JPH0633230Y2 - 流体封入式クツシヨンゴム組立体 - Google Patents

流体封入式クツシヨンゴム組立体

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JPH0633230Y2
JPH0633230Y2 JP1987009738U JP973887U JPH0633230Y2 JP H0633230 Y2 JPH0633230 Y2 JP H0633230Y2 JP 1987009738 U JP1987009738 U JP 1987009738U JP 973887 U JP973887 U JP 973887U JP H0633230 Y2 JPH0633230 Y2 JP H0633230Y2
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orifice
metal fitting
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annular
fluid
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康弘 宮
幸次 沢田
高伸 南野
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、所定の軸部材と取付部材との間に介装され
て、主としてその軸部材の軸心方向に入力される振動を
防振するクッションゴム装置に係り、より詳しくは、内
部に封入された所定の非圧縮性流体がオリフィス通路を
通じて流動することに基づいて入力振動を効果的に防振
するようにした流体封入式クッションゴム組立体におい
て、その封入流体(非圧縮流体)に対するシール性能を
向上させる技術に関するものである。
(従来技術とその問題点) 自動車等の車両サスペンションに用いられる防振支持体
の一種に、自動車サスペンションにおけるストラットバ
ークッションの如き、所定の軸部材と取付部材との間に
介装されて、主としてその軸部材の軸心方向に入力され
る振動を防振するようにしたクッションゴム装置がある
が、このようなクッションゴム装置では、従来、入力振
動に対する防振機能が専らゴム弾性体の弾性変形に基づ
いて得られるようになっていたことから、特に低周波数
域の入力振動に対して充分な防振効果が得られないとい
った問題があった。
そこで、近年において、ゴム弾性体の内部に所定の非圧
縮性流体を封入し、軸部材の軸心方向に振動が入力され
たとき、その非圧縮性流体を所定のオリフィス通路を通
じて流動させるようにした、所謂流体封入式のクッショ
ンゴム組立体が提案されるに至っている。このような流
体封入式のクッションゴム組立体によれば、非圧縮性流
体がオリフィス通路を流動する際の流動作用乃至は慣性
質量効果に基づいてそのオリフィス通路の形状(断面積
や長さ)に対応した周波数域の入力振動を効果的に防振
することができるのであり、そのオリフィス通路の形状
を低い周波数に設定(チューニング)することにより、
低周波数域の振動を効果的に防振することができるので
ある。
ところで、このような流体封入式クッションゴム組立体
の中に、軸部材と取付部材との主振動入力方向(軸部材
の軸心方向)の相対変位をゴム弾性体の剪断方向の変形
によって許容するようにすると共に、該ゴム弾性体内に
おいて軸心方向で対向するように形成した一対の流体収
容空間をゴム弾性体の外周部に形成した周方向のオリフ
ィス通路(オリフィス空間)で連通させ、流体収容空間
内に封入した非圧縮性流体をかかるオリフィス通路を通
じて相互に流動させることにより、前記主振動入力方向
の比較的低い周波数域の入力振動を効果的に防振し得る
ようにした形式のものがあるが、かかる形式の流体封入
式クッションゴム組立体(以下、単に流体封入式クッシ
ョンゴム組立体という)では、本願出願人も、先に、特
願昭60−114894号(特開昭61−274130
号)において提案しているように、従来から、第9図に
示されているような組立構造が一般に採用されていたこ
とから、非圧縮性流体に対するシール性能が必ずしも満
足できるものとは言い難く、また一体加硫成形品の使用
部品点数が多い等の問題を内在しており、これらの点に
おいて未だ改良の余地が残されていた。
以下、従来の流体封入式クッションゴム組立体の構造を
第9図に基づいて具体的に説明しつつ、その問題点につ
いて詳述する。
すなわち、同図において、2は、円筒状を成す内筒金具
であって、その外周部には所定の距離を隔てて取付ブラ
