JPH073754B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH073754B2
JPH073754B2 JP63055250A JP5525088A JPH073754B2 JP H073754 B2 JPH073754 B2 JP H073754B2 JP 63055250 A JP63055250 A JP 63055250A JP 5525088 A JP5525088 A JP 5525088A JP H073754 B2 JPH073754 B2 JP H073754B2
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吉雄 松田
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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体記憶装置に関し、特に冗長回路を備え
た半導体記憶装置に関する。
[従来の技術] 第9図は、冗長回路を備えた従来の半導体記憶装置の構
成を示すブロック図である。冗長回路とは、製造歩留り
を上げるための予備回路であり、スペアメモリセル、ス
ペアデコーダ等からなる。図はアドレス入力として8入
力A0〜A7を持つ64Kビットのダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ(DRAM)の例を示す。
第9図において、メモリセルアレイ1は、複数行および
複数列に配列された複数のメモリセルを含む。また、メ
モリセルアレイ1は、複数行に配列されたスペアメモリ
セルからなるスペア行2および複数列に配列されたスペ
アメモリセルからなるスペア列3を含む。メモリセルア
レイ1の複数行に対応して複数のワード線が設けられ、
複数列に対応して複数のビット線が設けられている。
一方、RASバッファ4は、外部から与えられるロウアド
レスストローブ信号▲▼に応答して、行アドレス
バッファ5、 Φ発生回路7およびセンスアンプ制御回路8を活性化
させる。
およびΦ発生回路7は、所定のタイミングでそれぞれ および駆動信号Φを発生する。行アドレスバッファ5
は、外部から与えられるアドレス信号A0〜A7をラッチ
し、それらの一部を行アドレス信号RA2〜RA7として行プ
リデコーダ9に与え、残りを行アドレス信号RA0〜RA1
してΦサブデコーダ10に与える。行プリデコーダ9
は、行アドレスバッファ5から与えられる行アドレス信
号RA2〜RA7をプリデコードし、行選択信号X,X,X
を行デコーダ群11およびスペア行デコーダ12に与える。
行デコーダ群11は、 に応答して、行選択信号X,X,Xに基づいてメモリ
セルアレイ1の4行を選択する。Φサブデコーダ10
は、Φ発生回路7からの駆動信号Φに応答して、行
アドレスバッファ5から与えられる行アドレス信号RA0,
RA1に基づいてサブデコード信号ΦX1〜ΦX4をワードド
ライバ群13に与える。ワードドライバ群13は、サブデコ
ード信号ΦX1〜ΦX4に応答して、行デコーダ群11または
スペア行デコーダ12により選択された4行のうち1行の
ワード線を駆動する。その駆動されたワード線に接続さ
れたメモリセル内の情報が各ビット線上に読出される。
センスアンプ制御回路8は所定のタイミングでセンスア
ンプ群14を動作させる。センスアンプ群14は各ビット線
上の情報を増幅する。
一方、CASバッファ15は、外部から与えられるコラムア
ドレスストローブ信号▲▼に応答して、列アドレ
スバッファ16およびリード・ライトバッファ17を活性化
させる。列アドレスバッファ16は、外部から与えられる
アドレス信号A0〜A7をラッチし、それらを列アドレス信
号として列プリデコーダ18に与える。列プリデコーダ18
は、列アドレス信号をプリデコードし、列選択信号を列
デコーダ群19およびスペア列デコーダ20に与える。列デ
コーダ群19は、列選択信号に基づいてメモリセルアレイ
1の1列を選択する。このようにして、1つのワード線
および1つのビット線が選択され、それらの交点にある
メモリセルに対して情報の読出または書込が行なわれ
る。第9図には、選択された1つのワード線WL、選択さ
れた1つのビット線BLおよびそれらの交点にあるメモリ
セルMCのみが示されている。
情報の読出および書込は、リード・ライトバッファ17に
より選択される。リード・ライトバッファ17は、外部か
ら与えれるリード・ライト信号R/Wに応答して入力バッ
ファ21または出力バッファ22を活性化させる。入力バッ
ファ21が活性化されると、入力データDINが上記のよう
にして選択されたメモリセルMCに書込まれる。出力バッ
ファ22が活性化されると、上記のようにして選択された
メモリセルMCに蓄えられていた情報が出力データDOUT
として読出される。なお、上記の各回路はすべて同一の
半導体チップ23上に形成されている。
ところで、製造段階において、不良のメモリセルが生じ
ることがある。また、断線したような不良のワード線が
生じることもある。このように一部分にのみ不良が生じ
た場合に半導体チップ上に形成された半導体記憶装置全
体を不良品として取扱うのは、経済上好ましくない。そ
こで、選択された行の中に不良のメモリセルや不良のワ
ード線が含まれている場合には、スペア行デコーダ12に
よってその不良の行の代わりにスペア行2が選択される
ように予め設定される。また、選択された列の中に不良
のメモリセルや不良のピット線が含まれている場合に
は、スペア列デコーダ20によってその不良の列の代わり
