JP4004998B2 - フレキシブルプリント配線板の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICあるいはLSI等の電子部品を実装するフレキシブルプリント配線板の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】
エレクトロニクス産業の発達に伴い、IC(集積回路)、LSI(大規模集積回路)等の電子部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加しているが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望され、これら電子部品の実装方法として、最近ではTAB(Tape Automated Bonding)、T−BGA(Ball Grid Array)テープ、ASICテープ、両面配線テープ、多層配線板用テープ、FPC(フレキシブルプリント回路)等のフレキシブルプリント配線板を用いた実装方式が採用されている。特に、携帯電話、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯用ノート型PC等のように、高精細化、薄型化、液晶画面の額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子(LCD)を使用する電子産業において、その重要性が高まっている。
【0003】
また、より小さいスペースで、より高密度の実装を行う実装方法として、裸のICチップをフレキシブルプリント配線板上に直接搭載するCOF(Chip On Film)テープ等が実用化されている。
【0004】
ここで、このフレキシブルプリント配線板は、次のようにして製造される。例えば、まず、ポリイミドからなる絶縁層の幅方向両側に搬送用のスプロケットホール等を形成し、このスプロケットホールを用いて絶縁層を搬送しながら絶縁層の一方面に設けられた銅箔上にフォトレジスト層を形成する。次に、フォトレジスト層を露光・現像することでパターニングし、このパターニングして所定形状としたフォトレジスト層をマスクとして銅箔をエッチングにより除去した後、フォトレジスト層を除去することで導体パターンを形成する。次いで、導体パターン上にソルダーレジスト層を形成した後に、スズメッキ層を形成する。あるいは、導体パターン上にスズメッキ層を形成することで配線パターンを形成した後に、インナーリードやアウターリード等の端子部を除いた各配線パターン上にソルダーレジスト層を形成し、さらに、このようなソルダーレジスト層で覆われていない端子部上にスズメッキ層を形成する。なお、後者の場合には、一般的に、ソルダーレジスト層を形成する際に加熱処理を行い、Cu−Sn合金層を形成して擬似ホイスカーの発生を防止している。
【0005】
なお、このようなフレキシブルプリント配線板は、導体パターンにパターンの欠陥があると製品不良となって重大な問題となるため、従来では、導体パターン形成後の工程に不良を持ち込まないように、導体パターンを形成した後に、人間の目視により、または自動外観検査装置(AOI)により、導体パターンの欠陥を検査するパターン検査工程を実施するのが一般的である。AOIは、例えば、画像読み取りカメラで導体パターンを光学的に読み取り、照合用データ(基準サンプル)と比較することで、導体パターンの欠陥を検査するようになっている(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−356099号公報(第1図、段落[0011])
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、上述したフレキシブルプリント配線板は、導体パターンの配線ピッチが40μm以下(線幅20μm以下)とファインピッチ化が益々進んでおり、パターンの欠陥を人間の目視による外観検査又はAOIにて識別するのが困難になってきている。
【0008】
例えば、導体パターンの形成後は、銅箔表面が酸化して変色している部分があり、このような変色部分が擬似パターン欠陥として誤認識され、製品の歩留まりが低下するという問題がある。一方、スズメッキ層の形成後は、ホイスカー発生が配線パターンのショートの原因となるため、一般にスズメッキ直後に加熱処理を行っているが、これに伴ってフレキシブルプリント配線板に波状の変形、特に、スプロケットホールが設けられたテープ幅方向両側において長手方向に亘って波状の変形が発生し、AOIの場合、照合用データと比較する際、位置ずれが生じて誤認識されてしまう場合がある。なお、このようなテープの変形は、上述したCOFテープ等の比較的薄いタイプのフレキシブルプリント配線板の製造において顕著に現れる。
【0009】
すなわち、従来のパターン検査工程では、AOIが正常な導体パターンを欠陥として誤認識してしまう場合があり、AOIの検出欠陥部位を人間が改めて時間を費やして再検査しなければならず、パターン欠陥の検査性が悪いという問題がある。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑み、パターン欠陥の検査性を向上できるフレキシブルプリント配線板の製造方法を提供することを課題とする。
