JP3994321B2 - エアーバッグモジュール装備シート - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアーバッグをインフレータより発生する出力圧で外方に向けて膨張展開可能にエアーバッグケースで収容したエアーバッグモジュールをシートバックのサイド部に備えるエアーバッグモジュール装備シートの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5で示すようにエアーバッグをエアーバッグケースで収容したエアーバッグモジュール1をインフレータより発生する出力圧で膨張展開可能に備え、エアーバッグモジュール1の装備側を被包するトリムカバー2の前面マチ部2aと側面マチ部2bとの縫い合わせ目からトリムカバー2の破断部2cを形成し、更に、伸びの少ない一対の力布3,4をトリムカバー2の破断部2cと片端末で共縫いさせてトリムカバー2の内側に備え付け、エアーバッグモジュール1を力布3,4で包み込んでシートバックBのサイド部に装備するものが提案されている(例えば、特開平9−179010号)。
【0003】
そのエアーバッグモジュール装備シートにおいては、片方の力布をバックパッドの前側部に回し込んでバックパッドの吊込み穴からバックパッドの内側に引き込んでトリムカバーと一体にクッションスプリングで吊込み止着すると共に、他方の力布をエアーバッグモジュールの前部側からシートバックフレームの背後側に回し込んでトリムカバーと一体にシートバックフレームで端末止着することにより、一対の力布がトリムカバーと一体に組み付けられている。
【0004】
その力布をトリムカバーと一体に組み付けると、エアーバッグケースがエアーバッグの膨張圧で開放するに伴って、エアーバッグの膨張圧が力布からトリムカバーに直に作用し、力布がエアーバッグケースのリッドによる引張りに耐えられても、トリムカバーがエアーバッグケースのリッドで引っ張られることにより破れ出す虞れがある。このトリムカバーの破れを伴うことでは、エアーバッグの膨張展開が不完全との印象を与えるところから好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、トリムカバーの破れ出しを伴うことなく、トリムカバーの破断部をエアーバッグの膨張圧で瞬時に切開させられるよう力布を備え付けると共に、エアーバックモジュールを包み込む力布を容易に組み付けられるエアーバッグモジュール装備シートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係るエアーバッグモジュール装備シートにおいては、エアーバッグをインフレータより発生する出力圧で外方に向けて膨張展開可能にエアーバッグケースで収容したエアーバッグモジュールを備え、該エアーバッグモジュールをバックパッドの空洞内に配置させてシートバックフレームのサイドプレートに取り付け、エアーバッグモジュールの装備側を被包するトリムカバーの縫い合わせ目からトリムカバーの破断部を形成し、伸びの少ない一対の力布をトリムカバーの破断部と各片端末で共縫いさせてトリムカバーの内側に備え、この力布によりエアーバックモジュールを包み込んでエアーバッグの膨張圧による引張り力を力布でトリムカバーの破断部に作用するもので、
トリムカバーの破断部と共縫いする片端末を除いてトリムカバーと別体の力布を備え、引張りワイヤを各力布の他端末に備えると共に、一本の掛止めバーをサイドプレートの背後側でシートバックフレームの軸線方向に取付け固定し、各力布の他端末をトリムカバーの端末と分けて引張りワイヤで掛止めバーの同軸上に端末止着することにより構成されている。
【0007】
本願の請求項2に係るエアーバッグモジュール装備シートにおいては、片方の力布をバックパッドの前側部からサイドプレートの背後側に回し込むと共に、他方の力布をエアーバッグモジュールの前部側からサイドプレートの背後側に回し込んで、エアーバッグモジュールを各力布で包み込むことにより構成されている。
【0008】
本願の請求項3に係るエアーバッグモジュール装備シートにおいては、トリムカバーの破断部と略相応する長さに亘る広い幅の片端末をトリムカバーの破断部と共縫いした広幅な力布をバックパッドの前側部からサイドプレートの背後側に回し込むと共に、広幅な力布の略中央位置に相応させて片端末をトリムカバーの破断部と共縫いした帯状の力布をエアーバッグモジュールの前部側からサイドプレートの背後側に回し込んで、エアーバッグモジュール各力布で包み込むことにより構成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4を参照して説明すると、図1はエアーバッグモジュール10を車の前部側から見てシートバックBの右側部縦方向に装備する日本車仕様のアシスタントシートを示す。このシートバックBでは、エアーバッグの膨張展開に伴うトリムカバー11の破断部11aがエアーバッグモジュール10の装備側を被包する前面マチ部11b(バケットシートの場合、土手部を被包するカバー部)と側面マチ部11cとの縫い合わせ目から形成されている。
