JP4056558B2 - ヌクレオシド類似体のジアステレオ選択的合成法 - Google Patents

ヌクレオシド類似体のジアステレオ選択的合成法 Download PDF

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Description

本発明は、光学的に活性なシス−ヌクレオシド類似体および誘導体を製造するジアステレオ選択的方法に関する。
ヌクレオシドおよびそれらの類似体および誘導体は治療剤の重要な種類である。例えば、多数のヌクレオシド類似体は、レトロウイルス、例えば、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、B型肝炎ウイルス(HBV)およびヒトTリンパ球白血病ウイルス(human T-lymphotropic virus)(HTLV)に対する抗ウイルス活性を示した(PCT公開WO89/05662号および欧州特許公開第0349242A2号)。
特に、一般式
Figure 0004056558
により表すことができる4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オン(また、3TCTMまたはラミブジンとして知られている)およびその薬学上許容される誘導体(国際出願PCT/GB91/00706号、公開第WO91/17159号に開示されている)は、特にレトロウイルス、例えば、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、エイズを引き起こす因子(WO91/17159)およびB型肝炎ウイルス(HBV)(欧州特許出願公開第0474119号)に対して、抗ウイルス活性を有するとして記載された。
大部分のヌクレオシドおよびヌクレオシドの類似体および誘導体は少なくとも2つのキラル中心(式(A)において*として示す)を含有し、そして2対の光学的異性体の形態(すなわち、シス−立体配置における2つおよびトランス−立体配置における2つ)で存在する。しかしながら、一般に、シス−異性体のみが有用な生物学的活性を有する。したがって、シス−ヌクレオシド類似体の一般的立体選択的合成は重要な目標である。
Figure 0004056558
しかしながら、同一のシス−ヌクレオシド類似体の異なる鏡像異性体は非常に異なる抗ウイルス活性を有する。M.M.Mansuri et al.、¨Preparation of The Geometric Isomers of DDC、DDA、D4CおよびD4T As Potential Anti-HIV Agents¨、Bioorg.Med.Chem.Lett.、1(1)、pp.65-68(1991)。したがって、生物学的に活性なシス−ヌクレオシド類似体の鏡像異性体の一般的かつ経済的に魅力的な立体選択的合成は重要な目標である。
国際特許出願公開第WO92/20669号は、式(I)
Figure 0004056558
(式中、
WはS、S=O、SO2またはOであり、
XはS、S=O、SO2またはOであり、
1は水素またはアシルであり、そして
2はプリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体または誘導体である)
の光学的に活性なシス−ヌクレオシド類似体を製造するジアステレオ選択的方法を開示しており、この方法は所望のプリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体を、式(IIa)または(IIb)
Figure 0004056558
(式中、
3は置換カルボニルまたはカルボニル誘導体であり、そして
Lは離脱基である)の中間体と、式(III)
Figure 0004056558
(式中、
5、R6およびR7は水素;フルオロ、ブロモ、クロロ、ヨード、C1-6アルコキシまたはC6-20アリールオキシにより置換されていてもよいC1-20アルキル;ハロゲン、C1-20アルキルまたはC1-20アルコキシにより置換されていてもよいC7-20アラルキル;フルオロ、ブロモ、クロロ、ヨード、C1-20アルキルまたはC1-20アルコキシにより置換されていてもよいC6-20アリール;トリアルキルシリル;フルオロ;ブロモ;クロロおよびヨードから成る群より独立して選択され、そして