ケット4の円筒部6が配置されており、それら内筒金具
2と取付ブラケット4の円筒部6との間に位置してゴム
弾性体8が一体的に組み付けられている。そしてこれに
より、内筒金具2に挿通して取り付けられる所定の軸部
材(図示せず)と、取付ブラケット4のプレート部14
に取り付けられる所定の取付部材(図示せず)とが、ゴ
ム弾性体8の剪断方向の弾性変形に基づいて主振動入力
方向(軸部材の軸心方向)に相対変位し得るようにされ
ている。なお、プレート部14は円筒部6の外周面から
軸直角方向に一体に延び出させられている。
ゴム弾性体8は、各一対の第一の一体加硫接着部材1
6,16と第二の一体加硫接着部材18,18とから成
っている。
ここにおいて、第一の一体加硫接着部材16,16は、
それぞれ、一端側が肉厚部20とされた薄肉円筒状のゴ
ムスリーブ22と、そのゴムスリーブ22の肉厚部20
の外周部に一体加硫接着された円環状のオリフィス形成
金具24と、ゴムスリーブ22の他端側の内周部に一体
加硫接着された金属リング26とから成っており、各オ
リフィス形成金具24が互いに当接する状態で、且つ各
金属リング26が内筒金具2の軸心方向の端面にそれぞ
れ当接する状態で、各ゴムスリーブ22において内筒金
具2の外周面に嵌合せしめられている。そして、図示の
ように、各オリフィス形成金具24が、軸心方向外側に
向かって開口するU字部28と、そのU字部28の外周
壁の先端から径方向外側に一体的に延び出させられた外
向きフランジ部30とから構成されることにより、それ
らオリフィス形成金具24,24のU字部28,28間
に周方向のオリフィス空間34が形成されている。な
お、各オリフィス形成金具24のU字部28の底壁に
は、それぞれ周方向に所定距離隔てた部位に位置して通
孔38が形成されており、オリフィス空間34がそれら
通孔38,38を通じて後述の流体収容空間54,54
にそれぞれ連通せしめられている。
一方、第二の一体加硫接着部材18,18は、それぞ
れ、軸心方向に開口するU字状の断面を備えた内側環状
金具40と、この内側環状金具40の外側においてその
U字部の開口方向に所定量ずれた状態で配置された外側
円筒金具42と、この外側円筒金具42の内周面と内側
環状金具40のU字部の外周壁44とに対してそれぞれ
一体加硫接着せしめられたゴムリング46とから成って
おり、内側環状金具40の内周壁48において内筒金具
2の内孔50にそれぞれ圧入されて組み付けられてい
る。そして、図示されているように、この組付状態にお
いて、内側環状金具40のU字部の底壁52と内筒金具
2の端面との間で前記第一の加硫接着部材16の金属リ
ング26を挟圧すると共に、各外側円筒金具42の軸心
方向の相対面する端面で前記オリフィス形成金具24,
24の互いに重ね合わされた外周部に当接されて、各対
応する第一の一体加硫接着部材16との間で環状の流体
収容空間54を形成している。
そして、このように組み付けられた第二の一体加硫接着
部材18,18に対し、図示されているように、それら
の外側円筒金具42,42に跨がって前記取付ブラケッ
ト4の円筒部6が圧入され、両端部にロールカシメ加工
を施されて一体的に組み付けられており、これによって
各流体収容空間54内に所定の非圧縮性流体が封入され
た流体封入式クッションゴムゴム組立体が構成されてい
る。
なお、図中、60,60は、ゴム弾性体8の過大な変位
を阻止するためのストッパプレートであって、流体封入
式クッション組立体の軸部材への取付時において組立体
の軸心方向両端部に配設されるものである。
従って、このような流体封入式クッションゴム組立体に
よれば、主振動入力方向に振動が入力されると、各流体
収容空間54内に封入された非圧縮性流体がオリフィス
空間34を通じて相互に流動せしめられることとなり、
そのオリフィス空間34を流動する非圧縮性流体の流動
作用乃至は慣性質量効果によって主振動入力方向の入力
振動が効果的に防振されることとなる。そして、このよ
うなクッションゴム組立体では、オリフィス空間34が
ゴム弾性体8の外周部において周方向に形成され、その
オリフィス空間34の長さが長く設定され得るようにな
っていることから、そのオリフィス空間34の長さを長
く設定することによって低い周波数域の入力振動を有効
に防振することができるのである。
ところで、このような構造の従来の流体封入式クッショ
ンゴム組立体では、各オリフィス形成金具24のU字部
28の内外周壁の当接部,オリフィス形成金具24の外
向きフランジ部30と第二の一体加硫接着部材18の外
