JP3903367B2 - 順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置 - Google Patents

順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置に関し、特に、電子部品を実装するために用いるTAB(Tape Automated Bonding)、COF(Chip On Film)、CSP(Chip Size Package)、BGA(Ball Grid Array)、μ−BGA(μ−Ball Grid Array)、FC(Flip Chip)、QFP(Quad Flat Package)などの電子部品実装用フィルムキャリアテープ(以下、単に「電子部品実装用フィルムキャリアテープ」という)の製造に用いられる順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレクトロニクス産業の発達に伴い、IC(集積回路)、LSI(大規模集積回路)等の電子部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加しているが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望され、これら電子部品の実装方法として、最近ではTABテープ、COFテープ、T−BGAテープおよびASICテープ等を用いた実装方式が採用されている。特に、より小さいスペースで高密度の実装を行う実装方法として、裸のICチップをフィルムキャリアテープ上に直接搭載するCOF(チップ・オン・フィルム)が実用化されている。また、電子機器の軽薄短小化に伴って、電子部品をより高い密度で実装すると共に、電子部品の信頼性を向上させるために、実装する電子部品の大きさにほぼ対応した大きさの基板のほぼ全面に外部接続端子を配置した、例えば、CSP、BGA、μ−BGAなどの使用頻度が高くなってきている。
【0003】
この電子部品実装用フィルムキャリアテープは、ポリイミドからなる絶縁フィルムに、例えば、搬送用のスプロケットホール、半田ボール又は金属バンプ搭載用のラウンド穴あるいはボンディング用のデバイスホール等の打抜き穴を形成した後に、スプロケットホールを用いて絶縁フィルムを搬送しながら、絶縁フィルムの表面に設けられた銅箔をパターニングすることにより配線パターンを形成し、その後、必要に応じて配線パターン上にソルダーレジスト層を形成する工程等を経て製造される。また、BGAテープ等の電子部品実装用フィルムキャリアテープでは、絶縁フィルムを打ち抜くことによりラウンド穴等の打抜き穴が形成された後に、例えば、金属バンプ、半田ボール等をラウンド穴に搭載することで配線パターンと電子部品とが接続される。
【0004】
このような電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造において、絶縁フィルムに打抜き穴を形成する場合、絶縁フィルムを間欠的に順送りして打抜く順送用打抜き金型が用いられる。すなわち、絶縁フィルムの搬送方向の上流側で一部の打抜き穴を打抜いた後、当該打抜き穴に下流側で位置決めピンを挿入して位置決めをした状態で残りの打抜き穴を打抜くものである。なお、このような順送用打抜き金型は、上ダイプレートと下ダイプレートの間にストリッパプレートを具備し、上ダイプレートにより残りの打抜き穴を打抜く前に、絶縁フィルムの打抜き穴以外の全面がストリッパプレートと下ダイプレートとで挟持されて当該絶縁フィルムがストリッパプレートにより下ダイプレート上に位置決め固定されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、打抜き穴に挿入された位置決めピンに絶縁フィルムのバリが付着し、このようにバリが付着した位置決めピンが他の打抜き穴に順次挿入されると、他の打抜き穴の開口周縁部に、例えば、傷、打痕、あるいは、割れ等の外傷が発生するという問題がある。
【0006】
また、打抜き穴の開口周縁部に外傷があると、例えば、絶縁フィルムの搬送に用いられるスプロケットホールでは、絶縁フィルムの搬送不良が発生し、また、半田ボール又は金属バンプ搭載用のラウンド穴あるいはボンディング用のデバイスホールでは、配線パターンの位置ズレや欠損さらには断線等が発生することで、製品不良となり、重大な問題となる。
【0007】