8はフルオロ;ブロモ;クロロ;ヨード;フルオロ、ブロモ、クロロまたはヨードにより置換されていてもよいC1-20スルホネートエステル;フルオロ、ブロモ、クロロまたはヨードにより置換されていてもよいC1-20アルキルエステル;多価ハライド;一般式(R5)(R6)(R7)Si(式中、R5、R6、およびR7は上記において定義した通りである)のトリ置換シリル基;飽和もしくは不飽和のセレニルC6-20アリール;置換もしくは非置換のC6-20アリールスルフェニル;置換もしくは非置換のC6-20アルコキシアルキル;およびトリアルキルシリルオキシから成る群より選択される)
のルイス酸を使用して、反応させる工程を含んでなる。
WO92/20669号の方法は、(IIa)および(IIb)のエピマー混合物からラセミ体シス−ヌクレオシド類似体の立体的調節合成を可能とし、そして、出発物質が光学的に純粋な(IIa)または(IIb)である場合、高い光学的純度の所望のシス−ヌクレオシド類似体の所定の鏡像異性体の立体的調節合成を可能とする。しかしながら、WO92/20669号の方法は式(III)のルイス酸の使用による。
このようなルイス酸の使用に関しては多数の欠点が存在する。特に、それらは高度に反応性でかつ不安定な化合物であり、したがって、ルイス酸の使用に関連する危険が存在する。さらに、ルイス酸は高価であり、そしてかなりの毒性作用を有する。これらの欠点は、工場のプロセスにおいてヌクレオシド類似体を大規模に生産することに関して特に重要である。
我々は、今般、中間体(IIa)および(IIb)中の離脱基Lの賢明な選択により、プリンまたはピリミジン塩基または、それらの類似体との反応は、ルイス酸触媒を添加しないで、特に、式(III)のルイス酸を添加しないで、首尾よく実施できることを発見した。
したがって、本発明の方法は、グリコシル化反応をルイス酸触媒を添加しないで実施することを特徴とする、プリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体または誘導体を、式(IVa)または(IVb)
Figure 0004056558
(式中、R3は置換カルボニルまたはカルボニル誘導体であり、そしてGはハロ、シアノまたはR9SO2−を表し、ここでR9は1または2以上のハロにより置換されていてもよいアルキル、または置換されていてもよいフェニルを表す)の中間体でグリコシル化する工程を含んでなる、式(I)
Figure 0004056558
(式中、
WはS、S=O、SO2またはOであり、
XはS、S=O、SO2またはOであり、
1は水素またはアシルであり、そして
2はプリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体である)
の化合物を製造する立体選択的方法を提供する。
好ましい態様において、本発明は、グリコシル化反応を下記式(III)のルイス酸を添加しないで実施することを特徴とする、プリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体または誘導体を、上記において定義した式(IVa)および(IVb)の中間体でグリコシル化する工程を含んでなる、上記において定義した式(I)のシス−ヌクレオシド類似体および誘導体を製造する立体選択的方法を提供する:
Figure 0004056558
式中、
5、R6およびR7は水素;フルオロ、ブロモクロロ、ヨード、C1-6アルコキシまたはC6-20アリールオキシにより置換されていてもよいC1-20アルキル;ハロゲン、C1-20アルキルまたはC1-20アルコキシにより置換されていてもよいC7-20アラルキル;フルオロ、ブロモ、クロロ、ヨード、C1-20アルキルまたはC1-20アルコキシにより置換されていてもよいC6-20アリール;トリアルキルシリル;フルオロ;ブロモ;クロロおよびヨードから成る群より独立して選択され、そして
8はフルオロ;ブロモ;クロロ;ヨード;フルオロ、ブロモ、クロロまたはヨードにより置換されていてもよいC1-20スルホネートエステル;フルオロ、ブロモ、クロロまたはヨードにより置換されていてもよいC1-20アルキルエステル;多価ハライド;一般式(R5)(R6)(R7)Si(式中、R5、R6、およびR7は上記において定義した通りである)のトリ置換シリル基;飽和もしくは不飽和のセレニルC6-20アリール;置換もしくは非置換のC6-20アリールスルフェニル;置換もしくは非置換のC6-20アルコキシアルキル;およびトリアルキルシリルオキシから成る群より選択される。
グリコシル化工程は中間体(IVa)および(IVb)の等モル混合物を使用して実施する場合、シス−ヌクレオシド類似体のラセミ体混合物が得られるであろうことが理解されるであろう。しかしながら、グリコシル化は式(IVa)および(IVb)の光学的に純粋な化合物を使用して実施し、これにより所望のシス−ヌクレオシド類似体を高い光学的純度で製造することが好ましい。
