JPH02190288A - 工業用ロボット等の手首機構 - Google Patents

工業用ロボット等の手首機構

Info

Publication number
JPH02190288A
JPH02190288A JP1012258A JP1225889A JPH02190288A JP H02190288 A JPH02190288 A JP H02190288A JP 1012258 A JP1012258 A JP 1012258A JP 1225889 A JP1225889 A JP 1225889A JP H02190288 A JPH02190288 A JP H02190288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrist
wrist element
rotation
transmitted
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1012258A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nakamura
智 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP1012258A priority Critical patent/JPH02190288A/ja
Priority to US07/423,979 priority patent/US5050450A/en
Priority to EP89402996A priority patent/EP0378932A1/en
Publication of JPH02190288A publication Critical patent/JPH02190288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0283Three-dimensional joints
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19023Plural power paths to and/or from gearing
    • Y10T74/19126Plural drivers plural driven
    • Y10T74/1913Bevel

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工業用ロボット等の手首機構に関し、さらに
詳しくは3組の手首関節の動作が駆動側から順次揺動、
揺動、旋回であるようになした工業用ロボットやマニピ
ュレータ等の手首機構の改良に関する。
〔従来技術〕
上記したような3組の手首関節を有する工業用ロボット
等の手首機構において、汎用的に用いられるものは、第
5図(a)及び同図(b)に示すように、それぞれの関
節の動作が、駆動源80に近い方から、旋回−揺動−旋
回型の手首機構1□ (同図(a))と、揺動−揺動−
旋回型の手首機構1ト (同図(b))とに大別される
旋回−揺動−旋回型の手首機構100□については、そ
の構造が比較的簡単で済むことから多用されてきた。
しかし、同図(a)に示すように、駆動源80を内臓す
るアーム51と、以下、従動側に向けて順次連結された
、旋回関節81.、第1手首要素1a。
揺動関節821.第2手首要素21.旋回関節838、
および工具取付軸である第3手首要素31とが平面で見
て直線上に位置するような場合には、上記旋回関節81
.の従動側に連結された第1の手首要素1aと、旋回関
節83.の従動側に連結された第3手首要素3aとが同
一方向(矢印84と矢印85、または矢印86と矢印8
7)に同時に駆動することのできる軸となる。
そのため、駆動制御させる際に必要となる目標点や補間
点を演算することが困難になり、上記した2つの手゛7
賢要素1□、3aのうちのいずれの手首要素を駆動すれ
ばよいか判断することができなくなることから、上記手
首機構100.全体の制御が不能になる。
すなわち、このような予測不能且つ制御不能な状態が上
記手首機構100aの動作範囲中に生じることを避ける
ため、上記手首機構100aは、ワーク(作業対象物)
が静止しているものや、ワークが搬送されている場合で
もロボット全体を台車に載置させて上記ワークに追随さ
せて教示通りの再生動作が行われるような、いわゆるワ
ークとロボントとが相対的に静止状態に近いような環境
にあるものに適している。
一方、同図(b)に示す揺動−揺動一旋回型の手首機構
1001.は、さらに同図(C)に示されるように、そ
の揺動関節82トが±90度の角度にて回転し、アーム
5トと第3の手首要素3I、とがそれぞれの軸方向に平
行となった場合に、上記したような制御不能領域に陥る
ところが、上記したような角度における動作は、上記手
首機構の1001.の動作範囲の終端近傍にあるので、
実用上は問題にならない。
従って、このような手首機構100しは、連続コンベア
によるワークの流れ作業、例えば、塗装。
溶接、あるいはシーリング作業などに適している。
上記したような揺動−揺動一旋回型の手首機構100)
、は、例えば特開昭61−25796号公報に開示され
たものが知られている。
−瓜的に、減速機と手首要素との間には、回転伝達部品
の噛合部で発生するバンクランシュが、手首機構精度上
の「ガタ」となって悪影響を及ぼすことから、上記噛合
部におけるバンクラッシュ除去のための構成部品が必要
とされる。
また、駆動源と減速機との間においては、手首要素側に
比べると減速比(1/100乃至1150)倍されるこ
とから、上記バックラッシュは非常に小さなものになり
、手首機構の動作に悪影響を及ぼすことも少ない。その
ため、噛合部でのバックラッシュ除去対策は講じられな
いことが多い。
上記の手首機構1001.は、第6図乃至第9図に示す
ように、水平アーム5トの根元部に第1乃至第3手首要
素tb、2t、、3bを駆動させるモータ8B、89.
