JPH08177954A - 流体封入式筒型防振装置 - Google Patents

流体封入式筒型防振装置

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JPH08177954A
JPH08177954A JP31816494A JP31816494A JPH08177954A JP H08177954 A JPH08177954 A JP H08177954A JP 31816494 A JP31816494 A JP 31816494A JP 31816494 A JP31816494 A JP 31816494A JP H08177954 A JPH08177954 A JP H08177954A
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fluid
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tubular
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JP31816494A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Ikeda
勝久 池田
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸方向の入力振動に対する封入流体の流動作
用に基づく防振効果を十分に確保しつつ、互いに直交す
る軸直角方向におけるばね比を大きく設定することの出
来る、製作性に優れた流体封入式筒型防振装置を提供す
ること。 【構成】 支軸金具12の外周面に固着された取付筒部
21と、該取付筒部21の軸方向両端部から軸直角方向
両側にそれぞれ突出して第一及び第二の環状流体室7
8,80の各軸方向外側壁部50,52内に位置せしめ
られる各一対の第一及び第二の拘束突部22,24と
を、有する合成樹脂製の拘束部材を設けると共に、該拘
束部材の取付筒部21における軸方向中間部分に対し
て、第一及び第二の拘束突部22,24の突出方向に直
交する軸直角方向両側に開口する一対の凹所を形成し、
該凹所の内面に隔壁部48の内周面を固着せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自動車のサスペンション用メン
バマウント等に好適に用いられる筒型防振装置に係り、
特に軸方向の入力振動に対して流体の流動作用に基づく
防振効果が発揮される流体封入式の筒型防振装置に関す
るものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装されて、それら両部材を防振連結する防振装置の一
種として、互いに径方向に所定距離を隔てて配された支
軸金具と筒金具を、それらの間に介装されたゴム弾性体
にて連結せしめてなる構造を有し、主として、支軸金具
と筒金具の間に入力される軸方向(防振装置の軸方向で
あって、支軸金具および筒金具の軸方向をいう。以下、
同じ)の振動を防振するようにした筒型防振装置が、知
られている。例えば、自動車用サスペンション用メンバ
マウントやストラットバークッション,サスペンション
用アッパサポート等が、それである。
【0003】また、近年では、防振特性の向上を目的と
して、内部に封入した流体の共振作用等の流動作用に基
づいて防振効果を得るようにした流体封入式の筒型防振
装置が、幾つか提案されている。そして、本願出願人
は、そのような流体封入式筒型防振装置の一種として、
実開昭62−158236号公報において、支軸金具と
筒金具の間に、それぞれ軸方向両側壁部がゴム弾性体に
て構成されて周方向に連続して延びる第一及び第二の環
状流体室を軸方向に互いに所定距離を隔てて形成すると
共に、それら第一及び第二の環状流体室を相互に連通す
るオリフィス通路を設けてなる構造のものを明らかにし
た。
【0004】ところで、このような流体封入式筒型防振
装置においては、車両の操縦安定性と乗り心地とを両立
させるために車両前後方向と左右方向で異なるばね特性
が要求される自動車用サスペンションメンバマウントの
如く、軸方向の入力振動に対する防振特性に加えて、互
いに直交する軸直角方向の二方向におけるばね特性を異
ならせて軸直角方向で大きなばね比を持たせることが要
求される場合がある。
【0005】そこで、互いに異なる軸直角方向でばね特
性を異ならせるために、例えば、環状流体室の軸方向側
壁部の軸方向厚さを周方向に変化させることが考えられ
るが、それだけでは十分なばね比を実現することが難し