「ヌクレオシド」は、ペントース糖に結合したプリンまたはピリミジン塩基から成る任意の化合物として定義される。
本明細書おいて使用するとき、「ヌクレオシド類似体または誘導体」は、下記の方法またはそれらの組み合わせの任意のものにおいて修飾することができる、プリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体に結合した1,3−オキサチオラン、1,3−ジオキソランまたは1,3−ジチオランを含有する化合物である:塩基の修飾、置換基(例えば、5−フルオロシトシン)の付加または1つ基のアイソステリック基(例えば、7−デアザアデニン)による置換;糖の修飾、例えば、塩基への糖の結合部位の置換または変更によるヒドロキシル基の置換(例えば、N−1部位において糖に普通に結合したピリミジン塩基は、例えば、N−3またはC−6部位に結合することができ、そしてN−9部位に普通に結合したプリンは、例えば、N−7部位に結合することができる)。
プリンまたはピリミジン塩基は、天然に存在するヌクレオシドにおいて見出されるプリンまたはピリミジン塩基を意味する。それらの類似体は、その構造(原子の種類およびそれらの配置)が天然に存在する塩基に類似するが、追加の機能的性質を有するか、または天然に存在する塩基のある機能的性質を欠如することにおいて、このような天然に存在する塩基を模倣する塩基である。このような類似体は、CH部分が窒素原子で置換されて誘導されたもの(例えば、5−アザピリミジン、例えば、5−アザシトシン)または逆に置換されて誘導されたもの(例えば、7−デアザプリン、例えば、7−デアザアデニンまたは7−デアザグアニン)または双方(例えば、7−デアザ、8−アザプリン)を包含する。このような塩基または類似体の誘導体とは、環の置換基がこの分野において知られている普通の置換基、例えば、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、C1-6アルキルによって組込み、除去、または修飾された塩基を意味する。このようなプリンまたはピリミジン塩基、類似体および誘導体は当業者によく知られている。
本明細書おいて使用するとき、ハロはブロモ、クロロ、フルオロまたはヨードを意味する。
本明細書おいて使用するとき、特記しない限り、アルキルは直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の飽和炭化水素基、またはそれらの混合物を意味する。
置換されていてもよいフェニルは、非置換フェニルまたは1または2以上のC1-6アルキル、ニトロ、アミノ、ハロまたはシアノ基により置換されたフェニルを意味する。
好ましくはR2はピリミジン塩基である。より好ましくは、R2はシトシンまたは5−フルオロシトシンである。
3は水素、ヒドロキシル、トリアルキルシリル、トリアルキルシロキシ、C1-30アルキル、C7-30アラルキル、C1-30アルコキシ、C1-30アルキルアミン(第二または第三)、C1-30アルキルチオ、C6-20アリール、C2-20アルケニル、C2-20アルキニルに結合したカルボニルであるか、または
3は1,2−ジカルボニル、例えば、C1-6アルキルまたはC6-20アリールで置換されていてもよい
Figure 0004056558
であるか、または
3は無水物、例えば、C1-6アルキルまたはC6-20アリールで置換されていてもよい
Figure 0004056558
であるか、または
3は窒素において水素、C1-20アルキルまたはC1-10アルコキシまたはC1-20ジアルキルアミノと結合し炭素において水素、C1-20アルキルまたはC1-20アルコキシに結合したジアルキルアミノであるか、または
3はヒドロキシル、C1-20アルコキシ、またはC1-20チオールで置換されたチオカルボニル(C=S)である。
好ましくはR3は−C(=O)OR4であり、ここでR4は置換されていてもよいアルキル基を表す。好ましくはR4はキラル補助基(chiral auxiliary)を表す。
用語「キラル補助基」は、ラセミ体混合物の化学的分割を実施するために使用される非対称分子を記載する。このようなキラル補助基は1つのキラル中心、例えば、α−メチルベンジルアミンまたはいくつかのキラル中心、例えば、メントールを有することができる。キラル補助基の目的は、出発物質の中にいったん構築されると、生ずるジアステレオマー混合物の簡単な分割を可能とすることである。例えば、J.Jacques et al.、Enantiomers,Racemates and Resolutions、pp.251-369、John Wiley & Sons、New York(1981)を参照。