【0011】
【発明が解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、絶縁層の表面に設けられた導体層からなる導体パターン上にメッキ層を2層以上形成すると共に、何れか途中の段階に加熱処理する工程を具備するフレキシブルプリント配線板の製造方法において、前記導体パターン上に下地メッキ層を形成した後で且つ前記加熱処理する工程の前に、前記下地メッキ層が表面に形成された導体パターンを画像認識してパターンの欠陥を検査するパターン検査工程を具備することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法にある。
【0012】
かかる第1の態様では、導体パターンの表面に酸化による変色部分が発生するのを下地メッキ層により防止でき、変色部分が擬似パターン欠陥として誤認識されてしまうのを低減できる。したがって、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。また、加熱処理前にパターン検査工程を実施することで、フィルムキャリアテープの波状の変形による影響はなく、テープを良好に位置決め搬送できる。
【0013】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記下地メッキ層を前記導体パターンより高い表面輝度とすることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法にある。
【0014】
かかる第2の態様では、パターン検査工程の際、導体パターンの表面輝度が下地メッキ層により高められ、画像認識できる範囲が実質的に大きくなる。
【0015】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記下地メッキ層を厚さ0.01〜0.5μmに形成することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法にある。
【0016】
かかる第3の態様では、導体パターン上に所定厚さの下地メッキ層を形成することで、導体パターンに所望の表面輝度が得られ、パターン欠陥の検査性を向上できる。
【0017】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記下地メッキ層として下地スズメッキ層を形成した後に前記パターン検査工程を実施し、その後に、前記下地スズメッキ層上にこれより厚いスズメッキ層を形成した後に前記加熱処理する工程を実施することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法にある。
【0018】
かかる第4の態様では、加熱処理前にパターン検査工程を実施することで、フィルムキャリアテープの波状の変形による影響はなく、テープを良好に位置決め搬送でき、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。また、ホイスカーの発生が防止され、配線パターンがショートするのを防止できる。
【0019】
本発明の第5の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記下地メッキ層として下地スズメッキ層を形成した後に前記パターン検査工程を実施し、その後に、前記導体パターンの少なくとも端子部を除く表面を被覆するソルダーレジスト層を形成する際に前記加熱処理する工程を実施することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法にある。
【0020】
かかる第5の態様では、加熱処理前にパターン検査工程を実施することで、フィルムキャリアテープの波状の変形による影響はなく、テープを良好に位置決め搬送でき、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。
【0021】
本発明の第6の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記下地メッキ層としてニッケルメッキ層を形成した後に前記パターン検査工程を実施し、その後に、前記導体パターンの少なくとも端子部を除く表面を被覆するソルダーレジスト層を形成する際に前記加熱処理する工程を実施することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法にある。
【0022】
かかる第6の態様では、加熱処理前にパターン検査工程を実施することで、フィルムキャリアテープの波状の変形による影響はなく、テープを良好に位置決め搬送でき、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0024】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るフレキシブルプリント配線板を示す概略図であって、(a)が平面図であり、(b)が断面図である。
【0025】
