JP4815409B2 - 防振装置用筒状部材及び防振装置 - Google Patents

防振装置用筒状部材及び防振装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4815409B2
JP4815409B2 JP2007230385A JP2007230385A JP4815409B2 JP 4815409 B2 JP4815409 B2 JP 4815409B2 JP 2007230385 A JP2007230385 A JP 2007230385A JP 2007230385 A JP2007230385 A JP 2007230385A JP 4815409 B2 JP4815409 B2 JP 4815409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
cylindrical
tube
radial direction
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007230385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009063044A (ja
Inventor
尚規 宮本
慶一 金森
博之 田邊
純生 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurashiki Kako Co Ltd
Original Assignee
Kurashiki Kako Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurashiki Kako Co Ltd filed Critical Kurashiki Kako Co Ltd
Priority to JP2007230385A priority Critical patent/JP4815409B2/ja
Publication of JP2009063044A publication Critical patent/JP2009063044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4815409B2 publication Critical patent/JP4815409B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、防振装置用筒状部材及びこれを備えた防振装置に関するものである。
防振装置は、例えば、自動車のパワープラント(振動源側)と車体(振動受け側)との間に介在されて、そのパワープラントの荷重を支持するとともに、当該パワープラントからの振動を吸収し或いは減衰させて、車体への振動伝達を抑制するようになっている。
特許文献1に示す防振装置は、内部に、内筒体と外筒体とがゴム弾性体により連結されてなる防振装置本体が圧入された筒状部材が、その外周に取り付けられたブラケットによって車体に連結されている。このブラケットは、筒軸方向に延びる取付部と、この取付部の筒軸方向両端部からそれぞれ取付部に対し同じ側に垂直に延びる一対の補強部とを有している。これら両補強部は筒状部材の外周に溶接されている。
特開平6−94061号公報
上記防振装置においては、パワープラントからの振動の増大による筒状部材全体の信頼性の向上や、いわゆるNVH性能の要求による筒状部材全体の固有振動数の向上が求められている。これらの要望に応えるため、筒状部材やブラケットの厚みを大きくしたりその形状を大幅変更したりすることも考えられるが、これらの方法は手間がかかる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、筒状部材やブラケットの厚みを大きくしたりその形状を大幅変更したりすることなく、筒状部材全体の信頼性や固有振動数を向上させることにある。
第1の発明は、内部に、内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有する防振装置本体が嵌入される防振装置用筒状部材であって、筒部と、上記筒部の筒軸方向一方側の端部を筒径方向内側に折り曲げて形成された第1フランジ部と、上記筒部の筒軸方向他方側の端部を筒径方向外側に折り曲げて形成された第2フランジ部とを備え、上記筒部の外周には、上記筒状部材を振動源側又は振動受け側に連結するためのブラケットが筒径方向外側に延びるように設けられており、上記ブラケットは、筒径方向内側の端部が上記第1フランジ部の筒軸方向外側の面に溶接された板状の第1側板部と、上記第1側板部と筒軸方向に対向し、筒径方向内側の端部が上記第2フランジ部に溶接された板状の第2側板部と、上記両側板部の間に筒軸方向に延びるように設けられて上記両側板部を互いに連結し、筒径方向内側の端部が上記筒部の外周に配置された板状のブラケット本体とを有していることを特徴とするものである。
