JP2004291102A - 打抜き装置 - Google Patents

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JP2004291102A JP2003083786A JP2003083786A JP2004291102A JP 2004291102 A JP2004291102 A JP 2004291102A JP 2003083786 A JP2003083786 A JP 2003083786A JP 2003083786 A JP2003083786 A JP 2003083786A JP 2004291102 A JP2004291102 A JP 2004291102A
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Noburou Fujii
延朗 藤井
Kazuyoshi Kato
香頭由 加藤
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

【課題】カス上がりを確実に防止でき、且つ歩留まりを向上できる打抜き装置を提供する。
【解決手段】フィルム30を支持すると共に打抜き穴形成用穴部16を有する下ダイプレート11と、打抜き穴形成用穴部16に対向する位置に打抜きピン13を有するポンチホルダ14とを具備し、少なくとも一部の打抜きピン13に一端がその打抜きピン13のフィルム30と相対向する先端面側に開口し且つ他端が外部に向かって開口するエア導入路40を設け、エア導入路40の他端を大気開放した状態で打抜きピン13をフィルム30に打ち込んで打抜き穴31を形成するようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルムに打抜き穴を形成する打抜き装置に関し、特に、電子部品を実装するために用いるTAB(Tape Automated Bonding)、COF(Chip On Film)、CSP(Chip Size Package)、BGA(Ball Grid Array)、μ−BGA(μ−Ball Grid Array)、FC(Flip Chip)、QFP(Quad Flat Package)などの電子部品実装用フィルムキャリアテープ(以下、単に「電子部品実装用フィルムキャリアテープ」という)の製造に用いられる打抜き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレクトロニクス産業の発達に伴い、IC(集積回路)、LSI(大規模集積回路)等の電子部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加しているが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望され、これら電子部品の実装方法として、最近ではTABテープ等を用いた実装方式が採用されている。特に、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯用のノート型PC、携帯電話機などのように、高精細化、薄型化、液晶画面の額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子(LCD)を使用する電子産業においてその重要性が高まっている。また、最近の電子機器の小型軽量化においては、さらに電子部品実装用フィルムキャリアテープを薄く、且つ軽量にすることが要求されている。
【0003】
このような電子部品実装用フィルムキャリアテープは、ポリイミドからなる絶縁フィルムに、例えば、デバイス接続用のデバイスホール、アウターリード用穴、折曲げ用スリット穴、搬送用のスプロケットホール、半田ボール搭載用のラウンド穴等の打抜き穴を形成した後に、スプロケットホールを用いて絶縁フィルムを搬送しながら、絶縁フィルムの一方面に設けられた銅箔をパターニングすることにより配線パターンを形成し、その後、必要に応じて配線パターン上にソルダーレジスト層を形成する工程等を経て製造される。
【0004】
このような電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造においては、絶縁フィルムに各種の打抜き穴を形成する打抜き装置を用いている。打抜き装置は、一般的に、打抜き金型に所定のタイミングで間欠的に搬送されるフィルムを打抜いて所定の打抜き穴を形成するものであるが、その種類としては、例えば、一つの打抜き領域で全パターンの打抜き穴を形成する、いわゆる単発型や、搬送方向上流側から下流側に複数の打抜き領域が配置されて全パターンを複数回に分けて形成する、いわゆる順送型等が挙げられる。
【0005】
