JP2019017204A - 洗濯機用モータ制御装置 - Google Patents
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【課題】過電流の発生をより確実に防止できる洗濯機用モータ制御装置を提供する。【解決手段】実施形態の洗濯機用モータ制御装置は、水流を撹拌する駆動力を発生させる三相永久磁石モータに流れる電流を永久磁石の作る磁束と平行なd軸電流とこれに直交するq軸電流とに分離し、それら電流成分がそれぞれの指令値に一致するように独立して制御すると共に回転子の角速度を推定する。指示された角速度指令値と前記回転子の角速度推定値との偏差に比例積分演算を施した値に基づいてd軸電流とq軸電流の各電流操作量を決める電流操作量決定部と、この電流操作量決定部にて決定されたq軸電流操作量の大きさを制限しその値をq軸電流指令値として、また前記d軸電流操作量をd軸電流指令値としてそれぞれ出力する電流指令値制限部とを備え、電流指令値制限部は、q軸電流操作量の制限値を、q軸電流操作量に基づいて決定される電圧指令値と電源電圧との差の変化量に応じて決定する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、洗濯機に搭載されるモータを制御する装置に関する。
洗濯機に搭載されるモータをベクトル制御する装置においては、洗い動作時に過電流が発生することを防止するため、モータのトルクに比例するq軸電流を制限している。例えば推定したモータの回転速度が速ければ制限値を小さくし、電源電圧が高ければ制限値を大きくするように制御する。
しかしながら、回転速度や電源電圧は、過電流の発生を直接的に抑制するパラメータではないため、q軸電流を適切に制限値することが困難であった。
そこで、過電流の発生をより確実に防止できる洗濯機用モータ制御装置を提供する。
そこで、過電流の発生をより確実に防止できる洗濯機用モータ制御装置を提供する。
実施形態の洗濯機用モータ制御装置は、
界磁用永久磁石を回転子に設けてなり、水流を撹拌する駆動力を発生させる三相永久磁石モータに流れる電流を永久磁石の作る磁束と平行なd軸電流とこれに直交するq軸電流とに分離し、それら電流成分がそれぞれの指令値に一致するように独立して制御すると共に回転子の角速度を推定するものにおいて、
指示された角速度指令値と前記回転子の角速度推定値との偏差に比例積分演算を施した値に基づいて前記d軸電流とq軸電流の各電流操作量を決める電流操作量決定部と、
この電流操作量決定部にて決定されたq軸電流操作量の大きさを制限しその値をq軸電流指令値として、また前記d軸電流操作量をd軸電流指令値としてそれぞれ出力する電流指令値制限部とを備え、
前記電流指令値制限部は、前記q軸電流操作量の制限値を、前記q軸電流操作量に基づいて決定される電圧指令値と電源電圧との差の変化量に応じて決定する。
界磁用永久磁石を回転子に設けてなり、水流を撹拌する駆動力を発生させる三相永久磁石モータに流れる電流を永久磁石の作る磁束と平行なd軸電流とこれに直交するq軸電流とに分離し、それら電流成分がそれぞれの指令値に一致するように独立して制御すると共に回転子の角速度を推定するものにおいて、
指示された角速度指令値と前記回転子の角速度推定値との偏差に比例積分演算を施した値に基づいて前記d軸電流とq軸電流の各電流操作量を決める電流操作量決定部と、
この電流操作量決定部にて決定されたq軸電流操作量の大きさを制限しその値をq軸電流指令値として、また前記d軸電流操作量をd軸電流指令値としてそれぞれ出力する電流指令値制限部とを備え、
前記電流指令値制限部は、前記q軸電流操作量の制限値を、前記q軸電流操作量に基づいて決定される電圧指令値と電源電圧との差の変化量に応じて決定する。
以下、第一実施形態について図面を参照して説明する。図2は、ドラム式,つまり横軸形洗濯乾燥機の縦断側面図である。外箱1の内部には水槽2が配設されている。水槽2の内部にはドラム,すなわち回転槽3が配設されている。水槽2及び回転槽3は共に円筒状を成すもので、前側,図中左側の端面部にそれぞれの開口部4、5を有している。水槽2の開口部4は、外箱1の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部6にベローズ7を介して連ねられている。外箱1の開口部6には扉8が開閉可能に設けられている。
