JP3996250B2 - 駆動力伝達装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は自動2輪車等のチェーン駆動車両における駆動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平7−172373号には、チェーン駆動される被動スプロケットからフランジ部材及び弾性部材を介して駆動輪のハブへ駆動力を伝動する自動2輪車のチェーン駆動式伝達装置が示されている。被動スプロケットは車軸上にベアリングを介して回転自在に支持されたフランジ部材の外周部へ取付けられている。フランジ部材の一部は車軸の回りに軸方向へ突出してハブ側面に収容されている弾性部材へ差し込まれ、衝撃吸収ダンパである弾性部材を介して被動スプロケット側からハブ側へ駆動力を伝達するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように被動スプロケットとハブの間にフランジ部材と弾性部材を介する伝動構造の場合、弾性部材と被動スプロケットがフランジ部材に隔てられて車軸の軸方向へ並ぶ配置になるため、弾性部材がチェーンラインからオフセットされることになる。
【0004】
このため、駆動力の伝達時に被動スプロケットと弾性部材の間でモーメントが発生し、このモーメントに対応するため弾性部材やフランジ部材の強度をより大きくしなければならない。また、チェーンと被動スプロケットの噛み合いに影響を及ぼし、チェーン寿命が短くなったり、走行騒音が大きくなるという問題がある。そのうえ、フランジ部材を車軸上へ回転自在に支持するためのベアリングがハブとは別に必要となり、それだけ構造が複雑化し、コストが高くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願の駆動力伝達装置に係る第1の発明は、チェーン駆動される被動スプロケットから弾性部材を介して駆動輪のハブへ駆動力を伝達する駆動力伝達装置において、
前記ハブの側面に車軸周り軸方向へ一体に突出し内周部がベアリングにより軸受けされるハブ側ボス部を設け、前記被動スプロケットの内周部にスプロケット側ボス部を設け、このスプロケット側ボス部を前記ハブ側ボス部上に嵌合させ、
さらに、前記スプロケット側ボス部に側方へ開放された収容空間を設け、この収容空間内へ弾性部材を嵌合してチェーンライン上に配置し、かつこの弾性部材を貫通する部分と収容空間の側方を覆う部分とを備える取付部材により前記被動スプロケットを前記ハブへ取付けるとともに、
前記ハブを軸受けするベアリングをチェーンライン上に配置したことを特徴とする。
【0006】
なお、収容空間は被動スプロケットの両側面のうち一方側を開放され他方側が壁部をなす小室状の凹部もしくは被動スプロケットの側面を貫通する穴として形成することができる。
【0007】
第2の発明は、上記第1の発明において、前記取付部材が、前記収容空間の側方を覆う部分として前記被動スプロケットの前記ハブ側と反対側の側面に重なるリング状の押さえデイスクと、前記弾性部材を貫通する部分としてのボルト及びこのボルトと締結するナットとにより構成されることを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
第1の発明によれば、被動スプロケットに側方へ開放されて設けられた収容空間内へ弾性部材を嵌合したので、弾性部材をチェーンライン上に配置することができ、その結果、被動スプロケットからの駆動力伝達時において弾性部材との間にモーメントが発生しない。このため、強度上有利になるとともに、チェーンと被動スプロケットの噛み合いに影響を及ぼさず、チェーンの長寿命化、走行騒音の低減に有利となる。
【0009】
また、被動スプロケットが弾性部材によりフローテイング支持されるため、チェーンと被動スプロケットとの噛み合いによる共振・共鳴を大幅に抑えることができ、これによっても静音効果の向上が図れる。
【0010】
さらに、弾性部材を貫通する取付部材で被動スプロケットをハブへ取付けることができるので、従来のフランジ部材が不要になり、かつそのためのベアリングが不要になり、構造が簡単化し、コストを下げることができる。
【0011】
そのうえ、弾性部材を貫通した取付部材の一端を被動スプロケットの側面へ当接させれば、取付部材は弾性部材の抜け止めを兼用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
自動2輪車の後輪駆動に適用された第1実施例を説明する。図1は要部の拡大断面図(図2の1−1線断面図)、図2は後輪サスペンションの側面図、図3は固定デスクをハブ側から示す図、図4は図3の4−4線に沿う断面図、図5は図3の5−5線に沿う断面図、図6は弾性部材側面図、図7は図6の7−7線に沿う断面図、図8は図6の8−8線に沿う断面図、図9は被動スプロケットの部分側面図、図10は図9の10−10線に沿う断面図である。
【0015】
まず、図2に基づいて後輪サスペンションを説明する。前端部を図示しない車体フレームへ支持されたリヤスイングアーム1は、同じく車体フレーム側に支持されているリンク2及び緩衝器3を介して懸架される。
【0016】
リヤスイングアーム1の後端部一側には後輪4のハブ5が車軸6を介して支持され、ハブ5の一側面取付けられている被動スプロケット7はチェーン8を介して車体側の駆動スプロケット9により駆動される。
【0017】
図1に明らかなように、被動スプロケット7はその収容空間10に嵌合された弾性部材11を被動スプロケット7の外側面に重ねた押さえデイスク12へ通したボルト13によりハブ5の側面14へ取付けることにより、チェーン8の駆動力を弾性部材11を介してハブ5へ伝達して後輪4を回転するようになっている。