側円筒金具42との当接部,内筒金具2および第一の一
体加硫接着部材16の内側環状金具40と第一の一体加
硫接着部材16の金属リング26との各当接部等、流体
収容空間54,54からの非圧縮性流体の流出経路上の
金属部材間の当接部にそれぞれ環状のシールゴム層が設
けられ、非圧縮性流体の外部への流出がこれらシールゴ
ム層によって防止されるようになっているが、前記従来
の組付構造の流体封入式クッションゴム組立体では、そ
の内周部にあっては、内筒金具2と第二の一体加硫接着
部材18の内側環状金具40との間に金属リング26が
介在されて非圧縮性流体の流出経路が多くなっているこ
とから、たとえ上述のように適所にシールゴム層を配設
しても必ずしも満足できるシール性能が得られなかった
のであり、また外周部にあっては、図示のように、各第
二の一体加硫接着部材18の外側円筒金具42の互いに
離間する側の端部が径方向外側に曲折された外向きフラ
ンジ部56とされ、取付ブラケット4の円筒部6がその
両端部に形成された大径のカシメ部58においてその外
向きフランジ部56にカシメ付けされることにより、そ
れら外側円筒金具42が各オリフィス形成金具24に押
し付けられるようになっていたことから、それら外側円
筒金具42や円筒部6の寸法のバラツキによって外側円
筒金具42,42を軸心方向で挟圧する力にバラツキが
生じることが避け得なかったのであり、それに起因して
各金属部材間の当接部におけるシール性能にもバラツキ
が生じることが避け得なかったのである。
しかも、かかる第9図に示される流体封入式クッション
ゴム組立体にあっては、一体加硫成形部品として、二つ
の第一の一体加硫接着部材16と二つの第二の一体加硫
接着部材18の、合計四つの部品を用いる必要があった
のであり、それら部品の組付け等の作業が増える等、作
業性に少なからぬ問題を内在し、また第一の一体加硫接
着部材16におけるゴムスリーブ22は必然的に薄肉円
筒状にて形成されるものであるために、その製造時や組
付け時等における当該ゴムスリーブ22部分の破断の問
題も内在し、これがまた作業性の低下に大きな影響を与
えているのである。
(解決手段) ここにおいて、本考案は、このような事情を背景とし
て、第9図に示したものと同様の形式の流体封入式クッ
ションゴム組立体であって、非圧縮性流体に対するシー
ル性能が従来よりも一層優れると共に、一体加硫成形部
品の部品点数の低減を図ったものを提供するために為さ
れたものであり、その要旨とするところは、そのような
流体封入式クッションゴム組立体を、(a)所定の軸部
材が挿通せしめられる内筒金具と、外周壁の先端部から
外向きのフランジ部が延び出させられると共に、かかる
外周壁よりも内周壁の方の高さが高くされ、且つ底壁に
に少なくとも1つの通孔が形成された、軸心方向に開口
する周方向のU字溝を備えたU字状断面の環状の第一の
オリフィス形成金具と、該オリフィス形成金具の内周壁
と前記内筒金具の軸心方向中間部外周面とに対してそれ
ぞれ一体加硫接着され、該オリフィス形成金具を該内筒
金具の軸心方向中間部外側に所定の距離を隔てて弾性的
に保持せしめる円環状の第一のゴム弾性体とを有する第
一の一体加硫接着部材と、(b)前記第一のオリフィス
形成金具の外向きフランジ部に重ね合わされて、該オリ
フィス形成金具のU字溝を閉塞するように、該オリフィ
ス形成金具における内周壁の径方向外側周面に嵌合せし
められ、該オリフィス形成金具との間で周方向に延びる
円弧状乃至は環状のオリフィス空間を形成する、該オリ
フィス空間に臨む部位に位置して少なくとも1つの通孔
乃至は切欠孔を備えた環状の第二のオリフィス形成金具
と、(c)それぞれ、軸心方向に開口するU字状の断面
を備えた内側環状金具と、該内側環状金具の外側に配置
される、外周面が略同径のストレートな円筒面とされた
外側円筒金具と、該外側円筒金具の内周面と前記内側環
状金具のU字部の外周壁とに対してそれぞれ一体加硫接
着され、該外側円筒金具を該内側環状金具に対して該U
字部の開口方向に所定量ずらした状態で弾性的に保持せ
しめる円環状の第二のゴム弾性体とを有し、前記内側環
状金具のU字部の内周壁において前記内筒金具の内孔に
しまり嵌めされて前記第一の一体加硫接着部材に一体的
に組み付けられた、その組付状態において、前記外側円
筒金具の相対向する軸心方向の端面を前記第一および第
二のオリフィス形成金具の互いに重ね合わされた外周部
に当接せしめられて、該第一の一体加硫接着部材との間
で、それらオリフィス形成金具間に形成される前記オリ
