JP3977762B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドラムを回転させるモータの出力トルクをベクトル制御するドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のドラム式洗濯機では、ドラム内部の洗濯物の重量、即ち布量の判定を行なう場合、ドラムの回転数を所定の回転数まで上昇させ、そこから更に高い回転数まで上昇させるのに要した時間の長さに基づいて判定するようにしている。しかしながら、ドラムの回転数が高い領域になると、風損が発生したり、或いは、静止している機構側のドラムの開閉扉と布との間に発生する摩擦が大きくなり、布量の差に比例した検出結果が得られにくくなり、判定精度が低下するという問題があった。
【0003】
また、特許文献1には、縦型の洗濯機においてモータの出力トルクをベクトル制御するもので、そのベクトル制御におけるq軸電流値に基づいて布量判定行なう構成が開示されている。
【0004】
即ち、ベクトル制御におけるq軸電流はモータの出力トルクに比例するため、その電流値を参照することでモータが駆動する負荷の状態を適切に推定することができる。従って、q軸電流値に基づいて布量判定を行なえば、判定精度を向上させることが可能となる。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−275号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、洗濯槽内の底部に配置された撹拌翼を回転させる縦型の洗濯機に適用したものであるから、ドラム式洗濯機にそのまま適用することはできない。そして、布量判定を正確に行うには、ドラム内部において洗濯物が均等にバランス良く分布している状態にすることが理想的である。しかし、その点については特許文献1には何等開示が無く、また、例え開示があるとしても基本的な構造が異なるドラム式洗濯機ではバランス調整方式が必然的に異なるため、やはりそのまま適用することは不可能である。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、布量の推定をより高精度に行なうことができるドラム式洗濯機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載のドラム式洗濯機は、回転軸が略水平方向に配置され、洗濯物が収容されるドラムと、
このドラムの背部に回転軸が直接連結されて前記ドラムを回転させるDCブラシレスモータと、
このモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段によって検出された電流に基づいて前記モータをベクトル制御することで、当該モータの発生トルクが少なくとも洗い運転と脱水運転との夫々について最適となるように制御するトルク制御手段と、
前記モータの回転数が、高回転数側から減少させた場合に前記ドラム内部の洗濯物が最上点において内周面より落下し始めると推定される第1回転数から、低回転数側から上昇させた場合に前記ドラム内部の洗濯物が最上点において内周面に張り付き始めると推定される第2回転数までの間にあると判断すると、ベクトル制御におけるq軸電流値の変動を検出し、その変動レベルが所定値を下回ると前記モータを最大出力トルクで加速させるバランス調整制御を行い、その加速期間におけるベクトル制御のq軸電流値に応じて布量を推定する布量推定手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
即ち、ドラム式洗濯機においてドラムを比較的低速で回転させる場合は、重力の作用により洗濯物がドラムの内周面から下方に落下し、位置が大きく変化し易い。従って、単にドラムを比較的低速で回転させることだけでも、洗濯物の分布バランスをある程度調整することができる。そして、そのような状態からドラムの回転数を上昇させると、次第に洗濯物に対して遠心力が作用し、洗濯物はドラムの内周面に張り付く傾向を示し、更に回転数を上昇させれば、ドラムの内周面に洗濯物が張り付いたままで回転するようになる。
逆に、洗濯物がドラムの内周面に張り付いている状態から回転速度を低下させて行くと、洗濯物に作用している遠心力が次第に低下し、やがては洗濯物がドラム内の最上点から落下するようになる。
