JP2004076771A - 防振装置 - Google Patents

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Hikofumi Yamamoto
山本 彦文
Masatsugu Takaoka
高岡 政嗣
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】ストッパ金具の内部に熱が籠もらず、防振基体やストッパゴム部の熱による影響を抑え、耐久性や信頼性を高めた防振装置を提供する。
【解決手段】第1の取付金具と、第2の取付金具と、両金具間に介在させた防振基体5と、外側方向に突出するストッパゴム部16と、これを囲むストッパ金具17とを備え、ストッパ金具17を金属製板材より曲成して、第1の取付金具3に接触する平板状基部23に、ストッパゴム部16の上面、半径方向外端面及び下面を連続して覆い、かつ周長方向両側端面を覆うストッパ板部18を延設し、このストッパ板部18の上側板部24の中央部に凹設部22を設け、その立ち上がり面22aに貫通孔35を設ける。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のエンジン等の振動発生体を車体に対し防振的に支承する防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
近年の自動車のエンジンルーム内は、省スペース化に伴い、各機能部品が小型化され、かつ接近した状態で配列されているために、機能部品の修復作業が益々厳しい環境下になっており、耐久性と信頼性の高い機能部品の出現が望まれている。
【0003】
このようなエンジンルームにおいて、エンジンを車体に対して防振的に支承する防振装置としては、エンジン側ブラケットに取付けられる第1の取付金具と、車体側に取付けられる第2の取付金具と、これら両取付金具間に介在して両金具を連結するゴム状弾性体よりなる防振基体と、この防振基体の大変位を規制するために、該防振基体の第2の取付金具側の一部から外側方向に突出するストッパゴム部と、該ストッパゴム部を囲むように前記第1の取付金具に取付けられたストッパ金具とを備えてなり、このストッパ金具が、金属製板材より曲成されて、上側の第1の取付金具に接触する平板状基部に、前記ストッパゴム部の上面、半径方向外端面及び下面を連続して覆い、かつ周長方向両側端面を覆うストッパ板部が延設されて、防振基体の所定以上の変位に対してストッパ機能を発揮するように設けられた構造の防振装置が知られている(例えば、特開2000−297837、実公平5−3789号)。
【0004】
この防振装置のように、ストッパ金具がストッパゴム部を上下方向、半径方向、周長方向において囲む構造にした場合、ストッパ金具が大きくなることもあって、軽量化を阻害する上、ストッパ金具の内部に熱が籠もり易く、これが防振基体およびストッパゴム部の耐久性に悪影響を与え、信頼性を損なうおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記した従来の防振装置の問題を解決すべくなしたものであり、ストッパ金具がストッパゴム部を上下方向、半径方向、周長方向において囲む構造であっても、該ストッパ金具の内部に熱が籠もらず、防振基体やストッパゴム部の熱による影響を抑え、耐久性や信頼性を高めることができ、しかも軽量化に寄与できるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明は、上記した従来装置と基本的に同様の構成をなす防振装置、すなわち、第1の取付金具と、第2の取付金具と、前記両取付金具間に介在して該両金具を連結するゴム状弾性体からなる防振基体と、この防振基体の大変位を規制するために外側方向に突出するストッパゴム部と、これを囲むストッパ金具とを備えた防振装置で、前記ストッパ金具が、金属製板材より曲成されて、上側の取付金具に接触する平板状基部に、前記ストッパゴム部の上面、半径方向外端面及び下面を連続して覆い、かつ周長方向両側端面を覆うストッパ板部が延設され、前記第1の取付金具と第2の取付金具との相対的な変位に対してストッパ機能を発揮するように設けられた防振装置において、前記ストッパ板部における前記ストッパゴム部の上面を覆う上側板部に貫通孔が設けられてなることを特徴とする。
【0007】
この防振装置によれば、前記ストッパ金具がストッパゴム部を囲む構造であって、前記第1の取付金具と第2の取付金具との相対的な変位、特に所定以上の大変位に対して良好なストッパ機能を発揮する。そればかりか、特に前記ストッパ金具の内部が上側板部に有する貫通孔を通じて外部と連通しているため、該ストッパ金具の内部に熱が籠もらず、防振基体やストッパゴム部の熱による影響を防止でき、耐久性や信頼性を高めることができる。しかも貫通孔を形成したことにより軽量化にも寄与できる。
【0008】