このような打抜き穴の開口周縁部に発生する外傷は、特に、COFテープを製造するための比較的薄型のタイプの絶縁フィルムでは顕著である。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑み、打抜き穴を高品質に形成することができる順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、フィルムキャリアテープ用の絶縁フィルムを支持すると共に打抜き穴形成用凹部を有する下ダイプレートと、該下ダイプレートとの間に前記絶縁フィルムを挟持するストリッパプレートと、前記打抜き穴形成用凹部に対向する位置に打抜きピンを有すると共に当該打抜きピンを前記ストリッパプレートを介して前記絶縁フィルムに打ち込んで打抜き穴を形成する上ダイプレートとを具備し、前記絶縁フィルムを搬送方向上流側から下流側に配置された複数の領域に間欠的に順送しながら打抜き穴を形成する順送用打抜き金型において、前記上ダイプレートが、上流側の領域で前記絶縁フィルムに形成した打抜き穴にその領域より下流側にある他の領域で挿入して当該絶縁フィルムの位置決めを行う位置決めピンを具備する一方、前記ストリッパプレートは、前記位置決めピンが挿入される位置決めピン挿入孔を具備し、当該位置決めピン挿入孔の前記下ダイプレート側の開口に連通して該開口より大きい開口を有する凹部を具備することを特徴とする順送用打抜き金型にある。
【0010】
かかる第1の態様では、位置決めピンに付着してバリ等が打抜き穴の開口周縁部に入り込んでも、それが原因で外傷が発生することが防止され、高品質に打抜き穴を形成することができる。
【0011】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記下ダイプレートの前記位置決めピンが挿入される位置決めピン用凹部は、前記ストリッパプレートの前記位置決めピン挿入孔の寸法より大きくなっていることを特徴とする順送用打抜き金型にある。
【0012】
かかる第2の態様では、位置決めピンに付着して打抜き穴の開口周縁部に入り込んだバリ等による外傷がさらに効果的に防止される。
【0013】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記他の領域でも、その上流側の領域で打抜いた打抜き穴とは違う位置に他の打抜き穴を形成することを特徴とする順送用打抜き金型にある。
【0014】
かかる第3の態様では、絶縁フィルムの所定箇所に打抜き穴を形成する作業効率を向上することができる。
【0015】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様の順送用打抜き金型を具備することを特徴とする順送用打抜き装置にある。
【0016】
かかる第4の態様では、位置決めピンに付着してバリ等が打抜き穴の開口周縁部に入り込んでも、それが原因で外傷が発生することが防止され、高品質に打抜き穴を形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の打抜き金型及び打抜き装置について詳細に説明する。
【0018】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る順送用打抜き装置の一部断面図である。
【0019】
図1に示すように、順送用打抜き装置10は、間欠的に順送される絶縁フィルム20に所定個数の打抜き穴を形成する順送用打抜き金型30と、絶縁フィルム20を送り出す送り出しローラ40と、所定個数の打抜き穴が形成され且つ必要に応じて所定の処理が施された絶縁フィルム20を巻き取る巻き取りローラ50と、順送用打抜き金型30の下流側に設けられて絶縁フィルム20を順送りする順送り機構60とを具備する。
【0020】
順送用打抜き金型30は、絶縁フィルム20の搬送方向の上流側のステージ部30Aと下流側のステージ部30Bとを具備し、ステージ部30Aの領域が絶縁フィルム20に打抜き穴を形成する第1の領域70となり、ステージ部30Bの領域が第1の領域70で打抜かれた打抜き穴で絶縁フィルム20の位置決めをすると共に第1の領域70で打抜かれた打抜き穴とは違う位置に他の打抜き穴を形成する第2の領域80となる。
【0021】
なお、順送り機構60としては、絶縁フィルム20を間欠的に順送、すなわち、絶縁フィルムを一定量送った後に停止するという搬送を順次行うことができるものであれば特に限定されず、例えば、ギア、ローラ等を用いたものを挙げることができる。
【0022】
このような順送用打抜き装置10では、絶縁フィルム20の所定部分を第1の領域70に搬送し、まず、所定個数のうちの一部、例えば、半数の打抜き穴を形成し、さらに、その絶縁フィルム20の所定部分を第2の領域80に搬送して残りの打抜き穴を形成する。
【0023】
