JPH0451313B2 - - Google Patents
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- JPH0451313B2 JPH0451313B2 JP58152975A JP15297583A JPH0451313B2 JP H0451313 B2 JPH0451313 B2 JP H0451313B2 JP 58152975 A JP58152975 A JP 58152975A JP 15297583 A JP15297583 A JP 15297583A JP H0451313 B2 JPH0451313 B2 JP H0451313B2
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- JP
- Japan
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- shaft
- transmission
- wrist
- casing
- hand member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 54
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 claims description 49
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 5
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、工業用ロボツトの手首装置の改良に
関する。
関する。
複雑な組立作業あるいはスポツト溶接などに用
いられる工業用ロボツトにおいては、スポツト溶
接ガンのような工具あるいはワークを把持または
支持する手先部材の姿勢を空間において任意に選
べることが必要であるため、手首装置には互いに
直交した3軸周りの回転の自由度が与えられてい
るのが一般的である。
いられる工業用ロボツトにおいては、スポツト溶
接ガンのような工具あるいはワークを把持または
支持する手先部材の姿勢を空間において任意に選
べることが必要であるため、手首装置には互いに
直交した3軸周りの回転の自由度が与えられてい
るのが一般的である。
まず、このように3自由度が与えられ、しかも
電動機あるいは流体圧モータのようなアクチユエ
ータにより駆動される工業用ロボツトの手首装置
1の従来のものを第1図により説明する。
電動機あるいは流体圧モータのようなアクチユエ
ータにより駆動される工業用ロボツトの手首装置
1の従来のものを第1図により説明する。
アーム2の後端のケーシング3内には、電動機
あるいは流体圧モータといつた3つのアクチユエ
ータ4a,4b,4cが配設されており、各アク
チユエータ4a,4b,4cには減速機5a,5
b,5cが直結され、各アクチユエータ4の回転
速度を、後述する手先部材6に要求される動作速
度に近い速度へと減速するようになつている。前
記アーム2内には、前記の各減速機5とそれぞれ
一対の平歯車7,7を介して接続された3本の伝
動軸8a,8b,8cが同心状にしかもアーム2
から一端部が突出するように配設されている。こ
のうち最外側の伝動軸8aには、手首装置1のケ
ーシング9が突設されており、このケーシング9
は、前記アクチユエータ4aの駆動により第1図
のα方向に回転されるようになている。前記ケー
シング9内には、ケーシング9に前記伝動軸8と
直交するように回転自在に回転軸10が配置され
ており、この回転軸10には、中間の伝動軸8b
に突設された傘歯車11と噛合している傘歯車1
2が支持されている。さらに、前記傘歯車12に
はスリーブ13が固着されており、このスリーブ
13は、前記アクチユエータ4bの駆動により第
1図のβ方向に回転されるようになつている。前
記スリーブ13の前端には、前記ケーシング9の
前面開口14を介して外部に突出する小径部15
が一体に突設されており、この小径部15には前
記手先部材6の回転軸16が回転自在に支持され
ている。この回転軸16は前記回転軸10と直交
するように配置されており、この回転軸16は、
相互に噛合する二対の傘歯車17,18および1
9,20を介して前記の最内側の伝動軸8cと接
続されている。したがつて、前記手先部材6は、
前記アクチユエータ4cの駆動により第1図のγ
方向に回転されるようになつている。
あるいは流体圧モータといつた3つのアクチユエ
ータ4a,4b,4cが配設されており、各アク
チユエータ4a,4b,4cには減速機5a,5
b,5cが直結され、各アクチユエータ4の回転
速度を、後述する手先部材6に要求される動作速
度に近い速度へと減速するようになつている。前
記アーム2内には、前記の各減速機5とそれぞれ
一対の平歯車7,7を介して接続された3本の伝
動軸8a,8b,8cが同心状にしかもアーム2
から一端部が突出するように配設されている。こ
のうち最外側の伝動軸8aには、手首装置1のケ
ーシング9が突設されており、このケーシング9