図示するように、本実施形態のフレキシブルプリント配線板10は、COFフィルムキャリアテープであり、テープ状の絶縁層11の一方面側に設けられた導体層12をパターニングすることにより形成された導体パターン13と後述する2層のメッキであるメッキ層100とからなる配線パターン14と、配線パターン14の幅方向両側に設けられた複数のスプロケットホール15とを具備する。
【0026】
ここで、絶縁層11の材料としては、例えば、ポリイミドの他、ポリエステル、ポリアミド、ポリエーテルサルホン、液晶ポリマー等を用いることができるが、特に、ピロメリット酸2無水物と芳香族ジアミンとから合成される全芳香族ポリイミドを用いるのが好ましい。このような絶縁層11の厚さは、一般的には、12.5〜125μmであり、好ましくは、12.5〜75μm、さらに好ましくは25〜50μmである。
【0027】
一方、導体層12の材料としては、銅の他、例えば、アルミニウム、金、銀などを使用することもできるが、銅が一般的である。また、銅層としては、蒸着やメッキで形成した銅層、電解銅箔、圧延銅箔など何れも使用することができる。導体層12の厚さは、一般的には、1〜70μmであり、好ましくは、5〜35μmである。
【0028】
配線パターン14は、絶縁層11の表面に連続的に設けられている。また、この配線パターン14は、絶縁層11の表面に設けられた導体層12をパターニングすることによって形成された導体パターン13と、この導体パターン13上に形成された2層以上からなるメッキ層100とから構成されている。例えば、本実施形態では、メッキ層100は、導体パターン13上の全面に下地メッキ層101、本メッキ層102を積層して形成される。なお、メッキ層100の厚さは、例えば、0.3〜1.0μmであり、好ましくは、0.4〜0.7μmである。
【0029】
さらに、このようにメッキ層100を有する配線パターン14上には、スクリーン印刷技術により必要な領域のみにソルダーレジスト材料塗布溶液が塗布され、その後、加熱硬化することでソルダーレジスト層16が形成される。勿論、ソルダーレジスト層は、フォトリソグラフィー法を用いて形成してもよい。
【0030】
そして、このようなソルダーレジスト層16に覆われていない配線パターン14の一部は、接続用端子部となる。すなわち、配線パターン14の中央部の端部は、インナーリード14aとなり、このインナーリード14aとは反対側のソルダーレジスト層16の外側の端部は、アウターリード14bとなる。
【0031】
ここで、図2〜図4を参照して、上述したフレキシブルプリント配線板10の一例であるCOFフィルムキャリアテープの製造方法の一例を説明する。なお、図2及び図4は、COFフィルムキャリアテープの製造方法の一例を示す断面図であり、図3は、パターン検査工程を説明する概略図である。
【0032】
まず、図2(a)に示すように、絶縁層11上に導体層12を形成したCOF用積層フィルム20を用意する。ここで、COF用積層フィルム20は、例えば、銅箔からなる導体層12上に、ポリイミド前駆体やワニスを含むポリイミド前駆体樹脂組成物を塗布して塗布層を形成し、溶剤を乾燥させて巻き取り、次いで、キュア炉内で熱処理し、イミド化して絶縁層11とすることにより形成されるが、勿論、これに限定されるものではない。
【0033】
次に、図2(b)に示すように、パンチング等によって、絶縁層11及び導体層12を貫通させてスプロケットホール15を形成する。このスプロケットホール15は、絶縁層11の表面上から形成してもよく、また、絶縁層11の裏面から形成してもよい。
【0034】
次に、図2(c)に示すように、一般的なフォトリソグラフィー法を用いて、導体層12上の導体パターン13が形成される領域に亘ってフォトレジスト材料塗布溶液を塗布してフォトレジスト材料塗布層21を形成する。さらに、スプロケットホール15内に位置決めピン(図示なし)を挿入して絶縁層11の位置決めを行った後、フォトマスク22を介して露光し、その後、現像することで、フォトレジスト材料塗布層21をパターニングして、図2(d)に示すような導体パターン用レジストパターン23を形成する。
【0035】
次に、導体パターン用レジストパターン23をマスクパターンとして導体層12をエッチング液で溶解して除去し、さらに導体パターン用レジストパターン23をアルカリ溶液等にて溶解除去することにより、図2(e)に示すような導体パターン13を形成する。
【0036】
以上が導体パターン13を形成する製造プロセスである。次に、本実施形態では、導体パターン13上に下地メッキ層101を形成した後、パターン検査工程を実施する。
【0037】
具体的には、まず、図2(f)に示すように、導体パターン13の面上に、その導体パターン13より表面輝度が高く、且つ後工程の電子部品等とのボンディングに支障がなく、導体パターン13より酸化による変色が生じ難い金属からなる下地メッキ層101を形成する。
【0038】
