JP6374471B2 - 結合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、互いに向き合うように配置された2つの壁を有するロボット用のリンク部材の一方の壁の外面に被結合部材が接触するように、リンク部材と被結合部材とを結合する結合構造に関し、例えば、前記2つの壁が減速機出力軸のリンク取付面に平行なリンク部材と被結合部材とを結合する結合構造に関する。
この種の結合構造として、互いに向かい合うように配置された第1の壁および第2の壁と、第1の壁と第2の壁とを連結する一対の連結壁とを有する断面矩形状の中空状のリンク部材の一端側と、減速機の出力軸とを結合するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。当該構造では、リンク部材の第1の壁の外側面に減速機の出力軸が面接触するように、リンク部材と減速機の出力軸とが結合される。また、当該結合構造は、中空状のリンク部材内の空間を配管および配線の配置に利用するものである。
また、中空状のリンク部材の内部を配管および配線の配置に利用することを開示する他の文献も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、モータ等のアクチュエータの出力軸にアームを接続する接続部材であって、アクチュエータの出力軸に固定される板状の主部材と、主部材の端部に設けられた孔部の周縁に接続されたリング状の副部材とを有するものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2006−167863号公報 特開平07−328982号公報 特開2014−226738号公報
前記結合構造では、中空状のリンク部材の一端側の第1の壁に減速機の出力軸を面接触させた状態で、第1の壁を減速機の出力軸にボルトにより固定し、これによりリンク部材と減速機の出力軸とが結合されている。
この構造では、リンク部材に減速機から回転力を入力すると、当該力が最初にリンク部材の第1の壁に入力された後、当該力が第1の壁から一対の連結壁および第2の壁に伝達される。
つまり、リンク部材の第1の壁だけが減速機の出力軸からの力を直接受け、その他の壁は従属的に力を受ける。このため、リンク部材に大きな力が加わる場合に、当該力が前記第1の壁に集中し易く、リンク部材の一端側で第1の壁に対して第2の壁が変位するように一対の連結壁が撓む場合もある。
なお、前記他の文献には、中空状部材を被結合部材に結合する具体的な結合構造は開示されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、互いに向き合うように配置された2つの壁を有するロボット用のリンク部材の一方の壁に被結合部材を結合する上で、負荷に対するリンク部材の変形を低減することができる結合構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の第1の態様の結合構造は、所定方向に延設された第1の壁と、該第1の壁とその厚さ方向に間隔をおいて向かい合うように前記所定方向に延設された第2の壁と、前記所定方向に延設され、前記第1の壁と前記第2の壁とを連結する連結壁とを有するロボット用のリンク部材と、該リンク部材の前記第1の壁における前記第2の壁と反対側の面に接触する被結合部材とを結合する結合構造であって、前記第2の壁および前記第1の壁を貫通し、頭部が前記第2の壁に当接すると共にねじ部が前記被結合部材に螺合するボルトと、前記第1の壁と前記第2の壁との間における前記ボルトの近傍に配置され、前記ボルトを締付けることにより前記第1の壁と前記第2の壁との間に挟まれ、これにより前記第1の壁および前記第2の壁の互いに近づく方向への変形を防止又は抑制する変形防止部材とを備えている。
当該態様では、ボルトを締付けると、ボルトの近傍に配置された変形防止部材が第1の壁と第2の壁との間に挟まれると共に、変形防止部材が挟まれることにより第1の壁および第2の壁の互いに近づく方向への変形が防止又は抑制されるので、ボルトの軸力が第1の壁および第2の壁の両方に加わる。このため、被結合部材からリンク部材に力が伝達される際や、リンク部材から被結合部材に力が伝達される際に、第1の壁と被結合部材との間の力の伝達が行われると共に、第2の壁と被結合部材との間でも変形防止部材を介して力の伝達が行われる。