【0010】
以上のプロセスにおいて、洗濯物がドラム内部の最上点に位置した場合でも下方に落下せず、内周面に張り付き始めると推定される臨界的な回転数(第2回転数)と、ドラム内部に張り付いていた洗濯物が最上点に位置した場合に下方に落下し始めると推定される臨界的な回転数(第1回転数)との間では(一般に、両者は必ずしも一致しない)、ドラム内における洗濯物の分布バランスがある程度均一化された状態にあると考えられる。従って、その時点からドラムを急加速して回転数を上昇させている期間に検出されるq電流値は、モータの負荷量、即ち布量をより正確に反映した値となり、布量の推定をより高精度で行なうことができる。
【0011】
この場合、布量推定手段、モータの回転数が第1回転数から第2回転数までの間にある場合にベクトル制御におけるq軸電流値の変動を検出し、その変動レベルが所定値を下回るとモータの加速を開始させるバランス調整制御を行う。
【0012】
即ち、上述したように、布量を高精度で推定するには、前提としてドラム内の洗濯物の配置バランスが均一化されている必要がある。そして、ベクトル制御におけるq軸電流値には、モータの負荷トルクの変動が直接的に現われるので、q軸電流の変動を小さくするように制御することで配置バランスの調整をよりアクティブに行なうことができる。
【0013】
また、請求項に記載したように、布量推定手段を、バランス調整制御を、ドラムの回転数を一旦上昇させた後に下降させ、第1回転数に至るまでの間に行うように構成するのが好ましい。
【0014】
即ち、配置バランスの調整作用を向上させるには、ドラムの回転速度が、ドラム内面で洗濯物に作用する遠心力と重力とが近接する回転速度範囲を通過する時間範囲をより長くとることが必要である。従って、請求項のように、ドラムの回転数を低下させる過程では、上述したバランス調整作用が発揮される時間をより長くすることができるので、バランス調整効果が向上する。
【0015】
また、請求項に記載したように、布量推定手段を、バランス調整制御を、ドラムの回転数をゼロ状態から上昇させ、第2回転数に達するまでの間に行うように構成しても良い。斯様に構成すれば、布量の推定を請求項3の場合に比較して短時間で行なうことが可能となる。
【0016】
更に、請求項に記載したように、布量推定手段を、バランス調整制御をq軸電流の実効値に基づいて行なうように構成すると良い。即ち、q軸電流は交流的に変化するので、実効値で評価することで布量の推定をより正確に行うことができる。
【0017】
また、以上の場合において、請求項に記載したように、モータの巻線温度を検出する温度検出手段を備え、布量推定手段を、前記巻線温度に基づいて布量の推定結果を補正するように構成すると良い。即ち、モータの巻線に通電を行なうことで巻線の温度は上昇するが、温度が変動すれば巻線の抵抗値も変動する。そして、巻線の抵抗値が変動すると検出されるq軸電流にも影響を及ぼす。従って、モータの巻線温度に基づいて布量の推定結果を補正すれば、推定精度を一層向上させることができる。
【0018】
また、この場合、請求項に記載したように、温度検出手段を、ベクトル制御におけるd軸電流の値に基づいてモータの巻線温度を推定する構成とするのが好ましい。即ち、d軸電流はモータの励磁電流成分であるから、d軸電流を参照すればその時の巻線の抵抗値を高い精度で推定することが可能となる。従って、温度センサなどを別途設けずとも巻線の温度に基づく補正を行なうことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明の第1の実施例につき図1ないし図7を参照して説明する。まず、ドラム式洗濯機の全体構成を示す図2において、ドラム式洗濯機の外殻をなす外箱1の前面部には、中央部に扉2が設けられ、上部に、多数のスイッチや表示部(何れも図示せず)を備えた操作パネル3が設けられている。扉2は、外箱1の前面部中央部に形成された洗濯物出入れ口4を開閉するものである。
【0020】
外箱1の内部には、円筒状をなす水槽5が配設されている。この水槽5は、その軸方向が前後方向(図2では左右方向)となる横軸状で且つ前上がりの傾斜状に配設され、弾性支持装置6により弾性的に支持されている。水槽5の内部には、円筒状をなすドラム7が水槽5と同軸状に配設されている。このドラム7は、洗濯の他、脱水及び乾燥に共用の槽として機能するもので、胴部のほぼ全域に小孔8が多数形成され(図3に一部のみ図示)、胴部の内周部にはバッフル9が複数設けられている(図3に一つのみ図示)。
