JP2002206588A - 液封入式防振装置 - Google Patents

液封入式防振装置

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JP2002206588A
JP2002206588A JP2001337015A JP2001337015A JP2002206588A JP 2002206588 A JP2002206588 A JP 2002206588A JP 2001337015 A JP2001337015 A JP 2001337015A JP 2001337015 A JP2001337015 A JP 2001337015A JP 2002206588 A JP2002206588 A JP 2002206588A
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Kazumasa Kuze
和正 久世
Katsuhiko Yamamoto
勝彦 山本
Koji Nozawa
孝司 野沢
Yukio Takashima
幸夫 高島
Kentaro Yamamoto
健太郎 山本
Yutaka Sadamori
豊 貞森
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Toyota Motor Corp
Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製品の信頼性、封入液の密封性を損うことな
く、構成部品数を少なくした簡素な構成として、部品組
立性を向上でき、コスト低減を図ることができる液封入
式防振装置を提供する。 【解決手段】 オリフィス形成用の筒状ゴム部材4とダ
イヤフラム5を一体形成し、筒状ゴム部材の内周に仕切
部材7を嵌着し、ダイヤフラム5と仕切部材7の間を空
気室8とし、筒状ゴム部材4をダイヤフラム側から本体
金具1の筒状胴部11に底部14と当接する位置まで圧
入し、筒状ゴム部材外周の溝部43により筒状胴部との
間にオリフィス9を形成するとともに、ダイヤフラム5
と本体金具1の底部14の間を液室6aとし、筒状胴部
11の開口側に防振基体3の下端外周の補強金具31を
圧入して筒状ゴム部材上端を押えるように固定して、防
振基体3と仕切部材7との間を液室6bとし、これらの
両液室をオリフィス9により連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車エ
ンジン等のパワーユニットその他の振動発生体を防振的
に支承するのに用いられる液封入式防振装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動車エ
ンジン等の振動発生体を、その振動を車体等へ伝達させ
ないように支承する防振装置として、ゴム弾性体よりな
る防振基体を有する本体内部に仕切部材およびダイヤフ
ラムを配して、これらが室壁の一部をなす上下2室に仕
切り構成して液体を封入した液室を設け、両液室を仕切
部材外周のオリフィス通路により連通させて、オリフィ
スによる両室の液流動効果や防振基体の防振効果によ
り、振動減衰機能と振動絶縁機能を果すように構成し
た、液封入式防振装置が知られている。
【0003】この液封入防振装置として、例えば特開平
8−14315号公報にみられるように、軽量化および
コスト低減を図るために、仕切部材の形状を簡素化し
て、該仕切部材を両液室を連通させるオリフィスとは切
離して構成した防振装置が提案されている。
【0004】かかる防振装置は、図6に示すように、車
体側に取付けられるケースを兼ねる有底筒状の取付金具
(101)の開口部にゴム弾性体よりなる防振基体(1
03)をその外周の補強金具(131)を介して取着す
るとともに、その内部に筒状のゴム弾性体(104)を
介して中間筒(110)および仕切部材(107)を配
して、内部を2室に仕切り構成している。前記仕切部材
(107)を逆さ椀状の筒状体により形成するととも
に、その開口部にダイヤフラム(105)を取着して内
部を空気室(108)として形成している。そして、こ
れを前記中間筒(110)に内嵌させることにより、防
振基体(103)が室壁の一部をなす液室(106b)
と、ダイヤフラム(105)が室壁の一部をなす液室
(106a)とに仕切り、これら両液室(106a)