【0010】
エアーバッグモジュール10は、特に図示しないインフレータ,エアーバッグを備え、インフレータを車体側に装備する衝撃センサーで作動させてエアーバッグを膨張展開可能に構成されている。そのエアーバッグモジュール10は、図2で示すようにエアーバッグをインフレータより発生する出力圧で外方に向けて膨張展開可能にエアーバッグケース10aで収容し、リッド10bをエアーバッグの膨張圧により開放可能にフック10cで掛止め閉鎖したケース収容型のものが装備されている。
【0011】
エアーバッグモジュール10は、リッド10bによるエアーバッグケース10aの開放側をトリムカバー11の破断部11aと相応させてバックパッド12の側部に設けた空洞部12aの内部に配置すると共に、エアーバッグケース10aをシートバックフレーム13aのサイドプレート13bにボルト12dで締め固定し、更に、片端末をトリムカバー11の破断部11aと共縫いした二枚の力布14,15により包み込んでトリムカバー11の側面マチ部11cで覆うことによりシートバックBの側部に装備されている。
【0012】
トリムカバー11は、全体が通常の使い勝手に耐えられる番手数8番程度の糸を上下の縫い糸としてミシン掛けにより背抜き袋状に縫製されている。そのトリムカバー11の一般部は番手数8番程度の糸を上下の縫い糸として縫製するに対し、トリムカバー11の破断部11aは番手数8番程度の糸と番手数20番程度の糸とを上下の縫い糸として縫い付けることから通常の使い勝手に耐えられる強度を保って切開し易く縫製できる。
【0013】
力布14,15は、ポリエステル不織布や綿布等のエアーバッグの膨張圧を受けても伸びの少ない材質のもので形成されている。その力布14,15は、図3で示すように折り返した各端末をトリムカバー11の前面マチ部11bと側面マチ部11cの端末重ね部分に外側から当て、この四者を力布14,15の折返し部近くで縫い糸16aにより共縫いすることから、トリムカバー11の破断部11aを形成するよう縫い付けられている。
【0014】
その他に、前面マチ部11bと力布14並びに側面マチ部11cと力布15を折返し端末の先端寄りで縫い糸16b,16cにより縫い合わせて破断部11aの裂断後にも離れないよう縫い付けられている。この四者を片端末相互で共縫いする以外、力布14,15はトリムカバー11と別体に備え付けられている。
【0015】
その力布としては、図1で示すようにトリムカバー11の破断部11aと略相応する長さに亘る広い幅の片端末をトリムカバー11の破断部11aと共縫いした三角巾状の力布14と、広幅な力布14の略中央位置に相応させて片端末をトリムカバー11の破断部と共縫いした帯状の力布15が備え付けられている。
【0016】
その力布14,15は、図4で示すような硬鋼線,ピアノ線等の剛直な線材で形成した引張りワイヤ17,18をトリムカバーの破断部と縫い付ける側と反対側の他端末に備え、この引張りワイヤ17,18をサイドプレート13bの背後側でシートバックフレーム13aの軸線方向に掛渡し固定した一本の掛止めバー19に絡げ止め、トリムカバーの破断部と縫い付ける側と反対側の他端末を掛止めバー19の同軸上に端末止着するよう形成されている。
【0017】
各引張りワイヤ17,18は、力布14,15の端部幅に相当する長さの支持軸部17a,18aと、支持軸部17a,18aの両側から平行に折れ曲がるアーム部17b,17c、18b,18cと、各アーム部17b,17c、18b,18cの軸端から折り曲げたフック部17d,17e、18d,18eと、各フック部17d,17e、18d,18eの軸端から折り曲げたロック部17f,17g、18f,18gを備えて軸曲げ形成されている。
【0018】
その構成中で、ロック部17f,17g、18f,18gは片側17f,17gをフック部17d,17eより横方向に折り曲げ、他方18f,18gをフック部18d,18eより外方の縦方向に折り曲げることにより互いに絡み合わせられるよう形成されている。また、掛止めバー19は引張りワイヤ17,18の平行するアーム部17b,17c、18b,18cの間隔よりも長い軸線を有し、引張りワイヤ17,18をフック部17d,17e、18d,18eで掛け止められるV字状の谷曲げ部19a,19bを軸線上に備えて形成されている。
【0019】