前記の防振装置において、前記ストッパ板部が、第1の取付金具と第2の取付金具とが相対的に接近、離反する軸方向(上下方向)、及びこれらに直交する半径方向並びに周長方向の全てにおいて前記ストッパゴム部のストッパ面との当接面を備えてなるものとされる。これにより、前記第1の取付金具と第2の取付金具との相対的なあらゆる方向の大変位に対して良好なストッパ機能を発揮できることになり、こうしたストッパ機能を発揮するものにおいて、前記のように熱による影響を低減できる。
【0009】
また、前記の防振装置のストッパ金具において、前記ストッパ金具の上側板部は、前記平板状基部から下方に傾斜して半径方向先端部に向かって延び、該上側板部の中央部が内側に凹設されることにより、前記ストッパゴム部の上側ストッパ面との当接面が形成されるとともに、該凹設部の立ち上がり面に前記貫通孔が設けられてなるものとすることができる。
【0010】
これにより、前記ストッパ用板部の上側板部における貫通孔が、ストッパゴム部の上側ストッパ面との当接面以外の部分にあって、前記第1の取付金具と第2の取付金具とが相対的に接近する方向の変位により前記上側板部が前記ストッパゴム部の上側ストッパ面に当接するときも、前記貫通孔部分は当接しない。そのため貫通孔の通気性を阻害することがない上、ストッパゴム部を傷めることもない。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明の第1の実施例を示す防振装置の正面図、図2は同じくストッパ金具の斜視図、図3は同じくその平面図、図4は同じく図3のD1−D1線の断面図である。
【0013】
図示のように、本実施例における防振装置1は、自動車のエンジンを車体に防振的に支承するものであって、エンジン側ブラケットに取付けられる上側の第1の取付金具3と、車体側に取付けられる下側の第2の取付金具4と、これら両取付金具3、4間に介在されて両者に加硫接着されることにより両金具を連結するゴム状弾性体よりなる防振基体5と、この防振基体5の弾性変形による大変位を規制するストッパ機構6とを備えている。
【0014】
この実施例の防振装置1の場合、装置本体内部に、防振基体5に対向して前記下側の第1の取付金具4側に配置され、防振基体5との間で液体が封入される液室40を構成するゴム膜よりなるダイヤフラム7と、前記液室40を二つの液室に仕切る仕切体8と、前記両液室を連通させるオリフィス41とを備えた構造の液封入式の防振装置の場合を示している。
【0015】
この防振装置1は、自動車のエンジンルームにおいて、エンジンの左右両側で2個を向かい合った状態にして車体に配置し、エンジンを防振的に支承するようにして使用される。
【0016】
前記の防振装置1において、上側の第1の取付金具3は、平板状に形成され、その中央に上方へ突出してエンジン側ブラケットに取付けられる取付ボルト9と後述するストッパ金具17の位置決めピン10が固設されている。
【0017】
下側の第2の取付金具4は、車体側に取付ける取付ボルト11が固設された有底の筒状部材12と、この筒状部材12にかしめ締結される筒状胴部13とから上側開放の容器状に形成され、両者のかしめ部14で内部の前記ダイヤフラム7及び仕切体8を固定するようになっている。
【0018】
防振基体5は、ゴム状弾性体が傘状に形成されて前記第1の取付金具3と第2の取付金具4の筒状胴部13とに加硫接着されている。
【0019】
前記ストッパ機構(スタビライザー機構)6は、エンジンルーム内の省スペース化の関係から防振基体5の外側の一部分で防振基体5の大変位を抑制するものであり、該防振基体5の第2の取付金具4側の一部から外側方向に突出形成されたストッパゴム部16と、これを囲むように前記第1の取付金具3側に配されたストッパ金具17とを備えている。
【0020】
ストッパゴム部16は、前記筒状胴部13の上端のフランジ状外周縁19の一部が半径方向で外側に延設されたフランジ部19aと、このフランジ部19aの外端の下側において斜め方向に配置された補強金具20と、該フランジ部19a及び該補強金具20を囲むように防振基体5側から一体に延設された包囲ゴム部21とから構成されている。
【0021】
前記包囲ゴム部21の外面は、図2のように、上側ストッパ面16aおよび下側ストッパ面16b、半径方向Y1の外端のストッパ面16c、周長方向Xの両側端のストッパ面16dがそれぞれ形成されている。
【0022】
前記上側のストッパ面16aは、第1の取付金具3と第2の取付金具4とが相対的に接近・離反する軸方向(上下方向)、つまり防振基体5の圧縮方向Z1および引張方向Z2に対して直交する前記フランジ部19aのフランジ面に平行である。また下側のストッパ面16bは、前記フランジ部19aのフランジ面に対して10°〜50゜の範囲で傾斜して、かつ傾斜した補強金具20と平行になっている。半径方向外端のストッパ面16cは、前記上側ストッパ面16aに対し直交しており、周張方向両側端のストッパ面16dは、前記半径方向外端のストッパ面16cに直交している。
