JP3477920B2 - 流体封入式防振支持体 - Google Patents

流体封入式防振支持体

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JP3477920B2
JP3477920B2 JP15808995A JP15808995A JP3477920B2 JP 3477920 B2 JP3477920 B2 JP 3477920B2 JP 15808995 A JP15808995 A JP 15808995A JP 15808995 A JP15808995 A JP 15808995A JP 3477920 B2 JP3477920 B2 JP 3477920B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/14Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
    • F16F13/16Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially specially adapted for receiving axial loads

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、内部に封入された非圧縮性流体
の流体室間における流動作用に基づいて、主に軸方向の
入力振動に対して有効な防振効果を発揮する、全体とし
て略筒型の流体封入式防振支持体に関するものであり、
特に、互いに直交する軸直角方向の二方向におけるばね
剛性が相違する流体封入式防振支持体に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振連結体乃至は防振支持体の一種として、
特公平2−6935号公報等に開示されているように、
支軸部材とその外周面上に所定距離を隔てて配された外
筒部材を、軸方向両側においてそれぞれ略環状の第一の
外壁ゴムおよび第二の外壁ゴムによって互いに連結する
と共に、それら第一の外壁ゴムと第二の外壁ゴムの間
に、別途形成された略環状の隔壁ゴムを配し、該隔壁ゴ
ムを挟んだ両側に水等の非圧縮性流体が封入された一対
の流体室を形成せしめて、それら両流体室を狭窄流路を
通じて相互に連通することによって、マウント軸方向の
振動入力時に、流体流路を通じて流体室間で流動せしめ
られる流体の共振作用等の流動作用に基づいて防振効果
を得るようにした筒型の流体封入式防振支持体が知られ
ており、例えば、自動車のボデーマウントやメンバマウ
ント,サブフレームマウント,キャブマウント,ストラ
ットバークッション等のサスペンションブッシュなどへ
の適用が考えられている。
【0003】また、このような流体封入式防振支持体に
あっては、車両の乗り心地と操縦安定性の両立を図る等
の理由から、互いに直交する軸直角方向二方向でのばね
剛性を相違させて比較的大きなばね剛性比を設定するこ
とが必要となる場合がある。そのような場合には、例え
ば、前記公開公報に記載されているように、隔壁ゴムと
第一の外壁ゴムの間に形成された流体室を周方向に連続
して延びる第一の流体室とする一方、隔壁ゴムおよび第
二の外壁ゴムを軸直角方向で対向位置する部分において
軸方向に厚肉として互いに重ね合わせて一対の仕切ゴム
壁を形成することにより、これら一対の仕切ゴム壁にて
隔壁ゴムと第二の外壁ゴムの間に形成された流体室を周
方向に二分割して、軸直角方向に対向位置する第二の流
体室および第三の流体室とし、それによって、第二の流
体室と第三の流体室が対向する軸直角方向で柔らかく、
それに直交する一対の仕切ゴム壁が対向する軸直角方向
で硬くなるように、マウント軸直角方向のばね剛性が設
定されることとなる。
【0004】ところが、このような構造の流体封入式防
振支持体においても、未だ、互いに直交する軸直角方向
二方向でのばね剛性比を、充分に大きく設定することが
難しいという問題があった。
【0005】また、上述の如き従来構造の流体封入式防
振支持体においては、振動や荷重の入力によって隔壁ゴ
ムや第二の外壁ゴムが変形した際、仕切ゴム壁を構成す
る隔壁ゴムと第二の外壁ゴムの重ね合わせ面間に隙間が
発生し易く、この隙間によって第二の流体室と第三の流
体室の間での流体流動が許容されてしまうために、軸方
向や軸直角方向の防振特性が変化してしまい、所期の防
振効果を安定して得ることが出来なくなるおそれがあっ
た。
【0006】しかも、振動や荷重の入力時に、仕切ゴム
壁を構成する隔壁ゴムと第二の外壁ゴムの重ね合わせ面
間での打ち当たりや擦れ等によって異音が発生し易いと
いう問題もあった。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、互いに直交する軸直角方向二方向でのばね
剛性比を、簡単な構造をもって充分に大きく設定するこ
との出来る、改良された構造の流体封入式防振支持体を
提供することにある。
【0008】また、本発明は、隔壁ゴムと第二の外壁ゴ
ムの間に形成された第二の流体室と第三の流体室を仕切
る仕切壁部における隙間の発生が防止されて、安定した
防振効果が発揮されると共に、構造が簡単で製作が容易
な流体封入式防振支持体を提供することも、目的とす
る。
【0009】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明の特徴とするところは、支軸部材とその外周面上に
所定距離を隔てて配された外筒部材を、軸方向両側にお
いてそれぞれ略環状の第一の外壁ゴムおよび第二の外壁