これにより、第1側板部の筒径方向内側の端部を、筒部の筒軸方向一方側の端部にある第1フランジ部の筒軸方向外側の面に溶接し、第2側板部の筒径方向内側の端部を、筒部の筒軸方向他方側の端部にある第2フランジ部に溶接しているので、両側板部の間に筒軸方向に延びるように設けられたブラケット本体の筒径方向内側の端部における筒軸方向長さを、従来のように両側板部を筒部の外周に溶接している場合よりも長くすることができる。よって、筒状部材やブラケットの厚みを大きくしたりその形状を大幅変更したりすることなく、ブラケットの信頼性や固有振動数、ひいては、筒状部材全体の信頼性や固有振動数を向上させることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ブラケット本体の筒径方向内側の端部は上記筒部の外周に溶接されていることを特徴とするものである。
これにより、ブラケット本体の筒径方向内側の端部を筒部の外周に溶接しているので、この部分を溶接しない場合と比較して、筒状部材全体の信頼性や固有振動数をより一層向上させることができる。
第3の発明は、内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有する防振装置本体と、筒部と該筒部の筒軸方向一方側の端部を筒径方向内側に折り曲げて形成された第1フランジ部と上記筒部の筒軸方向他方側の端部を筒径方向外側に折り曲げて形成された第2フランジ部とを有し、内部に上記防振装置本体が嵌入された筒状部材とを備え、上記筒部の外周には、上記筒状部材を振動源側又は振動受け側に連結するためのブラケットが筒径方向外側に延びるように設けられており、上記ブラケットは、筒径方向内側の端部が上記第1フランジ部の筒軸方向外側の面に溶接された板状の第1側板部と、上記第1側板部と筒軸方向に対向し、筒径方向内側の端部が上記第2フランジ部に溶接された板状の第2側板部と、上記両側板部の間に筒軸方向に延びるように設けられて上記両側板部を互いに連結し、筒径方向内側の端部が上記筒部の外周に配置された板状のブラケット本体とを有していることを特徴とするものである。
これにより、上記第1の発明と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、第1側板部の筒径方向内側の端部を、筒部の筒軸方向一方側の端部にある第1フランジ部の筒軸方向外側の面に溶接し、第2側板部の筒径方向内側の端部を、筒部の筒軸方向他方側の端部にある第2フランジ部に溶接しているので、両側板部の間に筒軸方向に延びるように設けられたブラケット本体の筒径方向内側の端部における筒軸方向長さを、従来のように両側板部を筒部の外周に溶接している場合よりも長くすることができ、よって、筒状部材やブラケットの厚みを大きくしたりその形状を大幅変更したりすることなく、ブラケットの信頼性や固有振動数、ひいては、筒状部材全体の信頼性や固有振動数を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態では、本発明に係る液体封入式防振装置を自動車のエンジンマウントAに適用し、このエンジンマウントAは、図示しない自動車のパワープラントと車体との間に介在されて、そのパワープラントの荷重を支持するとともに、当該パワープラントからの振動を吸収し或いは減衰させて、車体への振動伝達を抑制するためのものである。
すなわち、図1〜図4に示すように、エンジンマウントAの本体(防振装置本体。以下、マウント本体という。)1は、中空筒状の金属製内筒体10と、この内筒体10の外周囲に内筒体10と同軸に設けられた中空円筒状の金属製外筒体11(図4のみ図示)と、これら両筒体10,11の間に設けられて両筒体10,11を互いに連結するゴム弾性体12とを備えるものである。そして、図1〜図3、図5〜図7に示すように、内部にマウント本体1が圧入固定された筒状金具(筒状部材)2が、その外周に筒径方向外側に延びるように一体的に取り付けられた2つの金属製ブラケット3,4によって振動受け側の車体フレーム(図示せず)に連結される一方、内筒体10は、その筒軸方向両端部がそれぞれボルト等により結合されるブラケット(図示せず)によって、振動源側のパワープラントに連結されるようになっている。
なお、図4は、パワープラントの静荷重が作用していない状態を示しており、この状態では内筒体10の中心軸が外筒体11の中心軸から上方にオフセットしているが、上記のように車体に取り付けられてパワープラントの静荷重が加わる1G状態では、図示しないが、ゴム弾性体12が撓んで内筒体10が下方に変位し、その中心軸が外筒体11の中心軸と概ね合致するようになる。
エンジンマウントAは、例えばエンジンルームに横置きに搭載されるパワープラントのトランスミッション側の端部を吊り下げるものであり、内筒体10の軸線が概ね自動車の車体の前後方向を向くように配置されている。
上記マウント本体1は、上記内筒体10、外筒体11、及びゴム弾性体12に加えて、このゴム弾性体12の内部における両筒体10,11の中間部分に埋設された中間筒体13(図4のみ図示)と、ゴム弾性体12の内部における内筒体10の下側部分及び上側部分にそれぞれ形成された主流体室及び副流体室(図示せず)と、これら両流体室を連通するオリフィス通路(図示せず)とをさらに備えている。各流体室には液体及び気体が封入されている。そして、主流体室及び副流体室の液体がオリフィス通路を介して相互に流通することによって、内筒体10からゴム弾性体12に作用する低周波・大振幅の振動が減衰されるようになっている。