このような打抜き装置は、何れも、ポンチホルダと下ダイプレートとの間にストリッパプレートを具備し、ポンチホルダにより絶縁フィルムに打抜き穴を打抜く前に、絶縁フィルムの全面がストリッパプレートと下ダイプレートとで挟持され、この状態で絶縁フィルムに打抜き穴を形成するようになっている。また、下ダイプレートには、打抜きピンに対応する領域に打抜き穴形成用穴部が設けられており、絶縁フィルムを打抜いた後は、その打抜きカスを打抜きピンの先端で打抜き穴形成用穴部に押し込み、そのまま下方に落下させて外に排出するようになっている。
【0006】
また、このような打抜き装置以外には、電子部品実装用フィルムキャリアテープの配線パターン等が形成された絶縁フィルムに、接着剤層にカバーテープが積層された接着テープを切断してそれを接着するための接着テープ切断用金型装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
この接着テープ切断用金型装置は、接着テープを上型のストリッパプレートと下型との間でクランプした後、パンチにより打抜くようになっている。具体的には、この接着テープ切断用金型装置は、パンチ及びバックプレートに真空発生装置に連結されたエア吸引路が設けられ、接着テープの切断時に、このエア吸引路内に真空発生装置によって真空圧を発生させるようになっている。このため、切断された接着テープは、ポンチの先端部に吸着し、そのままヒータブロックに支持されたフィルム基材(絶縁フィルム)に接着される。その後は、カバーテープを剥がした接着剤層上に、IC等の電子部品が接着固定される。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−320499号公報(第3図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、従来の打抜き装置では、上述したように、絶縁フィルムを打抜いた打抜きカスを打抜きピンの先端で下ダイプレートの打抜き穴形成用穴部に押し込み、そのまま下方に落下させて外に排出するようになっている。
【0010】
しかしながら、このような打抜き装置により各種打抜き穴を形成すると、絶縁フィルムを打抜いた打抜きカスが下ダイプレートの下方に排出されずに打抜きピンの先端面に付着し、その打抜きカスが下ダイプレートの上面側に持ち上げられてしまう、いわゆるカス上がりが発生するという問題がある。
【0011】
例えば、一般的には、打抜き穴を高速で且つ連続的に打抜くため、打抜きピンの先端面と打抜きカスとの間は実質的に真空状態となる。このため、打抜きピンの先端面に打抜きカスが付着し、そのまま下ダイプレートの上面側に持ち上げられ、カス上がりが発生してしまう。
【0012】
そして、このように下ダイプレートの上面側、すなわち、フィルム面上に持ち上げられた打抜きカスは、打抜きの際、フィルムとストリッパプレートとの間に挟まれ、フィルムにキズや打痕等の不具合が発生してしまうという問題がある。
【0013】
このようなカス上がりは、単発型や順送型等の打抜き装置の種類に関係なく、例えば、デバイスホール等の比較的寸法の大きな打抜き穴を形成する場合や、カラー液晶ディスプレー用又はプリンタ用等に用いられる厚さが50μm以下の比較的薄い絶縁フィルムを打抜く場合、特に顕著に現れる。
【0014】
そして、電子部品実装用フィルムキャリアテープを製造する際に、このようなカス上がりによって損傷した絶縁フィルムを用いると、例えば、配線パターンの形成不良等が発生し、製品不良となって、歩留まりが悪くなるという問題がある。
【0015】
なお、上述した接着テープ切断用金型装置は、ポンチの先端部に打抜いた接着テープを吸着させ、同時に、その接着テープをフィルム基材に接着するものであるが、フィルムを打抜く際に発生するカス上がりを防止するものではない。
【0016】
本発明は、このような事情に鑑み、カス上がりを確実に防止でき、且つ歩留まりを向上できる打抜き装置を提供することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、フィルムを支持すると共に打抜き穴形成用穴部を有する下ダイプレートと、前記打抜き穴形成用穴部に対向する位置に打抜きピンを有するポンチホルダとを具備し、少なくとも一部の前記打抜きピンに一端が当該打抜きピンの前記フィルムと相対向する先端面側に開口し且つ他端が外部に向かって開口するエア導入路を設け、当該エア導入路の他端を大気開放した状態で前記打抜きピンを前記フィルムに打ち込んで打抜き穴を形成するようにしたことを特徴とする打抜き装置にある。
【0018】