即ち、リンク部材と被結合部材との間の力の伝達によってリンク部材に負荷が加わる際に、リンク部材の変形を低減することができる。
また、ボルトの頭が第2の壁に当接するので、ボルトの締付作業を容易に行うことができる。
上記態様において、前記リンク部材が押出成形で製造された断面矩形状の筒状部材から成ることが好ましい。
この場合、筒状部材を所定長さに切断してリンク部材を形成すると共に、リンク部材の第1および第2の壁にボルトを挿通するための孔を設け、リンク部材内に変形防止部材を配置した状態でボルトを被結合部材に締付けることにより、リンク部材を被結合部材に結合することができる。押出成形で製造された筒状部材は軽量であると共に高剛性を有し、さらに安価である。このため、当該構成は軽量且つ安価なロボットを製造する上で有利である。
上記態様において、配管および/又は配線を固定するために前記リンク部材における前記第1の壁と前記第2の壁との間の空間内のいずれかの面に取付けられた固定部材をさらに備えていてもよい。この場合、リンク部材が動いた際のリンク部材と配管や配線との相対移動が効果的に抑制され、配管や配線の破損を防止する上で有利である。固定部材はプラスチック製の結束バンドであってもよい。
上記態様において、前記リンク部材の材質よりも軟らかい材質から成り、前記リンク部材の外面の少なくとも一部を覆うカバー材をさらに備えていてもよい。
この場合、カバー材で覆われた部分はリンク部材よりも軟らかい表面を有することになり、カバー材の選択により外観も調整することができる。
上記態様において、前記リンク部材の材質がアルミニウム又はアルミニウム合金であることが好ましい。また、上記態様において、前記リンク部材の材質がプラスチックであってもよい。これらの構造は、強度を維持しながらリンク部材の軽量化を図る上で有利である。
本発明によれば、互いに向き合うように配置された2つの壁を有するロボット用のリンク部材の一方の壁に被結合部材を結合する上で、負荷に対するリンク部材の変形を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る結合構造を用いて結合されたリンク部材および被結合部材の要部斜視図である。 本実施形態の結合構造を用いて結合されたリンク部材および被結合部材の平面図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 本実施形態の結合構造を用いて結合されたリンク部材および被結合部材の平面図である。 図4におけるV−V線断面図である。 本実施形態の第1の変形例の結合構造に用いられる変形防止部材の斜視図である。 本実施形態の第1の変形例の結合構造により結合されるリンク部材および被結合部材の要部斜視図である。 本実施形態の第2の変形例の結合構造を用いて結合されたリンク部材および被結合部材の要部斜視図である。 本実施形態の第3の変形例の結合構造を用いて結合されたリンク部材および被結合部材の要部斜視図である。 本実施形態の第4の変形例の結合構造に用いるリンク部材の斜視図である。 本実施形態の第5の変形例の結合構造に用いるリンク部材の斜視図である。
本発明の一実施形態に係る結合構造を図面を参照して以下に説明する。
本実施形態の結合構造は、図2において、リンク部材10の長手方向の一端側と被結合部材20とを結合すると共に、リンク部材10の長手方向の他端側と被結合部材30とを結合するものである。リンク部材10はアルミニウム、アルミニウム合金等の金属から成り、押出成形により製造された断面矩形状の筒状部材である。
リンク部材10は、図1、図5等に示すように、前記長手方向に延設されて被結合部材20および被結合部材30に接触する下側壁11と、下側壁11とその厚さ方向に間隔をおいて向かい合うように前記長手方向に延設された上側壁12と、下側壁11と上側壁12とを連結する一対の連結壁13とを有する。
本実施形態では、被結合部材20はモータ等のアクチュエータにより駆動される減速機の出力軸であり、被結合部材30はスライダ等の被駆動部材に回転可能に取付けられた被駆動軸である。すなわち、リンク部材10および被結合部材20,30はロボットの一部を成し、アクチュエータの作動により被結合部材20が回転すると、当該回転力がリンク部材10に伝達されてリンク部材10が被結合部材20の中心軸20a周りに回転し、リンク部材10の回転に応じて被結合部材30と共に被駆動部材が移動する。この時、被駆動部材は被結合部材30に対してその中心軸30a周りに回転するように構成されていてもよい。