上記筒状金具2は、中空円筒状の筒部20と、この筒部20の筒軸方向一方側(図1では手前側)の端部を筒径方向内側に90度折り曲げて形成された第1フランジ部21と、筒部20の筒軸方向他方側(図1では奥側)の端部を筒径方向外側に90度折り曲げて形成された第2フランジ部22とを有している。このように、第1フランジ部21を筒径方向内側に突出させているので、筒状金具2内に嵌入したマウント本体1を第1フランジ部21によって受けて保持することができる。第1フランジ部21の筒軸方向外側の外面21aは、一定幅の平面部分21bと、この平面部分21bの外周囲にある一定幅の曲面部分21cとからなる。このように、第1フランジ部21の外面21aに曲面部分21cができるのは、第1フランジ部21を折り曲げて形成するためである。なお、筒部20の筒軸方向端部を筒径方向内側に折り曲げるのは、筒径方向外側に折り曲げるよりも加工しやすい。
上記内筒体10は、筒軸方向長さが外筒体11よりも長くなっていて、筒軸方向両端が外筒体11からそれぞれ突出している。この内筒体10の筒軸方向両端部には、その外周囲にあるゴム弾性体12を介してゴム製ストッパー14,15がフランジ部21,22の筒軸方向外側に位置するようにそれぞれ外嵌されている。以下の説明では、内筒体10の筒軸方向一方側(図1では手前側)に配置されたストッパー14について述べるが、内筒体10の筒軸方向他方側(図1では奥側)に配置されたストッパー15も、内筒体10の筒軸方向一方側にあるストッパー14と同様の基本構成をなしている。
ストッパー14は略扇形の板状のものであり、その筒径方向中央部に内筒体10が挿通される挿通孔14aが形成されていて、内筒体10から筒径方向両側にそれぞれ延びている。ストッパー14の円弧側の端部は他の部分よりも厚肉となっており、この厚肉部14bはパワープラント側のブラケットと第1フランジ部21との間に配置されていて、その両面に突条部14cがそれぞれ形成されている。
上記第1フランジ部21の外面21aの平面部分21bには、第1フランジ部21側のストッパー14の厚肉部14b、及びパワープラント側のブラケットと筒軸方向に対向するように、筒周方向に延びる略C字状の金属製補強板5がプロジェクション溶接によって取り付けられている。この補強板5は、内周形状が第1フランジ部21の内周形状と一致していて、その内周が第1フランジ部21の内周と同一曲面上にある。また、補強板5は、幅が第1フランジ部21の外面21aの平面部分21bの幅よりも広くなっていて、その平面部分21bを筒周方向に関しその半分以上覆っている。そして、ストッパー14の厚肉部14bがパワープラント側のブラケットや補強板5に当接することによって、両筒体10,11の筒軸方向の相対移動が規制されるようになっている。なお、補強板5を略C字状に形成しているのは、補強板5が第1フランジ部21の外面21aに固定されたブラケット3と干渉しないようにするためである。
上記ブラケット3は、筒軸方向に延びるブラケット本体30と、このブラケット本体30の筒軸方向一方側(図1では手前側。図6では下側)の端部を90度折り曲げて形成された板状の補強用第1側板部31と、ブラケット本体30の筒軸方向他方側(図1では奥側。図6では上側)の端部を第1側板部31と同じ側に90度折り曲げて形成された板状の補強用第2側板部32とを有する横断面略コ字状のものである。言い換えると、両側板部31,32は互いに筒軸方向に対向しており、ブラケット本体30は、両側板部31,32の筒周方向一方側の端部の間に筒軸方向に延びるように設けられていて、両側板部31,32の筒周方向一方側の端部を互いに連結している。
ブラケット本体30の筒径方向内側(筒部20側)の基端部は、筒軸方向長さが筒部20とほぼ同じ長さであり、両側板部31,32とは反対側の面にて筒部20の外周に溶接されている。ブラケット本体30は、筒径方向内側から外側に行くに従って筒軸方向両側に拡がっていて、筒径方向中央部に段差が設けられている。ブラケット本体30の筒径方向外側(筒部20とは反対側)の先端部には、筒状金具2を車体フレームに取り付けるためのボルトが挿通される挿通孔30a,30aが2つ形成されている。
第1側板部31の筒径方向内側の基端部31aは平板形状をしていて、第1フランジ部21の外面21aに溶接W(図7のみ図示)されている。第1側板部31は、ブラケット本体30の筒軸方向一方側の端部の形状に合わせて、筒部20から離れるに従って筒軸方向外側に傾斜していて、その高さが基端部31aからその反対側の先端部に行くに従って漸減している。なお、図1〜図3、図5、図6では、図を見易くするため、第1側板部31と第1フランジ部21との溶接の図示を省略している(以下、同じ)。
第2側板部32の筒径方向内側の基端は、筒部20の外周の形状に合わせて、円弧状に形成されていて、その外周に密着している。第2側板部32の筒径方向内側の基端部32aは平板形状をしていて、第2フランジ部22の筒軸方向内側の内面と面接触している。第2側板部32の基端部32aは、筒軸方向外側の外面にて第2フランジ部22に溶接されている。第2側板部32は、第1側板部31と同様、ブラケット本体30の筒軸方向他方側の端部の形状に合わせて、筒部20から離れるに従って筒軸方向外側に傾斜していて、その高さが基端部32aからその反対側の先端部に行くに従って漸減している。
以上から分かるように、本実施形態では、ブラケット3を筒部20にこれを抱え込むように取り付けている。
