JP4060309B2 - 車両用防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は車体に動力源をマウントする車両用防振装置に関する。
車両用防振装置は、エンジン等の動力源が発生する振動を吸収することで、車体に振動が伝達されないようにするものである。このような車両用防振装置としては各種知られている(例えば、特許文献1−2参照。)。
特開平9−177866号公報 特開2001−50331公報
上記従来の車両用防振装置は、動力源であるエンジンに取付ける第1取付部材と車体に取付ける筒状の第2取付部材との間をラバー等の弾性部材にて連結したものである。第2取付部材は、弾性部材の一端を取付けた筒部と、この筒部の端部から軸直角方向へ延びた取付部とからなる、樹脂製ブラケットである。取付部を車体にボルト止めすることで、車両用防振装置を車体に取付けることができる。
より詳しく述べると、上記従来の車両用防振装置は、弾性部材が取付けられた筒状の樹脂製ブラケットの内部に、金属製筒部をインサート成形によって取付けたというものである。金属製筒部は、樹脂製ブラケットの軸方向全長にわたって配置することになる。このようにブラケットは、外側の樹脂製ブラケットと内側の金属製筒部との、内外二重構造である。
この車両用防振装置は液封式の構成であるから、金属製筒部に取付けたダイヤフラムと弾性部材とにより液室を設け、この液室を主液室と副液室とに仕切部材で仕切り、主液室と副液室との間をオリフィスで連通したものである。オリフィスを介して主液室と副液室との間で作動液が通過することにより、エンジンの振動を減衰させることができる。
ところで、車両が衝突したときには、衝突エネルギーによって変形する車体とエンジンとの間に介在している車両用防振装置にも、衝突エネルギーが作用する。すなわち、衝突エネルギーは車体から取付部を介して樹脂製ブラケットの全体に作用する。
しかし、樹脂製ブラケットは内側に金属製筒部を設けた内外二重構造であり、強度が比較的大きい。このため、衝突エネルギーの吸収という観点からみると、むしろ剛体として働く場合もある。従って、車両用防振装置によるエネルギー吸収性能の向上が望まれる。
このような樹脂製ブラケットによる衝突エネルギーの吸収性能を高めるためには、樹脂製ブラケットにおける円筒部分の外周面に、周方向の切り欠き部を設けることが考えられる。衝突エネルギーによって切り欠き部が変形するか破壊することで、衝突エネルギーを吸収し得る。
しかしながら、このような樹脂製ブラケットでは、車両用防振装置に対して軸方向に作用する荷重を十分に支えるには限界があり、改良の余地がある。
本発明は、車両用防振装置に対して、軸方向に作用する荷重を十分に支えるとともに、軸方向とは直交する方向から作用する衝突エネルギー(衝突荷重)の吸収性能を、十分に高めることができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、動力源又は車体に取付ける第1取付部材と、車体又は動力源に取付ける筒状の第2取付部材と、これらの第1・第2取付部材間を連結する弾性部材とを備えた車両用防振装置において、第2取付部材は、樹脂製ブラケットと金属製補強部材とを備え、樹脂製ブラケットは、弾性部材を取付けた筒部と、この筒部から軸直角方向へ延びた取付部との、一体成形品であり、この取付部は、前記車体又は前記動力源に取付ける部材であり、金属製補強部材は、前記筒部を補強するべく筒部の軸方向に配置するとともに、前記取付部に対しては軸方向に離れた位置に配置し、金属製補強部材は円筒状の圧入部と、樹脂製ブラケットの軸方向で該樹脂製ブラケットに埋設された非圧入部からなり、金属製補強部材の圧入部は、円筒形のマウントを圧入保持していることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、第2取付部材の樹脂製ブラケットにおいて、筒部のうち金属製補強部材にて補強された部分の強度は大きい。一方、筒部から軸直角方向へ延びた取付部に対して、金属製補強部材を軸方向に離れた位置に配置したので、軸方向では筒部と取付部との間に、金属製補強部材にて補強されない部分ができる。この補強されない部分の強度は小さい。このように、金属製補強部材にて補強された部分と補強されない部分とでは、大きい強度差を有する。補強されない部分は、車両用防振装置の軸方向に対して直交する方向から、一定以上の荷重が作用したときに変形又は破壊する脆弱部となる。すなわち、補強されない部分を破壊起点とすることができる。