回転槽3における周側部,胴部のほぼ全域には、一部のみ図示する孔9が形成されている。この孔9は、洗濯時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能する。水槽2には、前側の端面部の上部に温風出口10が形成され、後側の端面部の上部に温風入口11が形成されている。水槽2の底部の最後部には排水口12が形成されている。水槽2外において、排水口12に排水弁13が接続されるとともに、排水弁13に排水ホース14が接続されることにより、水槽2内の水を機外に排出可能となっている。
回転槽3の後側の端面部の後面には、補強部材15が取り付けられている。この補強部材15の中心部には、後方に突出するようにして回転軸16が取り付けられている。回転槽3の後側端面部の中心部周りには、多数の温風導入孔17が形成されている。
水槽2の後側端面部の中心部には、軸受ハウジング18が取り付けられている。この軸受ハウジング18の中心部には回転軸16が挿通されており、回転軸16は、軸受19、20により回転可能に支承されている。それにより、回転槽3が水槽2と同軸状で回転可能に支持されている。水槽2は、図示しないサスペンションにより外箱1に弾性支持され、その支持形態は、水槽2の軸方向が前後となる横軸状で且つ前上がりの傾斜状となっている。水槽2に上述のように支持される回転槽3も同様の形態となっている。
軸受ハウジング18には、外周に、モータ21のステータ22が取り付けられている。このステータ22に、回転軸16の後端部に取り付けられたロータ23が外側から対向するようになっている。従って、モータ21はアウターロータ形のブラシレスDCモータである。モータ21は、回転軸16を中心に回転槽3をダイレクトドライブ方式で回転駆動させる。
水槽2の後側端面部の内側には、温風カバー24が装着されている。一方、補強部材15には、回転軸16を取り付けた中心部の周囲部分に複数の比較的大きな温風導入口25が形成されており、この部分の外周部にシール部材26を装着し、このシール部材26を温風カバー24の前面に圧接させることで、温風入口11から温風導入口25へと気密に通じる温風通路27が構成されている。
水槽2の下方には、複数個のクッション28を介して台板29が配置されている。この台板29の上には、通風ダクト30が配置されている。この通風ダクト30は、前端部の上部に吸風口31を有している。この吸風口31には、水槽2の温風出口10が還風ダクト32及び接続ホース33を介して接続されている。なお、還風ダクト32は、ベローズ7の左側を迂回するように配管されている。
一方、通風ダクト30の後端部には循環用送風機34のケーシング35が接続されている。このケーシング35の出口部36は、接続ホース37及び給風ダクト38を介して、水槽2の温風入口11に接続されている。なお、給風ダクト38は、モータ21の左側を迂回するように配管されている。
還風ダクト32、接続ホース33、通風ダクト30、ケーシング35、接続ホース37及び給風ダクト38により、水槽2の温風出口10と温風入口11とが接続されて通風路39が設けられている。循環用送風機34は、その通風路39を通じ回転槽3内の空気を回転槽3外に出し、再び回転槽3内に戻すように循環させる。通風路39と循環用送風機34とにより、回転槽3内の空気を循環させる循環装置40が構成されている。循環用送風機34は例えば遠心ファンであり、ケーシング35の内部に遠心羽根車34aを有し、その遠心羽根車34aを回転させるモータ34bをケーシング35の外部に有している。