にスペア列3が選択されるように予め設定される。この
ようにして、製造歩留りの向上が図られている。
第10図は、第9図に含まれる行プリデコーダ9の一部分
の構成を示す図であり、特に行選択信号Xを発生する
ための回路部分が示されている。ここでXはX1,X2,
X3,X4のいずれかを意味している。
ゲート回路91は、行アドレス信号RA2を受け、それと同
じ信号RA2とその行アドレス信号RA2を反転させた信号▲
▼とを出力する。ゲート回路92は、行アドレス信
号RA3を受け、それと同じ信号RA3とその行アドレス信号
RA3を反転させた信号▲▼とを出力する。ゲート
回路93,94,95,96には、それぞれ、信号RA2,▲▼
のいずれか一方および信号RA3,▲▼のいずれか一
方が入力される。ゲート回路93〜96に入力される信号RA
2または▲▼および信号RA3または▲▼の組
合わせは、互いに異なっている。ゲート回路93〜96から
は、それぞれ行選択信号X1〜X4が出力される。行アドレ
ス信号RA2およびRA3のレベルに応じて、行選択信号X1
X4のうちいずれか1つが「H」レベルとなり、他はすべ
て「L」レベルとなる。
なお、第9図における行選択信号XはX5,X6,X7,X8
いずれかを意味し、XはX9,X10,X11,X12のいずれかを
意味している。行選択信号X5〜X8は行アドレス信号RA4
およびRA5により第10図の場合と同様にして作成され、
行選択信号X9〜X12は行アドレス信号RA6およびRA7によ
り第10図の場合と同様にして作成される。
第11図は、第9図に含まれるΦサブデコーダ10の構成
を示す図である。ΦX1発生回路101、ΦX2発生回路102、
ΦX3発生回路103およびΦX4発生回路104は、それぞれ行
アドレス信号RA0またはその反転信号▲▼および
行アドレス信号RA1またはその反転信号▲▼を受
け、駆動信号Φに応答してサブデコード信号ΦX1,Φ
X2,ΦX3,ΦX4を出力する。行アドレス信号RA0,RA1
よび反転信号▲▼0,▲▼のレベルに応じて、
サブデコード信号ΦX1,ΦX2,ΦX3,ΦX4のうちいずれ
か1つが「H」レベルとなり、他はすべて「L」レベル
となる。
第12図は、第9図に含まれるメモリセルアレイ1および
その周辺部の詳細な構成を示す図である。
メモリセルアレイ1内には、4m本のワード線WLおよび複
数のビット線対BL,BLが互いに交差するように配置され
ている。ここでmは正の整数である。また、これらのワ
ード線WLの側方には、4本のスペアワード線SWLが配置
されている。各ワード線WLとビット線BLまたは▲▼
との交点にはメモリセルMCが設けられ、各スペアワード
線SWLとビット線BLまたは▲▼との交点にはスペア
メモリセルSMCが設けられている。4m本のワード線WLお
よび4本のスペアワード線SWLに対応して(4m+4)個
のワードドライバ13aが設けられている。各ワード線WL
および各スペアワード線SWLは対応するワードドライバ1
3aに接続されている。4m本のワード線WLおよびワードド
ライバ13aは、各々が4本のワード線WLおよび4つのワ
ードドライバ13aからなるm組に区分される。それらの
m組に対応してm個の行デコーダ11aが設けられてい
る。各行デコーダ11aにより、対応する組の4つのワー
ドドライバ13aが選択される。また、4本のスペアワー
ド線SWLおよび4つのワードドライバ13aに対応して1つ
のスペア行デコーダ12が設けられている。そのスペア行
デコーダ12により、対応する4つのワードドライバ13a
が選択される。
一方、複数のビット線対BL,▲▼に対応して複数の
センスアンプ14aおよび複数の列デコーダ19aが設けられ
ている。各ビット線対BL,▲▼は対応するセンスア
ンプ14aおよび対応する列デコーダ19aに接続されてい
る。
次に、第12図に示される回路の動作について説明する。
行選択信号X,X,Xに基づいて、行デコーダ11aの
うちいずれか1つが選択される。その選択された行デコ
ーダ11aは、対応する組の4のワードドライバ13aを駆動
する。サブデコード信号ΦX1〜ΦX4に応じて、その4つ
のワードドライバ13aのうち1が対応するワード線WLを
駆動する。それにより、そのワード線WLに接続されたメ
モリセルMC内の情報が各ビット線BLまたは▲▼上に
読出され、センスアンプ14aにより増幅される。そし
て、列アドレス信号に応じて、列デコーダ19aのうちい
ずれか1が選択される。書込時には、その選択された列
デコーダ19aに接続されるビット線対BL,▲▼上に情
報が書込まれる。読出時には、その選択された列デコー
ダ19aに接続されるビット線対BL,▲▼上の情報が読
出される。
製造段階で不良のメモリセルまたは不良のワード線が形
成された場合には、その不良のメモリセルまたは不良の
ワード線に対応する行デコーダ11aが選択される代わり
に、スペア行デコーダ12が選択される。すなわち、不良
のメモリセルまたは不良のワード線に対応する行デコー
ダ11aを選択するためのアドレス信号が与えられると、
その行デコーダ11aの代わりにスペア行デコーダ12が選
択される。そして、サブデコード信号ΦX1〜ΦX4に応じ
て、そのスペア行デコーダ12に接続されるワードドライ
バ13aのうち1つが対応するスペアワード線SWLを駆動す
る。
第13図は、第12図に含まれる行デコーダ11aおよびワー
ドドライバ13aの具体的な回路構成を示す図である。
行デコーダ11aは、NチャネルMOSトランジスタQ1〜Q4、
PチャネルMOSトランジスタQ5〜Q7およびリンク素子LN0
からなる。リンク素子LN0はポリシリコン、アルミニウ