【0021】
水槽5及びドラム7は、夫々前面部に洗濯物出入れ用の開口部10,11を有し、水槽5の開口部10は前記洗濯物出入れ口4にベロー12により水密に連ねられ、ドラム7の開口部11はその水槽5の開口部10に臨んでいる。ドラム7の開口部11の周囲部にはバランスリング13が設けられている。
【0022】
上記水槽5の背面部には、ドラム7を回転駆動するモータ14が配設されている。モータ14はアウタロータ形のDCブラシレスモータであり、そのステータ15が、水槽5の背部中央部に取り付けられた軸受ハウジング16の外周部に取り付けられている。ロータ17は、ステータ15を外側から覆うように配置され、中心部に取り付けられた回転軸18が上記軸受ハウジング16に軸受19を介して回転可能に支承されている。軸受ハウジング16から突出した回転軸18の前端部はドラム7の背部の中央部に連結されている。即ち、モータ14のロータ17が回転すると、ロータ17と一体にドラム7も回転する構成となっている。
【0023】
水槽5の下面部には水溜部20が設けられており、この水溜部20の内部に洗濯水加熱用のヒータ21が配設され、水溜部20の後部に、排水弁22を介して排水ホース23が接続されている。
【0024】
水槽5の上部には温風生成装置24が設けられ、背部には熱交換器25が設けられている。温風生成装置24は、ケース26内に配設された温風用ヒータ27,ケーシング28内に配設されたファン29,ファン29をベルト伝動機構30を介して回転駆動するファンモータ31で構成され、ケース26とケーシング28とは連通されている。ケース26の前部にはダクト32が接続され、ダクト32の先端部は、水槽5内の前部に突出してドラム7の開口部12に臨んでいる。
【0025】
ここで、温風用ヒータ27とファン29とにより温風が生成され、その温風はダクト32を通してドラム7内に供給される。ドラム7内に供給された温風はドラム7内の洗濯物を加熱する共に水分を奪い、熱交換器25側へ排出される。
【0026】
熱交換器25は、上部が上記ケーシング28内と連通し、下部が水槽5内と連通しており、水が上部から注ぎ入れられて流下することで、内部を通る空気中の水蒸気を冷却し凝縮させて除湿する水冷式である。この熱交換器25を通った空気は再び温風生成装置24に戻され、温風化されて循環する。
【0027】
図1は、ドラム式洗濯機の制御系の構成を示す機能ブロック図である。尚、この構成は、例えば特願2002−212788に開示されているものと同様であるから、以下では概略的に説明する。目標速度指令ωref は、洗濯機11の運転全般を制御する制御用のマイコン(布量推定手段)54より出力され、減算器33は、その目標速度指令ωref と、エスティメータ(Estimator) 34により検出されたモータ14の回転速度ωとの減算結果を出力する。
【0028】
速度PI制御部35は、目標速度指令ωref と検出速度ωとの差分量に基づいてPI制御を行い、q軸電流指令値Iqrefとd軸電流指令値Idrefとを生成する。減算器36,37は、前記指令値Iqref,Idrefとαβ/dq変換部38より出力されるq軸電流値Iq,d軸電流値Idとの減算結果を電流PI制御部39q,39dに出力する。q軸電流値Iqはマイコン54にも与えられる。
【0029】
電流PI制御部39q,39dは、q軸電流指令値Iqrefとd軸電流指令値Idrefとの差分量に基づいてPI制御を行い、q軸電圧指令値Vq及びd軸電圧指令値Vdを生成して出力する。dq/αβ変換部40は、エスティメータ34により検出されたモータ14における2次磁束の回転位相角(ロータ位置角)θに基づいて、電圧指令値Vd,Vqを電圧指令値Vα,Vβに変換する。
【0030】
αβ/UVW変換部41は、電圧指令値Vα,Vβを三相の電圧指令値Vu,Vv,Vwに変換して出力する。切換えスイッチ42u,42v,42wは、電圧指令値Vu,Vv,Vwと、初期パターン出力部43により出力される起動用の電圧指令値Vus,Vvs,Vwsとを切り換えて出力する。
【0031】