90が、それぞれ内蔵されている。さらに、上記それぞ
れのモータ8B、89゜90には、その回転速度を1/
100乃至1150程度に減速して上記手首要素1&、
2+、、3t。
に伝達するように、減速691.92.93が隣接して
配設されている。
ここで、モータ8B、89.90から手首要素lb、2
h、3&までの回転の伝達経路を概説する。先ず、第1
手首要素1トについては、水平アーム側のモータ88に
よる高速の回転が、減速機91により減速された後に駆
動軸94に伝達され、さらに傘歯車対95、伝達軸96
、歯車97を経て、チェーン98を介して手首側に伝達
される。
次いで、上記した回転が、手首側の歯車99に伝達され
て、上記歯車99が固着された第1手首要素1トは紙面
(第4図)に直角な方向に揺動する。
同様に、第2手首要素2+、については、モータ89に
よる回転が、減速機92等から歯車101に伝達され、
チェーン102を介して歯車103104.105,1
06を経て、傘歯車対10′lに伝達される。さらに、
歯車10Bから歯車109へ伝達され、上記歯車109
に固着された第2手首要素2しが第4図の紙面に平行な
方向に揺動する。
また、第3手首要素3トについて、減速機93により減
速されたモータ90からの回転は、歯車11O,チェー
ン111.歯車112に順次伝達され、さらに、歯車1
13,114,115を経て、傘歯車対116に至る。
そして、上記した回転は、歯車117,118から傘歯
車対119に伝達され、上記傘歯車対119の一方が固
着された第3手首要素3I、を旋回させる。
上記したような工業用ロボット等の手首機構100bは
、手首要素を駆動する機構が全て円運動によって制御さ
れるので、位置決め精度を高くすることができる点で優
れたものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記したような従来の工業用ロボット等
の手首機構においては、減速機が、モータの近傍で、水
平アームの根元部に配設され、手首機構から離れた位置
にある。さらに、減速機と手首要素との間の動力伝達部
品としては、高いトルクの動力に耐えるために高強度の
ものが要求されるとともに、バンクラッシュ除去のため
の構成部品を必要とすることから部品点数の多いものと
なる。それにより、手首機構及び水平アームが、大型化
並びに重置増大化するとともに、機械的剛性が低いもの
になるといった問題点があった。
従って、本発明の目的とするところは、手首要素の動作
が、駆動側から従動側に向けて順次1g動揺動−旋回で
あるタイプの手首機構において、伝達部品点数が少なく
、小型軽量でかつ剛性の高い工業用ロボット等の手首機
構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明が採用する手段
は、その要旨とするところが、1個の駆動側手首要素と
該駆動側手首要素に対して揺動あるいは旋回する1個の
従動側手首要素とによって1組の手首関節が構成され、
順次連結された3組の手首関節の自由度が駆動側から順
次揺動、揺動旋回であるようになした工業用ロボット等
の手首機構において、動作させようとするそれぞれの関
節を構成している駆動側手首要素の上記関節側の端部に
減速機が設けられたことを特徴とする工業用ロボット等
の手首機構である。
〔作用〕
上記工業用ロボット等の手首機構において、水平アーム
根元部にあるモータを駆動すると、その回転は、歯車、
チェーンなどの伝達部材を経て、低トルクで水平アーム
先端の手首機構まで伝達される。
さらに、上記の回転は、作動させようとする従動側手首
関節と対をなして手首関節が構成される、駆動側手首要
素の手首関節近傍に配設された減速機まで伝達される。
次いで、上記減速機により減速されるとともに高トルク
化された回転は、上記減速機の従動軸と直結、若しくは
減速機との間に小数の伝達部材を介して連結された従動
側手首要素に伝達されて、上記手首要素を作動させる。
このように、伝達される回転が、従動側手首要素の近傍
まで低トルクにて伝達されるために高強度の伝達部品を
必要としない。また、上記減速機が手首要素近傍に配設
されていることから、バックラッシュを除去するための
構成部品を少なくすることができる。
〔実施例〕
引き続き、第1図及び第2図を参照して本発明を具体化
した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。ここ
に第1図は本発明の一実施例に係る手首機構の側断面図
、第2図は第1図におけるA−A矢視断面図、第3図は
本発明の別の実施例に係る手首機構の平断面図、第4図
は前記手首機構の側断面図である。
