JPH0225947Y2 - - Google Patents

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JPH0225947Y2
JPH0225947Y2 JP1985146804U JP14680485U JPH0225947Y2 JP H0225947 Y2 JPH0225947 Y2 JP H0225947Y2 JP 1985146804 U JP1985146804 U JP 1985146804U JP 14680485 U JP14680485 U JP 14680485U JP H0225947 Y2 JPH0225947 Y2 JP H0225947Y2
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cylindrical
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rubber elastic
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/14Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
    • F16F13/16Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially specially adapted for receiving axial loads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、自動車等の振動系に介挿されて防振
機能を果たす防振支持装置に係り、特にゴム弾性
体の弾性変形による振動遮断作用と非圧縮性流体
のオリフイス通過時の共振作用や流動抵抗に基づ
く振動減衰乃至は低動ばね作用とにより、主とし
て軸方向の振動を遮断乃至は減衰せしめるように
した流体入り防振支持装置に関するものである。
(従来技術) 自動車等の振動系に介挿されて防振機能を果た
す防振支持装置、例えば自動車サスペンシヨンに
おけるストラツトマウントやメンバマウント等で
は、従来、振動の遮断乃至は減衰を図るために、
円筒状のゴム弾性体が単体で、あるいは合成樹
脂、帆布等との複合体で用いられており、そのゴ
ム弾性体の通性変形に基づいて振動の遮断乃至は
減衰が図られるようになつていた。しかし、この
ように、ゴム弾性体の弾性変形だけに基づいて振
動の遮断乃至は減衰を図るものでは、高周波域で
の振動騒音を低減するために、ゴム弾性体の動バ
ネ定数を低くしてその振動遮断作用を大きくする
と、ゴム弾性体の損失係数が小さくなつて振動減
衰作用が低下し、低周波域での振動(揺れ)が良
好に低減できなくなるといつた問題があつた。
これに対し、近年、特公昭48−36151号公報や
特公昭52−16554号公報等において、オリフイス
を通過する際の流体の共振作用や流動抵抗を利用
して振動の減衰乃至は絶縁作用を向上せしめるよ
うにした流体入り防振支持装置が提案されてい
る。このような流体入り防振支持装置によれば、
ゴム通性体の弾性変形と流体の共振作用や流動抵
抗に基づいて、優れた振動遮断作用や振動減衰作
用を有利に得ることが可能となるのである。しか
し、これらの公報に提案されている流体入り防振
支持装置は、主としてゴム弾性体の径方向の入力
振動を遮断乃至は減衰せしめるものであり、その
構造上、ストラツトマウントやメンバマウント等
のように、ゴム弾性体の軸方向に主荷重を受け、
その軸方向の入力振動を遮断乃至は減衰させる防
振支持装置には、そのまま適用することが困難で
あつた。
一方、ゴム弾性体の軸方向の入力振動を遮断乃
至は減衰せしめるようにした流体入り防振支持装
置としては、特開昭59−37348号公報に開示され
ているものや、或いは特開昭60−139942号公報に
開示されているものがある。
(問題点) しかし、前者の特開昭59−37348号公報に開示
されている流体入り防振支持装置では、その取付
けに際して、同様の構成の組立部材を2個1組と
して用いる必要がある上、個々の組立部材が円筒
状のゴム弾性体の内周側と外周側とにそれぞれ周
方向に複数のポケツトを備えた複雑な構成とされ
ているため、生産性や組付性、取付作業性等が必
ずしも良好であるとは言い難く、またコスト面に
おいても不利となるのを免れ得なかつた。
また、後半の特開昭60−139942号公報に開示さ
れている流体入り防振支持装置にあつては、径方