は、前記アクチユエータ4aの駆動により第1図
のα方向に回転されるようになている。前記ケー
シング9内には、ケーシング9に前記伝動軸8と
直交するように回転自在に回転軸10が配置され
ており、この回転軸10には、中間の伝動軸8b
に突設された傘歯車11と噛合している傘歯車1
2が支持されている。さらに、前記傘歯車12に
はスリーブ13が固着されており、このスリーブ
13は、前記アクチユエータ4bの駆動により第
1図のβ方向に回転されるようになつている。前
記スリーブ13の前端には、前記ケーシング9の
前面開口14を介して外部に突出する小径部15
が一体に突設されており、この小径部15には前
記手先部材6の回転軸16が回転自在に支持され
ている。この回転軸16は前記回転軸10と直交
するように配置されており、この回転軸16は、
相互に噛合する二対の傘歯車17,18および1
9,20を介して前記の最内側の伝動軸8cと接
続されている。したがつて、前記手先部材6は、
前記アクチユエータ4cの駆動により第1図のγ
方向に回転されるようになつている。
このような従来の工業用ロボツトの手首装置1
は、各アクチユエータ4a,4b,4cを駆動す
ることにより手先部材6に突設されている工具あ
るいはワーク(図示せず)を任意に移動すること
ができる。
は、各アクチユエータ4a,4b,4cを駆動す
ることにより手先部材6に突設されている工具あ
るいはワーク(図示せず)を任意に移動すること
ができる。
しかしながら、前述した従来の工業用ロボツト
の手首装置1においては、手先部材6に加えられ
る負荷モーメントと同等程度の大きさのトルクが
各伝動軸8および歯車類に作用するため、このト
ルクに耐え得る伝動軸8の強度が必要となり、各
伝動軸8の径が大きくなる。この結果、アーム2
が太くかつ重くなるし、また、各傘歯車などにも
大形で強力なものを選ばざるを得ず、手首装置1
の小形軽量を妨げる要因となつており、しかもモ
ージユールの増大とともに増加するピツチ間誤
差、バツクラツシユの影響により位置決め精度が
低下するという欠点があつた。
の手首装置1においては、手先部材6に加えられ
る負荷モーメントと同等程度の大きさのトルクが
各伝動軸8および歯車類に作用するため、このト
ルクに耐え得る伝動軸8の強度が必要となり、各
伝動軸8の径が大きくなる。この結果、アーム2
が太くかつ重くなるし、また、各傘歯車などにも
大形で強力なものを選ばざるを得ず、手首装置1
の小形軽量を妨げる要因となつており、しかもモ
ージユールの増大とともに増加するピツチ間誤
差、バツクラツシユの影響により位置決め精度が
低下するという欠点があつた。
一方、駆動については、例えば手首装置1のケ
ーシング9をα方向に回転させようとする場合、
回転方向αの動作の軸であるアーム2の軸心と同
一軸周りに配置された傘歯車11,17とこれら
に噛合する傘歯車12,18の相対運動が派生す
るため、手先部材6のβ方向の振りおよびγ方向
の回転に影響が現われることになる。また、手先
部材6のβ方向の振りを行なう場合も傘歯車12
と同軸心の傘歯車18,19との間に相対運動が
生じ、手先部材6はγ方向に回転してしまう。
ーシング9をα方向に回転させようとする場合、
回転方向αの動作の軸であるアーム2の軸心と同
一軸周りに配置された傘歯車11,17とこれら
に噛合する傘歯車12,18の相対運動が派生す
るため、手先部材6のβ方向の振りおよびγ方向
の回転に影響が現われることになる。また、手先
部材6のβ方向の振りを行なう場合も傘歯車12
と同軸心の傘歯車18,19との間に相対運動が
生じ、手先部材6はγ方向に回転してしまう。
このような各伝動軸8の干渉は、各々の干渉の
元となる傘歯車11と12、あるいは傘歯車17
と18、さらに傘歯車19と20の回転角と手首
最先端すなわち手先部材6の動作角がほぼ等しい
ことにより無視できない大きさとなり、各伝動軸
8ごとに動作指令を与え、所望の動作を実現する
教示時においてはロボツトの操作が困難になると
いう問題点があつた。
元となる傘歯車11と12、あるいは傘歯車17
と18、さらに傘歯車19と20の回転角と手首
最先端すなわち手先部材6の動作角がほぼ等しい
ことにより無視できない大きさとなり、各伝動軸
8ごとに動作指令を与え、所望の動作を実現する
教示時においてはロボツトの操作が困難になると
いう問題点があつた。
本発明は、前述した点に鑑み、小形軽量でしか
も歯車のバツクラツシユなどに起因する位置決め
精度の低下を極力抑えることができ、さらには自
由度相互の動作の干渉を無視し得るようにした工
業用ロボツトの手首装置を提供することを目的と
する。
も歯車のバツクラツシユなどに起因する位置決め
精度の低下を極力抑えることができ、さらには自
由度相互の動作の干渉を無視し得るようにした工
業用ロボツトの手首装置を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するため、本発明は、3自由度
を有し、アームの基部に設けられたアクチユエー
タにより駆動される工業用ロボツトの手首装置に
おいて、それぞれ独立したアクチユエータにより