かった。また、支軸金具の外周面から、硬いばね特性が
要求される軸直角方向両側に向かって突出する突出金具
を設けて、該突出金具により環状流体室の軸方向側壁部
の径方向厚さを薄くすることにより、かかる軸方向側壁
部の径方向厚さを周方向に変化させることも考えられる
が、支軸金具に対して、特定の軸直角方向にだけ突出す
る突出金具を一体形成乃至は固着することが難しく、部
品点数や製作工程の増加等によって製造性や製造コスト
が大幅に低下してしまうという問題があった。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって,その解決課題とす
るところは、軸方向の入力振動に対する封入流体の流動
作用に基づく防振効果を十分に確保しつつ、互いに直交
する軸直角方向におけるばね比を有利に設定することの
出来る、製作性に優れた流体封入式筒型防振装置を提供
することにある。
【0007】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、支軸金具と、該支軸金具の
軸直角方向外方に所定距離を隔てて配された筒金具を、
それらの間に介装されたゴム弾性体にて連結せしめて、
それら支軸金具と筒金具の間に、それぞれ軸方向両側壁
部が前記ゴム弾性体にて構成されて周方向に連続して延
びる第一及び第二の環状流体室を軸方向に互いに所定距
離を隔てて形成し、該第一及び第二の環状流体室に非圧
縮性流体を封入すると共に、それら第一及び第二の環状
流体室を相互に連通するオリフィス通路を設けてなる流
体封入式筒型防振装置において、前記支軸金具の外周面
に固着された取付筒部と、該取付筒部の軸方向両端部に
おいてそれぞれ軸直角方向外方に向かって突設されて、
前記第一及び第二の環状流体室部の各軸方向外側壁部に
おける軸直角方向一方向で対向位置する部分において前
記支軸金具から前記筒金具に向かって突出せしめられた
各一対の第一及び第二の拘束突部とを、備えた合成樹脂
製の拘束部材を設ける一方、前記第一及び第二の環状流
体室を軸方向に仕切る隔壁部の内周側に位置せしめられ
た、該拘束部材における取付筒部の軸方向中間部分に対
して、前記各一対の第一及び第二の拘束突部の突出方向
に直交する軸直角方向両側に開口する一対の凹所を形成
したことにある。
【0008】また、本発明の好ましい第一の態様におい
ては、前記第一及び第二の環状流体室の少なくとも一方
における軸方向外側壁部が、互いに直交する軸直角方向
の二方向において相互に異なる軸方向厚さとされると共
に、該軸方向外側壁部の厚肉部分に、前記拘束部材の拘
束突部が位置せしめられる。
【0009】更にまた、本発明の好ましい第二の態様に
おいては、前記拘束部材における凹所が、前記取付筒部
を貫通して形成される。
【0010】また、本発明の好ましい第三の態様におい
ては、前記第一及び第二の環状流体室を軸方向に仕切る
隔壁部が、それら第一及び第二の環状流体室の各軸方向
外側壁部よりも、軸直角方向外方の高さが低くされて、
該隔壁部の外周面と前記筒金具との間に、前記オリフィ
ス通路を形成するオリフィス部材が固定的に介装され
る。
【0011】更にまた、本発明の好ましい第四の態様に
おいては、前記拘束部材が、前記支軸金具の外周面上に
おいて、該支軸金具の外周面を成形面の一部として形成
される。
【0012】
【作用・効果】本発明に従う構造とされた流体封入式筒
型防振装置においては、第一及び第二の環状流体室の各
軸方向外側壁部内に突設されることにより該軸方向外側
壁部の径方向厚さを周方向に変化させて軸直角方向のば
ね比を設定する各一対の第一及び第二の拘束突部が、一
体成形された単一の合成樹脂製の拘束部材によって構成
されていることから、部品点数の増加とそれに伴う製造
工程の増加を最小限に抑えつつ、互いに直交する軸直角
方向のばね比を大きく設定することが出来るのである。
【0013】しかも、拘束部材における第一及び第二の
拘束突部によって軸直角方向のばね特性が硬くされた方
向に直交する軸直角方向においては、拘束部材の取付筒
部に設けられた一対の凹所によって、第一の環状流体室
と第二の環状流体室を仕切る隔壁部の軸直角方向厚さが
大きく確保されて、該隔壁部における軸直角方向のばね
特性が柔らかく設定されていることから、互いに直交す
る軸直角方向におけるばね比をより有利に得ることが出
来るのである。
【0014】また、拘束部材は、第一の拘束突部と第二
の拘束突部の間に跨がって延びる取付筒部において、支
軸金具の外周面に固着されていることから、支軸金具に
対する固着面積、延いては固着強度および位置決め強度
