JP3988768B2 - リンク駆動機構およびこれを用いた産業用ロボット - Google Patents

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Description

本発明は、リンク駆動機構に関し、特に産業用ロボットに使用して好適なリンク駆動機構に関する。
近年、産業用ロボットは、高速・高精度・クリーン度が要求される生産現場とともに、特殊ガスや薬品等を使用する特殊環境下においても対応が望まれている。現在の、例えばスカラ型ロボットの上下軸機構はボールネジを使用し、直動軸を構成しているものが主である。この機構の場合、アーム内部からの発塵やグリースの飛散を防ぐため、ジャバラ等の保護部材が必要となる。しかし、ジャバラを使用した場合、ジャバラの収縮に伴いロボットの内部圧力の変動が生じるため、また、耐久性等の観点から、素材が限られるため、高いクリーンレベルが求められる場合および特殊環境下での作業が求められる場合には、対応が困難である。
一方、産業用ロボットの上下軸機構をリンク式に構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。これは、一方の平行リンクを構成する左右一対の第1アームをベースとリンクベースに連結し、他方の平行リンクを構成する左右一対の第2アームをリンクベースとアームベースに連結し、上記リンクベースに駆動モータを搭載するとともに、左右両側の第1アームと第2アームの連結軸に回転力を与えるために、傘歯車を使用した伝動機構を採用し、この伝動機構を減速機とともにリンクベースの内部に内蔵する構成となっている。
特開2002−326182号公報
しかし、上記特許文献1に示すような平行リンク式の上下軸機構では、ジャバラを使用しない、いわゆるジャバラレスで上下軸機構を構成することができるものの、第1、第2アームの連結軸を回転させるのに傘歯車を使用した伝動機構を採用しているため、傘歯車のバックラッシの影響により、位置精度が落ちるという問題がある。また、傘歯車機構では、左側の第1アームの連結軸は時計回りに、右側の第2アームの連結軸は反時計回りに、という具合に、左右の連結軸を互いに反対方向に回転させなければならないので、第1、第2アームの連結部の構造がきわめて複雑となり、この連結部の組立は困難を極めるものとなる。さらに、この連結部におけるシール構造も複雑となる。
また、ロボット作業を実行させるためにロボットアームの先端部にはハンド装置等のエンドエフェクタが取り付けられるが、そのエンドエフェクタやロボットアーム等の駆動装置の配線あるいは配管がロボットアームの周囲に露出するような構造では、外観上も見劣りがするうえに、ロボットアームの動きを制限しないように配線・配管の配置を考慮しなければならず、また外部物体等との干渉が生じないように配慮する必要がある。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたもので、高精度の位置精度を有し、またシール性のよいリンク駆動機構およびこれを用いた産業用ロボットを提供することを目的とする。
また、本発明は、エンドエフェクタやロボットアーム等の駆動装置の配線・配管を外部に露出させることのない産業用ロボットを提供することを目的とする。
本発明に係るリンク駆動機構は、一方の平行リンクを構成する第1アームと、他方の平行リンクを構成する第2アームと、前記第1アームと第2アームを連結する端部の間に介在し、両方の平行リンクの端部が連結される連結ベースと、一方のアームの連結端部に設けられた波動歯車減速機付き駆動モータとを備え、
前記波動歯車減速機は、同一方向に回転する2つの出力軸を有し、その第1出力軸は他方のアームの端部に連結され、第2出力軸は前記連結ベースに連結されていることを特徴とする。
本発明のリンク駆動機構は、上記のように第1アームと第2アームがそれぞれ連結ベースを介して平行リンクで構成されているので、すべて回転軸の回転運動のみで位置を制御することができる。また、同一方向に回転する2つの出力軸を有する波動歯車減速機を用いているので、バックラッシがなく、したがって高精度の位置精度を実現できる。また、回転軸のためシール構造も簡単で、かつシール性がよく、クリーン環境など様々な特殊環境下に容易に対応させることができる。