ム等により形成されており、レーザビーム等により溶断
可能になっている。トランジスタQ5,Q6は電源電位Vcc
とノードN1との間に結合されている。トランジスタQ5の
ゲートには が与えられ、トランジスタQ6のゲートはノードN2に接続
されている。ノードN1と接地電位との間にはリンク素子
LN0およびトランジスタQ1,Q2,Q3が直列に接続されてい
る。トランジスタQ1,Q2,Q3のゲートにはそれぞれ行選択
信号X,X,Xが与えられる。前述したように、X
はX1〜X4のいずれか1つを示し、XはX5〜X8のいずれ
か1つを示し、XはX9〜X12のいずれか1つを示す。
各行デコーダ11aに与えられる行選択信号X,X,X
の組合せは他の行デコータ11aとは異なっている。トラ
ンジスタQ7は電源電位VccとノードN2との間に結合さ
れ、そのゲートはノードN1に接続されている。トランジ
スタQ4はノードN2と接地電位との間に結合され、そのゲ
ートはノードN1に接続されている。トランジスタQ4およ
びトランジスタQ7がインバータを構成している。したが
って、ノードN2のレベルはノードN1のレベルとは反対に
なる。メモリセルやワード線の中に不良が存在する場合
には、対応する行デコーダ11aのリンク素子LN0がレーザ
ビームにより予め溶断される。
各行デコーダ11aのノードN1,N2は、対応する組の4つの
ワードドライバ13aに接続されている。各ワードドライ
バ13aはNチャネルMOSトランジスタQ8,Q9,Q10からな
る。トランジスタQ9は、サブデコード信号ΦX1〜ΦX4
いずれか1つとワード線WLとの間に結合され、そのゲー
トはトランジスタQ8を介して対応する行デコーダ11aの
ノードN2に接続されている。トランジスタQ10は、ワー
ド線WLと接地電位との間に結合され、そのゲートは対応
する行デコーダ11aのノードN1に接続されている。トラ
ンジスタQ8のゲートは電源電位Vccに結合されている。
各組内の各ワードドライバ13aはそれぞれ異なるサブデ
コード信号ΦX1、ΦX2、ΦX3またはΦX4に結合されてい
る。
次に、行デコーダ11aおよびワードドライバ13aの動作に
ついて説明する。
が「L」レベルのときには、トランジスタQ5がオン状態
になっており、ノードN1の電位は「H」レベル(Vcc
ベル)となっている。このため、ワードドライバ13aの
トランジスタQ10がオン状態となっており、ワード線WL
の電位は「L」レベル(接地レベル)となっている。
が「H」レベルに立上がると、トランジスタQ5がオフす
る。トランジスタQ1,Q2,Q3のゲートに与えられる行選択
信号X,X,Xがすべて「H」レベルになると、トラ
ンジスタQ1,Q2,Q3がすべてオンし、ノードN1の電位は
「L」レベル、ノードN2の電位は「H」レベルとなる。
これにより、ワードドライバ13aのトランジスタQ10はオ
フする。そして、サブデコード信号ΦX1〜ΦX4のいずれ
か1つが「H」レベルに立上がると、それに対応するワ
ード線WLの電位が「H」レベルに立上がる。しかし、リ
ンク素子LN0が溶断されていると、ノードN1の電位は
「H」レベルのまま保たれ、その結果ワード線WLの電位
は「L」レベルのまま保たれる。したがって、リンク素
子LN0が予め溶断されていると、その行デコーダ11aに対
応する4つのワード線WLは選択されないこととになる。
第14図は、第12図に含まれるスペア行デコーダ12の具体
的な回路構成を示す図である。
このスペアデコーダ12は、NチャネルMOSトランジスタQ
11〜Q25、PチャネルMOSトランジスタQ26〜Q30、リンク
素子LN1〜LN12からなる。トランジスタQ29,Q30は、電源
電位VccとノードN3との間に並列に結合されている。ト
ランジスタQ11〜Q22は、それぞれリンク素子LN1〜LN12
を介してノードN3と接地電位との間に結合されている。
トランジスタQ11〜Q22のゲートは、それぞれ行選択信号
X1〜X12に結合されている。トランジスタQ26,Q27は、電
源電位VccとノードN1との間に並列に結合されている。
トランジスタQ23,Q24はノードN1と接地電位との間に直
列に結合されている。トランジスタQ26,Q23,Q29のゲー
トには が与えられる。また、トランジスタQ27,Q24のゲートは
ノードN3に接続されている。トランジスタQ28は電源電
位VccとノードN2との間に結合され、トランジスタQ25
はノードN2と接地電位との間に結合されている。トラン
ジスタQ28,Q25,Q30のゲートはノードN1に接続されてい
る。トランジスタQ23,Q24,Q26,Q27が2入力NANDゲート
を構成し、トランジスタQ25,Q28がインバータを構成し
ている。
或る行デコーダ11aの代わりにスペア行デコーダ12が選
択されるようにするには、リンク素子LN1〜LN12のうち
その行デコーダ11aに対応するリンク素子を予め溶断し
ておく。たとえば第14図に示される行デコーダ11aの代
わりにスペアデコーダ12が選択されるものとする。図示
される行デコーダ11aは、リンク素子LN0が切断されてい
ないならば、行選択信号X1,X5,X9がすべて「H」レベル
となったときに選択される。したがって、行デコーダ11
aのリンク素子LN0およびスペア行デコーダ12のリンク素
子LN1,LN5,LN9を予め溶断しておく。
が「L」レベルのときには、トランジスタQ26がオン状
態、トランジスタQ23がオフ状態となっており、ノードN
1は「H」レベルにプリチャージされている。このた
め、ノードN2は「L」レベルとなっている。また、この
ときトランジスタQ29がオン状態となっているので、ノ