回転駆動されアームから同心状に突出するように
配置された3本の伝動軸と、前記アームの先端に
回転自在に支承され前記伝動軸の内の最外側に位
置する伝動軸の先端に該伝動軸と一体に回転する
ように連結された手首ケーシングと、前記手首ケ
ーシングの前部に前記伝動軸と直交する方向に延
びる軸を中心として回転自在に支承されてこの内
部に収納された円筒状軸と、前記円筒状軸の前部
に該円筒状軸と直交する方向に延びる軸を中心と
して回転自在に支承されてこの内部に収納された
手先部材と、前記手首ケーシングの一側面側に配
置され、前記伝動軸の内の中間または最内側に位
置する伝動軸の一方の回転を前記円筒状軸の回転
中心となる軸の一端に伝達する第1動力伝達機構
と、前記第1動力伝達機構の動力伝達方向に沿つ
て配置され、前記伝動軸の内の中間または最内側
に位置する伝動軸の他方の伝動軸の回転を前記手
先部材の回転中心となる軸の一端に伝達する第2
動力伝達機構と、前記円筒状軸の回転中心となる
軸の他端側と該円筒状軸との間に介装された高減
速比の第1減速機と、前記手先部材の回転中心と
なる軸の他端側と該手先部材との間に介装された
高減速比の第2減速機とを有することを特徴とす
るものである。
を有し、アームの基部に設けられたアクチユエー
タにより駆動される工業用ロボツトの手首装置に
おいて、それぞれ独立したアクチユエータにより
回転駆動されアームから同心状に突出するように
配置された3本の伝動軸と、前記アームの先端に
回転自在に支承され前記伝動軸の内の最外側に位
置する伝動軸の先端に該伝動軸と一体に回転する
ように連結された手首ケーシングと、前記手首ケ
ーシングの前部に前記伝動軸と直交する方向に延
びる軸を中心として回転自在に支承されてこの内
部に収納された円筒状軸と、前記円筒状軸の前部
に該円筒状軸と直交する方向に延びる軸を中心と
して回転自在に支承されてこの内部に収納された
手先部材と、前記手首ケーシングの一側面側に配
置され、前記伝動軸の内の中間または最内側に位
置する伝動軸の一方の回転を前記円筒状軸の回転
中心となる軸の一端に伝達する第1動力伝達機構
と、前記第1動力伝達機構の動力伝達方向に沿つ
て配置され、前記伝動軸の内の中間または最内側
に位置する伝動軸の他方の伝動軸の回転を前記手
先部材の回転中心となる軸の一端に伝達する第2
動力伝達機構と、前記円筒状軸の回転中心となる
軸の他端側と該円筒状軸との間に介装された高減
速比の第1減速機と、前記手先部材の回転中心と
なる軸の他端側と該手先部材との間に介装された
高減速比の第2減速機とを有することを特徴とす
るものである。
以下、本発明を図面に示す実施例により説明す
る。
る。
第2図は本発明に係る手首装置1Aを適用した
工業用ロボツトRの全体を示すものであり、ベー
ス21上には平行リンク機構22を介してアーム
2の後部のケーシング3が支持され、前記アーム
2の先端に手首装置1Aが突設されている。
工業用ロボツトRの全体を示すものであり、ベー
ス21上には平行リンク機構22を介してアーム
2の後部のケーシング3が支持され、前記アーム
2の先端に手首装置1Aが突設されている。
前記アーム2内には手首装置1Aの3本の伝動
軸8a,8b,8cが同心状に配置されており、
このうち最外側の伝動軸8aは、前記ケーシング
3に配設されたアクチユエータ4aと減速機5a
および相互に噛合する一対の平歯車7,7を介し
て接続されている。また、中間の伝動軸8bおよ
び最内側の伝動軸8cはそれぞれ前記ケーシング
3内に配設された対応するアクチユエータ4b,
4cと減速機を介することなく接続されている。
軸8a,8b,8cが同心状に配置されており、
このうち最外側の伝動軸8aは、前記ケーシング
3に配設されたアクチユエータ4aと減速機5a
および相互に噛合する一対の平歯車7,7を介し
て接続されている。また、中間の伝動軸8bおよ
び最内側の伝動軸8cはそれぞれ前記ケーシング
3内に配設された対応するアクチユエータ4b,
4cと減速機を介することなく接続されている。
前記手首装置1Aの詳細は第3図ないし第5
図、特に第5図に示されいる。
図、特に第5図に示されいる。
第5図に詳示するように、中空の最外側の伝動
軸8aは、同じく中空のアーム2の内端部に設け
られた軸受23に回転自在に支持され、アーム2
の先端から突出している。前記伝動軸8aの端部
にはフランジ24が周設されており、このフラン
ジ24には凹形の手首ケーシング25がねじ部材
26により固着されている。一方、このフランジ
24の内端部に設けられた軸受27には中空の中
間の伝動軸8bが回転自在に支持され、この伝動
軸8bの先端は前記手首ケーシング25内に臨ん
でいる。そして、この伝動軸8bの先端には傘歯
車28が嵌着されている。一方、前記手首ケーシ
ング25には、前記伝動軸8の軸心と直交する方
向のスリーブ29がねじ部材30により固着され
ており、このスリーブ29には軸受31を介して
中空軸32が回転自在に支持されている。この中
空軸32の下端には、前記傘歯車28と噛合する
傘歯車33が嵌着されており、上端には平歯車3
4がピン35により固着されている。前記傘歯車
