JP2001184893A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置Info
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- JP2001184893A JP2001184893A JP36572799A JP36572799A JP2001184893A JP 2001184893 A JP2001184893 A JP 2001184893A JP 36572799 A JP36572799 A JP 36572799A JP 36572799 A JP36572799 A JP 36572799A JP 2001184893 A JP2001184893 A JP 2001184893A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の消去ブロックに分割されているメモリ
セルアレイでのビット線の冗長を可能とする不揮発性半
導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイA2への書込み時に冗
長ビット線6、7および冗長救済対象のビット線4、5
の両方を選択可能とすることにより、冗長ビット線6、
7に接続された冗長メモリセルアレイ27を書込み対象
とする場合には、冗長救済対象のビット線4、5に接続
されているメモリセルアレイ26に対しても、同時に書
込み動作を行う。
セルアレイでのビット線の冗長を可能とする不揮発性半
導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイA2への書込み時に冗
長ビット線6、7および冗長救済対象のビット線4、5
の両方を選択可能とすることにより、冗長ビット線6、
7に接続された冗長メモリセルアレイ27を書込み対象
とする場合には、冗長救済対象のビット線4、5に接続
されているメモリセルアレイ26に対しても、同時に書
込み動作を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルの記憶
情報が電気的に一括して消去可能で記憶情報の不揮発性
を有する例えばフラッシュメモリ等の不揮発性半導体記
憶装置に関するものである。
情報が電気的に一括して消去可能で記憶情報の不揮発性
を有する例えばフラッシュメモリ等の不揮発性半導体記
憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年広く使用されている不揮発性半導体
記憶装置、特にフラッシュメモリは、メモリセルの記憶
情報に対して電気的に一括して消去を行うことが可能な
半導体記憶装置であり、複数のビット線が接続されたメ
モリセルアレイを構成するメモリセルがビット線毎に複
数接続され、それらメモリセルの記憶情報をビット線単
位で消去可能で、かつ記憶情報の不揮発性を有し、ま
た、メモリセルアレイ内のソースノードを分割すること
により、そのようにして分割したメモリセルアレイのそ
れぞれを消去ブロックとして、ブロック単位で消去が可
能なように構成されている。
記憶装置、特にフラッシュメモリは、メモリセルの記憶
情報に対して電気的に一括して消去を行うことが可能な
半導体記憶装置であり、複数のビット線が接続されたメ
モリセルアレイを構成するメモリセルがビット線毎に複
数接続され、それらメモリセルの記憶情報をビット線単
位で消去可能で、かつ記憶情報の不揮発性を有し、ま
た、メモリセルアレイ内のソースノードを分割すること
により、そのようにして分割したメモリセルアレイのそ
れぞれを消去ブロックとして、ブロック単位で消去が可
能なように構成されている。
【0003】このような従来の不揮発性半導体記憶装置
について、上記のフラッシュメモリを例に挙げて説明す
る。図1は従来の不揮発性半導体記憶装置におけるメモ
リセルアレイの構成を示す回路図である。この不揮発性
半導体記憶装置は、図1に示すように、複数のビット線
4、5、6、7が接続され複数のメモリセル(例えばメ
モリセル10)からなるメモリセルアレイA1を有し、
メモリセルの記憶情報の不揮発性を記憶特性として持っ
ており、メモリセルアレイA1を構成するメモリセルが
ビット線毎に複数接続され、メモリセルの記憶情報をビ
ット線4、5、6、7単位で消去するとともに、不良メ