ードN3は「H」レベルにプリチャージされており、トラ
ンジスタQ27はオフ状態、トランジスタQ24はオン状態と
なっている。
が「H」レベルに立上がると、トランジスタQ26がオフ
しかつトランジスタQ23がオンする。これにより、ノー
ドN1の電位は「L」レベルとなり、ノードN2の電位は
「H」レベルとなる。またこのとき、トランジスタQ29
はオフし、Q30はオンする。ここで行選択信号X1,X5,X9
がすべて「H」レベルになると、トランジスタQ11,Q15,
Q19がオンする。しかし、これらのトランジスタQ11,Q1
5,Q19に接続されるリンク素子LN1,LN5,LN9は切断されて
いるので、ノードN3の電位は「H」レベルのまま変化し
ない。したがって、ノードN1の電位は「L」レベル、ノ
ードN2の電位は「H」レベルに保たれる。この状態は、
スペア行デコーダ12が選択状態であることを意味する。
しかし、X1,X5,X9以外の少なくとも1つの行選択信号が
「H」レベルになると、Q11,Q15,Q19以外の少なくとも
1つのトランジスタがオンし、ノードN3の電位は「L」
レベルになる。これにより、トランジスタQ27がオンし
かつトランジスタQ24がオフし、その結果ノードN1は
「H」レベル、ノードN2は「L」レベルになる。この状
態は、スペア行デコーダ12が非選択状態であることを意
味する。このようにして、リンク素子LN1,LN5,LN9が切
断されている場合、、行選択信号X1,X5,X9が「H」レベ
ルとなったときに、行デコーダ11aの代わりにスペア行
デコーダ12が選択される。
次に、第9図〜第14図に示される半導体記憶装置の動作
を第15図のタイミングチャートを参照しながら説明す
る。
が「L」レベルのときのスタンドバイ期間には、すべて
の行デコーダ11aおよびスペア行デコーダ12のノードN1
の電位は「H」レベル、ノードN2の電位は「L」レベル
になっている。このため、すべてのワード線WLおよびす
べてのスペアワード線SWLの電位は「L」レベルとなっ
ている。
まず、正常なメモリセルMCおよび正常な4つのワード線
WLに対応する行デコーダ11a(以下、正常デコーダとい
う)が選択される場合について説明する。
が「H」レベルに立上がった後、その選択された行デコ
ーダ11aに与えられる信号X,X,Xはすべて「H」
レベルとなる。これにより、ノードN1の電位が「L」レ
ベルに立下がり、ノードN2の電位が「H」レベルに立上
がる。これにより、対応する4つのワードドライバ13a
が選択される。そして、サブデコード信号ΦX1〜ΦX4
うち1つが「H」レベルに立上がると、ワードドライバ
13aにより対応するワード線WLの電位が「H」レベルに
立上げられる。このとき、スペアワード線SWLの電位は
「L」レベルのまま変化しない。
次に、不良のメモリセルMCまたは不良のワード線WLに対
応する行デコーダ11a(以下、不良デコーダという)が
選択される場合について説明する。
が「H」レベルに立上がった後、その選択された不良デ
コーダ11aに与えられる行選択信号X,X,Xはすべ
て「H」レベルとなる。しかし、その不良デコーダ11a
のリンク素子LN0は予め溶断されているので、ノードN1
の電位は「H」レベル、ノードN2の電位は「L」レベル
のまま変化しない。したがって、この不良デコーダ11a
に対応する4つのワードドライバ13aが選択されず、サ
ブデコード信号ΦX1〜ΦX4のいずれかが「H」レベルに
立上がっても対応するワード線WLの電位は「L」レベル
のまま変化しない。このとき、不良デコーダ11aの代わ
りにスペア行デコーダ12が選択され、その結果スペアワ
ード線SWLのうち1つが「H」レベルに立上がる。
上記の場合、アドレス信号により選択されない行デコー
ダ11a(非選択デコーダ)においては、与えられる行選
択信号X,X,Xのうち少なくとも1つが「L」レベ
ルとなるので、ノードN1の電位は「H」レベル、ノード
N2の電位は「L」レベルのまま変化しない。したがっ
て、対応するワード線WLの電位は「L」レベルに保たれ
る。
以上上のようにして、製造段階で不良のメモリセルが生
じたり不良のワード線が生じても、不良デコーダをスペ
アデコーダで置換することによって正常な半導体記憶装
置として使用することができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記の半導体記憶装置においては、メモリセルの不良
(ビット不良)、ワード線の断線、同一行デコーダ内に
おけるワード線の短絡等の不良が生じた場合には、対応
する行デコーダをスペア行デコーダで置換することによ
りそれらの不良を救済することができる。たとえば第16
図に示すように、行デコーダ11a−jに対応するワード
線WLの断線(d1で示す)や行デコーダ11a−jに対応す
るワード線WL間の短絡(d2で示す)は救済可能となる。
しかしながら、異なる行デコーダにおけるワード線間の
短絡等の不良が生じた場合には、1つのスペア行デコー
ダによる置換を行なっても不良が残るという問題があっ
た。たとえば、行デコーダ11a−jに属するワード線と
行デコーダ11a−kに属するワード線との間の短絡(d3
で示す)は2つのスペア行デコーダを用意しない限り救
済不可能であった。このような問題は、メモリ素子の大
容量化が進み素子が一層微細化されると益々顕著になる
ものと思われる。
この発明の目的は、製造段階で生じる種々の不良を救済
することが可能な半導体記憶装置を得ることである。こ
の発明の他の目的は、1つのスペアデコーダにより互い
に異なるデコーダに属する選択線間の短絡を救済するこ