28の内側には軸受36が配設され、この軸受3
6には最内側の伝動軸8cが回転自在に支持され
ており、この伝動軸8cの先端には傘歯車37が
嵌着されている。一方、前記中空軸32内には軸
受38を介して軸39が支持されており、この軸
39の下端には、前記傘歯車37と噛合する傘歯
車40が嵌着され、上端には平歯車41がピン4
2により固着されている。
軸8aは、同じく中空のアーム2の内端部に設け
られた軸受23に回転自在に支持され、アーム2
の先端から突出している。前記伝動軸8aの端部
にはフランジ24が周設されており、このフラン
ジ24には凹形の手首ケーシング25がねじ部材
26により固着されている。一方、このフランジ
24の内端部に設けられた軸受27には中空の中
間の伝動軸8bが回転自在に支持され、この伝動
軸8bの先端は前記手首ケーシング25内に臨ん
でいる。そして、この伝動軸8bの先端には傘歯
車28が嵌着されている。一方、前記手首ケーシ
ング25には、前記伝動軸8の軸心と直交する方
向のスリーブ29がねじ部材30により固着され
ており、このスリーブ29には軸受31を介して
中空軸32が回転自在に支持されている。この中
空軸32の下端には、前記傘歯車28と噛合する
傘歯車33が嵌着されており、上端には平歯車3
4がピン35により固着されている。前記傘歯車
28の内側には軸受36が配設され、この軸受3
6には最内側の伝動軸8cが回転自在に支持され
ており、この伝動軸8cの先端には傘歯車37が
嵌着されている。一方、前記中空軸32内には軸
受38を介して軸39が支持されており、この軸
39の下端には、前記傘歯車37と噛合する傘歯
車40が嵌着され、上端には平歯車41がピン4
2により固着されている。
前記手首ケーシング25の上下端には、それぞ
れ手首ケーシング25より前方に突出する覆い板
43,44が螺着されており、各覆い板43,4
4の前端は、それぞれ前記手首ケーシング25と
一体の前面カバー45,46にねじ部材47によ
り螺着され、両カバー45,46間には大きな間
隙が形成されている。前記手首ケーシング25お
よび第5図において上部の前面カバー45間また
手首ケーシング25および下部の前面カバー46
間にはそれぞれ軸受48,49が設けられてお
り、これらの軸受48,49には、前記手首ケー
シング25の前方に位置する円筒状軸50が回転
自在に支持されている。なお、軸受48の軸受押
え51により保持されている。前記円筒状軸50
の軸心は前記アーム2の軸心と直交している。こ
の円筒状軸50には、前記スリーブ29とほぼ同
一高さに円筒状軸50と同軸心となるようにスリ
ーブ52がねじ部材30により固着されており、
このスリーブ52には軸受53を介して中空軸5
4が回転自在に支持されている。この中空軸54
の上端には前記平歯車34と噛合する平歯車55
がピン56により固着されており、下端には傘歯
車57が嵌着されている。前記中空軸54内に
は、この中空軸54と同心的に軸58が配設され
ており、この軸58は、前記中空軸54、円筒状
軸50および覆い板44にそれぞれ設けられた軸
受59,60,61に回転自在に支持されてい
る。前記軸58の上端には前記平歯車41と噛合
する平歯車62がピン63により固着されてお
り、下端部にはハーモニツクドライブ機構64の
ウエブジエネレータ65が嵌着されている。この
ウエブジエネレータ65の外周面66は楕円形状
とされており、このウエブジエネレータ65の外
周面66には、この外周面66に沿うように軸受
67,67が介装されている。また、この軸受6
7の外側には、外周に鋸歯状の多数の歯が形成さ
れた可撓性のリング68が回転自在に配設されて
いる。一方、前記覆い板44および円筒状軸50
には、それぞれ前記可撓リング68の歯に噛合す
る多数の内歯を備えたサーキユラスプライン6
9,70がピン71,72により固着されてい
る。そして、前記覆い板44のサーキユラスプラ
イン69の内歯の数は可撓リング68の歯の数と
等しくされており、また、円筒状軸50のサーキ
ユラスプライン70の内歯の数は可撓リング68
の歯の数より少し多い数とされている。
れ手首ケーシング25より前方に突出する覆い板
43,44が螺着されており、各覆い板43,4
4の前端は、それぞれ前記手首ケーシング25と
一体の前面カバー45,46にねじ部材47によ
り螺着され、両カバー45,46間には大きな間
隙が形成されている。前記手首ケーシング25お
よび第5図において上部の前面カバー45間また
手首ケーシング25および下部の前面カバー46
間にはそれぞれ軸受48,49が設けられてお
り、これらの軸受48,49には、前記手首ケー
シング25の前方に位置する円筒状軸50が回転
自在に支持されている。なお、軸受48の軸受押
え51により保持されている。前記円筒状軸50
の軸心は前記アーム2の軸心と直交している。こ
の円筒状軸50には、前記スリーブ29とほぼ同
一高さに円筒状軸50と同軸心となるようにスリ
ーブ52がねじ部材30により固着されており、
このスリーブ52には軸受53を介して中空軸5
4が回転自在に支持されている。この中空軸54