【0023】
前記ストッパ金具17は、一枚の金属製板材からプレス加工などにより曲成されたものであって、曲成後の剛性を確保するため、第2の取付金具4側のフランジ部19aの板厚よりも厚く設定されている。
【0024】
このストッパ金具17は、上側の第1の取付金具3に接触する平板状基部23に、その外端側から張り出して、前記ストッパゴム部16の上面、半径方向外端面および下面を連続して覆い、かつ周長方向両側端面を覆うストッパ板部18が延設されている。このストッパ板部18には、前記ストッパゴム部16のストッパ面16a、16b、16c、16dの各々に対するストッパ用当接面が下記のように形成されており、前記第1の取付金具3と第2の取付金具4とが相対的に接近、離反する軸方向(上下方向)、及びこれらに直交する半径方向並びに周長方向の全てにおいてストッパ機能を発揮するようになっている。
【0025】
すなわち、前記平板状基部23から下方に傾斜して半径方向先端部に向かって延びる上側板部24の中央部が内側に凹設されることにより、該凹設部22の下面が前記ストッパゴム部16の上側ストッパ面16aと平行とされて、該上側ストッパ面16aに対するストッパ用当接面24aとして形成されており、ストッパゴム部16の前記圧縮方向Z1における一定以上の変位を規制するようになっている。
【0026】
また、前記上側板部24に連続して下方向きに折曲形成された半径方向の外端部25の内面が、前記ストッパゴム部16の外端ストッパ面16cに対し所定のクリアランス(搭載時で5mm程度)を保って平行をなして対向するストッパ用当接面25aとして形成され、ストッパゴム部16の前記半径方向Y1の一定以上の変位を規制するようになっている。
【0027】
さらに、前記外端部25に連続して内側に折り曲げられた下端部26は、その幅方向(X方向)中間部にストッパゴム部16側に曲げ出し成形された傾斜部28を有し、該傾斜部28の内面が、前記ストッパゴム部16の下側ストッパ面16bに対し所定のクリアランスで平行をなして対向するストッパ用当接面26aとして形成され、前記ストッパゴム部16の前記引張方向Z2における一定以上の変位を規制するようになっている。この当接面26aの傾斜角度Aは、前記下側ストッパ面16bと同様に前記フランジ部19aのフランジ面に対して10°〜50゜とされ、またこの当接面26aの内端28aは、防振基体5と接触しない範囲で前記当接面25aよりも10mm以上の寸法Bで内側に曲げ出し成形されて、ストッパゴム部16からの抜け出しを防止できるようになっている。
【0028】
前記平板状基部23、前記上側板部24、前記外端部25及び前記下端部26の両側端から下方に折り曲げられた両側板部27は、その内面がストッパゴム部16の前後方向のストッパ面16dに対し平行をなして対向するストッパ用当接面27aとして形成されており、ストッパゴム部16の周長方向Xの一定以上の変位を規制するようになっている。33は補強用の外向きフランジである。
【0029】
そして、本発明では、前記のストッパ金具17の前記ストッパ板部18において、前記ストッパゴム部16の上面を覆う上側板部24の所要の個所に貫通孔35が設けられている。この貫通孔35を形成する位置は、上側板部24の任意の個所に設定できるが、該上側板部24にストッパ用当接面が形成されている場合、該当接面以外の個所に設け、所定の当接面を確保できるようにするのが望ましい。
【0030】
例えば、図のように、前記上側板部24に当接面24aを形成するための凹設部22が形成されている場合、該凹設部22による当接面24aの部分を避けて、該凹設部22の立ち上がり面22aに貫通孔35を形成しておくのがよい。
【0031】
これにより、前記第1の取付金具3と第2の取付金具4とが相対的に接近する方向の変位により前記上側板部24が前記ストッパゴム部16の上側ストッパ面16aに当接するとき、前記貫通孔35の部分は当接しないことになり、貫通孔35の通気性を阻害することがない上、ストッパゴム部16を傷めることもなくなる。
【0032】
前記貫通孔35は、前記凹設部22以外の上側板部24の部分に設けることも、また複数個所に設けて実施することもできる。さらに前記貫通孔35の形状や大きさも適宜設定設定できる。
【0033】
前記ストッパ金具17の平板状基部23には、取付ボルト9が貫通可能な長孔状の貫通孔30と、位置決めピン10に貫通保持される位置決め孔31とが形成され、平板状基部23を取付ボルト9と位置決めピン10に貫通保持することにより、ストッパ金具17の位置決め固定がなされている。ここで、取付ボルト9の貫通孔30を長孔状にしたのは、ストッパ金具17の装着時に、下端部26をストッパゴム部16の下側に回り込ませるためである。
【0034】