が有利に確保され得て、優れた耐久性および耐荷重性が
発揮されるのである。
【0015】さらに、本発明の好ましい第一の態様にお
いては、互いに直交する軸直角方向の二方向におけるば
ね比を、より一層大きく設定することが可能であ。な
お、隔壁部の軸方向厚さも、互いに直交する軸直角方向
の二方向において相互に異ならせたり、軸方向厚さが薄
くされた軸方向外側壁部を軸方向に傾斜する傾斜壁部と
すること等も可能であり、それによって、更に大きなば
ね比を設定することが可能となる。
【0016】また、本発明の好ましい第二の態様におい
ては、凹所を十分な深さで形成することが出来、それに
よって、隔壁部の軸直角方向厚さを有効に確保すること
が出来ることから、該隔壁部における軸直角方向のばね
特性が十分に柔らかくされ得て、更に大きなばね比を設
定することが可能となる。
【0017】更にまた、本発明の好ましい第三の態様に
おいては、隔壁部の外周部分がオリフィス部材によって
拘束されると共に、軸方向外側壁部の内周部分が拘束部
材の拘束突部によって拘束されることにより、軸方向の
振動入力時における第一の環状流体室と第二の環状流体
室との相対的な内圧変化が有効に生ぜしめられ得て、オ
リフィス通路を通じての流体流動量が有利に確保される
ことから、流体の流動作用に基づく防振効果が効果的に
発揮され得る。
【0018】さらに、本発明の好ましい第四の態様にお
いては、拘束部材の支軸金具に対する組付作業性の向上
が図られると共に、拘束部材の支軸金具に対する固着強
度を有利に且つ安定して得ることが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0020】先ず、図1及び図2には、本発明の一実施
例としての自動車用メンバマウント10が示されてい
る。このメンバマウント10は、互いに径方向に所定距
離を隔てて配された支軸金具としての内筒金具12と筒
金具としての外筒金具14を有していると共に、それら
内筒金具12と外筒金具14の間に全体として厚肉円筒
形状を有するゴム弾性体16が介装されており、該ゴム
弾性体16によって内外筒金具12,14が弾性的に連
結された構造とされている。そして、かかるメンバマウ
ント10は、内筒金具12が自動車のボデー本体に取り
付けられる一方、外筒金具14がサスペンションメンバ
に取り付けられることにより、図1中の上下方向(マウ
ント軸方向)が車両上下方向となると共に、図2中の上
下方向および左右方向がそれぞれ車両前後方向および左
右方向となる状態で、自動車に装着される。また、その
ような装着状態下、防振すべき主たる振動が、内外筒金
具12,14間に対して、略マウント軸方向に入力され
ることとなる。
【0021】より詳細には、内筒金具12は、図3及び
図4にも示されているように、円筒形状を有しており、
軸方向一方の端部には外向きのフランジ部18が一体形
成されている。また、この内筒金具12の軸方向中間部
分の外周面には、少なくともゴム弾性体16よりも硬質
の合成樹脂材料によって形成された拘束部材20が固着
されている。
【0022】この拘束部材20は、薄肉の円筒形状を呈
する取付筒部21を有していると共に、該取付筒部21
の軸方向両端部には、径方向一方向に対向位置する両側
からそれぞれ径方向外方に向かって突出する第一の拘束
突部22,22と第二の拘束突部24,24が、それぞ
れ一体形成されている。なお、第一の拘束突部22は、
第二の拘束突部24よりも軸方向および周方向寸法が大
きくされている。また、取付筒部21の軸方向中間部分
には、第一及び第二の拘束突部22,22、24,24
の突出方向に直交する径方向に対向位置する部分におい
て、内外に貫通する凹所としての貫通穴25,25がそ
れぞれ形成されており、それらの貫通穴25,25を通
じて、内筒金具12の外周面が外部に露呈されている。
なお、本実施例では、これらの貫通穴25,25が、そ
れぞれ、第一の拘束突部22,22の形成されていない
部分に略相当する周方向長さをもって形成されている。
【0023】また、本実施例では、かかる拘束部材20
が、内筒金具12をセットした成形キャビティ内に所定
の樹脂材料を充填することにより、内筒金具12の外周
面を成形面の一部として、該内筒金具12の外周面上に
直接に形成されており、それによって、形成と同時に、
内筒金具12の軸方向中間部分に対して取付筒部21が
外挿状態で固着されている。なお、内筒金具12に対す
る拘束部材20の固着強度を確保するために、内筒金具
12の表面にローレット加工等を施したり、適当な接着
剤を塗布することも有効である。
【0024】また、内筒金具12の径方向外方には、所