好ましくはキラル補助基R4は、(d)−メンチル、(l)−メンチル、(d)−8−フェニルメンチル、(l)−8−フェニルメンチル、(+)−ノルエフェドリンおよび(−)−ノルエフェドリンから選択されるであろう。より好ましくはR4は(l)−メンチル、または(d)−メンチル、最も好ましくは(l)−メンチルである。
好ましくはWはOである。
好ましくはXはSである。
好ましくはGはハロ、例えば、Cl、BrまたはI、より好ましくはClを表す。
式(IVa)および(IVb)の中間体は単離するか、または好都合にはその場で発生させることができる。
適当には、式(IVa)および(IVb)の中間体は、式(Va)および(Vb)
Figure 0004056558
(式中、R3、WおよびXは上記において定義した通りである)の対応するトランスアルコールから、または式(Vc)および(Vd)
Figure 0004056558
エピマーのシスアルコールから、G基を導入するために適当な試薬との反応により、発生させる。
G基の導入のために適当な試薬は、当業者にとって容易に明らかであり、そしてハロゲン化物質、例えば、臭化オキサリルを包含する。好ましいハロゲン化剤はビルスマイヤー型試薬であり、好都合にはN,N−ジ置換アミド、例えば、ジメチルホルムアミド(DMF)、およびハロゲン化剤、例えば、オキサリルハライド、例えば、オキサリルクロライド、またはチオニルハライド、例えば、チオニルクロライド、リンハライド、例えば、三塩化リンまたはオキシ塩化リン、アルキルまたはフェニルスルホニルハライドまたは無水物との反応によりその場で発生させることができる。ハロゲン化反応は適当には慣用の条件下に実施される。
式(IVa)および(IVb)の中間体をシリル化プリンまたはピリミジン塩基と、好都合には適当な有機溶媒中で、好ましくは高温において、例えば、選択した溶媒の還流温度において反応させ、前記有機溶媒は炭化水素、例えば、トルエン、ハロゲン化炭化水素、例えば、ニトリル、例えば、アセトニトリル、アミド、例えば、ジメチルホルムアミド、エステル、例えば、酢酸エチル、エーテル、例えば、テトラヒドロフラン、またはケトン、例えば、アセトン、またはそれらの混合物である。
シリル化プリンまたはピリミジン塩基は、WO92/20669号(その教示は本明細書において引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されているように、例えば、プリンまたはピリミジン塩基をシリル化剤、例えば、t−ブチルジメチルシリルトリフレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザン、トリメチルシリルトリフレートまたはトリメチルシリルクロライドと、適当ならば、酸または塩基の触媒を使用して、反応させることによって製造することができる。適当な方法は下記の実施例において詳細に記載されている。
式(I)の化合物とプリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体との反応から得られたシス−ヌクレオシド類似体を次いで還元して、式(I)の特定の立体異性体を生成することができる。適当な還元剤は当業者にとって容易に明らかであり、例えば、水素化物の還元剤、例えば、水素化リチウムアルミニウム、ホウ水素化リチウムまたはホウ水素化ナトリウムを包含する。立体完全性(stereointegrity)はリン酸塩またはホウ酸塩の緩衝剤、例えば、リン酸水素二ナトリウムの存在下に、還元剤としてホウ水素化ナトリウムを使用して維持されることを、我々は発見した。
本発明の方法、ならびにWO92/20669号に記載されている方法によれば、最終化合物は典型的には極性溶媒、例えば、水性溶媒中の溶液として得られる。これは、式(I)の化合物が極性媒質中で高い溶解度を有し、これによりこのような媒質からの効率よい単離を困難とするという実際的問題を提供する。今般、我々は、低い水溶性を有する塩の形成により、式(I)の化合物は極性溶媒中の溶液から効率よく単離できることを発見した。所望ならば、水不溶性塩は引き続いて慣用法により遊離塩基に、または異なる塩に変換することができる。我々は、さらに、サリチル酸塩はこの目的に特に適当であることを発見した。
したがって、本発明は、式(I)の化合物を水不溶性塩、特にサリチル酸塩として単離する工程をさらに含んでなる、前述の方法を提供する。