フィス空間を通じて相互に連通される一対の流体収容空
間を形成する一対の第二の一体加硫接着部材と、(d)
円筒部と、該円筒部の外周面から軸直角方向に一体的に
延び出させられたプレート部とを有し、該一対の第二の
一体加硫接着部材に対し、該円筒部の内周面において、
それらの外側円筒金具に跨がってしまり嵌めされると共
に、該円筒部の少なくとも一端部を径方向内側へカシメ
加工されて、それら外側円筒金具を軸心方向に挟圧する
状態で組み付けられた、前記プレート部において前記取
付部材に取り付けられる取付ブラケットと、(e)前記
一対の第二の一体加硫接着部材と前記第一の一体加硫接
着部材との間に形成された前記一対の流体収容空間内に
封入された所定の非圧縮性流とを、含むように構成した
ことにある。
(作用・効果) このような流体封入式クッションゴム組立体によれば、
前記従来の流体封入式クッションゴム組立体と同様の防
振機能が得られることは勿論、第一のオリフィス形成金
具と内筒金具とを第一のゴム弾性体にて一体加硫接着し
てなる第一の一体加硫接着部材の一つのみが用いられ、
オリフィスは第一のオリフィス形成金具に第二のオリフ
ィス形成金具を嵌合、重合することによって形成される
ようになっていると共に、内筒金具の端面が第二の一体
加硫接着部材の内側環状金具に直接当接せしめられてい
ることから、クッションゴム組立体の内周部における非
圧縮性流体の流出経路が前記従来のものに比べて半減す
るのであり、その分、非圧縮性流体に対する組立体内周
部のシール性能が向上するのである。また、本考案に従
うクッションゴム組立体にあっては、その外周部におけ
るシール機能が、従来のものと同様、第二の一体加硫接
着部材の外側円筒金具に対する取付ブラケット円筒部の
カシメ付けによる挟圧作用に基づいて確保されることと
なるが、本考案にあっては、従来とは異なり、外側円筒
金具の外周面が略同径のストレートな円筒面とされてい
ることから、従来のクッションゴム組立体のように、外
側円筒金具と円筒部との微妙な寸法のバラツキによって
外側円筒金具に対する挟圧力がバラツクようなことがな
いのであり、その外側円筒金具に対する挟圧力として常
に充分な大きさを得ることができるのである。そしてそ
れ故、そのような挟圧力のバラツキに起因してシール性
能がバラツクことが良好に回避されるのであり、良好な
シール性能を常に安定して得ることができるのである。
しかも、かかる本考案の流体封入式クッションゴム組立
体にあっては、一体加硫成形部品は、一つの第一の一体
加硫接着部材と二つの第二の一体加硫接着部材の、合計
三つの部品となり、使用部品点数の低減が図られ得たこ
とに加えて、第一の一体加硫接着部材が内筒金具に一体
加硫接着されて構成されているところから、その組付作
業等の作業性において著しい向上が達成され得たのであ
る。
このように、本考案によれば、従来のものと同様の防振
機能を確保しつつ、クッションゴム組立体の内周部およ
び外周部の何れにおいても、非圧縮性流体に対するシー
ル性能を前記従来のものに比べて大幅に向上させること
ができ、また部品点数を低減し、更には作業性の有効な
改善を図り得るのであり、従来よりも信頼性の高い、実
用性に優れた流体封入式クッションゴム組立体を提供す
ることができるのである。
なお、本考案に従う流体封入式クッションゴム組立体に
おいて、流体収容空間からの非圧縮性流体の流出経路上
の各金属部材間の当接部の適所に位置して環状のシール
ゴム層が配設されることは、従来と同様である。
(実施例) 以下、本考案をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、ここでは、第8図に示されているように、自動車
サスペンションにおいて、一端がサスペンションアーム
61に連結されたストラットバー62と車体64との間
に介装されて、主としてストラットバー62の軸心方向
に入力される振動を防振するストラットバークッション
66に本考案を適用した実施例について説明する。
先ず、第1図および第2図において、70は、従来と同
様の内筒金具であり、その軸心方向中間部の外周面には
第一のゴム弾性体である厚肉円環状の隔壁ゴム72が一
体加硫接着せしめられている。そして、この隔壁ゴム7
2の外周部に円環状の第一のオリフィス形成金具74が
一体加硫接着せしめられて第一の一体加硫接着部材76
が構成されている。
ここにおいて、第一のオリフィス形成金具74は、軸心
方向に開口するU字部78と、そのU字部78の外周壁
80から径方向外方に延び出させられた外向きフランジ