(106b)を、前記補強金具(131)と前記中間筒
(110)およびその外側のゴム弾性体(104)とを
貫通する連通孔部(109a)を介して前記ゴム弾性体
(104)に形成されるオリフィス(109)により連
通させている。(102)はエンジン等のパワーユニッ
トに取付けられる上金具である。
【0005】上記の液封入式防振装置では、オリフィス
(109)を形成する筒状のゴム弾性体(104)と共
にダイヤフラム(105)を加硫接着した中間筒(11
0)に仕切部材(107)を取着し、次いで液中で、補
強金具(131)の外側に前記中間筒(110)を内嵌
させ、さらに中間筒(110)と取付金具(101)と
の間に筒状ゴム弾性体(104)を介装してオリフィス
(109)を形成するとともに、上記中間筒(110)
と補強金具(131)とを、上記取付金具(101)の
開口端部でかしめ固定することにより組み立てられる。
【0006】しかし、前記防振装置は、筒状ゴム弾性体
(104)と中間筒(110)およびダイヤフラム(1
05)と仕切部材(107)の内部構成が複雑で、しか
も前記補強金具(131)と中間筒(110)を含む筒
状ゴム弾性体(104)との連通孔部(109a)を正
確に位置決めする必要があり、嵌着位置がかしめ部にお
ける中間筒(110)の係合によって設定する必要があ
って、部品組立性に問題があり、信頼性を確保すること
が難しかった。
【0007】また、中間筒(110)と補強金具(13
1)とのかしめ固定を必要とするために、組立ての際に
かしめ金型のスペースを確保する必要があって、取付金
具に付設される取付ステイの形状や大きさ、溶接位置等
が制限され、自由に設計できないという問題もあった。
【0008】また、特開平9−25983号公報には、
液封入防振装置として、筒状の補強金具を埋設した筒状
ゴム部材と一体にダイヤフラムを形成するとともに、こ
の筒状ゴム部材の内周に仕切部材を嵌着しておき、この
筒状ゴム部材を本体金具の胴部内周に嵌着して、内部を
仕切部材とダイヤフラムにより2つの液室に仕切り、こ
の両液室を前記補強金具を貫通する連通孔部を介して筒
状ゴム部材外周に形成されたオリフィスにより連通させ
たものが示されている。
【0009】この提案の液封入式防振装置においては、
前記筒状ゴム部材の胴部に対する嵌着位置を定めるため
に、本体金具の上胴部と下胴部の間に段部を形成してお
いて、前記補強金具を前記段部に係合させることとして
おり、本体金具に余分な加工を必要とする上、前記係合
部を固定するための手段を必要とし、これがために設計
の自由度が低くなるという問題があった。
【0010】すなわち、高機能性だけでなく低コストが
求められる近時においては、さらに構成部品数を少くし
て簡素な構成とすることで、組立性を向上させることの
できる液封入式防振装置が求められている。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、製品の信頼性、封入液の密封性を損うことなく、構
成部品数を少なくした簡素な構成として、部品組立性を
向上でき、コスト低減を図ることができる液封入式防振
装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は上記
の課題を解決する液封入式防振装置であり、請求項1の
発明は、有底筒状の本体金具とその開口側に対向する取
付金具とを、これらの間にゴム弾性体よりなる防振基体
を介在させて相互に連結し、本体金具の内部に防振基体
と対向するゴム膜よりなるダイヤフラムおよび仕切部材
を配して、オリフィスにより連通する二つの液室と空気
室とを設けてなる液封入式防振装置であって、オリフィ
ス用溝部を外周に有する筒状ゴム部材とその一端側に連
なるダイヤフラムとを一体形成し、この筒状ゴム部材の
内周に、仕切板部とこの仕切板部の外周においてダイヤ
フラムの側に向かって延びる軸対称の補強用筒部とから
なる仕切部材を嵌着して、前記ダイヤフラムと仕切板部
の間を空気室として形成し、このダイヤフラム付き筒状
ゴム部材をダイヤフラムの側から前記本体金具の筒状胴
部に底部と当接する位置まで圧入することにより、前記
筒状ゴム部材外周のオリフィス用溝部により筒状胴部と
の間にオリフィスを形成するとともに、前記ダイヤフラ
ムと前記本体金具の底部の間を液室として形成し、さら
に前記本体金具の筒状胴部の開口側に防振基体の下端外