ここで、図2に示すような打抜き穴を絶縁フィルム20に形成する過程を説明する。なお、図2(a)は、打抜き穴が形成された絶縁フィルムの平面図であり、図2(b)及び(c)は、本発明の実施形態1に係る順送用打抜き装置によって打抜き穴を形成する過程を説明する図である。
【0024】
図2(a)に示すように、絶縁フィルム20の各所定部分21には、それぞれ所定個数の打抜き穴22が形成されている。例えば、本実施形態では、絶縁フィルム20の幅方向両側にスプロケットホールとなる略矩形の打抜き穴23と、絶縁フィルム20の略中央部にデバイスホールとなる略矩形のスリット、外部接続用のスリット及び位置決め穴等の打抜き穴24が形成される。
【0025】
具体的には、図2(b)に示すように、まず、絶縁フィルム20に所定個数の打抜き穴22を形成する所定部分21Aを第1の領域70に搬送し、第1の領域70で絶縁フィルム20の幅方向両側に5箇所ずつ打抜き穴23を形成する。同時に、絶縁フィルム20の略中央部にも打抜き穴24aを形成する。ここでの打抜き穴24aとしては、略矩形のスリットを打抜いた。
【0026】
続いて、図2(c)に示すように、絶縁フィルム20の打抜き穴23、24aが形成された所定部分21Aを第2の領域80に搬送し、その後、第1の領域70で打抜いた打抜き穴23、24aのうち、例えば、絶縁フィルム20の幅方向両側のスプロケットホールとなる打抜き穴23で位置決めを行うと共に第1の領域70で打抜いた打抜き穴23、24aとは違う位置、すなわち絶縁フィルム20の略中央部に他の打抜き穴24bを形成する。ここでの他の打抜き穴24bとしては、略矩形のスリット、略正方形のスリット及び円状の位置決め穴等を打抜いた。なお、第2の領域80での絶縁フィルム20の位置決めは、第1の領域70で打抜いた打抜き穴23のうちの所定箇所で行えばよく、例えば、絶縁フィルム20の所定部分21Aにある打抜き穴23の片側5つのうち1つ置きに3箇所で行い、両側で合計6箇所の打抜き穴23で行えばよい。勿論、絶縁フィルム20の位置決めは、打抜き穴24aを用いて行うようにしてもよい。
【0027】
このとき、同時に第1の領域70では、次の所定部分21Bに打抜き穴23、24aを形成する。このように、絶縁フィルム20を順次搬送しながら上述した動作を繰り返し行うことにより連続的に打抜き穴を形成する。従って、初回に絶縁フィルム20を打抜いた打抜き穴をもとに2回目以降の位置決めが行われると共に打抜きが正確に行われることになる。
【0028】
ここで、上述した順送用打抜き装置を構成する順送用打抜き金型について図3を参照しながら詳細に説明する。なお、図3は、本発明の実施形態1に係る順送用打抜き金型の要部断面図である。
【0029】
図示するように、本実施形態の順送用打抜き金型30は、フィルムキャリアテープ用の絶縁フィルム20を支持する下ダイプレート31と、下ダイプレート31との間に絶縁フィルム20を挟持するストリッパプレート32と、ストリッパプレート32を介して絶縁フィルム20に打抜き穴23を形成する打抜きピン34aを有する上ダイプレート33とを具備し、上ダイプレート33には絶縁フィルム20の搬送方向の上流側の第1の領域70で打抜いたスプロケットホールとなる打抜き穴23に下流側の第2の領域80で挿入して絶縁フィルム20の位置決めを行う位置決めピン35が設けられている。
【0030】
また、上ダイプレート33は、下ダイプレート31に支持された絶縁フィルム20に対向して上下方向に移動可能に設けられ、上ダイプレート33の下側には、下ダイプレート31との間に絶縁フィルム20を挟持するストリッパプレート32が連結ピン(図示しない)で連結されている。すなわち、ストリッパプレート32は、連結ピンによって上ダイプレート33の下側に所定の間隔で連結されている。そして、上ダイプレート33が下方向に移動するとストリッパプレート32も同時に下方向に移動し、ストリッパプレート32が下ダイプレート33上の絶縁フィルム20に当接すると、上ダイプレート33とストリッパプレート32との間隔は次第に小さくなっていく。
【0031】
ここで、この順送用打抜き金型30の第1の領域70及び第2の領域80について詳細に説明する。
【0032】
上ダイプレート33の第1の領域70には、ストリッパプレート32を介して下ダイプレート31に支持された絶縁フィルム20の所定箇所に打抜き穴23、24aを形成する打抜きピン34aが固定されている。
【0033】
また、ストリッパプレート32の第1の領域70には、打抜きピン34aに対向する位置に打抜きピン挿入孔36aが設けられ、下ダイプレート31の第1の領域70には、打抜きピン34aを受ける打抜き穴形成用凹部38aが設けられている。この打抜き穴形成用凹部38aの開口形状は、打抜きピン34aの横断面形状と略同一形状であり、打抜きピン34aの横断面形状より若干大きくなっている。例えば、打抜きピン34aの横断面形状を略矩形とした場合には、打抜き穴形成用凹部38aの開口形状を打抜きピン34aの横断面形状より若干大きい略矩形とする。