の上端には前記平歯車34と噛合する平歯車55
がピン56により固着されており、下端には傘歯
車57が嵌着されている。前記中空軸54内に
は、この中空軸54と同心的に軸58が配設され
ており、この軸58は、前記中空軸54、円筒状
軸50および覆い板44にそれぞれ設けられた軸
受59,60,61に回転自在に支持されてい
る。前記軸58の上端には前記平歯車41と噛合
する平歯車62がピン63により固着されてお
り、下端部にはハーモニツクドライブ機構64の
ウエブジエネレータ65が嵌着されている。この
ウエブジエネレータ65の外周面66は楕円形状
とされており、このウエブジエネレータ65の外
周面66には、この外周面66に沿うように軸受
67,67が介装されている。また、この軸受6
7の外側には、外周に鋸歯状の多数の歯が形成さ
れた可撓性のリング68が回転自在に配設されて
いる。一方、前記覆い板44および円筒状軸50
には、それぞれ前記可撓リング68の歯に噛合す
る多数の内歯を備えたサーキユラスプライン6
9,70がピン71,72により固着されてい
る。そして、前記覆い板44のサーキユラスプラ
イン69の内歯の数は可撓リング68の歯の数と
等しくされており、また、円筒状軸50のサーキ
ユラスプライン70の内歯の数は可撓リング68
の歯の数より少し多い数とされている。
したがつて、軸58に嵌着されたウエブジエネ
レータ65が回転すると可撓リング68は弾性変
形し、可撓リング68と円筒状軸50のサーキユ
ラスプライン70の歯数が異なつているため可撓
リング68とこのサーキユラスプライン70との
噛合位置が順次移動していく。そして、ウエブジ
エネレータ65が1回転したとき、円筒状軸50
のサーキユラスプライン70は可撓リング68よ
り歯数の多い分だけ軸58の回転方向とは逆の方
向に移動する。
レータ65が回転すると可撓リング68は弾性変
形し、可撓リング68と円筒状軸50のサーキユ
ラスプライン70の歯数が異なつているため可撓
リング68とこのサーキユラスプライン70との
噛合位置が順次移動していく。そして、ウエブジ
エネレータ65が1回転したとき、円筒状軸50
のサーキユラスプライン70は可撓リング68よ
り歯数の多い分だけ軸58の回転方向とは逆の方
向に移動する。
例えば、円筒状軸50のサーキユラスプライン
70の歯数が可撓リング68の歯数より2枚多い
とした場合の減速比iは、可撓リング68の歯数
をZf、サーキユラスプライン70の歯数をZc(す
なわちZf+2)とすると、 i=Zf−Zc/Zf=−2/Zf となり、一般にi=1/80〜1/265といつた大きな
減速比が得られる。
70の歯数が可撓リング68の歯数より2枚多い
とした場合の減速比iは、可撓リング68の歯数
をZf、サーキユラスプライン70の歯数をZc(す
なわちZf+2)とすると、 i=Zf−Zc/Zf=−2/Zf となり、一般にi=1/80〜1/265といつた大きな
減速比が得られる。
前記円筒状軸50の前方には円筒状の先端ケー
シング73が前記両軸受48,49の内側におい
て突設されており、この先端ケーシング73の内
側には軸受74を介して支持部材75が回転自在
に支持され、この支持部材75の前面には、図示
しない工具やワークを把持あるいは支持するため
の前記手先部材6がねじ部材76やピン77によ
り固着されている。前記支持部材75の内側には
軸受78を介して軸79が回転自在に支持されて
おり、この軸79の端部には前記傘歯車87と噛
合する傘歯車80が嵌着されている。この傘歯車
80は前記円筒状軸50に設けられた軸受81に
より支持されており、前記軸79の軸心は前記円
筒状軸50の軸心と直交している。前記軸79に
はハーモニツクドライブ機構82のウエブジエネ
レータ83が嵌着されている。このハーモニツク
ドライブ機構82の構成は前述したハーモニツク
ドライブ機構64と同様なので詳述は避けるが、
前記ウエブジエネレータ83の外周には軸受8
4,84を介して可撓リング85が配設され、こ
の可撓リング85の歯には、前記円筒状軸50お
よび支持部材75にそれぞれピン86,87にに
より固着されたサーキユラスプライン88,89
の内歯が噛合している。そして、前記円筒状軸5
0のサーキユラスプライン88の内歯の数は可撓
リング85の歯の数と等しくされており、また、
支持部材75のサーキユラスプライン89の内歯
の数は可撓リング88の歯の数より少し多い数と
されている。
シング73が前記両軸受48,49の内側におい
て突設されており、この先端ケーシング73の内
側には軸受74を介して支持部材75が回転自在
に支持され、この支持部材75の前面には、図示
しない工具やワークを把持あるいは支持するため
の前記手先部材6がねじ部材76やピン77によ
り固着されている。前記支持部材75の内側には
軸受78を介して軸79が回転自在に支持されて
おり、この軸79の端部には前記傘歯車87と噛
合する傘歯車80が嵌着されている。この傘歯車
80は前記円筒状軸50に設けられた軸受81に
より支持されており、前記軸79の軸心は前記円
筒状軸50の軸心と直交している。前記軸79に