かかる第1の態様では、エア導入路の他端を大気開放した状態でフィルムを打抜き、そのエア導入路の一端から打抜いた打抜きカスに大気圧を付与することにより、打抜きピンの先端面側に打抜きカスが付着することを防止できる。したがって、打抜きカスを打抜き穴形成用穴部の下方へ落下させて、そのまま外に排出することができる。すなわち、カス上がりの発生を確実に防止できる。また、カス上がりによって発生するフィルムの損傷を確実に防止できる。
【0019】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記エア導入路は、前記打抜きピンをその軸方向に貫通して設けられていることを特徴とする打抜き装置にある。
【0020】
かかる第2の態様では、打抜きピンにエア導入路を容易に形成できる。
【0021】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記エア導入路の内径が0.5〜3.0mmであることを特徴とする打抜き装置にある。
【0022】
かかる第3の態様では、エア導入路の内径を所定範囲とすることにより、打抜きピンの剛性を確保しつつ、且つ打抜きピンの先端面に打抜きカスが付着することを確実に防止できる。
【0023】
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記フィルムの厚さが75.0μm以下であることを特徴とする打抜き装置にある。
【0024】
かかる第4の態様では、打抜くフィルムの厚さが比較的薄い場合であっても、打抜きピンの先端面側に打抜きカスが付着することを確実に防止できる。
【0025】
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記下ダイプレートと前記ポンチホルダとの間に、前記フィルムを前記下ダイプレートとの間に挟持するストリッパプレートが配設されていることを特徴とする打抜き装置にある。
【0026】
かかる第5の態様では、ストリッパプレートと下ダイプレートとの間にフィルムを挟持して平坦な状態で固定することにより、所定の打抜き穴を確実且つ高品質に形成できる。
【0027】
本発明の第6の態様は、第1〜5の何れかの態様において、前記フィルムを搬送方向上流側から下流側に配置された少なくとも一つの領域に搬送しながら前記打抜き穴を形成するようにしたことを特徴とする打抜き装置にある。
【0028】
かかる第6の態様では、長尺のフィルムを搬送しながら、そのフィルムに所定のレイアウトの打抜き穴を連続的に形成でき、その際、カス上がりが発生するのを防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の打抜き装置について詳細に説明する。
【0030】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る打抜き金型の要部拡大断面図である。
【0031】
図1に示すように、本実施形態の打抜き装置10は、打抜き金型20と、この打抜き金型20にフィルム30を搬送する搬送手段(図示なし)とから構成されており、一つの打抜き領域で全パターンの打抜き穴を形成する、いわゆる単発型の打抜き装置である。
【0032】
また、打抜き金型20は、フィルム30を支持する下ダイプレート11と、下ダイプレート11との間にフィルム30を挟持するストリッパプレート12と、ストリッパプレート12を介してフィルム30に打抜き穴を形成する打抜きピン13を有するポンチホルダ14とから構成されている。
【0033】
ポンチホルダ14の下側には、下ダイプレート11に支持されたフィルム30に対向して上下方向に移動可能に設けられ、また、下ダイプレート11との間にフィルム30を挟持するストリッパプレート12が連結ピン(図示しない)で連結されている。なお、ストリッパプレート12とポンチホルダ14との間には、ばねによって隙間が作られている。
【0034】
すなわち、ストリッパプレート12は、連結ピンによってポンチホルダ14の下側に所定の間隔で連結されている。そして、ポンチホルダ14が下方向に移動するとストリッパプレート12も同時に下方向に移動し、ストリッパプレート12が下ダイプレート11上のフィルム30に当接すると、ポンチホルダ14とストリッパプレート12との間のばねが縮むことで両者の間にある隙間が次第に小さくなっていく。
【0035】
また、ポンチホルダ14には、ストリッパプレート12を介して下ダイプレート11に支持されたフィルム30に打抜き穴を形成する打抜きピン13が固定されている。
【0036】
さらに、下ダイプレート11には、打抜きピン13を受ける打抜き穴形成用穴部16が設けられている。そして、ストリッパプレート12には、打抜きピン13に対向する位置に打抜きピン挿入孔15が設けられている。そして、打抜きピン13によりフィルム30を打抜いた後は、打抜きピン13の先端で打抜きカスを打抜き穴形成用穴部16内に押し込み、そのまま下ダイプレート11の下方へ落下させ外に排出するようになっている。