また、このような下地メッキ層101の厚さは、0.01〜0.5μmとするのが好ましい。下地メッキ層101としては、例えば、本実施形態では、無電解メッキ等により、下地スズメッキ層を形成した。このように、ホイスカー問題を有するスズメッキを行うに際し、ホイスカー防止のためには加熱処理を行う必要があるが、本実施形態では、短期間ではホイスカーが発生しない程度、すなわち、加熱処理を行う必要がない程度の下地スズメッキ層を形成することで表面輝度を高めている。このため、加熱処理を行う必要はなく、フィルムキャリアテープに波状の変形が発生することもない。したがって、後述するパターン検査工程に悪影響を与えることもない。このように、導体パターン13上に下地メッキ層101を形成して、その表面輝度を導体パターン13の表面と比べて10〜50%程度高めることができるので、詳しくは後述するが、パターン検査工程にて、パターン欠陥の検査性を向上できる。
【0039】
また、本実施形態では、パターン検査工程の際、酸化による変色部分が擬似パターン欠陥として誤認識されてしまうのを確実に防止できる。これは、パターン検査工程の前に、加熱処理の必要がない程度の厚さで且つ導体パターン13より酸化による変色が生じ難い下地メッキ層101により、導体パターン13全体を実質的に覆っているからである。
【0040】
さらに、下地メッキ層101は、導体パターン13の表面を保護する役割もある。すなわち、下地メッキ層101は、導体パターン13の表面が酸化するのを防止している。したがって、下地メッキ層101は、導体パターン13形成後、すぐに形成するのが好ましい。これは、導体パターン13の表面に酸化した変色部分が存在すると、後述するパターン検査工程での検査性に悪影響を及ぼすおそれがあるからである。
【0041】
次に、前工程で表面に下地メッキ層101を形成した導体パターン13を画像認識してパターンの欠陥を検査するパターン検査工程を実施する。例えば、本実施形態では、図3(a)に示すように、絶縁層11の導体パターン13側から光を照射してその反射光を画像認識してパターンの欠陥を検査することのできる自動外観検査装置200を用いてパターン検査工程を実施した。
【0042】
具体的には、自動外観検査装置200では、まず、検査対象となるフィルムキャリアテープを搬送ギア(図示なし)等により搬送し、搬送方向の上流側及び下流側に向かって所定のテンションで引張り、その状態のまま、受け台201の凹部202に固定する(図3(a)参照)。あるいは、図示しないが、上流側及び下流側でテープ上方からゴムローラで受け台に対して押圧してテープを一時的に固定する方法もある。次に、そのテープの上方、すなわち、導体パターン13側にCCD(Charge coupled device)カメラ203を囲むように配置された光源204により、導体パターン13全体を照射する。次いで、光源204と同じ導体パターン13側に配置されたCCDカメラ203により、上述した下地メッキ層101が表面に設けられた各導体パターン13を光学的に読み取る。そして、図示しない画像処理部により、例えば、基準サンプル(照合用データ)とを重ね合わせて照合することで、断線等のパターン欠陥を検査する。なお、実際には、導体パターン13の欠陥を検出した場合には、オペレータが、画面表示された欠陥情報について正常な導体パターン13をパターン欠陥として検出したものであるか否か(ベリファイ)の確認を行うのが常である。
【0043】
ここで、このような自動外観検査装置200によりパターン欠陥の検査をする際、本実施形態では、導体パターン13の表面に下地メッキ層101を形成することで、その表面輝度が導体パターン13の表面と比べて10〜50%程度高められているので、導体パターン13全体の形状を実物通りに読み取ることができる。
【0044】
具体的には、導体層12をエッチングして導体パターン13を形成すると、通常、導体パターン13の各配線の断面形状は、図3(b)に示すように、台形である。そして、導体パターン13だけの構成では、十分な表面輝度を有していないため、導体パターン13の各配線の線幅は上面Aの幅で認識されてしまう。これに対し、本実施形態では、図3(c)に示すように、導体パターン13上に下地メッキ層101を形成することで、導体パターン13よりも表面輝度が高くなり、配線パターン14の各配線の線幅は全面Bで認識される。すなわち、画像認識される範囲(表面積)が実質的に大きくなり、配線パターン14全体の形状を大きく読み取ることができる。これにより、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。
【0045】
また、本実施形態では、画像認識される範囲を大きくすることができるため、画像認識した導体パターン13と基準サンプルとを重ね合わせて両者を照合する際、許容範囲(面積)も大きくなり、検査時の作業性を向上できる。
【0046】
さらに、導体パターン13の表面に下地メッキ層101を形成することで、酸化による変色部分の発生を防止できるため、パターン検査工程の際、酸化による変色部分が擬似パターン欠陥として誤認識されてしまうのを確実に防止できる。したがって、オペレータによるベリファイの確認作業負担を大幅に軽減できる。
【0047】
