JPH07272495A - 半導体記憶装置の冗長回路 - Google Patents

半導体記憶装置の冗長回路

Info

Publication number
JPH07272495A
JPH07272495A JP6061100A JP6110094A JPH07272495A JP H07272495 A JPH07272495 A JP H07272495A JP 6061100 A JP6061100 A JP 6061100A JP 6110094 A JP6110094 A JP 6110094A JP H07272495 A JPH07272495 A JP H07272495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory cell
cell array
column
row
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6061100A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Atsumi
滋 渥美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6061100A priority Critical patent/JPH07272495A/ja
Publication of JPH07272495A publication Critical patent/JPH07272495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、スペア行または列が増加し
た場合においても、不良アドレス記憶回路の占有面積の
増大を防止することが可能な半導体記憶装置の冗長回路
を提供する。 【構成】不良アドレス記憶回路20は冗長メモリセルア
レイを有している。この冗長メモリセルアレイはメモリ
セルアレイ15の列アドレスに対応した記憶容量を有
し、メモリセルアレイ15の不良列アドレスに対応した
アドレスにデータを記憶する。冗長メモリセルアレイか
ら不良列アドレスに応じてデータが出力されると、列デ
コーダ13は選択を中止し、スペア選択ゲート19はス
ペア列アレイ18を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば積層ゲート構
造を有するトランジスタをメモリセルとして使用する半
導体記憶装置に係わり、特に、その不良メモリセルを救
済する冗長回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、半導体記憶装置は大容量化してお
り、歩留りを向上させるために冗長回路を設けることが
必須の技術になってきている。この冗長回路は、メモリ
セルアレイの不良ビットを救済するためのスペアメモリ
セルと、フューズ素子群を備えたスペアプログラマブル
アドレスデコーダからなるスペアデコーダとを有し、こ
のスペアデコーダの出力を用いて前記スペアメモリセル
を選択する。上記スペアプログラマブルアドレスデコー
ダには、不良アドレスを記憶しておくための不良アドレ
ス記憶回路がデコードすべきアドレス信号に対応して複
数個設けられている。この不良アドレス記憶回路は、記
憶装置の動作電源がオフとされた場合、あるいは、記憶
装置にいかなるストレスが加わっても、記憶情報を失わ
ないように構成する必要がある。
【0003】図11は、従来の不良アドレス記憶回路を
示すものである。この回路は、不良アドレスデータの各
アドレス毎に設けられている。すなわち、デコードすべ
きアドレス信号に対応して複数個の不良アドレス記憶回
路が設けられている。
【0004】この回路は、不良アドレスデータのうちの
対応する1ビットのデータに応じて選択的に切断される
フューズ素子61と、このフューズ素子61が切断して
いるか否かを示すフューズ・データを電源投入時にラッ
チするラッチ回路60と、このラッチ回路60のラッチ
データに応じて1ビットのアドレス信号Adiまたはそ
の反転信号/Adiを選択して出力するセレクタ回路6
2とを具備している。上記ラッチ回路60は、CMOS
インバータ回路IV1 およびフィードバック用のPチャ
ネルトランジスタT1 を有する。C1 およびC2 は容量
である。上記セレクタ回路62は、インバータ回路IV
2 および2個のCMOSトランスファゲートCT1 、C
T2 によって構成されている。
【0005】この不良アドレス記憶回路において、フュ
ーズ素子61が切断されている場合、ラッチ回路60の
入力端は電源投入時にハイレベルであるため、ラッチ回
路60の出力信号はローレベルとなる。このため、CM
OSトランスファゲートCT1 がオンとなりアドレス信
号Adiを選択して出力する。一方、フューズ素子61
が切断されていない場合、ラッチ回路60の入力端は電
源投入時にローレベルであるため、ラッチ回路60の出
力信号はハイレベルとなる。このため、CMOSトラン
スファゲートCT2 がオンとなり反転アドレス信号/A
diを選択して出力する。
【0006】したがって、各不良アドレス記憶回路のフ
ューズ素子61を不良アドレスデータに応じて選択的に
切断しておけば、不良アドレスデータの入力時に、各不
良アドレス記憶回路からそれぞれ例えばハイレベルが出
力するようになり、この出力に基ずいて前記スペア行線
あるいはスペア列線を選択するように制御することが可
能となる。
【0007】前記フューズ素子61は、通常は、レーザ
ービームの照射による切断が可能なポリシリコンあるい
はアルミニウムなどからなるレーザー・フューズが用い
られている。
【0008】一方、図12は、EPROM(紫外線消去
・再書込み可能な読み出し専用メモリ)などの不揮発性
半導体メモリに適用される不良アドレス記憶回路を示す
ものである。この不良アドレス記憶回路の場合、前記レ
ーザー・フューズの代わりに不揮発性メモリセル・フュ
ーズ71を用いることができる。この不揮発性メモリセ
ル・フューズ71は、積層ゲート構造を有するトランジ
スタが用いられており、以下、このトランジスタをEP
ROMセルと呼ぶ。尚、図12において、図11と同一
部分には同一符号を付す。
【0009】上記EPROMセル71にデータを書込む
プログラム時は、ソースと基板とに0Vを与え、ドレイ
ンと制御ゲートとに高電圧を与える。すると、ドレイン
・ソース間にオン電流が流れ、ドレイン近傍でホット・