ゴムによって互いに連結すると共に、それら第一の外壁
ゴムと第二の外壁ゴムの間に略環状の隔壁ゴムを配し、
該第一の外壁ゴムと該隔壁ゴムの間において周方向に連
続して延びる第一の流体室を形成すると共に、該第二の
外壁ゴムと該隔壁ゴムの間において仕切ゴム壁により仕
切られて軸直角方向に対向位置せしめられた第二の流体
室および第三の流体室を形成して、それら第一,第二及
び第三の流体室に所定の非圧縮性流体を封入し、更に該
第一の流体室を該第二の流体室に連通する第一の流体流
路と、該第一の流体室を該第三の流体室に連通する第二
の流体流路を形成した流体封入式防振支持体において、
前記第一の外壁ゴムにおける軸直角方向に対向位置する
部分に、前記第一の流体室側に開口する所定深さの一対
のえぐれ部を設ける一方、前記隔壁ゴムおよび前記第二
の外壁ゴムと前記仕切ゴム壁を、該第一の外壁ゴムから
独立した別部材として一体成形し、それら隔壁ゴムと第
二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の内周面を前記支軸部材に対
して直接乃至は間接に固着すると共に、それら隔壁ゴム
と第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の外周面に第一の金属ス
リーブを固着し、該第一の金属スリーブを貫通して外周
面に開口する一対のポケット部を、前記第一の外壁ゴム
における一対のえぐれ部の対向方向で対向位置するよう
に設けて、該第一の金属スリーブに前記外筒部材を外嵌
固定し、かかる一対のポケット部の開口を該外筒部材に
て覆蓋することにより前記第二の流体室および前記第三
の流体室を形成したことにある。
【0010】また、かくの如き本発明において、前記一
体成形された隔壁ゴムおよび第二の外壁ゴムの内周面を
支軸部材に対して加硫接着等により直接に固着すること
も可能であるが、本発明の好ましい第一の態様において
は、前記第一の外壁ゴムの内周面が前記支軸部材の外周
面に直接に固着される一方、前記一体成形された隔壁ゴ
ムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の内周面に取付スリー
ブが固着されて、該取付スリーブが前記支軸部材の外周
面に圧入固定されることにより、該隔壁ゴムと該第二の
外壁ゴムと該仕切ゴム壁の内周面が該支軸部材に対して
間接に固着される。
【0011】また、本発明において、前記第一の流体流
路および前記第二の流体流路は、隔壁ゴムを軸方向に貫
通して形成したり、支軸部材の外周面上に形成したりす
ることも可能であるが、本発明の好ましい第二の態様に
おいては、前記隔壁ゴムの外方において、前記第一の金
属スリーブと前記外筒部材の間に周方向に延びるオリフ
ィス部材が配設せしめられ、該オリフィス部材によって
前記第一の流体流路および前記第二の流体流路が形成さ
れる。
【0012】また、本発明において、前記第一の外壁ゴ
ム,前記第二の外壁ゴムおよび前記隔壁ゴムは、何れ
も、前記支軸部材と前記外筒部材の軸直角方向対向面間
に介装することが可能であるが、本発明の好ましい第三
の態様においては、前記第一の外壁ゴムの外周面に第二
の金属スリーブが固着されると共に、前記支軸部材およ
び該第二の金属スリーブの各軸方向端部に軸直角方向外
方に広がるフランジ状部が形成されて、それら両フラン
ジ状部との対向面間に前記第一の外壁ゴムが介装される
一方、前記第二の外壁ゴムが、前記第一の外壁ゴムおよ
び前記隔壁ゴムよりも軸方向の膨出変形が容易に許容さ
れる薄肉ゴム壁とされる。
【0013】また、本発明において、前記第二の金属ス
リーブを前記外筒部材にて構成すること等も可能である
が、本発明の好ましい第四の態様においては、前記第二
の金属スリーブが前記外筒部材とは別部材とされて、該
第二の金属スリーブの外周面に該外筒部材が嵌着固定さ
れる。
【0014】また、本発明の好ましい第五の態様におい
ては、前記第二の流体室と前記第三の流体室を、前記第
一の流体室を介することなく、直接に相互に連通する第
三の流体流路が形成される。
【0015】また、本発明の好ましい第六の態様におい
ては、前記隔壁ゴムの軸直角方向高さ寸法が、前記第一
の外壁ゴムの軸直角方向高さ寸法よりも小さくされる。
【0016】
【作用・効果】本発明に従う構造とされた流体封入式防
振支持体においては、第二の流体室と第三の流体室を仕
切る一対の仕切ゴム壁の対向方向に対して直交する軸直
角方向で対向位置するように、第一の外壁ゴムに一対の
えぐれ部が形成されており、該第一の外壁ゴムのばね剛
性がえぐれ部の対向方向で柔らかくされていることか
ら、互いに直交する軸直角方向二方向で充分に大きなば
ね剛性比を設定することが出来るのであり、また、かか
る一対のえぐれ部が第一の流体室側に開口して形成され
ていることから、第一の流体室の容積、即ち封入流体の
容積が有利に確保されるといった利点もある。
【0017】しかも、第一の外壁ゴムは、隔壁ゴムや第
二の外壁ゴムや仕切ゴム壁と別部材にて形成されている
と共に、隔壁ゴムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁が一体
成形されていることから、大幅な部品点数の増加や構造
の複雑化を伴うことなく、第一の外壁ゴムに対して一対
のえぐれ部を容易に形成することが出来るのである。
【0018】また、本発明に従う構造とされた流体封入
式防振支持体においては、第二の流体室と第三の流体室
を仕切る仕切ゴム壁が、隔壁ゴムおよび第二の外壁ゴム
と一体物として形成されていることから、振動や荷重の