車両用防振装置に対して、軸方向とは直交する方向から衝突エネルギー(衝突荷重)が作用したときに、補強されない部分(脆弱部)は、容易に変形するか破壊し得る。この結果、車両用防振装置による衝突エネルギーの吸収性能を十分に高めることができる。
しかも、車両用防振装置の軸方向に作用する荷重に対しては、補強されない部分によっても十分に支えることができる。従って、車両用防振装置の役割を十分に果たすことができる。
このように、車両用防振装置に対して、軸方向に作用する荷重を十分に支えるとともに、軸方向とは直交する方向から作用する衝突エネルギーに対しては、衝突エネルギーの吸収性能を十分に高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を、添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る車両用防振装置の平面図である。図2は図1の2−2線断面図である。図3は本発明に係る車両用防振装置の分解図であり、図2に対応させて示した。
図1及び図2に示すように、車両用防振装置10は、車両における車体BDとエンジンEGとの間に配置され、エンジンEGを振動を防止しつつ支持する防振支持機構であり、車両用液封エンジンマウントの機能を有する。
図2に示すように、車両用防振装置10は、動力源としてのエンジンEGに取付ける第1取付部材11と、支持体としての車体BDに取付ける筒状の第2取付部材12と、これらの第1・第2取付部材11,12間を連結した弾性部材13と、この弾性部材13から距離を隔てて第2取付部材12に固定したダイヤフラム14と、少なくとも弾性部材13及びダイヤフラム14により区画した第1液室15と、この第1液室15を弾性部材13側の主液室16及びダイヤフラム14側の副液室17に仕切るように第2取付部材12に固定した仕切部材18とを備える。
これらの第1・第2取付部材11,12、弾性部材13、ダイヤフラム14、第1液室15及び仕切部材18は、車両用防振装置10における上下方向の軸心CL上に配列したものである。主液室16及び副液室17は作動液Lqを封入する空間である。
以下、車両用防振装置10について詳細に説明する。
第1取付部材11は、エンジンブラケットBeを介してエンジンEGに取付ける金属製部材である。
第2取付部材12は、弾性部材13を連結した金属製筒部材20と、この金属製筒部材20を圧入した金属製ブラケット30と、この金属製ブラケット30を支持するとともに車体BDに取付けるように構成した樹脂製ブラケット40とからなる。
弾性部材13は、第1取付部材11と第2取付部材12との間で伝達される振動を、弾性変形することにより吸収するゴムブロックである。
上記第2取付部材12について説明すると、金属製筒部材20は、例えば鋼材やアルミニウム合金材からなる円筒状の部材である。金属製筒部材20の詳細については後述する。
図1〜図3に示すように、樹脂製ブラケット40は、円筒状の筒部41と、この筒部41から軸直角方向へ延びた左右一対の取付部42,42とからなる、一体成形品である。筒部41には、金属製ブラケット30及び金属製筒部材20を介して弾性部材13を取付けることができる。
取付部42,42は車体BDにボルト43,43にて取付ける部材であり、筒部41の下端部41a(車体BD側の端部41a)に設けたほぼ水平な平板からなる。このような取付部42は、ボルト43を通す金属製のカラー44及びカラー44から軸心CLへ向かって延びる金属製の鍔部45を、一体成形等によって埋設した構成である。カラー44及び鍔部45は、例えば鋼材やアルミニウム合金材又はこれらの鋳造品からなる。