向に所定距離隔てて配された内筒金具と外筒金具
とを、ゴム弾性体により、その軸方向両端部と中
央部とにおいて、それぞれ連結せしめることによ
り、それらゴム弾性体間に一対の環状の流体室を
形成せしめてなる構造とされているために、内外
筒金具間への軸方向振動の入力時に、それらのゴ
ム弾性体は略同一方向に変形することとなつて、
両流体室に対して略同一の形状変化が惹起される
ため、それら流体室間における相対的な容積変化
量、即ちオリフイス内を流動せしめられる流体量
が充分に確保され難く、有効な防振特性を得るこ
とが難しいという不具合を有していた。
さらに、公知の如く、オリフイス内を流動せし
められる流体によつて発揮される減衰乃至は低動
ばね効果が最も大きくなる周波数は、オリフイス
断面積/オリフイス長さによつて決まることとな
り、且つそのチューニングに際しては、オリフイ
ス長さを長くして、オリフイス断面積を確保する
ことにより、その内部を流動せしめられる流体量
が出来るだけ多くなるように、設定することが有
効であるが、前記特開昭59−37348号公報及び特
開昭60−139942号公報に開示されている防振支持
装置では、何れも、長いオリフイス長さ、例えば
周方向一周以上のオリフイス長さを設定すること
が出来ないために、特に低周波数域の入力振動に
対する防振性能が要求される場合には、オリフイ
ス断面積を小さくせざるを得ず、そうすると、流
体の流動量が少なくなつて有効な防振効果が得ら
れないという問題が生ずるのである。
(解決手段) ここにおいて、本考案は、以上のような事情を
背景として為されたものであつて、その特徴とす
るところは、互いに連結されるべき第一の部材と
第二の部材との間に介装されて、それら両部材を
防振連結する防振支持装置であつて、(a)かかる第
一の部材が挿通固定されることにより、該第一の
部材に対して取り付けられる内筒金具と、(b)該内
筒金具の外側に所定距離を隔てて同心的に配置さ
れた円筒状の第一のゴム弾性体と、(c)該第一のゴ
ム弾性体と前記内筒金具の各対応する軸方向の端
部間に配設され、それら各対応する端部間をそれ
ぞれ流体密に閉塞する、硬質材料から成る一対の
円環状の端部閉塞部材と、(d)前記内筒金具の軸方
向中間部の外周面に嵌挿された円筒体と、(e)該円
筒体の外側に所定距離隔てて同心的に配置され、
外周部において前記第一のゴム弾性体内に一体に
埋設された、外周面に少なくとも1周以上にわた
つて螺旋状に延びる周方向に連続したオリフイス
溝が形成され、且つ該オリフイス溝の端部をそれ
ぞれ軸方向両端部の前記第一のゴム弾性体の内側
に開口せしめる連通部が内部を貫通して形成され
た、硬質材料から成る厚肉円筒状のオリフイス部
材と、(f)該オリフイス部材と前記円筒体との間
に、それらオリフイス部材と円筒体とに一体に固
着して設けられ、それらオリフイス部材および円
筒体と協働して前記円筒金具と前記第一のゴム弾
性体との間の空間を軸方向に流体密に二分し、前
記一対の各端部閉塞部材との間に、前記オリフイ
ス溝を通じて連通せしめられる一対の還状流体室
を形成する円筒状の第二のゴム弾性体と、(g)該一
対の環状流体室内にそれぞれ充満する状態で封入
された非圧縮性流体と、(h)前記オリフイス部材の
外周面に嵌挿されて固定せしめられ、前記オリフ
イス溝を流体密に覆蓋して、周方向に連続した1
周以上の長さを有するオリフイスを形成する外筒
金具と、(i)該外筒金具に一体的に設けられて、該
外筒金具の外周部から径方向に延びる、前記第二
の部材に対して取り付けられる取付ブラケツトと
を含むように、防振支持装置を構成したことにあ
る。
(作用および効果) このような流体入り防振支持装置では、非圧縮
性流体を収容する環状流体室が円筒状の第一のゴ
ム弾性体の内側において軸方向に2つ形成され、
それらがオリフイス部材の外周面に形成されるオ
リフイスを通じて連通せしめられる。そして、内
筒金具と外筒金具とが第一および第二のゴム弾性
体を弾性変形させて軸方向に相対移動すると、そ
れら2つの環状流体室のうちの一方の容積が増大
し、他方の容積が減少して、容積の減少する側の
環状流体室から容積の増大する側の環状流体室
へ、それら環状流体室内に封入された非圧縮性流
体がオリフイスを通じて流れ込む。
つまり、本考案に係る流体入り防振支持装置で
は、内筒金具と外筒金具との間に加えられる軸方
向の振動は、非圧縮性流体がオリフイスを通過す
る際の共振作用や流動抵抗に基づいて良好に減衰
乃至は絶縁されるのであり、この非圧縮性流体が