周の補強金具を圧入して筒状ゴム部材上端を押えるよう
に固定し、前記防振基体と仕切板部との間を液室として
形成され、これらの両液室を前記オリフィスにより連通
させてなり、前記仕切部材の前記補強用筒部は、前記筒
状ゴム部材の内周における前記ダイヤフラムとの連続部
分から、前記筒状ゴム部材における前記ダイヤフラムと
は反対側の開口端に設けた前記オリフィスに連なる切欠
部までの間において、ほぼ全周にわたって、前記筒状ゴ
ム部材の内周に密着するように設けられてなることを特
徴とする。
【0013】この液封入式防振装置によれば、オリフィ
ス用溝部を有する筒状ゴム部材とダイヤフラムとが一体
形成されているので、その内部に仕切部材を嵌着して空
気室を形成した上で、これを本体金具の筒状胴部に底部
と当接する位置まで圧入し、さらに防振基体外周の環状
の補強金具を本体金具の開口部に圧入することにより、
オリフィスを形成する前記筒状ゴム部材およびダイヤフ
ラムを本体金具の底部と補強金具との間に挾着して固定
状態に確実に保持でき、かしめ固定を要さず、容易に組
立て構成できる。
【0014】しかも、一体形成されたオリフィス形成の
ための筒状ゴム部材とダイヤフラムとが、仕切板と、本
体金具と、防振基体外周の補強金具とにより挟み込まれ
て、封入液中に固定されることになるので、信頼性を損
うことなく簡素な構成とすることがき、構成部品数も減
少できる。
【0015】さらに、仕切部材の補強用筒部が筒状ゴム
部材の内周に嵌着されていることにより、筒状ゴム部材
の縮径方向の過度の弾性変形を規制できて、筒状ゴム部
材と第1取付金具との圧入による密着状態を良好に保持
でき、封入液の密封性および信頼性がさらに高いものに
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面に基
いて説明する。
【0017】図1は、本発明に係る液封入式防振装置の
1例を示している。
【0018】図における(1)は筒状胴部(11)を有
するケースを兼ねる有底筒状の第1の取付部材としての
本体金具、(2)は取付ボルト(21)が設けられた上
側の取付金具であり、同軸心上で前記本体金具(1)の
開口部と対向している。これら本体金具(1)と取付金
具(2)のいずれか一方、主として取付金具(2)が自
動車エンジン等の振動発生体側に締結され、また本体金
具(1)が車体側に締結されて使用される。そのため本
体金具(1)には、図のように筒状胴部(11)の外周
に車体側への取付ステイ(12)もしくは取付ボルトが
付設される。
【0019】(3)は前記の本体金具(1)と上側の取
付金具(2)との間に介在されるゴム弾性体よりなる厚
肉の防振基体である。この防振基体(3)は、図に示す
ように略傘形状をなし、その上端部に前記取付金具
(2)が固設され、また下端外周には前記本体金具
(1)の開口部に圧入される環状の補強金具(31)が固
設されている。該補強金具(31)の上端は本体金具
(1)の開口端のフランジ(11a)に当接するフランジ
部(31a)が形成され、また下端部は内方に屈曲形成さ
れている。これらの取付金具(2)および補強金具(3
1)は防振基体(3)の加硫成形と同時に加硫接着され
て固定される。
【0020】(4)は前記本体金具(1)の筒状胴部
(11)の内周に圧入された筒状ゴム部材、(5)は前
記筒状ゴム部材(4)の一端側に連なるゴム膜よりなる
ダイヤフラムであって、これら筒状ゴム部材(4)とダ
イヤフラム(5)とはゴム材のみにより一体形成されて
いる。
【0021】前記筒状ゴム部材(4)は、本体金具
(1)の筒状胴部(11)に対し、ダイヤフラム(5)
の側から本体金具(1)の底部(14)と当接する位置
まで圧入されて、ダイヤフラム(5)とその下方の本体
金具(1)の底部(14)との間が第1の液室(6a)
として形成されている。
【0022】前記筒状ゴム部材(4)の内周には仕切部
材(7)が嵌着されて、前記ダイヤフラム(5)と仕切
部材(7)の間が気密に保持された空気室(8)として
形成されている。仕切部材(7)は、鋼板等の金属製の
プレス成形品よりなり、図に示すように、仕切板部(7
a)の外周にダイヤフラム(5)の側に向って延びる補
強用筒部(7b)を有し、該補強用筒部(7b)が筒状
ゴム部材(4)の内周におけるダイヤフラム(5)との
連続部分から開口端近傍までの略全周に渡って密着する
ように嵌着されて、筒状ゴム部材(4)の過度の弾性変