このようにしてパターン検査工程を実施した後は、本実施形態では、図4(a)に示すように、下地メッキ層101上に本メッキ層102を形成する。例えば、本実施形態では、本メッキ層102として、無電解メッキ等により、下地メッキ層101よりも厚い本スズメッキ層を形成した。本メッキ層102の厚さとしては、例えば、0.3〜0.7μmであるのが好ましい。これは、インナーリード14a及びアウターリード14bの各端子部において、外部との電気的接続に必要な厚さを確保するためである。その後、約100〜200℃でホイスカー発生防止のための加熱(キュア)処理をすることにより、下地メッキ層101及び本メッキ層102からなるメッキ層100が形成される(図4(b)参照)。これにより、このメッキ層100の下地メッキ層101と導体パターン13との少なくとも境界部分は合金メッキ層となる。
【0048】
次に、図4(b)に示すように、例えば、スクリーン印刷法を用いて、配線パターン14(実際はメッキ層)上に、ソルダーレジスト材料塗布液を塗布し、所定の加熱処理を行うことで、ソルダーレジスト層16を形成することで、図1に示すようなフレキシブルプリント配線板10が完成する。
【0049】
このように、本実施形態では、下地メッキ層101上に本メッキ層102を形成後、ソルダーレジスト材料塗布液を塗布して加熱処理を行うことで、ホイスカーの発生を防止でき、配線パターン14がショートするのを防止できる。
【0050】
また、本実施形態では、パターン検査工程の後に加熱処理を行うようにしたので、パターン検査工程の際、フィルムキャリアテープには波状の変形が生じていない。すなわち、パターン検査工程の際、フィルムキャリアテープを良好に位置決め搬送できるため、基準サンプルとの照合の際、位置ずれが生じて誤認識されるのを防止できる。したがって、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。
【0051】
また、本実施形態では、ソルダーレジスト層16を形成する工程において加熱処理を行うようにしたが、勿論、ソルダーレジスト材料塗布液を塗布する前に加熱処理を行うようにしてもよい。この場合でも、加熱処理は、パターン検査工程後であるため、そのパターン検査工程には影響を与えず、テープを良好に位置決め搬送できるため、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。
【0052】
以上説明したように、本実施形態では、導体パターン13上にその導体パターン13より高い表面輝度を有する下地メッキ層101を形成した後で且つ加熱処理する工程の前に、下地メッキ層101が表面に形成された導体パターン13を画像認識してパターンの欠陥を検査するパターン検査工程を実施するようにしたので、パターン検査工程の際、導体パターン13の表面輝度を下地メッキ層101により高めることができ、パターン欠陥の検査性を向上できる。例えば、導体パターン13のピッチ幅が40μm以下(線幅20μm以下)、すなわち、ファインピッチ化した導体パターン13だけの構成では、十分な表面輝度が得られず画像認識度が実質的に低下してしまうが、本実施形態の製造方法では、このような導体パターン13の面上に下地メッキ層101を設けた後にパターン検査工程を実施するようにしたので、検査の際、十分な表面輝度が得られ、画像認識度を高めることができる点で特に有効である。
【0053】
また、本実施形態では、ホイスカー問題を有するスズメッキを行うに際し、ホイスカーが発生しない程度の下地スズメッキ層を下地メッキ層とし、この段階でパターン検査工程を実施し、その後、本メッキ層として本スズメッキ層を厚く形成し、その直後に加熱処理を行うことで、パターン検査工程の検査性を向上しつつ、ホイスカーを確実に防止できるという効果を奏する。
【0054】
また、上述したフレキシブルプリント配線板10は、テープの厚さが比較的薄いタイプのCOFフィルムキャリアテープであるため、加熱処理による波状の変形が発生し易い。しかしながら、本実施形態では、このような加熱処理前にパターン検査工程を実施するようにしたので、基準サンプルと比較する際、位置ずれが生じることはなく、確実に位置決め搬送してパターンの検査を行うことができる。
【0055】
ここで、実施例1及び比較例1,2に基づいて、本発明をさらに詳細に説明する。
【0056】
(実施例1)
厚さ38μmのポリイミドからなる絶縁層(商品名:エスパーフレックス;住友金属鉱山製)上に厚さ8μmの導体層が形成されたCOF用積層フィルムを用意した。そして、まず、導体層をエッチングして形成した導体パターン上に、厚さ0.05μmの下地スズメッキ層を形成した。これにより、下地スズメッキ層の表面輝度を、導体パターンの表面と比べて約35%高めることができた。次に、パターン検査工程を実施し、その後、ソルダーレジスト材料塗布液を塗布してソルダーレジスト用塗布層を形成し、キュアする。次に、このソルダーレジスト材料塗布液の非塗布面上に、厚さ0.45μmの本スズメッキ層を形成して、ホイスカー発生防止のため、125℃で加熱処理する製造方法を実施例1とした。
【0057】
(実施例2)
実施例1と同様にして導体パターン上に厚さ0.05μmの下地スズメッキ層を形成した後、パターン検査工程を実施し、次に、検査後の下地スズメッキ層上に厚さ0.45μmの本スズメッキ層を形成した後、ソルダーレジスト材料塗布層を形成し、ホイスカー発生防止のため、125℃で加熱処理する製造方法を実施例2とした。