とが可能な半導体記憶装置を得ることである。この発明
のさらに他の目的は、スペアデコーダおよびスペアメモ
リセルの数を増加させることなく種々の不良を救済する
ことである。この発明のさらに他の目的は、製造段階で
生じる種々の不良を救済することによって製造歩留りを
飛躍的に向上させることである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る半導体記憶装置は冗長回路を備えた半導
体記憶装置であって、複数の選択線、複数のスペア選択
線、各々が複数の選択線のいずれかに結合される複数の
メモリセル、各々が複数のスペア選択線のいずれかに結
合される複数のスペアメモリセルを備えている。複数の
選択線は、各々が所定の複数の選択線からなる第1の複
数組に区分されているとともに各々が所定の複数の選択
線からなる第2の複数組に区分されている。また、この
半導体記憶装置は、複数の選択手段、スペア選択手段、
および切換手段を備えている。各選択手段は、第1の各
組の複数の選択線または第2の各組の複数の選択線に選
択的に結合され、かつ所定の選択信号に応答して活性化
され第1の各組の選択線または第2の各組の選択線を選
択するものである。スペア選択手段は、複数のスペア選
択線に結合され、かつ選択手段のいずれかの代わりに活
性化され複数のスペア選択線を選択するものである。切
換手段は、各選択手段を第1の各組の複数の選択線また
は第2の各組の複数の選択線に選択的に結合させるもの
である。
[作用] この発明に係る半導体記憶装置によれば、切換手段によ
り各選択手段を第1の各組の複数の選択線または第2の
各組の複数の選択線に選択的に結合させることができる
ので、複数の選択線にわたる不良が生じた場合には、そ
の不良の選択線が1つの選択手段に結合されるように選
択手段と複数の選択線との結合状態を切換えることがで
きる。したがって、その不良の選択線に結合された選択
手段を1つのスペア選択手段で置換することによって複
数の選択線にわたる不良を救済することができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、この発明の一実施例に従う半導体記憶装置の
構成を示すブロック図である。
第1図の半導体記憶装置が第9図の従来の半導体記憶装
置と相違するのは、メモリセルアレイ41およびワードド
ライバ群33の構成が異なる点、およびスイッチ帯34、設
定回路35およびクランプ回路36a,36bが新たに設けられ
ている点である。この実施例の他の部分の構成および動
作は第9図の半導体記憶装置と同様であるので、同一番
号を付し説明を省略する。
スイッチ帯34は、行デコーダ群31に含まれる行デコーダ
とワードドライバ群33に含まれるワードドライバとの結
合状態を変更するための回路である。設定回路35は、ス
イッチ帯34の状態を設定するために用いられる回路であ
る。クランプ回路36a,36bは、スイッチ帯34の働きによ
り行デコーダ群31から切離されたワードドライバを非活
性状態にするための回路である。
第2図は、第1図に含まれるメモリセルアレイ41および
その周辺部の詳細な構成を示すブロック図である。
メモリセルアレイ41内には、(4m+2)本のワード線WL
および複数のビット線対BL,▲▼が互いに交差する
ように配置されている。ここで、mは正の整数である。
また、これらのワード線WLの側方には、4本のスペアワ
ード線SWLが配置されている。各ワード線WLとビット線B
Lまたは▲▼との交点にはメモリセルMCが設けら
れ、各スペアワード線SWLとビット線BLまたは▲▼
との交点にはスペアメモリセルSMCが設けられている。
(4m+2)本のワード線WLに対応して(4m+2)個のワ
ードドライバ331〜334 m+2が設けられ、4本のスペ
アワード線SWLに対応して4個のワードドライバ13aが設
けられている。各ワード線WL1〜WL4 m+2および各ス
ペアワード線SWLは対応するワードドライバ331〜334
m+2,33aに接続されている。また、m個の行デコーダ
311〜31および1個のスペア行デコーダ12が設けられ
ている。両端の行デコーダ311,31のさらに外側にそれ
ぞれクランプ回路36a,36bが配置されている。これらの
m個の行デコーダ311〜31とワードドライバ331〜334
m+2との間にスイッチ帯34が設けられている。このス
イッチ帯34には設定回路35から設定信号AおよびBが与
えられる。各行デコーダ311〜31はスイッチ帯34を介
してそれぞれ4個のワードドライバに結合される。いず
れの行デコーダ311〜31にも結合されない残りの2つ
のワードドライバはクランプ回路36aまたは36bにより非
活性状態にされる。行デコーダ311〜31とワードドラ
イバ331〜334 m+2との結合状態は、設定回路35から
スイッチ帯34に与えられる設定信号A,Bのレベルに応じ
て設定される。
なお、第1図に示される行プリデコーダ9の構成は第10
図に示される構成と同様であり、Φサブデコーダ10の
構成は第11図に示される構成と同様である。また、第1
図および第2図に示されるスペア行デコーダ12の構成は
第14図に示される構成と同様であり、スペア行デコーダ
12とワードドライバ13aとの接続も第12図に示される接
続と同様である。
第3A図、第3B図および第3C図は、それぞれ第2図におけ
るA−1、A−2およびA−3の部分をさらに詳細に示
す図である。
第3A図〜第3C図において、ワードドライバ331〜334
m+2は、第13図に示すワードドライバ13aと同様に、
トランジスタQ8,Q9,Q10からなる。トランジスタQ9はノ