以下、エンジンマウントAの製造方法を簡単に説明する。つまり、筒状金具2の第1フランジ部21の平面部分21bに補強板5を溶接固着した後、筒状金具2の内部にマウント本体1を嵌め込む(図2参照)。そして、内筒体10の筒軸方向両端部にストッパー14,15をそれぞれ取り付ける(図1参照)。
以上により、本実施形態によれば、第1側板部31の基端部31aを、筒部20の筒軸方向一方側の端部にある第1フランジ部21の外面21aに溶接し、第2側板部32の基端部32aを、筒部20の筒軸方向他方側の端部にある第2フランジ部22に溶接しているので、両側板部31,32の間に筒軸方向に延びるように設けられたブラケット本体30の基端部における筒軸方向長さを、従来のように両側板部を筒部の外周に溶接している場合よりも長くすることができる。よって、筒状金具2やブラケット3の厚みを大きくしたりその形状を大幅変更したりすることなく、ブラケット3の信頼性や固有振動数、ひいては、筒状金具2全体の信頼性や固有振動数を向上させることができる。
また、ブラケット本体30の基端部を筒部20の外周に溶接しているので、この部分を溶接しない場合と比較して、筒状金具2全体の信頼性や固有振動数をより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態では、ブラケット本体30の基端部を両側板部31,32とは反対側の面にて筒部20の外周に溶接し、第1側板部31の基端部31aを第1フランジ部21の外面に溶接し、第2側板部32の基端部32aを筒軸方向外側の外面にて第2フランジ部22に溶接している。つまり、ブラケット3の筒径方向内側の端部をその外周側にて筒状金具2に連続して溶接している。よって、溶接によるブラケット3の筒状金具2への取付けを簡単に行うことができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、本発明を液体封入式防振装置に適用しているが、防振装置が内筒体10と外筒体11とがゴム弾性体12により連結されてなるものである限り、いかなる防振装置に適用してもよい。
上記実施形態では、筒状金具2を、その外周に取り付けられたブラケット3,4によって振動受け部側の車体フレームに連結しているが、振動源側のパワープラントに連結してもよい。
上記実施形態では、筒状金具2の外周に2つのブラケット3,4を取り付けているが、ブラケット3のみ取り付けてもよい。
上記実施形態では、ブラケット本体30の基端部を筒部20の外周に溶接しているが、これを溶接しなくてもよい。ただし、筒状金具2全体の信頼性や固有振動数の向上の観点からは、前者が望ましい。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかる防振装置用筒状部材および防振装置は、筒状部材やブラケットの厚みを大きくしたりその形状を大幅変更したりすることなく、筒状部材全体の信頼性や固有振動数を向上させる用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係るエンジンマウントの斜視図である。 内部にマウント本体が圧入された筒状金具の斜視図である。 筒状金具の分解斜視図である。 マウント本体の底面図である。 筒状金具の底面図である。 筒状金具の側面図である。 第1側板部の基端部付近の拡大斜視図である。
符号の説明
1 マウント本体(防振装置本体)
10 内筒体
11 外筒体
12 ゴム弾性体
2 筒状金具(筒状部材)
20 筒部
21 第1フランジ部
21a 外面(筒軸方向外側の面)
22 第2フランジ部
3 ブラケット
30 ブラケット本体
31 第1側板部
31a 基端部(筒径方向内側の端部)
32 第2側板部
32a 基端部(筒径方向内側の端部)
A エンジンマウント(防振装置)

Claims (3)

  1. 内部に、内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有する防振装置本体が嵌入される防振装置用筒状部材であって、
    筒部と、
    上記筒部の筒軸方向一方側の端部を筒径方向内側に折り曲げて形成された第1フランジ部と、
    上記筒部の筒軸方向他方側の端部を筒径方向外側に折り曲げて形成された第2フランジ部とを備え、
    上記筒部の外周には、上記筒状部材を振動源側又は振動受け側に連結するためのブラケットが筒径方向外側に延びるように設けられており、
    上記ブラケットは、筒径方向内側の端部が上記第1フランジ部の筒軸方向外側の面に溶接された板状の第1側板部と、上記第1側板部と筒軸方向に対向し、筒径方向内側の端部が上記第2フランジ部に溶接された板状の第2側板部と、上記両側板部の間に筒軸方向に延びるように設けられて上記両側板部を互いに連結し、筒径方向内側の端部が上記筒部の外周に配置された板状のブラケット本体とを有していることを特徴とする防振装置用筒状部材。
  2. 請求項1記載の防振装置用筒状部材において、
    上記ブラケット本体の筒径方向内側の端部は上記筒部の外周に溶接されていることを特徴とする防振装置用筒状部材。
  3. 内筒体と該内筒体の周囲に設けられた外筒体と該両筒体の間に設けられて該両筒体を互いに連結するゴム弾性体とを有する防振装置本体と、