カラー44は、車体BDに取付部42をボルト43で締め付けるときに、取付部42の座屈を防止する円筒であり、取付部42の表裏面からそれぞれ若干突出している。
鍔部45は、カラー44の高さ途中に一体的に形成され、取付部42の下面にほぼ平行な平板である。より具体的には、鍔部45は、カラー44を貫通させた基端部分から軸心CLへ向かって、筒部41の厚みの1/2程度の位置まで延びている。
図2及び図3に示すように、金属製ブラケット30は、例えば鋼材やアルミニウム合金材からなる円筒状の部材であって、金属製筒部材20を圧入する円筒状の圧入部31と、金属製筒部材20を圧入することのない円筒状の非圧入部32と、これらの圧入部31と非圧入部32とを接続する接続部33と、金属製筒部材20の抜け止めをなすストッパ部34とからなる、一体成形品である。このような金属製ブラケット30は、例えば一定厚みを有する板材やパイプ材のプレス成形品からなり、径方向へ若干弾性変形することが可能である。
ストッパ部34、圧入部31、接続部33及び非圧入部32は、軸心CL上にエンジンEG側から車体BD側へ向かってこの順に、互いに連なって配列したものである。
圧入部31の径よりも非圧入部32の径は大きい。非圧入部32は、圧入部31に段差状の接続部33を介して接続することになる。接続部33は、圧入部31と非圧入部32とを径方向に段差を設けて繋ぐように、環状円板にて構成した部材である。
さらに非圧入部32は、緩衝材としてのゴム部材50を介して、樹脂製ブラケット40に埋設したことを特徴とする。詳しく述べると、非圧入部32の全面(外面及び内面)を一定厚みのゴム部材50にて被覆し、さらに筒部41内に一体成形等によって埋設することで、樹脂製ブラケット40に金属製ブラケット30の基端を取付けたものである。ゴム部材50は、非圧入部32に一体成形や焼き付け等によって固着すればよい。
この場合、筒部41の上端部41b(エンジンEG側の端部41b)に非圧入部32を埋設することになる。金属製ブラケット30のうち、圧入部31及び接続部33は、樹脂製ブラケット40の上端からエンジンEG側へ露出している。
さらに非圧入部32は、接続部33とは反対側の縁を径外方へ若干折り返すことで、縁に外縁部32aを備える。外縁部32aをも筒部41に埋設したので、樹脂製ブラケット40に対する金属製ブラケット30の抜け止めを図ることができる。
以上の説明から明らかなように、金属製ブラケット30を樹脂製ブラケット40に組み付けることによって、図2に示すように、1つの部分組立体61(以下、第1部分組立体61と言う。)として組み立てることができる。
なお、ストッパ部34は、圧入部31の先端に設けた小径の括れ部分からなる。
ところで、図3に示すように、筒部41の上端部41bに非圧入部32を埋設したので、金属製ブラケット30は、筒部41を補強する金属製補強部材の役割を兼ねることになる。すなわち、金属製補強部材としての金属製ブラケット30は、筒部41を補強するべく筒部41の軸方向(軸心CLに平行な方向)に配置するとともに、取付部42,42に対しては軸方向に距離Lbだけ離れた位置に配置したことを特徴とする。
詳しく述べると、筒部41の下端部41aに取付部42,42を配置するとともに、筒部41の上端部41bだけに非圧入部32を配置した。鍔部45は軸心CLへ向かって、非圧入部32の真下又はその近傍まで延びている。
このため筒部41には、鍔部45の上面から非圧入部32の下端までの距離Lbにわたって、非補強部46を有することになる。この非補強部46は非圧入部32、カラー44及び鍔部45によって全く補強されていない部分である。
以上の説明から明らかなように、樹脂製ブラケット40において、筒部41のうち金属製補強部材としての金属製ブラケット30にて補強された部分(上端部41b)の強度は大きい。一方、筒部41から軸直角方向へ延びた取付部42,42に対して、金属製ブラケット30を軸方向に距離Lbだけ離れた位置に配置したので、軸方向では筒部41と取付部42,42との間に、金属製ブラケット30にて補強されない部分(非補強部46)ができる。この補強されない部分の強度は小さい。