オリフイスを通過する際の共振作用や流動抵抗と
第一および第二のゴム弾性体の弾性変形とによつ
て振動減衰作用と振動遮断作用とを共に良好に得
ることが可能となるのである。
また、かかる本考案に従う防振支持装置にあつ
ては、内筒金具と外筒金具との間の軸直角方向の
振動伝達に対して、第二のゴム弾性体が設けられ
ているところから、かかる軸直角方向の振動伝達
も効果的に抑制せしめられることになる。
さらに、本考案では、そのような振動減衰作用
と振動遮断作用とを備えた流体入り防振支持装置
が単一の組立部材として得られるため、同様の構
成の組立部材が2個1組として用いられる、前記
特開昭59−37348号公報に示されている如き、従
来の流体入り防振支持装置に比べて、その生産
性、組付性、取付作業性等を向上し得ることにも
なつたのである。
しかも、本考案では、各環状流体室における径
方向外側の壁部が第一のゴム弾性体にて構成され
ており、軸方向の振動入力時において、かかる第
一のゴム弾性体の圧縮/引張変形に基づき、両環
状流体空間を仕切る中間壁部分(オリフイス部
材)が、それら各環状流体室の軸方向外側の壁部
を構成する端部閉塞部材間を、振動入力方向に変
位せしめられるようになつていることから、かか
る中間壁部分の両側端部閉塞部材に対する接近/
離隔変位によつて、両環状流体室内に増減が逆と
なる相対的な容積変化が極めて有効に生ぜしめら
れ得るのであり、それによつて環状流体室間を流
動せしめられる流体量が有利に確保され得ること
から、前記特開昭60−139942号公報に示されてい
る如き従来の流体入り防振支持装置に比べて、オ
リフイス内を流動せしめられる流体による防振効
果が、より有効に発揮され得るのである。
また、本考案においては、前述のように、第二
のゴム弾性体の外側に位置して、円筒体およびそ
の第二のゴム弾性体と協働して2つの環状流体室
を遮断するオリフイス部材が設けられると共に、
そのオリフイス部材の外周面に周方向に連続して
延びるオリフイス溝が少なくとも1周以上にわた
つて形成され、そのオリフイス溝が外筒金具によ
つてその開口部を覆蓋されて形成されたオリフイ
スがオリフイス部材に形成された連通部を通じて
両環状流体室を連通させるようになつているとこ
ろから、オリフイスの長さを充分に長く設定する
ことができ、それによつて該オリフイスのチユー
ニングに際して、該オリフイスの断面積を大きく
設定することにより、その内部を流動せしめられ
る流体量を有利に確保することが出来るのであ
り、従つて低周波数域の入力振動に対する防振効
果も、有効に得ることが出来るといつた利点があ
る。また、かかるオリフイスは、硬質材料から成
るオリフイス部材と外筒金具とによつて壁部が形
成されることから、振動入力時においても、その
断面が変形するようなことがなく、内部を流動せ
しめられる流体による防振効果が、安定して享受
され得るのである。因みに、オリフイス部材を軸
方向に貫通してオリフイスを形成しても、ある程
度の防振効果を得ることが可能であるが、この場
合にはオリフイスの長さが短くなるため、低周波
域での防振効果がそれほど期待できず、それ故流
体入り防振支持装置としてはそれほど望ましくな
いのである。
また、本考案では、第二のゴム弾性体が円筒体
の外周面とオリフイス部材の内周面との間に、そ
れらに対して加硫成形にて一体に固着して設けら
れ、内筒金具に対しては円筒体を介して嵌着され
るようになつているため、該第二のゴム弾性体に
対して、その加硫成形後、円筒体を拡径させるこ
とによつて容易に予備圧縮をかけることができる
といつた利点もある。このように予備圧縮が加え
られることによつて、第二のゴム弾性体の耐久性
が向上するのであり、ひいては製品寿命が向上す
るのである。なお、第一のゴム弾性体は、各端部
閉塞部材の配設時において、それら各端部閉塞部
材とオリフイス部材乃至は外筒金具の軸方向の端
面との間で予備圧縮を施されることとなる。
(実施例) 以下、本考案をより一層具体的に明らかにする
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
まず、第1図および第2図に本考案の一実施例
である自動車のストラツトマウントの縦断面図お
よび横断面図を示す。それらの図において、10
は内筒金具であつて、図示しない所定のインナシ
ヤフトに嵌挿されて固定される厚肉の円筒部12
と、その円筒部12の軸方向の一端部において径
方向外側に延び出させられた円環状部14とから
成つている。