PWM形成部44は、電圧指令値Vus,Vvs,Vwsに基づき16kHzの搬送波を変調した各相PWM信号Vup(+,-) ,Vvp(+,-) ,Vwp(+,-) をインバータ回路45に出力する。インバータ回路45は6個のIGBT46を三相ブリッジ接続して構成され、下アーム側U,V相のIGBT46のエミッタは、夫々電流検出用のシャント抵抗(電流検出手段)47(u,v)を介してグランドに接続されている。また、両者の共通接続点は、図示しない増幅・バイアス回路を介してA/D変換部49に接続されている。また、インバータ回路45には、100Vの交流電源を倍電圧全波整流した約280Vの直流電圧が印加される。増幅・バイアス回路はシャント抵抗47の端子電圧を増幅し、その増幅信号の出力範囲が正側に収まるようにバイアスを与える。
【0032】
A/D変換部49は、増幅・バイアス回路の出力信号をA/D変換した電流データIu,Ivを出力する。UVW/αβ変換部52は、電流データIu,IvからW相の電流データIwを推定し、三相の電流データIu,Iv,Iwを直交座標系の2軸電流データIα,Iβに変換する。
【0033】
αβ/dq変換部38は、ベクトル制御時にはエスティメータ34よりモータ14のロータ位置角θを得て2軸電流データIα,Iβをd軸電流値Id,q軸電流値Iqに変換し、例えば128μ秒毎に出力する。エスティメータ34は、d軸電流値Id,q軸電流値Iqに基づいてロータ17の位置角θ及び回転速度ωを推定し、各部に出力する。
尚、以上の構成において、インバータ回路45を除く構成は、主にDSP(Digital Signal Processor,トルク制御手段)53のソフトウエアで実現されている機能である。
【0034】
次に、本実施例の作用について図3乃至図7をも参照して説明する。図3は、ドラム7内に投入された洗濯物の重量(布量)を推定する処理を示すフローチャートであり、制御用マイコン54により実行される。制御用マイコン54は、ステップS1において、モータ14の回転速度漸増運転を実行する。即ち、時間Tk1の間に上側基準速度(第2回転数)Naまで上げるように(Na/Tk1)の加速度で回転速度を順次上げてゆく。上側基準速度Naは、遠心力の作用により洗濯物がドラム7内周面の最上点においても張り付き始める速度であり、40rpm以上の例えば75rpmに設定されている。
【0035】
この回転速度漸増運転はモータ14をベクトル制御することによって行われる。その回転制御はαβ/dq変換部38によるq軸電流値の出力が128μ秒間隔でなされるため、ドラム7の1回転(75〜55rpm、1回転0.8秒〜1.09秒)のうち128μ秒毎に回転速度制御がなされる。これにより、ドラム7の1回転中での回転変動が少なくなるように制御される。
【0036】
即ち、ドラム式洗濯機においてドラム7を比較的低速で回転させる場合は、重力の作用により洗濯物がドラムの内周面から下方に落下し、位置が大きく変化し易い。従って、単にドラム7を比較的低速で回転させることだけでも、洗濯物の分布バランスをある程度調整することができる。尚、その作用の詳細については、例えば特願2002−212788に記述されている。
【0037】
続くステップS2では、後述する漸減フラグのリセット処理を行ない、次のステップS3ではq軸電流Iqを128μ秒毎に読み込む。次のステップS4においては、q軸電流変動幅Hの検出処理を行う。
【0038】
図4は、変動幅Hの検出処理内容を示すフローチャートである。また、図6(a)は、図3のフローチャートの処理に従った場合におけるモータ14の回転数の一例を示すもので、(b)はその際に検出されるq軸電流のサンプリング値、(c)は(b)のq軸電流値を、後述する図4のフローチャートに従って演算処理した変動幅Hを示す。
【0039】
ここで、ステップS4におけるq軸電流変動幅Hの検出処理について図4を参照して説明する。まず、図6(b)のように検出されたq軸電流値を、デジタル演算によりローパスフィルタリングして高周波成分をカットすると共に、所定間引き率で検出数を間引する(ステップS21)。次に、ハイパスフィルタリングにより変動分を抽出すると(ステップS22)、その結果を二乗演算し(ステップS23)、さらにローパスフィルタリングにより二乗演算結果の高周波成分を除去する(ステップS24)。すると、図6(c)に示すようなデータが得られるので、これをq軸電流の変動幅Hとする。
【0040】