エレクトロンおよびホット・ホールの対が発生する。こ
のホット・ホールは基板電流として基板に流れ、ホット
・エレクトロンは浮遊ゲートに注入され、EPROMセ
ル71の閾値電圧が上昇し書込みが完了する。通常の動
作時にEPROMセル71の制御ゲートに電源電圧Vcc
を与えると、その書込み状態または非書込み状態に対応
してEPROMセル71はオフ状態またはオン状態にな
り、上記EPROMセル71のオフまたはオン状態を前
記レーザー・フューズの切断状態または非切断状態と同
様に機能させることができる。
【0010】上記図11、図12に示す不良アドレス記
憶回路は、アドレス信号がラッチ回路に記憶されたデー
タと一致した場合、スペアアドレス信号SPAdiはハ
イレベルとなり、不一致の場合、スペアアドレス信号S
PAdiはローレベルとなる。各アドレス信号に対応し
たスペアアドレス信号SPAdiは、図13に示すよう
にアンド回路140に供給される。このアンド回路13
0は、全スペアアドレス信号SPAdiがハイレベルの
場合、すなわち、全アドレス信号と全不良アドレス記憶
回路に記憶されたデータとが一致した場合、ハイレベル
のスペア・イネーブル信号SPEを出力する。このスペ
ア・イネーブル信号SPEが出力されると、図14に示
す行デコーダ(または列デコーダ)140は選択を中止
し、図示せぬスペア行デコーダ(またはスペア列デコー
ダ)によって、不良行(または不良列)がスペア行(ま
たはスペア列)に置換えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、デコードすべきアドレス信号に対応して複数の不良
アドレス記憶回路が設けられている。この方式は、外部
から供給されるアドレス信号が切替わり、アドレスバッ
ファ回路の出力信号としての内部アドレス信号が切替わ
った時点で不良を検出している。このため、スペア・イ
ネーブル信号SPEを出力するための時間が短く、デー
タの読み出し速度を損なうことなく、不良行(または
列)とスペア行(または列)とを置換えることができ
る。
【0012】しかし、メモリの大容量化が進み、メモリ
のサイスが増大するに従って、次のような問題が生じる
ようになった。 (1) メモリセルアレイのサイズが増大するに伴い、不良
の発生する確率が増加し、救済すべき行または列の本数
の増加する。このため、多数のスペア行または列を準備
しなければならない。
【0013】(2) メモリのアクセス速度を高速化するた
め、1ワード線または1ビット線当たりのセル数をある
程度以下に抑えなければならない。このため、メモリセ
ルアレイを複数に分割し、この分割されたメモリ毎にス
ペア行または列を設ける必要がある場合は、メモリセル
アレイのサイズが増大し、分割数が増加するに従って、
スペア行または列が急激に増加することとなる。特に、
フラッシュメモリの場合、分割されたメモリのコアブロ
ック単位、あるいはそれをさらに例えば64KByteずつ
に分割したブロック単位で一括消去を行っている。消去
系はこれらの単位毎に設けられているため、スペア行ま
たは列は消去系を共通とする単位毎に設けなければなら
ず、消去単位を細分化するほどチップ内のスペア行また
は列が増加することとなる。
【0014】上記(1)(2)の場合とも、スペア行または列
を増加する傾向にあり、これに伴い不良アドレス記憶回
路の数も増大する傾向にある。特に、図12に示すよう
に、EPROMセルを使用するタイプでは、EPROM
セルに対する書込み用トランジスタやEPROMセルを
選択するためのデコード回路が必要となる。したがっ
て、不良アドレス記憶回路の数が増大するに従って、チ
ップ内における不良アドレス記憶回路が占める面積が大
きくなり、メモリセルの大容量化に伴う大きな問題とな
っている。
【0015】この発明は、上記課題を解決するものであ
り、その目的とするところは、スペア行または列が増加
した場合においても、不良アドレス記憶回路の占有面積
の増大を防止することが可能な半導体記憶装置の冗長回
路を提供しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置の冗長回路は、N個の行アドレス、M個の列アドレス
を有し、これらアドレスに対応してメモリセルがマトリ
クス状に配置されたメモリセルアレイと、このメモリセ
ルアレイの行または列を救済するスペアアレイと、行ア
ドレス信号及び列アドレス信号に応じて前記メモリセル
からデータを読み出す第1の読み出し手段と、Y個の行
アドレス及びZ個の列アドレスの総数(Y+Z)が前記
メモリセルアレイの行または列アドレスの数(Nまたは
M)と等しく、これら行アドレス、列アドレスに対応し
てメモリセルがマトリクス状に配置され、前記メモリセ
ルアレイの不良行または列のアドレスに対応するアドレ
スに不良を示すデータを記憶する冗長メモリセルアレイ
と、前記メモリセルアレイの行アドレス信号または列ア
ドレス信号に応じて前記冗長メモリセルアレイに記憶さ
れたデータを読み出す第2の読み出し手段と、前記第2
の読み出し手段によって前記不良を示すデータが読み出
された場合、前記メモリセルアレイに替えて前記スペア
アレイのデータを読み出す第3の読み出し手段とを具備
している。
【0017】また、前記第2の読み出し手段によって前
記不良を示すデータが読み出された場合、前記第3の読
み出し手段によって読み出されたデータを前記第1の読
み出し手段によって読み出されたデータに替えて出力す
る出力手段をさらに具備している。
【0018】さらに、前記第2の読み出し手段は、行ア
ドレス信号または列アドレス信号の変化を検出する検出
手段を有し、前記出力手段は前記検出手段によってアド
レス信号の変化が検出された後一定期間は、前記第1の
読み出し手段及び第3の読み出し手段のいずれか一方に
よって読み出された前のデータを保持し、前記第2の読
み出し手段は前記一定期間内に前記冗長メモリセルアレ
イに記憶されたデータを読み出す構成とされている。
【0019】また、前記メモリセルアレイを構成するメ
モリセル、及び冗長メモリセルアレイを構成するメモリ
セルは、積層ゲート構造を有するトランジスタからなっ
ている。
【0020】さらに、前記メモリセルアレイを構成する
メモリセル、及び冗長メモリセルアレイを構成するメモ
リセルは、フューズと、このフューズを選択するトラン
ジスタとからなっている。
【0021】また、発明の半導体記憶装置の冗長回路