入力時に仕切壁部に隙間が発生してしまうことがなく、
第二の流体室および第三の流体室の独立性が高度に確保
され得るのであり、それによって、所期の防振効果が有
効に且つ安定して発揮され得ると共に、仕切壁部での隙
間の発生に起因する異音の発生も完全に防止されるので
ある。
【0019】更にまた、本発明の好ましい第一の態様に
従う構造とされた流体封入式防振支持体においては、第
一の外壁ゴムと別部材として形成された隔壁ゴムと第二
の外壁ゴムと仕切ゴム壁の一体成形品を、支軸部材に対
して容易に固着して組み付けることが出来る。
【0020】また、本発明の好ましい第二の態様に従う
構造とされた流体封入式防振支持体においては、流路長
さの長い流体流路を容易に形成することが出来ることか
ら、防振特性のチューニングが容易となる。
【0021】また、本発明の好ましい第三の態様に従う
構造とされた流体封入式防振支持体においては、軸方向
の耐荷重性能が有利に確保されると共に、軸方向の振動
入力時における第一の流体室と第二及び第三の流体室と
の間における相対的な内圧変化が一層有効に生ぜしめら
れ得て、第一及び第二の流体流路を通じて流動せしめら
れる流体流量が増加されることにより、流体の流動作用
に基づく防振効果の向上が図られ得る。
【0022】また、本発明の好ましい第四の態様に従う
構造とされた流体封入式防振支持体においては、外筒部
材を第一の金属スリーブおよび第二の金属スリーブの外
周面に嵌着固定することによって、第一の外壁ゴムと隔
壁ゴムの間に形成された空所の開口部が外筒部材にて覆
蓋されて、第一の流体室が、第二及び第三の流体室の形
成と同時に、簡単な構造をもって形成され得る。
【0023】また、本発明の好ましい第五の態様に従う
構造とされた流体封入式防振支持体においては、第三の
流体流路を通じて流動する流体の流動作用に基づいて、
第二の流体室と第三の流体室が対向する軸直角方向に入
力される振動に対しても、有効な防振効果が発揮され得
る。
【0024】また、本発明の好ましい第六の態様に従う
構造とされた流体封入式防振支持体においては、軸方向
の振動入力時における第一の流体室と第二及び第三の流
体室との間における相対的な容積変化がより有効に生ぜ
しめられ得て、第一及び第二の流体流路を通じて流動せ
しめられる流体流量が増加されることにより、流体の流
動作用に基づく防振効果の向上が図られ得る。
【0025】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0026】先ず、図1乃至図3には、本発明の一実施
例としての自動車用メンバマウント10が示されてい
る。このメンバマウント10は、互いに径方向に所定距
離を隔てて配された支軸部材としての内筒金具12と外
筒部材としての外筒金具14が、それらの間に介装され
たゴム弾性体によって弾性的に連結されてなる構造とさ
れている。そして、かかるメンバマウント10は、外筒
金具14がメンバ部材の取付穴に圧入固定される一方、
内筒金具12がボデーにボルト固定されることにより、
メンバ部材のボデーに対する取付部位に介装されるよう
になっている。また、そのような装着状態下、メンバマ
ウント10には、防振すべき主たる振動が、内外筒金具
12,14間に対して、軸方向(図1中、上下方向)に
入力されることとなる。
【0027】より詳細には、内筒金具12は、厚肉の円
筒形状を有しており、その軸方向一方の端部には、径方
向外方に広がる円環板形状のフランジ金具20が溶着固
定されている。更に、内筒金具12の外方には、第二の
金属スリーブ22が、径方向に所定距離を隔てて略同一
軸心上に配設されている。この第二の金属スリーブ22
は、円筒形状を有しており、その軸方向一方の端部に
は、径方向外方に広がるフランジ部24が一体形成され
ている。そして、これら内筒金具12と第二の金属スリ
ーブ22における径方向対向面間およびフランジ金具2
0とフランジ部24との軸方向対向面間に、全体として
略厚肉の円環板形状を有する第一の外壁ゴム26が介装
されており、内筒金具12側と第二の金属スリーブ22
側に一体加硫接着されている。なお、内筒金具12の外
周面上には、第一の外壁ゴム26の内周部分からフラン
ジ金具20とは反対側の軸方向に所定長さで延び出す薄
肉のシールゴム層28が設けられている。
【0028】また、第一の外壁ゴム26には、シールゴ
ム層28が延び出す側の軸方向端面に開口する一対の中
空ポケット状のえぐれ部30,30が、内筒金具12を
挟んで径方向一方向で対向位置する部分に形成されてい
る。これにより、図2に示されているように、えぐれ部
30が形成されていない部分では、第一の外壁ゴム26
が、内筒金具12と第二の金属スリーブ22の径方向対
向面間にも介在されているが、図1に示されているよう
に、一対のえぐれ部30,30が形成されている部分で
は、第一の外壁ゴム26が、第二の金属スリーブ22の
フランジ部24から内筒金具12に固着されたフランジ
金具20に向かって略テーパ状に延び出す形状とされ
て、内筒金具12と第二の金属スリーブ22の径方向対
向面間に実質的に介在されておらず、それによって、第
一の外壁ゴム26のばね剛性が、一対のえぐれ部30,
30が対向位置する径方向で柔らかく、それに直交する
径方向で硬く設定されている。
【0029】さらに、内筒金具12における、フランジ
金具20と反対側の軸方向端部側には、第二の外壁ゴム
32と隔壁ゴム34を有する一体加硫成形品36が、外
挿配置されている。第二の外壁ゴム32は、第一の外壁
ゴム26よりも薄肉で軸方向の膨出変形が比較的容易に
許容される略円環板形状を有している一方、隔壁ゴム3
