全て不活性化
し、かつ、不良セクタに代えて冗長領域341中の良セ
クタを活性化するためにL(論理ロー)レベルまたはH
(論理ハイ)レベルの信号を出力する。たとえば、良セ
クタ3411を選択するとき、スペアデコーダ311は
Lレベルの信号を出力し、スペアデコーダ312はHレ
ベルの信号を出力する。また、スペアデコーダ311,
312は、アドレス信号X0〜Xnによって指定された
セクタが良セクタであるときHレベルの信号を出力す
る。
【0010】ANDゲート313は、スペアデコーダ3
11,312から出力されたLレベルまたはHレベルの
信号の論理積を演算する。
【0011】行デコーダ320は、NANDゲート32
1〜32nと、インバータ351〜35nとから成る。
インバータ351〜35nの各々は、それぞれ、アドレ
ス信号X0〜Xnの各々を反転させる。NANDゲート
321〜32nの各々は、アドレス信号X0〜Xn,/
X0〜/Xnから選択された2つの信号と、ANDゲー
ト313の出力信号との論理積を演算し、演算結果の反
転信号を出力する。
【0012】ワード線ドライバ330は、インバータ3
28,329,331〜33nから成る。インバータ3
28,329は、スペアデコーダ311,312からの
出力信号を受けて、それぞれ、冗長回路341に含まれ
る2つの良セクタ3411,3412を選択的に活性化
させる。また、インバータ331〜33nの各々は、そ
れぞれ、NANDゲート321〜32nからの出力信号
を受けて対応するデータ領域342中のセクタを選択的
に活性化させる。
【0013】メモリセル340は、m行×n列のアレイ
状に配列された複数のメモリセルから成る。
【0014】データ領域342中のメモリセル3421
が不良であるとき、セクタ3422は不良セクタとな
る。したがって、不良セクタ3422を指定するアドレ
ス信号X0〜Xn,/X0〜/Xnが入力されたとき、
スペアデコーダ311,312は不良セクタ3422に
代えて冗長領域341中のセクタ3411を選択するた
めの信号を出力する。すなわち、スペアデコーダ311
はLレベルの信号を出力し、スペアデコーダ312は、
Hレベルの信号を出力する。
【0015】そうすると、ANDゲート313は、Lレ
ベルの信号を行デコーダ320のNANDゲート321
〜32nへ出力する。NANDゲート321〜32nの
各々は、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/Xnの中
からセクタを指定するための2つのHレベルの信号も入
力されるが、ANDゲート313からLレベルの信号が
入力されるため、必ず、Hレベルの信号を出力する。そ
して、ワード線ドライバ330のインバータ331〜3
3nの各々は、それぞれ、NANDゲート321〜32
nからのHレベルの信号を受けてLレベルの信号を出力
し、対応するセクタを不活性化する。つまり、不良セク
タ3422を指定するアドレス信号X0〜Xn,/X0
〜/Xnが入力されると、データ領域342の全てのセ
クタが不活性化される。
【0016】一方、ワード線ドライバ330のインバー
タ328は、スペアデコーダ311からのLレベルの信
号を受けてHレベルの信号を出力し、良セクタ3411
を活性化する。また、インバータ329は、スペアデコ
ーダ312からのHレベルの信号を受けてLレベルの信
号を出力し、良セクタ3412を不活性化する。これに
よって、データ領域342中の不良セクタ3422に代
えて冗長領域341中の良セクタ3422が選択され
る。そして、列デコーダ(図示せず)によってデコード
された列アドレスに対応するビット線が活性化され、良
セクタ3411に接続されたn個のメモリセルの各々へ
のデータの書込み、読出し、および消去が読出し/書込
み回路350を介して行なわれる。
【0017】不揮発性半導体記憶装置300において
は、図9に示すようにデータ領域342を所定数の行セ
クタを含むブロックBLK1〜BLKrに分割し、各ブ
ロックBLK1〜BLKrを管理単位としてデータの書
込み、読出し、および消去が行なわれる。各ブロックB
LK1〜BLKrは、たとえば8セクタを含む。
【0018】各ブロックBLK1〜BLKrを管理単位
とする使用法は、MGM(Mostly Good M
emory)法という方法であり、全てのブロックBL
K1〜BLKrが良セクタから構成されていなくても不
揮発性半導体記憶装置として使用可能にする方法であ
る。すなわち、1つのブロックに不良セクタが含まれて
いても、その不良セクタの代わりに良セクタにアクセス
して使用する方法である。つまり、上述したように、デ
ータ領域342中の不良セクタ3422に代えて冗長領
域341の良セクタ3411にアクセスして使用する方
法である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示すよ
うにデータ領域342のブロックBLK3,BLK6,
BLKr−4に不良セクタを含む場合に、上述した方法
によって不良セクタに代わる良セクタを設けると論理的
には図10に示す配置になる。すなわち、冗長領域34
1に、ブロックBLK3,BLK6,BLKr−4が設
けられたのと同等になる。ブロックBLK1〜BLKr
の各々を管理単位とする使用方法においては、不良セク
タが含まれるBLK3,BLK6,BLKr−4にはア
クセスされず、BLK3,BLK6,BLKr−4は不
良ブロックとして扱われるからである。
【0020】したがって、各ブロックBLK1〜BLK
nの各々が8セクタを含むとき3×8=24セクタが不
良セクタとなり、MGM率を下げるという問題がある。
【0021】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、不良率の少な
い不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明による不揮発性
半導体記憶装置は、複数のメモリセルを有する行方向に
配置されたセクタを複数含むブロックを管理単位として
データの書込み、読出し、および消去を行なう不揮発性
半導体記憶装置であって、ブロックを複数個含むデータ
領域を有するメモリセルアレイと、データ領域に含まれ
る複数のセクタの各々を指定するための行アドレス信号
を入力し、行アドレス信号が不良セクタを指定するとき
不良セクタに代わる代替良セクタを選択し、行アドレス
信号が代替良セクタを指定するとき代替良セクタを非選