は、N個の行アドレス、M個の列アドレス、及びL個の
ブロックアドレスを有し、これら行アドレス、列アドレ
スに対応してマトリクス状にメモリセルが配置されたL
個のブロックメモリセルアレイと、これらブロックメモ
リセルアレイ毎に設けられ、ブロックメモリセルアレイ
の行または列を救済するスペアアレイと、行アドレス信
号、列アドレス信号及びブロックアドレス信号に応じて
前記ブロックメモリセルアレイのメモリセルからデータ
を読み出す第1の読み出し手段と、Y個の行アドレス及
びZ個の列アドレスの総数(Y+Z)が前記ブロックメ
モリセルアレイの行または列のアドレスの数とブロック
アドレスの数との和(N+LまたはM+L)に等しく、
これら行アドレス、列アドレスに対応してメモリセルが
マトリクス状に配置され、前記ブロックメモリセルアレ
イの不良行または列のアドレスに対応するアドレスに不
良を示すデータを記憶する冗長メモリセルアレイと、前
記ブロックメモリセルアレイの行アドレス信号または列
アドレス信号及びブロックアドレス信号に応じて前記冗
長メモリセルアレイに記憶されたデータを読み出す第2
の読み出し手段と、この第2の読み出し手段によって前
記不良を示すデータが読み出された場合、前記ブロック
メモリセルアレイに替えて対応する前記スペアアレイか
らデータを読み出す第3の読み出し手段とを具備してい
る。
【0022】
【作用】この発明において、メモリセルアレイの不良行
または列のデータを記憶する冗長メモリセルアレイは、
メモリセルがマトリクス状に配置され、この冗長メモリ
セルアレイの行アドレス及び列アドレスの総数はメモリ
セルアレイの行または列アドレスの数と等しくされてい
る。したがって、冗長メモリセルアレイの記憶容量は、
メモリセルアレイの行または列アドレス分でよいため、
不良行または列のデータを記憶するためのスペースを従
来に比べて縮小できる。さらに、メモリセルアレイが複
数のブロックに分割された場合においても、冗長メモリ
セルアレイの行アドレス及び列アドレスの総数は、メモ
リセルアレイの行または列アドレスの数とブロック数の
和でよいため、不良行または列のデータを記憶するため
のスペースの増大を防止できる。
【0023】また、出力手段は、第2の読み出し手段に
よって冗長メモリセルアレイから不良を示すデータが読
み出された場合、第3の読み出し手段によってスペアア
レイから読み出されたデータを、第1の読み出し手段に
よってメモリセルアレイから読み出されたデータに替え
て出力できる。
【0024】さらに、第2の読み出し手段に設けられた
検出手段は、行または列のアドレスの変化を検出し、出
力手段は検出手段によってアドレスの変化が検出された
後一定期間は、第1の読み出し手段及び第3の読み出し
手段のいずれか一方によって読み出された前のデータを
保持している。したがって、読み出し手段からノイズが
発生することを防止できる。
【0025】また、冗長メモリセルアレイを構成するメ
モリセルは、メモリセルアレイを構成するメモリセルの
構造に応じて、積層ゲート構造を有するトランジスタ
や、フューズとこのフューズを選択するトランジスタと
によって構成することができる。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1はこの発明の第1の実施例を示すも
のである。冗長回路は置き換えを行う対象が行である場
合と、列である場合があり、また、不良アドレスを記憶
する手段もポリシリコン・フューズ、レーザー・フュー
ズ、EEPROMセル等がある。この実施例では置き換
えを行う対象が列であり、EEPROMセルを使用した
場合について説明する。
【0027】図1において、アドレス信号A1 〜Ax
列アドレスバッファ(CAB)11に供給され、アドレ
ス信号Ax+1 〜Axxは行アドレスバッファ(RAB)1
2に供給される。列デコーダ(CDC)13は前記列ア
ドレスバッファ11から出力されるアドレス信号をデコ
ードし、選択ゲート(SG)14を駆動する信号を生成
する。選択ゲート14は列デコーダ13の出力信号に応
じてメモリセルアレイ(MCA)15のビット線を選択
する。このメモリセルアレイ15は複数のEEPROM
セルによって構成された例えばNOR型フラッシュメモ
リである。行デコーダ(RDC)16は行アドレスバッ
ファ12から供給されるアドレス信号をデコードし、メ
モリセルアレイ(MCA)15のワード線を選択する。
メモリセルアレイ15から読み出されたデータは選択ゲ
ート14、及び読出し/書込み回路(R/W)17を介
して入出力端子D0 、D1 〜Dn に出力される。また、
メモリセルアレイ15にデータを書込む場合、読出し/
書込み回路17に供給されたデータは、選択ゲート14
及び行デコーダ15によって選択されたメモリセルアレ
イ15のEEPROMセルに書込まれる。
【0028】前記メモリセルアレイ15の近傍には、ス
ペア列アレイ(SCA)18が設けられている。このス
ペア列アレイ18は例えば1本の列線を救済可能とされ
ている。このスペア列アレイ18にはスペア列アレイ1
8を選択するためのスペア選択ゲート(SSG)19が
接続され、このスペア選択ゲート19は前記読出し/書
込み回路17に接続されている。
【0029】一方、前記列アドレスバッファ11には不
良アドレス記憶回路(FAM)20の入力端が接続され
ている。この不良アドレス記憶回路20の出力端は、前
記列デコーダ13に接続されるとともに、インバータ回
路21を介して前記スペア選択ゲート19に接続されて
いる。この不良アドレス記憶回路20は、メモリセルア
レイ15の不良列アドレスを記憶しており、列アドレス
バッファ11からアドレス信号A1 〜Ax が供給され、
このアドレス信号A1 〜Ax が記憶された不良列アドレ
スと一致した場合、スペア・イネーブル信号SPEを出
力する。列デコーダ13はこのスペア・イネーブル信号
SPEを受けるとディスエーブル状態とされ、スペア選
択ゲート19はイネーブル状態とされる。したがって、
このスペア選択ゲート19によってスペア列アレイ18
が選択される。
【0030】図2、図3は前記不良アドレス記憶回路2
0を示すものであり、図2、図3において、同一部分に
は同一符号を付す。列アドレスバッファ11から出力さ
れるアドレス信号A1 〜Ax は冗長列アドレスバッファ
(RCAB)21に供給される。この冗長列アドレスバ
ッファ21には、X個のアドレス信号が入力され、この
X個のアドレス信号は、Y個、Z個に分けられる(Y+