なお、本発明において、波動歯車減速機付き駆動モータを第1アームの連結端部に取り付ける場合には、波動歯車減速機の第1出力軸は第2アームの連結端部に連結され、第2出力軸は連結ベースに連結される。逆に、波動歯車減速機付き駆動モータを第2アームの連結端部に取り付ける場合には、波動歯車減速機の第1出力軸は第1アームの連結端部に連結され、第2出力軸は同じく連結ベースに連結される。
また、本発明では、前記波動歯車減速機の第1出力軸と第2出力軸の減速比を、1:2の割合とするものである。
これにより、他方の平行リンクを構成する第2アーム側に連結される可動ベースを直線的に移動させることができる。
また、本発明では、前記第1出力軸と第2出力軸を同心円上に設けるのがよい。これにより、波動歯車減速機を短くすることができ、駆動部をコンパクトに構成することができる。
また、本発明では、リンク駆動機構の内部が中空構造となっており、配線、配管のいずれか一方または両方が内部を通っていることを特徴とする。
これによって、配線・配管を第1、第2アーム内部に隠すことができ、第1、第2アームやロボットアームの動きに制限を加えることがなく、また外部物体等との干渉も生じない。さらに外観上もすっきりとした印象を与える。
また、本発明のリンク駆動機構を利用することにより、一般的な産業用ロボットを構成することができる。特に、スカラ型ロボットの上下軸機構として好適に利用することができる。
以下、本発明を適用した実施の形態の一例について図面を参照して説明する。ここでは、本発明のリンク駆動機構をスカラ型ロボットの上下軸機構として使用した例を示すが、本発明はこれに限られるものではない。
図1は本発明の産業用ロボット(スカラ型ロボット)の側面図、図2はこのスカラ型ロボットの上面図である。
このスカラ型ロボットのリンク駆動機構(上下軸機構)10は、床面などに取り付けられる固定ベース1と上部の可動ベース2の間に中間の連結ベース3を配し、連結ベース3を介して2組の平行リンク機構を略「く」の字状に屈曲した形態で連結する構成となっている。
一方の第1アーム11は、第1リンク13と平行リンクを構成し、第1アーム11の一端部(下端部)は軸15を介して固定ベース1に回転可能に連結され、他端部(上端部)には後述する波動歯車減速機付きの駆動モータが取り付けられており、その波動歯車減速機の第2出力軸(図3乃至図5参照)が連結ベース3に回転可能に連結されている。
第1リンク13は、両端部が軸17a、17bを介して固定ベース1と連結ベース3に回転可能に連結されている。
他方の第2アーム12は、第2リンク14と平行リンクを構成し、第2アーム12の一端部(下端部)は上記波動歯車減速機の第1出力軸を介して回転可能に連結され、他端部(上端部)は軸16を介して上記可動ベース2に回転可能に連結されている。
また、第2リンク14は、両端部が軸18a、18bを介して連結ベース3と可動ベース2に回転可能に連結されている。
さらに、上記波動歯車減速機には駆動モータが直接取り付けられている。連結ベース3は、第1アーム11の上端部と第2アーム12の下端部の間に設けられている。
上述のように、固定ベース1、連結ベース3、第1アーム11、および第1リンク13は、連結点を結ぶと平行四辺形となる平行リンク機構を構成し、また、可動ベース2、連結ベース3、第2アーム12、および第2リンク14は、同じく連結点を結ぶと平行四辺形となる平行リンク機構を構成している。そして、可動ベース2は、これら2組の平行リンク機構により第1アーム11の回転角度には関係なく常に一定の姿勢(例えば水平)に維持される。
可動ベース2上には、上部機構20としてロボットアーム機構が搭載されている。スカラ型ロボットの場合は、主に第1水平アーム21と第2水平アーム22からなるロボットアーム機構が可動ベース2上に装着されている。第1水平アーム21は、第1水平アーム21と可動ベース2を連結する第1関節軸(図示せず)を中心に回転可能になっており、第2水平アーム22は、第1水平アーム21と第2水平アーム22を連結する第2関節軸(図示せず)を中心に回転可能になっている。さらに、第2水平アーム22の先端部には作業軸23(図2参照)が回転可能に設けられており、この作業軸にハンド装置等のエンドエフェクタ(図示せず)が取り付けられるようになっている。
さらに、上述のリンク駆動機構10を図3乃至図5に基づいて詳細に説明する。図3はこのリンク駆動機構10の概略構成を示す断面図であり、図4はその要部である駆動部の断面図である。なお、図4では波動歯車減速機30の下側半分は省略してある。また、図5はこのリンク駆動機構10の動作説明図である。
