JPS63229287A - 関節ユニツト - Google Patents

関節ユニツト

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JPS63229287A
JPS63229287A JP6182487A JP6182487A JPS63229287A JP S63229287 A JPS63229287 A JP S63229287A JP 6182487 A JP6182487 A JP 6182487A JP 6182487 A JP6182487 A JP 6182487A JP S63229287 A JPS63229287 A JP S63229287A
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JP
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fixed
arm
joint
gears
joint unit
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JP6182487A
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公一 嶋村
誠 窪山
藤井 貞雄
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 2組の調和駆動型減速機を用い、ロボットアームとの結
合部を備え、部品として独立して取り扱える高剛性、高
精度の関節ユニットである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば、多関節ロボットに用いられ、関節部
のみを簡単に交換可能なようにユニット化した高精度、
高剛性でしかも小型な関節ユニットに関する。
今日の産業用ロボットの分野では精密部品の組立用ロボ
ットの要求が高まりロボット自身の精度が必要となって
来た。このようなロボットを実現するため、ロボットの
構成要素の一つである関節部の高性能化が必要とされる
〔従来の技術〕
本発明出願人は、多関節ロボットの関節部に関して既に
2件の発明を申請中である。
これらはいずれも、2組の調和駆動型減速機と駆動源の
モータとが関節部の内部に不可分に組み込まれた構造の
もので、1件は実願昭6O−24071(昭和60年2
月21日出@)により、関節部のバックラッシュを無く
し剛性を高めるために、2組の調和駆動型減速機の出力
内歯歯車を回転方向にずらして偏角を与えて組み込んだ
関節機構についてであり、他の1件は特願昭6l−20
8726(昭和61年9月4日出1it)により、線形
太刀に対して出力軸に現れる非線形性にもとずく周期的
位置ずれ誤差を解決するため、2組の調和駆動型減速機
の波動発生器の長軸方向を90度ずらして組み込んだ動
力伝達装置についてである。
前者をもとに従来例を説明する。
第4図は多関節アーム型ロボットの側面図で、第5図は
第4図のIV−IV’ 断面を拡大して表した従来の関
節部の断面図、第6図は関節部に組込まれた調和駆動型
減速機Aの左側面図で、当該減速機の動作原理の説明に
用いるものである。
第4図において20は基台、21〜25はアームである
。アーム21〜25はその関節部31〜33・31゛ 
〜33°で屈曲または回転可能に接続されている。第5
図は第1番目の屈曲関節部31の拡大断面図であり、回
転軸4・を軸支している第1アーム21は第2アーム2
2を回転可能に支持している。回転軸4にはモータMの
ロータが固定されており、ロータの外側のステータは第
2アーム22に固定されていて駆動源であるモータMを
構成し、回転軸4は入力軸4゛となっている。モータM
を挟んで、入力軸4°には一対の調和駆動型減速機A−
Bの波動発生器8a・8bが固定されている。第6図は
調和駆動型減速機Aの左側面図であり、内側から順に楕
円形の波動発生器8a、ベアリング9a、可撓性材料よ
りなる外歯歯車10a 、外歯歯車10aの円周上の2
点でそれぞれかみ合っており、且つ外歯歯車10aより
歯数の少ない固定内歯歯車11a 、および固定内歯歯
車11aの裏側に配設され外歯歯車10aと歯数の等し
い出力内歯歯車12aとからなっている。
もう一方の調和駆動型減速機Bも同様に構成されている
。各調和駆動型減速機A−Bの固定内歯歯車11 a 
 ・11bは一次側部材となる第1アーム21に直接固
定されており、出力内歯歯車12a  ・12bは二次
側部材となる第2アーム22に直接固定されている。
この構成における関節部の動作を説明する。
第6図において入力軸4”がモータMで駆動されて反時
計方向に回転すると、楕円形の波動発生器8a・8bが
同じ方向に回転する。これにより、外歯歯車10a  
・lObは可撓性材料よりなるため、波動発生器8a・
8bの回転に従って変形し、固定内歯歯車11a  ・