はハーモニツクドライブ機構82のウエブジエネ
レータ83が嵌着されている。このハーモニツク
ドライブ機構82の構成は前述したハーモニツク
ドライブ機構64と同様なので詳述は避けるが、
前記ウエブジエネレータ83の外周には軸受8
4,84を介して可撓リング85が配設され、こ
の可撓リング85の歯には、前記円筒状軸50お
よび支持部材75にそれぞれピン86,87にに
より固着されたサーキユラスプライン88,89
の内歯が噛合している。そして、前記円筒状軸5
0のサーキユラスプライン88の内歯の数は可撓
リング85の歯の数と等しくされており、また、
支持部材75のサーキユラスプライン89の内歯
の数は可撓リング88の歯の数より少し多い数と
されている。
したがつて、前記軸79の回転は大きく減速さ
れて支持部材75に伝達される。
れて支持部材75に伝達される。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
る。
第2図にαで示す捩りの動作を行なうには、ア
クチユエータ4aを駆動すればよい。すると、減
速機5aおよび平歯車7,7を介して最外側の伝
動軸8aが回転し、手首装置1Aはα方向に捩ら
れる。また、アクチユエータ4cを駆動すると、
伝動軸8c、傘歯車37,40、平歯車41,6
2を介して軸58が回転され、この軸58の回転
がハーモニツクドライブ機構64を介して大きく
減速されて円筒状軸50に伝達され、円筒状軸5
0は第2図β方向に振られる。さらに、アクチユ
エータ4bを駆動すると、伝動軸8b、傘歯車2
8,33、平歯車34,55、傘歯車57,80
を介して軸79が回転され、この軸79の回転が
ハーモニツクドライブ機構82を介して大きく減
速されて支持部材75に伝達され、この支持部材
75と一体の手先部材6は第2図のα方向に回転
される。
クチユエータ4aを駆動すればよい。すると、減
速機5aおよび平歯車7,7を介して最外側の伝
動軸8aが回転し、手首装置1Aはα方向に捩ら
れる。また、アクチユエータ4cを駆動すると、
伝動軸8c、傘歯車37,40、平歯車41,6
2を介して軸58が回転され、この軸58の回転
がハーモニツクドライブ機構64を介して大きく
減速されて円筒状軸50に伝達され、円筒状軸5
0は第2図β方向に振られる。さらに、アクチユ
エータ4bを駆動すると、伝動軸8b、傘歯車2
8,33、平歯車34,55、傘歯車57,80
を介して軸79が回転され、この軸79の回転が
ハーモニツクドライブ機構82を介して大きく減
速されて支持部材75に伝達され、この支持部材
75と一体の手先部材6は第2図のα方向に回転
される。
前述した本実施例は、円筒状軸50の振りと手
先部材6の回転を行なう動力伝達系の最終段にハ
ーモニツクドライブ機構64,82を設けたの
で、このハーモニツクドライブ機構64,82に
至る傘歯車28,33,37,40,57,80
および平歯車34,41,55,62の噛合にお
けるバツクラツシユは、減速比により縮小され、
最終出力部材たる円筒状軸50および手先部材6
の動作においては無視し得るほどの微小なものと
なり、位置決め精度はよくなる。しかも、バツク
ラツシユを除去するために要する組立時の労力も
大幅に軽減される。
先部材6の回転を行なう動力伝達系の最終段にハ
ーモニツクドライブ機構64,82を設けたの
で、このハーモニツクドライブ機構64,82に
至る傘歯車28,33,37,40,57,80
および平歯車34,41,55,62の噛合にお
けるバツクラツシユは、減速比により縮小され、
最終出力部材たる円筒状軸50および手先部材6
の動作においては無視し得るほどの微小なものと
なり、位置決め精度はよくなる。しかも、バツク
ラツシユを除去するために要する組立時の労力も
大幅に軽減される。
また、手首装置1Aを概略、コの字状の手首ケ
ーシング25と、円筒状軸50と、この円筒状軸
50の前方に取付けられた先端ケーシング73に
より構成し、円筒状軸50および先端ケーシング
73の接合面を、第3図に示すように軸受49の
外径より内側としたことにより、先端ケーシング
73を取外した状態で円筒状軸50を手首ケーシ
ング25内に挿入することが可能であり、組立お
よび分解がきわめて容易である。しかも、独立し
て回転自在とされた二重軸29および30、また
は54および58のそれぞれの両端に傘歯車33
および平歯車34,40および41,57および
55、または62を取付け、さらに、スリーブ2
9,52を介して手首ケーシング25、円筒状軸
50に固定するようにしたので、歯当りの調整あ
るいは歯面のチエツクなどの保守も容易に行なう
ことができる。
ーシング25と、円筒状軸50と、この円筒状軸
50の前方に取付けられた先端ケーシング73に
より構成し、円筒状軸50および先端ケーシング
73の接合面を、第3図に示すように軸受49の
外径より内側としたことにより、先端ケーシング
73を取外した状態で円筒状軸50を手首ケーシ
ング25内に挿入することが可能であり、組立お
よび分解がきわめて容易である。しかも、独立し
て回転自在とされた二重軸29および30、また
は54および58のそれぞれの両端に傘歯車33