尚、以下の実施例は、本発明の一具体例に過ぎず、本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
上記した工業用ロボット等の手首機構100において、
第1手首要素1の揺動用モータ(不図示)に連結された
駆動軸4は、水平アーム5の先端に取り付けられた軸受
6により、水平アーム5に回転可能に支承され、その先
端に傘歯車7が設けられている。該傘歯車7は、水平ア
ーム5に軸受8を介して支承される伝達軸9の一端に固
着された傘歯車10と直交状に噛み合っている。上記伝
達軸9の他端は、公知のハーモニックドライブ減速al
l(ハーモニックドライブシステムズ社製、商標、以下
減速機という)の駆動円盤11.に固着されている。そ
して、上記減速機11の固定側外歯車111.は、水平
アーム5に固着されるとともに、その従動側外歯車11
cは、上記伝達軸9に軸受15を介して回転可能に支承
され、その外径側が水平アーム5に軸受12を介して軸
支された回転伝達盤16の片面に固着されている。上記
回転伝達盤16は、その他面に歯車17が固着されてい
る。該歯車17は、伝達軸18および中空軸19を挿通
するように軸方向に向けて軸芯部が中空で、水平アーム
5側に軸受20を介して回転自在に支承される中空軸2
1に固着された歯車22と噛み合っている。さらに、上
記中空軸21の先端には、すなわち上記減速機11の近
隣に、且つ上記中空軸21の従動側に、揺動させようと
する第1手首要素1が固着されている。このとき、第1
手首要素lは、その軸芯が上記中空軸21と直角に配設
されている。
次いで、第2手首要素2の揺動用モータ(不図示)に連
結された駆動軸23は、軸受24により、水平アーム5
に回転可能に支承され、その先端に傘歯車25が設けら
れている。該傘歯車25は、上記中空軸21の内径側に
配設された軸受26゜27を介して中空軸21に回転自
在に同軸で支承される中空軸19の一端に固着された傘
歯車28と直交状に噛合している。上記中空軸19の他
端に固着された傘歯車29は、第1手首要素1に軸受3
0,31を介して回転自在に支承される連結軸32の一
端に固着された傘歯車33と直交状に噛み合っている。
他端にブーIJ34が固着される上記連結軸32が回転
すると、その回転は、上記プーリ34に配設されたタイ
ミングベルト35により、第1手首要素1の先端に向け
て伝達される。
そして、第2手首要素2に向けて揺動用モータの回転を
減速し、伝達させるための減速機36が、第1手首要素
1の先端に配設されている。さらに、上記減速機36に
おいて、固定側外歯車36しは、第1手首要素lに固着
され、従動側外歯車36cは、その外径側が第1手首要
素1に軸受37を介して回転自在に支承されるとともに
、その内径側が軸受38を介して伝達軸39を支承する
中空円板状の回転伝達盤40の片面側に固着されている
上記伝達軸39は、外側の端部が軸受41を介して、第
1手首要素1に支承されるとともに、その先端に上記タ
イミングベルト35に連結されたプーリ42が設けられ
ている。そして、上記伝達軸39の従動側の中間部には
、上記減速機36の駆動円板36mが固着されている。
上記した回転伝達盤40の他面側は、第2手首要素2に
固着されている。上記回転伝達盤40は、その回転軸芯
が上記伝達軸39と回忌で、第2手首要素2の軸芯と直
角に配設されている。
さらに、第3手首要素3の旋回用モータ(不図示)に連
結された駆動軸43は、軸受44,45により水平アー
ム5に回転自在に支承され、その先端に傘歯車46が固
着されている。前記連結軸18は、その一端が水平アー
ム5に軸受47を介し、その略中央部が上記中空軸19
に軸受48゜49を介し、そして、その他端が第1図手
首要素1に軸受50を介してそれぞれ回転自在に支承さ
れている。上記連結軸18は、その駆動側に上記傘歯車
46と直交状に噛合する傘歯車51が固着され、その従
動側に傘歯車52が固着されている。
第1手首要素1に軸受53.54を介して回転自在に支
承された連結軸55は、その先端にプーリ56が固着さ
れるとともに、その末端に傘歯車57が上記傘歯車52
と直交状に噛合するように固着して配設されている。そ
して、第1手首要素1の先端に固定側外歯車58トが設
けられ、中空円板状の回転伝達盤59に従動側外歯車5
8cが固着された減速機58は、その伝達軸60が、軸
受61を介して第1手首要素1に支承されるとともに上
記回転伝達盤59の内径側に軸受62を介してそれぞれ
回転自在に支承されている。上記伝達軸60は、その一
端にプーリ63が固着され、上記プーリ56とタイミン
グベルト64によって連結されている。軸受65を介し
て第2手首要素2に回転自在に支承される傘歯車66は
、上記伝達軸60の従動側端部に固着されている。上記