択にするセクタ選択回路と、セクタ選択回路によって選
択されたセクタを活性化し、セクタ選択回路によって非
選択にされたセクタを非活性化するセクタ活性化回路と
を備え、代替良セクタは、不良セクタの数に応じて少な
くとも1つのブロックに設けられる。
【0023】この発明による不揮発性半導体記憶装置
は、複数のセクタを含むブロックを単位としてデータの
書込み、読出し、および消去が行なわれる。そして、デ
ータ領域に含まれる複数のセクタの各々にアクセスする
場合に行アドレス信号によって指定されたセクタが不良
であるとき、その不良セクタに代えて代替良セクタにア
クセスし、データの書込み、読出し、および消去が行な
われる。また、行アドレス信号によって指定されたセク
タが代替良セクタであるとき、代替良セクタを非選択に
する。そして、代替良セクタは、不良セクタの数に応じ
て設けられる。不良セクタが複数あるとき、その不良セ
クタに対応する複数の代替良セクタは1つのブロックに
集められる。そして、代替良セクタの数が1つのブロッ
クに含まれるセクタの個数を越えるとき複数のブロック
にわたって代替良セクタが設けられる。
【0024】したがって、この発明によれば、データ領
域に含まれる不良セクタを1カ所に集めることができ
る。その結果、データ領域のセクタにアクセスしたとき
良セクタにアクセスする割合を大きくできる。
【0025】好ましくは、セクタ選択回路は、行アドレ
ス信号が代替セクタを指定するとき複数のセクタを全て
非選択にすることによって不良セクタを選択する。
【0026】行アドレス信号によって指定されたセクタ
が代替良セクタであるとき、データ領域に含まれる複数
のセクタの全てを非選択にすることによって代替良セク
タに代えて不良セクタにアクセスする。つまり、複数の
セクタを全て非選択にすることによってデータ「0」が
出力されるため、代替良セクタの代わりに不良セクタを
選択したことに相当する。
【0027】したがって、この発明によれば、不良セク
タが指定される場合だけ、その不良セクタに代わる代替
良セクタを選択するだけで不良セクタと代替良セクタと
を置換えることができる。
【0028】好ましくは、メモリセルアレイのデータ領
域は、代替良セクタが設けられた少なくとも1つのブロ
ックから成る冗長領域を含む。
【0029】代替良セクタが設けられた冗長領域は、デ
ータ領域に含まれる。したがって、この発明によれば、
占有面積を小さくして、良セクタにアクセスできる確率
を高くできる。
【0030】好ましくは、不揮発性半導体記憶装置のセ
クタ選択回路は、行アドレス信号をデコードし、そのデ
コードした行アドレスを活性化回路へ出力する行デコー
ダと、行アドレス信号が不良セクタを指定するとき不良
セクタを非選択にする救済信号を行デコーダへ出力し、
代替良セクタを活性化する活性化信号を活性化回路へ出
力し、行アドレス信号が代替良セクタを指定するとき複
数のセクタを非選択にする非選択信号を行デコーダへ出
力する冗長回路とを含む。
【0031】行デコーダは行アドレス信号をデコード
し、そのデコードした行アドレス信号を活性化回路へ出
力する。そして、行アドレス信号によって指定されたセ
クタが不良セクタであるとき、冗長回路は救済信号を行
デコーダへ出力して不良セクタを非選択にし、活性化信
号を活性化回路へ出力して非選択にした不良セクタに代
わる代替良セクタを活性化する。また、行アドレス信号
によって指定されたセクタが代替良セクタであるとき、
冗長回路は非選択信号を行デコーダへ出力し、複数のセ
クタを全て非選択にする。
【0032】したがって、この発明によれば、冗長回路
によって不良セクタに代えて代替良セクタにアクセスで
きる。
【0033】好ましくは、不揮発性半導体記憶装置の行
デコーダは、データ領域に含まれる複数のセクタに対応
して設けられ、行アドレス信号と救済信号との論理積を
演算する複数の第1の論理素子から成り、活性化回路
は、冗長領域に含まれる代替良セクタに対応して設けら
れ、第1の論理素子からの出力信号と活性化信号との論
理積を演算する少なくとも1つの第2の論理素子と、冗
長領域以外のデータ領域に含まれる複数のセクタに対応
して設けられ、第1の論理素子からの出力信号を反転す
る複数の第3の論理素子とから成る。
【0034】行デコーダの第1の論理素子は、行アドレ
ス信号と冗長回路からの救済信号との論理積を演算して
演算結果を活性化回路へ出力する。活性化回路の第2の
論理素子は、行デコーダの出力信号と冗長回路からの活
性化信号との論理積を演算し、演算結果に基づいて対応
する代替良セクタを活性化する。また、活性化回路の第
3の論理素子は、行デコーダの出力信号を反転して対応
するセクタを活性化する。
【0035】したがって、行アドレス信号がデータ領域
の不良セクタを指定するときと冗長領域の代替セクタを
指定するときとで、救済信号および活性化信号の論理を
変えることによって不良セクタと代替良セクタとを置換
えることができる。
【0036】好ましくは、セクタ選択回路の冗長回路
は、冗長領域以外の領域における不良セクタに代わる代
替良セクタが冗長領域に保持されていることを示す冗長
情報を記憶したプログラマブルROMを含む。
【0037】冗長回路は、データ領域の複数のセクタの
うち、どのセクタが不良セクタであるかを示す冗長情報
をプログラマブルROMに記憶して保持する。そして、
外部から行アドレス信号がセクタ選択回路へ入力された
とき、プログラマブルROMにアクセスし、その行アド
レス信号によって指定されたセクタが不良セクタか否か
を判定する。不良セクタが指定されたときは、その不良
セクタの代替良セクタを選択し、代替良セクタが指定さ
れたときは複数のセクタを全て非選択にする。
【0038】したがって、この発明によれば、不良セク
タに代えて代替良セクタに正確にアクセスできる。
【0039】好ましくは、冗長回路のプログラマブルR
OMは、フューズ方式によって冗長情報を記憶する。
【0040】冗長回路は、行アドレス信号によって指定
されたセクタが不良セクタか否かをフューズがブローさ
れているか否かによって判定する。
【0041】したがって、この発明によれば、簡単な構
成で不良セクタに代えて代替良セクタに正確にアクセス
できる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0043】図1を参照して、この発明の実施の形態に
よる不揮発性半導体記憶装置100は、セクタ選択回路