モリセルが接続されたビット線を冗長ビット線6、7と
して置き換え可能で、さらに、メモリセルアレイA1を
異なるソース線8、9をもつブロックとして消去ブロッ
ク11と消去ブロック12とに分割し、それぞれブロッ
ク単位での消去が可能となるような構成を持たせてい
る。
について、上記のフラッシュメモリを例に挙げて説明す
る。図1は従来の不揮発性半導体記憶装置におけるメモ
リセルアレイの構成を示す回路図である。この不揮発性
半導体記憶装置は、図1に示すように、複数のビット線
4、5、6、7が接続され複数のメモリセル(例えばメ
モリセル10)からなるメモリセルアレイA1を有し、
メモリセルの記憶情報の不揮発性を記憶特性として持っ
ており、メモリセルアレイA1を構成するメモリセルが
ビット線毎に複数接続され、メモリセルの記憶情報をビ
ット線4、5、6、7単位で消去するとともに、不良メ
モリセルが接続されたビット線を冗長ビット線6、7と
して置き換え可能で、さらに、メモリセルアレイA1を
異なるソース線8、9をもつブロックとして消去ブロッ
ク11と消去ブロック12とに分割し、それぞれブロッ
ク単位での消去が可能となるような構成を持たせてい
る。
【0004】また、メモリセルアレイA1を構成する複
数のメモリセルは、それらのうち、例えばメモリセル1
0のように、ゲートノードにワード線1、ドレインノー
ドにビット線4、ソースノードにソース線8が、それぞ
れ接続されており、他のメモリセルも同様に、ワード線
1、2、3…m、nは各行ごとに、ビット線4、5、
6、7は各列ごとに、ソース線8、9は各消去ブロック
11、12ごとに接続されている。
数のメモリセルは、それらのうち、例えばメモリセル1
0のように、ゲートノードにワード線1、ドレインノー
ドにビット線4、ソースノードにソース線8が、それぞ
れ接続されており、他のメモリセルも同様に、ワード線
1、2、3…m、nは各行ごとに、ビット線4、5、
6、7は各列ごとに、ソース線8、9は各消去ブロック
11、12ごとに接続されている。
【0005】いま、例えばメモリセル10に欠陥があ
り、ビット線4および冗長ビット線6のそれぞれに対す
る外部接続を互いに置き換え、ビット線4を冗長ビット
線に変更したとする。このとき、ビット線4に接続する
メモリセルは、ビット線4が選択されないため、読み出
し動作および書込み動作はできない。しかし、消去動作
については、ソース線8、9が各消去ブロック11、1
2内で共通に接続されているため、ビット線の選択ある
いは非選択に関わらず行われることになる。そのため、
エンデュランス回数が増加すると、書込みは行われない
にも関わらず、消去は常に行われるため、ビット線4に
接続されているすべてのメモリセルは、過消去状態とな
る。
り、ビット線4および冗長ビット線6のそれぞれに対す
る外部接続を互いに置き換え、ビット線4を冗長ビット
線に変更したとする。このとき、ビット線4に接続する
メモリセルは、ビット線4が選択されないため、読み出
し動作および書込み動作はできない。しかし、消去動作
については、ソース線8、9が各消去ブロック11、1
2内で共通に接続されているため、ビット線の選択ある
いは非選択に関わらず行われることになる。そのため、
エンデュランス回数が増加すると、書込みは行われない
にも関わらず、消去は常に行われるため、ビット線4に
接続されているすべてのメモリセルは、過消去状態とな
る。
【0006】この状態で、消去ブロック11に対しての
み消去動作を行う場合について説明する。ここで、消去
動作を行うためのモデルとして、メモリセルのゲート電
圧を0V、ソース電圧として高電圧を印加する場合を考
えると、消去ブロック12には、消去を行っていないた
め、そのソース線9は0Vに固定されている。したがっ
て、ビット線4を介して接続されるソース線8には高電
圧が印加され、ソース線9は0Vに固定されているた
め、ソース線8とソース線9との間に電位差を生じてし
まう。ここで、ビット線4に接続しているメモリセルが
過消去状態であれば、ビット線に過消去電流が流れ、こ
れにより、ソース線8の電位が降下してしまう。
み消去動作を行う場合について説明する。ここで、消去
動作を行うためのモデルとして、メモリセルのゲート電
圧を0V、ソース電圧として高電圧を印加する場合を考
えると、消去ブロック12には、消去を行っていないた