再び、図3を参照する。ステップS5においては、変動幅Hが予め定められた基準値Hkより小であるか否かを判断する。即ち、q軸電流の変動幅Hは、モータ14の負荷トルク変動を反映している。従って、変動幅Hが大であるということはドラム7の回転変動が大きく、ドラム7内における洗濯物分布のアンバランス状態が大きいことを示している。
【0041】
ステップS5において、変動幅Hが基準値Hk以上であれば(「NO」)ステップS6,S7へと移行する。そして、漸減フラグがセットされておらず(ステップS6,「NO」)、回転速度が上側基準速度Naに達していなければ(ステップS7,「NO」)ステップS1に戻り、回転速度の漸増を継続する。
【0042】
以上のように、ステップS1〜S7のループを回っている間において、回転速度が上側基準速度Naに達する以前に変動幅Hが基準値Hkを下回ると(ステップS5,「YES」)、制御用マイコン54は、モータ14を最大トルクで加速させる(ステップS8)。そして、この加速期間でも、q軸電流Iqを128μ秒毎に読み込む(ステップS9)。
【0043】
続くステップS10において、加速によりモータ14の回転速度がNd(例えば、300rpm)に達するまでは(「NO」)ステップS8,S9の処理を繰り返し、回転速度がNdに達すると(「YES」)モータ14の加速を停止させる(ステップS11)。それから、制御用マイコン54は、加速期間にサンプリングしたq軸電流値Iqについて実効値(2乗平均値の平方根)を演算すると(ステップS12)、その演算結果に応じて布量判定を行なう(ステップS13)。
【0044】
一方、ステップS1〜S7のループを回っている間において、回転速度が上側基準速度Naに達する以前に変動幅Hが基準値Hkを下回らなかった場合(ステップS7,「YES」)、制御用マイコン54は、内部メモリのフラグ格納領域に漸減フラグをセットする(ステップS14)。そして、モータ14の回転速度漸減運転を実行する(ステップS15)。即ち、図5に示すように時間Tk2の間に下側基準速度(第1回転数)Nbまで下げるように(Na−Nb/Tk2)の減速度で回転速度を順次下げてゆく。下側基準速度Nbは、ドラム7内周面の最上点から洗濯物が落し始めると推定される回転速度であり、例えば55rpmに設定されている。
【0045】
即ち、ドラム7の回転速度を漸減させて下側基準速度Nbに達しようとする近傍では、ドラム内における洗濯物の分布バランスがある程度均一化された状態にあると推定される。そして、以上の回転速度漸減運転の実行中も(ステップS16,「NO」)、漸増運転の場合と同様にステップS3〜S5の処理を実行し、その実行中に変動幅Hが基準値Hkを下回れば(ステップS5,「YES」)、同様にステップS8以降の処理を行なう。また、ステップS5において「NO」と判断した場合は、漸減フラグがセットされているので続くステップS6では「YES」と判断することになり、ステップS15に移行する。
【0046】
更に、回転速度漸減運転が継続され、ステップS5で「YES」と判断される前に回転速度が下側基準速度Nbに達すると(ステップS16,「YES」)、制御用マイコン54は、モータ14の回転を一旦停止させる(ステップS17)。それから、ステップS1に移行してバランス調整運転を再度行う。
【0047】
ここで、図7は、縦軸にq軸電流の実効値をとり、その値に基づいて判定される布重量を横軸にとって示す。例えば、q軸電流値が3.352である場合、布重量は約3kgと判定される。
【0048】
以上のように本実施例によれば、制御用マイコン54は、洗濯機のドラム7を回転させるモータ14をインバータ回路45によりベクトル制御方式で駆動し、モータ14の回転数が下側基準速度Nbと上側基準速度Naとの間にある場合にベクトル制御におけるq軸電流値の変動を検出し、その変動レベルが所定値以下になるとモータ14を最大トルクで加速させ、その加速期間におけるベクトル制御のq軸電流値に応じて布量を推定するようにした。
【0049】
即ち、モータ14の回転数が下側基準速度Nbと上側基準速度Naとの間にある場合、ドラム7内における洗濯物の分布バランスはある程度均一化された状態にあると推定される。そして、ベクトル制御におけるq軸電流値には、モータ14の負荷トルクの変動が直接的に現われるので、q軸電流の変動を小さくするように制御することで配置バランスの調整がよりアクティブに行なわれる。