【0018】
ハブ5の側面14には周方向へ適当間隔でネジ穴15が形成され、このネジ穴15へボルト13の一端部に形成されたネジ部が取付けられるとともに、他端側にもネジ部が形成され、このネジ部は押さえデイスク12を貫通し、その突出端にナット16が締結されている。
【0019】
なお、ハブの側面14からは一体のボス部17が車軸6の回りに軸方向へ突出され、被動スプロケット7の内周部をカラー18を介して支持している。符号19はハブ5を車軸6の回りへ回転自在にするためのボールベアリング、20はカラーである。
【0020】
押さえデイスク12は、図3乃至図5に明らかなように、ハブ5の側面14に重なるリング状をなし、周方向等間隔に係合部21が設けられている。係合部21はハブ5側(内面側という)へ突出する径方向へ板状に延びる部分であり、その突出量は被動スプロケット7の略肉厚程度である。
【0021】
係合部21の中央部に表裏へ貫通するボルト13の通し穴22が形成されたボス23が形成され、その外面側の開口部にはボルト13と締結するナット16を収容する座部をなす収容空間24になっている。符号12aは中央の肉抜き穴であり、この内側にハブ5のボス部17が嵌合するようになっている。
【0022】
図6乃至図8に明らかなように、弾性部材11はゴム又は適宜エラストマー樹脂からなる衝撃吸収ダンパとして構成されており、スリット25を挟んで両側に対をなして設けられる本体部26と、これら両本体部26間を連結するブリッジ27を備え、表裏に突起28が形成されている。スリット25は係合部21を嵌合する部分であり、その径方向中間部はボス23を通すための拡大部29になっている。
【0023】
図9及び図10に明らかなように、被動スプロケット7は、外周部に歯部30が形成され、内周部にボス31が形成されるとともに、これらの中間部には径方向の隔壁32に隔てられた、弾性部材11を嵌合する収容空間10が貫通形成されて周方向へ等間隔で設けられている。符号33は中央の肉抜き穴である。
【0024】
この駆動力伝達装置を組立てるには、図1に示すように、まず、収容空間10内へ弾性部材11を側方へ開放されている開口部から挿入し、さらに被動スプロケット7の外側面へ押さえデイスク12を重ね、その係合部21及びボス23を弾性部材11のスリット25内へ嵌合する。
【0025】
続いて、ハブ5のボス部17上に被動スプロケット7のボス部31を嵌合してハブ5の側面14と重ね、押さえデイスク12の通し穴22に、予めハブ5の側面14に形成されたネジ穴15へ一端側を締結されているボルト13の他端を通し、その収容空間24内へ突出する先端のネジ部へナット16を締結する。
【0026】
これにより被動スプロケット7はハブ5の側面に弾性部材11を介してフローテイング支持された構造(以下、このようなフローテイング支持されたスプロケットをフローテイングスプロケットという)になり、かつ押さえデイスク12はナット16に押さえられて被動スプロケット7と一体化するとともに、弾性部材11の脱落を防止する。
【0027】
次に、本実施例の作用を説明する。図1に明らかなように、チェーン8を介して駆動力が被動スプロケット7へ伝達されると、被動スプロケット7はボス部17の周囲を転動しようとする。しかし、被動スプロケット7と一体に回転する弾性部材11はボルト13を介してハブ5へ連結されているから、弾性部材11により衝撃を吸収されながらハブ5へ駆動力が伝達され、被動スプロケット7とハブ5が一体に回転する。
【0028】
しかも、弾性部材11が被動スプロケット7内にあって、チェーン8とベアリング19を結ぶ線上すなわちチェーンラインC上に配置されているため、弾性部材11に対して駆動力伝達時にモーメントが発生しない。したがって、強度上有利になるとともに、チェーン8と被動スプロケット7の噛み合いに影響を及ぼさず、チェーン8の長寿命化並びに走行騒音の低減に有利となる。
【0029】
また、押さえデイスク12、ボルト13及びナット16は、被動スプロケット7をハブ5へ取付けるため取付部材であると同時に駆動力の伝達部材であり、かつ押さえデイスク12とナット16は弾性部材11の脱落防止部材としても機能できる。しかも、従来のようなフランジ部材が不要になるので、そのためのベアリングも不要になり、それだけ構造が簡単化し、かつコストが低くなる。
【0030】
さらに、被動スプロケット7が弾性部材11によりハブ5へフローテイング支持されるため、チェーン8と被動スプロケット7との噛み合いによる共振・共鳴を大幅に抑えることができ、静音効果の向上が図れる。
【0031】
図11は参考例に係る前実施例の図1に相当する図である。なお、以下の説明では前実施例との共通部には共通符号を使用するものとする。この被動スプロケット7は歯部側部分40と取付側部分41とに分割され、歯部側部分40の内周側に形成された二股部42内へ取付側部分41の外周部が嵌合し、歯部側部分40と取付側部分41は嵌合部でそれぞれの肉厚中心がほぼ一致している。
【0032】
この二股部42の一側側から他側側へ穴を貫通させることにより、歯部側部分40及び取付側部分41の重なる部分にそれぞれ連結穴43、44が形成され、これらの穴に嵌合された弾性部材11により相互に連結されている。
【0033】
また、取付側部分41の内周部には取付穴45が設けられ、これにハブ5の側面14へ取付けられているボルト13の突出端を通してナット16で締結することにより直接ハブ5の側面14へ取付けられている。ボルト13及びナット16が取付部材と駆動力の伝動部材を兼ね、取付側部分41をハブ5の側面14へ簡単かつ確実に取付けることができる。
【0034】