め、そのソース線9は0Vに固定されている。したがっ
て、ビット線4を介して接続されるソース線8には高電
圧が印加され、ソース線9は0Vに固定されているた
め、ソース線8とソース線9との間に電位差を生じてし
まう。ここで、ビット線4に接続しているメモリセルが
過消去状態であれば、ビット線に過消去電流が流れ、こ
れにより、ソース線8の電位が降下してしまう。
【0007】そのため、上記のようなメモリセルアレイ
構成のとき、メモリセル10に欠陥がある場合には、そ
の冗長救済は、ソース線8、9に接続しているメモリセ
ル(消去ブロック11、12内のすべてのメモリセル)
に対して行っている。
構成のとき、メモリセル10に欠陥がある場合には、そ
の冗長救済は、ソース線8、9に接続しているメモリセ
ル(消去ブロック11、12内のすべてのメモリセル)
に対して行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の不揮発性半導体記憶装置では、メモリセル1
0の欠陥に対して、ビット線を冗長ビット線として置き
換える場合には、そのビット線に接続されている複数の
メモリセルが、異なるソース線をもつ複数の消去ブロッ
クに分割されていると、冗長救済対象のビット線に接続
しているビット線は、エンデュランス回数が増加するに
つれ過消去状態となる。
うな従来の不揮発性半導体記憶装置では、メモリセル1
0の欠陥に対して、ビット線を冗長ビット線として置き
換える場合には、そのビット線に接続されている複数の
メモリセルが、異なるソース線をもつ複数の消去ブロッ
クに分割されていると、冗長救済対象のビット線に接続
しているビット線は、エンデュランス回数が増加するに
つれ過消去状態となる。
【0009】この状態で、消去ブロックごとに消去を行
えば、消去ブロックと非消去ブロックのソース線間に、
電位差が生じ、過消去電流によって、実際に消去動作を
行う消去ブロックのソース電位が降下してしまうという
問題点を有していた。本発明は、上記従来の問題点を解
決するもので、冗長救済後に、冗長救済対象のビット線
に接続されているメモリセルが過消去状態となることを
防止することができ、複数の消去ブロックに分割されて
いるメモリセルアレイ構成においても、ビット線の冗長
を実現することができる不揮発性半導体記憶装置を提供
する。
えば、消去ブロックと非消去ブロックのソース線間に、
電位差が生じ、過消去電流によって、実際に消去動作を
行う消去ブロックのソース電位が降下してしまうという
問題点を有していた。本発明は、上記従来の問題点を解
決するもので、冗長救済後に、冗長救済対象のビット線
に接続されているメモリセルが過消去状態となることを
防止することができ、複数の消去ブロックに分割されて
いるメモリセルアレイ構成においても、ビット線の冗長
を実現することができる不揮発性半導体記憶装置を提供
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不良メモリ
セルが接続されたビット線を冗長ビット線に置き換えた
後に、冗長救済対象のビット線に接続されているメモリ
セルアレイ内の全てのソースノードを、冗長ビット線に
接続されたメモリセル群から電気的あるいは物理的に切
り離すことにより、冗長ビット線に接続された不良メモ
リセルを含む他のメモリセルアレイが消去動作状態にな
ったとしても、冗長救済対象のビット線に接続されてい
るメモリセルアレイは消去状態にならないようにして、
このメモリセルアレイ内のメモリセルが過消去状態とな
ることを回避可能とすることを特徴とする。
めに、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、不良メモリ
セルが接続されたビット線を冗長ビット線に置き換えた
後に、冗長救済対象のビット線に接続されているメモリ
セルアレイ内の全てのソースノードを、冗長ビット線に
接続されたメモリセル群から電気的あるいは物理的に切
り離すことにより、冗長ビット線に接続された不良メモ
リセルを含む他のメモリセルアレイが消去動作状態にな
ったとしても、冗長救済対象のビット線に接続されてい
るメモリセルアレイは消去状態にならないようにして、
このメモリセルアレイ内のメモリセルが過消去状態とな
ることを回避可能とすることを特徴とする。