【0050】
そして、配置バランスの調整が良好に行なわれていると推定される状態から、ドラム7を急加速して回転数を上昇させている期間に検出されるq電流値は、モータ14の負荷量、即ち布量をより正確に反映した値となるので、布量の推定をより高精度で行なうことができる。
【0051】
また、制御用マイコン54は、q電流値に基づくバランス調整制御を、最初に、ドラム7の回転数をゼロ状態から上昇させて上側基準速度Naに達するまでの間に行うので、バランス調整が順調に行われた場合は布量の推定を比較的短時間で行なうことが可能となる。更に、制御用マイコン54は、バランス調整制御をq軸電流の実効値に基づいて行なうので、交流的に変化するq軸電流に基づいて布量の推定をより正確に行うことができる。
【0052】
(第2実施例)
図8及び図9は本発明の第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例の構成は基本的に第1実施例と同様であり、制御用マイコン54によるソフトウエア的な処理内容が異なっている。
【0053】
即ち、第2実施例では、ドラム7の回転速度を一旦上側基準速度Naまで上昇させた後(ステップS21)、下側基準速度Nbに向けて回転速度を漸減させる(最大期間Tk)ようにしている(ステップS22)。それから、第2実施例と同様にステップS3〜S5,S8〜S13を実行する。また、ステップS5において「NO」と判断した場合は、ステップS16,S17を実行し、ステップS16で「NO」と判断するとステップS22に移行する。そして、ステップS17の実行後はステップS21に移行する。
【0054】
以上のように第2実施例によれば、制御用マイコン54は、ドラム7の回転数を一旦上昇させた後に下降させ、下側基準速度Nbに至るまでの間にバランス調整制御を行い、q軸電流の変動が基準値Hkよりも小さくなると、モータ14を最大トルクで加速させるようにした。
【0055】
即ち、配置バランスの調整作用を向上させるには、ドラム7の回転速度が、ドラム7内面で洗濯物に作用する遠心力と重力とが近接する回転速度範囲を通過する時間範囲をより長くとることが必要である。そして、第1実施例における最初の処理のように、ドラム7の回転数をゼロから上側基準速度Naまで上昇させる場合は、前記回転速度範囲は上側基準速度Naの極近傍だけとなる。
【0056】
これに対して、第2実施例のように回転数を漸減させる場合、前記回転速度範囲は、略上側基準速度Naと下側基準速度Nbとの間に亘るようになる。従って、上述したバランス調整作用が発揮される時間をより長くすることができ、バランス調整効果を一層向上させることができる。
【0057】
(第3実施例)
図10乃至図15は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。第3実施例では、布量を推定するのにベクトル制御のd軸電流も使用する。
【0058】
まず、その原理について図14及び図15を参照して説明する。図14は、モータ14の温度(主に、巻線の温度)を変化させ、ドラム7を「無負荷」の状態、「2.2kg」,「5.3kg」の擬似負荷を与えた状態で夫々回転させた場合に、測定した判定値をプロットしたものである。尚、各状態について測定点が二群に分かれているが、低温側の測定群は室温が14℃の場合、高温側の測定群は室温が26℃の場合である。
この図14から、モータ14の温度が上昇すると、同一の負荷に対して判定値が上昇する傾向を示すことが判る。これは、温度が変化することでモータ14の巻線の抵抗値変化することに基づく。即ち、洗濯機を運転することで、モータ14の巻線に通電が行われると巻線の温度は上昇するが、温度が変動すれば巻線の抵抗値も変動する。そして、巻線の抵抗値が変動すると検出されるq軸電流にも影響を及ぼすからである。
【0059】
また、図15は、モータ14の温度を変化させた場合に、図14と同様の負荷状態でモータ14を回転させた際に検出されるd軸電流の値を示したものである。d軸電流はモータ14の励磁電流成分であるから、巻線の抵抗変化が変化するとそれに応じて電流値が概ね線形に変化する傾向を示している。
【0060】
即ち、布量は、モータ14の温度を変化する場合でも、q軸電流、d軸電流の関数として表すことができる。そこで、発明者らは、先ず、布量をy,q軸電流の実効値をx,d軸電流の実効値をzとした場合に、yが(1)式の関数で表されると仮定した(図12参照)。