その各構成部を備えては、トリムカバー11をバックパッド12に被せるのに先立って、エアーバッグモジュール10をサイドプレート13bの板面に取付け固定する。次いで、片方の力布14をバックパッド12の前側部から吊込み穴12b(図1参照)に通してサイドプレート13bの背後側に回し込むと共に、他方の力布15をエアーバッグモジュール10の前部側からバックパッド12の空胴部12aに通してサイドプレート13bの背後側に回し込むことにより、エアーバックモジュール10を力布14,15で包み込む。
【0020】
その後に、引張りワイヤ17,18をサイドプレート13bの背後で掛止めバー19の同軸上に絡め止める。この引張りワイヤ17,18は、各フック部17d,17e、18d,18eを掛止めバー19の軸線上に引っ掛けて掛止めバー19の谷曲げ部19a,19bに寄せ合わせることにより、ロック部17f,17g、18f,18gを互いに係合させて絡め止められる。
【0021】
その引張りワイヤ17,18では、各フック部17d,17e、18d,18eを掛止めバー19の軸線に引っ掛け、また、ロック部17f,17g、18f,18gが互い係合することから掛止めバー19から外れないよう安定よく確実に絡め止めできると共に、力布14,15をエアーバックの膨張圧に対抗できるよう引張り支持できる。
【0022】
力布14,15の組付け後、トリムカバー11はバックパッド12の全面を被包するよう通常通り組み付ければよい。このトリムカバー11の構成中、前面マチ部11bはバックパッド12の土手部に被せると共に、端末をバックパッド12の吊込み穴12bよりシートバックBの内部に引き込んでコイルバネ20でクッションバネ21に引張り止着する。側面マチ部11cは、バックパッド12の側面部から後部側に回し込んで端末をリテーナー等でシートバックフレーム13aに止着固定すればよい。
【0023】
このように構成するエアーバッグモジュール装備シートでは、各力布14,15をトリムカバー11の破断部11aに縫い付けてトリムカバー11と別体に備え、その力布14,15によりエアーバッグモジュール10の全体を包み込み、力布14,15を引張りワイヤ17,18で掛止めバー19の同軸上に引張り止着することにより組み付けられるから、力布14,15をトリムカバー11と別体に備えても、エアーバックモジュール10を包み込んでシートバックBのサイド部に簡単に組付け装備できる。
【0024】
そのエアーバッグモジュール装備シートでは、エアーバッグケース10aがエアーバッグの膨張圧で開放すると、エアーバッグの膨張圧がエアーバッグケース10aのリッド10bから力布15に作用し、力布15がエアーバッグケース10aのリッド10bで外方に押圧されて引っ張られると共に、力布14が力布15の引っ張りで緊張し、この力布14,15の抗張力がトリムカバー11の破断部11aに作用することによりトリムカバー11の破断部11aを切開させられる。
【0025】
その際に、トリムカバー11の前面マチ部11b並びに側面マチ部11cは力布14,力布15の各端末と分けて別に端末止着されているため、力布14,15の抗張力がトリムカバー11の前面マチ部11b並びに側面マチ部11cの全体乃至は端末に直接作用しないから、このトリムカバー11の前面マチ部11b並びに側面マチ部11cが破れ出すのを防げる。
【0026】
その力布としては、トリムカバー11の破断部11aと略相応する長さに亘る三角巾状の力布14と、力布14の略中央位置に相応する帯状の力布15とを備えるため、力布15がエアーバッグケース10aのリッド10bで外方に押圧されて引っ張られると、その引張り力が力布15の中央位置に作用し、力布14が全体的に緊張することから、トリムカバー11の破断部11aが中央位置から上下方向に向かって速やかに裂断する。
【0027】
その力布14,15の作用により、インフレータによるエアーバッグの膨張圧を低く設定しても、トリムカバー11の破断部11aを短い時間に切開させられるため、エアーバッグをインフレータより発生する出力圧でエアーバッグケース10aから外方に向けて速やかに膨張展開させられる。また、トリムカバー11の破断部11aが切開しても、トリムカバー11の前面マチ部11aと側面マチ部11bとは端末間が縫い合された力布14,15で連続させたまま保てるからシートバックBの前後方向に捲れ出るのを防げる。
【0028】
上述した実施の形態では、トリムカバー11の破断部11aをエアーバッグモジュール1の装備側を被包する前面マチ部11bと側面マチ部11cとの縫い合わせ目から形成する場合に基づいて説明したが、そのトリムカバー11の破断部11aをエアーバッグケース10aのリッド10bの開放位置に近付けて側面マチ部11cの面積内に設ける場合にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】