このように、金属製ブラケット30にて補強された部分41bと補強されない部分46とでは、大きい強度差を有する。補強されない非補強部46は、車両用防振装置10の軸方向(軸心CL)に対して直交する方向から、一定以上の衝突エネルギーEn(衝突荷重)が作用したときに、応力が集中することによって変形又は破壊する脆弱部となる。すなわち、非補強部46を破壊起点とすることができる。
例えば、図1及び図2に示すように、車体BDに軸心CLへ向かう衝突エネルギーEnが作用したときに、衝突エネルギーEnは車体BDからボルト43及びカラー44を介して、鍔部45に伝わる。鍔部45の先端は筒部41内まで延びている。衝突エネルギーEnは鍔部45の先端部分から非補強部46へ伝わる。この結果、比較的脆弱な非補強部46は破壊起点となって変形又は破壊することにより、衝突エネルギーEnを吸収する。
鍔部45は、軸心CLへ向かって延びた構成なので、衝突エネルギーEnを軸心CLへ指向させる機能を有する。このため、筒部41に対する衝突エネルギーEnの作用方向を、明確に設定することができる。従って、非補強部46に応力を集中させることができる。
このように車両用防振装置10に対して、軸方向とは直交する方向から衝突エネルギーEnが作用したときに、補強されない非補強部46は、容易に変形するか破壊し得る。この結果、車両用防振装置10による衝突エネルギーEnの吸収性能を十分に高めることができる。しかも、車両用防振装置10の軸方向に作用する荷重に対しては、非補強部46によっても十分に支えることができる。従って、車両用防振装置10の役割を十分に果たすことができる。
以上の説明のように、車両用防振装置10に対して、軸方向に作用するエンジンEGからの荷重を十分に支えて振動を十分に吸収することができる。しかも、軸方向とは直交する方向から作用する衝突エネルギーEnに対しては、衝突エネルギーEnの吸収性能を十分に高めることができる。
図4は本発明に係る弾性部材、ダイヤフラム、仕切部材、金属製筒部材周りの分解図である。図3及び図4に示すように金属製筒部材20は、大径の第1円筒部21と、第1円筒部21の一端に連なる環状円板22と、環状円板22に連なる小径の第2円筒部23とを、一体に形成したものである。このような金属製筒部材20は、例えば一定厚みを有する板材やパイプ材のプレス成形品からなる。
第1円筒部21は、弾性部材13を収納するとともに取付け、金属製ブラケット30の圧入部31に嵌合する部分である。第2円筒部23は、ダイヤフラム14及び仕切部材18を取付ける部分である。
ダイヤフラム14は、第2円筒部23の下端(図1に示す車体BD側)を塞ぐとともに、仕切部材18側へ凸となるように湾曲した、薄膜状ゴム材等の弾性材からなる。従って、ダイヤフラム14は車両用防振装置10の軸方向に変位可能である。
さらにダイヤフラム14は、外周の縁で第2円筒部23の下端を包み込むように形成するとともに、外周の縁に一体に形成した被覆膜14aによって、金属製筒部材20の内面の全体を被覆した構成である。被覆膜14aは、一定厚みを有した薄膜であり、金属製筒部材20に一体成形や焼き付け等によって固着すればよい。
ダイヤフラム14を一体的に設けた金属製筒部材20内に、仕切部材18、側部仕切り部材90(後述する)、弾性部材13をこの順に組付けた後に、第1円筒部21の上端の縁部を径方向の内側へ折り返すことによって、1つの部分組立体62(以下、第2部分組立体62と言う。)として組み立てることができる。
このような第2部分組立体62における第1円筒部21を、金属製ブラケット30の圧入部31に圧入し、ストッパ部34に当たるまで嵌合させることで、図2に示すように、樹脂製ブラケット40に弾性部材13を含む第2部分組立体62を簡単に取付けて、車両用防振装置10の組立を完成させることができる。
第1円筒部21のうち、圧入部31に嵌合した残りの部分は樹脂製ブラケット40内に収納されることになる。金属製筒部材20の下端は取付部42の取付け面とほぼ同じ高さになる。