10と、ワード線ドライバ13と、電圧制御回路20
と、冗長回路30と、列デコーダ40と、アドレスバッ
ファ50と、制御回路60と、コマンドデコーダ70
と、入出力回路80と、データ制御回路90と、メイン
アンプ110と、データラッチ回路120と、センスラ
ッチ回路130と、メモリセルアレイ140とを備え
る。
【0044】セクタ選択回路10は、行デコーダ11
と、冗長回路12とを含む。メモリセルアレイ140
は、データ領域141と、管理領域143と、冗長領域
144とから成る。データ領域141は冗長領域142
を含む。データ領域141は、行方向と列方向とにアレ
イ状に配置された複数のメモリセルを含む。冗長領域1
42は、データ領域141のうち、冗長領域142以外
の領域の行方向に配列された複数の行セクタのうち、不
良セクタに代わる代替良セクタを含む。行セクタとは、
データ領域141の行方向に配置された複数のワード線
のうち、1つのワード線に接続された複数のメモリセル
から成る「かたまり」を言う。
【0045】管理領域143は、不良セクタに関する情
報を記憶する。冗長領域144は、データ領域141の
列方向に配列された複数の列セクタのうち、不良セクタ
に代わる良セクタを含む。列セクタとは、データ領域1
41の列方向に配置された複数のビット線のうち、1つ
のビット線に接続された複数のメモリセルから成る「か
たまり」を言う。
【0046】セクタ選択回路10は、後述するように、
行アドレス信号によって指定された行セクタが良セクタ
であるとき、その良セクタを選択し、行アドレス信号に
よって指定された行セクタが不良セクタであるとき、そ
の不良セクタに代えて冗長領域142の代替良セクタを
選択し、行アドレス信号によって指定されたセクタが冗
長領域142の代替良セクタであるとき、データ領域1
41の全てのセクタを非選択にする。
【0047】行デコーダ11は、アドレスバッファ50
からのワードイネーブル信号/WEに基づいて活性化さ
れ、行アドレス信号を冗長回路12へ出力するととも
に、行アドレス信号をデコードして行アドレスをワード
線ドライバ13へ出力する。
【0048】冗長回路12は、後述する方法によって、
行アドレス信号をデコードし、そのデコードした行アド
レスによって指定された行セクタが不良セクタであると
き、その不良セクタを非選択にするための救済信号と、
不良セクタに代わる冗長領域142の代替良セクタを活
性化するための活性化信号とを出力する。また、冗長回
路12は、デコードした行アドレスが冗長回路142の
代替良セクタを指定するとき、データ領域142の全て
の行セクタを非選択にするための非選択信号を出力す
る。さらに、冗長回路12は、デコードした行アドレス
によって指定された行セクタが良セクタであるとき、冗
長領域142以外のデータ領域141に存在する複数の
行セクタのいずれかを選択するための信号を出力する。
【0049】ワード線ドライバ13は、行デコーダ11
からの行アドレスに対応するワード線を活性化する。ま
た、ワード線ドライバ13は、冗長回路12からの救済
信号および活性化信号によって不良セクタに代えて代替
良セクタを活性化し、非選択信号によってデータ領域1
41の全ての行セクタを不活性化する。
【0050】電圧制御回路20は、制御回路60からの
制御に基づいて、メモリセルへのデータの書込み時、お
よび消去時に高い電圧をワード線ドライバ13へ出力
し、メモリセルからのデータの読出し時に、書込み時お
よび消去時よりも低い電圧をワード線ドライバ13へ出
力する。
【0051】冗長回路30は、アドレスバッファ50か
ら列デコーダ40を介して入力された列アドレス信号を
デコードし、そのデコードした列アドレスによって指定
されたデータ領域141の列セクタが不良セクタである
とき、その不良セクタに代えて冗長領域144の良セク
タを選択する。
【0052】列デコーダ40は、アドレスバッファ50
からのビットイネーブル信号/BEに基づいて活性化さ
れ、列アドレス信号をデコードし、そのデコードした列
アドレスをデータラッチ120へ出力する。
【0053】アドレスバッファ50は、コマンドデコー
ダ70からのワードイネーブル信号/WEに基づいて行
デコーダ11を活性化し、ビットイネーブル信号/BE
に基づいて列デコーダ40を活性化する。また、アドレ
スバッファ50は、行アドレス信号を行デコーダ11へ
出力し、列アドレス信号を列デコーダ40へ出力する。
【0054】制御回路60は、電圧制御20,データ制
御回路90、メインアンプ110、データラッチ回路1
20、およびセンスラッチ回路130を制御する。コマ
ンドデコーダ70は、入出力端子を介して入力されたチ
ップイネーブル信号/CE、ワードイネーブル信号、お
よびビットイネーブル信号/BE等の各種のコントロー
ル信号をデコードし、そのデコードしたコントロール信
号をアドレスバッファ50、制御回路60、および入出
力回路80へ出力する。
【0055】入出力回路80は、コマンドデコーダ70
からのコントロール信号によって、データの書込み時に
入出力端子からのデータをデータ制御回路90へ出力
し、データの読出し時にデータ制御回路90からのデー
タを入出力端子へ出力する。
【0056】データ制御回路90は、制御回路60によ
って制御され、データの書込み時、入出力回路80から
のデータをメインアンプ110を介してデータラッチ回
路120へ出力し、データの読出し時、メインアンプ1
10によって増幅されたデータを入出力回路80へ出力
する。
【0057】メインアンプ110はメモリセルから読出
されたデータを増幅してデータ制御回路90へ出力す
る。データラッチ回路120は、制御回路60によって
制御され、列デコーダ40からの列アドレスによって指
定されたビット線を活性化する。そして、データラッチ
回路120は、データの書込み時、データを活性化した
ビット線に書込み、データの読出し時、センスラッチ回
路130によって増幅されたデータをメインアンプ11
0へ出力する。
【0058】センスラッチ回路130は、ラッチ型セン
スアンプであり、制御回路60によって制御される。そ
して、センスラッチ回路130は、活性化されたビット
線上のデータを増幅してデータラッチ回路120へ出力
する。
【0059】図2を参照して、セクタ選択回路10は、
冗長回路12と、行デコーダ11と、ANDゲート12
3と、インバータ151〜15nとから成る。冗長回路