【0037】
ここで、本実施形態では、打抜きピン13及びポンチホルダ14には、一端が打抜きピン13のフィルム30と相対向する先端面側に開口し且つ他端が外部に向かって開口するエア導入路40が設けられている。
【0038】
具体的には、エア導入路40は、ポンチホルダ14を厚さ方向に貫通すると共に、打抜きピン13を軸方向に貫通して設けられている。そして、このようなエア導入路40は、一端が打抜きピン13の先端面に開口し、その他端がポンチホルダ14のストリッパプレート12側とは反対側の面上に開口している。
【0039】
また、本実施形態では、詳しくは後述するが、少なくともフィルム30の打抜きの際に、エア導入路40の他端を外部に向かって開口、すなわち、大気開放するようにした。これにより、打抜きの際、打抜きピン13によって打抜き穴を打抜いた後の打抜きカスに対して打抜きピン13の先端面側からエア導入路40を介して大気圧を付与することで、打抜きピン13の先端面と打抜きカスとの間の真空状態を破ることができる。したがって、打抜きピン13の先端面に打抜きカスが付着するのを確実に防止できる。特に、打抜き穴を高速で且つ連続的に打抜く場合においては打抜きピン13の先端面に打抜きカスが付着し易くなるが、本発明によれば、このように高速で且つ連続的に打抜く場合であっても、エア導入路40から打抜きカスに大気圧を確実に付与できるので、カス上がりの発生を効果的に防止できる。
【0040】
このようなエア導入路40は、内径φを0.5〜3.0mmとするのが好ましく、例えば、本実施形態では、1.0mmとした。このようにエア導入路40の内径φを規定したのは、打抜きピン13の剛性を確保しつつ、フィルム30を打抜いた後の打抜きカスにエア導入路40を介して確実に大気圧を付与するためである。なお、このようなエア導入路40の内径φについては、特に限定されず、打抜き穴の大きさにより適宜調整すればよい。例えば、一辺が2.0mmの正方形の打抜き穴を形成する場合には、エア導入路40の内径φを0.5〜1.0mm程度とするのが好ましい。また、10×7mmの長方形の打抜き穴31を形成する場合には、エア導入路40の内径φを0.5〜3.0mm、特に1.5〜3.0mm程度とするのが好ましい。勿論、このように比較的大きな打抜き穴31を打抜く場合には、打抜きピン13の剛性を確保し易いため、エア導入路40の内径φを3.0mmより大きくしても問題ない。
【0041】
また、エア導入路40は、必ずしも、全ての打抜きピン13に対応して設けなくてもよい。すなわち、微小な打抜き穴を打抜く場合には、打抜きピンの先端面と打抜きカスとの間に真空状態が発生し難いため、このような打抜きピンにエア導入路40を設けなくてもよい。また、このような微小な打抜き穴を打抜く場合には、打抜きピンも細くなるため、このような打抜きピンにエア導入路40を設けるのは、事実上困難な場合が想定されるからである。例えば、内径φが2.0mmより小さい丸穴や、一辺が2.0mmより小さい矩形穴等の微小な打抜き穴を形成する打抜きピンには、エア導入路40を設けなくてもよい。
【0042】
なお、搬送手段は、打抜き金型20の下ダイプレート11とストリッパプレート12との間にフィルム30を所定のタイミングで搬送するものであり、特に限定されないが、例えば、クランプ、ギア、ローラ等を用いたものが挙げられる。また、このような搬送手段により、フィルム30の位置決めを行うようにしてもよい。
【0043】
以下、図2を参照して、このような打抜き装置10により打抜き穴を形成する手順を説明する。なお、図2は、打抜き穴を形成する手順を説明する図である。
【0044】
図2(a)に示すように、まず、ポンチホルダ14及びストリッパプレート12を下ダイプレート11側へ移動させ、ストリッパプレート12のポンチホルダ14とは反対側の面をフィルム30の上面に当接させる。これにより、フィルム30は下ダイプレート11とストリッパプレート12との間に挟持される。このとき、打抜きピン13の先端面もフィルム30の上面に接触している。
【0045】
次に、図2(b)に示すように、ポンチホルダ14をそのままストリッパプレート12側へばねを縮めて移動させ、エア導入路40の打抜きピン13側とは反対側の開口を大気開放した状態で、打抜きピン13によりフィルム30を打抜いて打抜き穴31を形成し、同時に、打抜いた打抜きカス30aを打抜きピン13の先端で打抜き穴形成用穴部16内に押し込む。
【0046】
このように、打抜き穴31を形成する際、本実施形態では、エア導入路40が大気開放された状態で行われるため、打抜き後の打抜きカス30aに対して大気圧を付与し、打抜きピン13の先端面から打抜きカス30aを実質的に押し離すことができる。すなわち、打抜きピン13の先端面に打抜きカス30aが付着するのを確実に防止できる。