定距離を隔てて、金属スリーブ26が、略同軸的に配設
されている。この金属スリーブ26は、図5及び図6に
も示されているように、全体として大径の略円筒形状を
有しており、軸方向一方の端部には、径方向外方に広が
るフランジ状の環状当接部28が一体形成されている。
また、金属スリーブ26は、軸方向中間部分が周方向に
連続した凹溝状に小径化されており、それによって、軸
方向両端部が大径部30,32とされていると共に、軸
方向中間部分が小径部34とされている。更に、この小
径部34の軸方向一方の側(図中、上側)には、大径部
30と小径部34の間に跨がって、半周には僅かに至ら
ない周方向長さで延びる一対の第一の窓部36,36が
形成されている一方、小径部34の軸方向他方の側(図
中、下側)には、大径部32と小径部34の間に跨がっ
て、半周には僅かに至らない周方向長さで延びる一対の
第二の窓部38,38が形成されている。即ち、金属ス
リーブ26の小径部34と大径部30,32の間には、
小径部34の軸方向両側に形成された第一の窓部36,
36の周方向両側端部間と、第二の窓部38,38の周
方向両側端部間とにおいて、それぞれ、軸方向に延びる
段差状の連結部分40,40が形成されており、軸直角
方向に対向位置するそれら各一対の連結部分40,40
によって、小径部34が大径部30,32に対して、そ
れぞれ軸方向に一体的に連結されているのである。
【0025】そして、図7及び図8に示されているよう
に、互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具
12と金属スリーブ26の間にゴム弾性体16が介装さ
れており、該ゴム弾性体16によって内筒金具12と金
属スリーブ26が弾性的に連結されている。なお、この
ゴム弾性体16は、内筒金具12と金属スリーブ26が
セットされた成形型内で加硫成形されることにより、内
外周面に内筒金具12と金属スリーブ26が加硫接着さ
れた一体加硫成形品42として形成されている。また、
金属スリーブ26の環状当接部28には、軸方向外方に
突出する緩衝ゴム43が、ゴム弾性体16と一体的に形
成されている。
【0026】また、ゴム弾性体16には、それぞれ周方
向に連続して延びる第一の環状ポケット部44と第二の
環状ポケット部46が、軸方向に所定距離を隔てて形成
されており、第一の環状ポケット部44が第一の窓部3
6,36を通じて、第二の環状ポケット部46が第二の
窓部38,38を通じて、それぞれ、金属スリーブ26
の外周面に開口せしめられている。なお、これら第一及
び第二の環状ポケット部44,46は、金属スリーブ2
6の連結部分40では、それぞれ、トンネル構造をもっ
て周方向に連続して形成されている。
【0027】ここにおいて、第一の環状ポケット部44
の軸方向外側壁部50および第二の環状ポケット部46
の軸方向外側壁部52は、それぞれ、内周面において拘
束部材20に加硫接着されていると共に、外周面におい
て金属スリーブ26の大径部30,32に加硫接着され
ている。また、これらの軸方向外側壁部50,52は、
金属スリーブ26の連結部分40,40が位置する径方
向(車両左右方向に相当する、図2及び8中、左右方
向)で対向位置する部分が、それぞれ厚肉部54,56
とされている一方、それに直交する径方向(車両前後方
向に相当する、図2及び8中、上下方向)で対向位置す
る部分が、それぞれ薄肉部58,60とされている。ま
た、薄肉部58,60は、それぞれ、内筒金具12から
金属スリーブ26に向かって軸方向外方に傾斜して形成
されていると共に、厚肉部54,56の内部には、第一
及び第二の拘束突部22,24がそれぞれ位置せしめら
れている。
【0028】さらに、第一の環状ポケット部44と第二
の環状ポケット部46を仕切る隔壁部48は、内周面に
おいて拘束部材20に加硫接着されていると共に、外周
面において金属スリーブ26の小径部34に加硫接着さ
れている。また、この隔壁部48の内周面が加硫接着さ
れた拘束部材20には、前記第一及び第二の拘束突部2
2,24の突出方向に直交する径方向で対向位置する部
分(車両前後方向に相当する両側部分)において、それ
ぞれ貫通穴25が設けられており、かかる貫通穴25の
形成部位では隔壁部48が内筒金具12の外周面に直接
に加硫接着されている。即ち、貫通穴25,25の形成
部位においては、隔壁部48の径方向厚さが、他の部分
(車両左右方向に相当する第一及び第二の拘束突部2
2,24の突出方向で対向位置する部分)よりも、拘束
部材20の取付筒部21の厚さ分だけ、大きくされてい
るのである。