12は、スペアデコーダ121,122から成る。行デ
コーダ11は、NANDゲート111〜11mから成
る。ワード線ドライバ13は、NANDゲート131〜
13mから成る。図2は、冗長領域142に設けられた
代替良セクタは、セクタ<0>1421,セクタ<1>
1422の2つである。したがって、セクタ<2>〜セ
クタ<m>は、冗長領域142以外のデータ領域141
に存在するセクタである。
【0060】スペアデコーダ121,122は、アドレ
ス信号X0〜Xnをデコードし、そのデコードした行ア
ドレスによって指定された行セクタが不良セクタである
とき、データ領域141中の複数のセクタ<0>〜<m
>の各々を選択する行アドレスを全て不活性化し、か
つ、不良セクタに代えて冗長領域142中の代替良セク
タを活性化するためにL(論理ロー)レベルまたはH
(論理ハイ)レベルの信号A〜Dを出力する。また、ス
ペアデコーダ121,122は、行アドレスによって指
定された行セクタが冗長領域142中の代替良セクタ1
421,1422であるときデータ領域141中の全て
の行セクタを非活性化するHレベルまたはLレベルの信
号A〜Dを出力する。さらに、スペアデコーダ121,
122は、行アドレスによって指定された行セクタが良
セクタであるとき、その指定された行セクタを選択する
ためのHレベルまたはLレベルの信号A〜Dを出力す
る。
【0061】ANDゲート123は、スペアデコーダ1
21,122からのHレベルまたはLレベルの信号Aと
信号Dとの論理積を演算して出力する。
【0062】行デコーダ11のNAND111〜11m
の各々は、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/Xnか
ら選択された2つの信号と、ANDゲート123の出力
信号との論理積を演算し、演算結果の反転信号を出力す
る。インバータ151〜15nの各々は、それぞれ、ア
ドレス信号X0〜Xnの各々を反転させる。
【0063】ワード線ドライバ13は、NANDゲート
131,132と、インバータ133〜13mとから成
る。NANDゲート131は、スペアデコーダ121か
らの信号Bと、NANDゲート111の出力信号とを受
けて、2つの信号の論理積を演算し、代替良セクタ14
21を選択的に活性化させる。また、NANDゲート1
32は、スペアデコーダ122からの信号Cと、NAN
Dゲート112の出力信号とを受けて、2つの信号の論
理積を演算し、代替良セクタ1422を選択的に活性化
させる。インバータ133〜13mの各々は、それぞ
れ、NANDゲート113〜11mからの出力信号を受
けて対応するデータ領域141中のセクタを選択的に活
性化させる。
【0064】図3を参照して、スペアデコーダ121,
122は、判定回路1200と、制御回路1220とか
ら成る。また、判定回路1200は、PROM(Pro
gramable Read Only Memor
y)1210を含む。PROM1210は、冗長情報を
記憶する。冗長情報は、冗長領域142以外のデータ領
域141に含まれる複数の行セクタの各々が不良セクタ
か良セクタかの情報と、不良セクタである場合、その不
良セクタに代わる代替良セクタを冗長領域142に保持
していることを示す情報とから構成される。
【0065】判定回路1200は、アドレス信号X0〜
Xn,/X0〜/Xnを受けて、そのアドレス信号X0
〜Xn,/X0〜/Xnをデコードし、そのデコードし
た行アドレスによって指定された行セクタが不良セクタ
か良セクタかをPROM1210に記憶された冗長情報
に基づいて判定する。そして、判定回路1200は、行
アドレスによって指定された行セクタが不良セクタであ
るとき、不良セクタであることを示す信号と、その不良
セクタに代わる冗長領域142中の代替良セクタのセク
タ番号を示す信号とを制御回路1220へ出力する。ま
た、判定回路1200は、行アドレスによって指定され
た行セクタが冗長領域142の代替良セクタであると
き、代替良セクタであることを示す信号を制御回路12
20へ出力する。さらに、判定回路1200は、行アド
レスによって指定された行セクタが良セクタであると
き、良セクタであることを示す信号を制御回路1220
へ出力する。
【0066】そうすると、制御回路1220は、不良セ
クタが指定されたとき、データ領域141に含まれる複
数の行セクタの各々を選択する各行アドレスを不活性化
するための信号A(または信号D)と、冗長領域142
中の代替良セクタを活性化するための信号B(または信
号C)とを出力する。また、制御回路1220は、冗長
領域142中の代替良セクタが指定されたとき、データ
領域141中の全ての行セクタを非活性化するための信
号A〜Dを出力する。さらに、制御回路1220は、良
セクタが指定されたとき、アドレス信号X0〜Xn,/
X0〜/Xnによってデータ領域141に含まれる複数
の行セクタの各々を選択可能にするための信号A〜Dを
出力する。
【0067】図4を参照して、PROM1210は、フ
ューズ方式のPROMであり、npnトランジスタ12
13とフューズ1214とから成る。ヒューズ1214
は、ニッケルクロム(NiCr)、タングステンチタン
(TiW)、ポリシリコン(poly−Si)等の材料
を用いて作製される。データの書込みは、電流パルスを
ヒューズに印加し、溶融することによって行なう。デー
タの読出しは、ワード線1211に読出し電圧を印加し
てnpnトランジスタをオンにした状態でビット線12
12に電流が流れるか否かによって行なう。図4の
(a)は、データの書込み前の状態を示し、図4の
(b)は、データを書込んだ状態を示す。
【0068】データ領域141に含まれる複数の行セク
タの各々が不良セクタでれば、ヒューズ1214を溶融
することによって不良セクタであることを示す情報を書
込むとともに、その不良セクタに代わる代替良セクタの
セクタ番号を指定する情報をヒューズ1214を溶融す
ることによって書込む。したがって、複数の行セクタの
各々が良セクタであれば、ヒューズ1214は溶融され
ず、その良セクタに代わる代替良セクタのセクタ番号も
書込まれていない。
【0069】そうすると、判定回路1200は、デコー
ドした行アドレスによって指定された行セクタが不良セ
クタか否かをワード線1211に読出し電圧を印加し、
ビット線1212に電流が流れるか否かによって判定す
る。そして、判定回路1200は、その行セクタが不良