Z=X)。このうちのY個のアドレス信号は冗長列デコ
ーダ(RCDC)22に供給され、Z個のアドレス信号
は冗長行デコーダ(RRDC)23に供給される。前記
冗長列デコーダ22はY個のアドレス信号をデコード
し、冗長選択ゲート(RSG)24を駆動する信号を生
成する。冗長選択ゲート24は冗長列デコーダ22の出
力信号に応じて不良アドレスを記憶する冗長メモリセル
アレイ(RMCA)25のビット線を選択する。冗長行
デコーダ23はZ個のアドレス信号をデコードし、冗長
メモリセルアレイ25のワード線を選択する。
【0031】上記冗長メモリセルアレイ25は前記メモ
リセルアレイ15の列の数と同数のEEPROMセルを
有している。すなわち、この冗長メモリセルアレイ24
は、2Y ×2Z =2X 個のEEPROMセル31が、図
3に示すように、マトリクス状に配置されている。した
がって、1つのEEPROMセル31はメモリセルアレ
イ15の1列に対応している。これらEEPROMセル
31はメモリセルアレイ15の対応する列が正常である
場合、例えばオン状態に設定され、不良である場合、オ
フ状態に設定される。
【0032】前記冗長選択ゲート24には冗長メモリセ
ルアレイ25からデータを読み出す冗長読出し回路(R
RD)26が接続されるとともに、冗長メモリセルアレ
イ25に不良アドレスを書込む冗長書込み回路(RW
T)27が接続されている。前記冗長読出し回路26
は、図3に示すように、差動増幅器32と負荷回路(L
D)33とによって構成されている。前記差動増幅器3
2の一方入力端は冗長選択ゲート24に接続され、他方
入力端には基準電位Vref が供給されている。負荷回路
33は電源Vccと冗長選択ゲート24の相互間に接続さ
れている。また、前記冗長書込み回路27はNチャネル
トランジスタ34によって構成され、このトランジスタ
34のソースは冗長選択ゲート24に接続され、ドレイ
ンは電源Vccに接続され、ゲートには不良アドレスデー
タ/FADが供給される。
【0033】上記構成において、冗長列デコーダ22、
冗長行デコーダ23は通常の列デコーダ、行デコーダと
同様に動作する。すなわち、データの読出し時、冗長列
デコーダ22はアドレス信号に応じて冗長選択ゲートに
ハイレベル信号(5V)を供給する。冗長行デコーダ2
3は選択行にハイレベル信号(5V)を供給し、非選択
行にはローレベル(0V)を供給する。また、データの
書き込み時、冗長行デコーダ23は前記ハイレベルを1
2Vに設定する。
【0034】冗長メモリセルアレイ25へのデータの書
込みはメモリセルアレイ15と同様である。すなわち、
選択セルのワード線とドレインにハイレベルを供給し、
チャネルに発生したホット・エレクトロンをフローティ
ングゲートに注入することによって閾値電圧を上昇さ
せ、EEPROMセル31をオフ状態に設定する。EE
PROMセル31に対する不良アドレスデータの書込み
は外部から制御可能とされている。
【0035】すなわち、不良アドレスデータの書込み
時、メモリセルアレイ15の不良が発生している列アド
レス信号A1 〜Ax を冗長列アドレスバッファ21に供
給し、冗長メモリセルアレイ25の対応するEEPRO
Mセル31を書込み可能状態とする。この状態におい
て、冗長書込み回路27に供給される不良アドレスデー
タ/FADをハイレベルとすると、チャネルに発生した
ホット・エレクトロンがフローティングゲートに注入さ
れ、選択されたEEPROMセル31がオフ状態に設定
される。
【0036】一方、メモリセルアレイ15に対するデー
タの書込み、読出し、消去時、入力されたアドレス信号
に対応して冗長メモリセルアレイ25に書込まれたデー
タが読み出される。この時、入力されたアドレス信号に
対応する冗長メモリセルアレイ25のEEPROMセル
がオフ状態である場合、冗長読出し回路26はハイレベ
ルのスペアイ・ネーブル信号SPEを出力する。したが
って、列デコーダ13はディスエーブル状態とされ、ス
ペア選択ゲート19によってスペア列アレイ18が選択
される。また、冗長メモリセルアレイ25のEEPRO
Mセルがオン状態である場合、列の置き換えは行わな
い。
【0037】上記第1の実施例によれば、スペア列アレ
イの数に係わらず、冗長メモリセルアレイ25を構成す
るEEPROMセルの数はメモリセルアレイ15の全列
と同数でよい。したがって、メモリの大容量化等によっ
てスペア列アレイの数が増大しても、不良アドレス記憶
回路20の占有面積の増大を防止することができる。
【0038】図4は、この発明の第2の実施例を示すも
のである。第1の実施例はメモリセルアレイが単一のア
レイによって構成されている場合について説明した。し
かし、この発明はメモリセルアレイが複数のブロックに
分割されている場合に特に有効である。
【0039】図4は、ブロック消去可能なフラッシュE
EPROMの例を示すものである。このメモリにおい
て、ブロックアドレス信号B1 〜BL 、列アドレス信号
1 〜CM 、行アドレス信号R1 〜RN とした場合、全
メモリ容量は2L+M+N である。このメモリは、2L 個の
ブロックメモリセルアレイ(BMCA)41に分割さ
れ、、各ブロックメモリセルアレイ41には2M+N 個の
EEPROMセルが配置されている。
【0040】前記ブロックアドレス信号B1 〜BL はブ
ロックアドレスバッファ(BAB)42に供給され、列
アドレス信号C1 〜CM は列アドレスバッファ(CA
B)43に供給される。さらに、行アドレス信号R1
N は行アドレスバッファ(RAB)44に供給され
る。
【0041】前記各ブロックメモリセルアレイ41には
ブロック列デコーダ(BCDC)45が設けられてい
る。各ブロック列デコーダ45は前記ブロックアドレス
バッファ42、及び列アドレスバッファ43から出力さ
れるアドレス信号をデコードし、対応するブロック選択
ゲート(BSG)46を駆動する信号を生成する。各ブ
ロック選択ゲート46はブロック列デコーダ45の出力
信号に応じてブロックメモリセルアレイ41のビット線
を選択する。このブロックメモリセルアレイ41は複数
のEEPROMセルによって構成された例えばNOR型
フラッシュメモリである。
【0042】各ブロック行デコーダ(BRDC)47は
行アドレスバッファ44から供給されるアドレス信号を
デコードし、各ブロックメモリセルアレイ(BMCA)
41のワード線を選択する。ブロックメモリセルアレイ