【0047】
次いで、図2(c)に示すように、ポンチホルダ14及びストリッパプレート12を上方、すなわち、下ダイプレート11から離れる方向へ移動させる。
【0048】
このようにポンチホルダ14及びストリッパプレート12を上方へ移動させる際には、ポンチホルダ14の上面、すなわち、ストリッパプレート12とは反対側の面に開口するエア導入路40の開口からは、その一端に向かって空気が導入される。このため、打抜き穴31を打抜いた直後、打抜きピン13の先端面に打抜きカス30aが仮に付着したとしても、打抜きピン13の先端が打抜き穴形成用穴部16から抜け出る前に、エア導入路40を介して導入された空気により、打抜きピン13の先端面と打抜きカス30aとの間に生じている真空状態を破壊して、打抜ピン13の先端面から打抜きカス30aを確実に落下させることができるので、カス上がりを確実に防止することができる。
【0049】
なお、その後は、搬送手段によりリールから巻き出したフィルム30を所定のタイミングで打抜き金型20に搬送しながら、上述した動作を連続的に行い、打抜き穴31を打抜いたフィルム30をリールに巻き取る。
【0050】
以上説明したように、本実施形態の打抜き装置10によれば、フィルム30を打抜いた打抜きカス30aにエア導入路40を介して大気圧を付与するようにしたので、打抜きカス30aが打抜きピン13の先端面に付着し、下ダイプレート11の上面側に持ち上げられてしまう、いわゆるカス上がりを確実に防止できる。
【0051】
このため、下ダイプレート11の上面側に打抜きカス30aが持ち上げられることはなく、その後の打抜きの際、フィルム30とストリッパプレート12との間に打抜きカス30aが挟まれることもない。これにより、カス上がりが原因となって発生するフィルム30表面のキズや打痕等の不具合を確実に防止できる。したがって、製品不良となることを防止でき、歩留まりが向上するという効果がある。
【0052】
また、本実施形態の打抜き装置10は、例えば、後述するデバイスホール等の比較的寸法の大きな打抜き穴31を形成する場合や、フィルム30として、カラー液晶ディスプレー用又はプリンタ用等に用いられる厚さが50μm以下の比較的薄いフィルムを打抜く場合、特に効果的である。
【0053】
さらに、本実施形態では、打抜き金型20の打抜きピン13及びポンチホルダ14にエア導入路40を設けた比較的簡単な構造でカス上がりの発生を防止できるので、打抜き装置10全体を設計変更しなくてもよく、コスト高となるのを防止できる。
【0054】
なお、上述したように、本実施形態の打抜き装置10は、いわゆる単発型の打抜き装置を例示して説明したが、これに限定されず、本発明は、例えば、搬送方向上流側から下流側に複数の打抜き領域が配置されて全パターンを複数回に分けて形成する、いわゆる順送型等の打抜き装置にも適用できる。
【0055】
(実施形態2)
以下、図3を参照して、電子部品実装用フィルムキャリアテープに用いられる絶縁フィルムを間欠的に搬送しながら所定個数の打抜き穴を複数回に分けて形成する順送型の打抜き装置10Aについて説明する。なお、図3は、本発明の実施形態2に係る打抜き装置の概略図である。
【0056】
本実施形態の打抜き装置10Aは、図3に示すように、絶縁フィルム30Aを搬送方向上流側から下流側に配置された2つの打抜き領域に間欠的に搬送しながら所定の打抜きパターンを2回に分けて形成する順送型の打抜き装置である。
【0057】
このような順送型の打抜き装置10Aは、間欠的に順送される絶縁フィルム30Aに所定の打抜き穴を形成する打抜き金型20Aと、絶縁フィルム30Aを送り出す送り出しリール101と、所定個数の打抜き穴が形成され且つ必要に応じて所定の処理が施された絶縁フィルム30Aを巻き取る巻き取りリール102と、打抜き金型20Aの下流側に設けられて絶縁フィルム30Aを順送りする順送り機構103とを具備する。
【0058】
打抜き金型20Aには、上述した実施形態1の打抜き金型20と同じように、一端が打抜きピンのフィルムと相対向する先端面側に開口し且つ他端が外部に向かって開口するエア導入路が設けられている。また、打抜き金型20Aは、絶縁フィルム30Aの搬送方向の上流側のステージ部が絶縁フィルム30Aに打抜き穴を形成する第1の領域110となり、打抜き金型20Aの下流側のステージ部が第1の領域110で打抜かれた打抜き穴で絶縁フィルム30Aの位置決めをすると共に第1の領域110で打抜かれた打抜き穴とは違う位置に他の打抜き穴を形成する第2の領域120となる。
【0059】
また、順送り機構103としては、絶縁フィルム30Aを間欠的に順送、すなわち、絶縁フィルム30Aを一定量送った後に停止するという搬送を順次行うことができるものであれば特に限定されず、例えば、クランプ、ギア、ローラ等を用いたものを挙げることができる。