セクタであれば、その不良セクタに代わる代替良セクタ
のセクタ番号をビット線1212に電流が流れるか否か
によってPROM1210から取得する。
【0070】再び、図2を参照して、アドレス信号X0
〜Xn,/Xo〜/Xnによって不良セクタ、代替良セ
クタ、および良セクタが指定された場合のセクタ選択回
路10の動作について説明する。不揮発性半導体記憶装
置100のテスト時に、データ領域141の複数の行セ
クタのうち、どの行セクタが不良セクタであるかが検出
される。そして、検出された不良セクタに代わる冗長領
域142中の代替良セクタは、どのセクタであるかが予
め決定されている。図2においては、スペアデコーダ1
21は、不良セクタであるセクタ<m>1423がアド
レス信号X0〜Xn,/Xo〜/Xnによって指定され
たとき、代替良セクタとしてセクタ<0>1421を活
性化し、スペアデコーダ122は、セクタ<s>(2≦
s<m)(図示せず)がアドレス信号X0〜Xn,/X
o〜/Xnによって指定されたとき、代替良セクタとし
てセクタ<1>1422を活性化する。
【0071】したがって、スペアデコーダ121のPR
OM1210は、セクタ<m>1423が不良セクタで
あることを示す信号と、セクタ<m>1423の代替良
セクタであるセクタ<0>1421のセクタ番号とを記
憶する。また、スペアデコーダ122のPROM121
0は、セクタ<s>が不良セクタであることを示す信号
と、セクタ<s>の代替良セクタであるセクタ<1>1
422のセクタ番号とを記憶する。
【0072】まず、アドレス信号X0〜Xn,/Xo〜
/Xnによって不良セクタが指定された場合について説
明する。冗長回路12のスペアデコーダ121,122
には、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/Xnが入力
される。そして、スペアデコーダ121,122の判定
回路1200は、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/
Xnをデコードし、上述した方法によって、そのデコー
ドした行アドレスによって指定された行セクタが不良セ
クタか否かの判定を行なう。この場合、スペアデコーダ
121の判定回路1200は、セクタ<m>1423が
不良セクタであることを示す信号と、セクタ<m>14
23に代わる代替良セクタであるセクタ<0>1421
のセクタ番号とをPROM1210から受取り、制御回
路1220へ出力する。また、スペアデコーダ122の
判定回路1200は、セクタ<m>1423が不良セク
タであることを示す信号と、その代替良セクタのセクタ
番号とを記憶していないので、良セクタが指定されたこ
とを示す信号を制御回路1220へ出力する。
【0073】そうすると、スペアデコーダ121の制御
回路1220は、不良セクタであることを示す信号に基
づいて不良セクタが指定されたことを認識し、データ領
域141中のセクタ<2>〜セクタ<m>を選択する行
アドレスを非活性化するLレベルの信号AをANDゲー
ト123へ出力し、冗長領域142中のセクタ<0>1
421を活性化するLレベルの信号Bをワード線ドライ
バ13のNANDゲート131へ出力する。また、スペ
アデコーダ122の制御回路1220は、Hレベルの信
号CをANDゲート123へ出力し、Hレベルの信号D
をワード線ドライバ13のNANDゲート132へ出力
する。
【0074】ANDゲート123は、Lレベルの信号A
に基づいて、Lレベルの信号をNANDゲート111〜
11mの各々へ出力する。したがって、NANDゲート
111〜11mの各々は、入力されるアドレス信号X0
〜Xn,/X0〜/Xnの論理に拘わらず、必ず、Hレ
ベルの信号を出力する。つまり、スペアデコーダ121
は、行デコーダ11に入力されるアドレス信号X0〜X
n,/X0〜/Xnを全て不活性化する信号Aを行デコ
ーダ11へ出力する。そして、ワード線ドライバ13の
インバータ133〜13mの各々は、Hレベルの入力信
号に基づいてLレベルの信号を出力し、セクタ<2>〜
セクタ<m>の各々を不活性化する。また、NANDゲ
ート132は、NANDゲート112のHレベルの出力
信号とスペアデコーダ122のHレベルの信号Cとに基
づいてLレベルの信号を出力し、代替良セクタ1422
を不活性化する。さらに、NANDゲート131は、N
ANDゲート111のHレベルの出力信号と、スペアデ
コーダ121のLレベルの信号Bとに基づいてHレベル
の信号を出力し、代替良セクタ1421を活性化する。
【0075】これによって、不良セクタであるセクタ<
m>1423の代わりに冗長領域142の代替良セクタ
1421が選択され、データの書込み、読出し、および
消去が行なわれる。
【0076】つぎに、アドレス信号X0〜Xn,/X0
〜/Xnによって冗長領域142中の代替良セクタが指
定された場合について説明する。スペアデコーダ12
1,122の判定回路1200は、デコードされた行ア
ドレスに基づいてPROM1210を検索し、代替良セ
クタが指定されたことを検出する。そして、スペアデコ
ーダ121,122の判定回路1200は、代替良セク
タが指定されたことを示す信号を制御回路1220へ出
力する。
【0077】そうすると、スペアデコーダ121,12
2の制御回路1220は、Lレベルの信号A,DとHレ
ベルの信号B,Cとを出力する。ANDゲート123
は、Lレベルの信号を行デコーダ11のNANDゲート
111〜11mの各々へ出力する。NANDゲート11
1〜11mの各々は、入力されるアドレス信号X0〜X
n,/X0〜/Xnの論理に拘わらず、必ず、Hレベル
の信号を出力する。そして、ワード線ドライバ13のイ
ンバータ133〜13mの各々は、Hレベルの入力信号
に基づいてLレベルの信号を出力し、セクタ<2>〜セ
クタ<m>の各々を不活性化する。また、NANDゲー
ト132は、NANDゲート112のHレベルの出力信
号とスペアデコーダ122のHレベルの信号Cとに基づ
いてLレベルの信号を出力し、代替良セクタ1422を
不活性化する。さらに、NANDゲート131は、NA
NDゲート111のHレベルの出力信号と、スペアデコ
ーダ121のHレベルの信号Bとに基づいてLレベルの
信号を出力し、代替良セクタ1421を不活性化する。
【0078】つまり、冗長領域142の代替良セクタが
行アドレスによって指定されるとき、データ領域141
中の全てのセクタを不活性化する(「非選択にする」と