y=a・x+b・x+c・z+d・z+e ・・・(1)
【0061】
そして、既知の布量yを与えてq軸電流x及びd軸電流zを測定し、
(y,x,z)のデータ列から多次元最小二乗法を用いて係数(a,b,c,d,e)を求めた。その結果、一例として下記のような結果が得られた。
【0062】
a= −13.70780694
b= 112.5122816
c=−242.8221477 ・・・・・・・・・(2)
d= −0.5916270169
e= 7.546078222
尚、これらの結果に基づいて布量を推定することは、第1実施例のようにq軸電流のみに基づいて推定する布量を、モータ14の巻線温度の推定結果に応じて補正することに等しい。
【0063】
図10に示す機能ブロック図では、制御用マイコン(温度検出手段,布量推定手段)61は、エスティメータ34によって出力されるd軸電流値Idも読み込むように構成されている。
そして、図11に示すフローチャートでは、制御用マイコン54はステップS9においてq軸電流を読み込むと、続いてd軸電流も読み込む(ステップS31)。そして、ステップS12においてq軸電流の実効値を演算すると、続いてd軸電流の実効値も演算する(ステップS32)。それから、(1)式に(2)の係数(a,b,c,d,e)を代入した式で布量を判定する(ステップS33)。
【0064】
図13(a)は、第1実施例のようにq軸電流のみに基づいて布量を推定する場合の一例であり、(b)は第3実施例においてd軸電流により温度補正を行なって布量を推定する場合の一例を示す。負荷が4kg,5kgの場合について(a)はq軸電流の実効値を演算して縦軸にとり、(b)は(1)式に基づくyを演算して縦軸にとっている。
【0065】
負荷が4kgの場合,5kgの場合、標準偏差σは(a)が0.0167,0.0165であり、(b)は何れも0.004である。即ち、3σは(a)が0.005であるのに対して(b)は0.0012であるから、ばらつきは、4分の1以下となり測定精度が極めて向上した。
【0066】
以上のように第3実施例によれば、制御用マイコン61は、ベクトル制御におけるd軸電流の値に基づいてモータ14の巻線温度を推定し、その巻線温度に基づいて布量の推定結果を補正するようにした。従って、推定精度を一層向上させることができる。そして、d軸電流はモータ14の励磁電流成分であるから、d軸電流を参照すればその時の巻線の抵抗値を良好に推定することが可能となる。従って、温度センサなどを別途設けずとも、巻線の温度に基づく補正を行なうことができる。
【0067】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
第1実施例において、ステップS2〜S6,S14〜S17を削除して、ステップS3の実行後はステップS7の判断を行い、「YES」と判断するとステップS8に移行するようにしても良い。即ち、ドラム7の回転数が上限基準値に達したことのみを以って、ドラム7内における洗濯物の分布バランスがある程度均一化された状態にあると判断しても良い。
また、同様に第2実施例においても、ステップS22,S23を削除して、ステップS22の実行後はステップS16の判断を行い、「YES」と判断するとステップS8に移行するようにしても良い。
第3実施例において、温度検出手段は、必ずしもd軸電流に基づくものに限らず、温度センサを設けて巻線の温度を直接検出し、その温度に基づいて第1実施例の方式で推定された布量を補正するようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】
本発明のドラム式洗濯機によれば、布量推定手段は、モータの回転数が、高回転数側から減少させた場合にドラム内部の洗濯物が最上点において内周面より落下し始めると推定される第1回転数から、低回転数側から上昇させた場合にドラム内部の洗濯物が最上点において内周面に張り付き始めると推定される第2回転数までの間にあると判断すると、ベクトル制御におけるq軸電流値の変動を検出し、その変動レベルが所定値を下回るとモータを最大出力トルクで加速させるバランス調整制御を行い、その加速期間におけるベクトル制御のq軸電流値に応じて布量を推定するようにした。
【0069】