通風路39中、通風ダクト30の内部には、前部から後部へ順に、フィルタ41、蒸発器42、凝縮器43が配置されている。このうち、フィルタ41は、水槽2の温風出口10から還風ダクト32及び接続ホース33を通じ、通風ダクト30に流入する回転槽3内の空気により運ばれるリント,糸くずを捕獲するものである。蒸発器42は、蛇行状を成す例えば銅製の冷媒流通パイプに、例えばアルミニウム製の伝熱フィンを多数装着して成るものである。凝縮器43も蒸発器42と同様の構成となっている。これら蒸発器42及び凝縮器43の伝熱フィンの各間を、通風ダクト30を流れる回転槽3内の空気が通るようになっている。
蒸発器42及び凝縮器43は、圧縮機45や図示しない絞り器と共にヒートポンプを構成している。ヒートポンプにおいては、接続パイプにより、圧縮機45、凝縮器43、絞り器、蒸発器42の順にこれらがサイクル接続されている。そして、圧縮機45が作動することによりサイクル内に封入した冷媒が循環される。冷媒には、例えば、高温用冷媒であるR134aが使用される。圧縮機45は、通風ダクト30外に並設されている。絞り器46は、例えば電子式膨張弁〔PMV:Pulse Motor Valve〕から成っており、開度調整機能を有している。
吸風口31と蒸発器42との間における通風ダクト30の側面部で底面30aに臨む部分には、除湿水排出口49が形成されている。この除湿水排出口49は、外箱1の側面下部に形成した排水口50に接続パイプ51により接続されている。なお、通風ダクト30において、底面部中の蒸発器42の直下に位置する部分30bは、除湿水排出口49に向けて下降する傾斜面となっている。
一方、外箱1内の後上部には給水弁52が配置されている。この給水弁52は、出口部を複数有するもので、それらは外箱1内の前側の上部に配置した給水ボックス53に接続パイプ54,55により接続されている。さらに、給水ボックス53は、洗剤投入部並びに柔軟仕上剤投入部を有している。給水弁52は、出口部の開放の選択により、洗い時には接続パイプ54から給水ボックス53の洗剤投入部を経て水槽2内に給水し、最終すすぎ時には接続パイプ55から給水ボックス53の柔軟仕上剤投入部を経て同じく水槽2内に給水する。
このほか、外箱1の前面部の上部の裏側には制御装置56が配置されている。この制御装置56は、例えばマイクロコンピュータから成り、洗濯乾燥機の作動全般を制御する。制御装置56には、図示しない操作パネルに設けられた各種操作スイッチから成る操作入力部より各種操作信号が入力されるとともに、水槽2内の水位を検知するように設けられた水位センサから水位検知信号が入力される。
また、制御装置56には、蒸発器42の入口及び出口、凝縮器43、並びに圧縮機45の冷媒吐出部の各温度を検知する温度センサからそれぞれ温度検知信号が入力されるようになっている。そして、制御装置56は、上記各種信号の入力並びに予め記憶した制御プログラムに基づいて、給水弁52、モータ21、排水弁13、圧縮機45、絞り器46、循環用送風機34のモータ34b、圧縮機45を冷却する圧縮機冷却用送風機などを、駆動回路(何れも図示せず)を介して制御するようになっている。
モータ21は、センサレスのベクトル制御インバータ装置により駆動される。図3はそのベクトル制御インバータ装置60の回路構成を示したものである。ベクトル制御インバータ装置60は、電流制御回路61、回転位置推定回路62、電流指令値決定回路63、直流電源回路64を備えて構成される。尚、図3に示す構成は、後述する電流指令値制限回路90を除いて特許文献1の図2に示す構成と同じであるから、詳細な説明は省略する。
電流制御回路61は、モータ21に実際に流れる電流のd軸電流Id及びq軸電流Iqの値が指定されたd軸電流指令値Idr、q軸電流指令値Iqrにそれぞれ一致するように制御する。電流制御回路61は、減算回路66及び67、比例積分演算回路68及び69、dq/αβ座標変換回路71、αβ/UVW座標変換回路72、PWM形成回路73、インバータ回路74、電流検出回路76を備える。電流検出回路76は、モータ21に実際に流れている電流のd軸電流Idとq軸電流Iqを検出する。