【0058】
(比較例1)
導体パターン形成後に、下地スズメッキ層を形成せずにパターン検査工程を実施し、その後、厚さ0.5μmのスズメッキ層を形成した以外は実施例1と同様の製造方法を比較例1とした。
【0059】
(比較例2)
導体パターン形成後に、厚さ0.5μmのスズメッキ層を形成して、125℃で加熱処理し、その後、パターン検査工程を実施した以外は実施例1と同様の製造方法を比較例2とした。
【0060】
(試験例1)
上述した自動外観検査装置(AOI)を用いて実施例1,2及び比較例1,2の製造方法により得られた各フィルムキャリアテープのパターン検査を実施した。そして、導体パターンの変色部分を擬似パターン欠陥として検出した数と、テープの波状の変形によって基準サンプルとの照合の際に位置ずれが原因でパターン欠陥として検出した数と、実際の不良数とを含めて不良候補数とした。
【0061】
また、このようにAOIで検査したテープについて、人間の目視による外観検査を通常より時間を費やして念入りに実施し、検査結果として得られた導体パターンの不良数を、真の不良数とした。
【0062】
以上の結果、実施例1及び2では、比較例1と比べて不良候補数が1/4となり、比較例2と比べて不良候補数が1/6となった。
【0063】
すなわち、比較例1では、パターン検査工程の際、導体パターンの表面が酸化して変色部分が発生し、この変色部分を擬似パターン欠陥として検出した数が多かったが、実施例1及び2では、導体パターン上に下地メッキ層を形成することで変色部分の発生が抑えられ、不良候補数を低減できたものと考えられる。
【0064】
一方、比較例2では、パターン検査工程の際、加熱処理に起因してフィルムキャリアテープに波状の変形が生じていたため、基準サンプルと位置ずれが生じ、それをパターン不良として検出した数が多かったが、実施例1及び2では、パターン検査工程後、本メッキ層を形成する際に加熱処理を実施したので、不良候補数を低減できたものと考えられる。
【0065】
以上のことから、実施例1及び2のように、導体パターン上に下地メッキ層を形成した後で且つ加熱処理の前にパターン検査工程を実施することで、比較例1及び2と比べて、真の不良数に近い不良候補数を検出することができる。したがって、実施例1及び2の製造方法によれば、パターン欠陥の検査性を向上でき、また、オペレータによるベリファイの確認作業負担を大幅に軽減できるのは明らかである。
【0066】
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態を説明したが、勿論、フレキシブルプリント配線板の製造方法は上述したものに限定されるものではない。
【0067】
例えば、上述した実施形態1では、メッキ層100としてスズメッキ層を形成したが、これに限定されず、例えば、メッキ層としてニッケル−金の二層構造としてもよい。この場合には、ニッケルメッキ層を形成した後、パターン検査工程を実施し、その後に、ソルダーレジスト層を形成し、このソルダーレジスト層で覆われていない端子部のニッケルメッキ層上に金メッキ層を形成する。このように、パターン検査工程が、加熱処理の必要なソルダーレジスト層を形成する工程の前なので、検査に影響を与えず、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。また、このようなニッケルメッキ層の下層として、上述した下地スズメッキ層をさらに形成してもよい。この場合には、下地スズメッキ層を形成後に、パターン検査工程を実施し、その後に、ニッケルメッキ層又はソルダーレジスト層を形成すれば、上述したのと同様の効果を得ることができる。勿論、ニッケルメッキ層を形成後に、パターン検査工程を実施してもよい。なお、ニッケルメッキ層は、上述したスズメッキ層と同様に、導体パターンの表面よりも表面輝度が高く、且つ酸化されても変色し難い。
【0068】
また、上述した実施形態1では、配線パターン14やスプロケットホール15等からなるキャリアパターンを1列設けたフレキシブルプリント配線板10を例示して説明したが、これに限定されず、例えば、キャリアパターンを複数列並設した多条のフレキシブルプリント配線板であってもよい。
【0069】
また、上述した実施形態1のCOFフィルムキャリアテープでは、スプロケットホール15の周囲に何も設けなかったが、スプロケットホールの周囲に金属層を設けるようにしてもよい。この金属層は、スプロケットホールの並設方向に連続的又は間欠的に設ければよく、特に限定されるものではない。なお、このような金属層を設ければ、比較的薄いタイプのCOFテープであっても、所望のテープ搬送強度を確保できるという効果を奏する。
【0070】
さらに、上述した実施形態1では、COFフィルムキャリアテープであるフレキシブルプリント配線板10を例示したが、その他のフレキシブルプリント配線板、例えば、TAB、CSP、BGA、μ−BGA、FC、QFPタイプ、両面配線テープ、多層配線板用テープ、FPC等であってもよく、その構成等も限定されるものではない。
【0071】