41から読み出されたデータはブロック選択ゲート4
6、及び読出し/書込み回路(R/W)48を介して読
み出される。また、ブロックメモリセルアレイ41にデ
ータを書込む場合、読出し/書込み回路48に供給され
たデータは、ブロック選択ゲート46及びブロック行デ
コーダ47によって選択されたブロックメモリセルアレ
イ41のEEPROMセルに書込まれる。
【0043】前記各ブロックメモリセルアレイ41の近
傍には、スペア列アレイ(SCA)49が設けられてい
る。このスペア列アレイ49はブロックメモリセルアレ
イ41の例えば1本の列線を救済可能とされている。こ
のスペア列アレイ49にはスペア列アレイ49を選択す
るためのスペア選択ゲート(SSG)50が接続され、
このスペア選択ゲート50は前記読出し/書込み回路4
8に接続されている。
【0044】一方、前記ブロックアドレスバッファ42
及び列アドレスバッファ43には不良アドレス記憶回路
(FAM)51の入力端が接続されている。この不良ア
ドレス記憶回路51の出力端は、前記各ブロック列デコ
ーダ45に接続されるとともに、前記各スペア選択ゲー
ト50に接続されている。この不良アドレス記憶回路5
1から出力されるスペア・イネーブル信号SPEは各ブ
ロック列デコーダ45に供給され、各スペア選択ゲート
50には反転されたスペア・イネーブル信号/SPEが
供給される。
【0045】前記不良アドレス記憶回路51は、図2、
図3に示す不良アドレス記憶回路20とほぼ同様の構成
である。すなわち、不良アドレス記憶回路51は、各ブ
ロックメモリセルアレイ41の不良列アドレスを記憶す
る冗長メモリセルアレイを有しており、ブロックアドレ
スバッファ42から供給されるブロックアドレス信号、
及び列アドレスバッファ43から供給される列アドレス
信号が冗長メモリセルアレイに記憶された不良列アドレ
スと一致した場合、スペア・イネーブル信号SPEを出
力する。各ブロック列デコーダ45はこのスペア・イネ
ーブル信号SPEを受けるとディスエーブル状態とさ
れ、対応するスペア選択ゲート50はイネーブル状態と
される。したがって、このスペア選択ゲート50によっ
て対応するスペア列アレイ49が選択される。
【0046】ところで、メモリセルアレイを複数のブロ
ックに分割した場合、スペア列アレイの数は(各ブロッ
ク当りのスペア列線の数)×(ブロック数)となり、ブ
ロック数が多い場合、従来方式では膨大な不良アドレス
記憶回路が必要となる。このため、従来は不良アドレス
記憶回路を削減するため、数ブロック単位にスペア列線
を配置していた。しかし、この方式では、スペア列線を
有効に利用していないこととなる。
【0047】これに対して、この実施例の場合、不良ア
ドレス記憶回路51を構成する冗長メモリセルアレイ
は、(列アドレス)×(ブロック数)=2M+L 個のセ
ル、すなわち、全ブロックメモリセルアレイの1行分の
セルによって全不良列アドレスを記憶することができ
る。不良アドレス記憶回路51は前述した不良アドレス
記憶回路20と同様に、前記冗長メモリセルアレイと、
冗長列アドレスバッファ、冗長行アドレスバッファ、冗
長列デコーダ、冗長行デコーダ、及びデータの読み出し
書き込み回路によって構成されている。したがって、こ
の不良アドレス記憶回路51がチップ上で占めるレイア
ウトの面積は、従来の方式に比べて格段に小さくでき
る。
【0048】次に、図5を参照してこの発明の第3の実
施例について説明する。尚、第1の実施例と同一部分に
は同一符号を付す。第1、第2の実施例において、スペ
ア列アレイから読み出したデータはスペア選択ゲートを
介して読み出し書き込み回路17、48の手前で正規の
データとして置き換えられるようになっている。これに
対して、この実施例は、スペア列アレイから読み出した
データは読み出し書き込み回路を通った後、入出力制御
回路において正規のデータとして置き換えるものであ
る。
【0049】すなわち、図5において、スペア選択ゲー
ト19にはスペア用の読み出し書き込み回路61が接続
され、この読み出し書き込み回路61は読み出し書き込
み回路17とともに入出力制御部(I/O CONT)
62に接続されている。この入出力制御部62には入出
力端子D0 、D1 〜Dn が接続されている。この入出力
制御部62は不良アドレス記憶回路63から出力される
複数の選択信号SEL及びラッチ信号LTSによって制
御される。前記不良アドレス記憶回路63から出力され
る複数の選択信号SELはオア回路64に供給され、こ
のオア回路64の出力端からスペア・イネーブル信号S
PEが出力され、列デコーダ13及びスペア選択ゲート
19に供給される。
【0050】図6は、前記不良アドレス記憶回路63を
示すものであり、図2と同一部分には同一符号を付す。
冗長選択ゲート24を構成する図示せぬ選択トランジス
タにはセンスアンプ(S/A)65がそれぞれ接続され
ており、冗長選択ゲート24を介して冗長メモリセルア
レイ25から読み出されたデータはこれらセンスアンプ
65によって増幅される。これらセンスアンプ65の出
力信号は選択信号SELとして前記入出力制御部62に
供給されるとともに、前記オア回路64に供給される。
【0051】一方、列アドレス信号A1 〜AX は周知の
アドレス遷移検出器(ATD)66に供給される。この
アドレス遷移検出器66は列アドレス信号A1 〜AX
変化を検出した場合、ハイレベルの検出信号を出力す
る。この検出信号はラッチ信号発生回路LOSを構成す
るフリップフロップ回路67のセット信号入力端に供給
される。このフリップフロップ回路67の出力端とリセ
ット信号入力端の相互間には冗長メモリセルアレイ25
からデータを読み出すに必要な時間に相当する遅延時間
が設定された遅延回路(DL)69が接続されている。
したがって、このフリップフロップ回路67の出力端は
アドレス遷移検出器66が列アドレス信号A1 〜AX
変化を検出すると、遅延回路69に設定された遅延時間
に相当する間、ラッチ信号LTSを出力する。
【0052】図7は、前記入出力制御部62を示すもの
であり、図8は、図7に示すマルチプレクサMPとラッ
チ回路LTを具体的に示すものである。図7において、
図5と同一部分には同一符号を付す。
【0053】読み出し書き込み回路17を構成する各セ
ンスアンプ(S/A)は入出力制御部62を構成する複
数のマルチプレクサ(MP)の一端に接続されている。
各マルチプレクサ(MP)は、図8に示すように、トラ