形を規制して筒状を保持するように設けられている。前
記仕切板部(7a)の中央部を開口してゴム膜を付設し
ておく場合もある。
【0023】前記本体金具(1)の筒状胴部(11)の
開口側には、上記した防振基体(3)の下端外周の環状
をなす補強金具(31)が、その下端部が前記筒状ゴム
部材(4)の上端に当接して押さえる位置まで圧入され
て固定され、これにより本体金具(1)と防振基体
(3)とが結合されるとともに、防振基体(3)と仕切
部材(7)との間が第2の液室(6b)として形成され
ている。
【0024】そして、前記筒状ゴム部材(4)の外周に
は、図4に示すように、仕切部材(7)より防振基体
(3)側の位置になる筒状ゴム部材(4)の上端一部に
設けられた切欠部(41)から始まって、下端一部に切
欠形成された連通部(42)によりダイヤフラム(5)
外側の液室(6a)に通ずるオリフィス用溝部(43)
が形成され、該筒状ゴム部材(4)が筒状胴部(11)
に嵌着されることにより、筒状胴部(11)との間で前
記溝部(43)の部分が両液室(6a)(6b)への開
口部を持つオリフィス(9)として形成されており、封
入液が流通可能に連通せしめられている。
【0025】図のオリフィス(9)は切欠部(41)か
ら周方向に延びかつ略1周で折返してジグザグ状をなし
て2周以上の長さを持っているが、このオリフィス
(9)の長さ、断面積等は、防振特性に応じて適宜設定
でき、その変更は筒状ゴム部(4)を成形する金型を変
更するだけで対応できる。特に前記切欠部(41)およ
び連通部(42)が筒状ゴム部材(4)の上下端に存す
るため、金型の変更は容易である。
【0026】上記構成の液封入式防振装置は次のように
して組立て構成する。
【0027】先ず、空気中において、ダイヤフラム
(5)と一体形成された筒状ゴム部材(4)に対しその
内周に気密に仕切部材(7)を嵌着し、ダイヤフラム
(5)と仕切部材(7)の間に空気室(8)を形成する
(図5の1)。この際、仕切部材(7)を筒状ゴム部材
(4)上端の切欠部(41)の位置より内方に嵌着する
だけでよく、容易に嵌着できる。
【0028】次に、液槽中において、前記のように組立
てた筒状ゴム部材(4)を、ダイヤフラム(5)の側か
ら本体金具(1)の筒状胴部(11)に底部(14)と
当接する位置まで圧入嵌着して(図5の2)、ダイヤフ
ラム(5)と本体金具(1)の底部(14)の間に液体
を封入した液室(6a)を形成する。さらに、液槽中に
設置しておいて防振基体(3)の下端外周の補強金具
(31)を、上方から前記本体金具(1)の開口側に圧
入して(図5の3)、その下端部で前記筒状ゴム部材
(4)の上端を押えるように固定する。
【0029】これにより、オリフィス(9)を形成する
筒状ゴム部材(4)およびダイヤフラム(5)が、本体
金具(1)の底部(14)と補強金具(31)との間に
挾着して確実に固定されるとともに、ダイヤフラム
(5)と前記底部(14)との間の液室(6a)および
仕切部材(7)と防振基体(3)との間の液室(6b)
に、それぞれ液体が封入されて筒状ゴム部材(4)外周
のオリフィス(9)により連通した図1の構成の液封入
式防振装置が容易に組立て構成される。特にかしめ固定
を必要としないため、本体金具(1)に図のような取付
ステイ(12)が付設されていても、その組立作業は問
題なく行なえる。
【0030】
【発明の効果】上記したように本発明の液封入式防振装
置によれば、ダイヤフラムと一体形成したオリフィス形
成用の筒状ゴム部材を本体金具の底部に当接する位置ま
で圧入し、さらに防振基体の下端外周の補強金具を本体
金具に圧入することにより、容易に組立て構成できる。
特にかしめ固定を要さないため、組立や製造工程を簡略
化できるだけでなく、かしめ金型のスペースに制限され
ていた取付ステイの形状や大きさ、溶接位置を自由に設
計できる。
【0031】しかも、一体形成されたオリフィス形成用
の筒状ゴム部材とダイヤフラムとが、仕切板と、本体金
具の胴部および底部と、防振基体外周の補強金具とによ
り挟み込まれて、封入液中に固定されることになるの
で、信頼性を損うことなく簡素な構成とすることがで
き、構成部品数も減少でき、コスト低減を図ることがで
きる。
【0032】さらに、仕切部材の補強用筒部が筒状ゴム
部材の内周に嵌着されていることにより、筒状ゴム部材
の縮径方向の過度の弾性変形を規制できて、筒状ゴム部