【0029】そして、このように、車両左右方向に相当
する径方向両側部分で、軸方向外側壁部50,52が軸
方向に厚肉化されていると共に、それらの厚肉部54,
56内に第一及び第二の拘束突部22,24が突出位置
せしめられており、更に薄肉部58,60が軸方向に傾
斜して形成されていることに加えて、車両前後方向に相
当する径方向両側部分で、隔壁部48が径方向に厚肉化
されていることにより、それらの相乗効果として、車両
左右方向に相当する径方向のばね特性が硬く、車両前後
方向に相当する径方向のばね特性が柔らかく設定され、
互いに直交する径方向二方向でのばね比が大きく設定さ
れているのである。
【0030】また、かかる一体加硫成形品42には、図
1及び図2に示されている如く、同一形状とされた一対
のオリフィス形成部材62,62が、組み付けられてい
る。このオリフィス形成部材62,62は、図9〜11
に示されているように、それぞれ、略半円環形状を有し
ており、周方向両端部分に、それぞれ、狭幅の嵌合片6
4,64が形成されていると共に、内周面には、周方向
に延びる嵌合凹部66が形成されている。また、オリフ
ィス形成部材62の外周面には、周方向一方の端部から
周方向他方の端部近くにまで連続して延びる凹溝68が
形成されていると共に、該凹溝68の周方向略中央部分
には、幅方向一方の端縁部において、内周面側に貫通し
て開口する連通孔70が形成されている。そして、かか
る一対のオリフィス形成部材62,62は、金属スリー
ブ26の小径部34に対して、第一及び第二の窓部3
6,38の開口方向両側から嵌め込まれ、嵌合片64お
よび嵌合凹部66において金属スリーブ26の小径部3
4に嵌合されることにより位置決めされて組み付けられ
ている。これにより、一対のオリフィス形成部材62,
62の凹溝68が周方向に接続され、以て、周方向に一
周弱の長さで延び、連通孔70,70を通じて、第一の
環状ポケット部44と第二の環状ポケット部46とにそ
れぞれ連通された周溝71が形成されているのである。
なお、本実施例では、これら一対のオリフィス形成部材
62,62が、合成樹脂材料によって形成されている。
【0031】さらに、このように一対のオリフィス形成
部材62,62が組み付けられた一体加硫成形品42に
対して、外筒金具14が外挿され、八方絞り等によって
金属スリーブ26の外周面に嵌着固定されている。この
外筒金具14は、薄肉大径の円筒形状を有しており、内
周面には、略全面に亘って薄肉のシールゴム層72が形
成されている。また、外筒金具14の軸方向一方の端部
(図1中、下端部)には、径方向内方に突出する内フラ
ンジ状の環状当接部74が一体形成されていると共に、
該環状当接部74から軸方向外方に突出する緩衝ゴム7
6が、シールゴム層72と一体的に形成されている。
【0032】そして、外筒金具14が一体加硫成形品4
2に組み付けられることにより、第一及び第二の環状ポ
ケット部44,46の開口が流体密に覆蓋されていると
共に、オリフィス形成部材62,62によって形成され
た周溝71が流体密に覆蓋されている。これにより、そ
れぞれ内部に所定の非圧縮性流体が封入された第一の環
状流体室78および第二の環状流体室80と、それら第
一の環状流体室78と第二の環状流体室80を相互に連
通するオリフィス通路82とが、形成されているのであ
る。なお、封入流体としては、水やアルキレングリコー
ル,ポリアルキレングリコール,シリコーン油等が採用
され得、特に、流体の共振作用に基づく防振効果を有効
に得るためには、0.1Pa・s以下の動粘度を有する
低粘性流体が好適に採用される。また、流体の封入は、
例えば、一体加硫成形品42に対する外筒金具14の組
み付けを流体中で行うこと等によって、有利に為され得
る。
【0033】このような構造とされたメンバマウント1
0においては、内筒金具12と外筒金具14の間に軸方
向の振動荷重が及ぼされると、隔壁部48および軸方向
外側壁部50,52の弾性変形に基づいて第一の環状流
体室78と第二の環状流体室80の間で相対的な内圧変
動が惹起されることにより、それら第一の環状流体室7
8と第二の環状流体室80の間でオリフィス通路82を
通じての流体流動が生ぜしめられることとなり、以て、
かかる流体の共振作用に基づいて防振効果が発揮され得
るのである。なお、流体の共振作用に基づく防振効果
は、オリフィス通路82の長さや断面積等を調節するこ
とによって、適当にチューニングすることが可能であ
る。
【0034】また、かかるメンバマウント10において
は、軸方向外側壁部50,52の軸方向厚さが周方向に
変化せしめられていると共に、該軸方向外側壁部50,