このリンク駆動機構10の駆動部4は、波動歯車減速機30を備えた駆動モータ50により構成されており、第1アーム11の上端部すなわち第2アーム12と連結する連結端部に取り付けられている。
波動歯車減速機30は、入力軸31と、ウェーブジェネレータ32と、フレクスプライン33、34と、サーキュラスプライン35、36と、第1出力軸37、第2出力軸38とから主として構成されている。
入力軸31には、駆動モータ50のモータ軸51が、例えばフランジ継手(フランジ継手部は図示省略)等により、回転方向にガタが生じないよう固く結合される。ウェーブジェネレータ32はこの入力軸31にねじ止めまたは接着等により固定されており、サーキュラスプライン35、36の内周にそれぞれ嵌合して波動を発生する2つのベアリング32a、32bを有する。
一方のフレクスプライン33は、サーキュラスプライン35と一部の歯が噛み合っており、かつ、第1出力軸37に図示しない取付ネジ等により固定されている。
他方のフレクスプライン34は、サーキュラスプライン36と一部の歯が噛み合っており、かつ、第2出力軸38にサーキュラスプライン35とともに図示しない取付ネジ等により固定されている。他方のサーキュラスプライン36は減速機ケース40に固定されている。
そして、第1出力軸37は、第2アーム12の端部に固定されており、第2出力軸38は、連結ベース3に固定されている。
第1出力軸37と第2出力軸38は同心円上に配置される。これによって、波動歯車減速機30を短くすることができるので、駆動部4をコンパクトに構成することができる。
第1出力軸37はアーム連結部材39を介して第2アーム12の下端部に取付ネジ41a、41bにより取り付けられている。また、第2出力軸38は取付ネジ41cにより連結ベース3に取り付けられている。
波動歯車減速機30は取付ネジ41dにより第1アーム11の上端部に取り付けられている。
駆動モータ50はモータフランジ52を介して波動歯車減速機30に取付ネジ41eにより取り付けられている。
上述のように、波動歯車減速機30は、1つの入力軸31と、2つの出力軸37、38を有する1入力2出力を有する減速機として構成されており、かつ、第1出力軸37と第2出力軸38は同一方向に回転するようになっている。さらに、第1出力軸37と第2出力軸38の減速比は1:2の割合となっている。フレクスプライン33と34の歯数、またはサーキュラスプライン35と36の歯数を変更することにより、上記の減速比の割合とすることができる。
したがって、バックラッシがないため、高精度に第1アーム11、第2アーム12を回転させることができ、可動ベース2の位置精度を高精度に制御できる。
また、このリンク駆動機構10は、図3、図4に示すように、中空構造となっている。すなわち、上述した可動ベース2、軸16、波動歯車減速機30付き駆動モータ50、第1アーム11、軸15はすべて中空構造に構成されている。また、駆動モータ50は中空モータとなっており、スリーブ53が波動歯車減速機30付き駆動モータ50の全体を貫通して中心に設けられている。なお、54はスリーブ取付部材、55はスリーブ53とアーム取付部材39の間に介在された滑り軸受である。また、図3において、11aは第1アームカバー、12aは第2アームカバー、15aは中空軸15のベアリング、16aは中空軸16のベアリングである。
このようにリンク駆動機構10を中空構造とすることによって、上部機構20の配線・配管60および駆動モータ50の配線(図示せず)等をリンク駆動機構10の内部を通して引き回すことができる。配線・配管60等は固定ベース1上に設けられた収納ボックス61内の配線基板やバルブ等に接続される。
したがって、このリンク駆動機構10の構成によれば、配線・配管60等がリンク駆動機構10の内部に収められ、一切外部に露出することはないので、外観上すっきりした印象を与えるとともに、リンク駆動機構10やロボットアーム等の動きが制限されることもなく、かつ、外部物体等との干渉のおそれも全くないものとなる。
さらに、第1アーム11、第2アーム12はそれぞれ第1アームカバー11a、第2アーム12aで密閉されており、また、第2アーム12と第1出力軸37を連結するアーム連結部材39、第2出力軸38の連結ベース3と減速機ケース40、中空軸15、16の取付部等は図示しないOリング等によりシールされるので、シール性がよく、アーム内部からの発塵やグリース等の飛散が生じないので、クリーン環境など様々な特殊環境下においても容易に適応することができる。