ここに、円筒部12は、第3図に示されている
ように、外周部がその略全長にわたつて小径部1
6とされており、円環状部14側の大径部18と
の間に段付面20を形成している。また、円筒部
12の内周部は、小径部16側の端面から所定長
さにわたる部分が大径部22とされている。一
方、円環状部14は、その内周側の部分が厚肉部
24とされる一方、外周側の部分が薄肉のフラン
ジ部26とされており、フランジ部26が厚肉部
24の軸方向外側端部において径方向外方に突出
形成された構成とされている。そして、そのフラ
ンジ部26の軸方向外側面の外周縁部に環状の切
欠き28が形成されると共に、その軸方向内側面
の基部に、所定幅の環状溝30が形成されてい
る。なお、後述の説明から明らかになるように、
本実施例では、内筒金具10の円筒部12が本来
の内筒金具としての役割を果たすこととなる。
また、第1図および第2図において、32は、
バネ定数の比較的小さいゴム弾性材料から成る円
筒状の第一のゴム弾性体であつて、内筒金具10
の円筒部12の外側に所定の距離を隔てて同心的
に配置されており、その軸方向の両端部におい
て、前記内筒金具10の円環状部14と該内筒金
具10の小径部16側の端部に配設された閉塞プ
レート34とにそれぞれ液体密に固定され、それ
ら内筒金具10および閉塞プレート34と協働し
て環状の密閉空間を形成している。
閉塞プレート34は、第4図に示されているよ
うに、円環状を成しており、前記内筒金具10の
円環状部14と同様の厚肉部36とその外側に突
出形成されたフランジ部38とから成つている。
そして、前記段付面20との間で後述の金属スリ
ーブ40を挟持する状態で、その内周面において
円筒部12の小径部16に圧入され、その円筒部
12の前記大径部22に圧入された取付スリーブ
42によつて位置固定に保持されている。
ここに、取付スリーブ42は、第5図に示され
ているように、円筒部12の大径部22に圧入さ
れる円筒部44の一端に外向きフランジ46が形
成された構成とされており、この外向きフランジ
46と前記円筒部12の段付面20との間で、閉
塞プレート34と金属スリーブ40を挟持するよ
うになつている。また、閉塞プレート34の軸方
向中間部の内周面には環状溝48が形成されてお
り、第1図に示されているように、閉塞プレート
34はこの環状溝48内にOリング50を収容せ
しめられた状態で円筒部12の小径部16に圧入
されている。
つまり、閉塞プレート34は、内筒金具10の
円筒部12に対する取付スリーブ42の圧入によ
り、円筒部12の小径部16側の端部に流体密に
固定されているのである。また、上述の説明から
明らかなように、本実施例では、閉塞プレート3
4の環状溝48内に収容されたOリング50が、
環状のシール部材を構成しているのである。
なお、前記閉塞プレート34のフランジ部38
には、前記内筒金具10の円環状部14における
フランジ部26と同様の切欠き28および環状溝
30が形成されている。また、取付スリーブ42
の外向きフランジ46は、閉塞プレート34の内
周部に形成された切欠き51内に、閉塞プレート
34の端面と面一となる状態で収容されている。
一方、前記第一のゴム弾性体32の両端部に
は、第6図および第7図に示されているように、
外周部にカシメ部52,52を備えた円環状のカ
シメ金具54,54が、それぞれの内周部におい
て、加硫接着にて一体に固着されて設けられてい
る。そして、ゴム弾性体32は、第1図に示され
ているように、それらカシメ金具54,54が、
前記内筒金具10の円環状部14のフランジ部2
6と閉塞プレート34のフランジ部38とをそれ
ぞれ挟持するように、そのカシメ部52,52を
ロールカシメされることにより、その両端部をそ
れら円環状部14のフランジ部26と閉塞プレー
ト34のフランジ部38とに固定されている。な
お、ロールカシメされた各カシメ金具54,54
のカシメ部52,52は、各フランジ部26,3
8に形成された前記切欠き28,28内に、それ
ぞれ円環状部14および閉塞プレート34の端面
と面一となる状態で収容されている。
また、第6図および第7図に示されているよう
に、上記カシメ金具54,54は、それぞれその
軸方向外側の内周部がゴム弾性体32と一体に成
形されたシールゴム層56,56で覆われてい
る。そして、本実施例では、第1図に示されてい
るように、上記カシメ固定時において、それらシ
ールゴム層56,56が各フランジ部26,38
に形成された前記環状溝30,30内に収容さ
れ、それら環状溝30,30の底部との間で挟圧