ンジスタ71、72によって構成されている。トランジ
スタ71の電流通路の一端には、読み出し書き込み回路
61を構成するセンスアンプ(S/A)から出力される
データRDが供給され、トランジスタ72の電流通路の
一端には、読み出し書き込み回路17を構成するセンス
アンプ(S/A)から出力されるデータNDが供給され
る。前記トランジスタ71のゲートには選択信号SEL
が供給され、前記トランジスタ72のゲートには反転さ
れた選択信号/SELが供給されている。これらトラン
ジスタ71、72の電流通路の他端は互いに接続され、
ラッチ回路LTに接続されている。
【0054】各マルチプレクサは前記不良アドレス記憶
回路63から出力される複数の選択信号SELと1対1
に対応されている。したがって、不良アドレス記憶回路
63によって不良アドレスが読み出された場合、選択信
号SELのうちの1つがハイレベルとなり、このハイレ
ベルの選択信号SELに対応する1つのマルチプレクサ
のみが読み出し書き込み回路61を選択する。よって、
不良アドレスのデータはスペア列アレイから読み出され
たデータに置き換えられる。
【0055】前記各マルチプレクサにはそれぞれラッチ
回路LTが接続されている。各ラッチ回路LTは、図8
に示すように、トランジスタ73とインバータ回路7
4、75によって構成されている。前記トランジスタ7
3の電流通路の一端はトランジスタ71、72の電流通
路の他端に接続され、ゲートには反転されたラッチ信号
/LTSが供給されている。このトランジスタ73の電
流通路の他端はインバータ回路74、75の入力端及び
出力端にそれぞれ接続され、これらインバータ回路7
4、75の出力端及び入力端は入出力端子D0 (D1
n )に接続されている。
【0056】各ラッチ回路LTは不良アドレス記憶回路
63からラッチ信号LTSが供給されている間マルチプ
レクサから出力されるデータの取り込みを禁止し、ラッ
チ信号LTSが解除されるとマルチプレクサから出力さ
れるデータをラッチする。すなわち、図9に示すよう
に、列アドレス信号A1 〜AX が変化した後、冗長メモ
リセルアレイ25からデータが読み出される以前、すな
わち、選択信号SELが出力される以前において、ラッ
チ回路LTはデータの取り込みが禁止されているため、
前のデータを保持している。その後、冗長メモリセルア
レイ25からデータが読み出され、選択信号SELが出
力されると、ラッチ回路LTはマルチプレクサから出力
されるデータをラッチする。したがって、ラッチ回路L
Tはマルチプレクサによって選択された正規のデータを
確実にラッチできる。
【0057】上記実施例によれば、スペア列アレイから
読み出したデータを読み出し書き込み回路を通った後、
入出力制御回路62において正規のデータとして置き換
えることができる。しかも、この実施例の場合、メモリ
セルアレイ15からのデータの読み出し動作が完了する
までに、不良アドレス記憶回路63から選択信号SEL
が出力されていればよい。このため、不良アドレス記憶
回路63はメモリセルアレイ15からのデータの読み出
し動作に影響を与えることがなく、アクセスタイムの劣
化は殆どない。
【0058】さらに、不良アドレス記憶回路63は、ラ
ッチ信号LTSが解除されるまでの間に選択信号SEL
を確定すればよく、ラッチ回路LTは、ラッチ信号LT
Sが解除される以前は前のデータを保持している。した
がって、アドレス信号の切り換え時に入出力制御部62
がノイズを発生することを防止できる。
【0059】図10は、この発明の第4の実施例を示す
ものであり、図3と同一部分には同一符号を付す。上記
第1乃至第3の実施例において、不良アドレス記憶回路
を構成する冗長メモリセルはEEPROMセルによって
構成したが、この実施例はEEPROMセルに代えてフ
ューズ素子、例えばレーザー・フューズを使用してい
る。すなわち、冗長メモリセルアレイ81において、複
数のメモリセル82はマトリクス状に配置されている。
これらメモリセル82は、トランジスタ83とレーザー
・フューズ84とによって構成されている。トランジス
タ83の電流通路の一端は冗長選択ゲート24の対応す
る選択トランジスタに接続され、他端はレーザー・フュ
ーズ84を介して接地されている。また、トランジスタ
83のゲートは冗長行デコーダ23に接続されている。
レーザー・フューズ84は不良列に対応して切断され
る。
【0060】この実施例によっても第1乃至第3の実施
例と同様の効果を得ることができる。しかも、この実施
例によれば、積層ゲート構造を持たないDRAM(ダイ
ナミックRAM)やSRAM(スタティックRAM)に
この発明を適用することができる。
【0061】尚、上記各実施例は1本のスペア列線によ
って1本の列線を救済しているが、これに限らず、例え
ば1本のスペア列線によって隣接する複数の列線を救済
するようにしてもよい。このようにすれば、記憶する不
良アドレスの数を削減できるため、不良アドレス記憶回
路の面積を一層縮小できる。
【0062】また、第1、第2の実施例は、スペア列ア
レイにスペア選択ゲートを接続が、これに限定されるも
のではなく、例えばスペア選択ゲートを設けず、スペア
列アレイを選択ゲートに接続し、選択ゲートによってス
ペア列アレイを選択することも可能である。
【0063】さらに、第1乃至第4の実施例は、いずれ
も不良列を救済する場合について説明したが、不良アド
レス記憶回路を用いて不良行を救済することも可能であ
る。その他、この発明の要旨を変えない範囲において、
種々変形実施可能なことは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、スペア行または列が増加した場合においても、不良
アドレス記憶回路の占有面積の増大を防止することが可
能な半導体記憶装置の冗長回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す構成図。
【図2】図1に示す不良アドレス記憶回路を示す構成
図。
【図3】図2を具体的に示す回路図。
【図4】この発明の第2の実施例を示す構成図。
【図5】この発明の第3の実施例を示す構成図。
【図6】図6に示す不良アドレス記憶回路を示す構成
図。
【図7】図6の要部を具体的に示す構成図。
【図8】図7の要部を具体的に示す回路図。
【図9】図6乃至図8の動作を説明するための示すタイ
ミングチャート。
【図10】この発明の第4の実施例を示す要部の構成
図。
【図11】従来の不良アドレス記憶回路の一例を示す回