以上の如く、本願の請求項1に係るエアーバッグモジュール装備シートに依れば、トリムカバーの破断部と共縫いする片端末を除いてトリムカバーと別体の力布を備えると共に、引張りワイヤを各力布の他端末に備え、更に、一本の掛止めバーをサイドプレートの背後側でシートバックフレームの軸線方向に取付け固定し、各力布の他端末をトリムカバーの端末と分けて引張りワイヤで掛止めバーの同軸上に端末止着することにより、トリムカバーが破れ出さないよう力布の抗張力をトリムカバーの全体乃至は端末に直接作用するのを防げ、また、一対の力布をトリムカバーと別体に備えても、エアーバックモジュールを各力布で包み込んでシートバックのサイド部に簡単に組付け装備できる。
【0030】
本願の請求項2に係るエアーバッグモジュール装備シートに依れば、片方の力布をバックパッドの前側部からサイドプレートの背後側に回し込むと共に、他方の力布をエアーバッグモジュールの前部側からサイドプレートの背後側に回し込んで、エアーバックモジュールを各力布で包み込むことから、エアーバックモジュールを包み込むよう各力布をシートバックのサイド部に簡単に組付け装備できる。
【0031】
本願の請求項3に係るエアーバッグモジュール装備シートに依れば、トリムカバーの破断部と略相応する長さに亘る広い幅の片端末をトリムカバーの破断部と共縫いした広幅な力布をバックパッドの前側部からサイドプレートの背後側に回し込むと共に、広幅な力布の略中央位置に相応させて片端末をトリムカバーの破断部と共縫いした帯状の力布をエアーバッグモジュールの前部側からサイドプレートの背後側に回し込んで、エアーバックモジュールを各力布で包み込むことから、帯状の力布がエアーバッグの膨張圧で押圧されて引っ張られると、その引張り力が広幅な力布の中央位置に作用して全体的に緊張することから、トリムカバーの破断部が中央位置から上下方向に向かって速やかに裂断し、インフレータによるエアーバッグの膨張圧を低く設定しても、トリムカバーの破断部をエアーバッグの膨張圧で瞬時に切開させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエアーバッグモジュール装備シートのシートバックを示す斜視図である。
【図2】 図1のシートバックを示す部分断面図である。
【図3】 図1のシートバックに被されるトリムカバーと力布との端末縫着構造を示す説明図である。
【図4】 図2の力布を引張り止着するワイヤの組付け構造を示す説明図である。
【図5】 従来例に係るエアーバッグモジュール装備シートを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 エアーバッグモジュール
10a エアーバッグケース
11 トリムカバー
11a トリムカバーの破断部
12 バックパッド
12a バックパッドの空洞部
13a シートバックフレーム
13b サイドプレート
14,15 力布
17,18 引張りワイヤ
19 掛止めバー

Claims (3)

  1. エアーバッグをインフレータより発生する出力圧で外方に向けて膨張展開可能にエアーバッグケースで収容したエアーバッグモジュールを備え、該エアーバッグモジュールをバックパッドの空洞内に配置させてシートバックフレームのサイドプレートに取り付け、エアーバッグモジュールの装備側を被包するトリムカバーの縫い合わせ目からトリムカバーの破断部を形成し、伸びの少ない一対の力布をトリムカバーの破断部と各片端末で共縫いさせてトリムカバーの内側に備え、この力布によりエアーバックモジュールを包み込んでエアーバッグの膨張圧による引張り力を力布でトリムカバーの破断部に作用するエアーバッグモジュール装備シートにおいて、
    トリムカバーの破断部と共縫いする片端末を除いてトリムカバーと別体の力布を備え、引張りワイヤを各力布の他端末に備えると共に、一本の掛止めバーをサイドプレートの背後側でシートバックフレームの軸線方向に取付け固定し、各力布の他端末をトリムカバーの端末と分けて引張りワイヤで掛止めバーの同軸上に端末止着したことを特徴とするエアーバッグモジュール装備シート。
  2. 片方の力布をバックパッドの前側部からサイドプレートの背後側に回し込むと共に、他方の力布をエアーバッグモジュールの前部側からサイドプレートの背後側に回し込んで、エアーバックモジュールを各力布で包み込んだことを特徴とする請求項1に記載のエアーバッグモジュール装備シート。
  3. トリムカバーの破断部と略相応する長さに亘る広い幅の片端末をトリムカバーの破断部と共縫いした広幅な力布をバックパッドの前側部からサイドプレートの背後側に回し込むと共に、広幅な力布の略中央位置に相応させて片端末をトリムカバーの破断部と共縫いした帯状の力布をエアーバッグモジュールの前部側からサイドプレートの背後側に回し込んで、エアーバックモジュールを各力布で包み込んだことを特徴とする請求項1または2に記載のエアーバッグモジュール装備シート。
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