傘歯車66は、第2手首要素2に軸受67.6Bを介し
て回転自在に支承されるとともに、第3手首要素3と一
体の連結軸69に固着された傘歯車70と直交状に噛み
合っている。そして、塗装用、溶接用、またはシーリン
グ作業用等の塗装ガン、熔接トーチ等の工具は、上記第
3手首要素3の先端に取りつけられている。
上記したように構成される工業用ロボット等の手首機構
100において、その動作を説明すると、第1手首要素
1の揺動用モータが回転して駆動軸4が回転すると、こ
の高速の回転は、駆動軸4の先端に固着された傘歯車7
とそれに噛合する傘歯車10とを介して伝達軸9に伝達
される。上記伝達軸9に固着された減速機11の駆動円
盤11゜の回転は、上記減速機11を構成する固定側外
歯車11+、、可撓性リング状のフレクスプライン(不
図示)、従動側外歯車11cの相互の機構により減速さ
れて、低速にて従動側外歯車11Cに伝達される。そし
て、上記従動側外歯車11Cの回転は、回転伝達ll1
16を挟持するように歯車17に伝達され、上記歯車1
7と噛合する歯車22を経て、中空軸21に伝わる。そ
れにより、上記中空軸21の先端に固着された第1手首
要素1が、低速で揺動する。
次いで、第2手首要素2の揺動用モータが回転し、駆動
軸23が回転すると、その回転は、傘歯車25.28を
介して中空軸19に伝達され、上記中空軸19の先端に
固着された傘歯車29に伝達される。上記傘歯車29と
噛合する傘歯車33を介して連結軸32が高速で回転し
、その回転が、プーリ34、タイミングベルト35、プ
ーリ42に順次伝達され、プーリ42が固着された伝達
軸39に伝わる。そして、上記伝達軸39に固着された
減速機36の駆動円盤36□の高速回転が減速されて、
回転伝達盤40が低速で回転する。それにより、上記回
転伝達盤40に固着された第2手首要素2が低速で揺動
する。
続いて、第3手首要素3の旋回用モータが回転すると、
その回転が駆動軸43に伝達され、その先端に固着され
た傘歯車46が回転する。そして、上記傘歯車46と噛
み合う傘歯車51が回転し、その回転が連結軸18に伝
達され、傘歯車52゜57を介して連結軸55に伝わる
。さらに、上記連結軸55の先端に固着されたプーリ5
6の回転は、タイミングベルト64およびプーリ63を
経て、伝達軸60へ伝達される。そして、減速機5Bの
駆動円盤581に伝達された高速の回転は、減速された
後に、回転伝達盤59から該回転伝達盤59に固着され
た傘歯車66に伝わる。それにより、第3手首要素3と
一体で、且つ上記傘歯車66と噛合する傘歯車70が一
端に固着された連結軸69は、低速で旋回する。
上記したように、本実施例における手首要素は、3組の
手首関節が駆動側から順に揺動、揺動、旋回の動作を行
うと共に、駆動させようとする手首要素の近傍に減速機
が配設されているため、手首要素の近傍まで駆動源の回
転を低トルクで伝達することができる。また、駆動源の
回転が、対応する手首要素の直前にて減速されるので、
高速回転時の回転ムラ、あるいは回転伝達部品のガタ等
が軽減された後に手首要素に伝達されるため、手首要素
における位置決め精度が向上する。
ここでは、本実施例に係る手首機構の軸芯は、水平アー
ムの軸芯に対して偏芯しているが、それぞれの軸芯を一
致させてもよい。
例えば、別の実施例として、第3図及び第4図に示すよ
うな手首a横100’である。第1図及び第2図に示し
た先の実施例の構成要素に対応する要素には、ダッシュ
を付けて示す。
この手首機構100′が、先の実施例に係る手首機構1
00と異なる点は、手首要素1’、2’3を駆動させる
ために、それぞれに対応するモータ(不図示)からの回
転を伝達する各伝達軸9′(中空軸)、19’  (中
空軸)、1B’ と、水平アーム5′とが、すべて回忌
に構設されたことである。
ここに、?’ 、25’ 、46’は、順に前記伝達軸
9’、19’、1B’の水平アーム5′側端部にそれぞ
れ固着され、それぞれに対応する前記モータに連結され
た駆動軸(不図示)からの回転を伝達する歯車である。
そして、11’、36’58′は、順に第1手首要素1
′、第2手首要素2′、第3手首要素3′のそれぞれに
向けて伝達される回転を減速する減速機を示す。
上記したように構成される手首要素100′は、先の実
施例に係る手首機構100と比べると、その体躯がより
コンパクトになる。尚、その動作及び作用については、
手首機構100の場合と変わるところがないので、ここ
では説明を省略する。
尚、本実施例においては、回転伝達手段の一部としてプ
ーリとタイミングベルトを用い、減速手段としてハーモ
ニックドライブ減速機を用い、そして、噛合伝達手段と