【0011】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置
は、メモリセルアレイへの書込み時に冗長ビット線およ
び冗長救済対象のビット線の両方を選択可能とすること
により、冗長ビット線に接続されたメモリセルを書込み
対象とする場合には、冗長救済対象のビット線に接続さ
れているメモリセルに対しても、同時に書込み動作を行
うことを特徴とする。
は、メモリセルアレイへの書込み時に冗長ビット線およ
び冗長救済対象のビット線の両方を選択可能とすること
により、冗長ビット線に接続されたメモリセルを書込み
対象とする場合には、冗長救済対象のビット線に接続さ
れているメモリセルに対しても、同時に書込み動作を行
うことを特徴とする。
【0012】以上により、冗長救済後に、冗長救済対象
のビット線に接続されているメモリセルが過消去状態と
なることを防止することができ、複数の消去ブロックに
分割されているメモリセルアレイ構成においても、ビッ
ト線の冗長を実現することができる。
のビット線に接続されているメモリセルが過消去状態と
なることを防止することができ、複数の消去ブロックに
分割されているメモリセルアレイ構成においても、ビッ
ト線の冗長を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の不揮発
性半導体記憶装置は、複数のビット線が接続されたメモ
リセルアレイを構成するメモリセルがビット線毎に複数
接続され、前記メモリセルの記憶情報をビット線単位で
消去するとともに、不良メモリセルが接続されたビット
線を冗長ビット線として置き換え可能で、かつ前記記憶
情報の不揮発性を有する不揮発性半導体記憶装置であっ
て、前記冗長ビット線への置き換えの後に、前記冗長ビ
ット線に接続された前記不良メモリセルを含むメモリセ
ル群から、前記冗長ビット線以外のビット線に接続され
ているすべてのメモリセルのソースノードを電気的ある
いは物理的に切り離すための手段を備えた構成とする。
性半導体記憶装置は、複数のビット線が接続されたメモ
リセルアレイを構成するメモリセルがビット線毎に複数
接続され、前記メモリセルの記憶情報をビット線単位で
消去するとともに、不良メモリセルが接続されたビット
線を冗長ビット線として置き換え可能で、かつ前記記憶
情報の不揮発性を有する不揮発性半導体記憶装置であっ
て、前記冗長ビット線への置き換えの後に、前記冗長ビ
ット線に接続された前記不良メモリセルを含むメモリセ
ル群から、前記冗長ビット線以外のビット線に接続され
ているすべてのメモリセルのソースノードを電気的ある
いは物理的に切り離すための手段を備えた構成とする。
【0014】この構成によると、不良メモリセルが接続
されたビット線を冗長ビット線に置き換えた後に、冗長
救済対象のビット線に接続されているメモリセルアレイ
内の全てのソースノードを、冗長ビット線に接続された
メモリセル群から電気的あるいは物理的に切り離すこと
により、冗長ビット線に接続された不良メモリセルを含
む他のメモリセルアレイが消去動作状態になったとして
も、冗長救済対象のビット線に接続されているメモリセ
ルアレイは消去状態にならないようにして、このメモリ
セルアレイ内のメモリセルが過消去状態となることを回
避可能とする。
されたビット線を冗長ビット線に置き換えた後に、冗長
救済対象のビット線に接続されているメモリセルアレイ
内の全てのソースノードを、冗長ビット線に接続された
メモリセル群から電気的あるいは物理的に切り離すこと
により、冗長ビット線に接続された不良メモリセルを含
む他のメモリセルアレイが消去動作状態になったとして
も、冗長救済対象のビット線に接続されているメモリセ
ルアレイは消去状態にならないようにして、このメモリ
セルアレイ内のメモリセルが過消去状態となることを回
避可能とする。
【0015】請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置
は、請求項1に記載のメモリセルアレイへの書込み時に
冗長ビット線および冗長救済対象のビット線の両方を選
択可能とし、前記冗長ビット線に接続されたメモリセル
を書込み対象とする場合には、前記冗長救済対象のビッ
ト線に接続されているメモリセルに対しても、同時に書
込み動作を行うための手段を備えた構成とする。
は、請求項1に記載のメモリセルアレイへの書込み時に
冗長ビット線および冗長救済対象のビット線の両方を選