も言う。)。この場合、ビット線を活性化することによ
ってデータが読出されるが、いずれのメモリセルからも
データ「0」しか読出されない。通常、いずれのメモリ
セルのデータも「0」であることはないので、データ領
域141中の全てのセクタを非活性化することにより不
良セクタを選択することができる。また、データ「0」
ではなく、データ「1」が全てのメモリセルから読出さ
れるようにしても良い。
【0079】最後に、アドレス信号X0〜Xn,/X0
〜/Xnによって良セクタが指定された場合について説
明する。この場合、スペアデコーダ121,122の判
定回路1200は、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜
/Xnをデコードした行アドレスに基づいてPROM1
210を検索し、行アドレスによって指定された行セク
タが良セクタであることを検出する。そして、スペアデ
コーダ121,122の判定回路1200は、良セクタ
が指定されたことを示す信号を制御回路1220へ出力
する。
【0080】そうすると、スペアデコーダ121,12
2の制御回路1220は、行デコーダ11がアドレス信
号X0〜Xn,/X0〜/Xnによってセクタ<2>〜
セクタ<m>のいずれかを選択可能にするHレベルの信
号A,DをANDゲート123へ出力し、冗長領域14
2中の代替良セクタ1421,1422を非活性化する
Hレベルの信号B,Cを、それぞれ、ワード線ドライバ
13のNANDゲート131,132へ出力する。
【0081】ANDゲート123は、Hレベルの信号を
行デコーダ11のNAND111〜11mの各々へ出力
する。NAND111〜11mの各々は、ANDゲート
123からの出力信号の他にアドレス信号X0〜Xn,
/X0〜/Xnから選択された2つのアドレス信号が入
力されるため、その2つのアドレス信号の論理に従った
信号を出力する。たとえば、セクタ<2>が行ドレスに
よって指定されるとき、NANDゲート113には、H
レベルの2つのアドレス信号が入力されるためNAND
ゲート113はLレベルの信号を出力し、ワード線ドラ
イバ13のインバータ133はLレベルの信号に基づい
てHレベルの信号を出力し、セクタ<2>を活性化す
る。
【0082】そして、行デコーダ11のNANDゲート
113以外のNANDゲート111,112,・・・,
11mの各々には、いずれか一方がLレベルである2つ
のアドレス信号が入力されるため、NANDゲート11
3以外のNANDゲート111,112,・・・,11
mの各々は、Hレベルの信号を出力する。そうすると、
ワード線ドライバ13のインバータ134〜13mの各
々は、Hレベルの信号に基づいてLレベルの信号を出力
し、セクタ<3>〜セクタ<m>を非活性化する。ま
た、NANDゲート131は、NANDゲート111の
Hレベルの出力信号とHレベルの信号Bとに基づいてL
レベルの信号を出力し、代替良セクタ1421を非活性
化する。さらに、NANDゲート132は、NANDゲ
ート112のHレベルの出力信号とHレベルの信号Cと
に基づいてLレベルの信号を出力し、代替良セクタ14
22を非活性化する。
【0083】これによって、行アドレスによって指定さ
れた良セクタが選択され、データの書込み、読出し、お
よび消去が行なわれる。
【0084】上記においては、アドレス信号X0〜X
n,/X0〜/Xnによって代替良セクタが指定された
とき、データ領域141の全ての行セクタを非活性化す
ることによって不良セクタを選択すると説明したが、本
発明は、一般に不良セクタと代替良セクタとを1対1に
置換えるものであれば良い。つまり、アドレス信号X0
〜Xn,/X0〜/Xnによって不良セクタが指定され
たとき、その不良セクタに代わる代替良セクタを選択
し、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/Xnによって
代替良セクタが指定されたとき、その代替良セクタに対
応する不良セクタを選択するようにしても良い。
【0085】図5を参照して、不揮発性半導体記憶装置
100のデータ領域141は、所定数の行セクタから成
るブロックBLK1〜BLKrに分割され、各ブロック
BLK1〜BLKrを管理単位としてデータの書込み、
読出し、および消去が行なわれる。各ブロックBLK1
〜BLKrを構成するセクタ数としては、たとえば、8
セクタが用いられる。
【0086】ブロックBLK3,BLK6,BLKr−
4に不良セクタを含み、アドレス信号X0〜Xn,/X
0〜/Xnによって、それぞれ、3つの不良セクタが指
定された場合、上述したように、不良セクタに代わる代
替良セクタが選択されてデータの書込み、読出し、およ
び消去が行なわれる。また、アドレス信号X0〜Xn,
/X0〜/Xnによって代替良セクタが指定されたと
き、その代替良セクタに対応する不良セクタ、すなわ
ち、ブロックBLK3,BLK6,BLKr−4に含ま
れる不良セクタがそれぞれ選択される。
【0087】したがって、データ領域141の物理的配
置としては、図5に示すように3つのブロックBLK
3,BLK6,BLKr−4に、それぞれ、1つの不良
セクタが存在する配置になるが、論理的には図6に示す
ような配置になる。すなわち、3つのブロックBLK
3,BLK6,BLKr−4に含まれていた3つの不良
セクタは冗長領域142の1つのブロックBLKrにま
とめて配置される。これは、不良セクタと冗長領域14
2の代替良セクタとを1対1に対応付け、アドレス信号
X0〜Xn,/X0〜/Xnによって一方の行セクタが
指定されたときは他方の行セクタを選択し、アドレス信
号X0〜Xn,/X0〜/Xnによって他方の行セクタ
が指定されたとくは一方の行セクタを選択する構成を採
用していることによるものである。つまり、不良セクタ
と冗長領域の代替良セクタとを1対1に対応付けること
によって3つのブロックBLK3,BLK6,BLKr
−4にそれぞれ存在する3つの不良セクタを冗長領域1
42のブロックBLKrにまとめて配置されている3つ
の代替良セクタと、独立に置換えることが可能になるこ
とによるものである。
【0088】従来の不揮発性半導体記憶装置300にお
いては、図8に示す冗長回路310、行デコーダ32
0、およびワード線ドライバ330の回路図からも明ら
かなように、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/Xn