材と第1取付金具との圧入による密着状態を良好に保持
でき、封入液の密封性および信頼性がさらに高いものに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の液封入式防振装置の縦断面
図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の正面図である。
【図4】ダイヤフラムと筒状ゴム部材の半部縦断正面図
である。
【図5】液封入防振装置の組立て状態の断面説明図であ
る。
【図6】従来例の液封入式防振装置を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
(1) 本体金具 (11) 筒状胴部 (14) 底部 (2) 取付金具 (3) 防振基体 (31) 補強金具 (4) 筒状ゴム部材 (43) オリフィス用溝部 (5) ダイヤフラム (6a) ダイヤフラム外側の液室 (6b) 防振基体側の液室 (7) 仕切部材 (7b) 補強用筒部 (8) 空気室 (9) オリフィス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 勝彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 野沢 孝司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 高島 幸夫 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 山本 健太郎 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 貞森 豊 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D035 CA05 CA34 3J047 AA03 CA04 CB08 DA01 DA02 FA02 GA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状の本体金具とその開口側に対向す
    る取付金具とを、これらの間にゴム弾性体よりなる防振
    基体を介在させて相互に連結し、本体金具の内部に防振
    基体と対向するゴム膜よりなるダイヤフラムおよび仕切
    部材を配して、オリフィスにより連通する二つの液室と
    空気室とを設けてなる液封入式防振装置であって、 オリフィス形成用溝部を外周に有する筒状ゴム部材とそ
    の一端側に連なるダイヤフラムとを一体形成し、この筒
    状ゴム部材の内周に、仕切板部とこの仕切板部の外周に
    おいてダイヤフラムの側に向かって延びる軸対称の補強
    用筒部とからなる仕切部材を嵌着して、前記ダイヤフラ
    ムと仕切板部の間を空気室として形成し、このダイヤフ
    ラム付き筒状ゴム部材を、ダイヤフラムの側から前記本
    体金具の筒状胴部に底部と当接する位置まで圧入して、
    前記筒状ゴム部材外周のオリフィス用溝部により筒状胴
    部との間にオリフィスを形成するとともに、前記ダイヤ
    フラムと前記本体金具の底部の間を液室として形成し、
    さらに前記本体金具の筒状胴部の開口側に防振基体の下
    端外周の補強金具を圧入して筒状ゴム部材上端を押える
    ように固定し、前記防振基体と仕切板部との間を液室と
    して形成し、これらの両液室を前記オリフィスにより連
    通させてなり、前記仕切部材の前記補強用筒部は、前記
    筒状ゴム部材の内周における前記ダイヤフラムとの連続
    部分から、前記筒状ゴム部材における前記ダイヤフラム
    とは反対側の開口端に設けた前記オリフィスに連なる切
    欠部までの間において、ほぼ全周にわたって、前記筒状
    ゴム部材の内周に密着するように設けられてなることを
    特徴とする液封入式防振装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009196045A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Kurashiki Kako Co Ltd ゴム捲り返し装置
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