11bとかみ合いながら、波動発生器8a・8bが1回
転する毎に歯数の差だけ時計方向へ回転し、出力内歯歯
車12a  ・12bを歯数の差だけ時計方向へ回転さ
せ、第2アーム22を第1アームに対して屈曲させる。
また、反対方向へ駆動軸4゛が回転すると、外歯歯車8
a・8bが逆回転して第2アーム22を伸長させる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明した従来の技術では、調和駆動型減速機の各構
成要素が、駆動源たるモータとともに、ロボットのアー
ムに直接固定されて組立られてアームの関節部分を構成
しており、関節部だけの独立した部品としてユニット化
されていなかった。
即ち、関節部分はロボット本体の組み立ての際にアーム
の一部として形成されるため、特に高精度が要求される
最近のロボット用の関節部を、ロボット本体組立工程と
は別の専用の組立ラインで組み立てることが不可能であ
り、関節部としての特性にバラツキが大きく均一性が得
られないという問題があった。
またモータが関節部に内蔵されているため、組立にくく
、減速機の注油やモータのメンテナンスが容易でないう
えに、動作時にモータから発生する熱がアームを通じて
放散され、アームの熱膨張による位置ずれが生じるとい
う問題もあった。
さらに関節部の故障修理の際などに、アームをロボット
本体から取り外す必要があり、例えば、第4図において
、第2アーム22の関節部31に組み込まれた調和駆動
型減速機の構成要素を交換する場合、アーム22を取り
外す必要があり、正常な関節部32をも分解することに
なり、分解、再組立の作業が煩雑であるなどの問題点も
あった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題は、ロボットアームのうちで関節部を構成する
要素だけ即ち、第1アームとの結合部を備えた第1部材
と、第2アームとの結合部を備えた第2部材を、ロボッ
トのアームから切り離して、他の構成要素即ち、入力軸
および2組の調和駆動型減速機とともにユニット化し、
さらに該2組の減速機は、その波動発生器の長軸方向が
90度ずらした状態で入力軸に固定され、その固定内歯
歯車は第1部材に固定され、しかも出力内歯歯車が固定
内歯1車に対して互いに逆方向にねじられて偏角が与え
られて第2部材に固定されて組立てられており、モータ
を後付けすることが可能な本発明の関節ユニットで解決
される。
〔作用〕
2)Jlの調和駆動型減速機が、関節ユニットとして独
立して、専用の組立ラインで上記のように組立てられて
いるので、出力内歯歯車に偏角を与えて剛性を向上させ
ることと、90度ずらした波動発生器で周期的位置ずれ
を低減すること、とが同時に効果的に実現され、組立て
容易な高性能の関節ユニットが得られる。さらに、駆動
モータは関節ユニットの外部に後で組付けられるため、
関節ユニット内部やモータのメンテナンスが容易となり
、またモータの放熱が向上しアームの熱膨張による位置
ずれも低減する。
また関節部の修理などの際、正常な関節部に影響を及ぼ
すことなく故障関節ユニ7)だけを交換できる。
〔実施例〕
以下図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る関節ユニットの断面図で、第2図
は波動発生器の組込み状態を示す図で同図(a)は第1
図の1−1’断面図、同図(b)は第1図のn−n’断
面図、第3図は出力内歯歯車の偏角を示す図である。
第1図は、関節ユニットが屈曲していない状態、即ち、
ロボットの2組のアームが一直線上ににあることに相当
する状態を示している。
図において、4゛は関節ユニットに後付けされるモータ
M等の駆動源に直結される入力軸で、ベアリング5を介
して第1部材1と第2部材2とにより軸支されている。
lは第1部材で、一端にロボットの第1アーム21と例
えば、いんろう聖域め合いで結合するための結合部1a
が形成されている。
2は第2部材で、同様に第2アーム22への結合部2a
が形成されており、ベアリング6を介して第1部材1に
より回転可能に支持されているA−Bは調和駆動型減速
機で、入力軸4゛に固定された楕円形の波動発生器8a
・8b、ベアリング9a・9b、可撓性材料よりなる外
歯歯車10a  ・10b、外歯歯車10a  −10
bの円周上の2点でそれぞれかみ合っており、且つ外歯
歯車10a  ・10bより歯数の少ない固定内歯歯車
11a  ・11b1同様にかみ合っており外歯歯車1
0a−10bと歯数の等しい出力内歯歯車12a  ・
12bで構成されている。
各調和駆動型減速機A−Bの固定内歯歯車11a・Il
bは第1部材1に固定されており、出力内歯歯車12a
  ・12bは第2部材2に固定されている。
固定内歯歯車11a ・11bと出力内歯歯車12a 
 ・12bの少な(とも一方の内歯歯車例えば出力内歯
歯車12aと12bとは第3図のように互いに異なる回
転方向へずらすことにより偏角αを与えて第2部材22