52の厚肉部54,56内に第一及び第二の拘束突部2
2,24が突設されていること等により、互いに直交す
る径方向二方向でのばね比が大きく設定されていること
から、車両左右方向における硬いばね特性によって良好
なる操縦安定性を確保しつつ、車両前後方向における柔
らかいばね特性によってハーシュネス等に対して有効な
防振効果を得ることが可能であり、前述の如き、流体の
共振作用に基づく防振効果と相まって、一層優れた乗り
心地が実現され得るのである。
【0035】そして、そこにおいて、上述の如き構造と
されたメンバマウント10においては、軸方向外側壁部
50,52内に突設されることにより径方向のばね比を
調節する各一対の第一及び第二の拘束突部22,24
が、何れも一体成形された単一の合成樹脂製の拘束部材
20によって構成されていることから、部品点数の増加
とそれに伴う製造工程の増加を最小限に抑えつつ、互い
に直交する径方向のばね比を大きく設定することが出来
るのである。
【0036】また、第一及び第二の拘束突部22,24
の突出方向に直交する径方向においては、拘束部材20
の取付筒部21に設けられた貫通穴25,25によって
隔壁部48の径方向厚さが大きく確保されて、径方向の
ばね特性が柔らかく設定されていることから、互いに直
交する径方向におけるばね比をより大きく設定すること
が出来るのである。
【0037】しかも、そのように径方向で大きなばね比
を設定する拘束部材20は、取付筒部21によって内筒
金具12の外周面に固着されていることから、内筒金具
12に対する固着強度および位置決め強度が有利に確保
され得て、優れた耐久性および耐荷重性が発揮されるの
である。そして、特に、本実施例では、かかる拘束部材
20が、内筒金具12の外周面を成形面の一部として内
筒金具12に一体的に形成されていることから、拘束部
材20の内筒金具12に対する特別な組付作業が不要で
あると共に、安定した固着強度を容易に得ることが出来
るのである。
【0038】さらに、本実施例では、軸方向外側壁部5
0,52が厚肉部54,56と薄肉部58,60によっ
て構成されていると共に、薄肉部58,60が軸方向に
傾斜して形成されていることから、互いに直交する径方
向のばね比をより一層大きく設定することが可能であ
る。
【0039】しかも、上述の如き構造とされた本実施例
のメンバマウント10においては、拘束部材20の貫通
穴25,25によって、隔壁部48の径方向厚さが大き
く設定されていることから、該隔壁部48における応力
集中が緩和されて耐久性の向上が図られるといった利点
もある。
【0040】また、上述の如き構造とされた本実施例の
メンバマウント10においては、軸方向外側壁部50,
52の厚肉部54,56内に突設された第一及び第二の
拘束突部22,24が、内外筒金具12,14の径方向
における相対的変位量、換言すれば径方向の振動入力時
におけるゴム弾性体16の弾性変形量を制限するストッ
パ機能をも奏し得るのである。
【0041】更にまた、上述の如き構造とされた本実施
例のメンバマウント10においては、隔壁部48の外周
部分の変形がオリフィス形成部材62,62によって拘
束されてる一方、軸方向外側壁部50,52の内周部分
の変形が第一及び第二の拘束突部22,24によって拘
束されることから、軸方向の振動入力時に、隔壁部48
が軸方向外側壁部50,52に対して有利に接近/離隔
変位せしめられることとなり、それによって第一の環状
流体室78と第二の環状流体室80の間に惹起される相
対的な内圧差、延いてはオリフィス通路82を通じての
流体流動量が、一層有利に確保され得て、流体の共振作
用に基づく防振効果がより有効に発揮され得るのであ
る。
【0042】また、本実施例のメンバマウント10にお
いては、オリフィス形成部材62,62が、隔壁部48
から軸方向両側にそれぞれ張り出して第一及び第二の環
状ポケット部44,46内にまで突出位置する大きさで
形成されていることから、オリフィス通路82の流路断
面積を十分に大きく設定することが可能であり、それに
よってオリフィス通路82を通じて流動せしめられる流
体流量を多くしてより有効な防振効果を得ることが出来
るといった利点もある。
【0043】さらに、本実施例のメンバマウント10に
おいては、隔壁部48および軸方向外側壁部50,52
の外周面に加硫接着されて、それら各壁部48,50,
52の外周面と外筒金具14乃至はオリフィス形成部材
62,62との間の流体密性を確保すると共に、それら
各壁部48,50,52の外周面を外筒金具14乃至は
オリフィス形成部材62,62に対して固着するための