されるようになつており、これによつて各カシメ
金具54とフランジ部26,38との間が流体密
に保持されるようになつている。
つまり、本実施例では、内筒金具10の円筒部
12と第一のゴム弾性体32との間に形成される
環状空間の両開口部が、それぞれ内筒金具10の
円環状部14と閉塞プレート34とで流体密に閉
塞されているのであり、これによつてそれらの内
部に環状の密閉空間が形成されているのである。
また、上述の説明から明らかなように、本実施例
では、内筒金具10の円環状部14と閉塞プレー
ト34とがそれぞれ端部閉塞部材とされているの
である。
なお、第6図および第7図に示されているよう
に、各シールゴム層56にはそれぞれ2条の環状
のシールリツプ58が形成されており、これらシ
ールリツプ58によつて前記第一のゴム弾性体3
2の両端部における流体密性が一層確実に確保さ
れるようになつている。また、カシメ金具54,
54は、各対応するフランジ部26,38に対し
てゴム弾性体32を軸方向に圧縮した状態でカシ
メ固定されており、これによつてゴム弾性体32
に予備圧縮が加えられている。
また、第1図および第2図に示されているよう
に、上記第一のゴム弾性体32の軸方向の中央部
には、外周部を該第一のゴム弾性体32内に一体
に埋め込まれた状態で、厚肉円環状のオリフイス
部材60が設けられている。
このオリフイス部材60は、前記内筒金具10
の小径部16に圧入され、円筒部12の段付面2
0と閉塞プレート34の厚肉部36との間で挟持
された金属スリーブ40の外側に、所定距離を隔
てて同心的に配置されている。そして、それらオ
リフイス部材60と金属スリーブ40との間に、
それらオリフイス部材60および金属スリーブ4
0と協働して前記環状の密閉空間を軸方向に二分
する状態で、前記第一のゴム弾性体32と同様の
材料から成る円筒状の第二のゴム弾性体62が加
硫成形によつて一体に形成されている。これによ
つて、前記還状の密閉空間が軸方向に互いに流体
密に二分されて成る一対の環状流体室64,64
が形成されているのであり、これら環状流体室6
4,64内に、水やポリアルキレングリコール、
あるいはシリコーン油や低分子量重合体などの非
圧縮性流体がそれぞれ充満する状態で封入されて
いるのである。なお、金属スリーブ40は、第二
のゴム弾性体62の加硫成形後において拡径され
ており、これによつてゴム弾性体62に予備圧縮
が加えられている。また、以上の説明から明らか
なように、本実施例では、金属スリーブ40が円
筒体としての役割を果たしている。
一方、オリフイス部材60の外周面には、外周
部に径方向の取付ブラケツト66を備えた外筒金
具68が圧入されて固定されており、オリフイス
部材60と協働して前記第一のゴム弾性体32を
軸方向に二分する状態で、該第一のゴム弾性体3
2内に一体的に埋設されている。そして、これに
より、オリフイス部材60の外周部に前記環状流
体室64,64を相互に連通せしめるオリフイス
70が形成されている。
第8図および第9図に示されているように、オ
リフイス部材60の外周面には、略2周弱の長さ
にわたつて延びるオリフイス溝72が周方向に連
続して形成されているのであり、このオリフイス
溝72の開口部が外筒金具68によつて流体密に
閉塞されることによつてオリフイス70が形成さ
れているのである。また、オリフイス部材60に
は、その内部を貫通し、オリフイス溝72の周方
向の各端部とオリフイス部材60の各対応する軸
方向の端面の内周部とにそれぞれ開口する状態
で、連通部としての一対の連通孔74,74が形
成されているのであり、これによつて両環状流体
室64,64がオリフイス70を通じて相互に連
通せしめられているのである。なお、本実施例で
は、連通孔74,74の断面積がオリフイス70
と同じ断面積とされている。
また、第1図および第2図に示されているよう
に、オリフイス部材60は、内周部の軸方向の両
端面が外周部のそれよりもそれぞれ所定寸法突出
せしめられており、その内周部の両端面に、前記
連通孔74,74の開口部周縁を除いて、前記ゴ
ム弾性体32,62と同様の材料から成る所定厚
さのゴム層76,76が形成されている。そし
て、オリフイス部材60と内筒金具10、すなわ
ち外筒金具68と内筒金具10とが軸方向に一定
距離以上相対移動すると、それらゴム層76,7
6が前記内筒金具10の円環状部14の厚肉部2
4または閉塞プレート34の厚肉部36に当接
し、それらの相対移動を通性的に規制するように
なつている。