【0034】
このような第1の領域70では、上ダイプレート33を下方に移動させることにより、下ダイプレート31上に載置された絶縁フィルム20がストリッパプレート32と下ダイプレート31との間で挟持され且つこの状態のままでストリッパプレート32の打抜きピン挿入孔38aを介して打抜きピン34aで絶縁フィルム20に打抜き穴23、24aが打抜かれる。
【0035】
一方、上ダイプレート33の第2の領域80には、ストリッパプレート32を介して第1の領域70で打抜かれたスプロケットホールとなる打抜き穴23に挿入される位置決めピン35と、この位置決めピン35で位置決めされた絶縁フィルム20に第1の領域70で打抜かれた打抜き穴23、24aとは違う位置に他の打抜き穴24bを形成する打抜きピン34bとが固定されている。
【0036】
また、ストリッパプレート32の第2の領域80には、打抜きピン34bが挿入される打抜きピン挿入孔36bと、位置決めピン35が挿入される位置決めピン挿入孔37とが設けられている。
【0037】
さらに、下ダイプレート31の第2の領域80には、ストリッパプレート32の打抜きピン挿入孔36bを通過した打抜きピン34bを受ける打抜き穴形成用凹部38bと、ストリッパプレート32の位置決めピン挿入孔37を通過した位置決めピン35を受ける位置決めピン用凹部39とが設けられている。この位置決めピン用凹部39は、本実施形態では、開口形状が略矩形であり、ストリッパプレート32の位置決めピン挿入孔37の寸法と略同一となるように設けられている。
【0038】
このような第2の領域80では、ストリッパプレート32と共に上ダイプレート33を下方向に移動させると、上ダイプレート33に固定された位置決めピン35が絶縁フィルム20の打抜き穴23に挿入されて絶縁フィルム20を所定位置に位置決めされ且つこの状態のままで絶縁フィルム20が下ダイプレート31とストリッパプレート32との間で挟持され、打抜きピン挿入孔36bを介して打抜きピン34bで位置決めされた絶縁フィルム20の所定部分に他の打抜き穴24bが打抜かれる。
【0039】
ここで、ストリッパプレート32の位置決めピン挿入孔37の下ダイプレート31側には、位置決めピン挿入孔37の開口に連通して当該開口より大きい開口を有する凹部81が設けられている。
【0040】
これにより、下ダイプレート31とストリッパプレート32との間で絶縁フィルム20を挟持させた際に、打抜き穴23の開口周縁部とストリッパプレート32とが非接触状態になる。従って、第1の領域70で打抜かれた打抜き穴23に第2の領域80で位置決めピン35を挿入する際に、打抜き穴23の開口周縁部に発生する、例えば、傷や、打痕あるいは割れ等の外傷を防ぐことができる。これは、位置決めピン35に付着した異物が打抜き穴23の開口周縁部に飛散しても、この異物をストリッパプレート32で挟持することがないからである。
【0041】
また、ストリッパプレート32に凹部81を設けたとしても、第1の領域70で打抜かれた打抜き穴23に、第2の領域80で位置決めピン35を確実に挿入させることができるため、絶縁フィルム20の位置決め精度が低下することなく、打抜き穴23の開口周縁部に発生する外傷を防ぐことができる。
【0042】
なお、凹部81の深さは、0.2〜1.0mm程度であることが好ましく、本実施形態では0.3mmとした。また、位置決めピン挿入孔37の開口縁部からの幅は、0.2〜1.5mm程度であることが好ましく、本実施形態では0.8mmとした。
【0043】
また、本実施形態では、位置決めピン35の断面形状の寸法を打抜き穴23の開口の寸法より小さくすることで、打抜き穴23の内周面と位置決めピン35の外周面との間に所定のクリアランスを確保している。このクリアランスは、位置決めピン35で絶縁フィルム20の位置決めを高精度に行うためには小さい方が好ましい。しかしながら、絶縁フィルム20を順次搬送して打抜き穴23の位置を下ダイプレート31の位置決めピン用凹部39の位置に位置決めする際に、多少の搬送誤差、すなわち、打抜き穴23の位置ズレが生じる虞がある。このような状態で打抜き穴23に位置決めピン35を挿入させると、位置決めピン35が打抜き穴23の開口縁部に接触し、この打抜き穴23の開口縁部に、例えば、変形、亀裂あるいは打痕等の外傷が発生してしまう。このため、本実施形態では、打抜き穴23の内周面と位置決めピン35の外周面との間の間隔に、5〜10μm程度のクリアランスを確保するようにした。
【0044】