【0060】
なお、第2の領域120における絶縁フィルム30Aの位置決めは、例えば、本実施形態では、下流側のステージ部に配設された打抜き金型20Aのストリッパプレートに、位置決めピン(図示なし)を設け、この位置決めピンを上流側の打抜き金型20Aで打抜かれた打抜き穴に挿入することで行われる。
【0061】
このような順送型の打抜き装置10Aでは、絶縁フィルム30Aの所定部分を第1の領域110に搬送し、まず、所定個数のうち一部の打抜き穴を形成し、さらに、その絶縁フィルム30Aの所定部分を第2の領域120に搬送して残りの打抜き穴を形成する。
【0062】
絶縁フィルム30Aとしては、可撓性を有すると共に、耐薬品性及び耐熱性を有する材料を用いることができる。この絶縁フィルム30Aの材料としては、例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、液晶ポリマー等を挙げることができ、特に、ビフェニル骨格を有する全芳香族ポリイミド(例えば、商品名:ユーピレックス;宇部興産(株))が好ましい。なお、絶縁フィルム30Aの厚さは、一般的には、25〜125μmであるが、本発明では、50μm以下と比較的薄いものを打抜く場合に特に有効である。
【0063】
ここで、図4を参照して、打抜き穴31を絶縁フィルム30Aに形成する過程を説明する。なお、図4(a)は、打抜き穴が形成された絶縁フィルムの平面図であり、図4(b)及び(c)は、本発明の実施形態2に係る順送型の打抜き装置によって打抜き穴を形成する過程を説明する図である。
【0064】
図4(a)に示すように、絶縁フィルム30Aの各所定部分35には、それぞれ所定個数の打抜き穴31が形成されている。この打抜き穴31としては、例えば、本実施形態では、絶縁フィルム30Aの幅方向両側にスプロケットホール32と、絶縁フィルム30Aの略中央部にデバイスホール33とが形成される。
【0065】
具体的には、図4(b)に示すように、まず、絶縁フィルム30Aに所定個数の打抜き穴31を形成する所定部分35Aを第1の領域110に搬送し、第1の領域110で絶縁フィルム30Aの幅方向両側に5箇所ずつスプロケットホール32を形成する。
【0066】
続いて、図4(c)に示すように、絶縁フィルム30Aのスプロケットホール32が形成された所定部分35Aを第2の領域120に搬送し、その後、第1の領域110で打抜いた絶縁フィルム30Aの幅方向両側のスプロケットホール32で位置決めを行った後、この位置決めされた絶縁フィルム30Aの第1の領域110で打抜いたスプロケットホール32とは違う位置、すなわち、略中央部に、デバイスホール33を形成する。このようなデバイスホール33は、スプロケットホール32より大きい打抜き穴であるため、従来の打抜き装置では特にカス上がりの発生は顕著に現れるが、本実施形態の打抜き装置10Aを用いて形成すれば、打抜きの際、カス上がりの発生を確実に防止できる。
【0067】
なお、第2の領域120での絶縁フィルム30Aの位置決めは、第1の領域110で打抜いたスプロケットホール32のうちの所定箇所で行えばよく、例えば、絶縁フィルム30Aの所定部分35Aにあるスプロケットホール32の片側5つのうち1つ置きに3箇所で行い、両側で合計6箇所のスプロケットホール32で行えばよい。
【0068】
このとき、同時に第1の領域110では、絶縁フィルム30Aの次の所定部分35Bにスプロケットホール32を形成する。このように、絶縁フィルム30Aを順次搬送しながら上述した動作を繰り返し行うことにより連続的に打抜き穴31を形成する。従って、初回に絶縁フィルム30Aを打抜いたスプロケットホール32をもとに2回目以降の位置決めが行われると共に打抜きが正確に行われることになる。
【0069】
なお、その後は、絶縁フィルム30Aの一方面側に、例えば、配線パターンやソルダーレジスト層等を形成することにより、後述する電子部品実装用フィルムキャリアテープが完成する。
【0070】
このように、本実施形態の順送型の打抜き装置10Aによれば、搬送方向上流側から下流側に配置された複数の領域110,120に絶縁フィルム30Aを間欠的に搬送して打抜き穴31を形成する際、その絶縁フィルム30Aをストリッパプレートと下ダイプレートとの間で挟持するが、本発明を適用すれば、絶縁フィルム30Aの上面側に、打抜きカスが持ち上げられるのを確実に防止できるので、絶縁フィルム30Aとストリッパプレートとの間に打抜きカスが挟まれることはない。これにより、絶縁フィルム30Aの上面に、例えば、キズや打痕等の不具合が発生することを確実に防止できる。したがって、このような不具合が原因で発生する配線パターンの形成不良等を防止でき、歩留まりが向上するという効果を奏する。