なお、前記外筒金具68は、その外周部に設け
られた取付ブラケツト66において、図示しない
所定のメンバに取り付けられることとなる。
また、このようなストラツトマウントは、一般
に、次のようにして製作されることとなる。
先ず、所定の金型内に、カシメ加工前のカシメ
金具54,54、外周部に外筒金具68が圧入固
定されたオリフイス部材60、および金属スリー
ブ40がセツトされ、それらの間隙内にゴム材料
が注入されて、前述の如きゴム弾性体32,6
2、シールゴム層56,56およびゴム層76,
76が一体に加硫成形される。そして、その加硫
成形後、金属スリーブ40が所定寸法だけ拡径さ
れて第二のゴム弾性体62に予備圧縮が加えら
れ、第6図および第7図に示されている一体加硫
成形品が形成される。なお、上記加硫成形時にお
いては、第6図および第7図に示されているよう
に、オリフイス部材60の端面に開口する連通孔
74,74の開口部がそれぞれゴム栓78,78
で閉塞され、連通孔74,74内にゴム材料が侵
入しないようにされる。
次いで、上記一体加硫成形品が、所定の非圧縮
性流体内で、金属スリーブ40において内筒金具
10の円筒部12の小径部16に圧入される。ま
た、その小径部16に閉塞プレート34が圧入さ
れる。そして、それらの圧入後、取付スリーブ4
2が円筒部の大径部22に圧入され、それら一体
加硫成形品および閉塞プレート34が内筒金具1
0に固定される。これにより、環状流体室64,
64内に所定の非圧縮性流体が封入されると共
に、第一のゴム弾性体32に軸方向に予備圧縮が
加えられる。
そして、その後、第二のゴム弾性体32の両端
部に設けられたカシメ金具54,54のカシメ部
52,52に対してそれぞれロールカシメ加工が
施され、第二のゴム弾性体32の両端部がそれぞ
れ内筒金具10の円環状部14および閉塞プレー
ト34に対して固定される。
このようにすれば、環状流体室64,64の形
成と同時に、それら環状流体室64,64内に非
圧縮性流体を封入できるのであり、ストラツトマ
ウントの生産性を高めることができるのである。
以上のように構成されたストラツトマウント
が、所定のインナシヤフトとメンバとの間に介挿
された状態において、その軸方向に低周波大振幅
の振動荷重が加えられると、その荷重が加えられ
た方向に応じて、第一のゴム弾性体32と第二の
ゴム弾性体62とが弾性変形せしめられ、環状流
体室64,64の一方の容積が減少せしめられ、
他方の容積が増大せしめられる。その結果、容積
の減少する側側の環状流体室64から増大する側
の環状流体室64に向かつてオリフイス70を通
じて非圧縮性流体が流動せしめられる。つまり、
軸方向に入力された低周波大振幅の振動は、オリ
フイス70を通過する際の非圧縮性流体の共振作
用や流動抵抗に基づいて減衰されることとなる。
また、そこにおいて、かかるストラツトマウン
トにあつては、両環状流体室64,64の軸方向
外側壁部が、円環状部14および閉塞プレート3
4によつてそれぞれ構成されており、軸方向の振
動入力時における該両環状流体室64,64間で
の相対的な容積変化が、第一のゴム弾性体32の
圧縮/引張変形に基づく、オリフイス部材60
の、それら円環状部14と閉塞プレート34とに
対する接近/離隔変位によつて生ぜしめられるこ
とから、それら両環状流体室64,64間に、増
減が逆となる容積変化が極めて有効に惹起され得
るのであり、それによつて、オリフイス70を通
じて流動せしめられる流体量が有利に確保され得
るのである。
しかも、本実施例では、前述のように、オリフ
イス70がオリフイス部材60の外周面にその2
周弱の長さにわたつて形成され、その長さが充分
長くされていることから、その低周波の振動に対
する減衰作用が充分良好に得られるのであり、そ
れ故、効果的な防振作用が得られるのである。
また、本実施例のストラツトマウントは、単一
の組立体として得られるため、組立体を2個1組
として用いる従来のものに比べて、その生産性、
組付性、取付作業性が著しく向上するのであり、
コスト的にも有利となるのである。
さらに、本実施例によれば、第二のゴム弾性体
62に対し、金属スリーブ40を単に拡径させる
だけの簡単な操作により、容易に所望の予備圧縮
を加えることができるといつた利点もある。
また、本実施例によれば、内筒金具10と外筒
金具68の軸方向の一定距離以上の相対移動がゴ
ム層76によつて弾性的に規制されるようになつ
ていることから、大きな入力荷重によつてオリフ
イス部材60と内筒金具10の円環状部14ある