このような第2の領域80では、第1の領域70で打抜いた打抜き穴23に位置決めピン35を挿入することで絶縁フィルム20を所定位置に位置決めを行った後、ストリッパプレート32で打抜き穴23の開口周縁部を挟持することなく第1の領域70で打抜いた打抜き穴23とは違う位置に打抜きピン34bで他の打抜き穴24bを形成することができる。
【0045】
上述した本実施形態の順送用打抜き金型30によれば、ストリッパプレート32の位置決めピン挿入孔37に下ダイプレート31側の開口に連通する凹部81を設けるようにしたので、ストリッパプレート32で位置決めに用いる打抜き穴23の開口周縁部が挟持されることがない。これにより、打抜き穴23の開口周縁部に発生する外傷を防止できると共に、絶縁フィルム20の所定箇所に高品質に所定個数の打抜き穴22を形成することができる。
【0046】
なお、上述した順送用打抜き金型30は、ステージ部30Aとステージ部30Bとを一体の金型として説明したが、これに限定されず、ステージ部30Aとステージ部30Bとをそれぞれ別体の金型としてもよい。
【0047】
また、ストリッパプレート32を上ダイプレート33に連結ピンで連結することで、上ダイプレート33を駆動させてストリッパプレート32を移動させるようにしたが、これに限定されず、ストリッパプレート及び上ダイプレートを別々に駆動させるようにしてもよい。
【0048】
さらに、第2の領域80にあるステージ部30Bでは絶縁フィルム20の位置決め及び打抜きの両方を行うようにしたが、これに限定されず、位置決めのみを行うステージ部を第2の領域80に配置して位置決めのみ行うようにしてもよい。
【0049】
一方、上述したようなステージ部で形成される領域を3つ以上、すなわち複数有するようにしてもよく、これら領域の他に、位置決めのみを行う領域を1つ又は複数含ませるようにしてもよい。
【0050】
例えば、打抜きのステージ部30Aを2つ以上配置した後、打抜き及び位置決めのステージ部30B又は位置決めのみのステージ部を配置してもよく、または、ステージ部30Aを一つ又は複数配置した後に、複数のステージ部30Bを配置してもよい。勿論、ステージ部30Aの後に配置されたステージ部30Bの後に、更にステージ部30Aが配置されるようにしてもよい。
【0051】
何れにしても、打抜きだけを行う領域の後に、位置決め及び打抜きの両方を行う領域、位置決めのみを行う領域及び打抜きのみを行う領域等の各種領域を組み合わせて、絶縁フィルム20に所定個数の打抜き穴を形成するように適宜選択すればよい。
【0052】
また、何れかの領域の後で、一時的に絶縁フィルム20を巻き取って、必要に応じて、例えば、配線パターンの形成等の各種処理を行った後、次の領域へ送ってもよい。
【0053】
さらに、何れかの領域と次の領域との間に、例えば、配線パターン等を形成する配線処理部等の別工程の領域を設けてもよい。
【0054】
ここで、上述した第2の領域80における打抜き穴24bの形成方法について図4を参照して説明する。
【0055】
まず、図4(a)に示すように、打抜き穴23が第1の領域70で打抜かれた絶縁フィルム20を、第2の領域80の所定位置に搬送する。すなわち、打抜き穴23と下ダイプレート31の第2の領域80に設けられた位置決めピン用凹部39とが対向する所定位置に絶縁フィルム20を搬送する。
【0056】
次に、図4(b)に示すように、ストリッパプレート32と共に上ダイプレート33を下ダイプレート31側に向かって移動させ、ストリッパプレート32の位置決めピン挿入孔37を介して上ダイプレート33に固定された位置決めピン35を打抜き穴23に挿入して絶縁フィルム20を所定位置に位置決めする。
【0057】
その後、図4(c)に示すように、上ダイプレート33が更に下ダイプレート31側に移動することで、ストリッパプレート32が連動して下ダイプレート31側に移動させ、下ダイプレート31とストリッパプレート32との間に絶縁フィルム20を挟持する。
【0058】
このとき、ストリッパプレート32の第2の領域80には、位置決めピン挿入孔37の下ダイプレート31側に凹部81が設けられているので、打抜き穴23の開口周縁部はストリッパプレート32と非接触状態となっている。このため、位置決めピン35が挿入される打抜き穴23の開口周縁部に、例えば、傷や、打痕、あるいは、割れ等の外傷が発生することがない。
【0059】
次いで、図4(d)に示すように、上ダイプレート33を下側に移動させることで、上ダイプレート33とストリッパプレート32との間隔が小さくなる。すなわち、打抜きピン34bがストリッパプレート32の打抜きピン挿入孔36bを介して絶縁フィルム20を打抜く。これにより、第2の領域80で絶縁フィルム20の所定位置に他の打抜き穴24bが形成される。