ードrとワード線WLとの間に接続され、そのゲートはト
ランジスタQ8を介してノードpに接続されている。トラ
ンジスタQ10はワード線WLと接地電位との間に結合さ
れ、そのゲートはノードqに接続されている。トランジ
スタQ8のゲートは電源電位Vccに結合されている。ワー
ドドライバ334 k+1〜334 k+4のノードrはそれぞ
れサブデコード信号ΦX1〜ΦX4に結合されている。ここ
で、kは0〜m−1の整数である。ワードドライバ334
m+1および334 m+2のノードrは、それぞれサブデ
コード信号ΦX1およびΦX2に結合されている。
スイッチ帯34は、m個の第1のNチャネルMOSトランジ
スタS11〜S1、m個の第2のNチャネルMOSトランジス
タS21〜S2、第3のNチャネルMOSトランジスタS31〜S
3および第4のNチャネルMOSトランジスタS41〜S4
からなる。クランプ回路36aはPチャネルMOSトランジス
タQ31およびNチャネルMOSトランジスタQ32からなる。
クランプ回路36bはPチャネルMOSトランジスタQ33およ
びNチャネルMOSトランジスタQ34からなる。トランジス
タQ31およびトランジスタQ34のゲートには設定回路35か
ら設定信号Aが与えられる。トランジスタQ32およびト
ランジスタQ33のゲートには設定回路35から設定信号B
が与えられる。
クランプ回路36aのトランジスタQ32の一方の導通端子お
よびクランプ回路36bのトランジスタQ34の一方導通端子
は接地電位に結合されている。トランジスタQ32の他方
の導通端子とトランジスタQ34の他方の導通端子との間
には、スイッチ帯34の第1のトランジスタS11〜S1
よび第2のトランジスタS21〜S2が交互に直列に接続
されている。第1のトランジスタS11〜S1のゲートに
は設定回路35から設定信号Aが与えられ、第2のトラン
ジスタS21〜S2のゲートには設定回路35から設定信号
Bが与えられる。クランプ回路36aのトランジスタQ31の
一方の導通端子およびクランプ回路36bのトランジスタQ
33の一方の導通端子は電源電位Vccに結合されている。
トランジスタQ31の他方の導通端子とトランジスタQ33の
他方の導通端子との間には、第3のトランジスタS31〜S
3および第4のトランジスタS41〜S4が交互に直列に
接続されている。第3のトランジスタS31〜S3のゲー
トには設定回路35から設定信号Aが与えられ、第4のト
ランジスタS41〜S4のゲートには設定回路35から設定
信号Bが与えられる。
行デコーダ311〜31の構成は、第13図に示される行デ
コーダ11aの構成と全く同様である。各行デコーダ31
のノードN2は第1のトランジスタS1と第2のトランジ
スタS2との接続点に接続され、ノードN1は第3のトラ
ンジスタS3と第4のトランジスタS4との間の接続点
に接続されている。ここで、k=1〜mの整数である。
また、ワードドライバ331,332のノードpはクランプ回
路36aのトランジスタQ32と第1のトランジスタS11との
接続点に接続されている。ワードドライバ331,332のノ
ードqはクランプ回路36aのトランジスタQ31と第3のト
ランジスタS31との接続点に接続されている。ワードド
ライバ334 k−1,334 のノードpは第1のトランジ
スタS1と第2のトランジスタS2との接続点に接続さ
れている。ワードドライバ334 k−1,334 のノード
qは第3のトランジスタS3と第4のトランジスタS4
との接続点に接続されている。ここで、kは1〜mの整
数である。ワードドライバ334 k+1,334 k+2のノ
ードpは第2のトランジスタS2と第1トランジスタS1
k+1との接続点に接続されている。ワードドライバ33
4 k+1,334 k+2のノードqは第4のトランジスタS
4と第3のトランジスタS3k+1との接続点に接続さ
れている。ここで、kは1〜m−1の整数である。さら
に、ワードドライバ334 m+1,334 m+2のノードp
は第2のトランジスタS2とクランプ回路36bのトラン
ジスタQ34との接続点に接続されている。ワードドライ
バ334 m+1,334 m+2のノードqは第4のトランジ
スタS4とクランプ回路36bのトランジスタQ33との接続
点に接続されている。
設定回路35は、第4図に示すように、リンク素子LN23、
抵抗37およびインバータ38からなる。電源電位Vccと接
地電位との間にリンク素子LN23と抵抗37とが直列に接続
されている。リンク素子LN23と抵抗37との接続点N4にイ
ンバータ38の入力端子が接続されている。接続点N4から
設定信号Aが出力され、インバータ38から設定信号Bが
出力される。
第3A図〜第3C図において、設定回路35からの設定信号A
が「H」レベルでかつ設定信号Bが「L」レベルのとき
には、第1のトランジスタS11〜S1および第3のトラ
ンジスタS31〜S3がオンし、第2のトランジスタS21
S2および第4のトランジスタS41〜S4がオフする。
これにより、行デコーダ31のノードN2およびノードN1
がワードドライバ334 k−3,334 k−2,334 k−1,3
34 のそれぞれノードpおよびノードqに接続され
る。ここで、kは1〜mの整数である。このときクラン
プ回路36aのトランジスタQ31,Q32はオフする。逆に、ク
ランプ回路36bのトランジスタQ33,Q34はオンし、これに
よりワードドライバ334 m+1,334 m+2のノードp
の電位が「L」レベル、ノードqの電位が「H」レベル
となる。このため、ワードドライバ334 m+1,334
m+2は非活性状態となる。