路図。
【図12】従来の不良アドレス記憶回路の他の例を示す
回路図。
【図13】スペア・イネーブル信号の生成回路を示す回
路図。
【図14】行デコーダを示す回路図。
【符号の説明】
11…アドレスバッファ、12…行アドレスバッファ、
13…列デコーダ、14…選択ゲート、15…メモリセ
ルアレイ、16…行デコーダ、17…読出し/書込み回
路、18…スペア列アレイ、19…スペア選択ゲート、
20…不良アドレス記憶回路、21…冗長列アドレスバ
ッファ、22…冗長列デコーダ、23…冗長行デコー
ダ、24…冗長選択ゲート、25…冗長メモリセルアレ
イ、26…冗長読出し回路、27…冗長書込み回路、S
PE…スペアイ・ネーブル信号、31…EEPROMセ
ル、41…ブロックメモリセルアレイ、42…ブロック
アドレスバッファ、45…ブロック列デコーダ、46…
ブロック選択ゲート、47…ブロック行デコーダ、48
…読出し/書込み回路、49…スペア列アレイ、50…
スペア選択ゲート、51…不良アドレス記憶回路、61
…読み出し書き込み回路、62…入出力制御部、63…
不良アドレス記憶回路、66…アドレス遷移検出器、L
OS…ラッチ信号発生回路、MP…マルチプレクサ、L
T…ラッチ回路、LTS…ラッチ信号、SEL…選択信
号、84…レーザー・フューズ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の行アドレス、M個の列アドレスを
    有し、これらアドレスに対応してメモリセルがマトリク
    ス状に配置されたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの行または列を救済するスペアア
    レイと、 行アドレス信号及び列アドレス信号に応じて前記メモリ
    セルからデータを読み出す第1の読み出し手段と、 Y個の行アドレス及びZ個の列アドレスの総数(Y+
    Z)が前記メモリセルアレイの行または列アドレスの数
    (NまたはM)と等しく、これら行アドレス、列アドレ
    スに対応してメモリセルがマトリクス状に配置され、前
    記メモリセルアレイの不良行または列のアドレスに対応
    するアドレスに不良を示すデータを記憶する冗長メモリ
    セルアレイと、 前記メモリセルアレイの行アドレス信号または列アドレ
    ス信号に応じて前記冗長メモリセルアレイに記憶された
    データを読み出す第2の読み出し手段と、 前記第2の読み出し手段によって前記不良を示すデータ
    が読み出された場合、前記メモリセルアレイに替えて前
    記スペアアレイのデータを読み出す第3の読み出し手段
    とを具備することを特徴とする半導体記憶装置の冗長回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第2の読み出し手段によって前記不
    良を示すデータが読み出された場合、前記第3の読み出
    し手段によって読み出されたデータを前記第1の読み出
    し手段によって読み出されたデータに替えて出力する出
    力手段を具備することを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置の冗長回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の読み出し手段は、行アドレス
    信号または列アドレス信号の変化を検出する検出手段を
    有し、前記出力手段は前記検出手段によってアドレス信
    号の変化が検出された後一定期間は、前記第1の読み出
    し手段及び第3の読み出し手段のいずれか一方によって
    読み出された前のデータを保持し、前記第2の読み出し
    手段は前記一定期間内に前記冗長メモリセルアレイに記
    憶されたデータを読み出すことを特徴とする請求項3記
    載の半導体記憶装置の冗長回路。
  4. 【請求項4】 前記冗長メモリセルアレイを構成するメ
    モリセルは積層ゲート構造を有するトランジスタからな
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の冗
    長回路。
  5. 【請求項5】 前記冗長メモリセルアレイを構成するメ
    モリセルはフューズと、このフューズを選択するトラン
    ジスタとからなることを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置の冗長回路。
  6. 【請求項6】 N個の行アドレス、M個の列アドレス、
    及びL個のブロックアドレスを有し、これら行アドレ
    ス、列アドレスに対応してマトリクス状にメモリセルが
    配置されたL個のブロックメモリセルアレイと、 これらブロックメモリセルアレイ毎に設けられ、ブロッ
    クメモリセルアレイの行または列を救済するスペアアレ
    イと、 行アドレス信号、列アドレス信号及びブロックアドレス
    信号に応じて前記ブロックメモリセルアレイのメモリセ
    ルからデータを読み出す第1の読み出し手段と、 Y個の行アドレス及びZ個の列アドレスの総数(Y+
    Z)が前記ブロックメモリセルアレイの行または列のア
    ドレスの数とブロックアドレスの数との和(N+Lまた
    はM+L)に等しく、これら行アドレス、列アドレスに
    対応してメモリセルがマトリクス状に配置され、前記ブ
    ロックメモリセルアレイの不良行または列のアドレスに
    対応するアドレスに不良を示すデータを記憶する冗長メ
    モリセルアレイと、 前記ブロックメモリセルアレイの行アドレス信号または
    列アドレス信号及びブロックアドレス信号に応じて前記
    冗長メモリセルアレイに記憶されたデータを読み出す第
    2の読み出し手段と、 この第2の読み出し手段によって前記不良を示すデータ
    が読み出された場合、前記ブロックメモリセルアレイに
    替えて対応する前記スペアアレイからデータを読み出す
    第3の読み出し手段とを具備することを特徴とする半導
    体記憶装置の冗長回路。
  7. 【請求項7】 前記冗長メモリセルアレイを構成するメ
    モリセルは積層ゲート構造を有するトランジスタからな
    ることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置の冗