式(I)の化合物のサリチル酸塩は、欧州特許出願公開第0382526号およびWO91/17159号において記載されかつ特許請求された薬学上許容される誘導体の範囲内に入るが、その中に特別に開示されていない。したがって、このような塩は新規であり、そして本発明の他の面を形成する。
他のまたは別の面において、本発明は式(I)の化合物のサリチル酸塩、またはそれらの水和物を提供する。
特に、我々は、4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オン(ラミブジン、3TCTM)のサリチル酸塩の形成が極性溶媒からのその化合物の単離についてかなりの利点を提供することを発見した。
したがって、好ましい態様において、本発明は4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オンサリチル酸塩、またはその水和物を提供する。
ラミブジンのサリチル酸塩は薬学上許容される塩であり、そしてそのままおよびその水和物として、WO91/17159号(これは引用することによって本明細書の一部とされる)に記載されているように抗ウイルス剤として使用することができる。
ラミブジンのサリチル酸塩またはその水和物は、WO91/17159号に記載されているように医薬組成物として処方することができる。
式(I)の化合物のサリチル酸塩は、式(I)の化合物を含有する溶液をサリチル酸で処理することによって製造することができる。適当な溶媒は、例えば、水および極性有機溶媒、例えば、エーテル、例えば、テトラヒドロフランまたはジオキサンおよびアルコール、例えば、メタノールおよびエタノール、または溶媒の混合物、特に有機溶媒および水を含有する混合物を包含する。
サリチル酸塩は、所望ならば、塩基、適当には第三アミン、例えば、トリエチルアミンで処理することによって対応する遊離塩基に好都合に変換することができる。
他の適当な水不溶性塩およびそれらの製造方法および遊離塩基への変換を、当業者は容易に理解するであろう。
中間体アルコール(Va)および(Vb)およびエピマーのシスアルコール(Vc)および(Vd)は、WO92/20669号に記載されている方法により、例えば、対応するカルボニル化合物の還元によるか、または式R3−CHOのアルデヒド、またはその誘導体と、ヒドロキシアセトアルデヒドまたはメルカプトアセトアルデヒド、またはそれらの適当な誘導体との縮合により製造することができる。このようなアルコールの製造のそれ以上の詳細は、下記の実施例において見出すことができるであろう。
式(Va)および(Vb)の化合物は、本発明の方法による、鏡像異性体的に純粋なシス−ヌクレオシド類似体または誘導体の製造の主要な中間体である。(Va)または(Vb)におけるR3、WおよびX基の絶対的立体化学は、式(I)の生じたシス−ヌクレオシド類似体または誘導体において保存される。
式(Va)および(Vb)およびそれらのエピマー(Vc)および(Vd)のアルコールの製造のための反応は、典型的には、異性体の混合物を形成させる。式(Va)または(Vb)の化合物をそれらの鏡像異性体および/またはそれらのシス立体異性体を含有する混合物から結晶化により単離するとき、収率は溶液の中に存在する所望の異性体(Va)または(Vb)の比率により制限されることがある。
トランス異性体(Va)および(Vb)の結晶化は対応するシス異性体(Vc)および(Vd)の結晶化より優勢であることを、今般、我々は発見した。R3がアキラル部分であるとき、トランス異性体(Va)および(Vb)の1:1混合物をシスおよびトランス異性体(Va)、(Vb)、(Vc)および(Vd)の混合物から結晶化させることができる。
したがって、本発明は、それ以上または別の面において、少なくとも部分的に溶解したトランスおよびシス異性体の混合物を、トランス異性体の結晶化を完全に抑制しないで異性体の相互変換を行うことができる物質で処理することを含んでなる、トランスおよびシス異性体の混合物からのトランス異性体(Va)および(Vb)の収率を増大する方法を提供する。
さらに、R3がキラル部分であるとき、式(Va)または(Vb)の単一の鏡像異性体を立体異性体の混合物から選択的に結晶化できることを、我々は発見した。
したがって、例えば、R3が−C(=O)OR4であり、R4がl−メンチルである式(Va)の化合物を立体異性体の混合物、特にアルコール(Va)、(Vb)およびエピマーのシスアルコール(Vc)および(Vd)を含有する立体異性体の混合物から選択的に結晶化することができる。
同様に、R3が−C(=O)R4(ここでR4はd−メンチルである)である式(Vb)の化合物を立体異性体の混合物、特にアルコール(Va)、(Vb)およびエピマーのシスアルコール(Vc)および(Vd)を含有する立体異性体の混合物から選択的に結晶化させることができる。