4は、第二の外壁ゴム32よりも厚肉の略円環板形状を
有している。そして、これら第二の外壁ゴム32と隔壁
ゴム34は、互いに軸方向に所定距離を隔てて配されて
おり、それぞれの内周面において円筒形状の取付スリー
ブ38の外周面に加硫接着されている。なお、この取付
スリーブ38は、軸方向中央部分に小さな段差部が形成
されて小径部40と大径部42からなる段付円筒形状と
されており、小径部40の外周面上に第二の外壁ゴム3
2が、大径部42の外周面上に隔壁ゴム34が、それぞ
れ加硫接着されている。
【0030】また、第二の外壁ゴム32と隔壁ゴム34
の対向面間には、径方向一方向で対向位置する部分にお
いて、軸方向に延びて第二の外壁ゴム32と隔壁ゴム3
4の間に形成された周方向に延びる環状の空所を仕切る
一対の仕切ゴム44,44が、第二の外壁ゴム32およ
び隔壁ゴム34と一体的に形成されている。即ち、第二
の外壁ゴム32と隔壁ゴム34は、一対の仕切ゴム4
4,44にて連結された一体物として単一のゴム弾性体
によって形成されているのである。また、これら一対の
仕切ゴム44,44によって、第二の外壁ゴム32と隔
壁ゴム34の間に形成された環状の空所が二分割されて
おり、以て、それぞれ周方向に半周以下の長さで延び、
径方向で互いに対向位置せしめられて外周面上に開口す
る第一及び第二のポケット部52,53が形成されてい
る。これにより、一体加硫成形品36のばね剛性が、第
一及び第二のポケット部52,53が対向位置する径方
向で柔らかく、それに直交する径方向(一対の仕切ゴム
44,44が対向位置する径方向)で硬く設定されてい
る。
【0031】更にまた、一体成形された第二の外壁ゴム
32,隔壁ゴム34および仕切ゴム44,44の外周面
には、円筒形状の第一の金属スリーブ46が加硫接着さ
れている。なお、この第一の金属スリーブ46は、軸方
向中央部分に小さな段差部が形成されて大径部48と小
径部50からなる段付円筒形状とされており、大径部4
8が第二の外壁ゴム32の外周面に、小径部50が隔壁
ゴム34および仕切ゴム44,44の外周面に、それぞ
れ加硫接着されている。また、第一の金属スリーブ46
には、径方向一方向に対向位置する部分に一対の窓部5
4,54が設けられており、これらの窓部54,54を
通じて、第二の外壁ゴム32と隔壁ゴム34の間に形成
された第一及び第二のポケット部52,53が、それぞ
れ外部に開口せしめられている。
【0032】そして、このような一体加硫成形品36
は、取付スリーブ38が大径部42側から内筒金具12
の外周面に圧入されることにより、内筒金具12に対し
て固定的に組み付けられている。これにより、隔壁ゴム
34が第一の外壁ゴム26に対して軸方向に所定距離を
隔てて対向位置せしめられて、それら隔壁ゴム34と第
一の外壁ゴム26の間に、周方向に連続して延び、第二
の金属スリーブ22と第一の金属スリーブ46の間を通
じて外周面上に開口するポケット状の空所56が形成さ
れている。なお、取付スリーブ38の大径部42と内筒
金具12の間は、シールゴム層28によって流体密に封
止されている。
【0033】また、一体加硫成形品36は、第一及び第
二のポケット部52,53の対向方向が、第一の外壁ゴ
ム26に設けられたえぐれ部30,30の対向方向と同
じ径方向となるように、第一の外壁ゴム26に対して周
方向に所定の相対位置関係をもって、内筒金具12に組
み付けられている。これにより、第一の外壁ゴム26と
一体加硫成形品36とにおいて、各ばね剛性が柔らかい
径方向と、固い径方向とが、互いに同じ方向となるよう
にされている。
【0034】さらに、第一の金属スリーブ46の小径部
50の外周面上には、全体として円筒形状を有するオリ
フィス部材58が外嵌されており、第一の金属スリーブ
46の大径部48と第二の金属スリーブ22との軸方向
端部間で軸方向に挟持された状態で、それら第一及び第
二の金属スリーブ46,22に対して固定的に組み付け
られている。このオリフィス部材58は、図4乃至図7
に示されているように、それぞれ半円筒形状を有する第
一及び第二のオリフィス半割体60,62が、第一の金
属スリーブ46の小径部50の外周面上に径方向両側か
ら嵌め込まれて、周方向両端部を互いに突き合わされる
ことによって構成されている。
【0035】また、第一のオリフィス半割体60の外周
面上には、周方向に延びる幅広の第一の凹溝64が設け
られていると共に、第二のオリフィス半割体62の外周
面上には、周方向に斜めに延びる第二の凹溝66が設け
られており、更に、第一のオリフィス半割体60および
第二のオリフィス半割体62の外周面上には、それら両
半割体60,62の一方の突合せ部を跨いで周方向に延
びる第三の凹溝68が設けられている。そして、第一の
凹溝64の周方向両端部が、連通孔70,72を通じ
て、空所56と第一のポケット部52の各一方に接続さ
れていると共に、第二の凹溝66の周方向両端部が、連
通孔74,76を通じて、空所56と第二のポケット部
53の各一方に接続されており、更に、第三の凹溝68
の周方向両端部が、連通孔78,80を通じて、第一の
ポケット部52と第二のポケット部53の各一方に接続
されている。
【0036】そして、オリフィス部材58が組み付けら
れた第一及び第二の金属スリーブ46,22には、外筒
金具14が外挿されており、八方絞り等によって第一及
び第二の金属スリーブ46,22の外周面に嵌着固定さ
れている。これにより、第一の金属スリーブ46と第二
の金属スリーブ22の間の開口部と、第一の金属スリー
ブ46に設けられた一対の窓部54,54が、それぞれ