して傘歯車を使用したが、これらはそれぞれに限定され
るものではなく、他の部材に代替させることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、1個の駆動側手首要素と該
駆動側手首要素に対して揺動あるいは旋回する1個の従
動側手首要素とによってltlの手首関節が構成され、
順次連結された3mの手首関節の自由度が駆動側から順
次揺動、揺動、旋回であるようになした工業用ロボット
等の手首機構において、動作させようとするそれぞれの
関節を構成している駆動側手首要素の上記関節側の端部
に減速機が設けられたことを特徴とする工業用ロボット
等の手首機構であるから、駆動させようとする手首要素
の近傍まで低トルクで駆動源の回転を伝達することがで
きる。そのため、手首要素の近傍まで高強度の回転伝達
部品を配設する必要がない、また、バックラッシュを除
去するための構成部品がほとんど必要でなくなり、部品
点数を減少させることができる。それにより、水平アー
ムおよび手首要素を小型軽量化することができる。その
結果、水平アームおよび手首要素の機械的剛性を大きく
することが可能になるとともにそれぞれの駆動源の容量
を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る手首機構の側断面図、
第2図は第1図におけるA−A矢視断面図、第3図は本
発明の別の実施例に係る手首機構の平断面図、第4図は
前記手首機構の側断面図、第5図は手首機構の関節の動
作を説明するもので、同図(a)は旋回−掃動一旋回型
手首機構の模式図、同図(b)は揺動−揺動−旋回型手
首機構の模式図、同図(C)は同図■)におけるアーム
と第3手首要素とのそれぞれの軸が平行になった場合の
模式図、第6図は本発明の背景の一例である従来の手首
機構の平断面図、第7図は第6図におけるB−B矢視断
面図、第8図は上記手首機構及び該手首機構が具備され
た水平アームの部分平断面図、第9図は上記手首機構及
び上記水平アームの部分側断面図である。 〔符号の説明〕 100.100’ 100I。 ・・・手首機構 ・・・第1手首要素 ・・・第2手首要素 ・・・第3手首要素 36’、58.58’ 92.93・・・減速機。 100、。 1.1’、1□、1し 2.2’ 、2a、2+。 3.3’、3a、3t。 11、 11’、36゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1個の駆動側手首要素と該駆動側手首要素に対して
    揺動あるいは旋回する1個の従動側手首要素とによって
    1組の手首関節が構成され、順次連結された3組の手首
    関節の自由度が駆動側から順次揺動、揺動、旋回である
    ようになした工業用ロボット等の手首機構において、 動作させようとするそれぞれの関節を構成 している駆動側手首要素の上記関節側の端部に減速機が
    設けられたことを特徴とする工業用ロボット等の手首機
    構。
JP1012258A 1989-01-20 1989-01-20 工業用ロボット等の手首機構 Pending JPH02190288A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012258A JPH02190288A (ja) 1989-01-20 1989-01-20 工業用ロボット等の手首機構
US07/423,979 US5050450A (en) 1989-01-20 1989-10-19 Wrist mechanism for industrial robot or the like
EP89402996A EP0378932A1 (en) 1989-01-20 1989-10-30 Wrist mechanism for industrial robot or the like

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1012258A JPH02190288A (ja) 1989-01-20 1989-01-20 工業用ロボット等の手首機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02190288A true JPH02190288A (ja) 1990-07-26

Family

ID=11800343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1012258A Pending JPH02190288A (ja) 1989-01-20 1989-01-20 工業用ロボット等の手首機構