したがって、好ましい面において、少なくとも部分的に溶解した異性体の混合物を、所望の単一の鏡像異性体(Va)または(Vb)の結晶化を完全に抑制しないで異性体の相互変換を行うことができる物質で処理することを含んでなる、異性体の混合物からの式(Va)または(Vb)の単一の鏡像異性体の収率を増大する方法を提供する。
トランス異性体の結晶化を完全に抑制しないで異性体の相互変換を行うことができる物質は、例えば、アルコール、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、t−ブタノール、および有機塩基、特に第三アミン、例えば、ピリジンおよびトリエチルアミンおよびHunig塩基を包含する。好ましい物質はトリエチルアミンである。
異性体の相互変換は、所望の1種または2種以上の異性体の結晶化を可能としかつ所望の1種または2種以上の異性体の有意な分解を引き起こさない濃度および温度の条件下に、式(Va)または(Vb)のアルコールまたはそれらのシス異性体と反応しない、任意の適当な溶媒または溶媒の混合物中で実施することができる。適当な溶媒は、例えば、脂肪族または芳香族の炭化水素、エーテル、エステルおよび塩素化炭化水素を包含することができる。相互変換は好ましくは約−20℃〜120℃、より好ましくは約−10℃〜80℃、例えば、約0℃〜50℃の温度において実施されるであろう。
溶媒、温度、相互変換剤および、特に相互変換剤の量の選択は異性体の中に存在するR3、XおよびW基の特質に依存する統合された実行として最もよく実施されることを当業者は理解するであろう。しかしながら、有機塩基を相互変換剤として使用するとき、好ましい量は一般に存在する(Va)および(Vb)のすべての異性体に基づいて2モル当量より少ない。
好ましい反応条件に関する更なる例は、下記の実施例において得ることができる。
異性体の相互変換は異性体の混合物の製造と別々に実施することができる。しかしながら、その製造と付随して好都合に実施される。
相互変換の手法は、また、単離された(Va)または(Vb)の異性体の純度を増加するために使用することができる。
相互変換法により、所望の異性体(Va)または(Vb)の単離された収率は、理論値(すべての立体異性体の形成に基づいて)の50%より大きく、典型的には理論値の約60%〜約90%に増大することができるが、理論値の100%の近づく収率を得ることができることは除外されない。
キラル補助基としてl−メントールを用いた本発明の方法の特に好ましい態様はスキーム1に表されており、そして下記の実施例において詳細に記載されており、これらの実施例は本発明の例示であり、本発明を限定しない。
Figure 0004056558
下記の非限定的実施例により、本発明をさらに説明する。すべての温度は℃である。DMSOはジメチルスルホキシドを意味する。
実施例1
4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オン
(a) (2R,5R)−5−ヒドロキシ−[1,3]オキサチオラン−2−カルボン酸、2S−イソプロピル−5R−メチル−1R−シクロヘキシルエステル
トルエン(125ml)中のl−メンチルグリコキシレート水和物(25g)と酢酸(2.5ml)との混合物を置換し、加熱還流させた。ディーン−スタークトラップを介する共沸蒸留により、水を除去した。l−メンチルグリコキシレートの得られる溶液を減圧蒸留により濃縮し、約70mlの蒸留物を集め、次いで20〜25℃に冷却した。約15mlのトルエンの添加により、体積を75mlに調節し、ジチアンジオール(8.25g)を添加し、この混合物を約1時間加熱還流させた。混合物を約80℃に冷却し、清澄化した。濾液を0〜5℃に冷却し、ヘキサン(150ml)中のトリエチルアミン(1.5ml)の溶液を0〜5℃において約1.25時間かけて添加した。生ずる懸濁液を0〜5℃において約6時間撹拌し、次いで生成物を濾過により単離した。生成物をトルエンとヘキサンとの混合物(1:3、2×50ml)で洗浄し、40〜45℃において一定重量に真空乾燥した。
(b) (2R,5R)−5−(4−アミノ−2−オキソ−2H−ピリミジン−1−イル)−[1,3]オキサチオラン−2−カルボン酸、2S−イソプロピル−5R−メチル−1R−シクロヘキシルエステル
(2R,5S)−5−クロロ−[1,3]オキサチオラン−2−カルボン酸、2S−イソプロピル−5R−メチル−1R−シクロヘキシルエステルの溶液を下記のようにして調製した:
メタンスルホン酸(0.7ml)を含有するジクロロメタン(3000ml)中の(2R,5R)−5−ヒドロキシ−[1,3]オキサチオラン−2−カルボン酸、2S−イソプロピル−5R−メチル−1R−シクロヘキシルエステル(300g)の溶液をジメチルホルムアミド(85ml)で処理し、8℃に冷却し、塩化チオニル(80ml)を約10分かけて添加した。生ずる溶液を10〜15℃において1.5時間撹拌し、次いで大気圧下に蒸留により濃縮し、約2.1リットルの蒸留物集めた。この溶液を20〜25℃に冷却した。
シリルシトシンの溶液を下記のようにして調製した:
シトシン(115.5g)、メタンスルホン酸(0.7ml)およびヘキサメチルジシラザン(242ml)の懸濁液をトルエン(290ml)中で還流下に、透明な溶液が得られるまで(約1.5時間)加熱した。
シリルシトシンの溶液をトリエチルアミン(145ml)で処理し、(2R,5S)−5−クロロ−[1,3]オキサチオラン−2−カルボン酸、2S−イソプロピル−5R−メチル−1R−シクロヘキシルエステルの溶液を添加し、おだやかな還流を維持し、ジクロロメタン(300ml)で洗浄した。得られる混合物を4時間加熱還流させ、30〜35℃に保持したトリエチルアミン(73ml)と水(1200ml)との混合物に1.5時間かけて添加した。生ずる懸濁液を約45分間撹拌し、次いでヘキサン(1200ml)を30〜35℃において約10分かけて添加した。固体状物を水(2×600ml)および酢酸イソプロピル(2×600ml)で洗浄し、40〜45℃において一定重量に真空乾燥した。1HNMR(D6−DMSO)δH0.75(3H、d);0.89(d)、0.9(m)、0.91(d)、1.0−1.2(m)(9H);(9H、m);1.43、1.50(2H、m);1.67(2H、m);1.9−2.0(2H、m);3.14(1H、dd);3.55(1H、dd);4.69(1H、dt);5.70(1H、s);5.80(1H、d);6.36(1H、dd)、7.28(brs)、7.33(brs)(2H);7.97(1H、d)。
(c) 4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オンモノサリシレート
水(150ml)中のリン酸水素二ナトリウム(137g)の溶液を20℃において撹拌し、(2R,5R)−5−(4−アミノ−2−オキソ−2H−ピリミジン−1−イル)−[1,3]オキサチオラン−2−カルボン酸、2S−イソプロピル−5R−メチル−1R−シクロヘキシルエステル(100g)を添加した。IMS(750ml)を添加し、この懸濁液を10分間撹拌した。水酸化ナトリウム溶液、25%w/w(2ml)を含有する水(200ml)中のホウ水素化ナトリウム(20g)の溶液を70分かけて添加し、温度を15〜30℃の範囲に保持した。滴下漏斗を水(50ml)ですすぎ、反応がHPLCにより完結したと判定されるまで(150分)、この混合物を15〜30℃において撹拌した。この混合物を沈降させ、そしてより低い水性層を廃棄した。残留する有機相のpHを濃塩酸(27ml)で4〜4.5に調節し、その間温度を20〜25℃の範囲に維持した。滴下漏斗を水(20ml)ですすぎ、次いで溶液のpHを2M水酸化ナトリウム溶液(110ml)で6.8〜7.2に調節した。滴下漏斗を水(20ml)ですすぎ、反応混合物を蒸留器に移し、水(50ml)で洗浄し、この溶液を加熱還流させた。この溶液を大気圧下に約6.45体積に濃縮し、次いで20〜25℃に冷却した。
メタノールをトルエン(500ml、2×200ml)で抽出して除去し、水性相を水(255ml)で希釈し、次いでサリチル酸(36g)で処理し、水(40ml)で洗浄した。この混合物を加熱すると(71℃に)溶液が得られ、次いで58℃に冷却した。この溶液に真正ラミブジンサリシレートを種付け(seed)し、次いで約4時間かけて5〜10℃に冷却した。この懸濁液をこの温度において1時間撹拌し、次いで濾過した。生成物を水(1×100ml、2×200ml)で洗浄し、45〜50℃において一定重量に真空乾燥した。1HNMR(D6−DMSO)δH3.11(dd)、3.45(dd)(2H);3.77(2H、m);5.20(1H、m);5.82(1H、d);6.22(1H、m);6.91(2H、m);7.48(1H、m);7.62(2H、br);7.80(1H、dd);7.92(1H、d)。
(d) 4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オン