【0060】
なお、上ダイプレート33を図中上方向に移動させることで、上ダイプレート33に連動してストリッパプレート32も図中上方向に移動し、その後、絶縁フィルム20を搬送方向に次の領域に搬送する。そして、絶縁フィルム20を間欠的に順送しながら上述した動作を繰り返し行うことで絶縁フィルム20に所定個数の打抜き穴22を形成する。従って、第1の領域70で初回に絶縁フィルム20を打抜いた打抜き穴23をもとに2回目以降の位置決めが第2の領域80で行われるので、第1の領域70及び第2の領域80で所定個数の打抜き穴22が正確に形成されることになる。
【0061】
以上説明した本実施形態の順送用打抜き金型30は、電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造に用いられ、例えば、搬送用のスプロケットホール、ボンディング用のデバイスホールあるいは外部接続用のスリット等の打抜き穴22を形成する。
【0062】
以下、上述した順送用打抜き金型30を用いて製造した電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例について説明する。なお、図5は、本発明の実施形態1に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略平面図である。また、図6は、図5のA−A′断面図である。
【0063】
図示するように、電子部品実装用フィルムキャリアテープ90は、上述した順送用打抜き金型30によって、搬送用のスプロケットホール91、ボンディング用のデバイスホール92及び外部接続用のスリット93が設けられた絶縁フィルム20を搬送しながら製造するTABテープであり、絶縁フィルム20上に電子部品等が実装される領域が複数個連続的に設けられている。
【0064】
なお、このようなスプロケットホール91、デバイスホール92及びスリット93は、上述した順送用打抜き金型30によって、絶縁フィルム20を間欠的に順送させながら連続的に形成したものである。
【0065】
この電子部品実装用フィルムキャリアテープ90には、スプロケットホール91によって絶縁フィルム20を搬送しながら、絶縁フィルム20の表面に接着剤層94を介して設けられた銅箔をパターニングすることにより形成された配線パターン95が設けられている。また、各配線パターン95には、それぞれ、インナーリード(デバイス側接続端子)96及びアウターリード(外部接続端子)97A、97Bが設けられている。このインナーリード96は、ボンディング用のデバイスホール92の開口側に所定量突出して設けられている。また、アウターリード97Bは、外部接続用のスリット93の開口を覆うように設けられている。
【0066】
また、インナーリード96及びアウターリード97A、97Bを除く配線パターン95は、例えば、スクリーン印刷法を用いて形成されたソルダーレジスト層98により覆われている。このソルダーレジスト層98により覆われていない配線パターン95、すなわち、インナーリード96及びアウターリード97A、97Bには、メッキ層99が施されている。かかるメッキ層99としては、例えば、スズメッキ、半田メッキ、金メッキ、ニッケル−金メッキなどを電子部品の実装方法、外部配線との接続方法等に応じて適宜選択すればよい。なお、インナーリード96、アウターリード97A、97Bに施すメッキ層99としては、電子部品又は外部配線と異方性導電膜(ACF;Anisotropic Conductive Film)接続させる場合には、一般的にスズメッキである。
【0067】
このような電子部品実装用フィルムキャリアテープ90は、一般的には、スプロケットホール91を用いて搬送しながら、デバイスホール92上に実装される電子部品とインナーリード96とをボンディングによって接続する実装工程に用いられる。
【0068】
そして、上述したように、このような電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造に用いる絶縁フィルム20にスプロケットホール91、デバイスホール92及びスリット93を、本発明の順送用打抜き金型30を用いて形成するようにしたので、スプロケットホール91、デバイスホール92及びスリット93の開口周縁部に外傷が発生することがなく、絶縁フィルム20を搬送しながら配線パターン95及びソルダーレジスト層98等を形成する際に、搬送不良を引き起こすことがない。また、インナーリード96と電子部品とをボンディングによって接続させた際に、接続不良を引き起こすことがない。
【0069】