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5050450A (ja)
EP (1) EP0378932A1 (ja)
JP (1) JPH02190288A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020214A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Kobe Steel Ltd 回転駆動機構の取付構造

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5305653A (en) * 1991-09-30 1994-04-26 Tokico Ltd. Robot wrist mechanism
IT1272083B (it) * 1993-12-17 1997-06-11 Comau Spa Robot industriale con gruppi riduttori integrati.
US5950502A (en) * 1998-03-16 1999-09-14 Genovese; Vincent Orthogonal differential drive
SE516023C2 (sv) * 1999-06-24 2001-11-12 Abb Ab Industrirobot innefattande en växellådskonfiguration samt förfarande i en industrirobot
WO2003073030A1 (en) 2002-02-27 2003-09-04 Energy Storage Technologies, Inc. Temperature-controlled system including a thermal barrier
JP3988768B2 (ja) * 2004-12-16 2007-10-10 セイコーエプソン株式会社 リンク駆動機構およびこれを用いた産業用ロボット
JP4148280B2 (ja) * 2005-10-18 2008-09-10 セイコーエプソン株式会社 平行リンク機構及び産業用ロボット
JP4232795B2 (ja) * 2005-10-19 2009-03-04 セイコーエプソン株式会社 平行リンク機構及び産業用ロボット
US8498741B2 (en) * 2009-09-22 2013-07-30 Gm Global Technology Operations Dexterous humanoid robotic wrist

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044288A (ja) * 1983-08-16 1985-03-09 株式会社東芝 工業用ロボツトの手首装置
JPS6044291A (ja) * 1983-08-22 1985-03-09 株式会社東芝 工業用ロボツトの手首装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2435156C2 (de) * 1974-07-22 1983-09-01 Kuka Schweissanlagen + Roboter Gmbh, 8900 Augsburg Programmgesteuerter Manipulator
DE2717870C3 (de) * 1977-04-22 1983-05-19 Volkswagenwerk Ag, 3180 Wolfsburg Handhabungsgerät
DE3048067C2 (de) * 1980-12-19 1984-08-09 Kuka Schweissanlagen + Roboter Gmbh, 8900 Augsburg Getriebeanordnung für den Gelenkkopf eines Manipulators
JPS5973297A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 フアナツク株式会社 工業用ロボツトの手首機構
JPS5973298A (ja) * 1982-10-20 1984-04-25 ファナック株式会社 工業用ロボツトの手首機構
US4671732A (en) * 1982-11-19 1987-06-09 American Cimflex Corporation Industrial robot
ATE27561T1 (de) * 1983-08-03 1987-06-15 Kuka Schweissanlagen & Roboter Getriebekopf fuer manipulatoren.