いは閉塞プレート34とが当接せしめられるよう
なことがあつても、その当接による衝撃が充分緩
和されるといつた利点もある。なお、このような
効果は、内筒金具10の円環状部14側および閉
塞プレート34側にゴム層76,76を設けて
も、同様に得ることが可能である。
また、本実施例では、金属スリーブ40とオリ
フイス部材60との間に第二のゴム弾性体62が
介在せしめられていることから、径方向(軸直角
方向)の振動に対しても防振作用が期待できると
いつた利点もあるのである。
以上、本考案の一実施例を説明したが、これは
あくまでも例示であつて、本考案がかかる具体例
に限定して解釈されるべきでないことは勿論であ
る。
例えば、前記実施例では、一方の端部閉塞部材
を構成する閉塞プレート34が、取付スリーブ4
2の内筒金具円筒部12に対する圧入によつて内
筒金具10の円筒部12に固定されるようになつ
ていたが、かかる閉塞プレート34は、円筒部1
2の端部をカシメ加工することにより、円筒部1
2に固定させることも可能である。
また、前記実施例では、閉塞プレート34の内
周部に配設されたOリング50によつて閉塞プレ
ート34と内筒金具10の円筒部12との間の流
体密性が確保されていたが、これら閉塞プレート
34と円筒部12との間の流体密性はこれ以外の
シール手段によつて確保することも可能である。
例えば、円筒部12に段付面を形成して閉塞プレ
ート34をその段付面に当接させるようにすると
共に、それらの当接面間に所定のシールゴム層を
介在させるようにしても、それらの間の流体密性
を確保することができるのである。
また、前記実施例では、第一のゴム弾性体32
と内筒金具10の円筒部12との各対応する端部
間の一方が閉塞プレート34で閉塞される一方、
他方が内筒金具10の円筒部12の一端に形成さ
れた円環状部14で閉塞されるようになつていた
が、それら各対応する端部間の両方を閉塞プレー
ト34で閉塞させるようにすることも可能であ
る。
さらに、前記実施例では、第一のゴム弾性体3
2側に設けられたカシメ金具54,54がそれぞ
れ内筒金具10の円環状部14および閉塞プレー
ト34に対してカシメ固定されることにより、そ
れらが流体密に固定されるようになつていたが、
それとは逆に、第一のゴム弾性体32側に設けた
円環状のカシメ金具に対して、円環状部14およ
び閉塞プレート34の外周部をカシメ固定させる
ことによつて、それらを流体密に固定するように
することも可能である。また、それらの間の流体
密性を確保するシールゴム層56,56も必ずし
もカシメ金具側に設けられている必要はなく、円
環状部14および閉塞プレート34側に設けられ
ていてもよいのであり、さらにはそれらとは別部
材として設けられていてもよいのである。
また、前記オリフイス70は、その長さが長い
程、そのチユーニングに際して大きな断面積を確
保することが出来ることから、内部を流動せしめ
られる流体による減衰乃至は低動ばね効果を、よ
り有効に得ることができるものであるが、少なく
ともオリフイス部材60の周方向に1周以上のわ
たつて形成されていれば、軸方向の振動に対して
良好な防振効果を得ることが可能である。
また、前記実施例では、自動車のストラツトマ
ウントに本考案が適用された例について述べた
が、本考案はそれ以外の防振支持装置、例えば自
動車のメンバマウントやデフマウント、エンジン
マウント、テンシヨンロツドブツシユ等にも適用
できるものであり、さらには自動車以外の車両等
の防振支持装置にも適用することができるもので
ある。
その他、一々列挙はしないが、本考案が、その
趣旨を逸脱しない範囲内において、種々なる変
更、修正、改良等を施した態様で実施し得ること
は、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図(第
2図の−断面図)であり、第2図は第1図の
−断面図である。第3図は第1図の実施例の
内筒金具を示す半截断面図であり、第4図は同じ
く閉塞プレートを示す半截断面図であり、また第
5図は取付スリーブを示す半截断面図である。第
6図は第1図の実施例における第一および第二の
ゴム弾性体とそれらに一体に加硫成形された部材
との一体加硫成形品を示す縦断面図(第7図の
−断面図)であり、第7図はその平面図であ
る。第8図は第1図の実施例のオリフイス部材を
示す正面図であり、第9図はその平面図である。 10:内筒金具、12:円筒部、14:円環状
部、24,36:厚肉部、26,38:フランジ
部、32:第一のゴム弾性体、34:閉塞プレー