次に、図5の模式図に基づいて、この波動歯車減速機30の動作を説明する。
図5において、可動ベース2を実線で示す位置Aから点線で示す位置Bへ移動(上昇)させる場合には、波動歯車減速機30の第1出力軸37および第2出力軸38をともに同一の反時計方向に回転させる。連結ベース3は、上下2組の平行リンク機構によって水平に保たれており、また第1出力軸37と第2出力軸38の減速比は1:2の割合となっているため、第2アーム12は、第1アーム11となす角度θが第1アーム11の水平角度αの2倍の角度で回転する。すなわち、第1アーム11と第2アーム12の回転角度(水平角度)は同一であるので、可動ベース2は直線的に移動する。
また、可動ベース2をBからAの位置へ下降させる場合は、第1出力軸37、第2出力軸38をともに反対の時計方向に回転させればよい。
上述の実施の形態において、波動歯車減速機30付き駆動モータ50を第1アーム11の上端部に取り付けた場合について説明したが、取付方を逆にして第2アーム12の下端部に波動歯車減速機30付き駆動モータ50を取り付けてもよいものである。この場合は、第1出力軸37は第1アーム11に連結され、第2出力軸38は連結ベース3に連結される。
また、本発明のリンク駆動機構は、前述の特許文献1のように第1アーム11、第2アーム12を左右一対のものにする必要はないので、リンク駆動機構をコンパクトに構成することができる。
また、本発明のリンク駆動機構は、例えば水平に設置すれば左右方向の伸縮機構として利用することができるものである。可動ベース2は摺動体としてガイドすることも可能である。したがって、本発明のリンク駆動機構の応用範囲は広いものである。
本発明のリンク駆動機構を備えたスカラ型ロボットの側面図。 このスカラ型ロボットの上面図。 リンク駆動機構の概略構成を示す断面図。 駆動部の断面図。 リンク駆動機構の動作説明図。
符号の説明
1 固定ベース、2 可動ベース、3 連結ベース、4 駆動部、10 リンク駆動機構、11 第1アーム、11a 第1アームカバー、12 第2アーム、12a 第2アームカバー、13 第1リンク、14 第2リンク、15 軸、15a ベアリング、16 軸、16a ベアリング、17a、17b 軸、18a、18b 軸、21 第1水平アーム、22 第2水平アーム、23 作業軸、30 波動歯車減速機、31 入力軸、32 ウェーブジェネレータ、32a、32b ベアリング、33、34 フレクスプライン、35、36 サーキュラスプライン、37 第1出力軸、38 第2出力軸、39 アーム連結部材、40 減速機ケース、41a、41b、41c、41d、41e 取付ネジ、50 駆動モータ、51 モータ軸、52 モータフランジ、53 スリーブ、54 スリーブ取付部材、55 滑り軸受、60 配線・配管、61 収納ボックス。

Claims (6)

  1. 一方の平行リンクを構成する第1アームと、
    他方の平行リンクを構成する第2アームと、
    前記第1アームと第2アームを連結する端部の間に介在し、両方の平行リンクの端部が連結される連結ベースと、
    一方のアームの連結端部に設けられた波動歯車減速機付き駆動モータとを備え、
    前記波動歯車減速機は、同一方向に回転する2つの出力軸を有し、その第1出力軸は他方のアームの端部に連結され、第2出力軸は前記連結ベースに連結されていることを特徴とするリンク駆動機構。
  2. 前記波動歯車減速機の第1出力軸と第2出力軸の減速比は、1:2の割合とすることを特徴とする請求項1記載のリンク駆動機構。
  3. 前記第1出力軸と第2出力軸は、同心円上に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のリンク駆動機構。
  4. 内部が中空構造となっており、配線、配管のいずれか一方または両方が内部を通っていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリンク駆動機構。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のリンク駆動機構を備えたことを特徴とする産業用ロボット。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載のリンク駆動機構を上下軸機構とすることを特徴とするスカラ型の産業用ロボット。
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