この結果、図2に示す如く非圧入部32は、金属製筒部材20に対して、この筒部材20の軸方向(軸心CLの方向)では重なるとともに、軸直角方向(軸心CLに対して直角方向)では径外方へ一定寸法だけ離間した構成となる。
以上の説明をまとめると、次の通りである。
図2に示すように、第2取付部材12のうち、車体BD又はエンジンEG(動力源)に取付ける部分を、樹脂製ブラケット40にて構成したので、車両用防振装置10の軽量化を図ることができる。
さらに車両用防振装置10は、図3に示すように、金属製ブラケット30のうち非圧入部32を、ゴム部材50を介して樹脂製ブラケット40に埋設したものである。弾性部材13が連結された金属製筒部材20を金属製ブラケット30の圧入部31に圧入するときに、圧入部31に作用した径方向の外力を、非圧入部32やゴム部材50によって緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケット40に作用する外力は減少する。従って、圧入部31に金属製筒部材20を圧入するときの外力から、樹脂製ブラケット40を十分に保護することができる。
しかも、圧入部31に金属製筒部材20を圧入するときの力を十分に適切な値に設定することができる。このため、車両用防振装置10のうち、図2に示す車体BD又はエンジンEGに取付ける樹脂製ブラケット40に、弾性部材13等を組込んだ第2部分組立体62を圧入によって効率良く組付けることができる。
さらに車両用防振装置10は、図2に示すように、金属製ブラケット30のうち非圧入部32を、金属製筒部材20に対して、筒部材20の軸方向では重なるとともに軸直角方向では離間するように構成し、さらに、圧入部31に段差状の接続部33を介して一体に形成したものである。従って、圧入部31に作用した径方向の外力を、非圧入部32やゴム部材50の他に、段差状の接続部33によっても緩和することができる。この結果、圧入時に樹脂製ブラケット40に作用する外力を、より一層減少させることができる。圧入するときの外力から、樹脂製ブラケット40をより一層十分に保護することができる。
次に、弾性部材13、仕切部材18及び側部仕切り部材90について説明する。
図5(a)〜(d)は本発明に係る弾性部材の構成図である。(a)は弾性部材13の平面構成を示す。(b)は(a)のb−b線断面構成を示す。(c)は(a)のc矢視方向の構成を示す。(d)は(b)のd−d線断面構成を示す。
図5に示すように、弾性部材13は、第1取付部材11を一体化した上端部71から下端部72にかけて概ね円柱状を呈した部材であって、下端部72から下方へ大きく開放した下部空洞部73と、側部から側方へ大きく開放した前後一対又は左右一対の側部空洞部(第1側部空洞部74及び第2側部空洞部75)とを有する。
ここで、図5(a)及び(d)に示すように、弾性部材13を上下方向から見たときに、弾性部材13の軸心CLを通る一方の直線を第1線L1とし、軸心CLを通り第1線L1に直交する直線を第2線L2とする。第1・第2側部空洞部74,75は、第1線L1に対して、互いに線対称形である。
弾性部材13のうち、上半分の上端部71の径は、下半分の下端部72の径よりも大きい。上端部71の外周面は上の芯金76にて覆われ、また、下端部72の外周面は下の芯金77にて覆われた構成である。
上端部71と下端部72との間の段差部分には、上端部71から下端部72へ向かって延びる一対の位置決め凸部78,78を有する。これらの位置決め凸部78,78は、第1線L1上に配列している。
図6(a)〜(d)は本発明に係る仕切部材の構成図である。(a)は仕切部材18の平面構成を示す。(b)は(a)のb−b線断面構成を示す。(c)は(a)のc−c線断面構成を示す。(d)は(b)のd矢視方向の構成を示す。
図6に示すように、仕切部材18は中空円盤状の樹脂成形品であり、上端に一体に形成したフランジ81を有する。この仕切部材18は、軸心CL上に形成した中空部82に、ゴム材等からなる円板状の弾性仕切り板83を嵌合し、その上からカバープレート84を重ねて、熱カシメ等によって固定したものである。カバープレート84は、弾性仕切り板83に臨む複数の貫通孔84aを有する金属製薄板である。