部82とから成っており、U字部78の内周壁84にお
いて隔壁ゴム72の外周部に固着されている。そして、
このようなオリフィス形成金具74の外向きフランジ部
82に対し、U字部78内のU字溝85を閉塞する状態
で、平板状断面を有する円環状の第二のオリフィス形成
金具86が重ね合わされており、これによってそれら両
オリフィス形成金具74,86間に環状のオリフィス空
間88が形成されている。
なお、第一のオリフィス形成金具74は、U字部78の
内周壁84がその外周壁80よりも長く、換言すれば高
さが高くされており、第二のオリフィス形成金具86は
その内孔において内周壁84の外周面径方向外周面に嵌
合されて第一のオリフィス形成金具74に重ね合わされ
ている。そして、第3図に示されているように、U字部
78の内周壁84の外周面に所定厚さのゴム層90が配
設され、かかるゴム層90が第二のオリフィス金具86
の内孔との間で挟圧されることにより、オリフィス空間
88の内周部の流体密性が確保されるようになってい
る。また、第3図に示されているように、U字部78の
内周壁80の先端部には、前記隔壁ゴム72と一体にシ
ールゴム層としての環状のシールリップ92が配設され
ており、このシールリップ92が第二のオリフィス形成
金具86との間で挟圧されることにより、オリフィス空
間88の外周部の流体密性が確保されるようになってい
る。
また、第1図および第2図に示されているように、第二
のオリフィス形成金具86の内周部および第一のオリフ
ィス形成金具74のU字部78の底壁94には、周方向
に略半周隔てた部位に位置して、それぞれ切欠孔96
(第4図参照)および通孔98が形成されており、これ
によって後述する一対の流体収容空間100,102が
オリフィス空間88を通じて連通せしめられている。な
お、第二のオリフィス形成金具86には、切欠孔96に
代え、第一のオリフィス形成金具74と同様の通孔を形
成することも可能である。
ところで、このように、第一のオリフィス形成金具74
に対して第二のオリフィス形成金具86が重ね合わされ
た第一の一体加硫接着部材76には、図示されているよ
うに、従来とほぼ同様の一対の第二の一体加硫接着部材
104,104が組み付けられており、これによって前
記隔壁ゴム72を挟んで対向するように一対の環状の流
体収容空間100,102が形成されている。そして、
これら流体収容空間100,102内に、水やアルキレ
ングリコール等の所定の非圧縮性流体が封入されてい
る。
すなわち、第二の一体加硫接着部材104は、第5図に
示されているように、軸心方向に開口するU字状の断面
を備えた内側環状金具106と、内側環状金具106の
外側においてそのU字部の開口方向に所定量ずれた状態
で同心的に配置された外側円筒金具108と、内外周面
において内側環状金具106のU字部の外周壁110お
よび外側円筒金具108の内周面にそれぞれ一体加硫接
着された第二のゴム弾性体としてのゴムリング112と
から成っており、第1図に示されているように、内側環
状金具106の内周壁114で前記内筒金具70の内孔
116に圧入固定されて第一の一体加硫接着部材76に
組み付けられている。そして、この組付状態において、
外側円筒金具108の相対面する端面を前記互いに重ね
合わされたオリフィス形成金具74,86の外周部に当
接せしめられ、第一の一体加硫接着部材76との間に前
記流体収容空間100,102を形成せしめている。
なお、第二の一体加硫接着部材104には、第5図に示
されているように、外側円筒金具108の相対面する側
の端面に位置してゴムリング112と一体に環状のシー
ルリップ118が形成されており、このシールリップ1
18が各対応するオリフィス形成金具74,86との間
で挟圧されるることにより、それらの間における流体密
性が確保されるようになっている。また、第3図に示さ
れているように、内筒加硫70の両端面には、それぞれ
隔壁ゴム72と一体に環状のシールリップ120,12
0が形成されており、これらシールリップ120,12
0がそれぞれ内側環状金具106のU字部の底壁122
との間で挟圧されることにより、内筒金具70の各端面
と各第二の一体加硫接着部材104の内側環状金具10
6との間の流体密性、すなわちクッションゴム組立体の
内周部の流体密性が確保されるようになっている。
そして、本実施例では、上述のような第二の一体加硫接
着部材104において、第5図に示されているように、
外側円筒金具108の外周面が従来とは異なって直径の
均一なストレートな円筒面とされており、第6図に示さ