金属スリーブ26が、隔壁部48の外周面に固着される
小径部34と軸方向外側壁部50,52の外周面に加硫
接着される大径部30,32を連結部分40によって軸
方向に連結せしめた構造とされることにより、一体形成
された単一部材にて構成されているところから、ゴム弾
性体16の成形型内へのセットおよび位置決めが極めて
容易で、優れた作業性が発揮され得るのであり、それに
よって、製造サイクルの向上や製造コストの低減等が何
れも有効に達成され得るといった利点も有している。
【0044】また、本実施例のエンジンマウント10に
おいては、金属スリーブ26の環状当接部28と緩衝ゴ
ム43によって軸方向一方のストッパ部が構成されてい
ると共に、外筒金具14の環状当接部74と緩衝ゴム7
6によって軸方向他方のストッパ部が構成されており、
それら両ストッパ部の図示しないボデー本体側部材への
当接によって内筒金具12と外筒金具14の軸方向の相
対的変位量が制限されるようになっていることから、ゴ
ム弾性体16の過大な変形が防止されて良好なる耐久性
が確保され得るのである。
【0045】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例によって限定的に解釈されるものではない。
【0046】例えば、前記実施例では、拘束部材20の
取付筒部21に対して、隔壁部48の内周面が固着され
る部分にだけ凹所(貫通穴)25,25が形成されてい
たが、それに加えて、軸方向外側壁部50,52の薄肉
部58,60の内周面が固着される部分にも凹所を形成
して良く、それによって、互いに直交する径方向のばね
比を一層有利に得ることが可能となる。
【0047】また、拘束部材20における凹所は、必ず
しも径方向に貫通して形成する必要はない。
【0048】更にまた、軸方向外側壁部50,52の軸
方向厚さを周方向に変化させたり部分的に軸方向に傾斜
させたりすることは、必ずしも必要ではない。
【0049】また、拘束部材20における第一及び第二
の拘束突部22,24の大きさ等は、マウント要求特性
などに応じて適宜に決定されるものであり、前記具体的
実施例の記載によって何等限定的に解釈されるものでな
い。
【0050】さらに、拘束部材20を形成した後に内筒
金具12に外挿し、該拘束部材20を内筒金具12に対
して圧入や後接着等で固着せしめることも、勿論可能で
ある。
【0051】また、隔壁部48および軸方向外側壁部5
0,52の外周面にそれぞれ固着される大径部30,3
2と小径部34を、それぞれリング形状をもって分割形
成しても良い。
【0052】更にまた、前記実施例では、オリフィス形
成部材62,62によって、周方向に直線的に延びるオ
リフィス通路82が形成されていたが、周方向に螺旋状
や屈曲状等の形態をもって延びるオリフィス通路を形成
することも可能であり、オリフィス通路の具体的形状
は、要求される防振特性等に応じて適宜に変更,設定さ
れるものである。
【0053】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
のサスペンションメンバマウントに適用したものの一具
体例を示したが、本発明は、その他、自動車用ボデーマ
ウントやストラットバークッション,サスペンション用
アッパサポート、或いは自動車以外の各種装置における
筒型防振装置に対して、何れも、適用可能である。
【0054】その他、一々列挙はしないが,本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのメンバマウントを示
す縦断面図であって、図2におけるI−I断面に相当す
る図である。
【図2】図1に示されたメンバマウントの平面図であ
る。
【図3】図1に示されたメンバマウントを構成する内筒
金具を、図2におけるI−I断面に対応する断面におい
て示す縦断面図である。
【図4】図3に示された内筒金具を示す斜視図である。
【図5】図1に示されたメンバマウントを構成する金属
スリーブを示す正面図である。
【図6】図5におけるVI−VI断面図である。
【図7】図1に示されたメンバマウントを構成する一体
加硫成形品を示す縦断面図であって、図8における VII
−VII 断面に相当する図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII断面図である。
【図9】図1に示されたメンバマウントを構成するオリ
フィス形成部材を示す平面図である。
【図10】図9におけるX−X断面図である。
【図11】図10におけるXI−XI断面図である。
【符号の説明】
