JP4131879B2 - 自動車用液封入式防振装置 - Google Patents

自動車用液封入式防振装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用の液封入式防振装置、主に車両前部においてトランスミッションの下に配設されて使用される防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
自動車のエンジンユニットを支持する防振装置の1種として、車両前部のトランスミッションの下に配置されて該トランスミッションを支持し、上下、左右、前後のストッパ機能をもつ防振装置が知られている。
【0003】
この防振装置は、例えば車体側メンバに固定される下側の取付金具と、トランスミッション側に固定される上側の取付金具との間に振動を吸収する本体ゴム部を配してなるもので、前記本体ゴム部が、装置中央に設定されたストッパ部両側の左右2カ所にブロック状に設けられているのが普通である(特開平9−89046号および特開平9−151991号)。前記下側の取付金具が両端部で車体側メンバに取付られてブリッジ状に支持されることもある。
【0004】
ところで、この種の防振装置は、ゴム自体の振動吸収性を利用するものであり、これをさらに振動吸収効果の高い液封入式の防振装置を利用するには、前記両側のブロック状の本体ゴム部の代りに、これと略同サイズの液封入式の防振装置を2個所に組込むことが考えられる。しかしこの場合、防振装置自体が小型になるために、要求される特性を満足できない。そうかと言って、液封入式の防振装置のサイズを大きくするのは、下側の取付金具と、上側の取付金具の間隔が大きくなり、トランスミッションの搭載高さが高くなるという問題がある。
【0005】
なお、前記両側のブロック状の本体ゴム部の代りに、内部にストッパ機構を内蔵した箱型の液封入式防振装置を用いることが考えられるが、このようなストッパ内蔵型の箱型の防振装置は、部品の組立性や液シール性に問題があり、実施上好ましいものではない。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであって、主に車両前部のトランスミッションの下に配置固定して使用する防振装置として、防振特性を満足でき、かつ部品の組立性および液シール性に問題のない液封入式防振装置を用いて、しかもその固定支持状態を工夫することにより、トランスミッションの搭載高さを変更せずに設計できる自動車用液封入式防振装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明の自動車用液封入防振装置は、ゴム弾性体よりなる防振基体が上部に配され、内部に液体が封入された横断面円形の防振装置本体部と、略中央部に前記防振装置本体部の固定用孔が設けられた車体側への取付用ブラケットと、前記防振基体に結合されて前記ブラケットの上方に配され、少なくとも中央部が前記ブラケット中央部の上面と略平行な平板状をなす振動発生体側への取付ステイとを備えてなり、前記防振装置本体部の外筒金具を、前記ブラケットの固定用孔に圧入して、該外筒金具上端のフランジ状部を前記固定用孔の周縁部に係合させ、このフランジ状部の少なくとも相対向する両側部分の上に対をなすストッパゴムを被せるように配して前記ブラケットに固定し、前記取付ステイの平板状中央部をストッパ部として前記ストッパゴムの上方に所定間隔を存して位置させてなり、前記両側の対をなすストッパゴムが、内側縁を前記フランジ状部に対応する円弧状にした割環形状をなしており、各々下面側に加硫接着された補助金具を介してブラケットに固定されてなることを特徴とするものである。
【0008】
この自動車用液封入式防振装置によれば、液封入された防振装置本体部をブラケットに有する固定用孔に圧入して保持しているので、防振装置本体部のサイズが大きいものでも、ブラケットと上金具との間隔を大きくする必要がなく、トランスミッション等の振動発生体の搭載高さが高くなることがない。換言すれば、トランスミッション等の搭載高さを変更せずに、振動吸収効果の高い液封入式防振装置を組込むことが容易に可能になる。
【0009】
また、防振装置本体部をブラケットの固定用孔へ圧入した後、外筒金具上端のフランジ状部の両側部分の上にストッパゴムを被せて、ブラケットに固定すればよいので、ストッパの組込みも容易になる上、前記取付ステイの平板状中央部との間に所定の間隔を保有させているので、前記のように従来品と変らない搭載高さを確保することに加えて、振動に伴う下方向きの大変位時には前記平板状中央部がストッパゴムに弾力的に当接することでストッパ作用を果すものとなる。
【0010】
前記の自動車用液封入式防振装置において、請求項2のように、前記ブラケットの固定用孔の周囲部に該孔径と同内径でブラケット下方へ突出する筒状部が設けられ、この筒状部内周に防振装置本体部の外筒金具が上方より圧入固定されてなるものが好適である。すなわち、これによって、前記防振装置本体部のブラケットに対する圧入部の面積が大きくなって、ガタつきなく安定性よく固定保持できる。
【0011】
また前記の自動車用液封入式防振装置において、請求項3のように、前記外筒金具上端のフランジ状部が、防振基体の外周部に固着された本体金具の周縁部を外筒金具に固定するかしめ部分とすることできる。これにより、かしめ部分を、ストッパゴムで保護できることになる上、このかしめ部分が防振装置の本体部の外筒金具との間でストッパ作用を果すことになるので、ストッパ作用が常に一定になり、またストッパゴムの組込みおよび組立てが容易になる。
【0012】
本発明においては、前記両側の対をなすストッパゴムが、内側縁を前記フランジ状部に対応する円弧状にした割環形状をなしており、各々下面側に加硫接着された補助金具を介してブラケットに固定されてなる。
【0013】
これにより、防振装置の周囲にストッパ機構をもつものであっても、このストッパゴムを前記防振装置本体部の圧入後に組込めばよいので、組立て作業が容易になり、液封入がされた防振装置本体部の液シール性を損うおそれもない。
【0014】
【発明の実施例の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0015】
図1は本発明に係る自動車用液封入式防振装置の概略を示す断面図、図2は同平面図、図3は同主要部の拡大図であり、図4は同上の上側の取付ステイの下で切断した横断平面図である。
【0016】
図において、(1)は横断面円形の液封入式の防振装置本体、(2)はボディ側への取付用ブラケット、(3)は振動発生体であるトランスミッション(T)側への取付ステイである。
【0017】
取付用ブラケット(2)は、防振装置本体(1)の外径より広幅で1方向(図面の左右方向)に長いブリッジ状をなし、その長手方向の略中央部に前記防振装置本体(1)を圧入固定するための固定用孔(21)が設けられ、長手方向の両端部に有する取付用孔(22)(22)の部分で車体側メンバ(図示省略)にボルト、ナットによる締結手段(図示省略)により固定されて、ブリッジ状態に支持されるようになっている。前記固定用孔(21)の周囲部には該孔径と同内径でブラケット(2)下方へ突出する筒状部(23)が設けられ、これにより前記固定用孔(21)が軸方向に延長形成されて、該固定用孔(21)に圧入される防振装置本体部(1)を安定性よく保持できるようになっている。前記ブラケット(2)は、通常、アルミ等の金属の鋳造物に所定の加工を施すことにより形成される。(24)は補強用リブである。
【0018】
防振装置本体部(1)は、ゴム弾性体よりなる防振基体(11)が上部に配され、内部に液体が封入されてなるもので、その1例を図示する実施例により説明する。
【0019】
防振基体(11)の外周部には上部側ほど広がったテーパ状をなし上端部がフランジ状に外方へ突出した本体金具(12)が、中央部には本体金具と同心のテーパ状をなすインナー金具(13)がそれぞれ加硫接着手段により一体に固着されている。前記本体金具(12)が防振装置本体部(1)の外周部を構成する有底筒状(円筒状)の外筒金具(14)の上部開口部にシール状態に嵌着されて、後述するかしめ締結手段により固定されている。
【0020】
前記外筒金具(14)の内周には、底部をダイヤフラム(15a)として形成した有底筒状のゴム材部(15b)と、該ゴム材部(15b)の上部に加硫接着手段により固着した補強用の中間筒金具(15c)とからなる中間部材(15)が嵌着され、さらに前記中間筒金具(15c)の内側に前記本体金具(12)が嵌着されて、これら中間筒金具(15c)と本体金具(12)とが外筒金具(14)の上端部にかしめ締結手段により一体に固定されている。このかしめ部分は外筒金具(14)上端においてフランジ状に外方へ突出しており、(14a)はそのフランジ状部を示す。
【0021】
そして前記中間部材(15)のゴム材部(15b)の内周に仕切部材(16)が嵌着されて、この仕切部材(16)とダイヤフラム(15a)との間が空気室(17)として形成され、さらに前記仕切部材(16)より上の防振基体(11)との間、およびダイヤフラム(15a)と外筒金具(14)の底部との間が、それぞれ液体が封入された液室(18a)(18b)として形成されるとともに、これら両液室(18a)(18b)が前記中間部材(15)の外周部に形成されたオリフィス(19)により連通せしめられている。(16a)は仕切部材(16)の中央開口部に加硫接着された弾性膜を示している。
【0022】
前記防振装置本体部(1)は、前記外筒金具(14)を前記ブラケット(2)の中央の固定用孔(21)すなわち筒状部(23)の内周に圧入するとともに、外筒金具(14)上端のフランジ状部(14a)を固定用孔(21)の周縁部に係合させて固定し保持している。ブラケット(2)が両端部で車体側メンバに取付られてブリッジ状に支持されるため、防振装置本体部(1)が前記固定用孔(21)および筒状部(23)を貫通した状態に問題なく保持できる。
【0023】
(4a)(4b)は前記フランジ状部(14a)の相対向する両側部分、例えばブラケット(2)の長手方向に対向する両側部分の上に被せるように配した二つのストッパゴムである。これらのストッパゴム(4a)(4b)は、それぞれ前記フランジ状部(14a)の曲率に対応する断面略鉤形状をなし、また全体として平面よりみて内側縁を前記フランジ状部(14a)に対応する円弧状にした割環形状をなしており、防振装置本体部(1)を挟んで両側より突き合せるように配されて、各々下面側に加硫接着された補助金具(41a)(41b)が前記ブラケット(2)にボルト、ナット等の締結手段(5a)(5b)により固定されている。これにより、防振装置本体部(1)のかしめ部分であるフランジ状部(14a)の上面および外周を覆うこととなって、該かしめ部分を保護できるようになっている。
【0024】
なお、前記のストッパゴム(4a)(4b)の周方向長さは、図のように略1/4周程度の長さにするものに限らず、例えばそれぞれ円環を二つ割した1/2周程度の長さの割環形状にして、フランジ状部(14a)の略全周を覆うように形成する等、種々の長さに設定できる。
【0025】
またミッション側への取付ステイ(3)は、前記防振装置本体(1)の防振基体(11)の中央部に埋設固定されるインナー金具(13)に溶接手段により一体に固設されている。この取付ステイ(3)のインナー金具(13)に対する溶接は、防振基体(11)の加硫前に溶接するのが好ましい。
【0026】
前記取付ステイ(3)は、通常、前記ブラケット(2)と略同幅でかつ略同方向に延びる板状をなし、かつ中央部(31)がブラケット上面と略平行な平板状をなすとともに、長手方向両端部(32)(32)が斜め上向きに折曲形成されて、トランスミッション(T)の取付部の形態との対応形状をなしており、前記両端部(32)(32)にトランスミッション(T)との取付用孔(33)(33)が設けられて、ボルト、ナット等の締結手段(34)(34)によって、トランスミッション(T)に対して取付固定できるようになっている。図の場合は、逆台形状に折曲形成されてトランスミッション(T)の下部に固定された別体の板状取付金具(6)を、前記締結手段(34)(34)により固定している。
【0027】
この取付ステイ(3)は、前記平板状中央部(31)をストッパ部として前記ストッパゴム(4a)(4b)の上方に所定の間隔を存するように位置させて、該平板状中央部(31)が下方向きの大変位時にストッパゴム(4a)(4b)の部分に当接することで、それ以上の変位を規制するストッパ作用を果すように設けられる。通常、防振装置本体部(1)はブラケット(32)対し前記取付ステイ(3)とブラケット(2)とを同方向をなすように圧入される。
【0028】
前記の取付金具(6)を省略して、前記取付ステイ(3)がトランスミッション側の取付金具を兼ねる構成とすることができるが、図のように、取付金具(6)を介在することで、搭載されるトランスミッション(T)はブラケット(2)上面から所定の搭載高さに保持でき、しかも前記ストッパゴム(4a)(4b)との間に上下動を許容する所定の間隔を保有でき、特に好ましい。
【0029】
上記の構成による自動車用液封入式防振装置は、例えば次のようにして組立てる。
【0030】
まず、車体側メンバへの取付用ブラケット(2)および上側のミッション側への取付ステイ(3)とは別に、外筒金具(14)の内部にダイヤフラム(15a)を含む中間部材(15)およ仕切部材(16)を組込み、さらに液体を封入するように本体金具(12)と、予めミッション側への取付ステイ(3)を溶接し結合しておいたインナー金具(13)とを加硫接着した防振基体(11)を嵌着して、中間筒金具(15c)および本体金具(12)を外筒金具(14)の上端部にかしめ手段により固定する。これにより、内部液室(18a)(18b)に液体を封入した防振装置本体部(1)を組立て構成する。
【0031】
そして、前記防振装置本体部(1)を、前記ブラケット(2)の中央部の固定用孔(21)に対し上方より圧入し、外筒金具(14)上端のフランジ状部(14a)を固定用孔(21)の周縁部に係合させた状態に保持する。この後、前記フランジ状部(14a)の相対向する両側部分の上にストッパゴム(4a)(4b)を被せてブラケットに固定すればよく。容易に組立構成できる。
【0032】
その使用においては、ブラケット(2)の両端部を車体側メンバに固定してブリッジ状態に支持するとともに、上側の取付ステイ(3)をトランスミッションに取付金具(6)を介してあるいは直接連結して、振動発生体のトランスミッション(T)を支持する。
【0033】
この使用において、防振装置本体部(1)がブラケット(2)の固定用孔(21)に圧入されて保持されているので、防振装置本体部(1)自体のサイズが大きくても、ブラケットと上金具との間隔は大きくはならず、トランスミッションの搭載高さが従来に比して高くなることはない。それゆえ、搭載高さを変更せずに振動吸収効果の高い液封入式防振装置を組込むことができる。
【0034】
また、ブラケットの固定用孔に圧入した後、外筒金具上端のフランジ状部の両側部分の上に割環形状のストッパゴムを被せてブラケットに固定すればよく、ストッパの組込みが容易である上、前記上金具の水平部との間に所定の間隔を保有させているので、前記のように従来品と変らない搭載高さを確保することに加えて、振動に伴う下方向きの大変位時には前記水平部がストッパゴムに弾力的に当接することで良好なストッパ作用を果す。さらに、防振基体(11)と一体の外周の本体金具(12)と中央のインナー金具(13)とが、前後、左右方向の一定以上の動きを規制するストッパー機能を果すことにもなる。
【0035】
なお、本発明における防振装置本体部(1)の構成としては、上記した実施例のものに限らず、上部に防振基体を備え、内部に液体を封入した主として二室形の液封入式防振装置で、ブラケット(2)の固定用孔(21)に対して圧入できる外筒金具を有する種々の構造の防振装置を利用できる。
【0036】
【発明の効果】
上記したように本発明の自動車用液封入式防振装置によれば、主に車両前部のトランスミッションの下に配置固定して使用する防振装置として、充分に満足できる防振特性を持ち、しかも部品の組立性および液シール性も良好なものとなる。特に防振装置本体部を車体側メンバへの取付用ブラケットに有する固定用孔に対し圧入して固定保持したので、トランスミッション等の搭載高さを変更せずに振動吸収効果の高い液封入式の防振装置を組込むことが問題なく可能になり、従来の搭載寸法を変えずに設計できることになる。またストッパゴムを前記の圧入後に組込むことができるので、組立ても容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用液封入式防振装置の1実施例を示す縦断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の一部の拡大断面図である。
【図4】同上の上側の取付ステイの一部を切除した平面図である。
【符号の説明】
(1) 防振装置本体部
(11) 防振基体
(12) 本体金具
(13) インナー金具
(14) 外筒金具
(14a) フランジ状部
(15) 中間部材
(16) 仕切部材
(2) 車体側メンバへの取付用ブラケット
(21) 固定用孔
(23) 筒状部
(3) ミッション側への取付ステイ
(31) 平板状中央部
(4a)(4b) ストッパゴム
(6) 取付金具

Claims (3)

  1. ゴム弾性体よりなる防振基体が上部に配され、内部に液体が封入された防振装置本体部と、略中央部に前記防振装置本体部の固定用孔が設けられた車体側への取付用ブラケットと、前記防振基体に結合されて前記ブラケットの上方に配され、少なくとも中央部が前記ブラケット中央部の上面と略平行な平板状をなす振動発生体側への取付ステイとを備えてなり、
    前記防振装置本体部の外筒金具を、前記ブラケットの固定用孔に圧入して、該外筒金具上端のフランジ状部を前記固定用孔の周縁部に係合させ、このフランジ状部の少なくとも相対向する両側部分の上に対をなすストッパゴムを被せるように配して前記ブラケットに固定し、前記取付ステイの平板状中央部をストッパ部として前記ストッパゴムの上方に所定間隔を存して位置させてなり、
    前記両側の対をなすストッパゴムが、内側縁を前記フランジ状部に対応する円弧状にした割環形状をなしており、各々下面側に加硫接着された補助金具を介してブラケットに固定されてなることを特徴とする自動車用液封入式防振装置。
  2. 前記ブラケットの固定用孔の周囲部に該孔径と同内径でブラケット下方へ突出する筒状部が設けられ、この筒状部内周に防振装置本体部の外筒金具が上方より圧入固定されてなる請求項1に記載の自動車用液封入式防振装置。
  3. 前記外筒金具上端のフランジ状部が、防振基体の外周部に固着された本体金具の周縁部を外筒金具に固定するかしめ部分である請求項1または2に記載の自動車用液封入式防振装置。
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