外筒金具14にて流体密に覆蓋されて、空所56と第一
及び第二のポケット部52,53の開口がそれぞれ閉塞
されることにより、周方向に連続して延びる環状の第一
の流体室82と、周方向にそれぞれ半周以下の長さで延
びて互いに径方向に対向位置せしめられた第二の流体室
84および第三の流体室86が、形成されている。
【0037】また、これら第一乃至第三の流体室82,
84,86には、それぞれ、水やアルキレングリコー
ル,ポリアルキレングリコール,シリコーン油等の非圧
縮性流体が封入されている。なお、本実施例では、流体
の共振作用に基づく防振効果を有効に得るために、封入
流体として、0.1Pa・s以下の粘度を有する低粘性
流体が好適に採用される。また、流体の封入は、例え
ば、外筒金具14の外挿装着による空所56や第一及び
第二のポケット部52,53の開口部の覆蓋を流体中で
行うこと等によって、有利に為され得る。
【0038】更にまた、外筒金具14はオリフィス部材
58の外周面にも嵌着されて、該オリフィス部材58に
形成された第一乃至第三の凹溝64,66,68が覆蓋
されており、それによって、第一の流体室82と第二の
流体室84を接続してそれら両室82,84間での流体
流動を許容する第一の流体流路88と、第一の流体室8
2と第三の流体室86を接続してそれら両室82,86
間での流体流動を許容する第二の流体流路90と、第二
の流体室84と第三の流体室86を接続してそれら両室
84,86間での流体流動を許容する第三の流体流路9
2が、それぞれ形成されている。
【0039】なお、外筒金具14の内周面には薄肉のシ
ールゴム層93が加硫接着されて一体的に設けられてお
り、第一及び第二の金属スリーブ46,22と外筒金具
14との嵌着面間で、このシールゴム層93が挟圧され
ることによって、第一乃至第三の流体室82,84,8
6の流体密性が確保されるようになっている。また、外
筒金具14には、第一の金属スリーブ46側の軸方向端
部において径方向内方に突出するストッパ部94が設け
られていると共に、このストッパ部94に対して、軸方
向外方に突出する緩衝ゴム96が固着されており、スト
ッパ部94が、緩衝ゴム96を介して、内筒金具12側
の部材(図示せず)に当接されることにより、内筒金具
12と外筒金具14の軸方向の相対変位量が制限される
ようになっている。
【0040】上述の如き構造とされたメンバマウント1
0においては、内筒金具12と外筒金具14の間に軸方
向の振動が入力されると、内筒金具12と外筒金具14
が軸方向に相対変位せしめられて第一及び第二の外壁ゴ
ム26,32および隔壁ゴム34が弾性変形することに
より、第一の流体室82と第二の流体室84の間および
第一の流体室82と第三の流体室86の間に、それぞれ
相対的な内圧差が生ぜしめられて、それら各流体室間で
第一の流体流路88および第二の流体流路90を通じて
の流体流動が惹起されるのであり、以て、それらの流体
流路88,90を通じて流動せしめられる流体の流動作
用に基づいて所定の防振効果が発揮され得ることとな
る。
【0041】また、本実施例のメンバマウント10にお
いては、内筒金具12と外筒金具14の間に、第二の流
体室84と第三の流体室86が対向位置する径方向の振
動が入力されると、内筒金具12と外筒金具14が径方
向に相対変位せしめられて第二の外壁ゴム32および隔
壁ゴム34が弾性変形することにより、第二の流体室8
4と第三の流体室86の間に相対的な内圧差が生ぜしめ
られて、それら両流体室84,86間で第三の流体流路
92を通じての流体流動が惹起されるのであり、以て、
かかる第三の流体流路92を通じて流動せしめられる流
体の流動作用に基づいて所定の防振効果が発揮され得る
こととなる。
【0042】なお、本実施例では、第一の流体流路88
を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいて4
0〜150Hz程度の周波数域の振動入力時における低動
ばね効果が発揮されるように、また、第二の流体流路9
0を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいて
10〜30Hz程度の周波数域の振動入力時における低動
ばね効果が発揮されるように、更に、第三の流体流路9
2を通じて流動せしめられる流体の共振作用に基づいて
20〜80Hz程度の周波数域の振動入力時における低動
ばね効果が発揮されるように、各流体流路88,90,
92の流路長さや断面積が設定されている。
【0043】また、本実施例では、第一の外壁ゴム26
が、内筒金具12に固着されたフランジ金具20と外筒
金具14側に固定された第二の金属スリーブ22のフラ
ンジ部24との軸方向対向面間に介装されており、特に
えぐれ部30の形成部分では軸方向に延びる略テーパ形
状とされて、軸方向の振動入力時に圧縮/引張変形せし
められるようになっていることから、軸方向振動入力時
に第一の流体室82に対して大きな容積変化(内圧変
化)が生ぜしめられる一方、第二の外壁ゴム32が薄肉
とされており、第二の外壁ゴム32の膨出変形によって
第二及び第三の流体室84,86の容積変化が比較的容
易に許容されるようになっていることから、振動入力時
に、第一の流体室82と第二及び第三の流体室84,8
6の間に相対的な内圧変化が有利に生ぜしめられ得て、
第一及び第二の流体流路88,90を通じて流動せしめ
られる流体流量が充分に確保され得るのである。
【0044】加えて、本実施例では、隔壁ゴム34の径
方向高さ寸法(取付スリーブ38の大径部42と第一の
金属スリーブ46の小径部50との間の径方向寸法)