および平歯車34,40および41,57および
55、または62を取付け、さらに、スリーブ2
9,52を介して手首ケーシング25、円筒状軸
50に固定するようにしたので、歯当りの調整あ
るいは歯面のチエツクなどの保守も容易に行なう
ことができる。
さらに、手首装置1A内に使用される傘歯車、
平歯車、軸および軸受類は伝動が高速低トルクで
行なわれるため、小形のものを使用することがで
き、手首装置1Aの全体も小形軽量化できる。ま
た、動作の干渉についても、α方向の手首装置1
Aの捩り動作により傘歯車28と33および37
と40の噛合によつて生ずる相対運動は、それぞ
れハーモニツクドライブ機構64,82により大
きな減速比で減速され、一方、β方向の円筒状軸
50の振り動作により傘歯車57と80の噛合に
よつて生ずる相対運動は同じくハーモニツクドラ
イブ機構82により減速されるため、出力軸の動
作に対する影響はほとんど無視し得るほど小さな
もので、教示時に問題となることはない。
平歯車、軸および軸受類は伝動が高速低トルクで
行なわれるため、小形のものを使用することがで
き、手首装置1Aの全体も小形軽量化できる。ま
た、動作の干渉についても、α方向の手首装置1
Aの捩り動作により傘歯車28と33および37
と40の噛合によつて生ずる相対運動は、それぞ
れハーモニツクドライブ機構64,82により大
きな減速比で減速され、一方、β方向の円筒状軸
50の振り動作により傘歯車57と80の噛合に
よつて生ずる相対運動は同じくハーモニツクドラ
イブ機構82により減速されるため、出力軸の動
作に対する影響はほとんど無視し得るほど小さな
もので、教示時に問題となることはない。
なお、本実施例においては、手首装置1A内に
おける動力の伝達に2対の平歯車34と55、お
よび41と62を用いたが、これらの代りにタイ
ミングベルトおよびプーリあるいはチエーンおよ
びスプロケツトなどを用いてもよい。
おける動力の伝達に2対の平歯車34と55、お
よび41と62を用いたが、これらの代りにタイ
ミングベルトおよびプーリあるいはチエーンおよ
びスプロケツトなどを用いてもよい。
本発明は上記のような構成であるので、伝動の
高速低トルクを図ることによつて、小型軽量でし
かも歯車のバツクラツシユに起因する位置決め精
度を低下を極力抑えこことができ、さらに自由度
相互の動作の干渉を無視するようにすることがで
きる。
高速低トルクを図ることによつて、小型軽量でし
かも歯車のバツクラツシユに起因する位置決め精
度を低下を極力抑えこことができ、さらに自由度
相互の動作の干渉を無視するようにすることがで
きる。
また、高速減速の減速機を手首ケーシングの外
側に配置することができ、これによつて頻繁に行
われる樹脂交換等の保守を容易となすことができ
るといつた効果を奏する。
側に配置することができ、これによつて頻繁に行
われる樹脂交換等の保守を容易となすことができ
るといつた効果を奏する。
第1図は従来の手首装置を示す縦断面図、第2
図は本発明に係る手首装置を適用した工業用ロボ
ツトの実施例を示す正面図、第3図は第2図の手
首装置の一部縦断拡大図、第4図は第3図の左側
面図、第5図は第3図および第4図の手首装置の
縦断面図である。 R…工業用ロボツト、1,1A…手首装置、2
…アーム、4a,4b,4c…アクチユエータ、
6…手先部材、8a,8b,8c…伝動軸、1
1,12,17,18,19,20,28,3
3,37,40,57,80…傘歯車、25…手
首ケーシング、29,52…スリーブ、32,5
4…中空軸、34,41,55,62…平歯車、
39,58,79…軸、50…円筒状軸、64,
82…ハーモニツクドライブ機構、65,83…
ウエブジエネレータ、69,70,88,89…
サーキユラスプライン、73…先端ケーシング。
図は本発明に係る手首装置を適用した工業用ロボ
ツトの実施例を示す正面図、第3図は第2図の手
首装置の一部縦断拡大図、第4図は第3図の左側
面図、第5図は第3図および第4図の手首装置の
縦断面図である。 R…工業用ロボツト、1,1A…手首装置、2
…アーム、4a,4b,4c…アクチユエータ、
6…手先部材、8a,8b,8c…伝動軸、1
1,12,17,18,19,20,28,3
3,37,40,57,80…傘歯車、25…手
首ケーシング、29,52…スリーブ、32,5
4…中空軸、34,41,55,62…平歯車、
39,58,79…軸、50…円筒状軸、64,
82…ハーモニツクドライブ機構、65,83…
ウエブジエネレータ、69,70,88,89…
サーキユラスプライン、73…先端ケーシング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3自由度を有し、アームの基部に設けられた
アクチユエータにより駆動される工業用ロボツト
の手首装置において、 それぞれ独立したアクチユエータにより回転駆
動されアームから同心状に突出するように配置さ
れた3本の伝動軸と、 前記アームの先端に回転自在に支承され前記伝
動軸の内の最外側に位置する伝動軸の先端に該伝
動軸と一体に回転するように連結された手首ケー