れているような取付ブラケット124が、その円筒部1
26において、このような外側円筒金具108,108
の外周面に跨がって圧入され、一端側に設けられたカシ
メ部128をロールカシメ加工されて、それら外側円筒
金具108,108に対して一体的に取り付けられるこ
とにより、第1図および第2図に示されている如きスト
ラットバークッション66が一体的に組み付けられてい
る。そして、ここでは、かかる取付ブラケット124お
よび前記第二の一体加硫接着部材104,104の組付
操作が所定の非圧縮性流体中で行なわれることにより、
前記各流体収容空間100,102の形成と同時に、そ
れら流体収容空間100,102内に前記非圧縮性流体
が封入されており、これによって本実施例のストラット
バークッション66が形成せしめられている。
なお、第6図から明らかなように、円筒部126の他端
側には、円筒部126の端部が予め径方向内側に曲折せ
しめられた形態の内向きフランジ部130が形成されて
おり、第1図に示されているように、上記カシメ部12
8のロールカシメ加工によって、外側円筒金具108,
108がそのカシメ部128と内向きフランジ部130
との間で軸心方向に所定の挟圧力で挟圧せしめられてい
る。そしてこれにより、前記クッションゴム組立体の外
周部における各シールリップ92,118,118が対
応する金属部材間で挟圧されている。つまり、クッショ
ンゴム組立体の外周部における流体密性がこれによって
確保されているのである。
また、第6図から明らかなように、取付ブラケット12
4の円筒部126には、従来のものと同様、その外周面
から軸直角方向に一体に延び出す状態で、取付部材であ
る車体64を取り付けるためのプレート部132が設け
られている。
このような構造のストラットバークッション66によれ
ば、軸部材であるストラットバー62の軸心方向に振動
荷重が入力すると、隔壁ゴム72および両ゴムリング1
12,112が剪断方向へ弾性変形することに基づい
て、従来と同様にオリフィス空間34を非圧縮性流体が
流動せしめられることから、その際の非圧縮性流体の流
動作用乃至は慣性質量効果に基づいて、そのオリフィス
空間34の形状に対応した周波数域(ここでは、比較的
低い周波数域)の振動が効果的に防振されるのである。
また、本実施例のストラットバークッション66によれ
ば、前述のように、内筒金具70の外周面に隔壁ゴム7
2が一体加硫接着され、該隔壁ゴム72にて第一のオリ
フィス形成金具74が支持されている一方、内筒金具7
0の両端面が各第二の一体加硫接着部材104の内側環
状金具106に対して直接当接せしめられるようになっ
ていることから、組立体内周部における非圧縮性流体の
流出経路が従来に比べて半減するのであり、従ってスト
ラットバークッション66の外周部におけるシール性能
が従来に比べて著しく向上するのである。一方、ストラ
ットバークッション66の外周部にあっては、前述のよ
うに、各第二の一体加硫接着部材104の外側円筒金具
108の外周面が直径の均一なストレートな円筒面とさ
れていることから、取付ブラケット124の円筒部12
6のカシメ付けによって外側円筒金具108,108を
常に大きな挟圧力で挟圧できるのであり、それ故良好な
シール性能を常に安定して得ることができるのである。
このように、本実施例に従うストラットバークッション
66によれば、従来と同様の防振機能を保持しつつ、組
立体(クッション66)の内外周部におけるシール性能
を従来よりもそれぞれ大幅に向上させることができるの
であり、従って従来に比べて、信頼性並びに実用性を著
しく向上させることができるのである。
なお、本実施例のストラットバークッション66によれ
ば、従来のように、取付ブラケット124において円筒
部126のカシメ部128が円筒部126の外周面から
突出することがないため、円筒部126の外径(最大
径)を従来のものと同様に設定した場合において、クッ
ション66の径方向(軸直角方向)における各ゴム部材
(隔壁ゴム72,ゴムリング112,112)の肉厚並
びに各流体収容空間100,102の断面積を従来より
もそれぞれ大きくできるのであり、従って略同様の大き
さのものにおいて、従来よりも、各ゴム部材の耐久性を
向上させることができると共に、非圧縮性流体を効率的
に流動させることが可能となって、防振性能をより有効
に発揮させることが可能になるといった利点もあるので
ある。
また、本実施例では、前記従来のものと同様、ストラッ
トバー62への取付時において、クッション66の軸心