によって冗長領域341に配置された行セクタ341
1,3412が指定されることはなく、不良セクタ34
22と冗長領域341の行セクタ3411とが1対1に
置換えられることはない。したがって、データ領域34
2中の不良セクタを冗長領域341の良セクタと置換え
ても、論理的には図10に示すように不良セクタを含む
3つのブロックBLK3,BLK6,BLKr−4が単
に冗長領域341へ集められたに過ぎず、3つのブロッ
クBLK3,BLK6,BLKr−4が不良ブロックと
してデータの書込み、読出し、および消去が行なわれる
ことに変わりはない。
【0089】これに対して、本発明による不揮発性半導
体記憶装置100においては、図5に示すように3つの
ブロックBLK3,BLK6,BLKr−4に、それぞ
れ、1つの不良セクタが存在しても(従来の不揮発性半
導体記憶装置300における不良セクタの配置と同
じ。)、論理的には図6に示すように冗長領域142の
1つのブロックBLKrに3つの不良セクタがまとめら
れたことになるので、不良ブロックは1つになり、不揮
発性半導体記憶装置100の不良率を大幅に低下させる
ことができる。
【0090】本発明においては、冗長領域142の代替
良セクタは、不良セクタの数に応じて設けられる。そし
て、不良セクタの数が8セクタまでは代替良セクタは冗
長領域142の1つのブロックにまとめられ、不良セク
タの数が8セクタを超えれば冗長領域の2つのブロック
にわたって代替良セクタが配置される。
【0091】また、各ブロックBLK1〜BLKrを構
成する行セクタの数は8セクタに限定されず、どのよう
なセクタ数であっても良い。
【0092】さらに、上記においては、PROM121
0は、ヒューズ方式のPROMであると説明したが、こ
れに限らず、PROM1210は、接合短絡型メモリセ
ルまたは絶縁膜破壊型メモリセルを用いたPROMであ
っても良い。
【0093】再び、図1を参照して、不揮発性半導体記
憶装置100へのデータの書込み、読出し、および消去
の動作について説明する。まず、データの書込み動作に
ついて説明する。チップイネーブル信号/CEが入出力
端子を介して入力されると、コマンドデコーダ70は、
チップイネーブル信号/CEに基づいて内部制御信号を
生成し、アドレスバッファ50、制御回路60、および
入出力回路80へ内部制御信号を出力する。制御回路6
0は、書込み時の電圧をワード線ドライバ13へ出力す
るように電圧制御回路20を制御するとともに、データ
制御回路90およびデータラッチ回路120を書込みモ
ードへ移行させる。
【0094】一方、アドレスバッファ50は、入出力端
子を介して入力されたワードイネーブル信号/WEに基
づいてセクタ選択回路10中の行デコーダ11を活性化
するとともに、行デコーダ11へアドレス信号X0〜X
n,/X0〜/Xnを出力する。そうすると、セクタ選
択回路10は、上述したように、アドレス信号X0〜X
n,/X0〜/Xnによって、不良セクタが指定された
とき代替良セクタを選択し、代替良セクタが指定された
とき不良セクタを選択し、良セクタが指定されたとき良
セクタを選択する。そして、セクタ選択回路10は、選
択された行セクタを電圧制御回路20からの電圧を用い
て活性化する。また、アドレスバッファ50は、入出力
端子を介して入力されたビットイネーブル信号/BEに
基づいて列デコーダを活性化させ、列デコーダ40へア
ドレス信号X0〜Xn,/X0〜/Xnを出力する。列
デコーダ40は、アドレス信号X0〜Xn,/X0〜/
Xnをデコードし、そのデコードした列アドレスをデー
タラッチ回路120へ出力する。
【0095】そして、入出力回路80は、入出力端子か
ら入力された書込みデータをデータ制御回路90へ出力
し、データ制御回路90は、メインアンプ110を介し
て書込みデータをデータラッチ回路120へ出力する。
データラッチ回路120は、列デコーダ40からの列ア
ドレスによって指定されたビット線を活性化し、その活
性化したビット線へ書込みデータをセンスラッチ回路1
30を介して書込む。これによって、メモリセルアレイ
140の複数のメモリセルにデータが書込まれる。
【0096】次に、データの読出し動作について説明す
る。セクタ選択回路10がアドレス信号X0〜Xn,/
X0〜/Xnによって指定された行セクタを選択するま
での動作はデータの書込み時の動作と同じである。デー
タの読出し時は、制御回路60は、データの書込み時よ
りも低い電圧をワード線ドライバ13へ出力するように
電圧制御回路20を制御する。電圧制御回路20は、デ
ータの書込み時よりも低い電圧をワード線ドライバ13
へ出力し、ワード線ドライバ13は、選択された行セク
タをデータの書込み時よりも低い電圧によって活性化す
る。
【0097】データラッチ回路120は、列デコーダ4
0からの列アドレスによって指定されたビット線を活性
化し、センスラッチ回路130は、活性化されたビット
線上のデータを増幅してデータラッチ回路120へ出力
する。
【0098】データラッチ回路120は、読出しデータ
をメインアンプ110へ出力し、メインアンプ110
は、読出しデータをさらに増幅してデータ制御回路90
へ出力する。データ制御回路90は、読出しデータを入
出力回路80へ出力し、入出力回路80は、読出しデー
タを入出力端子を介して外部へ出力する。
【0099】最後に、データの消去動作について説明す
る。データの消去が行なわれるとき、制御回路60は、
データの書込み時と同じ電圧をワード線ドライバ13へ
出力するように電圧制御回路20を制御する。電圧制御
回路20は、データの書込み時と同じ電圧を生成し、ワ
ード線ドライバ13へ出力する。データの書込み時、お
よび読出し時と同じ方法によって行セクタが選択され、
その選択されたセクタは高い電圧によって活性化され
る。
【0100】そして、データラッチ回路120は、列デ
コーダからの列アドレスによって指定されたビット線を
活性化して対応するメモリセルに記憶されたデータを消
去する。
【0101】本発明によれば、不揮発性半導体記憶装置
100は、不良セクタと代替良セクタとを1対1に置換
える構成を採用するので、所定数の行セクタから成るブ
ロックを管理単位としてデータの書込み、読出し、およ
び消去を行なったとき、不良率を大きく低下できる。
【0102】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、不揮発性半導体記憶装