なお、被結合部材30がアクチュエータにより駆動される減速機の出力軸であってもよい。一方、被結合部材20と被結合部材30の両方が被駆動部材に回転可能に取付けられた被駆動軸であってもよい。
リンク部材10の一端側と被結合部材20とを結合する結合構造は、図1〜図3に示すように、上側壁12および下側壁11を板厚方向に貫通し、頭部41が上側壁12にリンク部材10の外側から当接すると共にねじ部42が被結合部材20の雌ねじ穴21に螺合する複数のボルト40と、上側壁12と下側壁11との間に配置され、複数のボルト40がそれぞれ挿通する複数の変形防止部材50とを有する。
リンク部材10の他端側と被結合部材30とを結合する結合構造も、上側壁12および下側壁11を板厚方向に貫通し、頭部41が上側壁12にリンク部材10の外側から当接すると共にねじ部42が被結合部材30の雌ねじ穴31に螺合する複数のボルト40と、上側壁12と下側壁11との間に配置され、複数のボルト40がそれぞれ挿通する複数の変形防止部材50とを有する。
各変形防止部材50は金属製の筒状部材(本実施形態では円筒状部材)である。このため、金属製の筒状部材を所定長さに切断するだけで、変形防止部材50を安価に製造できる。雌ねじ穴21,31に螺合したボルト40を締付けると、ボルト40の軸力により上側壁12と下側壁11とが近付くようにリンク部材10が少し変形し、これにより上側壁12と下側壁11との間に変形防止部材50の少なくとも一部が挟まれる。この状態で、各ボルト40の締付が行われ、リンク部材10の一端側と被結合部材20とが結合されると共に、リンク部材10の他端側と被結合部材30とが結合される。
図5に示すように、リンク部材10内にはアクチュエータ用の配管および配線14が配置され、配管および配線14は固定部材15によりリンク部材10の内周面における例えば下側壁11に固定されている。一例として、固定部材15の長手方向の中央側と下側壁11との間に配管および配線14が挟まれ、固定部材15の長手方向の両端が下側壁11にねじ部品等の締結部材により固定される。
本実施形態では、リンク部材10の長手方向の一端側における変形防止部材50の近傍に固定部材15が設けられ、リンク部材10の長手方向の他端側における変形防止部材50の近傍にも固定部材15が設けられている。各固定部材15がリンク部材10の端から近い位置で下側壁11に固定されるので、その固定作業を容易に行うことができる。
この際、上側壁12に前記固定部材15の固定作業を容易にするための穴を設けても良い。
また、図4および図5に示すように、リンク部材10の外面はカバー材60により覆われている。カバー材60は複数のカバー部品61を有し、各カバー部品61は、下側壁11にリンク部材10の外側から接触する下側壁カバー部61aと、上側壁12にリンク部材10の外側から接触する上側壁カバー部61bと、下側壁カバー部61aと上側壁カバー部61bとを連結する連結壁カバー部61cとを有する。各カバー部品61はプラスチックや、ゴムや発泡ゴム等のゴム状弾性を有する材料から成る。本実施形態では、リンク部材10の外面の被結合部材20,30との接触面以外の大部分はカバー材60により覆われている。
もちろん、カバー材60の構成は、上記のものに限定されるものではなく、対称に配置されてそれぞれリンク部材10の外面を覆う同形状の2つの部品を用いた構成などであっても良い。
本実施形態によれば、ボルト40を締付けると、ボルト40の近傍に配置された変形防止部材50が下側壁11(第1の壁)と上側壁12(第2の壁)との間に挟まれると共に、変形防止部材50が挟まれることにより下側壁11および上側壁12の互いに近づく方向への変形が防止又は抑制されるので、各ボルト40の軸力が下側壁11および上側壁12の両方に加わる。
このため、被結合部材20からリンク部材10に力が伝達される際や、リンク部材10から被結合部材30に力が伝達される際に、下側壁11と被結合部材20,30との間の力の伝達が行われると共に、上側壁12と被結合部材20,30との間でも変形防止部材50を介して力の伝達が行われる。即ち、リンク部材10と被結合部材20,30との間の力の伝達によってリンク部材10に負荷が加わる際に、リンク部材10の変形を低減することができる。また、ボルト40の頭部41が上側壁12に当接するので、ボルト40の締付作業を容易に行うことができる。