方向の両端部に大荷重入力時の過大な変位を抑制するた
めのストッパプレートが配設されることとなるが、この
ようなストッパプレートとしては、第1図および第7図
に示されているストッパプレート134,134のよう
に、取付ブラケット124の円筒部126の直径と略同
様の外径を有すると共に、その相対する面の外周部に位
置して、車両水平方向に対応する径方向で相対向するよ
うに、円弧状の一対の緩衝ゴム層136,136を一体
に備えているものを用いることが望ましい。
このようなストッパプレート134を採用すれば、第9
図に示す従来のストッパプレート60を用いる場合のよ
うに、ストッパプレート134が第二の一体加硫接着部
材104のゴムリング112に直接干渉することが良好
に回避されるのであり、ゴムリング112がストッパプ
レート134によって損傷せしめられることが良好に防
止されるのである。また、車両上下方向に対応する部位
に緩衝ゴム層136が形成されていないことから、第8
図に矢印Aで示されているように、ストラットバークッ
ション66に鉛直面内でのコジリ方向の振動が入力され
た場合において、かかる緩衝ゴム層136が取付ブラケ
ット124の円筒部126に当接することが良好に防止
されることから、ストラットバー62の鉛直面内におけ
る回動を効果的に許容することができるといった利点も
あるのである。なお、緩衝ゴム層136をこのように形
成した場合には、通常、ストラットバー62の上記コジ
リ方向の回動を規制するためのストッパ機構が別途設け
られることとなる。また、緩衝ゴム層136は、ストッ
パプレート134に対して環状に形成することも可能で
ある。さらに、このようなストッパプレート134,1
34を用いる場合にあっては、ストッパプレート13
4,134を効果的に受け止める上で、同図に示されて
いる円筒部126の内向きフランジ部130のように、
内向きフランジ部130およびカシメ部128を径方向
内側へ所定寸法突出させるようにすることが望ましい。
以上、本考案の一実施例を詳細に説明したが、これはあ
くまでも例示的であり、本考案がかかる具体例に限定し
て解釈されるべきものでないことは、勿論である。
例えば、前記実施例では、第二のオリフィス形成金具8
6がその内孔において第一のオリフィス形成金具74の
内周壁84に嵌合する状態で第一のオリフィス形成金具
74に重ね合わされ、これによってそれらオリフィス形
成金具74,86間に環状のオリフィス空間88が形成
されていたが、第二のオリフィス形成金具86の内周部
が第一のオリフィス形成金具74の内周壁84の端面に
当接する状態でそれらオリフィス形成金具74,86を
重ね合わせるようにすることも可能であり、またオリフ
ィス空間88は必ずしも環状空間として形成されている
必要はなく、その環状の一部を遮断した円弧状の空間と
して形成するようにすることも可能である。
また、前記実施例における各シールリップ92,11
8,120は、必要に応じて、前記実施例とは反対側の
金属部材に形成することも可能である。
さらに、前記実施例では、自動車サスペンションにおけ
るストラットバークッション(66)に本考案を適用し
た例について述べたが、本考案がかかるストラットバー
クッション以外のクッションゴム装置についても適用で
きることは、勿論である。
その他、一々列挙はしないが、本考案がその趣旨を逸脱
しない範囲内において、種々なる変更,修正,改良等を
施した態様で実施できることは、言うまでもないところ
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例であるストラットバークッシ
ョンを示す縦断面図(第2図におけるI−I断面図)で
あり、第2図は、第1図におけるII−II断面図である。
第3図,第4図,第5図および第6図は、それぞれ、第
1図のストラットバークッションの各構成部材の組付前
の形状を示すものであって、第3図,第5図および第6
図は、それぞれ、第一の一体加硫接着部材,第二の一体
加硫接着部材および取付ブラケットを示す第1図に対応
する縦断面図であり、第4図は第二のオリフィス形成金
具を示す平面図である。第7図は、第1図におけるスト
ッパプレートを示す平面図であり、第8図は、第1図の
ストラットバークッションの使用状態を説明するための
斜視図である。第9図は従来例を示す第1図に対応する