従って、ドラム内における洗濯物の分布バランスがある程度均一化された状態にあると推定される時点から、ドラムを急加速して回転数を上昇させている期間に検出されるq電流値に基づいて、モータの負荷量、即ち布量の推定をより高精度で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例であり、制御系の電気的構成を示す機能ブロック図
【図2】 ドラム式洗濯機の縦断側面図
【図3】 制御内容を示すフローチャート
【図4】 図3のステップS4におけるq軸電流の変動幅を検出する処理を示すフローチャート
【図5】 図3の制御に応じたモータの回転速度変化の一例を示す図
【図6】 (a)は、図3のフローチャートの処理に従った場合におけるモータの回転数を実測した一例、(b)はその際に検出されるq軸電流のサンプリング値、(c)は(b)のq軸電流値を演算処理した結果を示す図
【図7】 q軸電流の実効値と布量との関係を示す図
【図8】 本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図9】 図5相当図
【図10】 本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図11】 図3相当図
【図12】 (1)式を三次元的な概念で示す図
【図13】 (a)は、q軸電流のみに基づいて布量を推定する場合の一例、(b)はd軸電流により温度補正を行なって布量を推定する場合の一例を示す図
【図14】 モータの温度を変化させると共に、ドラムの負荷を変化させて回転させた場合に、測定した判定値をプロットした図
【図15】 モータの温度を変化させた場合に、図14と同様の負荷状態でモータを回転させた際に検出されるd軸電流の値を示す図
【符号の説明】
7はドラム、14はモータ、53はDSP(トルク制御手段)、54,61は制御用マイコン(布量推定手段)を示す。

Claims (6)

  1. 回転軸が略水平方向に配置され、洗濯物が収容されるドラムと、
    このドラムの背部に回転軸が直接連結されて前記ドラムを回転させるDCブラシレスモータと、
    このモータに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    この電流検出手段によって検出された電流に基づいて前記モータをベクトル制御することで、当該モータの発生トルクが少なくとも洗い運転と脱水運転との夫々について最適となるように制御するトルク制御手段と、
    前記モータの回転数が、高回転数側から減少させた場合に前記ドラム内部の洗濯物が最上点において内周面より落下し始めると推定される第1回転数から、低回転数側から上昇させた場合に前記ドラム内部の洗濯物が最上点において内周面に張り付き始めると推定される第2回転数までの間にあると判断すると、ベクトル制御におけるq軸電流値の変動を検出し、その変動レベルが所定値を下回ると前記モータを最大出力トルクで加速させるバランス調整制御を行い、その加速期間におけるベクトル制御のq軸電流値に応じて布量を推定する布量推定手段とを備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 布量推定手段は、バランス調整制御を、ドラムの回転数を一旦上昇させた後に下降させ、第1回転数に至るまでの間に行うことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 布量推定手段は、バランス調整制御を、ドラムの回転数をゼロ状態から上昇させ、第2回転数に達するまでの間に行うことを特徴とする請求項記載のドラム式洗濯機。
  4. 布量推定手段は、バランス調整制御を、q軸電流の実効値に基づいて行なうことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  5. モータの巻線温度を検出する温度検出手段を備え、
    布量推定手段は、前記巻線温度に基づいて布量の推定結果を補正することを特徴とする請求項乃至4の何れかに記載のドラム式洗濯機。
  6. 温度検出手段は、ベクトル制御におけるd軸電流の値に基づいてモータの巻線温度を推定する構成であることを特徴とする請求項5記載のドラム式洗濯機。
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