弾性仕切り板83は、図3に示すように主液室16や副液室17に臨んでいる。弾性仕切り板83が弾性変位することによって、主液室16や副液室17の内圧の変化を吸収するとともに、中周波数領域の振動に対する動特性を高めることができる。
さらに仕切部材18は、外周面85に形成した外周溝86を有する。外周溝86の一端86aは仕切部材18の上端面87を介してカバープレート84の貫通孔84bに連通する。外周溝86の他端86bは仕切部材18の下端面88に連通する。図6(a)に示すように、外周溝86は一端86aから図時計回りに約315°だけ形成し、その端を他端86bとしたものである。
仕切部材18の取付けは、次のように行う。図4に示すように、仕切部材18を金属製筒部材20内に入れて、第2円筒部23の内面に張ってある被覆膜14aに圧入し、フランジ81を環状円板22に重ねる。この結果、図3に示すように、仕切部材18を金属製筒部材20に取付けることができる。
被覆膜14aに仕切部材18を圧入することで、被覆膜14aに仕切部材18の外周面85を若干食い込ませて、液封性を確保しつつ固定することができる。このようにして、被覆膜14aと外周溝86とにより連通路89を構成した。また、仕切部材18と下部空洞部73とによって主液室16を構成した。
連通路89は、図3に示す主液室16と副液室17との間を連通するオリフィスの機能を有する。以下、連通路89のことを「第1オリフィス89」と言い換えることにする。
図7(a)〜(c)は本発明に係る側部仕切り部材の構成図である。(a)は側部仕切り部材90の平面構成を示す。(b)は(a)のb矢視方向の構成を示す。(c)は(a)のc矢視方向の構成を示す。
図7(a)に示すように、側部仕切り部材90は平面視略C形状の樹脂成形品である。このような側部仕切り部材90は、図5(b),(c)及び図7(a)に示すように、弾性部材13の下端部72に液封性を確保しつつ嵌合することによって取付けることができ、上端に一対の位置決め凹部91,91を有する。これらの位置決め凹部91,91は、第1線L1上に配列している。図5及び図7に示すように、位置決め凸部78,78に位置決め凹部91,91を嵌合することにより、弾性部材13に対する側部仕切り部材90の周方向の位置決めをすることができる。
図7に示すように側部仕切り部材90は、平面視略C形を呈する側壁92の外周面92aに形成した、迷路状の外溝93を有する。この迷路状の外溝93の一端93aは、側部仕切り部材90におけるC形の一方の切欠き端94の近傍に且つ上部で、内外貫通した貫通孔である。また、外溝93の他端93bは、側部仕切り部材90において一端93aの斜め下方で、内外貫通した貫通孔である(図7(b)参照)。
このような外溝93は、一端93aから側壁92の外周面92aに沿って平面視時計回りに回り、他方の切欠き端95の近傍で下方へ降りた後に、元の一方の切欠き端94側へ平面視反時計回りに回り、その途中で若干上に延びた後に、他端93bに連なる。図7(a)に示すように、一端93aは第1側部空洞部74に連通し、他端93bは第2側部空洞部75に連通する。なお、切欠き端94,95は第2線L2側に向いている。
弾性部材13及び側部仕切り部材90の取付けは、次のように行う。図4に示すように、弾性部材13に側部仕切り部材90を圧入して取付け、これらの弾性部材13及び側部仕切り部材90を金属製筒部材20内に入れて、第2円筒部23の内面に張ってある被覆膜14aに圧入し、各下端面を環状円板22に重ねる。この結果、図3に示すように、弾性部材13及び側部仕切り部材90を金属製筒部材20に取付けることができる。
被覆膜14aに側部仕切り部材90を圧入することで、被覆膜14aに側部仕切り部材90の外周面92aを若干食い込ませて、液封性を確保しつつ固定することができる。このようにして、被覆膜14aと外溝93とにより迷路状の連通路96を構成した。