が、第一の外壁ゴム26の径方向高さ寸法(内筒金具1
2と第二の金属スリーブ22との間の径方向寸法)より
も小さくされていることから、えぐれ部30の形成部分
以外の部分でも、軸方向の振動入力時における第一の外
壁ゴム26と隔壁ゴム34の軸方向の変形量が異ならさ
れて、第一の流体室82に有効な容積変化(内圧変化)
が生ぜしめられるのであり、それによって、振動入力時
における第一の流体室82と第二及び第三の流体室8
4,86の間の相対的な内圧変化、延いては第一及び第
二の流体流路88,90を通じての流体流動が、より一
層効果的に生ぜしめられ得て、流体の共振作用に基づく
防振効果が一層有効に発揮され得るのである。
【0045】さらに、上述の如きメンバマウント10に
おいては、第一の外壁ゴム26に一対のえぐれ部30,
30が形成されて互いに直交する径方向二方向でのばね
剛性比が大きくされていると共に、一体加硫成形品36
における第二の外壁ゴム32と隔壁ゴム34の間にも一
対の仕切ゴム44が形成されて互いに直交する径方向二
方向でのばね剛性比が大きく設定されており、しかも、
それら第一の外壁ゴム26と一体加硫成形品36におけ
る高ばね剛性の径方向と低ばね剛性の径方向とが、互い
に同一となるように組み合わされていることから、互い
に直交する二方向のばね剛性比が充分に大きく設定され
得るのであり、それによって、例えば、車両前後方向で
低ばね剛性で車両左右方向で高ばね剛性となるように、
第二の流体室84と第三の流体室86が車両前後方向に
対向位置する状態でメンバマウント10を装着すること
により、車両の乗り心地を充分に確保しつつ、車両の操
縦安定性の向上を図ることが可能となるのである。
【0046】そこにおいて、かかるメンバマウント10
においては、第一の外壁ゴム26が、第二の外壁ゴム3
2および隔壁ゴム34とは別体構造とされていることか
ら、軸方向に開口する一対のえぐれ部30,30を有す
る第一の外壁ゴム26を、簡単な金型構造をもって容易
に成形することが出来るのであり、しかも、第二の外壁
ゴム32と隔壁ゴム34は単一のゴム弾性体によって形
成されていることから、部品点数が少なくて済み、部品
点数の増加やそれに伴う製作性および組付性等の低下が
問題となることもない。
【0047】さらに、かかるメンバマウント10におい
ては、第二の外壁ゴム32と隔壁ゴム34が単一のゴム
弾性体によって形成されており、仕切ゴム44も、それ
ら第二の外壁ゴム32と隔壁ゴム34を軸方向に連結す
る状態で単一のゴム弾性体により一体成形されているこ
とから、第二の流体室84と第三の流体室86の間の流
体密性が確実に維持され得るのであり、振動入力時に両
流体室84,86間が短絡して防振特性が変化してしま
うようなことがなく、目的とする防振効果を安定して得
ることが出来ると共に、仕切ゴム44と第二の外壁ゴム
32や隔壁ゴム34との間における擦れ等による異音発
生も完全に防止され得るのである。
【0048】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0049】例えば、第二の流体室84と第三の流体室
86を相互に連通する第三の流体流路92は、必ずしも
必要でなく、防振支持体に要求される防振特性等に応じ
て選択的に採用されるものである。また、第一乃至第三
の流体流路88,90,92の長さや断面積等も、防振
支持体に要求される防振特性等に応じて適宜に変更され
るものである。
【0050】具体的には、例えば図8乃至図11に示さ
れているように、第一のオリフィス分割体60と第二の
オリフィス分割体62の外周面上に、周方向に所定長さ
で延びて両端部が連通孔100,102を通じて第一の
流体室と第二の流体室に接続される第一の凹溝104
と、周方向に所定長さで延びて両端部が連通孔106,
108を通じて第一の流体室と第三の流体室に接続され
る第二の凹溝110を形成することにより、第一の流体
室と第二の流体室を接続する第一の流体流路と第一の流
体室と第三の流体室を接続する第二の流体流路だけを形
成するようにしても良い。
【0051】また、第一の流体流路88と第二の流体流
路90とに対して、必ずしも異なるチューニングを施す
必要はなく、要求される防振特性に応じて、第一の流体
流路88と第二の流体流路90を同一形状をもって形成
することも可能である。
【0052】また、前記実施例では、一対のオリフィス
半割体60,62によってオリフィス部材58が構成さ
れていたが、かかるオリフィス部材58を分割構造とせ
ずに円筒形状の一体品にて構成し、第一の金属スリーブ
46の小径部50に対して軸方向に外挿して装着するこ
とも可能である。
【0053】さらに、流体流路の具体的構造は何等限定
されるものでなく、例えば、隔壁ゴム34を軸方向に貫
通して流体流路を形成したり、隔壁ゴム34の内周面側
にオリフィス部材を配設して流体流路を形成したりする
ことも可能である。
【0054】また、前記実施例では、第一の外壁ゴム2
6が内筒金具12に対して加硫接着されていたが、第一
の外壁ゴム26の内周面に金属筒体を加硫接着して、該
金属筒体を内筒金具12に圧入することによって、第一
の外壁ゴム26を内筒金具12に対して間接的に固着す
ることも可能であり、その場合には、第二の外壁ゴム3
2および隔壁ゴム34を、内筒金具12に加硫接着され
た一体加硫成形品にて構成することも可能である。
【0055】また、第一の外壁ゴム26の外周面に加硫
接着された第二の金属スリーブ22を軸方向に延長して
第一の金属スリーブ46の外周面に嵌着固定することに
より、該第二の金属スリーブ22によって外筒金具を構