に固定されている。
さらに、各調和駆動型減速機A−Hの波動発生器8a・
8bは第2図のように互いにその長軸方向を回転方向に
90度ずらして、入力軸4′に固定されている。
以上説明した構成の関節ユニットは、独立した一つの部
品として、ロボット本体の組立とは別の専用工程で組立
られるので、2組の調和駆動装置を、上述の状態に容易
に組込むことができるので、以下述べるように、関節部
の性能を向上させることが容易であり、さらに特性の均
一な関節部を能率良く生産できる。又ロボットの本体の
組立や故障修理の際に、アームへの結合が嵌め合い等に
より高精度に且つ簡単に実現できる。
次ぎに、本関節ユニットの動作を説明する。
モータ等の駆動源により入力軸4”が回転すると前述の
調和駆動型減速機の原理により、その回転は減速されて
調和駆動型減速機A−Bの固定内歯歯車11a  ・1
1bを介して第2部材2に伝達され、第2部材は第1部
材lに対して屈曲し両部材に結合されているロボットの
アーム21.22が屈曲する。
この動作時において、第3図に示すように、出力内歯歯
車12aと12bとの間に偏角αが与えであるので、両
減速機の間で内歯と外歯の歯の接触面が逆になっており
、入力軸4′の回転方向が反転する際に生じる、歯の遊
びによるバックラッシュが防止され、剛性の高い関節ユ
ニットが得られる。
また、両減速機の波動発生器8a・8bは、第2図に示
すように、90度ずらして入力軸4゛に固定されている
ので、関節ユニットの組立時に生ずる外歯歯車群と内歯
歯車との間の微少な偏心による歯のかみ合い深さの変動
を減少できるため、該深さ変動に起因する周期的非線形
位置ずれ誤差が低減される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、高剛性で非直線
性位置ずれ誤差が少なく、モータの発熱による悪影響を
低減することが可能なロボットの関節部を、取扱い容易
な独立したユニットとして提供でき、多関節型ロボット
等の高性能化に貢献することが顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る関節ユニットの断面図、第2図
は、波動発生器の組込み状態を示す図、第3図は、出力
内歯歯車の偏角を示す図、第4図は、多関節アーム型ロ
ボットの側面図、第5図は、従来の関節部の断面図、 第6図は、調和駆動型減速機Aの左側面図、である。 図において、 1−第1部材、     1a・・−結合部、2−・第
2部材、     2a−結合部、4′−人力軸   
   5・−ベアリング、6−・・ベアリング、   
 M・−・(−−タ、A −B−調和駆動型減速機。 8a・8b・−・−波動発生機、  9a・9b−・ベ
アリング、10a  ・10b −・−外歯歯車、11
a  ・11b−固定内歯歯車。 12a  ・12b −・−出力内歯歯車、21−第1
アーム、    22−・−第2アーム、である。 )も息明F係ろ関節に、斗の許i図 第1区 I−1′欧五図 (α) ニー1′許面口 (Lン ン疋重カイ←生毫舌、の 躬1L−)+状態 先カミ、
す 9己第2図 出力内歯*車の偏角九ホマ図 第3図 77関即了−ムヤロホ′、7トの狽゛1勺国第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1アームとの結合部(1a)を備え、駆動モータに直
    結される入力軸(4’)を回転自在に軸支する第1部材
    (1)と、 第2アームとの結合部(2a)を備え、前記第1部材(
    1)に回転自在に支持される第2部材(2)と、 円周上に可撓性の外歯歯車(10a、10b)が配設さ
    れた楕円形の波動発生器(8a、8b)と、該外歯歯車
    (10a、10b)とかみ合うリング状の、固定内歯歯
    車(11a、11b)および出力内歯歯車(12a、1
    2b)とよりなる調和駆動型減速機が少なくとも2組と
    、から構成され、 前記調和駆動型減速機は、前記波動発生器(8a、8b
    )の長軸方向が90度ずらした状態で前記入力軸(4’
    )に固定され、且つ前記固定内歯歯車(11a、11b
    )が前記第1部材(1)に固定され、しかも前記出力内
    歯歯車(12a、12b)が前記固定内歯歯車(11a
    、11b)に対して互いに逆方向にねじられ偏角が与え
    られて前記第2部材(2)に固定されていることを特徴
    とする関節ユニット。
JP6182487A 1987-03-17 1987-03-17 関節ユニツト Granted JPS63229287A (ja)

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JPH0420753B2 JPH0420753B2 (ja) 1992-04-06

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