【0071】
以下、図5及び図6を参照して、上述した本実施形態の順送型の打抜き装置10Aを用いて製造された電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を説明する。なお、図5は、電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略平面図である。また、図6は、図5の幅方向の概略断面図である。
【0072】
図示するように、電子部品実装用フィルムキャリアテープ50は、上述した打抜き装置10Aによって、搬送用のスプロケットホール32、デバイス接続用のデバイスホール33が設けられた絶縁フィルム30Aを搬送しながら製造するTABテープであり、絶縁フィルム30A上に電子部品等が実装される領域が複数個連続的に設けられている。
【0073】
この電子部品実装用フィルムキャリアテープ50には、スプロケットホール32によって絶縁フィルム30Aを搬送しながら、絶縁フィルム30Aの表面に接着剤層34を介して設けられた銅箔をパターニングすることにより形成された配線パターン35が設けられている。また、各配線パターン35には、それぞれ、インナーリード(デバイス側接続端子)36及びアウターリード(外部接続端子)37A、37Bが設けられている。そして、インナーリード36は、デバイス接続用のデバイスホール33の開口側に所定量突出して設けられている。
【0074】
また、インナーリード36及びアウターリード37A、37Bを除く配線パターン35は、例えば、スクリーン印刷法を用いて形成されたソルダーレジスト層38により覆われている。このソルダーレジスト層38により覆われていない配線パターン35、すなわち、インナーリード36及びアウターリード37A、37Bには、メッキ層39が施されている。
【0075】
このように、上述した打抜き装置10Aを用いて、電子部品実装用フィルムキャリアテープ50の製造に用いる絶縁フィルム30Aに、打抜き穴としてスプロケットホール32、デバイスホール33を形成するようにしたので、打抜きの際、絶縁フィルム30A上に打抜きカスが持ち上げられるのを確実に防止できる。
【0076】
したがって、このようなカス上がりが原因となって絶縁フィルム30Aに発生するキズや打痕等の不具合を確実に防止できる。これにより、製品不良となることを防止でき、歩留まりが向上するという効果がある。
【0077】
なお、電子部品実装用フィルムキャリアテープは、上述したTABテープに限定されず、例えば、BGAテープ、デバイスホールが形成されていないCOFタイプの比較的薄いタイプの電子部品実装用フィルムキャリアテープであってもよい。また、本発明の打抜き装置によれば、BGAやCOFタイプ等のような電子部品実装用フィルムキャリアテープに比較的大きな打抜き穴を形成する必要がある場合にも効果がある。
【0078】
また、電子部品実装用フィルムキャリアテープ50に用いられる絶縁フィルム30Aの厚さは、一般的には、25〜125μmであり、このような厚さの絶縁フィルム30Aに本発明の打抜き装置を用いて打抜き穴を形成する際にカス上がりを防止できることはいうまでもないが、特に本発明の打抜き装置を用いれば、例えば、カラー液晶ディスプレー用又はプリンタ用等に用いられる厚さが25〜50μmの比較的薄型で外傷が発生し易いフィルムに打抜き穴を形成する場合に歩留りが5〜50%程度改善され優れた効果を発揮する。
【0079】
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を説明したが、勿論、打抜き装置の構成は上述したものに限定されるものではない。
【0080】
例えば、上述した実施形態1では、エア導入路40の他端がポンチホルダ14のストリッパプレート12側とは反対側の上面に開口した構造を例示したが、これに限定されず、エア導入路の他端が打抜きピンの側面に開口した構造としてもよい。
【0081】
また、上述した実施形態1のように、所定パターンの打抜き穴を一度に打抜く単発型の打抜き装置の場合には、搬送手段とは別にフィルムの位置決めを行う位置決め機構を打抜き装置に設けるようにしてもよい。
【0082】
さらに、上述した実施形態1では、ポンチホルダ14と下ダイプレート11との間にストリッパプレート12を設けたが、これに限定されず、ストリッパプレートを設けなくてもよい。
【0083】
上述した実施形態2では、位置決めピンをストリッパプレート12に固定するようにしたが、これに限定されず、ポンチホルダ14に固定するようにしてもよい。この場合、ストリッパプレートの位置決めピンに対応する部分を厚さ方向に貫通した位置決めピン挿入孔が設けられる。
【0084】