この場合、弾性部材11は衝撃吸収ダンパとしての機能はそれ程発揮できないが、被動スプロケット7をハブ5に対してフローテイング支持することにより、フローテイングスプロケットを実現でき、かつ駆動力伝達時のモーメントは前実施例同様に発生しないので、強度上並びにチェーンの長寿命化及び静音化等の前記効果を維持しつつ弾性部材11の構造を小型かつ簡略化できる。
【0035】
また、被動スプロケット7を分割したことにより、摩耗等により交換する場合には歯部側部分40のみを分離して交換することが可能になる。なお、本例の場合、取付側部分41の外周側を二股部とし、ここに歯部側部分40の内周側を嵌合させることもできる。
【0036】
図12は第2実施例に係る図1に相当する部分を示す図であり、前参考例同様に衝撃吸収ダンパとしてではなくフローテイングスプロケットの実現を目的として弾性部材を用いたものである。
【0037】
この例では被動スプロケット7に形成された貫通穴50に弾性部材11を嵌合し、その中央部へ形成された貫通穴51へカラー52を嵌合し、ハブ5の側面14に取付けられたボルト13に通し、ワッシャ53を介してナット16で締結することによりハブ5へ取付けられている。
【0038】
このようにすれば、フローテイングスプロケットとしての前参考例同様の効果を奏するとともに、ボルト13、ワッシャ53及びナット16が取付部材と駆動力の伝動部材を兼ね、しかもナット16による被動スプロケット7及び弾性部材11の固定がワッシャ53を介することで可能になるので、構造をさらに簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の要部拡大断面図(図2の1−1線断面図)
【図2】 後輪サスペンションの側面図
【図3】 固定デスクをハブ側から示す図
【図4】 図3の4−4線に沿う断面図
【図5】 図3の5−5線に沿う断面図
【図6】 弾性部材側面図
【図7】 図6の7−7線に沿う断面図
【図8】 図6の8−8線に沿う断面図
【図9】 被動スプロケットの部分側面図
【図10】 図9の10−10線に沿う断面図
【図11】 参考例に係る図1に相当する図
【図12】 第2実施例の図1に相当する図
【符合の説明】
4:後輪、5:ハブ、7:被動スプロケット、8:チェーン、10:収容空間、11:弾性部材、12:押さえデイスク、13:ボルト、16:ナット。
Claims (2)
- チェーン駆動される被動スプロケットから弾性部材を介して駆動輪のハブへ駆動力を伝達する駆動力伝達装置において、
前記ハブの側面に車軸周り軸方向へ一体に突出し内周部がベアリングにより軸受けされるハブ側ボス部を設け、前記被動スプロケットの内周部にスプロケット側ボス部を設け、このスプロケット側ボス部を前記ハブ側ボス部上に嵌合させ、
さらに、前記スプロケット側ボス部に側方へ開放された収容空間を設け、この収容空間内へ弾性部材を嵌合してチェーンライン上に配置し、かつこの弾性部材を貫通する部分と収容空間の側方を覆う部分とを備える取付部材により前記被動スプロケットを前記ハブへ取付けるとともに、
前記ハブを軸受けするベアリングをチェーンライン上に配置したことを特徴とする駆動力伝達装置。 - 前記取付部材は、前記収容空間の側方を覆う部分として前記被動スプロケットの前記ハブ側と反対側の側面に重なるリング状の押さえデイスクと、前記弾性部材を貫通する部分としてのボルト及びこのボルトと締結するナットとにより構成されることを特徴とする請求項1に記載した駆動力伝達装置。
Priority Applications (1)
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JP28964397A JP3996250B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 駆動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28964397A JP3996250B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 駆動力伝達装置 |
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JPH11124075A JPH11124075A (ja) | 1999-05-11 |
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JP28964397A Expired - Fee Related JP3996250B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 駆動力伝達装置 |
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JP (1) | JP3996250B2 (ja) |
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EP1746308A1 (en) * | 2005-07-22 | 2007-01-24 | Kwang Yang Motor Co., Ltd. | Cushioning mechanism for sprocket of all terrain vehicles |
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1997
- 1997-10-22 JP JP28964397A patent/JP3996250B2/ja not_active Expired - Fee Related
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