また、リンク部材10は押出成形で製造された断面矩形状の筒状部材であるから、筒状部材を所定長さに切断して成るリンク部材10の上側壁12および下側壁11にボルト40を挿通するための孔11a,12aを設け、リンク部材10内に変形防止部材50を配置した上でボルト40を被結合部材20,30に締付けることにより、リンク部材10を被結合部材20,30に結合することができる。
また、配管および配線14が固定部材15によりリンク部材10の内周面に固定されているので、リンク部材10がアクチュエータにより動いた際のリンク部材10と配管および配線14との相対移動が効果的に抑制され、配管および配線14の破損を防止する上で有利である。なお、固定部材15はプラスチック製の結束バンドであってもよい。結束バンドの場合、下側壁11に2つの孔が設けられるとともに、該2つの孔を結束バンドが挿通した状態で、配管および配線14が結束バンドにより軽く締付けられる。
また、リンク部材10の外面はリンク部材10の材質よりも軟らかい材質から成るカバー材60により覆われている。このため、カバー材60で覆われた部分はリンク部材10よりも軟らかい表面を有することになり、カバー材60の色、形状等の選択により外観も調整することができる。
また、リンク部材10はアルミニウム又はアルミニウム合金から成るので、強度を維持しながらリンク部材10の軽量化を図る上で有利である。
なお、前記実施形態では1本のボルト40が挿通する変形防止部材50を示したが、図6および図7に示すように、変形防止部材50の代わりに複数本のボルト40が挿通する変形防止部材51を用いることも可能である。この場合でも変形防止部材50を用いる場合と同様の作用効果を奏する。なお、複数の変形防止部材51の間に形成される隙間を配管および配線14が挿通するスペースとして利用することができる。
また、前記実施形態では断面矩形状の筒状部材から成るリンク部材10を用いるものを示したが、図8に示すように、リンク部材10の代わりに押出成形により製造された断面H字形状のリンク部材70を用いることも可能である。この場合、リンク部材70は、被結合部材20および被結合部材30に面接触する下側壁71と、下側壁71とその厚さ方向に間隔をおいて向かい合うように前記長手方向に延設された上側壁72と、下側壁71と上側壁72とを連結する連結壁73とを有する。
さらに、リンク部材10,70の代わりに、図9に示すように、押出成形により製造された断面略U字形状のリンク部材80を用いることも可能である。この場合、リンク部材80は、被結合部材20および被結合部材30に面接触する下側壁81と、下側壁81とその厚さ方向に間隔をおいて向かい合うように前記長手方向に延設された上側壁82と、下側壁81と上側壁82とを連結する連結壁83とを有する。
これらの場合でも、雌ねじ穴21,31に螺合したボルト40を締付けると、ボルト40の軸力により上側壁72,82と下側壁71,81とが近付くようにリンク部材70,80が少し変形し、これにより上側壁72,82と下側壁71,81との間に各変形防止部材50が挟まれる。この状態で、各ボルト40の締付が行われ、リンク部材70,80の一端側と被結合部材20とが結合されると共に、リンク部材70,80の他端側と被結合部材30とが結合される。
このように断面H字形状又は断面略U字形状のリンク部材70,80を用いることも可能であるが、ロボットの強度や耐久性を考慮すると、リンク部材10のように上側壁と下側壁とを有する筒状部材から成るリンク部材を用いることが好ましい。
また、固定部材15は、図8や図9に示す断面H字形状や断面略U字形状のリンク部材形状であっても、リンク部材70,80の内面側、例えば、下側壁71と上側壁72との間の空間内の何れかの面や下側壁81と上側壁82との間の空間内の何れかの面に固定することで同様の効果を奏することを理解できるであろう。
カバー材60についても同様に、図8や図9に示す断面H字形状や断面略U字形状のリンク部材形状であっても、カバー材60で覆われた構造とすることも可能であることを理解できるであろう。
なお、本実施形態では、リンク部材10,70,80がアルミニウム、アルミニウム合金等から成るものを示した。これに対し、リンク部材10,70,80を鉄、銅合金等の他の金属材料を用いて押出成形により製造した筒状部材から形成してもよい。
また、プラスチックから成るリンク部材10,70,80を用いてもよい。この場合、引張強度が49MPa以上であるプラスチック、例えばエンジニアプラスチック、スーパーエンジニアプラスチックと称されるプラスチックを用いることが好ましい。