置100は、不良セクタと代替良セクタとを1対1に置
換える構成を採用するので、所定数の行セクタから成る
ブロックを管理単位としてデータの書込み、読出し、お
よび消去を行なったとき、不良率を大きく低下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による不揮発性半導体記
憶装置の概略ブロック図である。
【図2】 図1に示す不揮発性半導体記憶装置のセクタ
選択回路の回路図である。
【図3】 図2に示すセクタ選択回路のスペアデコーダ
の回路図である。
【図4】 ヒューズ方式によるメモリセルの回路図であ
る。
【図5】 図1の不揮発性半導体記憶装置のデータ領域
に含まれる不良セクタの物理的配置図である。
【図6】 図1の不揮発性半導体記憶装置のデータ領域
に含まれる不良セクタの論理的配置図である。
【図7】 従来の不揮発性半導体記憶装置の概略ブロッ
ク図である。
【図8】 図7に示す不揮発性半導体記憶装置の冗長回
路、行デコーダ、およびワード線ドライバの回路図であ
る。
【図9】 図7の不揮発性半導体記憶装置のデータ領域
に含まれる不良セクタの物理的配置図である。
【図10】 図7の不揮発性半導体記憶装置のデータ領
域に含まれる不良セクタの論理的配置図である。
【符号の説明】
10 セクタ選択回路、11,320 行デコーダ、1
2,30,310 冗長回路、13,330 ワード線
ドライバ、20 電圧制御回路、40 列デコーダ、5
0 アドレスバッファ、60,1220 制御回路、7
0 コマンドデコーダ、80 入出力回路、90 デー
タ制御回路、100,300 不揮発性半導体記憶装
置、110 メインアンプ、120 データラッチ回
路、111〜11m,131,132,321〜32n
NANDゲート、121,122,311,312
スペアデコーダ、123,313 ANDゲート、13
0 センスラッチ回路、133〜13m,151〜15
n,328,329,331〜33n,351〜35n
インバータ、140,340 メモリセルアレイ、1
41,342 データ領域、142,144,341,
344 冗長領域、143,343 管理領域、350
読出し/書込み回路1200 判定回路、1210
PROM、1211 ワード線、1212 ビット線、
1213 npnトランジスタ、1214 ヒューズ、
1421,1422 セクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 639B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルを有する行方向に配置
    されたセクタを複数含むブロックを管理単位としてデー
    タの書込み、読出し、および消去を行なう不揮発性半導
    体記憶装置であって、 前記ブロックを複数個含むデータ領域を有するメモリセ
    ルアレイと、 前記データ領域に含まれる複数のセクタの各々を指定す
    るための行アドレス信号を入力し、前記行アドレス信号
    が不良セクタを指定するとき前記不良セクタに代わる代
    替良セクタを選択し、前記行アドレス信号が前記代替良
    セクタを指定するとき前記代替良セクタを非選択にする
    セクタ選択回路と、 前記セクタ選択回路によって選択されたセクタを活性化
    し、前記セクタ選択回路によって非選択にされたセクタ
    を非活性化するセクタ活性化回路とを備え、 前記代替良セクタは、前記不良セクタの数に応じて少な
    くとも1つのブロックに設けられる不揮発性半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 前記セクタ選択回路は、前記行アドレス
    信号が前記代替セクタを指定するとき前記複数のセクタ
    を全て非選択にすることによって前記不良セクタを選択
    する、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記データ領域は、前記代替良セクタが
    設けられた少なくとも1つのブロックから成る冗長領域
    を含む、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記セクタ選択回路は、 前記行アドレス信号をデコードし、そのデコードした行
    アドレスを前記活性化回路へ出力する行デコーダと、 前記行アドレス信号が前記不良セクタを指定するとき前
    記不良セクタを非選択にする救済信号を前記行デコーダ
    へ出力し、前記代替良セクタを活性化する活性化信号を
    前記活性化回路へ出力し、前記行アドレス信号が前記代
    替良セクタを指定するとき前記複数のセクタを非選択に
    する非選択信号を前記行デコーダへ出力する冗長回路と
    を含む、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記行デコーダは、前記データ領域に含
    まれる複数のセクタに対応して設けられ、前記行アドレ
    ス信号と前記救済信号との論理積を演算する複数の第1
    の論理素子から成り、 前記活性化回路は、 前記冗長領域に含まれる代替良セクタに対応して設けら
    れ、前記第1の論理素子からの出力信号と前記活性化信
    号との論理積を演算する少なくとも1つの第2の論理素
    子と、 前記冗長領域以外のデータ領域に含まれる複数のセクタ
    に対応して設けられ、前記第1の論理素子からの出力信
    号を反転する複数の第3の論理素子とから成る、請求項
    4に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記冗長回路は、前記冗長領域以外の領
    域における不良セクタに代わる代替良セクタが前記冗長
    領域に保持されていることを示す冗長情報を記憶したプ
    ログラマブルROMを含む、請求項4に記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記プログラマブルROMは、フューズ
    方式によって前記冗長情報を記憶する、請求項6に記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
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