    長回路。
  8. 【請求項8】 前記冗長メモリセルアレイを構成するメ
    モリセルはフューズと、このフューズを選択するトラン
    ジスタとからなることを特徴とする請求項6記載の半導
    体記憶装置の冗長回路。
JP6061100A 1994-03-30 1994-03-30 半導体記憶装置の冗長回路 Pending JPH07272495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061100A JPH07272495A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 半導体記憶装置の冗長回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061100A JPH07272495A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 半導体記憶装置の冗長回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07272495A true JPH07272495A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13161337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6061100A Pending JPH07272495A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 半導体記憶装置の冗長回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07272495A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3828222B2 (ja) 半導体記憶装置
US6532181B2 (en) Semiconductor memory device having redundant circuitry for replacing defective memory cell
US7286399B2 (en) Dedicated redundancy circuits for different operations in a flash memory device
JP3076195B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US5287326A (en) Non-volatile semiconductor memory device selectively skipping memory cells in programming
US7885128B2 (en) Redundant memory array for replacing memory sections of main memory
US20100014340A1 (en) Quad SRAM Based One Time Programmable Memory
JP4413306B2 (ja) 半導体記憶装置
US6735727B1 (en) Flash memory device with a novel redundancy selection circuit and method of using the same
JPH0574191A (ja) 半導体記憶装置
JP2000163988A (ja) 半導体記憶装置
KR910007410B1 (ko) 반도체기억장치
US5581509A (en) Double-row address decoding and selection circuitry for an electrically erasable and programmable non-volatile memory device with redundancy, particularly for flash EEPROM devices
US6178127B1 (en) Semiconductor memory device allowing reliable repairing of a defective column
US6577534B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device having a low defective rate
US6198659B1 (en) Defective address data storage circuit for nonvolatile semiconductor memory device having redundant function and method of writing defective address data
US6400622B1 (en) Semiconductor memory device
JP2003187591A (ja) 半導体記憶装置
US6545920B2 (en) Defective address storage scheme for memory device
US5469389A (en) Semiconductor memory with memory matrix comprising redundancy cell columns associated with single matrix sectors
JPH10334692A (ja) 集積回路メモリのための、冗長ヒューズを備えたマトリクス装置
JP2010198694A (ja) 半導体記憶装置及び半導体記憶装置における置換アドレスの判定方法
JPH07272495A (ja) 半導体記憶装置の冗長回路
US6944085B2 (en) Semiconductor memory device with reduced chip area and improved redundancy efficency
US20070133290A1 (en) Semiconductor memory device equipped with storage section for storing setting information to set initial operation and function