択可能とし、前記冗長ビット線に接続されたメモリセル
を書込み対象とする場合には、前記冗長救済対象のビッ
ト線に接続されているメモリセルに対しても、同時に書
込み動作を行うための手段を備えた構成とする。
【0016】この構成によると、メモリセルアレイへの
書込み時に冗長ビット線および冗長救済対象のビット線
の両方を選択可能とすることにより、冗長ビット線に接
続されたメモリセルを書込み対象とする場合には、冗長
救済対象のビット線に接続されているメモリセルに対し
ても、同時に書込み動作を行う。以下、本発明の実施の
形態を示す不揮発性半導体記憶装置について、図面を参
照しながら具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1の不揮発性半導
体記憶装置を説明する。
書込み時に冗長ビット線および冗長救済対象のビット線
の両方を選択可能とすることにより、冗長ビット線に接
続されたメモリセルを書込み対象とする場合には、冗長
救済対象のビット線に接続されているメモリセルに対し
ても、同時に書込み動作を行う。以下、本発明の実施の
形態を示す不揮発性半導体記憶装置について、図面を参
照しながら具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1の不揮発性半導
体記憶装置を説明する。
【0017】図2は本実施の形態1の不揮発性半導体記
憶装置におけるメモリセルアレイA2の構成を示す回路
図であり、基本的な構成としては、従来の技術の説明の
際に用いた図1と同様である。ここでは、その回路例と
して、メモリセルのソースノードを物理的に切り離す手
段を備えた場合を示している。この不揮発性半導体記憶
装置は、図2に示すように、メモリセルアレイA2を、
異なるソース線8、9をもつブロックとして消去ブロッ
ク11および消去ブロック12に分割し、それぞれブロ
ック単位での消去が可能となる構成を持たせている。複
数のメモリセルのうち、例えばメモリセル10は、ゲー
トノードにワード線1、ドレインノードにビット線4、
ソースノードにソース線8が、それぞれ接続されてい
る。他のメモリセルも同様に、ワード線1、2、3、
…、m、nは各行ごとに、ビット線4、5、6、7は各
列ごとに、ソース線8、9は各消去ブロック11、12
ごとに接続されている。
憶装置におけるメモリセルアレイA2の構成を示す回路
図であり、基本的な構成としては、従来の技術の説明の
際に用いた図1と同様である。ここでは、その回路例と
して、メモリセルのソースノードを物理的に切り離す手
段を備えた場合を示している。この不揮発性半導体記憶
装置は、図2に示すように、メモリセルアレイA2を、
異なるソース線8、9をもつブロックとして消去ブロッ
ク11および消去ブロック12に分割し、それぞれブロ
ック単位での消去が可能となる構成を持たせている。複
数のメモリセルのうち、例えばメモリセル10は、ゲー
トノードにワード線1、ドレインノードにビット線4、
ソースノードにソース線8が、それぞれ接続されてい
る。他のメモリセルも同様に、ワード線1、2、3、
…、m、nは各行ごとに、ビット線4、5、6、7は各
列ごとに、ソース線8、9は各消去ブロック11、12
ごとに接続されている。
【0018】さらに、各ビット線単位で、それぞれのビ
ット線4、5に接続されている複数のメモリセルに対応
するソース線8、9には、それらを切り離すためのヒュ
ーズ13、14が設けてある。いま、メモリセル10に
欠陥があり、外部接続の変更により、ビット線4を冗長
ビット線6に置き換えたとする。このとき、ビット線4
に接続されているすべてのメモリセルに対応するソース
線8、9の切り離しを制御するために、ヒューズ13、
14を切断する。
ット線4、5に接続されている複数のメモリセルに対応
するソース線8、9には、それらを切り離すためのヒュ
ーズ13、14が設けてある。いま、メモリセル10に
欠陥があり、外部接続の変更により、ビット線4を冗長
ビット線6に置き換えたとする。このとき、ビット線4
に接続されているすべてのメモリセルに対応するソース
線8、9の切り離しを制御するために、ヒューズ13、
14を切断する。
【0019】以上のようにして、不良メモリセルが接続
されたビット線を冗長ビット線に置き換えた後に、ヒュ
ーズを切断状態として、冗長救済対象のビット線に接続