電流検出回路76は、UVW電流検出回路77、UVW/αβ座標変換回路78、αβ/dq座標変換回路79により構成される。UVW電流検出回路77はモータ21のU相、V相、W相に流れる電流Iu、Iv、Iwを検出する。UVW電流検出回路77は、インバータ回路74に設けられている3式のハーフブリッジ回路81の接地側スイッチング素子82と接地電位GNDとの間に接続した3個のシャント抵抗84の両端電圧に基づいて電流Iu、Iv、Iwを検出する。
検出された電流Iu、Iv、Iwは、UVW/αβ座標変換回路78によりこれと等価な2相電流Iα、Iβに変換される。変換された2相電流Iα、Iβは、αβ/dq座標変換回路79により更に変換されてd軸電流Id、q軸電流Iqが算出される。d軸電流Id、q軸電流Iqは、減算回路66、67にてそれぞれ後述の電流指令値制限回路60が出力するd軸電流指令値Idr、q軸電流指令値Iqrと比較して偏差ΔId、ΔIqが求められる。偏差ΔId、ΔIqは比例積分演算回路68、69にて比例積分演算が施され、出力電圧指令値Vd、Vqが算出される。出力電圧指令値Vd、Vqは、dq/αβ座標変換回路71にてα−β座標系で表わした値に変換され、更にαβ/UVW座標変換回路72により固定子の各相電圧指令値Vu、Vv、Vwに変換される。
この各相電圧指令値Vu、Vv、VwはPWM形成回路73に入力され、指令値に一致する電圧を供給するためのパルス幅変調されたゲート駆動信号が形成される。インバータ回路74は、直流電源回路64が商用交流電源100を整流・平滑して生成した直流電圧Vdcの供給を受けている。PWM形成回路73で形成されたゲート駆動信号は各ハーフブリッジ回路81を構成するスイッチング素子82、83等のゲートに与えられることで、各相電圧指令値Vu、Vv、Vwに一致するPWM変調された三相交流電圧が生成されてモータ21の電機子コイルに印加される。
回転位置推定回路62は、その回転子の回転位置θの推定値θeを求める。回転位置推定回路62は、誘起電圧推定回路91、比例積分演算回路92、積分回路93により構成される。誘起電圧推定回路91には、d軸電流Id、q軸電流Iq、及びd軸の出力電圧指令値Vd、回転子の角速度推定値ωeが入力されている。更に、誘起電圧推定回路91には、モータ21の回路定数である電機子コイルのd軸インダクタンスLd、q軸インダクタンスLq、コイル抵抗Rが記憶されている。
電流指令値決定回路63は、電流操作量決定回路95と電流指令値制限回路90により構成される。電流操作量決定回路95は、角速度推定値ωeをマイコン94が出力する角速度指令値ωrと比較し、その比較結果に従いd軸とq軸の各電流操作量を形成する。電流指令値制限回路90は、電流操作量決定回路95にて形成された電流操作量に制限を加える。そのため、電流指令値制限回路90には、d軸電圧Vd及びq軸電圧Vqが入力されている。電流操作量決定回路95で形成された電流操作量が電流指令値制限回路90にて大きさの制限を受けることで、最終的にd軸電流指令値Idr、q軸電流指令値Iqrの値が決定される。
電流操作量決定回路95は、減算回路96、比例積分演算回路97、操作量配分回路98により構成される。減算回路96は、マイコン94が出力する角速度指令値ωrと角速度推定値ωeとの偏差Δωを算出する。マイコン94には、操作パネルを介して洗濯機の操作条件が入力される。マイコン94は入力された操作条件に従い、各行程の各時期におけるモータ21の回転速度を決定し、角速度指令値ωrとして出力する。
減算回路96の出力である偏差Δωは、比例積分演算回路97に入力される。比例積分演算回路97は、入力された偏差Δωに所定の比例積分演算を施して結果をモータ電流操作量Icとして出力する。操作量配分回路98はこのモータ電流操作量Icに基づいて、d軸電流に対する操作量Idcとq軸電流に対する操作量Iqcを形成する。
次に、本実施形態の作用について図1を参照して説明する。モータ21の端子電圧,d軸電圧Vd及びq軸電圧Vqの2乗和の平方根である指令電圧Vdqが、直流電源回路64からインバータ回路74に供給される電源電圧Vdcを超えると、制御不能となり過電流が発生するおそれがある。
そこで、本実施形態では、電流指令値制限回路90が図1に示す処理を実行することでq軸電流操作量Iqcを制限する。洗濯乾燥機の電源が投入されて運転中であれば(S1;YES)、電源電圧Vdcと指令電圧Vdqとの差V_dif_nowを求める(S2)。