4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オンモノサリシレート(66.7g)をIMS(470ml)とともに撹拌し、70〜75℃に加熱すると、溶液が得られた。この溶液を結晶化容器の中に清澄化して入れ、さらに170mlのIMSですすいだ。トリエチルアミン(26ml)を添加し、この溶液を280mlが残るまで蒸留した。この溶液を70℃に20分かけて冷却し、種付けし、次いで60℃に保持した酢酸イソプロピル(600ml)を2.25時間かけて添加し、温度を55℃以上に維持した。この混合物を室温に一夜冷却し、次いで8〜10℃に冷却し、1時間撹拌した。生成物を濾過により単離し(30mlの酢酸イソプロピルでフィルターに移した)、酢酸イソプロピル(2×130)で洗浄し、40〜45℃において真空乾燥した。1HNMR(D6−DMSO)δH3.10(1H、dd)、3.39(1H、dd);3.72(2H、m);5.15(1H、t);5.29(1H、t);5.72(1H、d);6.19(1H、dd);7.17(1H、brs);7.22(1H、brs);7.80(1H、d)。

Claims (15)

  1. 式(I)
    Figure 0004056558
    (式中、
    WはS、S=O、SO2またはOであり、
    XはS、S=O、SO2またはOであり、
    1は水素またはアシルであり、そして
    2はプリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体または誘導体である)の化合物の立体選択的な製造方法であって、
    プリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体を、式(IVa)または(IVb)
    Figure 0004056558
    (式中、R3は置換カルボニルまたはカルボニル誘導体であり、そしてGはClを表す)の中間体と反応させる工程を含んでなり、プリンまたはピリミジン塩基またはそれらの類似体との反応をルイス酸触媒を添加せずに実施することを特徴とする、方法。
  2. 3をR1OCH2基に還元する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 還元をホウ水素化ナトリウムを使用してホウ酸塩またはリン酸塩の緩衝剤の存在下に実施する、請求項2に記載の方法。
  4. 2がピリミジン塩基である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 2がシトシンまたは5−フルオロシトシンである、請求項4に記載の方法。
  6. 3が−C(=O)OR4基(ここでR4は置換されていてもよいアルキル基を表す)である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 4はキラル補助基を表す、請求項6に記載の方法。
  8. 4が(d)−メンチル、(l)−メンチル、(d)−8−フェニルメンチル、(l)−8−フェニルメンチル、(+)−ノルエフェドリンおよび(−)−ノルエフェドリンから選択される、請求項7に記載の方法。
  9. WがOであり、そしてXがSである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 式(I)の化合物が水不溶性塩として単離される、請求項の1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 式(I)の化合物が4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オンまたはそのサリチル酸塩である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 式(IVa)または(IVb)の中間体を式(Va)または(Vb)
    Figure 0004056558
    (式中、R3、WおよびXは請求項1において定義した通りである)の対応するトランスアルコールから、またはエピマーのシスアルコールから、G基を導入するために適当な試薬との反応により発生させる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 式(IVa)または(IVb)の中間体をその場で発生させる、請求項12に記載の方法。
  14. 式(I)の化合物のサリチル酸塩またはその水和物。
  15. 4−アミノ−1−(2R−ヒドロキシメチル−[1,3]オキサチオラン−5S−イル)−1H−ピリジン−2−オンサリチル酸塩またはその水和物。
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