断面図である。 62:ストラットバー(軸部材) 64:車体(取付部材) 66:ストラットバークッション 70:内筒金具 72:隔壁ゴム(第一のゴム弾性体) 74:第一のオリフィス形成金具 76:第一の一体加硫接着部材 78:U字部(第一のオリフィス形成金具の) 80:外周壁(第一のオリフィス形成金具の) 82:外向きフランジ部 84:内周壁(第一のオリフィス形成金具の) 85:U字溝 86:第二のオリフィス形成金具 88:オリフィス空間 92,118,120:シールリップ 94:底壁(第一のオリフィス形成金具の) 96:切欠孔、98:通孔 100,102:流体収容空間 104:第二の一体加硫接着部材 106:内側環状金具、108:外側円筒金具 110:外周壁(内側環状金具の) 112:ゴムリング(第二のゴム弾性体) 114:内周壁(内側環状金具の) 124:取付ブラケット、126:円筒部 128:カシメ部 130:内向きフランジ部 132:プレート部 134:ストッパプレート 136:緩衝ゴム層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の軸部材と取付部材との間に介装さ
    れ、主として該軸部材の軸心方向に入力される振動を防
    振するようにしたクッションゴム装置であって、 前記軸部材が挿通せしめられる内筒金具と、外周壁の先
    端部から外向きのフランジ部が延び出させられると共
    に、かかる外周壁よりも内周壁の方の高さが高くされ、
    且つ底壁に少なくとも1つの通孔が形成された、軸心方
    向に開口する周方向のU字溝を備えたU字状断面の環状
    の第一のオリフィス形成金具と、該オリフィス形成金具
    の内周壁と前記内筒金具の軸心方向中間部外周面とに対
    してそれぞれ一体加硫接着され、該オリフィス形成金具
    を該内筒金具の軸心方向中間部外側に所定の距離を隔て
    て弾性的に保持せしめる円環状の第一のゴム弾性体とを
    有する第一の一体加硫接着部材と、 前記第一のオリフィス形成金具の外向きフランジ部に重
    ね合わされて、該オリフィス形成金具のU字溝を閉塞す
    るように、該オリフィス形成金具における内周壁の径方
    向外側周面に嵌合せしめられ、該オリフィス形成金具と
    の間で周方向に延びる円弧状乃至は環状のオリフィス空
    間を形成する、該オリフィス空間に臨む部位に位置して
    少なくとも1つの通孔乃至は切欠孔を備えた環状の第二
    のオリフィス形成金具と、 それぞれ、軸心方向に開口するU字状の断面を備えた内
    側環状金具と、該内側環状金具の外側に配置される、外
    周面が略同径のストレートな円筒面とされた外側円筒金
    具と、該外側円筒金具の内周面と前記内側環状金具のU
    字部の外周壁とに対してそれぞれ一体加硫接着され、該
    外側円筒金具を該内側環状金具に対して該U字部の開口
    軸心方向に所定量ずらした状態で弾性的に保持せしめる
    円環状の第二のゴム弾性体とを有し、前記内側環状金具
    のU字部の内周壁において前記内筒金具の内孔にしまり
    嵌めされて前記第一の一体加硫接着部材に一体的に組み
    付けられた、その組付状態において、前記外側円筒金具
    の相対向する軸心方向の端面を前記第一および第二のオ
    リフィス形成金具の互いに重ね合わされた外周部に当接
    せしめられて、該第一の一体加硫接着部材との間で、そ
    れらオリフィス形成金具間に形成される前記オリフィス
    空間を通じて相互に連通される一対の流体収容空間を形
    成する一対の第二の一体加硫接着部材と、 円筒部と、該円筒部の外周面から軸直角方向に一体的に
    延び出させられたプレート部とを有し、該一対の第二の
    一体加硫接着部材に対し、該円筒部の内周面において、
    それらの外側円筒金具に跨がってしまり嵌めされると共
    に、該円筒部の少なくとも一端部を径方向内側へカシメ
    加工されて、それら外側円筒金具を軸心方向に挟圧する
    状態で組み付けられた、前記プレート部において前記取
    付部材に取り付けられる取付ブラケットと、 前記一対の第二の一体加硫接着部材と前記第一の一体加
    硫接着部材との間に形成された前記一対の流体収容空間
    内に封入された所定の非圧縮性流体と、含み、該非圧縮
    性流体が前記オリフィス空間を通じて流動することに基
    づいて前記軸部材の軸心方向に入力される振動を防振す
    るようにしたことを特徴とする流体封入式クッションゴ
    ム組立体。
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