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2に係る順送用打抜き金型の一例を示す概略断面図である。なお、本実施形態は、図7に示すように、下ダイプレート31Aに位置決めピン用凹部39Aを設けた以外は実施形態1と同様である。
【0070】
具体的には、この位置決めピン用凹部39Aは、ストリッパプレート32A側の開口が位置決めピン挿入孔37Aより大寸法となって設けられている。また、位置決めピン用凹部39Aは、ストリッパプレート32Aの凹部81Aに相対向して設けられている。このため、絶縁フィルム20の打抜き穴23の開口周縁部は、下ダイプレート31A及びストリッパプレート32Aで非接触状態となる。
【0071】
これにより、打抜き穴23の開口縁部に発生したバリや打抜きカス等の異物が、絶縁フィルム20の裏面、あるいは表面、特に打抜き穴23の開口周縁部や位置決めピン35Aの外周面に付着することを効果的に防止することができる。従って、絶縁フィルム20の両面の打抜き穴23の開口周縁部に外傷が発生することを防止して、高精度に所定個数の打抜き穴22を形成することができる。
【0072】
(実施形態3)
図8は、本発明の実施形態3に係る順送用打抜き金型の一例を示す概略断面図である。なお、本実施形態は、図8に示すように、下ダイプレート31Bに位置決めピン用凹部39Bを設けた以外は実施形態1と同様である。
【0073】
具体的には、この位置決めピン用凹部39Bは、上述した実施形態2のように位置決めピン用凹部のストリッパプレート側の開口付近だけを位置決めピン挿入孔より大寸法とするかわりに、位置決めピン35Bの挿入方向の全てに亘る寸法を大きくなるようにしたものである。このため、位置決めピン35Bを打抜き穴23に挿入させた際に、位置決めピン35Bの外周面と位置決めピン用凹部39Bの内周面との間に所定量の隙間が確保される。なお、本実施形態でも、位置決めピン用凹部39Bの開口の一辺の長さは、位置決めピン35の一辺の長さよりも0.2〜1.5mm程度大きい寸法であることが好ましい。
【0074】
これにより、打抜き穴23を打抜いた際に発生したバリや打抜きカス等の異物が、位置決めピン35Bや位置決めピン用凹部39Bの内周面、あるいは打抜き穴23の開口周縁部等に付着することを効果的に防止することができる。
【0075】
また、位置決めピン35Bの外周面と位置決めピン用凹部39Bの内周面との間の隙間を大きくすれば、打抜き穴23の開口周縁部と下ダイプレート31B及びストリッパプレート32Bとを非接触状態にすることができる。従って、上述した実施形態1及び2と同様の効果を得ることができる。
【0076】
(他の実施形態)
上述した実施形態1では、本発明の順送用打抜き金型30を用いて製造した電子部品実装用フィルムキャリアテープ90の一例として、TABテープとして説明したが、勿論、本発明の順送用打抜き金型30は、図9に示すような他のタイプの電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造にも用いることができる。
【0077】
ここで、電子部品実装用フィルムキャリアテープの他の例として、半田ボール搭載用のラウンド穴92Aを有する電子部品実装用フィルムキャリアテープ90Aについて説明する。
【0078】
図9(a)、(b)に示すように、本実施形態の電子部品実装用フィルムキャリアテープ90Aは、半田ボール搭載用のラウンド穴92Aが形成されたCSPテープである。
【0079】
この絶縁フィルム20Aには、打抜き穴である半田ボール搭載用のラウンド穴92Aが所定箇所に複数個形成されている。そして、このような半田ボール搭載用のラウンド穴92Aには、半田ボールが搭載されて、絶縁フィルム20Aの表面に形成された配線パターン95Aと絶縁フィルム20Aの裏面に実装される電子部品(図示しない)とが接続される。
【0080】
なお、ソルダーレジスト層98Aに覆われていない配線パターン95Aにはメッキ層99Aが設けられ、また、半田ボールが搭載されて電子部品と接続させるラウンド穴92A内に露出した配線パターン95Aにもメッキ層99Aが設けられている。
【0081】
このように、半田ボール搭載用のラウンド穴92Aを本発明の順送用打抜き金型30を用いて形成することにより、ラウンド穴92Aの開口周縁部に外傷が発生することがなく、半田ボールを搭載して配線パターン95Aと電子部品とを接続させた際に、接続不良を引き起こすことを防止することができる。
【0082】
なお、電子部品実装用フィルムキャリアテープは、上述したTABテープ、CSPテープに限定されず、例えば、COF、BGA、μ−BGAタイプの電子部品実装用フィルムキャリアテープであってもよい。