    筒部と該筒部の筒軸方向一方側の端部を筒径方向内側に折り曲げて形成された第1フランジ部と上記筒部の筒軸方向他方側の端部を筒径方向外側に折り曲げて形成された第2フランジ部とを有し、内部に上記防振装置本体が嵌入された筒状部材とを備え、
    上記筒部の外周には、上記筒状部材を振動源側又は振動受け側に連結するためのブラケットが筒径方向外側に延びるように設けられており、
    上記ブラケットは、筒径方向内側の端部が上記第1フランジ部の筒軸方向外側の面に溶接された板状の第1側板部と、上記第1側板部と筒軸方向に対向し、筒径方向内側の端部が上記第2フランジ部に溶接された板状の第2側板部と、上記両側板部の間に筒軸方向に延びるように設けられて上記両側板部を互いに連結し、筒径方向内側の端部が上記筒部の外周に配置された板状のブラケット本体とを有していることを特徴とする防振装置。
JP2007230385A 2007-09-05 2007-09-05 防振装置用筒状部材及び防振装置 Expired - Fee Related JP4815409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007230385A JP4815409B2 (ja) 2007-09-05 2007-09-05 防振装置用筒状部材及び防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007230385A JP4815409B2 (ja) 2007-09-05 2007-09-05 防振装置用筒状部材及び防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009063044A JP2009063044A (ja) 2009-03-26
JP4815409B2 true JP4815409B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=40557802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007230385A Expired - Fee Related JP4815409B2 (ja) 2007-09-05 2007-09-05 防振装置用筒状部材及び防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4815409B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634833U (ja) * 1986-06-30 1988-01-13
JPH0278828U (ja) * 1988-12-06 1990-06-18
JPH02113034U (ja) * 1989-02-27 1990-09-10
JP3693834B2 (ja) * 1998-12-28 2005-09-14 株式会社ブリヂストン 防振装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009063044A (ja) 2009-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4060309B2 (ja) 車両用防振装置
JP4871890B2 (ja) 流体封入式筒形防振装置
JP4759539B2 (ja) 遮熱ゴムカバー付き防振装置
JP5829156B2 (ja) 防振装置
JP2011256958A (ja) 防振装置、及び、防振装置用ブラケット
JP4958690B2 (ja) 防振装置用筒状部材及び防振装置
US6439555B2 (en) Vibration-isolating apparatus and metal stopper therefor
JP4815409B2 (ja) 防振装置用筒状部材及び防振装置
US11448285B2 (en) Membrane and hydraulically damping mount
JP5149824B2 (ja) マス部材の取付構造
JP4823117B2 (ja) 液封入式防振装置
JP4469349B2 (ja) 筒型ゴムマウント用のストッパ付外筒側ブラケット
JP5653698B2 (ja) 防振装置、及び、防振装置用ブラケット
JP5094300B2 (ja) 複数種類の防振装置
JP2008111558A (ja) 流体封入式トーコレクトブッシュおよびそれを用いたサスペンション機構
JP2009092174A (ja) 液体封入式防振装置
KR20100064594A (ko) 에어 댐핑 엔진 마운트
JP5012746B2 (ja) 液体封入式トルクロッド
JP4697459B2 (ja) 流体封入式筒型防振装置
JP2010196850A (ja) 防振装置
JP2023170298A (ja) 防振装置
JP4131879B2 (ja) 自動車用液封入式防振装置
JP3716632B2 (ja) 筒形防振マウント
JP2004332936A (ja) 防振装置及びそのストッパ金具
JP5336321B2 (ja) 防振装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110829

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees