JP5448928B2 - 流体封入式防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内部に封入された非圧縮性流体を利用して防振効果を得るようにした流体封入式防振装置に係り、特に樹脂製ブラケットを備えた流体封入式防振装置に関するものである。
従来から、振動伝達系を構成する部材間に装着される防振連結体や防振支持体の一種として、ゴム弾性体による防振効果に加えて、封入した非圧縮性流体の流動作用等を利用して防振効果を得るようにした流体封入式の防振装置が知られている。このような防振装置の一種として、第一の取付金具と筒状の第二の取付金具を本体ゴム弾性体で連結せしめた防振装置において、本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて周囲を筒状の第二の取付金具で囲まれた流体室を設けて、かかる流体室に非圧縮性流体を封入した構造とされている。
ところで、このような流体封入式防振装置は、第一の取付金具と第二の取付金具をそれぞれ防振連結すべき各一方の部材に取り付けることによって装着される。例えば、流体封入式防振装置としての車両用エンジンマウントでは、第一の取付金具をパワーユニットに取り付ける一方、第二の取付金具を車両ボデーに取り付けることにより、パワーユニットを車両ボデーに対して防振支持せしめる。
その際、筒状の第二の取付金具を車両ボデー等の防振連結すべき部材に取り付けるために、従来から、第二の取付金具の外周面に固定される別体ブラケットが採用されている。また、かかる別体ブラケットとして、従来は金属製ブラケットが用いられていたが、近年の車両の軽量化のニーズの高まりにより、樹脂製ブラケットを採用することも検討されている。
例えば、特開平6−234134号公報(特許文献1)には、防振装置における本体ゴムを予め加硫成形しておき、これを樹脂成形型にセットして樹脂を射出成形し、これにより防振装置における樹脂ブラケットを成形すると共に、その射出成形時の圧力と熱を利用して樹脂ブラケットと本体ゴムとを接着するようにした技術が開示されている。ところが、このように本体ゴムに対して樹脂ブラケットを直接に接着するには、本体ゴムの表面に接着処理を施して(接着剤を塗布して)接着する必要があることから、接着剤及び接着剤塗布工数による製造コストの増加が問題であった。
かかる問題に対して、特開2001−50331号公報(特許文献2)には、第二の取付金具の外周面において軸方向で離隔した2箇所以上に環状突起を形成し、該第二の取付金具を樹脂ブラケットにインサート成形して、かかる環状突起を樹脂ブラケット内に入り込ませることで、接着剤及び接着剤塗布工数による製造コストの増加を生ずることなく、環状突起を樹脂ブラケットで摘むようにして固着力を得る構造が提案されている。しかしながら、このように2箇所以上の環状突起を樹脂ブラケット内に入り込ませる構造にすると、環状突起間に挟み込まれた樹脂部に残留応力が発生し易く、樹脂ブラケットとしての強度や耐久性が低下し易くなる。
その理由としては、軸方向で上部側にある環状突起と下部側にある環状突起の間で挟み込まれた樹脂部分(樹脂ブラケットの軸方向における大半の樹脂部分の領域が含まれる)では、上下2箇所の環状突起に邪魔されて射出成形後の樹脂の収縮が阻害されるため、残留応力が大きくなってしまうからである。それ故、樹脂ブラケットとしての強度や耐久性が低下し、それが更に亀裂の原因となるおそれがあった。
また、別の問題点として、第二の取付金具の下部側の環状突起が180度折り曲げ形状とされて、上部側の環状突起に比べて複雑な構造となっているため、その分だけ製造コスト増加の増加が避けられない。更にまた、第二の取付金具における上部側及び下部側の環状突起全体が、樹脂部分で覆われるようにして、樹脂内部に埋設されていることから、環状突起の軸方向外側まで樹脂を回し込む分の樹脂量が多くなり、重量増大が避けられないという問題も内在していた。
特開平6−234134号公報 特開2001−50331号公報
本発明は上述の事情を背景として為されたものであり、その解決課題とするところは、応力に起因する変形等の発生を防止しつつ、軽量化と低コスト化も図ることができる樹脂ブラケットを実現し得る、新規な構造の流体封入式防振装置を提供することにある。
本発明の特徴とするところは、(a)第一の取付金具と筒状の第二の取付金具が本体ゴム弾性体で連結されており、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された流体室を備えている流体封入式防振装置において、(b)前記第二の取付金具の内周面の開口に前記本体ゴム弾性体が加硫接着されている一方、該第二の取付金具の外周面に開口して周方向に延びる嵌合溝が形成されており、且つ、該第二の取付金具には該嵌合溝から軸方向一方に延びる筒状部が備えられていると共に、(c)該第二の取付金具の外周面上に樹脂ブラケットが形成されており、該樹脂ブラケットにおいて、該第二の取付金具の該嵌合溝に直接嵌まり込んだ嵌合部が形成されていると共に、該第二の取付金具の該筒状部の外周面上を該嵌合部から軸方向一方の側に延び出した嵌着筒部が形成されており、(d)該嵌合部から延び出した該嵌着筒部の延出側の先端部分において外周側に広がる取付部が形成されていると共に、(e)該嵌着筒部の延出側の先端部分の内周側において該第二の取付金具の外周面との間を周方向に延びる肉抜隙間が、該嵌着筒部の延出側の先端面に開口して形成されている流体封入式防振装置にある。
このような本発明に従う構造とされた流体封入式防振装置においては、第二の取付金具のインサート成形により、樹脂ブラケットの嵌合部が第二の取付金具の嵌合溝に対して嵌合固着されると共に、この嵌合部に一体形成された嵌着筒部においても第二の取付金具の筒状外周面に対する嵌着力が発揮される。それ故、これら嵌合部と嵌着筒部の両者における、第二の取付金具に対する嵌着力によって、樹脂ブラケットが第二の取付金具に対して強固に固定され得るのである。
しかも、この樹脂ブラケットでは、第二の取付金具に対する嵌合部と、防振連結すべき部材に固定される取付部とが、嵌着筒部を介して離れた位置に設けられていることから、取付部に作用する防振連結すべき部材への固定力と、嵌合部に作用する第二の取付部材への固定力とが、相互に分散され得て特定部位への集中的作用が軽減乃至は回避される。加えて、かかる嵌着筒部には、第二の取付金具の外周面との間に肉抜隙間が形成されており、この肉抜隙間によってある程度の変形が許容されることで、応力の軽減と分散が達成され得る。
従って、本発明に係る流体封入式防振装置によれば、嵌合部と嵌着筒部の両者によって第二の取付金具に対する樹脂ブラケットの固着力を充分に確保しつつ、肉抜隙間を備えた嵌着筒部の存在によって外力等に起因する応力の集中を回避できる。しかも、前記特許文献2に記載されているように、第二の取付金具に設けられた環状突起間で挟まれた樹脂部分における射出成形後の樹脂の収縮がそれら環状突起で邪魔されることで樹脂ブラケットの残留応力が大きくなる等といった、従来構造での問題が発生することもない。それ故、樹脂ブラケットにおける亀裂等が防止されて、樹脂ブラケットの強度や耐久性を効果的に得ることが可能となるのである。
ところで、本発明に係る流体封入式防振装置では、例えば、(f)前記第二の取付金具の軸方向一方の開口部側に離隔して前記第一の取付金具が配設されており、(g)該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の端部に前記嵌合溝が形成されていると共に、(h)該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の軸方向端縁部において外周側に広がるフランジ部が一体形成されており、(i)前記嵌合溝に嵌まり込んだ前記樹脂ブラケットの前記嵌合部の軸方向端面に対して該フランジ部が重ね合わされている態様が、好適に採用される。
このように第二の取付金具にフランジ部を設けて、樹脂ブラケットで支持させることにより、第二の取付金具に対する樹脂ブラケットの固着力の更なる向上が図られ得る。
また、本発明に係る流体封入式防振装置では、例えば、(i)前記第二の取付金具の軸方向一方の開口部側に離隔して前記第一の取付金具が配設されており、(j)該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の端部に前記嵌合溝が形成されている一方、(k)該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の軸方向端縁部において外周側に広がるストッパ突部が一体形成されていると共に、(l)前記嵌合溝に嵌まり込んだ前記樹脂ブラケットの前記嵌合部の軸方向端部において外周側に広がって該ストッパ突部が重ね合わされるストッパ支持部が一体形成されている態様が、好適に採用される。
このように第二の取付金具にストッパ突部を形成することで、第一の取付金具と第二の取付金具の相対的変位量を制限するストッパ機構を簡単な構造で実現することが出来ると共に、かかるストッパ突部を、樹脂ブラケットに設けたストッパ支持部で補強することで、特別な部品や製造工程の増加を伴うことなく効率的にストッパ機構における耐荷重性能の向上が図られ得る。
さらに、本発明に係る流体封入式防振装置では、(m)前記第二の取付金具の軸方向一方の開口部側に離隔して前記第一の取付金具が配設されており、(n)該第二の取付金具の前記嵌合溝における軸方向両側の傾斜内面のうち、該軸方向一方の開口部側の傾斜内面の方が他方の傾斜内面よりも傾斜方向長さを大きくされていると共に、該軸方向一方の開口部側の傾斜内面よりも該他方の傾斜内面の方が傾斜角度を大きくされている態様が、好適に採用される。
このように、第二の取付金具において、嵌合溝における軸方向一方の傾斜内面の傾斜方向長さを大きくすることで、本体ゴム弾性体への固着面積を確保すると共に、本体ゴム弾性体を介して及ぼされる振動荷重の第二の取付金具における受圧面積を確保する等して、耐久性能や耐荷重性能ひいては防振性能の向上が図られ得る。また、嵌合溝における軸方向他方の傾斜内面の傾斜角度を大きくすることで、第二の取付金具ひいては防振装置の軸方向サイズの大形化を回避しつつ、嵌合溝に対する樹脂ブラケット(嵌合部)の軸方向位置決め力(当該軸方向他方の側への抜け抗力)を効率的に得ることが可能となる。
本発明に従う構造とされた流体封入式防振装置では、嵌合部と取付部とを嵌着筒部で連結すると共に該嵌着筒部における該取付部側の軸方向端面に肉抜隙間を形成せしめた、特定構造の樹脂ブラケットを新たに採用したことにより、第二の取付金具に対する樹脂ブラケットの固着力を充分に確保しつつ、樹脂ブラケットにおける応力集中を回避して優れた強度や耐久性を実現可能と為し得たのである。
本発明の一実施形態としてのエンジンマウントの斜視図。 図1に示したエンジンマウントの平面図。 図1に示したエンジンマウントの正面図。 図1に示したエンジンマウントの底面図。 図2におけるV−V断面図。 図2におけるVI−VI断面図。 図5における樹脂ブラケットの嵌着部を拡大して示す説明図。 本発明の別の実施形態を示すエンジンマウントの縦断面図。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1〜4には、本発明に係る流体封入式防振装置の一実施形態としての自動車用の流体封入式エンジンマウント10が示されている。このエンジンマウント10は、図5〜6の断面図にも示されているように、本体ゴム弾性体12で弾性連結された第一の取付金具14と第二の取付金具16を備えており、第一の取付金具14に取り付けられるパワーユニットを、第二の取付金具16に取り付けられる車両ボデーに対して、載置状態で弾性支持するようになっている。なお、図1〜6は、外力が及ぼされていない装着前であり、図3,5,6中の上下方向が略鉛直上下方向となるようにして車両に装着される。
より詳細には、第一の取付金具14は、円形断面でマウント中心軸18(図5,6参照)に沿って延びる円形ブロック形状とされており、その軸方向下端部が先細の逆円錐台形状とされていると共に、軸方向上端部にはフランジ状の鍔部20が一体形成されている。なお、第一の取付金具14には、上端面に開口する取付用の雌ネジ穴22が形成されている。一方、第二の取付金具16は、大径の略円筒形状とされており、この第二の取付金具16の上側開口方向に離隔して第一の取付金具14が配されており、これら第一の取付金具14と第二の取付金具16がマウント中心軸18上で同一中心軸上に位置せしめられている。また、本体ゴム弾性体12は、下方に拡開して開口する厚肉の略テーパ筒形状乃至は中空円錐台形状とされている。そして、この本体ゴム弾性体12の小径側端部の内周面が第一の取付金具14の外周面及び鍔部20の下面に加硫接着されている一方、その大径側端部の外周面が第二の取付金具16の上側開口部分の内周面に加硫接着されている。これにより、第一の取付金具14が、第二の取付金具16の上側開口部分に対して、本体ゴム弾性体12で弾性連結されている。
すなわち、本実施形態では、本体ゴム弾性体12が、第一の取付金具14と第二の取付金具16を備えた一体加硫成形品として形成されており、第二の取付金具16の上側開口部が本体ゴム弾性体12によって流体密に覆蓋されている。
一方、第二の取付金具16の下側開口部には、ダイヤフラム24が組み付けられている。かかるダイヤフラム24は、薄肉のゴム弾性膜によって、所定の弛みをもって弾性変形容易に形成されている。また、ダイヤフラム24の外周縁部には円環形状の組付金具26が加硫接着されている。そして、この組付金具26が、第二の取付金具16の下側開口部に対してシールゴム層27を挟んでかしめ固定されることにより、第二の取付金具16の下側開口部がダイヤフラム24で流体密に覆蓋されている。
これにより、第二の取付金具16の軸方向両側の開口部をそれぞれ覆蓋する本体ゴム弾性体12とダイヤフラム24の対向面間は、外部空間から流体密に遮断されており、そこに非圧縮性流体が封入された流体室28が形成されている。この流体室28には、水やアルキレングリコール等の非圧縮性流体が充填されている。
さらに、かかる流体室28には、仕切部材30が収容されて組み付けられている。この仕切部材30は全体として略円板形状とされており、第二の取付金具16の内周面に対してシールゴム層27を挟んで嵌合固定されている。そして、流体室28が仕切部材30で上下に二分されており、仕切部材30の上方には本体ゴム弾性体12で壁部の一部が構成された受圧室32が形成されている一方、仕切部材30の下方にはダイヤフラム24で壁部の一部が構成された平衡室34が形成されている。
また、仕切部材30は、互いに重ね合わされた上側仕切板36と下側仕切板38を備えている。上側仕切板36は略円板形状とされており、その中央部分に複数の連通孔40が形成されていると共に、その外周縁部には、外周面に開口して周方向に所定長さで延びる上側周溝42が形成されている。一方、下側仕切板38は、上側仕切板36と略同じ外径の略円板形状とされており、その中央部分には上方に向かって開口する円形の収容凹所44が形成されていると共に、該収容凹所44の底壁には複数の連通孔46が形成されている。更に、下側仕切板38の外周縁部には、上方に向かって開口して周方向に所定長さで延びる下側周溝48が形成されている。
そして、これら上下の仕切板36,38が重ね合わされることにより、下側仕切板38の収容凹所44が上側仕切板36で覆蓋されており、そこに可動ゴム膜50が収容配置されている。この可動ゴム膜50は、円板形状の弾性ゴム板であり、外周縁部に形成された環状厚肉部を上下仕切板36,38間で挟持されることにより、中央部分が収容凹所44内で板厚方向に弾性変形可能に配設されている。これにより、受圧室32と平衡室34の各一方の圧力が連通孔40,46を通じて可動ゴム膜50の表裏両面に及ぼされることで、振動入力時における受圧室32の小さな圧力変動が可動ゴム膜50の弾性変形に基づいて吸収されることとなり、高周波小振幅振動に対する防振性能の向上を図る液圧吸収機構が構成されている。
また、互いに重ね合わされた上下の仕切板36,38の外周部分では、上側周溝42と下側周溝48によってそれぞれ形成された周方向通路が直列的に連通接続されている。それによって、仕切部材30の外周部分を周方向に一周以上の長さで延びるオリフィス通路51が形成されており、このオリフィス通路51によって、受圧室32と平衡室34が相互に連通されている。このオリフィス通路51は、例えばエンジンシェイク等の低周波大振幅振動にチューニングされ、それによって、低周波大振幅振動に対してオリフィス通路51を通じて流動する流体の共振作用に基づく防振効果が発揮されるようになっている。
さらに、上述の如き、第一の取付金具14と第二の取付金具16が本体ゴム弾性体12で弾性連結されて内部に流体室28が形成されたマウント本体52には、その第二の取付金具16の外周面に対して樹脂ブラケット54が装着されている。そして、かかるマウント本体52は、その第一の取付金具14が、雌ネジ穴22を利用して、図示しないパワーユニットに固定されて取り付けられる一方、その第二の取付金具16が、樹脂ブラケット54を介して、図示しない車両ボデーに固定されて取り付けられることとなり、それによって、車両ボデーに対してパワーユニットを防振支持せしめるようにされる。
ここにおいて、第二の取付金具16には、軸方向中間部分に位置して略一定の径寸法で軸方向に延びる円筒状部56が形成されており、この円筒状部56の軸方向下方には、先細テーパ状に絞り加工されて組付金具26の外周面に嵌着固定された縮径嵌着部58が形成されている。一方、円筒状部56の軸方向上方には、小径化された括れ状部60が形成されている。更に、この括れ状部60の開口側端縁部には、径方向外方に向かって広がるフランジ部62が一体的に形成されている。
かかる括れ状部60は、図7に拡大断面図が示されているように、最も小径とされた最小径部64から軸方向両側に向かって次第に拡開して第二の取付金具16の外周面上に開口する略V字状又は略拡開U字状の断面をもって周方向の全周に亘って連続して延びる溝構造として形成されている。そして、この括れ状部60によって、第二の取付金具16の外周面上で開口して周方向に延びる環状の嵌合溝66が形成されている。
また、この嵌合溝66における軸方向両側の傾斜内面68,70は、最小径部64からフランジ部62側に延びる一方(軸方向上方)の傾斜内面68と、最小径部64から円筒状部56側に延びる他方(軸方向下方)の傾斜内面70とされており、相互に形状が異なっている。具体的には、当該一方の傾斜内面68の傾斜角度:αが、他方の傾斜内面70の傾斜角度:βに比して小さくされている。
これにより、一方の傾斜内面68の傾斜方向長さ:Laの方が、他方の傾斜内面70の傾斜方向長さ:Lbに比して大きくされており、本体ゴム弾性体12を通じて及ぼされる荷重を主として分担する当該一方の傾斜内面68における本体ゴム弾性体12の受圧面積や接着面積が大きくされて、耐久性や耐荷重性能の向上も図られている。併せて、一方の傾斜内面68の軸方向寸法:Naに比して、他方の傾斜内面70の軸方向寸法:Nbの方が、小さくされており、それによって、一方の傾斜内面68による本体ゴム弾性体12への接着面積等を充分に確保しつつ、第二の取付金具16の軸方向長さが小さく抑えられている。
そして、かかるマウント本体52の存在下で、第二の取付金具16の外周面上に樹脂ブラケット54が成形されることにより、該樹脂ブラケット54において第二の取付金具16がインサート成形されている。これにより、樹脂ブラケット54には、第二の取付金具16の嵌合溝66に入り込んで密着状態で嵌着固定された嵌合部72が形成されていると共に、この嵌合部72から軸方向下方に延び出して、第二の取付金具16の円筒状部56の外周面に対して密着状態で嵌着された嵌着筒部74が形成されている。更に、かかる嵌着筒部74の下端部、即ち嵌合部72から軸方向に延び出した嵌着筒部74の延出先端部分には、外周側に向かって広がる略円環板形状の取付部76が形成されている。
なお、嵌合部72から嵌着筒部74に至る外周面は、略一定径寸法の円筒形外周面とされていると共に、嵌合部72の軸方向上端面78には、第二の取付金具16のフランジ部62が、その全面に亘って密着状態で重ね合わされている。更に、かかるフランジ部62は、周上で部分的に外周側に広がってバウンド方向のストッパ突部80が一体形成されている。そして、このストッパ突部80上に緩衝ゴム82が被着形成されていると共に、ストッパ突部80の下面に対して密着状態で重ね合わされるストッパ支持部84が、樹脂ブラケット54の外周面上における嵌合部72の軸方向端部において外周側に広がるように一体形成されている。これにより、図示しないパワーユニット側に設けられたバウンド当接部のストッパ突部80への打ち当りによって、第一の取付金具14と第二の取付金具16が相対的に接近するバウンド方向における本体ゴム弾性体12の弾性変形量を緩衝的に制限するバウンドストッパ機構が構成されるようになっている。なお、取付部76には、周上の複数箇所(実施形態では3箇所)に環状の固定金具85がインサートされており、これらの固定金具85に挿通される固定ボルト等によって、樹脂ブラケット54が、図示しない車両ボデーに固定されるようになっている。
さらに、嵌着筒部74の軸方向下端部分には、内周面を抉られたように拡径された肉抜部86が形成されている。なお、本実施形態では、肉抜部86は、取付部76の厚さ寸法と略同じ軸方向深さに至る大きさと、嵌着筒部74の厚さ寸法の略半分の径方向開口寸法とをもって、形成されている。そして、この肉抜部86により、第二の取付金具16と嵌着筒部74との間には、嵌着筒部74の軸方向下端部分において軸方向下端面に開口する肉抜隙間88が周方向に延びて形成されている。なお、この肉抜隙間88は、周方向で部分的に分断されていても良いが、本実施形態では、周方向の全周に亘って環状に連続して形成されている。また、かかる肉抜隙間88は、軸方向下方(開口部側)に向かって僅かに開口する、断面拡開形状とされており、その開口側端部は、第二の取付金具16の円筒状部56を超えて縮径嵌着部58に至るまで延び出している。
このように、マウント本体52の第二の取付金具16に対して樹脂ブラケット54が嵌着固定されてなる本実施形態のエンジンマウント10では、樹脂ブラケット54が、その嵌合部72において第二の取付金具16の嵌合溝66に対して嵌着固定されていることに加えて、その嵌着筒部74において第二の取付金具16の円筒状部56に対して嵌着固定されていることにより、第二の取付金具16に対して強固に嵌着固定され得る。特に、嵌合部72は、嵌合溝66への嵌まり込みによって、第二の取付金具16に対する樹脂ブラケット54の軸方向固定力を効果的に発揮し得る。また、嵌着筒部74は、円筒状部56への外嵌によって、第二の取付金具16に対する樹脂ブラケット54のこじり方向および軸直角方向の固定力を効果的に発揮し得る。それ故、これら嵌合部72と嵌着筒部74の両者によって、第二の取付金具16に対する相乗的な嵌着固定力が発揮されることとなり、樹脂ブラケット54が第二の取付金具16に対して強固に固定され得るのである。
しかも、樹脂ブラケット54は、第二の取付金具16のフランジ部62に対する挟持固定構造(特許文献2参照)を有しておらず、嵌合溝66に対する厚肉の嵌合部72の嵌合作用と、円筒状部56に対する厚肉の嵌着筒部74の外嵌作用とによって、樹脂ブラケット54の第二の取付金具16に対する固着力が発揮されるようになっていることから、特許文献2に記載の如き第二の取付金具の環状突起を挟持固定する構造に比して、樹脂ブラケット54における応力集中が軽減されて、耐久性能及び耐荷重性能の向上が図られ得る。
加えて、かかる樹脂ブラケット54では、第二の取付金具16に対する嵌合部72と車両ボデーに固定される取付部76との間に嵌着筒部74が設けられており、パワーユニットから本体ゴム弾性体12を通じて嵌合部72に入力される外力と、車両ボデーから取付部76に入力される外力とが、それらの間に介在する嵌着筒部74の存在によって相互に分散されて特定部位への応力集中が軽減される。しかも、かかる嵌着筒部74は、第二の取付金具の外周面との間に形成された肉抜隙間88の存在によって、ある程度の変形が許容されていることから、応力の軽減と更なる分散が達成され得る。
特に、特許文献2に記載されているように軸方向複数箇所で第二の取付金具の外周面上に突設した環状突起をそれぞれ樹脂ブラケットに差し入れて軸方向固定してなる構造に比して、本実施形態のエンジンマウント10では、突設した環状突起間に挟み込まれた樹脂部分の射出成形後の樹脂の収縮が阻害されるという問題もない。それ故、樹脂ブラケット54の成形時の収縮に起因する残留応力の増大が回避されて、樹脂ブラケットとしての強度や耐久性の低下が防止されることとなり、樹脂ブラケット54における亀裂の発生等が問題となるようなことも無い。なお、このように樹脂ブラケット54は、第二の取付金具16に対して、軸方向上端部に設けられた嵌合部72の一箇所だけで軸方向に固定されていることから、仮に温度変化に際して熱膨張係数の相違による部材寸法の相対変化が樹脂ブラケット54と第二の取付金具16の間に惹起された場合でも、樹脂ブラケット54における応力発生の軽減効果が発揮され得る。
従って、上述の如き構造とされたエンジンマウント10においては、嵌合部72と嵌着筒部74の両者によって第二の取付金具16に対する樹脂ブラケット54の固着力を充分に確保しつつ、肉抜隙間88を備えた嵌着筒部74の存在によって外力等に起因する応力の集中を回避でき、更に、環状突起に邪魔されて射出成形後の樹脂の収縮が阻害されて残留応力が大きくなることもなく、樹脂ブラケット54における亀裂等が防止されることとなり、それによって、樹脂ブラケット54の強度や耐久性を効果的に得ることが可能とされている。その結果、樹脂製のブラケットを採用しつつ、充分な耐荷重性能や耐久性を備えたエンジンマウント10が実用レベルで実現可能となるのである。また、特許文献2のように第二の取付金具の下部側の環状突起が180度折り曲げ形状とはされておらず、しかも環状突起の軸方向外側まで樹脂で覆われてもいないので、かかるエンジンマウント10は、軽量化及び低コスト化も考慮された構造となっている。
ところで、上述の実施形態において第二の取付金具16のフランジ部62に一体形成されたストッパ突部80を含むバウンド方向のストッパ機構は、必ずしも必要でない。また、第二の取付金具16におけるフランジ部62も、設けない態様において本発明を実施することも可能である。
具体的には、図8に示された本発明の別の実施形態としてのエンジンマウント90のように、円筒形状の第二の取付金具92の軸方向中間部分に括れ状部60を形成しても良い。即ち、かかる第二の取付金具92では、括れ状部60の上側開口縁部から更に軸方向上方に向かって筒状に延び出す延長筒部94が形成されている。また、樹脂ブラケット95にも、嵌合部72から更に軸方向上方に向かって延び出す上側嵌着筒部96が一体形成されている。そして、嵌合部72の嵌合溝66(第二の取付金具16)に対する嵌着固定部を挟んだ軸方向両側において、嵌着筒部74の円筒状部56に対する嵌着固定部と、上側嵌着筒部96の延長筒部94に対する嵌着固定部とが、それぞれ形成されて、樹脂ブラケット95が第二の取付金具16に対して強固に固着されているのである。尤も、第二の取付金具16の延長筒部94や樹脂ブラケット95の上側嵌着筒部96も、本発明において必須ではなく、第二の取付金具16における括れ状部60の上端縁部を、第二の取付金具16の軸方向上端部としても良い。なお、図8では、理解を容易とするために、前記実施形態と同じ構造とされた部材及び部位に対して、それぞれ、前記実施形態と同一の符号を付しておく。
また、上述の説明から明らかなように、本発明は、筒状の第二の取付金具に対する樹脂ブラケットの取付構造を大きな特徴とするものであり、マウント本体の具体的構造は限定されるものでない。例えば、オリフィス通路を互いに異なる周波数域にチューニングして複数形成しても良く、更に、空気圧アクチュエータや電磁アクチュエータで駆動される加振板で流体室の圧力を積極的に制御する能動型流体封入式防振装置に対して本発明を適用することも可能である。更に、第二の取付金具の下方の開口部側に第一の取付金具を離隔配置して、第一の取付金具に取り付けられるパワーユニットを、第二の取付金具が取り付けられる車両ボデーに対して吊り下げ状態で防振支持せしめるようにした吊下型の流体封入式防振装置等にも、本発明は同様に適用可能である。
10:エンジンマウント(流体封入式防振装置),12:本体ゴム弾性体,14:第一の取付金具,16:第二の取付金具,24:ダイヤフラム,28:流体室,30:仕切部材,32:受圧室,34:平衡室,50:可動ゴム膜,52:マウント本体,54:樹脂ブラケット,56 円筒状部,58:縮径嵌着部,60:括れ状部,62:フランジ部,64:最小径部,66:嵌合溝,68:一方の傾斜内面,70:他方の傾斜内面,72:嵌合部,74:嵌着筒部,76:取付部,78:軸方向上端面,80:ストッパ突部,84:ストッパ支持部,85:固定金具,86:肉抜部,88:肉抜隙間,90:エンジンマウント,92:第二の取付金具,94:延長筒部,95:樹脂ブラケット,96:上側嵌着筒部

Claims (5)

  1. 第一の取付金具と筒状の第二の取付金具が本体ゴム弾性体で連結されており、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて非圧縮性流体が封入された流体室を備えている流体封入式防振装置において、
    前記第二の取付金具の内周面の開口に前記本体ゴム弾性体が加硫接着されている一方、該第二の取付金具の外周面に開口して周方向に延びる嵌合溝が形成されており、且つ、該第二の取付金具には該嵌合溝から軸方向一方に延びる筒状部が備えられていると共に、
    該第二の取付金具の外周面上に樹脂ブラケットが形成されており、
    該樹脂ブラケットにおいて、該第二の取付金具の該嵌合溝に直接嵌まり込んだ嵌合部が形成されていると共に、該第二の取付金具の該筒状部の外周面上を該嵌合部から軸方向一方の側に延び出した嵌着筒部が形成されており、
    該嵌合部から延び出した該嵌着筒部の延出側の先端部分において外周側に広がる取付部が形成されていると共に、
    該嵌着筒部の延出側の先端部分の内周側において該第二の取付金具の外周面との間を周方向に延びる肉抜隙間が、該嵌着筒部の延出側の先端面に開口して形成されている
    ことを特徴とする流体封入式防振装置。
  2. 前記嵌着筒部が、前記第二の取付金具を前記嵌合部との間で軸方向に挟まないで該第二の取付金具の外周面上を該嵌合部から軸方向一方の側に向って軸方向で筒状に延び出して形成されている請求項1に記載の流体封入式防振装置。
  3. 前記第二の取付金具の軸方向一方の開口部側に離隔して前記第一の取付金具が配設されており、
    該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の端部に前記嵌合溝が形成されていると共に、
    該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の軸方向端縁部において外周側に広がるフランジ部が一体形成されており、
    前記嵌合溝に嵌まり込んだ前記樹脂ブラケットの前記嵌合部の軸方向端面に対して該フランジ部が重ね合わされている請求項1又は2に記載の流体封入式防振装置。
  4. 前記第二の取付金具の軸方向一方の開口部側に離隔して前記第一の取付金具が配設されており、
    該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の端部に前記嵌合溝が形成されている一方、
    該第二の取付金具における該軸方向一方の開口部側の軸方向端縁部において外周側に広がるストッパ突部が一体形成されていると共に、
    前記嵌合溝に嵌まり込んだ前記樹脂ブラケットの前記嵌合部の軸方向端部において外周側に広がって該ストッパ突部が重ね合わされるストッパ支持部が一体形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の流体封入式防振装置。
  5. 前記第二の取付金具の軸方向一方の開口部側に離隔して前記第一の取付金具が配設されており、
    該第二の取付金具の前記嵌合溝における軸方向両側の傾斜内面のうち、該軸方向一方の開口部側の傾斜内面の方が他方の傾斜内面よりも傾斜方向長さを大きくされていると共に、該軸方向一方の開口部側の傾斜内面よりも該他方の傾斜内面の方が傾斜角度を大きくされている請求項1〜の何れか1項に記載の流体封入式防振装置。
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