また、上述した実施形態2で例示した順送型の打抜き装置10Aでは、第1及び第2の領域110,120を有する一つの打抜き金型20Aを設けたが、これに限定されず、上流側から下流側に亘って複数の打抜き金型を設けてもよく、一つの打抜き金型に3以上の領域を設けてもよい。勿論、これら各領域は、位置決め又は打抜きの領域を適宜組合せて構成すればよい。
【0085】
さらに、ストリッパプレート12をポンチホルダ14に連結ピンで連結することで、ポンチホルダ14を駆動させてストリッパプレート12を移動させるようにしたが、これに限定されず、ストリッパプレート及びポンチホルダを別々に駆動させるようにしてもよく、勿論、何れか一方が移動した後の所定のタイミングで他方が移動するようにしてもよい。
【0086】
なお、本発明の打抜き装置において打抜き穴を形成する対象であるフィルムについては、実施形態2で例示したような電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造に用いられる絶縁フィルム30Aに限定されず、その他の材質や物性等を有するフィルムであってもよいことは言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の打抜き装置によれば、エア導入路の他端を大気開放した状態でフィルムを打抜き、そのエア導入路の一端から打抜いた打抜きカスに大気圧を付与するようにしたので、打抜きピンの先端面側に打抜きカスが付着することを防止できる。したがって、カス上がりの発生を確実に防止できる。また、カス上がりによって発生するフィルムの損傷を確実に防止できるため、歩留まりを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る打抜き装置の要部拡大断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る打抜き穴を形成する手順を説明する図である。
【図3】本発明の実施形態2に係る打抜き装置の概略図である。
【図4】本発明の実施形態2に係る打抜き穴が形成された絶縁フィルムの平面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略平面図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る電子部品実装用フィルムキャリアテープの一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
10、10A 打抜き装置
11 下ダイプレート
12 ストリッパプレート
13 打抜きピン
14 ポンチホルダ
15 打抜きピン挿入孔
16 打抜き穴形成用穴部
20、20A 打抜き金型
30 フィルム
30A 絶縁フィルム
30a 打抜きカス
31 打抜き穴
32 スプロケットホール
33 デバイスホール
40 エア導入路
50 電子部品実装用フィルムキャリアテープ
101 送り出しリール
102 巻き取りリール
103 順送り機構
110 第1の領域
120 第2の領域

Claims (6)

  1. フィルムを支持すると共に打抜き穴形成用穴部を有する下ダイプレートと、前記打抜き穴形成用穴部に対向する位置に打抜きピンを有するポンチホルダとを具備し、少なくとも一部の前記打抜きピンに一端が当該打抜きピンの前記フィルムと相対向する先端面側に開口し且つ他端が外部に向かって開口するエア導入路を設け、当該エア導入路の他端を大気開放した状態で前記打抜きピンを前記フィルムに打ち込んで打抜き穴を形成するようにしたことを特徴とする打抜き装置。
  2. 請求項1において、前記エア導入路は、前記打抜きピンをその軸方向に貫通して設けられていることを特徴とする打抜き装置。
  3. 請求項1又は2において、前記エア導入路の内径が0.5〜3.0mmであることを特徴とする打抜き装置。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記フィルムの厚さが75.0μm以下であることを特徴とする打抜き装置。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記下ダイプレートと前記ポンチホルダとの間に、前記フィルムを前記下ダイプレートとの間に挟持するストリッパプレートが配設されていることを特徴とする打抜き装置。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記フィルムを搬送方向上流側から下流側に配置された少なくとも一つの領域に搬送しながら前記打抜き穴を形成するようにしたことを特徴とする打抜き装置。
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