シングと、 前記手首ケーシングの前部に前記伝動軸と直交
する方向に延びる軸を中心として回転自在に支承
されてこの内部に収納された円筒状軸と、 前記円筒状軸の前部に該円筒状軸と直交する方
向に延びる軸を中心として回転自在に支承されて
この内部に収納された手先部材と、 前記手首ケーシングの一側面側に配置され、前
記伝動軸の内の中間または最内側に位置する伝動
軸の一方の回転を前記円筒状軸の回転中心となる
軸の一端に伝達する第1動力伝達機構と、 前記第1動力伝達機構の動力伝達方向に沿つて
配置され、前記伝動軸の内の中間または最内側に
位置する伝動軸の他方の伝動軸の回転を前記手先
部材の回転中心となる軸の一端に伝達する第2動
力伝達機構と、 前記円筒状軸の回転中心となる軸の他端側と該
円筒状軸との間に介装された高減速比の第1減速
機と、 前記手先部材の回転中心となる軸の他端側と該
手先部材との間に介装された高減速比の第2減速
機と、 を有することを特徴とする工業用ロボツトの手首
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15297583A JPS6044291A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 工業用ロボツトの手首装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15297583A JPS6044291A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 工業用ロボツトの手首装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044291A JPS6044291A (ja) | 1985-03-09 |
JPH0451313B2 true JPH0451313B2 (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=15552220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15297583A Granted JPS6044291A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 工業用ロボツトの手首装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044291A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065309B2 (ja) * | 1986-05-20 | 1994-01-19 | 三菱電機株式会社 | 時刻同期方法 |
JPH02190288A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-26 | Kobe Steel Ltd | 工業用ロボット等の手首機構 |
JP4233578B2 (ja) * | 2006-08-10 | 2009-03-04 | ファナック株式会社 | 産業用ロボットの手首駆動構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761491A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Fujitsu Fanuc Ltd | Wrist mechanism of industrial robot |
JPS57121490A (en) * | 1980-12-19 | 1982-07-28 | Kuka Shiyubuaisuanraagen Unto | Gearing for hinge head coupled with jib of manipulator |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP15297583A patent/JPS6044291A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5761491A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-13 | Fujitsu Fanuc Ltd | Wrist mechanism of industrial robot |
JPS57121490A (en) * | 1980-12-19 | 1982-07-28 | Kuka Shiyubuaisuanraagen Unto | Gearing for hinge head coupled with jib of manipulator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6044291A (ja) | 1985-03-09 |
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