ここで、上述した実施形態1では、比較的薄い導体層を用いて製造されるCOFフィルムキャリアテープを例示したが、例えば、比較的厚い導体層を用いて製造され且つその導体層と絶縁層との間に接着剤層を有する三層テープであるTAB等のフィルムキャリアテープの場合、導体パターンの各配線の線幅は、上面と底面との線幅の差(図3(b)、(c)参照)が大きくなるため、このような導体パターン上に下地メッキ層を形成することで、画像認識できる範囲がさらに大きくなる。これにより、パターン欠陥の検査性をさらに向上できる。また、画像認識した導体パターンと基準サンプルとを重ね合わせて照合する際、許容範囲もさらに大きくなり、検査時の作業性をさらに向上できる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、導体パターン上に下地メッキ層を形成した後で且つ加熱処理する工程の前に、下地メッキ層が表面に形成された導体パターンを画像認識してパターンの欠陥を検査するパターン検査工程を実施するようにしたので、導体パターンの表面に酸化による変色部分が発生するのを下地メッキ層により防止でき、変色部分が擬似パターン欠陥として誤認識されてしまうのを低減できる。したがって、パターン欠陥の検査性及び製品の歩留まりを向上できる。また、加熱処理前にパターン検査工程を実施することで、フィルムキャリアテープの波状の変形による影響はなく、テープを良好に位置決め搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るフレキシブルプリント配線板を示す概略図であって、(a)が平面図であり、(b)が断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るフレキシブルプリント配線板の製造方法の一例を説明する断面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係るパターン検査工程を説明する概略図である。
【図4】本発明の実施形態1に係るフレキシブルプリント配線板の製造方法の一例を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 フレキシブルプリント配線板
11 絶縁層
12 導体層
13 導体パターン
14 配線パターン
15 スプロケットホール
16 ソルダーレジスト層
20 COF用積層フィルム
21 フォトレジスト材料塗布層
22 フォトマスク
23 配線パターン用レジストパターン
100 メッキ層
101 下地メッキ層
102 本メッキ層
200 自動外観検査装置
201 受け台
202 凹部
203 CCDカメラ
204 光源

Claims (6)

  1. 絶縁層の表面に設けられた導体層からなる導体パターン上にメッキ層を2層以上形成すると共に、何れか途中の段階に加熱処理する工程を具備するフレキシブルプリント配線板の製造方法において、
    前記導体パターン上に下地メッキ層を形成した後で且つ前記加熱処理する工程の前に、前記下地メッキ層が表面に形成された導体パターンを画像認識してパターンの欠陥を検査するパターン検査工程を具備することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
  2. 請求項1において、前記下地メッキ層を前記導体パターンより高い表面輝度とすることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
  3. 請求項1又は2において、前記下地メッキ層を厚さ0.01〜0.5μmに形成することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記下地メッキ層として下地スズメッキ層を形成した後に前記パターン検査工程を実施し、その後に、前記下地スズメッキ層上にこれより厚いスズメッキ層を形成した後に前記加熱処理する工程を実施することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
  5. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記下地メッキ層として下地スズメッキ層を形成した後に前記パターン検査工程を実施し、その後に、前記導体パターンの少なくとも端子部を除く表面を被覆するソルダーレジスト層を形成する際に前記加熱処理する工程を実施することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
  6. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記下地メッキ層としてニッケルメッキ層を形成した後に前記パターン検査工程を実施し、その後に、前記導体パターンの少なくとも端子部を除く表面を被覆するソルダーレジスト層を形成する際に前記加熱処理する工程を実施することを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
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