逆に、設定回路35からの設定信号Aが「L」レベルでか
つ設定信号Bが「H」レベルのときには、第2のトラン
ジスタS21〜S2および第4のトランジスタSS41〜S4
がオンし、第1のトランジスタS11〜S1および第3の
トランジスタS31〜S3がオフする。これにより、行デ
コーダ31のノードN2およびN1がワードドライバ334
k−1,334 ,334 k+1,334 k+2のそれぞれノー
ドpおよびノードqに接続される。このとき、クランプ
回路36aのトランジスタQ31,Q32はオンし、これによりワ
ードドライバ331,332のノードpの電位が「L」レベ
ル、ノードqの電位が「H」レベルとなる。このため、
ワードドライバ331,332は非活性状態となる。逆に、ク
ランプ回路36bのトランジスタQ33,Q34はオフする。
このように、設定信号Aが「H」レベルでかつ設定信号
Bが「L」レベルのときには、各行デコーダ31は4つ
のワードドライバ334 k−3〜334 の組に結合され
る。すなわち、行デコーダ31により4つのワードドラ
イバ334 k−3〜334 が選択される。逆に、設定信号
Aが「L」レベルでかつ設定信号Bが「H」レベルのと
きには、各行デコーダ31は4つのワードドライバ334
k−1〜334 k+2の組に結合される。すなわち、行デ
コーダ33により4つワードドライバ334 k−1〜334
k+2が選択される。
たとえば第5図に実線で示すように、ワード線WL4
k−2とワード線WL4 k−1との間に短絡d4が生じたと
きには、設定回路35のリンク素子LN23を溶断せず、設定
信号Aを「H」レベル、設定信号Bを「L」レベルに設
定する。それにより、行デコーダ31はワードドライバ
334 k−3〜334 に結合されることになる。したがっ
て、行デコーダ31をスペア行デコーダ12で置換するこ
とによってワード線WL4 k−3〜WL4 がスペアワード
線SWLにより置換されることなり、ワード線WL4 k−2,
WL4 k−1間の短絡が救済され得る。
また、第5図に破線で示すように、ワード線WL4 とワ
ード線WL4 k+1との間に短絡d5が生じたときには、設
定回路35のリンク素子LN23を予め溶断し、設定信号Aを
「L」レベル、設定信号Bを「H」レベルに設定する。
それにより、行デコーダ31はワードドライバ334
k−1〜334 k+2に結合されることになる。したがっ
て、行デコーダ31をスペア行デコーダ12で置換するこ
とによってワード線WL4 k−1〜WL4 k+2がスペアワ
ード線SWLにより置換されることになり、ワード線WL4
,WL4 k+1間の短絡が救済され得る。
なお、この半導体記憶装置における各行デコーダの動作
は第15図を用いて説明した動作と同様である。
第6図には、この実施例の半導体記憶装置において救済
され得る不良の種類が示されている。
この半導体記憶装置においては、1つの行デコーダ31
を1つのスペア行デコーダ12で置換することによって、
ワード線WLの断線、2本のワード線WL間の短絡および3
本のワード線WLにわたる巨大欠陥が救済されることにな
る。
第7A図は、上記実施例を模式的に示した図である。すな
わち、上記実施例では、スイッチSWaがオンされ、スイ
ッチSWbがオフされることによって、行デコーダ31がワ
ード線WL1〜WL4の組aに結合され、スイッチSWaがオフ
され、スイッチSWbがオンされることによって、行デコ
ーダ31がワード線WL3〜WL6の組bに結合される。しかし
ながら、行デコーダとワード線との結合状態は、上記の
実施例に限られない。たとえば、第7B図に示されるよう
に、スイッチSWaがオンされ、スイッチSWbがオフされる
ことによって、行デコーダ31がワード線WL1〜WL4の組a
に対応づけられ、スッチSWaがオフされ、スイッチSWbが
オンされることによって、行デコーダ31がワード線WL4
〜WL7の組bに結合されてもよい。但し、デコーダの総
数がm個であり各デコーダがn個のドライバに結合され
る場合には、ドライバの総数はスペアのためのドライバ
を除いて2mn+n個以上となる。
第8図は、この発明を列デコーダに適用した場合の実施
例を示す図である。
設定回路39からの設定信号Cが「H」レベル、設定信号
Dが「L」レベルのときには、第1のNチャネルMOSト
ランジスタSC11〜SC1がオンし、第2のNチャネルMOS
トランジスタSC21〜SC2がオフする。これにより、各
列デコーダ19がセンスアンプ144 k−3〜144 に結
合さされる。ここで、kは1〜lの整数である。このと
き、NチャネルMOSトランジスタQ35がオフし、Nチャネ
ルMOSトランジスタQ36がオンするので、センスアンプ14
4 l+1,144 l+2はそれぞれI/O線対I/O1,I/O2から切
離される。したがって、列デコーダ19をスペア列デコ
ーダ20aにより置換すると、対応するセンスアンプ144
k−3〜144 およびそれに接続される4組のビット線
対BL,▲▼の代わりに、4つのセンスアンプ14aおよ
びそれに接続される4組のスペアビット線対SBL,,▲
▼が選択される。なお、設定回路39の構成は、第4
図に示される設定回路35の構成と同様である。
逆に、設定回路39からの設定信号Cが「L」レベル、設
定信号Dが「H」レベルのときには、第1のNチャネル
MOSトランジスタSC11〜SC1がオフし、、第2のNチャ
ネルMOSトランジスタSC21〜SC2がオンする。これによ
り、各列デコーダ19がセンスアンプ144 k−1〜144
k+2に結合される。このとき、NチャネルMOSトラン
ジスタQ35がオンし、NチャネルMOSトランジスタQ36が