されているメモリセルアレイ内の全てのソースノード
を、冗長ビット線に接続されたメモリセル群から物理的
に切り離すことにより、冗長ビット線に接続された不良
メモリセルを含む他のメモリセルアレイが消去動作状態
になったとしても、冗長救済対象のビット線に接続され
ているメモリセルアレイは消去状態にならないようにし
て、このメモリセルアレイ内のメモリセルが過消去状態
となることを回避可能とすることができる。
されたビット線を冗長ビット線に置き換えた後に、ヒュ
ーズを切断状態として、冗長救済対象のビット線に接続
されているメモリセルアレイ内の全てのソースノード
を、冗長ビット線に接続されたメモリセル群から物理的
に切り離すことにより、冗長ビット線に接続された不良
メモリセルを含む他のメモリセルアレイが消去動作状態
になったとしても、冗長救済対象のビット線に接続され
ているメモリセルアレイは消去状態にならないようにし
て、このメモリセルアレイ内のメモリセルが過消去状態
となることを回避可能とすることができる。
【0020】この場合、メモリセルの記憶情報に対する
読み出し動作時およびベリファイ動作時に、冗長救済対
象のビット線が選択されることがないため、上記のよう
にヒューズを切断することによる副作用は発生すること
がなく、特に問題となることは起こらない。以上の結
果、冗長救済後に、冗長救済対象のビット線に接続され
ているメモリセルが過消去状態となることを防止するこ
とができ、複数の消去ブロックに分割されているメモリ
セルアレイ構成においても、ビット線の冗長を実現する
ことができる。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2の不揮発性半導
体記憶装置を説明する。
読み出し動作時およびベリファイ動作時に、冗長救済対
象のビット線が選択されることがないため、上記のよう
にヒューズを切断することによる副作用は発生すること
がなく、特に問題となることは起こらない。以上の結
果、冗長救済後に、冗長救済対象のビット線に接続され
ているメモリセルが過消去状態となることを防止するこ
とができ、複数の消去ブロックに分割されているメモリ
セルアレイ構成においても、ビット線の冗長を実現する
ことができる。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2の不揮発性半導
体記憶装置を説明する。
【0021】図3は本実施の形態2の不揮発性半導体記
憶装置の構成を示すブロック図である。なお、この不揮
発性半導体記憶装置におけるメモリセルアレイ26およ
び冗長メモリセルアレイ27の構成は、図2に示すもの
と同様であり、冗長ビット線6、7に接続するメモリセ
ルへの書込み動作を行う場合に、前記のメモリセルだけ
でなく、冗長救済対象のビット線4、5に接続されてい
るメモリセルに対しても、同時に書き込み動作を行える
ように構成している。
憶装置の構成を示すブロック図である。なお、この不揮
発性半導体記憶装置におけるメモリセルアレイ26およ
び冗長メモリセルアレイ27の構成は、図2に示すもの
と同様であり、冗長ビット線6、7に接続するメモリセ
ルへの書込み動作を行う場合に、前記のメモリセルだけ
でなく、冗長救済対象のビット線4、5に接続されてい
るメモリセルに対しても、同時に書き込み動作を行える
ように構成している。
【0022】以上の構成において、アドレスバッファ1
6に取り込まれたアドレス信号は、冗長判定回路19に
よって、選択するビット線が冗長ビット線6、7かどう
かが判別される。選択するビット線が冗長ビット線6、
7であれば、Yデコーダ18によって、冗長ビット線選
択信号21をイネーブルにする。一方、制御回路28に
より/CE、/OE、/WEの制御信号に基づいて動作
モードが確定され、書込み回路25を介してモード判定
回路20で、動作モードが書込みモードと判定された場
合、Xデコーダ17によって、ビット線選択信号22も
同時にイネーブルとなる。ただし、書き込みモード以外
は、ビット線選択信号22は、常にディスイネーブルの
ままとなるように制御される。
6に取り込まれたアドレス信号は、冗長判定回路19に
よって、選択するビット線が冗長ビット線6、7かどう
かが判別される。選択するビット線が冗長ビット線6、
7であれば、Yデコーダ18によって、冗長ビット線選