また、変形防止部材50,51をプラスチックや、プラスチックと金属との結合部品から構成することも可能である。この場合も、引張強度が49MPa以上であるプラスチック、例えばエンジニアプラスチック、スーパーエンジニアプラスチックと称されるプラスチックを用いることが好ましい。さらに、変形防止部材50,51をプラスチックの押出成形により形成することも可能である。この構成でも、ボルト40を締付けた際の上側壁12,72,82と下側壁11,71,81の互いに近づく方向への変形が防止又は抑制されれば、上記と同様の作用効果を奏し得る。
なお、被結合部材30が上側壁12,72,82に接触するとともに、ボルト40の頭部41が下側壁11,71,81に当接するように、リンク部材10の他端側に被結合部材30を結合することも可能である。この場合、上側壁12,72,82が第1の壁として機能し、下側壁11,71,81が第2の壁として機能する。同様に、被結合部材30が一方の連結壁13に接触するとともに、ボルトの頭部41が他方の連結壁13に当接するように、リンク部材10の他端側に被結合部材30を結合することも可能である。さらに、リンク部材10の一端側又は他端側がロボットのアーム、所定の支持部等に固定されていてもよい。
典型的な実施形態を用いて、本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、前述した変更および種々の他の変更、要略、追加を行うことを理解できるであろう。
また、前記実施形態においては、カバー材60は部品61から構成されているが、例えばウレタンフォーム状の塗装、コーティングなどであっても良い。
リンク部材の断面形状についても、例えば図10および図11に示すように、特定の向きの負荷に強い断面形状の型を起こし、該型を用いて押し出し成形を行ったリンク部材91,92を採用しても良い。この場合、リンク部材91,92において互いに向かい合う壁の対を第1および第2の壁として機能させる。例えば、リンク部材91,92の壁91a,92aにボルト40を挿通するための孔を設け、該孔に対応するように壁91b,92bにも孔を設け、壁91a,92aを第1の壁として機能させ、壁91a,92aに向かい合う壁91b,92bを第2の壁として機能させることができ、互いに向かい合う他の壁の対を第1および第2の壁として用いることも可能である。
10 リンク部材
11 下側壁
12 上側壁
13 連結壁
15 固定部材
20 被結合部材
30 被結合部材
40 ボルト
41 頭部
42 ねじ部
50 変形防止部材
60 カバー材

Claims (6)

  1. 所定方向に延設された第1の壁と、該第1の壁とその厚さ方向に間隔をおいて向かい合うように前記所定方向に延設された第2の壁と、前記所定方向に延設され、前記第1の壁と前記第2の壁とを連結する連結壁とを有するロボット用のリンク部材と、
    該リンク部材の前記第1の壁における前記第2の壁と反対側の面に接触する被結合部材とを結合する結合構造であって、
    前記第2の壁および前記第1の壁を貫通し、頭部が前記第2の壁に当接すると共にねじ部が前記被結合部材に螺合するボルトと、
    前記第1の壁と前記第2の壁との間における前記ボルトの近傍に配置され、前記ボルトを締付けることにより前記第1の壁と前記第2の壁との間に挟まれ、これにより前記第1の壁および前記第2の壁の互いに近づく方向への変形を防止又は抑制する変形防止部材とを備える結合構造。
  2. 前記リンク部材が押出成形で製造された断面矩形状の筒状部材から成る請求項1に記載の結合構造。
  3. 配管および/又は配線を固定するために前記リンク部材における前記第1の壁と前記第2の壁との間の空間内のいずれかの面に取付けられた固定部材をさらに備える請求項1又は2に記載の結合構造。
  4. 前記リンク部材の材質よりも軟らかい材質から成り、前記リンク部材の外面の少なくとも一部を覆うカバー材をさらに備える請求項1〜3の何れかに記載の結合構造。
  5. 前記リンク部材の材質がアルミニウム又はアルミニウム合金である請求項1〜4の何れかに記載の結合構造。
  6. 前記リンク部材の材質がプラスチックである請求項1〜4の何れかに記載の結合構造。
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