10 メンバマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 16 ゴム弾性体 20 拘束部材 21 取付筒部 25 貫通穴 26 金属スリーブ 34 小径部 36 第一の窓部 38 第二の窓部 40 連結部分 44 第一の環状ポケット部 46 第二の環状ポケット部 48 隔壁部 50,52 軸方向外側壁部 54,56 厚肉部 58,60 薄肉部 62 オリフィス形成部材 78 第一の環状流体室 80 第二の環状流体室 82 オリフィス通路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸金具と、該支軸金具の軸直角方向外
    方に所定距離を隔てて配された筒金具を、それらの間に
    介装されたゴム弾性体にて連結せしめて、それら支軸金
    具と筒金具の間に、それぞれ軸方向両側壁部が前記ゴム
    弾性体にて構成されて周方向に連続して延びる第一及び
    第二の環状流体室を軸方向に互いに所定距離を隔てて形
    成し、該第一及び第二の環状流体室に非圧縮性流体を封
    入すると共に、それら第一及び第二の環状流体室を相互
    に連通するオリフィス通路を設けてなる流体封入式筒型
    防振装置において、 前記支軸金具の外周面に固着された取付筒部と、該取付
    筒部の軸方向両端部においてそれぞれ軸直角方向外方に
    向かって突設されて、前記第一及び第二の環状流体室部
    の各軸方向外側壁部における軸直角方向一方向で対向位
    置する部分において前記支軸金具から前記筒金具に向か
    って突出せしめられた各一対の第一及び第二の拘束突部
    とを、備えた合成樹脂製の拘束部材を設ける一方、前記
    第一及び第二の環状流体室を軸方向に仕切る隔壁部の内
    周側に位置せしめられた、該拘束部材における取付筒部
    の軸方向中間部分に対して、前記各一対の第一及び第二
    の拘束突部の突出方向に直交する軸直角方向両側に開口
    する一対の凹所を形成したことを特徴とする流体封入式
    筒型防振装置。
  2. 【請求項2】 前記第一及び第二の環状流体室の少なく
    とも一方における軸方向外側壁部が、互いに直交する軸
    直角方向の二方向において相互に異なる軸方向厚さとさ
    れており、該軸方向外側壁部の厚肉部分に、前記拘束部
    材の拘束突部が位置せしめられている請求項1に記載の
    流体封入式筒型防振装置。
  3. 【請求項3】 前記拘束部材における凹所が、前記取付
    筒部を貫通して形成されている請求項1又は2に記載の
    流体封入式筒型防振装置。
  4. 【請求項4】 前記第一及び第二の環状流体室を軸方向
    に仕切る隔壁部が、それら第一及び第二の環状流体室の
    各軸方向外側壁部よりも、軸直角方向外方の高さが低く
    されており、該隔壁部の外周面と前記筒金具との間に、
    前記オリフィス通路を形成するオリフィス部材が固定的
    に介装されている請求項1乃至3の何れかに記載の流体
    封入式筒型防振装置。
  5. 【請求項5】 前記拘束部材が、前記支軸金具の外周面
    上において、該支軸金具の外周面を成形面の一部として
    形成されている請求項1乃至4の何れかに記載の流体封
    入式筒型防振装置。
JP31816494A 1994-12-21 1994-12-21 流体封入式筒型防振装置 Pending JPH08177954A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001280403A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Tokai Rubber Ind Ltd 液体封入式防振装置
JP2002254911A (ja) * 2000-12-22 2002-09-11 Hutchinson Sa 防振スリーブおよびこのようなスリーブを備えた自動車
US7198258B2 (en) 2004-11-29 2007-04-03 Tokai Rubber Industries, Ltd. Fluid-filled cylindrical elastic mount
JP2007255688A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Tokai Rubber Ind Ltd 流体封入式筒型防振組付体の製造方法

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