ト、40:金属スリーブ、42:取付スリーブ、
48:環状溝、50:Oリング、52:カシメ
部、54:カシメ金具、56:シールゴム層、6
0:オリフイス部材、62:第二のゴム弾性体、
64:環状流体室、66:取付ブラケツト、6
8:外筒金具、70:オリフイス、72:オリフ
イス溝、74:連通孔、76:ゴム層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに連結されるべき第一の部材と第二の部
    材との間に介装されて、それら両部材を防振連
    結する防振支持装置であつて、 かかる第一の部材が挿通固定されることによ
    り、該第一の部材に対して取り付けられる内筒
    金具と、 該内筒金具の外側に所定距離を隔てて同心的
    に配置された円筒状の第一のゴム弾性体と、 該第一のゴム弾性体と前記内筒金具の各対応
    する軸方向の端部間に配設され、それら各対応
    する端部間をそれぞれ流体密に閉塞する、硬質
    材料から成る一対の円環状の端部閉塞部材と、 前記内筒金具の軸方向中間部の外周面に嵌挿
    された円筒体と、 該円筒体の外側に所定距離隔てて同心的に配
    置され、外周部において前記第一のゴム弾性体
    内に一体に埋設された、外周面に少なくとも1
    周以上にわたつて螺旋状に延びる周方向に連続
    したオリフイス溝が形成され、且つ該オリフイ
    ス溝の端部をそれぞれ軸方向両端部の前記第一
    のゴム弾性体の内側に開口せしめる連通部が内
    部を貫通して形成された、硬質材料から成る厚
    肉円筒状のオリフイス部材と、 該オリフイス部材と前記円筒体との間に、そ
    れらオリフイス部材と円筒体とに一体に固着し
    て設けられ、それらオリフイス部材および円筒
    体と協働して前記内筒金具と前記第一のゴム弾
    性体との間の空間を軸方向に流体密に二分し、
    前記一対の各端部閉塞部材との間に、前記オリ
    フイス溝を通じて連通せしめられる一対の還状
    流体室を形成する円筒状の第二のゴム弾性体
    と、 該一対の環状流体室内にそれぞれ充満する状
    態で封入された非圧縮性流体と、 前記オリフイス部材の外周面に嵌挿されて固
    定せしめられ、前記オリフイス溝を流体密に覆
    蓋して、周方向に連続した1周以上の長さを有
    するオリフイスを形成する外筒金具と、 該外筒金具に一体的に設けられて、該外筒金
    具の外周部から径方向に延びる、前記第二の部
    材に対して取り付けられる取付ブラケツトと、
    を含むことを特徴とする流体入り防振支持装
    置。 (2) 前記第一のゴム弾性体の少なくとも一方の軸
    方向の端部に円環状のカシメ金具が一体に設け
    られ、該カシメ金具と該カシメ金具に対面する
    前記端部閉塞部材の外周部とがカシメ固定され
    ることにより、該端部閉塞部材と該第一のゴム
    弾性体との間が流体密に保持されている実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の流体入り防振支
    持装置。 (3) 前記オリフイス部材と前記端部閉塞部材との
    前記環状流体室を挟んで対向する部位の少なく
    とも一方に、所定厚さのゴム層が加硫成形にて
    一体に形成され、該オリフイス部材と該端部閉
    塞部材との軸方向の一定量以上の相対変位が該
    ゴム層によつて弾性的に規制されるようになつ
    ている実用新案登録請求の範囲第1項または第
    2項記載の流体入り防振支持装置。 (4) 前記一対の端部閉塞部材の少なくとも一方が
    その内周面において前記内筒金具の外周面に嵌
    挿され、且つ該端部閉塞部材の内周面と該内筒
    金具の外周面との間に環状のシール部材が介挿
    されて、該端部閉塞手段と該内筒金具との間が
    流体密に保持されている実用新案登録請求の範
    囲第1項乃至第3項の何れかに記載の流体入り
    防振支持装置。 (5) 前記一対の端部閉塞部材の一方が、前記内筒
    金具と一体に構成されている実用新案登録請求
    の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の流体
    入り防振支持装置。
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