択信号21をイネーブルにする。一方、制御回路28に
より/CE、/OE、/WEの制御信号に基づいて動作
モードが確定され、書込み回路25を介してモード判定
回路20で、動作モードが書込みモードと判定された場
合、Xデコーダ17によって、ビット線選択信号22も
同時にイネーブルとなる。ただし、書き込みモード以外
は、ビット線選択信号22は、常にディスイネーブルの
ままとなるように制御される。
【0023】以上のようにして、メモリセルアレイへの
書込み時に冗長ビット線および冗長救済対象のビット線
の両方を選択可能とすることにより、冗長ビット線に接
続されたメモリセルを書込み対象とする場合には、冗長
救済対象のビット線に接続されているメモリセルに対し
ても、同時に書込み動作を行うことができる。その結
果、冗長救済後に、冗長救済対象のビット線に接続され
ているメモリセルが過消去状態となることを防止するこ
とができ、複数の消去ブロックに分割されているメモリ
セルアレイ構成においても、ビット線の冗長を実現する
ことができる。
書込み時に冗長ビット線および冗長救済対象のビット線
の両方を選択可能とすることにより、冗長ビット線に接
続されたメモリセルを書込み対象とする場合には、冗長
救済対象のビット線に接続されているメモリセルに対し
ても、同時に書込み動作を行うことができる。その結
果、冗長救済後に、冗長救済対象のビット線に接続され
ているメモリセルが過消去状態となることを防止するこ
とができ、複数の消去ブロックに分割されているメモリ
セルアレイ構成においても、ビット線の冗長を実現する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、不良メモリセルが接続されたビット線を冗長ビ
ット線に置き換えた後に、冗長救済対象のビット線に接
続されているメモリセルアレイ内の全てのソースノード
を、冗長ビット線に接続されたメモリセル群から電気的
あるいは物理的に切り離すことにより、冗長ビット線に
接続された不良メモリセルを含む他のメモリセルアレイ
が消去動作状態になったとしても、冗長救済対象のビッ
ト線に接続されているメモリセルアレイは消去状態にな
らないようにして、このメモリセルアレイ内のメモリセ
ルが過消去状態となることを回避可能とすることができ
る。
よれば、不良メモリセルが接続されたビット線を冗長ビ
ット線に置き換えた後に、冗長救済対象のビット線に接
続されているメモリセルアレイ内の全てのソースノード
を、冗長ビット線に接続されたメモリセル群から電気的
あるいは物理的に切り離すことにより、冗長ビット線に
接続された不良メモリセルを含む他のメモリセルアレイ
が消去動作状態になったとしても、冗長救済対象のビッ
ト線に接続されているメモリセルアレイは消去状態にな
らないようにして、このメモリセルアレイ内のメモリセ
ルが過消去状態となることを回避可能とすることができ
る。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、メ
モリセルアレイへの書込み時に冗長ビット線および冗長
救済対象のビット線の両方を選択可能とすることによ
り、冗長ビット線に接続されたメモリセルを書込み対象
とする場合には、冗長救済対象のビット線に接続されて
いるメモリセルに対しても、同時に書込み動作を行うこ
とができる。
モリセルアレイへの書込み時に冗長ビット線および冗長
救済対象のビット線の両方を選択可能とすることによ
り、冗長ビット線に接続されたメモリセルを書込み対象
とする場合には、冗長救済対象のビット線に接続されて
いるメモリセルに対しても、同時に書込み動作を行うこ
とができる。
【0026】以上により、冗長救済後に、冗長救済対象
のビット線に接続されているメモリセルが過消去状態と
なることを防止することができ、複数の消去ブロックに
分割されているメモリセルアレイ構成においても、ビッ
ト線の冗長を実現することができる。
のビット線に接続されているメモリセルが過消去状態と
なることを防止することができ、複数の消去ブロックに
分割されているメモリセルアレイ構成においても、ビッ
ト線の冗長を実現することができる。
【図1】従来の不揮発性半導体記憶装置におけるメモリ
セルアレイの構成を示す回路図
セルアレイの構成を示す回路図
【図2】本発明の実施の形態1の不揮発性半導体記憶装
置におけるメモリセルアレイの構成を示す回路図