【0083】
また、電子部品実装用フィルムキャリアテープに用いられる絶縁フィルムの厚さは、一般的には、25〜125μmであり、このような厚さの絶縁フィルムに本発明の順送用打抜き金型を用いて高品質に打抜き穴を形成できることはいうまでもないが、特に本発明の順送用打抜き金型を用いれば、例えば、COFテープ等に用いられる厚さが25〜40μmの比較的薄型の絶縁フィルムに高品質に打抜き穴を形成する場合に歩留りが10〜50%程度改善され優れた効果を発揮する。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の順送用打抜き金型及び順送用打抜き装置によれば、打抜き穴の開口周縁部をストリッパプレートで挟持させないようにしたため、位置決めピンに付着したバリ等に起因して打抜き穴の開口周縁部に外傷が発生することを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る順送用打抜き装置の一部断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る打抜き穴が形成された絶縁フィルムの平面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係る順送用打抜き金型の要部断面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る順送用打抜き金型を用いて打抜き穴を形成する動作を説明する図である。
【図5】本発明の実施形態1に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略平面図である。
【図6】本発明の実施形態1に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略断面図である。
【図7】本発明の実施形態2に係る順送用打抜き金型の概略断面図である。
【図8】本発明の実施形態3に係る順送用打抜き金型の一例を示す概略断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略図であって、(a)は平面図であり、(b)は横断面図である。
【符号の説明】
10 順送用打抜き装置
20、20A 絶縁フィルム
21、21A、21B 所定部分
22 打抜き穴
23 打抜き穴(スプロケットホール)
24 打抜き穴(デバイスホール、スリット、ラウンド穴、位置決め穴)
30 順送用打抜き金型
30A、30B ステージ部
31 下ダイプレート
32 ストリッパプレート
33 上ダイプレート
34a、34b 打抜きピン
35 位置決めピン
36a、36b 打抜きピン挿入孔
37 位置決めピン挿入孔
38a、38b 打抜き穴形成用凹部
39、39A、39B 位置決めピン用凹部
40 送り出しローラ
50 巻き取りローラ
60 順送り機構
70 第1の領域
80 第2の領域
81 凹部

Claims (4)

  1. フィルムキャリアテープ用の絶縁フィルムを支持すると共に打抜き穴形成用凹部を有する下ダイプレートと、該下ダイプレートとの間に前記絶縁フィルムを挟持するストリッパプレートと、前記打抜き穴形成用凹部に対向する位置に打抜きピンを有すると共に当該打抜きピンを前記ストリッパプレートを介して前記絶縁フィルムに打ち込んで打抜き穴を形成する上ダイプレートとを具備し、前記絶縁フィルムを搬送方向上流側から下流側に配置された複数の領域に間欠的に順送しながら打抜き穴を形成する順送用打抜き金型において、
    前記上ダイプレートが、上流側の領域で前記絶縁フィルムに形成した打抜き穴にその領域より下流側にある他の領域で挿入して当該絶縁フィルムの位置決めを行う位置決めピンを具備する一方、前記ストリッパプレートは、前記位置決めピンが挿入される位置決めピン挿入孔を具備し、当該位置決めピン挿入孔の前記下ダイプレート側の開口に連通して該開口より大きい開口を有する凹部を具備することを特徴とする順送用打抜き金型。
  2. 請求項1において、前記下ダイプレートの前記位置決めピンが挿入される位置決めピン用凹部は、前記ストリッパプレートの前記位置決めピン挿入孔の寸法より大きくなっていることを特徴とする順送用打抜き金型。
  3. 請求項1又は2において、前記他の領域でも、その上流側の領域で打抜いた打抜き穴とは違う位置に他の打抜き穴を形成することを特徴とする順送用打抜き金型。
  4. 請求項1〜3の何れかの順送用打抜き金型を具備することを特徴とする順送用打抜き装置。
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