成することも可能である。
【0056】更にまた、内筒金具12におけるフランジ
金具20や第二の金属スリーブ22におけるフランジ部
24は、軸方向の荷重入力が小さい場合等においては必
ずしも必要でない。
【0057】また、第二の外壁ゴム32は、必ずしも第
一の外壁ゴム26よりも薄肉で膨出変形容易とされてい
る必要はなく、例えば、第一及び第二の外壁ゴム26,
32と隔壁ゴム34の径方向高さが異なる寸法に設定さ
れること等によって、軸方向の振動入力時に、第一の流
体室82と第二及び第三の流体室84,86との間に、
相対的な容積変化(内圧差)が惹起され得る構造であれ
ば良い。
【0058】加えて、前記実施例では、本発明を自動車
用メンバマウントに適用したものの一具体例を示した
が、本発明は、自動車用ボデーマウントやサスペンショ
ンブッシュ等、軸方向の入力振動に対して流体の流動作
用に基づく防振効果を発揮せしめるようにした各種の筒
型の防振支持体に対して、何れも有利に適用され得る。
【0059】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのメンバマウントを示
す縦断面図であって、図3におけるI−I断面に相当す
る図である。
【図2】本発明の一実施例としてのメンバマウントを示
す縦断面図であって、図3におけるII−II断面に相当す
る図である。
【図3】図1における III−III 断面図である。
【図4】図1に示されたメンバマウントに用いられてい
る第一のオリフィス半割体を示す平面図である。
【図5】図4に示された第一のオリフィス半割体の正面
図である。
【図6】図1に示されたメンバマウントに用いられてい
る第二のオリフィス半割体を示す平面図である。
【図7】図6に示された第二のオリフィス半割体の正面
図である。
【図8】図1に示されたメンバマウントに用いられ得る
第一のオリフィス半割体の別の具体例を示す平面図であ
る。
【図9】図8に示された第一のオリフィス半割体の正面
図である。
【図10】図1に示されたメンバマウントに用いられ得
る第二のオリフィス半割体の別の具体例を示す平面図で
ある。
【図11】図10に示された第一のオリフィス半割体の
正面図である。
【符号の説明】
10 メンバマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 22 第二の金属スリーブ 26 第一の外壁ゴム 30 えぐれ部 32 第二の外壁ゴム 34 隔壁ゴム 44 仕切ゴム 46 第一の金属スリーブ 52 第一のポケット部 53 第二のポケット部 56 空所 58 オリフィス部材 82 第一の流体室 84 第二の流体室 86 第三の流体室 88 第一の流体流路 90 第二の流体流路 92 第三の流体流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 13/00 - 13/30

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸部材とその外周面上に所定距離を隔
    てて配された外筒部材を、軸方向両側においてそれぞれ
    略環状の第一の外壁ゴムおよび第二の外壁ゴムによって
    互いに連結すると共に、それら第一の外壁ゴムと第二の
    外壁ゴムの間に略環状の隔壁ゴムを配し、該第一の外壁
    ゴムと該隔壁ゴムの間において周方向に連続して延びる
    第一の流体室を形成すると共に、該第二の外壁ゴムと該
    隔壁ゴムの間において仕切ゴム壁により仕切られて軸直
    角方向に対向位置せしめられた第二の流体室および第三
    の流体室を形成して、それら第一,第二及び第三の流体
    室に所定の非圧縮性流体を封入し、更に該第一の流体室
    を該第二の流体室に連通する第一の流体流路と、該第一
    の流体室を該第三の流体室に連通する第二の流体流路を
    形成した流体封入式防振支持体において、 前記第一の外壁ゴムを、その外周面において、前記外筒
    部材が外挿、固定される第二の金属スリーブに加硫接着
    して、該外筒部材に対する連結を行なうと共に、該第一
    の外壁ゴムにおける軸直角方向の一方向において対向位
    置する部分に、該第二の金属スリーブと前記支軸部材の
    径方向対向面間から軸方向外方に延び出す形状とされ
    て、該径方向対向面間には該第一の外壁ゴムが介在しな
    いようにした、前記第一の流体室側に開口する所定深さ
    の一対のえぐれ部を設ける一方、該一対のえぐれ部の対
    向方向に直交する方向における前記第二の金属スリーブ
    と前記支軸部材の径方向対向面間には、該第一の外壁ゴ
    ムが介在するように構成し、また、前記隔壁ゴムおよび
    前記第二の外壁ゴムと前記仕切ゴム壁を、該第一の外壁
    ゴムから独立した別部材として一体成形し、それら隔壁
    ゴムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の内周面を前記支軸
    部材に対して間接に固着するようにすると共に、それら
    隔壁ゴムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の外周面に第一
    の金属スリーブを固着し、該第一の金属スリーブを貫通
    して外周面に開口する一対のポケット部を、前記第一の
    外壁ゴムにおける一対のえぐれ部の対向方向で対向位置
    するように設けて、該第一の金属スリーブに前記外筒部