置におけるメモリセルアレイの構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態2の不揮発性半導体記憶装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
1、2、3…m、n ワード線 4、5 ビット線 6、7 冗長ビット線 8、9 ソース線 10 メモリセル 11、12 消去ブロック 13、14 ヒューズ 16 アドレスバッファ 17 Xデコーダ 18 Yデコーダ 19 冗長判定回路 20 モード判定回路 21 冗長ビット線選択信号 22 ビット線選択信号 23 ワード線選択信号 24 入出力バッファ 25 書込み回路 26 メモリセルアレイ 27 冗長メモリセルアレイ 28 制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のビット線が接続されたメモリセル
アレイを構成するメモリセルがビット線毎に複数接続さ
れ、前記メモリセルの記憶情報をビット線単位で消去す
るとともに、不良メモリセルが接続されたビット線を冗
長ビット線として置き換え可能で、かつ前記記憶情報の
不揮発性を有する不揮発性半導体記憶装置であって、前
記冗長ビット線への置き換えの後に、前記冗長ビット線
に接続された前記不良メモリセルを含むメモリセル群か
ら、前記冗長ビット線以外のビット線に接続されている
すべてのメモリセルのソースノードを電気的あるいは物
理的に切り離すための手段を備えた不揮発性半導体記憶
装置。 - 【請求項2】 メモリセルアレイへの書込み時に冗長ビ
ット線および冗長救済対象のビット線の両方を選択可能
とし、前記冗長ビット線に接続されたメモリセルを書込
み対象とする場合には、前記冗長救済対象のビット線に
接続されているメモリセルに対しても、同時に書込み動
作を行うための手段を備えた請求項1に記載の不揮発性
半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36572799A JP2001184893A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36572799A JP2001184893A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001184893A true JP2001184893A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18484971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36572799A Pending JP2001184893A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001184893A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100742278B1 (ko) | 2005-11-23 | 2007-07-24 | 삼성전자주식회사 | 향상된 동작 속도 및 듀얼 프로그램 기능을 갖는 낸드플래시 메모리 장치 |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36572799A patent/JP2001184893A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100742278B1 (ko) | 2005-11-23 | 2007-07-24 | 삼성전자주식회사 | 향상된 동작 속도 및 듀얼 프로그램 기능을 갖는 낸드플래시 메모리 장치 |
US7480187B2 (en) | 2005-11-23 | 2009-01-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Nonvolatile semiconductor memory with low-loading bit line architecture and method of programming the same |
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