なお、液封入式の防振装置1は、エンジンの運転により、あるいは車両走行時等において生じる各種振動を、防振基体の弾性変形時における内部摩擦による振動絶縁機能と、液室40内部の仕切体8に形成されたオリフィス41による液流動効果による振動減衰機能とにより減衰するようになっているが、本発明の理解に必ずしも必要でないため、詳細な説明は省略する。
【0035】
上記の如く構成されたストッパ金具17を装置本体に組み付けるには、装置本体の上側の第1の取付金具3の取付ボルト9にストッパ金具17の貫通孔30を挿通しつつ、第3のストッパ部26をストッパゴム部16の半径方向外端よりも外側からストッパゴム部16の下側に回り込ませた後、第1の取付金具3の位置決めピン10に位置決め孔31を嵌合させて組み付ける。このストッパ金具17は、第1の取付金具3とエンジン側ブラケットとの間に挟着された状態で保持され、また、第2の取付金具4は車体側ブラケットに取付けられる。
【0036】
このように組み付けられた防振装置1において、ストッパ金具17の各当接面24a,25a,26a,27aは、ストッパゴム部16のストッパ面16a〜16dと平行状態で所定のクリアランスを保持した状態となっており、所定以上の大変位はストッパゴム部16の各ストッパ面とストッパ金具17の各当接面とが当接することで規制される。
【0037】
しかも、前記ストッパ金具17の内部が上側板部24に有する貫通孔35を通じて外部と連通しているため、該ストッパ金具17の内部に熱が籠もらず、防振基体5やストッパゴム部16の熱による影響を防止でき、耐久性や信頼性を高めることができる。しかも貫通孔35を形成したことにより、貫通孔を有さないものに比して軽量化できることになり、軸方向(上下方向)、半径方向、周長方向において囲むストッパ金具であるにも拘わらず、軽量化できることにもなる。
【0038】
【発明の効果】
上記したように、本発明の防振装置によれば、ストッパ金具がストッパゴム部を上下方向、半径方向、周長方向において囲む構造であっても、該ストッパ金具の内部に熱が籠もらず、防振基体やストッパゴム部の熱による影響を抑え、耐久性や信頼性を高めることができ、しかも軽量化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の防振装置の実施例を示す一部を欠截した正面図である
【図2】同上のストッパ金具の斜視図である。
【図3】同上のストッパ金具の平面図である。
【図4】図3のD1−D1線の断面図である。
【符号の説明】
1  防振装置
3  第1の取付金具
4  第2の取付金具
5  防振基体
6  ストッパ機構
16  ストッパゴム部
16a、16b、16c、16d  ストッパ面
17  ストッパ金具
18  ストッパ板部
19  フランジ状外周縁
19a フランジ部
22  凹設部
22a 立ち上がり面
24  上側板部
25  外端部
26  下端部
27  両側板部
24a,25a,26a,27a  当接面
28  傾斜部
35  貫通孔

Claims (3)

  1. 第1の取付金具と、前記第1の取付金具から間隔を隔てて位置する第2の取付金具と、前記両取付金具間に介在されて該両金具を連結するゴム状弾性体からなる防振基体と、この防振基体の大変位を規制するために該防振基体の前記第2の取付金具側の一部から外側方向に突出するストッパゴム部と、これを囲むように前記第1の取付金具に取付けられたストッパ金具とを備え、
    前記ストッパ金具は、金属製板材より曲成され、上側の取付金具に接触する平板状基部に、前記ストッパゴム部の上面、半径方向外端面及び下面を連続して覆い、かつ周長方向両側端面を覆うストッパ板部が延設されており、前記第1の取付金具と第2の取付金具との相対的な変位に対してストッパ機能を発揮するように設けられた防振装置であって、
    前記ストッパ板部における前記ストッパゴム部の上面を覆う上側板部に貫通孔が設けられてなることを特徴とする防振装置。
  2. 前記ストッパ板部が、第1の取付金具と第2の取付金具とが相対的に接近、離反する軸方向、及びこれらに直交する半径方向並びに周長方向の全てにおいて前記ストッパゴム部のストッパ面との当接面を備えてなる請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記ストッパ金具の上側板部は、前記平板状基部から下方に傾斜して半径方向先端部に向かって延び、該上側板部の中央部が内側に凹設されることにより、前記ストッパゴム部の上側ストッパ面との当接面が形成されるとともに、該凹設部の立ち上がり面に前記貫通孔が設けられてなる請求項1または2に記載の防振装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015021503A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 住友理工株式会社 防振装置

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