オフするので、センスアンプ141,142はそれぞれI/O線対
I/O1,I/O2から切離される。したがって、列デコーダ19
をスペア列デコーダ20aにより置換すると、対応する
センスアンプ144 k−1〜144 k+2およびそれに接続
される4組のビット線対BL,▲▼の代わりに4つの
センスアンプ14aおよびそれに接続される4組のスペア
ビット線対SBL,▲▼が選択される。
このように、上記実施例においては、1つのスペア列デ
コーダ20aにより1つの列デコーダ19を置換すること
によって、ビット線BL,▲▼の断線および2組のビ
ット線対BL,▲▼間の短絡だけでなく、3組のビッ
ト線対BL,▲▼にわたる巨大欠陥も救済されること
になる。
なお、上記実施例では、1つのデコーダにより4本のワ
ード線または4組のビット線対が選択される場合が示さ
れているが、これに限られず、この発明は、たとえば1
つのデコーダにより8本のワード線または8組のビット
線対が選択される場合、その他の場合にも適用される。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、切換手段によって各選
択手段と複数の選択線との結合状態を変更することがで
きるので、従来1つのスペア選択手段により救済するこ
とが不可能であった不良を1つのスペア選択手段により
救済することが可能となり、製造歩留りの高い半導体記
憶装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に従う半導体記憶装置の構
成を示すブロック図である。第2図は第1図に示される
メモリセルアレイおよびその周辺部の詳細な構成を示す
図である。第3A図は第2図のA−1の部分のさらに詳細
な構成を示す回路図である。第3B図は第2図のA−2の
部分のさらに詳細な構成を示す回路図である。第3C図は
第2図のA−3の部分のさらに詳細な構成を示す回路図
である。第4図は第1図および第2図に示される設定回
路の具体的な回路図である。第5図はワード線間の短絡
が生じた場合の救済方法を説明するための図である。第
6図は第1図〜第4図に示される実施例により救済され
得る不良の種類を示す図である。第7A図は第1図〜第4
図に示される実施例を模式的に示した図である。第7B図
はこの発明の他の実施例を模式的に示した図である。第
8図はこの発明の列デコーダに適用した場合の実施例を
示す図である。第9図は従来の半導体記憶装置の構成を
示すブロック図である。第10図は第1図および第9図に
示される行プリデコーダの主要部の詳細な構成を示す図
である。第11図は第1図および第9図に示されるΦ
ブデコーダの詳細な構成を示す図である。第12図は第9
図に示されるメモリセルアレイおよびその周辺部の詳細
な構成を示す図である。第13図は第12図の主要部のさら
に詳細な構成を示す回路図である。第14図は第2図およ
び第12図に示されるスペア行デコーダの具体的な回路図
である。第15図はこの発明の一実施例に従う半導体記憶
装置および従来の半導体記憶装置の行デコーダおよびス
ペア行デコーダの動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。第16図は従来の半導体記憶装置により救済
され得る不良について説明するための図である。 図において、41はメモリセルアレイ、2はスペア行、3
はスペア列、9は行プリデコーダ、10はΦサブデコー
ダ、31は行デコーダ群、12はスペア行デコーダ、14はセ
ンスアンプ群、18は列プリデコーダ、19は列デコーダ
群、20はスペア列デコーダ311〜31は行デコーダ、33
はワードドライバ群、331〜334 m+2はワードドライ
バ、34はスイッチ群、35は設定回路、36a,36bはクラン
プ回路、WLはワード線、SWLはスペアワード線、MCはメ
モリセル、SMCはスペアメモリセルである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−165099(JP,A) 特開 昭63−302497(JP,A) 特開 昭61−61300(JP,A) IEEE JOURNAL OF SO LIDーSTATE CIRCUITS, Vol.26,No.4 APRIL 1991,P.507−511

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の選択線、 複数のスペア選択線、 各々が前記複数の選択線のいずれかに結合される複数の
    メモリセル、および 各々が前記複数のスペア選択線のいずれかに結合される
    複数のスペアメモリセルを備え、 前記複数の選択線は、各々が所定の複数の選択線からな
    る第1の複数組に区分されているとともに、各々が所定
    の複数の選択線からなる第2の複数組に区分されてお
    り、 各々が前記第1の各組の複数の選択線または前記第2の
    各組の複数の選択線に選択的に結合され、かつ所定の選
    択信号に応答して活性化され前記第1の各組の選択線ま
    たは前記第2の各組の選択線を選択する複数の選択手
    段、 前記複数のスペア選択線に結合され、かつ前記選択手段
    のいずれかの代わりに活性化され前記複数のスペア選択
    線を選択するスペア選択手段、および 前記各選択手段を前記第1の各組の複数の選択線または
    前記第2の各組の複数の選択線に選択的に結合させる切
    換手段をさらに備える、半導体記憶装置。
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