    材を外嵌固定し、かかる一対のポケット部の開口を該外
    筒部材にて覆蓋することにより前記第二の流体室および
    前記第三の流体室を形成してなり、 更に、前記第一の外壁ゴムの内周面を前記支軸部材に対
    して直接に固着する一方、前記一体成形された隔壁ゴム
    と第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の内周面に取付スリーブ
    を固着して、該取付スリーブを前記支軸部材の外周面に
    圧入固定せしめることにより、該隔壁ゴムと該第二の外
    壁ゴムと該仕切ゴム壁の内周面が該支軸部材に対して間
    接に固着されているようにしたことを特徴とする流体封
    入式防振支持体。
  2. 【請求項2】 支軸部材とその外周面上に所定距離を隔
    てて配された外筒部材を、軸方向両側においてそれぞれ
    略環状の第一の外壁ゴムおよび第二の外壁ゴムによって
    互いに連結すると共に、それら第一の外壁ゴムと第二の
    外壁ゴムの間に略環状の隔壁ゴムを配し、該第一の外壁
    ゴムと該隔壁ゴムの間において周方向に連続して延びる
    第一の流体室を形成すると共に、該第二の外壁ゴムと該
    隔壁ゴムの間において仕切ゴム壁により仕切られて軸直
    角方向に対向位置せしめられた第二の流体室および第三
    の流体室を形成して、それら第一,第二及び第三の流体
    室に所定の非圧縮性流体を封入し、更に該第一の流体室
    を該第二の流体室に連通する第一の流体流路と、該第一
    の流体室を該第三の流体室に連通する第二の流体流路を
    形成した流体封入式防振支持体において、 前記第一の外壁ゴムを、その外周面において、前記外筒
    部材が外挿、固定される第二の金属スリーブに加硫接着
    して、該外筒部材に対する連結を行なうと共に、該第一
    の外壁ゴムにおける軸直角方向の一方向において対向位
    置する部分に、該第二の金属スリーブと前記支軸部材の
    径方向対向面間から軸方向外方に延び出す形状とされ
    て、該径方向対向面間には該第一の外壁ゴムが介在しな
    いようにした、前記第一の流体室側に開口する所定深さ
    の一対のえぐれ部を設ける一方、該一対のえぐれ部の対
    向方向に直交する方向における前記第二の金属スリーブ
    と前記支軸部材の径方向対向面間には、該第一の外壁ゴ
    ムが介在するように構成し、また、前記隔壁ゴムおよび
    前記第二の外壁ゴムと前記仕切ゴム壁を、該第一の外壁
    ゴムから独立した別部材として一体成形し、それら隔壁
    ゴムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の内周面を前記支軸
    部材に対して直接に固着するようにすると共に、それら
    隔壁ゴムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の外周面に第一
    の金属スリーブを固着し、該第一の金属スリーブを貫通
    して外周面に開口する一対のポケット部を、前記第一の
    外壁ゴムにおける一対のえぐれ部の対向方向で対向位置
    するように設けて、該第一の金属スリーブに前記外筒部
    材を外嵌固定し、かかる一対のポケット部の開口を該外
    筒部材にて覆蓋することにより前記第二の流体室および
    前記第三の流体室を形成してなり、 更に、前記第一の外壁ゴムの内周面に金属筒体を加硫接
    着して、該金属筒体を前記支軸部材に対して圧入するこ
    とにより、該第一の外壁ゴムを該支軸部材に対して間接
    的に固着せしめて、連結する一方、前記一体成形された
    隔壁ゴムと第二の外壁ゴムと仕切ゴム壁の内周面を前記
    支軸部材に加硫接着せしめて、該支軸部材に対して直接
    に固着されているようにしたことを特徴とする流体封入
    式防振支持体。
  3. 【請求項3】 前記第一の金属スリーブと前記外筒部材
    の間に周方向に延びるオリフィス部材が配設されてお
    り、該オリフィス部材によって前記第一の流体流路およ
    び前記第二の流体流路が形成されている請求項1又は2
    に記載の流体封入式防振支持体。
  4. 【請求項4】 前記第一の外壁ゴムの外周面に第二の金
    属スリーブが固着されていると共に、前記支軸部材およ
    び該第二の金属スリーブの各軸方向端部に軸直角方向外
    方に広がるフランジ状部が形成されて、それら両フラン
    ジ状部の対向面間に前記第一の外壁ゴムが介装されてい
    る一方、前記第二の外壁ゴムが、前記第一の外壁ゴムお
    よび前記隔壁ゴムよりも軸方向の膨出変形が容易に許容
    される薄肉ゴム壁とされている請求項1乃至3の何れか
    に記載の流体封入式防振支持体。
  5. 【請求項5】 前記第二の金属スリーブの外周面に前記
    外筒部材が嵌着固定されている請求項4に記載の流体封
    入式防振支持体。
  6. 【請求項6】 前記第二の流体室と前記第三の流体室を
    相互に連通する第三の流体流路が形成されている請求項
    1乃至5の何れかに記載の流体封入式防振支持体。
  7. 【請求項7】 前記隔壁ゴムの軸直角方向高さ寸法が、
    前記第一の外壁ゴムの軸直角方向高さ寸法よりも小さく
    されている請求項1乃至6の何れかに記載の流体封入式
    防振支持体。
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