V_dif_now=R_Vdc−R_Vdq
次に、今回の差V_dif_nowと、前回の差V_dif_preとの変化量V_dltを求め(S3)、
V_dlt=V_dif_now−V_dif_pre
今回の差V_dif_nowを前回の差V_dif_preに代入する(S4)。
V_dif_now=R_Vdc−R_Vdq
次に、今回の差V_dif_nowと、前回の差V_dif_preとの変化量V_dltを求め(S3)、
V_dlt=V_dif_now−V_dif_pre
今回の差V_dif_nowを前回の差V_dif_preに代入する(S4)。
そして、差の変化量V_dltに基づいてq軸電流操作量Iqcの制限値R_Iq_limを補正する。例えば、制限値R_Iq_limの減少量の大きさを、変化量V_dltに比例させて決定する。変化量V_dltがゼロよりも大であれば(S5;YES)、例えば変化量V_dltが100Vのとき、それに応じて制限値R_Iq_limを1A低下させる(S6)。また、変化量V_dltがゼロ以下であれば(S5;NO)、V_dlt=0に設定して(S7)ステップS6に移行する。これにより、負荷変動によって電源電圧Vdcが大きく変動した場合でも、モータ21の指令電圧Vdqが電源電圧Vdcを超えないように制限して過電流を抑制できる。
以上のように本実施形態のベクトル制御インバータ装置60によれば、電流指令値制限回路90にて電流操作量決定回路95から出力されたq軸電流操作量Iqcに対して制限をかける。具体的には、制限値R_Iq_limを、q軸電流操作量Iqcに基づいて決定される電圧指令値Vdqと電源電圧Vdcとの差の変化量に応じて決定するようにした。したがって、負荷変動によって電源電圧Vdcが大きく変動した場合でも、過電流を確実に抑制できる。
(その他の実施形態)
縦軸型の洗濯機に適用しても良い。
ステップS6における制限値R_Iq_limの減少量を変化量V_dltに応じてどのように決定するかは、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
縦軸型の洗濯機に適用しても良い。
ステップS6における制限値R_Iq_limの減少量を変化量V_dltに応じてどのように決定するかは、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、21はモータ、60はベクトル制御インバータ装置、61は電流制御回路、62は回転位置推定回路、63は電流指令値決定回路、74はインバータ回路、86は電流検出回路、90は電流指令値制限回路、95は電流操作量決定回路を示す。
Claims (1)
- 界磁用永久磁石を回転子に設けてなり、水流を撹拌する駆動力を発生させる三相永久磁石モータに流れる電流を永久磁石の作る磁束と平行なd軸電流とこれに直交するq軸電流とに分離し、それら電流成分がそれぞれの指令値に一致するように独立して制御すると共に回転子の角速度を推定する洗濯機用モータ制御装置において、
指示された角速度指令値と前記回転子の角速度推定値との偏差に比例積分演算を施した値に基づいて前記d軸電流とq軸電流の各電流操作量を決める電流操作量決定部と、
この電流操作量決定部にて決定されたq軸電流操作量の大きさを制限しその値をq軸電流指令値として、また前記d軸電流操作量をd軸電流指令値としてそれぞれ出力する電流指令値制限部とを備え、
前記電流指令値制限部は、前記q軸電流操作量の制限値を、前記q軸電流操作量に基づいて決定される電圧指令値と電源電圧との差の変化量に応じて決定する洗濯機用モータ制御装置。
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JP2017133658A JP2019017204A (ja) | 2017-07-07 | 2017-07-07 | 洗濯機用モータ制御装置 |
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