JPS60127989A (ja) * 1983-12-14 1985-07-08 ファナック株式会社 産業用ロボットの手首駆動機構
JPS60135196A (ja) * 1983-12-22 1985-07-18 株式会社安川電機 産業用ロボツトの手首機構
SE444531B (sv) * 1984-08-31 1986-04-21 Asea Ab Handled for en industrirobot
US4780047A (en) * 1985-04-05 1988-10-25 Martin Marietta Energy Systems, Inc. Advanced servo manipulator
DE8511948U1 (de) * 1985-04-22 1985-07-11 GdA Gesellschaft für digitale Automation mbH, 8000 München Getriebeanordnung für eine Industrieroboterhand
US4683772A (en) * 1985-07-25 1987-08-04 Westinghouse Electric Corp. Hand gear train with three degrees of freedom
JPS6374581A (ja) * 1986-09-17 1988-04-05 トキコ株式会社 電動ロボツト
US4807486A (en) * 1987-11-09 1989-02-28 Gmf Robotics Corporation Three-axes wrist mechanism
US4913617A (en) * 1988-07-20 1990-04-03 Martin Marietta Energy Systems, Inc. Remote tong/tool latch and storage bracket for an advanced servo-manipulator

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044288A (ja) * 1983-08-16 1985-03-09 株式会社東芝 工業用ロボツトの手首装置
JPS6044291A (ja) * 1983-08-22 1985-03-09 株式会社東芝 工業用ロボツトの手首装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011020214A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Kobe Steel Ltd 回転駆動機構の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
US5050450A (en) 1991-09-24
EP0378932A1 (en) 1990-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0249232B1 (en) Wrist device of robot
KR100749349B1 (ko) 로봇 손목 구동용 동력전달장치 및 동력전달장치
EP1577062A1 (en) Industrial robot with speed reducer in rotary joints
JPH01177987A (ja) 産業用ロボットの手首
US4807486A (en) Three-axes wrist mechanism
US4761114A (en) Articulated head for an industrial robot and a robot equipped with a head of this type
EP3784446B1 (en) A parallel kinematic robot
JPH02190288A (ja) 工業用ロボット等の手首機構
US4655675A (en) Articulated robot
JPH0475891A (ja) 産業用ロボットの手首機構
JPS632753B2 (ja)
JPH0451312B2 (ja)
EP0167632A1 (en) Wrist assembly of industrial robot
JPS632315Y2 (ja)
EP0079387A1 (en) Wrist mechanism for industrial robot
JPH0451313B2 (ja)
JPH05253882A (ja) 3自由度の手首を持つロボット
US11420324B2 (en) Parallel link robot
JPH0248193A (ja) 産業用ロボットの手首駆動機構
CN111283721B (zh) 一种铰链型机器人关节
JPS6225347Y2 (ja)
JPH0429991Y2 (ja)
JPH03202292A (ja) 産業用ロボットの手首機構
JPH089154B2 (ja) 工業用ロボット
JPS58177285A (ja) 工業用多関節形ロボツト