また、側部仕切り部材90と第1側部空洞部74とによって第1側部液室101を構成し、側部仕切り部材90と第2側部空洞部75とによって第2側部液室102を構成した。第1側部液室101及び第2側部液室102の組合せ構造は第2液室103をなす。第2液室103は、作動液Lqを封入する空間である。
上記迷路状の連通路96は、図3に示す第1側部液室101と第2側部液室102との間を連通するオリフィスの機能を有する。以下、連通路96のことを「第2オリフィス96」と言い換えることにする。
次に、上記構成の車両用防振装置10による振動減衰作用について説明する。
図2に示すように、エンジンEGから車両用防振装置10に軸方向(軸心CLの方向)の振動が作用した場合には、作動液Lqが第1オリフィス89を通って主・副液体室16,17間を流れるとともに、弾性部材13が弾性変形することによって、エンジンEGの振動を減衰させることができる。
また、車両のローリング運動等に伴って、エンジンEGから車両用防振装置10に軸直角方向の振動が作用した場合には、作動液Lqが第2オリフィス96を通って第1・第2側部液室101,102間を流れるとともに、弾性部材13が弾性変形することによって、制振することができる。
なお、本発明は実施の形態では、車両用防振装置10は車両用液封エンジンマウントに限定するものではなく、車体BDと動力源EGとの間に配置され、動力源EGを振動を防止しつつ支持する構成であればよい。
また、第1取付部材11は動力源EGと車体BDとの一方に取付けるとともに、第2取付部材12は動力源EGと車体BDとの他方に取付ける構成であればよい。取付部42,42についても同様である。
また、樹脂製ブラケット40は、非圧入部32の他に圧入部31の外周部分をも埋設する構成であってもよい。その場合には、圧入部31の外周面と筒部41との間にゴム部材50を介在させることになる。
本発明の車両用防振装置10は、車体BDの前部に搭載したエンジンEGにて前輪を駆動する駆動方式の車両において、車体BD前部とエンジンEG前部との間に配置され、エンジンEGを振動防止をしつつ支持する構成に好適である。
本発明に係る車両用防振装置の平面図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明に係る防振装置の分解図である。 本発明に係る弾性部材、ダイヤフラム、仕切部材、金属製筒部材周りの分解図である。 本発明に係る弾性部材の構成図である。 本発明に係る仕切部材の構成図である。 本発明に係る側部仕切り部材の構成図である。
符号の説明
10…車両用防振装置、11…第1取付部材、12…第2取付部材、13…弾性部材、20…金属製筒部材、30…金属製補強部材(金属製ブラケット)、32…非圧入部、40…樹脂製ブラケット、41…筒部、41b…補強された部分(上端部)、42…取付部、43…ボルト、44…カラー、45…鍔部、46…補強されない部分(非補強部)、BD…車体、EG…振動源(エンジン)、En…衝突エネルギー。

Claims (1)

  1. 動力源又は車体に取付ける第1取付部材と、前記車体又は前記動力源に取付ける筒状の第2取付部材と、これらの第1・第2取付部材間を連結する弾性部材とを備えた車両用防振装置において、
    前記第2取付部材は、樹脂製ブラケットと金属製補強部材とを備え、
    前記樹脂製ブラケットは、前記弾性部材を取付けた筒部と、この筒部から軸直角方向へ延びた取付部との、一体成形品であり、
    この取付部は、前記車体又は前記動力源に取付ける部材であり、
    前記金属製補強部材は、前記筒部を補強するべく筒部の軸方向に配置するとともに、前記取付部に対しては軸方向に離れた位置に配置し、
    前記金属製補強部材は円筒状の圧入部と、樹脂製ブラケットの軸方向で該樹脂製ブラケットに埋設された非圧入部からなり、
    前記金属製補強部材の圧入部は、円筒形のマウントを圧入保持している、
    ことを特徴とする車両用防振装置。
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